JPH0645798U - 自動製図機の鉛筆ペン - Google Patents

自動製図機の鉛筆ペン

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JPH0645798U
JPH0645798U JP8773792U JP8773792U JPH0645798U JP H0645798 U JPH0645798 U JP H0645798U JP 8773792 U JP8773792 U JP 8773792U JP 8773792 U JP8773792 U JP 8773792U JP H0645798 U JPH0645798 U JP H0645798U
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JP
Japan
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lead
pencil
chuck
holding
pen
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Application number
JP8773792U
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English (en)
Inventor
雅英 与猶
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Graphtec Corp
Original Assignee
Graphtec Corp
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Publication date
Application filed by Graphtec Corp filed Critical Graphtec Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鉛筆芯を確実に供給できる鉛筆ペンを供給す
る。 【構成】 芯保持体と芯把持体との間に、その一端部が
上記芯保持体内部に挿入されるとともに他端部が上記芯
把持体に当接されており、芯繰り出し時においては上記
芯保持体と上記ガイド体とが相対的に摺動して鉛筆芯を
ガイドするガイド体を備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は記録面上を移動して記録紙上に記録を行う自動製図機の筆記具に関す るもので、特に鉛筆芯を用いて記録を行う鉛筆ペンに関する。
【0002】
【従来の技術】
筆記具を記録面上に対し相対移動させて記録紙上に記録を行う自動製図機、い わゆるプロッタおいて、上記筆記具としてはインクペンや鉛筆ペンが用いられる 。 この鉛筆ペンは、記録後の図面に対して修正及び加筆が容易に行えるといった 利点を有しており、設計図面の作成等に広く用いられている。
【0003】 図3は従来の鉛筆ペンを説明する図で、鉛筆ペンの断面構造を示した図である 。 この鉛筆ペンは、芯タンク11とノックディスク12とキャップ13とからな る芯保持機構1と、チャック21とアジャストビス22と内部胴23と芯追従管 24とカラー25とバネ受け26とからなる芯把持機構2と、中駒3と、プラン ジャ41と尾栓42からからなるケース部4とから構成されている。 そして、上記芯保持機構1の下方には上記芯把持機構2が、さらに芯把持機構 2の下方には中駒3が配設され、ケース部4は筒状に形成されており、これら芯 保持機構1、芯把持機構2及び中駒3を周囲から支持する構成となっている。 なお、便宜上、本明細書においては、芯把持機構2を基準としたときの芯保持 機構1側を上側、中駒3側を下側と定義することとする。
【0004】 この構成を有する鉛筆ペンでは、鉛筆芯5は上記芯タンク11内に保持されて いる。この鉛筆芯5は芯タンク11の底部の孔からチャック21に供給され、こ のチャック21から適量繰り出されて筆記に用いられる。 この繰り出しは、上記芯タンク11あるいは上記芯把持機構2を上下動させる ことにより行われる。 上記芯タンク11による繰り出しは、上記ノックディスク12を図示しないノ ック部により下方に押下(ノック)することにより行われる。 芯タンク11が下方に移動することにより、芯タンク11の下端部(図中A部 )はチャック21の上端部(図中B部)に押しつけられてこのチャック21を下 方に移動させる。このチャック21の移動により、鉛筆芯5は所定量下方に移動 して繰り出される。 また、このチャック21の移動に伴い、チャック21の下端部(図中C部)、 すなわち鉛筆芯5を把持する部分は、芯追従管24下端側に設けられたテーパ部 に沿って徐々に開放し、チャック21が移動の最下端に達したときには、鉛筆芯 5を完全に開放する。なお、このときの鉛筆芯5は中駒3内に設けられた芯ホル ダ31により保持された状態となっている。 この状態からノック部(図示せず)による押下を解除すると、上記芯タンク1 1及び上記チャック21はバネにより上方側へ復帰する。このときに鉛筆芯5は 上記チャック21により再度保持される。 実際に芯を繰り出すときには、これらの動作を繰り返し行っている。
【0005】 一方、上記芯把持機構2による繰り出しは、上記中駒3の下端部を図示しない ノックプレートに当接させ、鉛筆ペン自身を下方に移動させることにより行われ る。 このとき、上記中駒3は相対的に上方に移動するが、上記鉛筆芯5は上記チャ ック21により保持固定されているので、中駒3はこの鉛筆芯5上を滑動しつつ 移動する。 さらに中駒3が押し上げられると、中駒3は上記芯追従管24を押し上げて上 記チャック21の把持部を開放させる。その結果、上記鉛筆芯5はチャック21 から開放され、中駒3の自重により落下して繰り出される。 この場合も、これらの動作を繰り返し行うことによって鉛筆芯5を適当量繰り 出している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来の鉛筆ペンでは、芯タンク11の下端部(図中A部)とチャッ ク21の上端部(図中B部)とが所定距離隔てられていることにより、芯タンク 11による繰り出し動作時において次の問題点があった。 図4(a)に示すように、チャック21に保持された鉛筆芯5の上端部と芯タ ンク11の底部とが当接し、鉛筆芯5が折れてしまう。 また、図4(b)に示すように、チャック21に保持された鉛筆芯5の側方に 芯タンク11から供給された鉛筆芯5’が入り込んでしまい、鉛筆芯5の繰り出 し不良が発生してしまう。 本考案はこれら問題点に対してなされたものであり、上記鉛筆芯5を確実に供 給及び繰り出しできる鉛筆ペンを供給することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このため、本考案の自動製図機の鉛筆ペンにおいては、 複数の鉛筆芯を保持する芯保持体と、上記芯保持体から供給された鉛筆芯を1 本ずつ把持する芯把持部とを少なくとも備え、上記芯保持体あるいは上記芯把持 部の上下動により上記芯把持部に把持された鉛筆芯を繰り出す構成を備えた自動 製図機の鉛筆ペンにおいて、 上記芯保持体と上記芯把持体との間に、その一端部が上記芯保持体内部に挿入 されるとともに他端部が上記芯把持体に当接されており、芯繰り出し時において は上記芯保持体と上記ガイド体とが相対的に摺動する構成のガイド体を備えたこ とを特徴とするものである。
【0008】
【作用】
ガイド体により、芯保持体と芯把持体間には鉛筆芯の通路が形成され、鉛筆芯 繰り出し動作時において、鉛筆芯はこのガイド体によりガイドされ、外部からの 作用を受けなくなり、鉛筆芯の供給および芯繰り出し動作を確実に行うことがで きる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の実施例を示す図であり、先に示した従来装置と同一部には同一 符号をもって示してある。図中、6はガイド体としての結合管、61はこの結合 管を押圧するバネ、62はバネを支える止め輪である。 この結合管6は、その上部が上記芯ホルダ11内に挿入され、下端部が上記チ ャック21の上端面と当接するように配置されている。 さらに、結合管6はその上部に配されたバネ61により下方へ付勢されている 。これは、結合管6をチャック21の上端面に対して常時当接させるためになさ れたもので、これにより芯ホルダ11が下方へ移動した際、あるいはチャック2 1が上方へ移動した際においても鉛筆芯5の通路は確保される。なお、このバネ 61の圧縮力は弱く設定されている。
【0010】 この結合管6の内部に設けられた孔は、上記鉛筆芯5がチャック21内に確実 に供給される形状となっている。 すなわち、上部の孔は芯ホルダ11の内径にあわせて拡張され、結合管6の胴 体部、すなわち結合管6の芯ホルダ11との摺動面の孔は上記鉛筆芯5の1本分 が通過できる大きさに形成されている。そして、この上部と胴体部との境界部分 の孔は上方に開いたテーパ状に形成され、鉛筆芯5が胴体部の孔に向けて移動し 易い形状となっている。 さらに、胴体部の孔の下端部は下方に開いたテーパ状に形成されている。これ は、上記鉛筆芯5の上端部がチャック21の上端面から若干突出した際に、この 鉛筆芯5の端部が結合管6の底面部と当接しないようにするためである。
【0011】 この実施例装置の動作を図2(a)〜(c)を参照して説明する。これらの図 は芯タンク11をノックした際の一連の動きを示す図で、芯タンク11の移動に よりチャック21を下方に移動させる、すなわちチャック21を開放させる様子 を示す図である。ここで、111は芯ホルダ11を上方側に付勢するバネである 。以下、これらの図を参照して説明する。
【0012】 図2(a)はノック前の様子を示す図である。この状態において、結合管6を 付勢するバネ61および、芯ホルダ11を付勢するバネ111は伸びた状態とな なっている。鉛筆芯5はチャック21の上端部より若干突出しており、その上端 は結合管6のほぼ中央部に位置している。 図2(b)はノック途中の様子を示す図で、芯ホルダ11がチャック21に当 接した状態を示す図である。この状態において芯ホルダ11は結合管6の胴体部 を摺動しながら下方に移動して行く。なお、このとき上記バネ61の圧縮力は弱 く設定されているので、芯ホルダ11のみが移動する。従って、チャック21は 最初の位置から動いておらず、また結合管6も動いていない。 図2(c)はノック時の最下点での様子を示す図である。この状態においてチ ャック21は芯ホルダ11の移動に伴い下方に移動して鉛筆芯5を繰り出してい る。このとき結合管6も下方に移動しているので、鉛筆芯5はこの結合管6にガ イドされた状態で繰り出される。 図2(c)の状態から芯タンク11は上方へ復帰するが、このとき鉛筆芯5は 前記芯ホルダ31に保持され、この位置に固定された状態となり、他のチャック 21および結合管6が上方へ復帰する。この復帰時においても結合管6はチャッ ク21の上端面に当接して鉛筆芯5をガイドしている。
【0013】 このように、実施例装置では、鉛筆芯5は結合管6により常にガイドされた状 態となっているので、芯タンク11やチャック21が移動した際においても、こ れらが鉛筆芯5に当接することがなくなる。また、この結合管6の胴体部に形成 された孔は鉛筆芯5の1本分となっているので、次に使用される鉛筆芯がチャッ ク21に保持された鉛筆芯5の側方に入り込むこともなくなる。 なお、実施例装置では、結合管をバネ61により下方に付勢する構成となって いるが、このバネ61を省いて結合管6の自重で当接させるように構成しても良 い。
【0014】 また、芯供給動作時あるいは芯繰り出し動作時において、芯タンク11と結合 管6とが相対移動し、芯タンク11内に保持された鉛筆芯5に振動等の外的作用 を与える。そして鉛筆芯5は、この振動により、結合管6に設けられたテーパー 部に沿って中央部に移動する。 従って、次に使用されるべき鉛筆芯5が、常に結合管6の鉛筆芯通路付近に存 在することになり、鉛筆芯5の供給が円滑に行われるといった効果も発生する。
【0015】
【考案の効果】
以上説明した通り、本考案の自動製図機の鉛筆ペンによれば、芯保持体と芯把 持体との間に、その一端部が上記芯保持体内部に挿入されるとともに他端部が上 記芯把持体に当接されており、芯繰り出し時においては上記芯保持体と上記ガイ ド体とが相対的に摺動するガイド体を備えたので、 鉛筆芯繰り出し動作時において、芯保持体と芯把持体間の鉛筆芯の通路はガイ ド体により外部からの作用を受けなくなり、鉛筆芯の供給及び繰り出しを確実に 行うことができるといった利点を有する。 また、鉛筆芯の供給が円滑になるといった利点も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の構成を示す図である。
【図2】本考案の動作を示す図である。
【図3】従来装置の構成を示す図である。
【図4】従来装置の問題点を示す図である。
【符号の説明】
1 芯保持機構 11 芯タンク 2 芯把持機構 21 チャック 6 結合管 61 バネ 62 止め輪

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の鉛筆芯を保持する芯保持体と、上
    記芯保持体から供給された鉛筆芯を1本ずつ把持する芯
    把持部とを少なくとも備え、上記芯保持体あるいは上記
    芯把持部の上下動により上記芯把持部に把持された鉛筆
    芯を繰り出す構成を備えた自動製図機の鉛筆ペンにおい
    て、 上記芯保持体と上記芯把持体との間に、その一端部が上
    記芯保持体内部に挿入されるとともに他端部が上記芯把
    持体に当接されており、芯繰り出し時においては上記芯
    保持体と上記ガイド体とが相対的に摺動するガイド体を
    備えたことを特徴とする自動製図機の鉛筆ペン。
JP8773792U 1992-11-27 1992-11-27 自動製図機の鉛筆ペン Pending JPH0645798U (ja)

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