JPH0645653Y2 - エアクリーナ - Google Patents
エアクリーナInfo
- Publication number
- JPH0645653Y2 JPH0645653Y2 JP16184988U JP16184988U JPH0645653Y2 JP H0645653 Y2 JPH0645653 Y2 JP H0645653Y2 JP 16184988 U JP16184988 U JP 16184988U JP 16184988 U JP16184988 U JP 16184988U JP H0645653 Y2 JPH0645653 Y2 JP H0645653Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- air
- air cleaner
- filter element
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は、エアクリーナに関するものであり、更に詳細
には、内燃機関等に用いられるエアクリーナに関するも
のである。
には、内燃機関等に用いられるエアクリーナに関するも
のである。
《従来の技術》 一般に、内燃機関等に用いられるエアクリーナは、フィ
ルタエレメント、このフィルタエレメントを収容するケ
ース本体とカバーとからなるケース、このケースに形成
され、浄化すべき空気を上記ケース内に取り入れるため
の空気取入口、および上記ケースの底部に形成され、上
記フィルタエレメントによって浄化された空気を導出す
るための空気供給口を備えている。このエアクリーナは
通常、上記空気供給口がキャブレタ等からのエアダクト
に結合支持される一方、この空気供給口から浄化された
空気を上記キャブレタに供給するようになっている。
ルタエレメント、このフィルタエレメントを収容するケ
ース本体とカバーとからなるケース、このケースに形成
され、浄化すべき空気を上記ケース内に取り入れるため
の空気取入口、および上記ケースの底部に形成され、上
記フィルタエレメントによって浄化された空気を導出す
るための空気供給口を備えている。このエアクリーナは
通常、上記空気供給口がキャブレタ等からのエアダクト
に結合支持される一方、この空気供給口から浄化された
空気を上記キャブレタに供給するようになっている。
そして、通常のエアクリーナにおいては、上記空気供給
口は、ケース底部の中央部に形成されている。
口は、ケース底部の中央部に形成されている。
《考案が解決しようとする課題》 ところが、車両のエンジンルーム内のスペース等の事情
から、エアクリーナの上記空気供給口をケース底部の中
央部から偏心して形成することを余儀無くさせられる場
合が生じてくる。このとき、必然的に、エアクリーナ
は、上記キャブレタ等からのエアダクトによる支持位置
も偏心してしまうため、ケース部分に振動が発生し易く
なるという問題がある。
から、エアクリーナの上記空気供給口をケース底部の中
央部から偏心して形成することを余儀無くさせられる場
合が生じてくる。このとき、必然的に、エアクリーナ
は、上記キャブレタ等からのエアダクトによる支持位置
も偏心してしまうため、ケース部分に振動が発生し易く
なるという問題がある。
そこで、本考案は、空気供給口がケース底部の中央部か
ら外れた位置に形成されていても、振動の防止を図るこ
とのできるエアクリーナを提供することを目的とするも
のである。
ら外れた位置に形成されていても、振動の防止を図るこ
とのできるエアクリーナを提供することを目的とするも
のである。
《課題を解決するための手段》 本考案は、フィルタエレメント、このフィルタエレメン
トを収容するケース本体とカバーとからなるケース、こ
のケースに形成され、浄化すべき空気を前記ケース内に
取り入れるための空気取入口、および前記ケースの底部
に形成された前記フィルタエレメントによって浄化さ
れ、空気を導出するための空気供給口を備えたエアクリ
ーナにおいて、前記空気供給口がケース本体の中心から
外れた位置に設けられているとともに、ケースの前記ケ
ース本体とカバーが、ケースの中心部に配置された防振
部材を有する嵌め込み式の結合機構によって結合されて
いることを特徴とするものである。
トを収容するケース本体とカバーとからなるケース、こ
のケースに形成され、浄化すべき空気を前記ケース内に
取り入れるための空気取入口、および前記ケースの底部
に形成された前記フィルタエレメントによって浄化さ
れ、空気を導出するための空気供給口を備えたエアクリ
ーナにおいて、前記空気供給口がケース本体の中心から
外れた位置に設けられているとともに、ケースの前記ケ
ース本体とカバーが、ケースの中心部に配置された防振
部材を有する嵌め込み式の結合機構によって結合されて
いることを特徴とするものである。
《考案の作用・効果》 上記した本考案のエアクリーナにおいては、振動の発生
し易い、ケース本体とカバーの間を防振部材を有する嵌
め込み式の結合機構によって、結合されているので、空
気供給口がケース本体の中心から外れた位置に設けら
れ、そこで支持されたとしても、そのことによる振動の
発生を充分に防止することができる。
し易い、ケース本体とカバーの間を防振部材を有する嵌
め込み式の結合機構によって、結合されているので、空
気供給口がケース本体の中心から外れた位置に設けら
れ、そこで支持されたとしても、そのことによる振動の
発生を充分に防止することができる。
《実施例》 以下、添付図面を参照しつつ、本考案の好ましい実施例
によるエアクリーナについて説明する。
によるエアクリーナについて説明する。
第１図は、本考案の実施例によるエアクリーナの断面図
である。
である。
この図において、符号１はエアクリーナを示し、このエ
アクリーナ１は、クリーナケース２を有している。この
クリーナケース２は、合成樹脂あるいは鉄板製のケース
本体３およびカバー４とで構成されている。このクリー
ナケッス２内には、フィルタエレメント５が取り付けら
れている。また、上記ケース２のカバー４には、浄化す
べき空気を導入するための空気取入口６が設けられてお
り、一方、ケース本体３の底部７の中心から外れた位置
には、フィルタエレメント５で浄化された空気をキャブ
レタ（図示せず）等に供給するための空気供給口８が設
けられている。従って、この空気供給口８には、キャブ
レタ等からのエアダクトが結合され（図示せず）、エア
クリーナ１は、このエアダクトによって支持されてい
る。
アクリーナ１は、クリーナケース２を有している。この
クリーナケース２は、合成樹脂あるいは鉄板製のケース
本体３およびカバー４とで構成されている。このクリー
ナケッス２内には、フィルタエレメント５が取り付けら
れている。また、上記ケース２のカバー４には、浄化す
べき空気を導入するための空気取入口６が設けられてお
り、一方、ケース本体３の底部７の中心から外れた位置
には、フィルタエレメント５で浄化された空気をキャブ
レタ（図示せず）等に供給するための空気供給口８が設
けられている。従って、この空気供給口８には、キャブ
レタ等からのエアダクトが結合され（図示せず）、エア
クリーナ１は、このエアダクトによって支持されてい
る。
上記ケース本体３の中心部には、円筒状結合部９がケー
ス２の内部に向かって、膨出形成されている。一方、カ
バー４の内面中央部には、ケース２の内部に向かって延
び、図示したように、上記円筒状結合部９に嵌合するこ
とのできる棒状結合部10が一体に形成されている。この
棒状結合部10の下端部には、第２図に拡大して示したよ
うに一端が閉止された筒状の防振部材11が嵌挿されてい
る。この防振部材11は、例えば、防振ゴム等で形成され
るものであって、予め棒状結合部10に嵌着した状態で、
円筒状結合部９に押し込まれる。。従って、ケース２の
ケース本体３とカバー４とは、防振部材11を備えた棒状
結合部10と、これを嵌合する円筒状結合部９とで構成さ
れる結合機構12で結合されている。なお、ケース２の外
側部分は、従来から用いられている締め具ｆによって、
しっかりと閉じられている。
ス２の内部に向かって、膨出形成されている。一方、カ
バー４の内面中央部には、ケース２の内部に向かって延
び、図示したように、上記円筒状結合部９に嵌合するこ
とのできる棒状結合部10が一体に形成されている。この
棒状結合部10の下端部には、第２図に拡大して示したよ
うに一端が閉止された筒状の防振部材11が嵌挿されてい
る。この防振部材11は、例えば、防振ゴム等で形成され
るものであって、予め棒状結合部10に嵌着した状態で、
円筒状結合部９に押し込まれる。。従って、ケース２の
ケース本体３とカバー４とは、防振部材11を備えた棒状
結合部10と、これを嵌合する円筒状結合部９とで構成さ
れる結合機構12で結合されている。なお、ケース２の外
側部分は、従来から用いられている締め具ｆによって、
しっかりと閉じられている。
上記フィルタエレメント５は、同心円状に配置された内
枠13と外枠14、およびこれらの内枠13と外枠14の間に配
置された濾紙15からなっている。また、上記内枠13と外
枠14には、それぞれフィルタエレメント５のケース２へ
の取り付け用の環状の内側フランジ16および外側フラン
ジ17が一体に形成されている。内側フランジ16は、内枠
13から内方に延びるものであり、その内径は、上記円筒
状結合部９の外径より僅かに小さくなっている。この内
側フランジ16の内周縁部には、弾性体で形成されたリン
グ状部材18が固定されている。フィルタエレメント５
は、その内側部分においては、上記内周縁部に弾性体で
形成されたリング状部材18が固定されている内側フラン
ジ16が、緊締状態でケース本体３の上記円筒状結合部９
に嵌合することによって、ケース２に取り付けられてい
る。
枠13と外枠14、およびこれらの内枠13と外枠14の間に配
置された濾紙15からなっている。また、上記内枠13と外
枠14には、それぞれフィルタエレメント５のケース２へ
の取り付け用の環状の内側フランジ16および外側フラン
ジ17が一体に形成されている。内側フランジ16は、内枠
13から内方に延びるものであり、その内径は、上記円筒
状結合部９の外径より僅かに小さくなっている。この内
側フランジ16の内周縁部には、弾性体で形成されたリン
グ状部材18が固定されている。フィルタエレメント５
は、その内側部分においては、上記内周縁部に弾性体で
形成されたリング状部材18が固定されている内側フラン
ジ16が、緊締状態でケース本体３の上記円筒状結合部９
に嵌合することによって、ケース２に取り付けられてい
る。
一方、外側フランジ17は、外枠14から外方に延びるもの
であり、その外径は、ケース本体３およびカバー４の内
径より僅かに大きく設定されている。これによって、フ
ィルタエレメント５は、その外側部分において、外側フ
ランジ17の外周縁部が上記ケース本体３とカバー４との
間に挟まれて、ケース２に取り付けられている。
であり、その外径は、ケース本体３およびカバー４の内
径より僅かに大きく設定されている。これによって、フ
ィルタエレメント５は、その外側部分において、外側フ
ランジ17の外周縁部が上記ケース本体３とカバー４との
間に挟まれて、ケース２に取り付けられている。
以上説明したエアクリーナにおいては、エアクリーナの
ケース２が、キャブレタの延長部分すなわちエアダクト
等によって偏心状態で支持され、構造上振動が発生しや
すくなったとしても、防振部材11を備えた結合機構9,10
によってケース本体３とカバー４が結合されているの
で、ケース本体３とカバー４との間で発生する振動を効
果的に防止することができるとともに、エアクリーナ全
体からの振動の発生も防止することができる。
ケース２が、キャブレタの延長部分すなわちエアダクト
等によって偏心状態で支持され、構造上振動が発生しや
すくなったとしても、防振部材11を備えた結合機構9,10
によってケース本体３とカバー４が結合されているの
で、ケース本体３とカバー４との間で発生する振動を効
果的に防止することができるとともに、エアクリーナ全
体からの振動の発生も防止することができる。
第１図は、本考案の実施例によるエアクリーナの断面
図、第２図は、上記エアクリーナの主要部を示す断面図
である。 １……エアクリーナ、２……ケース ３……ケース本体、４……カバー ９……円筒状結合部、10……棒状結合部 11……防振部材、12……結合機構
図、第２図は、上記エアクリーナの主要部を示す断面図
である。 １……エアクリーナ、２……ケース ３……ケース本体、４……カバー ９……円筒状結合部、10……棒状結合部 11……防振部材、12……結合機構
Claims (1)
- 【請求項１】フィルタエレメント、このフィルタエレメ
ントを収容するケース本体とカバーとからなるケース、
このケースに形成され、浄化すべき空気を前記ケース内
に取り入れるための空気取入口、および前記ケースの底
部に形成され、前記フィルタエレメントによって浄化さ
れた空気を導出するための空気供給口を備えたエアクリ
ーナにおいて、前記空気供給口がケース本体の中心から
外れた位置に設けられているとともに、ケースの前記ケ
ース本体とカバーが、ケースの中心部に配置された防振
部材を有する嵌め込み式の結合機構によって結合されて
いることを特徴とするエアクリーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16184988U JPH0645653Y2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | エアクリーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16184988U JPH0645653Y2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | エアクリーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0283362U JPH0283362U (ja) | 1990-06-27 |
| JPH0645653Y2 true JPH0645653Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31445148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16184988U Expired - Lifetime JPH0645653Y2 (ja) | 1988-12-15 | 1988-12-15 | エアクリーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645653Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6061083B2 (ja) * | 2013-01-29 | 2017-01-18 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両用内燃機関のエアクリーナ |
-
1988
- 1988-12-15 JP JP16184988U patent/JPH0645653Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0283362U (ja) | 1990-06-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |