JPH0646010Y2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPH0646010Y2
JPH0646010Y2 JP14340389U JP14340389U JPH0646010Y2 JP H0646010 Y2 JPH0646010 Y2 JP H0646010Y2 JP 14340389 U JP14340389 U JP 14340389U JP 14340389 U JP14340389 U JP 14340389U JP H0646010 Y2 JPH0646010 Y2 JP H0646010Y2
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昭彦 渭原
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東京電気株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、電子安定器などからなる放電灯点灯装置に係
わり、とくに、ケースへの端子台の取付構造に関する。
(従来の技術) 従来の電子安定器の一例を第4図および第5図に基づい
て説明する。
金属製ケース1は下ケース部材2と上ケース部材3とか
らなっているが、前記下ケース部材2の下面部上に印刷
回路基板4が固定的に支持されている。この印刷回路基
板4は、この印刷回路基板4に形成された複数の固定用
孔に、下ケース部材2の下面部に切り起こし形成された
複数の基板固定用凸部5がそれぞれ嵌合されることによ
り、下ケース部材2の下面部から若干離間するように支
持された構造になっている。そして、前記印刷回路基板
4上に、一対の端子台6、トランス7および他のディス
クリート電子部品8を含むすべての部品が搭載されてい
る。これら端子台6、トランス7および電子部品8は、
下方へ突出したリードが印刷回路基板4を貫通してその
導電パターン面に半田付けされているが、前記リードと
下ケース部材2との間の絶縁性を保持するために、この
下ケース部材2上に絶縁紙9が配設されている。さら
に、前記下ケース部材2の下面部と印刷回路基板4との
間には、絶縁距離を保持するためのスペーサー10が設け
られている。
また、上ケース部材3の前後両端部には、放電灯点灯装
置内部の充電部に触れることができないよう、蓋部11が
それぞれ折曲形成されている。これら蓋部11は、ケース
1の上側内面と印刷回路基板4とにより囲まれた空間部
の断面形状とほぼ同じ形状になっており、この空間部の
両端面を閉塞するものである。そして、外部から被覆電
線12が挿入されて接続される前記端子台6は、前記蓋部
11の外側に位置して印刷回路基板4の両端部上にそれぞ
れ搭載された構造になっている。すなわち、前記端子台
6に内蔵された端子と一体のリードピン13が印刷回路基
板4を貫通してその導電パターン面に半田付けされてい
る。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の構造では、端子台6が単にそのリー
ドピン13の印刷回路基板4への半田付けによりこの印刷
回路基板4にのみ固定されていたため、端子台6に電線
12を接続した後のこの電線12の引っ張りに対する強度品
質が悪い問題があった。すなわち、端子台6に接続され
た電線12が引っ張られたとき、端子台6のリードピン13
の半田付け部に集中的に応力が加わって、この半田付け
部に亀裂が生じたり、あるいは、印刷回路基板4が反っ
たり、破損したりすることがあった。
本考案は、このような問題点を解決しようとするもの
で、端子台を確実かつ強固に取付けることができるとと
もに、製造性のよい放電灯点灯装置を提供することを目
的とするものである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、金属などからなる第1ケース部材および第2
ケース部材を結合してなるほぼ筒状のケースと、このケ
ースに内蔵された回路基板と、この回路基板に搭載され
るとともに前記ケースの軸方向両端部にそれぞれ配設さ
れた端子台とを備えた放電灯点灯装置において、上記目
的を達成するために、前記各端子台を前記両ケース部材
により挟持して固定するとともに、前記端子台およびケ
ースの一方に凹部を設け、他方に凸部を設けて、これら
凹部と凸部とを互いに嵌合させたものである。
(作用) 本考案の放電灯点灯装置では、組立時、回路基板に端子
台を搭載し、また、これら端子台を第1ケース部材と第
2ケース部材とにより挟持しながら、これらケース部材
を結合してほぼ筒状のケースを構成し、このケースの軸
方向両端部に端子台をそれぞれ固定する。さらに、端子
台に電線を接続するが、この電線が引っ張られたような
ときでも、両ケース部材により端子台が挟持されている
ことにより、この端子台はケースの軸方向と直交する方
向において位置規制される。これとともに、端子台およ
びケースの一方に設けられた凸部が他方に設けられた凹
部に嵌合されていることにより、端子台はケースの軸方
向においてもこのケースに対して位置規制される。
(実施例) 以下、本考案の放電灯点灯装置の一実施例の構成を第1
図ないし第3図に基づいて説明する。この実施例の装置
は、電子安定器である。
21はたとえば金属板などからなるケースで、このケース
21は、第1ケース部材としての下ケース部材22と、この
下ケース部材22上に固定的に結合された第2ケース部材
としての上ケース部材23とからなっており、ほぼ断面長
方形で前後両端面を開口した角筒状に形成されている。
前記両ケース部材22,23は、いずれも断面ほぼコ字形状
になっていて、下ケース部材22の左右両外側面に上ケー
ス部材23の左右両内側面がそれぞれ接合されている。な
お、前記下ケース部材22の下面部の前後両端部には、照
明器具のシャーシなどへの取付け用の固定ねじが挿通さ
れる取付孔24がそれぞれ形成されている。一方、前記上
ケース部材23の上面部には、前記取付孔24にそれぞれ対
向する切欠部25が形成されている。さらに、前記下ケー
ス部材22の内面には、絶縁紙26が貼着されている。
また、前後方向を長手軸方向とする前記ケース21には印
刷回路基板27が内蔵されている。この印刷回路基板27
は、下ケース部材22の下面部とほぼ平行にかつこの下面
部との間に若干の間隙を保持して固定的に支持されてい
る。なお、前記印刷回路基板27と下ケース部材22内の下
面との間には、絶縁距離を保持するためのスペーサー28
が適宜設けられている。
そして、前記印刷回路基板27上には、電子安定器回路を
形成するトランス31および他の各種電子部品32が搭載さ
れている。これらトランス31および電子部品32は、下方
へ突出したリード33が印刷回路基板27に貫通されて、そ
の導電パターンに半田付けされている。
36は合成樹脂成形品などの絶縁体からなる一対の端子台
で、これら端子台36は、前記両ケース部材22,23により
挟持されて固定的に取付けられており、これらケース部
材22,23からなるケース21の軸方向両端部内にそれぞれ
位置している。これとともに、前記端子台36は、印刷回
路基板27上に搭載されていて、この印刷回路基板27の上
面に下面が接合されている。そして、前記端子台36には
一対の鎖錠端子(図示しない)がそれぞれ内蔵されてお
り、これら鎖錠端子と一体のリードピン37が端子台36の
下面から下方へそれぞれ突出している。これらリードピ
ン37は、前記印刷回路基板27に貫通されてその導電パタ
ーンにそれぞれ半田付けされるものである。
そして、前記端子台36の正面視形状は、前記ケース21の
上側内面と印刷回路基板27とにより囲まれた空間部の断
面形状とほぼ等しくなっている。また、ケース21の開口
端面に位置した前記端子台36の一方の端面側には、前記
上ケース部材23の切欠部25にそれぞれ重合される凹状部
38が形成されている。これら切欠部25および凹状部38
は、前記下ケース部材22の取付孔24を露出させるための
ものである。また、前記凹状部38の両側方に位置して前
記端子台36の外側端面部には、電線挿入孔39がそれぞれ
形成されている。これら電線挿入孔39は、前記各鎖錠端
子にそれぞれ対向している。
さらに、前記凹状部38の両側方にそれぞれ位置して、固
定用凹部41が端子台36の下面部に形成されているととも
に、ボス状の固定用凸部42が端子台36の上面部に形成さ
れている。
一方、前記各取付孔24の両側方に位置して下ケース部材
22の下面両端部には、一対の舌片46がそれぞれ上方へ切
り起こし形成されている。そして、これら舌片46の上部
には、前記端子台36の各固定用凹部41にそれぞれ嵌合さ
れる固定用凸部47が突出形成されている。なお、ほぼ凸
字形状になった前記舌片46の肩部46aすなわち固定用凸
部47の下縁の高さは、前記印刷回路基板27の上面の高さ
とほぼ等しくなっている。また、前記切欠部25の両側方
に位置して上ケース部材23の上面両端部には、前記端子
台36の各固定用凸部42にそれぞれ嵌合される凹部として
の固定用孔48が形成されている。
つぎに、上記実施例の作用について説明する。
組立時、印刷回路基板27上にトランス31と他の電子部品
32と両端子台36とをそれぞれ搭載して、それらのリード
33、リードピン37を印刷回路基板27の導電パターンに半
田付けする。また、両端子台36を両ケース部材22,23に
より挟持しながら、これらケース部材22,23を固定ねじ
などの適宜の手段により固定して、ケース21を構成す
る。このとき、端子台36の各固定用凸部42に上ケース部
材23の各固定用孔48をそれぞれ嵌合させるとともに、端
子台36の各固定用凹部41に下ケース部材22の各固定用凸
部47をそれぞれ嵌合させる。この状態で、両端子台41
は、ケース21の上側内面と印刷回路基板27とにより囲ま
れた空間部の両端部に嵌合され、この空間部の両開口端
部をほぼ覆って閉塞する。また、下ケース部材22の各舌
片46の肩部46aが端子台36の下面に当接し、この端子台3
6は下ケース部材22内の下面から若干離間して位置す
る。
こうして、両端子台36がケース21の両端部に確実かつ強
固に固定される。これとともに、ケース21内に両端子台
36を介して印刷回路基板27が間接的に固定される。
さらに、第3図に示すように、外部から端子台36の電線
挿入孔39に被覆電線51の裸線52を挿入して、この裸線52
を端子台36内の鎖錠端子に機械的かつ電気的に接続す
る。
そして、電線51が引っ張られたようなときでも、両ケー
ス部材22,23により端子台36が挟持されていることによ
り、この端子台36は、ケース21の軸方向と直交する方向
において位置規制され、同方向で位置ずれを生じること
はない。これとともに、端子台36およびケース21の上下
部にそれぞれ設けられた固定用凸部42,47と固定用凹部4
1および固定用孔48とが互いに嵌合していることによ
り、端子台36はケース21の軸方向においてもこのケース
21に対して位置規制され、同方向で位置ずれを生じるこ
とはない。
また、こうしてケース21自体に端子台36が固定されてお
り、しかも、ケース21と端子台36との接触面積が大きい
ので、この端子台36に接続された電線51の引っ張りに対
する強度が向上する。すなわち、端子台36に荷重が加わ
ったとき、応力は分散され、従来のように端子台36のリ
ードピン37に集中的に応力が加わらず、これらリードピ
ン37の半田付け部が破損することはない。これととも
に、印刷回路基板27が反ったり、破損したりするような
こともなくなる。
さらに、端子台36自体によりケース21の両開口端部が閉
塞されるので、従来のようにこの開口端部を閉塞するた
めの蓋部を上ケース部材23に形成する必要がなく、ケー
ス21などの加工、組立が容易になる。
また、従来のように、ケース21に印刷回路基板27を直接
固定するのではなく、端子台36を介してケース21に印刷
回路基板27を間接的に固定し、従来のような金属製ケー
ス21から切り起こし形成された固定用凸部がないととも
に、これが係合される固定用孔が印刷回路基板27にない
ので、この印刷回路基板27の導電パターンの設計の自由
度が高くなる。これとともに、印刷回路基板27に搭載さ
れる各部品の集積度を向上させられることにより、印刷
回路基板27を小形化することができ、したがって、放電
灯点灯装置全体も小形化できる。
さらに、端子台36が印刷回路基板27上に搭載されている
とともに、これら端子台36および印刷回路基板27の下面
と下ケース部材22内の下面との間に連続した空間部があ
るため、端子台36の挿入後でも、半田フローを行なうこ
とができ、半田付けの作業性が良好である。
〔考案の効果〕
本考案によれば、一対のケース部材からなる筒状のケー
スの軸方向両端部に配設される各端子台を両ケース部材
により挟持して固定するとともに、端子台およびケース
の一方に凹部を設け、他方に凸部を設けて、これら凹部
と凸部とを互いに嵌合させたので、端子台を確実かつ強
固に取付けることができて、ケースの軸方向においても
この軸方向と直交する方向においても端子台の位置ずれ
が生じることがないとともに、強度が高くなることによ
り、端子台に接続された電線が引っ張られたようなとき
でも、端子台が搭載された回路基板あるいはこれら両者
の半田付け部などに破損が生じるようなことがなく、品
質が向上する。また、端子台によりケースの両開口端部
を閉塞できるので、ケースなどの加工、組立も容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の放電灯点灯装置の一実施例を示すケー
スの端部および端子台の分解斜視図、第2図は同上縦断
面図、第3図は同上外観斜視図、第4図は従来の放電灯
点灯装置の一例を示す縦断面図、第5図は同上外観斜視
図である。 21……ケース、22……第1ケース部材としての下ケース
部材、23……第2ケース部材としての上ケース部材、27
……印刷回路基板、36……端子台、41……固定用凹部、
42……固定用凸部、47……固定用凸部、48……凹部とし
ての固定用孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1ケース部材および第2ケース部材を結
    合してなるほぼ筒状のケースと、このケースに内蔵され
    た回路基板と、この回路基板に搭載されるとともに前記
    ケースの軸方向両端部にそれぞれ配設された端子台とを
    備え、 これら端子台を前記両ケース部材により挾持して固定す
    るとともに、前記端子台およびケースの一方に凹部を設
    け、他方に凸部を設けて、これら凹部と凸部とを互いに
    嵌合させたことを特徴とする放電灯点灯装置。
JP14340389U 1989-12-12 1989-12-12 放電灯点灯装置 Expired - Fee Related JPH0646010Y2 (ja)

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