JPH0646146Y2 - ラジオコントロール装置のスティック装置 - Google Patents

ラジオコントロール装置のスティック装置

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JPH0646146Y2
JPH0646146Y2 JP7067591U JP7067591U JPH0646146Y2 JP H0646146 Y2 JPH0646146 Y2 JP H0646146Y2 JP 7067591 U JP7067591 U JP 7067591U JP 7067591 U JP7067591 U JP 7067591U JP H0646146 Y2 JPH0646146 Y2 JP H0646146Y2
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lever
variable resistor
stick
rotation
trim
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JP7067591U
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JPH0518187U (ja
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騰 河野
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Futaba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願考案は、スティックレバーに
よって可変抵抗器を制御することにより、その操作量に
応じて***縦体を遠隔操縦するラジオコントロール装置
のスティック装置に係わり、特にスティックレバー以外
に可変抵抗器を微量制御するトリムレバーを備えたステ
ィック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電波により、模型の自動車やボート、あ
るいは飛行機やヘリコプターなどの***縦体を遠隔操縦
するラジオコントロール装置では、送信機側に設けられ
た可変抵抗器の回転軸をスティックレバーにより回動操
作し、送信機から発信される電波を制御している。そし
て、***縦体側に搭載されている各種サーボ機構の駆動
量を制御し、***縦体の走行速度や方向などを制御して
いる。
【0003】前記スティックレバーには、所定角度の全
操縦範囲のうち、所定の位置(例えば中間の位置)を中
立の位置とし、スティックレバーから手を離すと前記中
立の位置に自動的に復帰する駆動機構を有するものや、
決められた中立の位置がなく、スティックレバーから手
を離すとその位置で保持される駆動機構を有するもの等
がある。
【0004】ところでスティックレバー装置のなかに
は、前述したスティックレバーの自動復帰装置のほか
に、トリムレバーを用いて可変抵抗器を微量制御できる
ようにしたものがある。例えば***縦体が模型自動車で
あってステアリングを操作するスティック装置におい
て、このトリムレバーを用いれば、スティックレバーを
離した際、中立の位置で模型自動車が左右どちらかに旋
回するようにしたり、又は直進するように可変抵抗器を
調整することができる。このようにトリムレバーを用い
て***縦体の操縦状態を調整できれば、***縦体へラジ
オコントロール装置を搭載した後、その調整作業が容易
になる。
【0005】従来のスティック装置においては、図1〜
図3に示すように、可変抵抗器1の回動軸1bに可動部
5を介してスティックレバーが設けられている。また可
変抵抗器1の本体1dにはアーム1aが設けられ、この
アーム1aは、その先端の係合部1cが固定部3に回動
自在に保持されたトリムレバー2の長孔2bに支持され
ている。
【0006】そしてトリムレバー2を回動させれば、そ
の回動に応じてアーム1aが動き、可変抵抗器1の本体
1dもスティックレバー4の動きに関係なく回動する。
また、スティックレバー4の全操作角度範囲の中央を示
す操作中心線Cに一致するように、スティックレバー4
が自動復帰するように構成されている。さらに、可変抵
抗器1の回動中心を通るこのスティックレバー4の操作
中心線C上に、トリムレバー2の回動中心2cとアーム
1aの係合部1cが位置するように構成されている。な
お、トリムレバー2の回動中心2cは、可変抵抗器1の
回動中心からXだけ離れた位置に設けられ、アーム1a
の係合部1cは、可変抵抗器1の回動中心からYだけ離
れた位置に設けられている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】ところで、送信機の形
状を考えた際、操縦者が操作しやすい形状にしなければ
ならないが、そのために送信機の裏側にへこみを付けて
にぎりやすくすることも、一つの方法である。このよう
に送信機の形状を、デザイン性、操作性の点から考える
と、スティック装置など、送信機の内部に配設される部
品はできるかぎりコンパクトに形成しなければならな
い。
【0008】しかしながら従来のステック装置では、ト
リムレバー2の回動中心2cがスティックレバー4の操
作中心線C上に設けられており、厚みを薄くすることが
困難であった。
【0009】トリムレバー2の回動中心2cと可変抵抗
器1の回動軸1bとの間隔を小さくすれば厚みを薄くす
ることができるが、可変抵抗器1はアーム1aを介して
間接的に駆動しているので、このようにするとアーム1
aの長さが短くなり、アーム1aの係合部1cも可変抵
抗器1の回動軸1bに必然的に近寄ってしまう。そのた
め、トリムレバー2の回動に対し、可変抵抗器1がより
大きく回動し、トリムレバー本来の微調整機能が損なわ
れしまう。
【0010】本考案は、トリムレバーを有するコンパク
トな構成のスティック装置を提供することを目的として
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案にかかるラジオコ
ントロール装置のスティック装置は、本体と回動軸を有
する可変抵抗器と、前記可変抵抗器を所定操作角度範囲
で回動制御するスティックレバーと、前記可変抵抗器の
本体又は回動軸と一体に形成されたアームと、一点を回
動中心として揺動することにより前記アームを揺動させ
て前記可変抵抗器を間接的に回動制御するトリムレバー
を有するラジオコントロール装置のスティック装置にお
いて、前記可変抵抗器の所定操作角度範囲の中央を示す
前記スティックレバーの操作中心線に関し、該操作中心
線から外れた位置に前記トリムレバーの回動中心が設け
られたことを特徴としている。
【0012】
【作用】トリムレバーを操作するとアームが揺動され、
可変抵抗器が回動制御される。トリムレバーの回動中心
は、スティックレバーの所定操作角度範囲の中央を示す
操作中心線上にはないので、装置全体の厚さは小さくな
る。
【0013】
【実施例】図4によって本考案の一実施例を説明する。
図中6は、ラジコン送信機のケースに取付けられる固定
部である。固定部6の中央には、スティックレバー4と
可動部5が設けられる開口部7が形成され、その側方に
はトリムレバー2が設けられる開口部8が形成されてい
る。各開口部7,8の側傍にはそれぞれレバー操作の目
安となる目盛9,10が設けられている。なお、従来と
同様の構成成分については、図3と同一の符号を付して
説明を省略する。
【0014】本実施例のスティック装置は、スティック
レバー4による可変抵抗器1の操作角度範囲の中央位置
を示す操作中心線Cに対し、可変抵抗器1の回動軸1b
から角度θだけ外れた位置にトリムレバー2の回動中心
2cを設けたことを特徴としている。
【0015】前述のようにトリムレバー2の回動中心2
cをずらすことにより、可変抵抗器1の回動軸1bやア
ーム1aの影響を受けることなくトリムレバー2cの形
状を小さくできる。従ってトリムレバー2の回動中心2
cと可変抵抗器1の回動軸1bの間隔X及びアーム1a
の長さYは従来のままであっても、操作中心線C方向の
寸法即ち装置の厚さは(1−cosθ)Xだけ小さくす
ることができる。このため、ラジコン送信機を薄形にす
ることができ、デザインの自由度が広がる。
【0016】また図5に示すようにトリムレバー2の位
置がスティックレバー4の操作中心線Cに対し外側ある
いは下側にずれた位置にあるので、トリムレバー2がよ
り手元に近づき、トリムレバーの操作性をよくすること
ができる。
【0017】本実施例では、トリムレバー2の回動中心
2cは装置の厚さが小さくなった分、開口8に近づいて
いる。このため、開口8の寸法が従来と同じであるとす
れば、トリムレバー2の回動角度範囲は従来よりも大き
くなっている。しかしながら、トリムレバーの回動中心
2cからトリムレバー2の操作部分までの距離が、間隔
Xと比較してはるかに大きいので、前記各度θが小さけ
れば、トリムレバー2の回動角度範囲には大きな変化は
ない。従って、トリムレバー2の操作量に対する可変抵
抗器1の回動量にも大きな変化はない。
【0018】さらに角度θを大きくした場合、トリムレ
バー2の回動角度範囲が大きくなる。また、前記間隔X
が長くなる位置にトリムレバー2の回動中心2cが設け
られた場合など、アーム1aの長さYを長くすれば、ト
リムレバー2の操作量に対する可変抵抗器1の回動量も
常に等しくできる。このほか角度θが等しくても、前記
間隔Xを短くすれば、さらに装置の厚みを薄くすること
ができる。この場合、トリムレバー2の回動角度範囲が
大きくなるので、アーム1aの係合部1cをトリムレバ
ー2の回動中心2cに近づければ、従来とほぼ等しい感
度でトリムレバー2によって可変抵抗器1を制御するこ
とができる。
【0019】
【考案の効果】本考案に係るラジオコントロール装置の
スティック装置によれば、可変抵抗器の操作角度範囲の
中央を示す操作中心線に関し、これから外れた位置にト
リムレバーの回動中心を設けたので、装置全体の厚さを
小さくすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスティック装置におけるトリムレバー付
近の分解斜視図である。
【図2】図1に示した構成の機構説明図である。
【図3】従来のスティック装置を示す図である。
【図4】本考案に係るスティック装置の一実施例を示す
図である。
【図5】同実施例のスティック装置を用いたラジコン送
信機の正面図である。
【符号の説明】
1 可変抵抗器 1a アーム 1b 可変抵抗器の回動軸 1d 可変抵抗器の本体 2 トリムレバー 2c トリムレバーの回動中心 4 スティックレバー C 操作中心線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体と回動軸を有する可変抵抗器と、前
    記可変抵抗器を所定操作角度範囲で回動制御するスティ
    ックレバーと、前記可変抵抗器の本体又は回動軸と一体
    に形成されたアームと、一点を回動中心として揺動する
    ことにより前記アームを揺動させて前記可変抵抗器を間
    接的に回動制御するトリムレバーを有するラジオコント
    ロール装置のスティック装置において、 前記可変抵抗器の所定操作角度範囲の中央を示す前記ス
    ティックレバーの操作中心線に関し、該操作中心線から
    外れた位置に前記トリムレバーの回動中心が設けられた
    ことを特徴とするラジオコントロール装置のスティック
    装置。
JP7067591U 1991-08-09 1991-08-09 ラジオコントロール装置のスティック装置 Expired - Lifetime JPH0646146Y2 (ja)

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JP7067591U JPH0646146Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 ラジオコントロール装置のスティック装置

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JP7067591U JPH0646146Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 ラジオコントロール装置のスティック装置

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Publication Number Publication Date
JPH0518187U JPH0518187U (ja) 1993-03-05
JPH0646146Y2 true JPH0646146Y2 (ja) 1994-11-24

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JP7067591U Expired - Lifetime JPH0646146Y2 (ja) 1991-08-09 1991-08-09 ラジオコントロール装置のスティック装置

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