JPH0645176B2 - ロ−タリ−中空成形方法及び装置 - Google Patents
ロ−タリ−中空成形方法及び装置Info
- Publication number
- JPH0645176B2 JPH0645176B2 JP25348685A JP25348685A JPH0645176B2 JP H0645176 B2 JPH0645176 B2 JP H0645176B2 JP 25348685 A JP25348685 A JP 25348685A JP 25348685 A JP25348685 A JP 25348685A JP H0645176 B2 JPH0645176 B2 JP H0645176B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parison
- mold
- die head
- split mold
- wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C49/00—Blow-moulding, i.e. blowing a preform or parison to a desired shape within a mould; Apparatus therefor
- B29C49/28—Blow-moulding apparatus
- B29C49/30—Blow-moulding apparatus having movable moulds or mould parts
- B29C49/36—Blow-moulding apparatus having movable moulds or mould parts rotatable about one axis
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプラスチックボトルを能率よく、しかも、簡易
な設備で得るためのもので、ボトル口元仕上げ工程が必
要でないロータリー中空成形方法に関するものである。
な設備で得るためのもので、ボトル口元仕上げ工程が必
要でないロータリー中空成形方法に関するものである。
〈従来の技術〉 ポリエチレン、塩化ビニール等のプラスチック材料を用
いて、ボトル、容器、産業資材等の中空成形品を得る方
法は一般的には押出機より押出されたパリソンと称され
る溶融されたプラスチック筒状体を金型にて咬えた後外
部よりコンプレッションエアーを吹込み、金型キャビテ
ィと同一の形状に成形する中空成形法が用いられてい
る。
いて、ボトル、容器、産業資材等の中空成形品を得る方
法は一般的には押出機より押出されたパリソンと称され
る溶融されたプラスチック筒状体を金型にて咬えた後外
部よりコンプレッションエアーを吹込み、金型キャビテ
ィと同一の形状に成形する中空成形法が用いられてい
る。
中空成形法にはレシプロ方式とロータリー方式がある
が、このうちロータリー方式は生産性に優れているため
大量生産品には数多く利用されている。
が、このうちロータリー方式は生産性に優れているため
大量生産品には数多く利用されている。
ロータリー方式とは押出機により溶融・混練されたプラ
スチック材料を所望の形状のパリソンを得るためのダイ
スより連続的に押出し、このパリソンをホイール上に複
数個取付けられた左右一対よりなる金型で次々と咬え、
その後に金型内に内蔵された筒の吹込口よりコンプレッ
ションエアーをパリソン内に吹込み、これを金型のキャ
ビティと同一の形状に成形する方法である。ここでホイ
ールはパリソンの押出方向と同一の方向に水車のごとく
回転し、又、ホイール上の左右の金型はパリソンを咬え
る直前より型締を開始し、エアーのブロー及び成形品冷
却の間、型締を継続し、冷却完了後型開きし、成形品を
金型から取出すという成形方法である。
スチック材料を所望の形状のパリソンを得るためのダイ
スより連続的に押出し、このパリソンをホイール上に複
数個取付けられた左右一対よりなる金型で次々と咬え、
その後に金型内に内蔵された筒の吹込口よりコンプレッ
ションエアーをパリソン内に吹込み、これを金型のキャ
ビティと同一の形状に成形する方法である。ここでホイ
ールはパリソンの押出方向と同一の方向に水車のごとく
回転し、又、ホイール上の左右の金型はパリソンを咬え
る直前より型締を開始し、エアーのブロー及び成形品冷
却の間、型締を継続し、冷却完了後型開きし、成形品を
金型から取出すという成形方法である。
この様にして得られた成形品は一般には最終形状でな
く、次工程でボトル口元を仕上げる場合が多い。
く、次工程でボトル口元を仕上げる場合が多い。
以上説明したロータリー方式は優れた生産性を有してお
り、洗剤、食料品等のボトルを大量生産する場合に使用
されている。
り、洗剤、食料品等のボトルを大量生産する場合に使用
されている。
一方、レシプロ方式とは押出機により溶融・混練された
プラスチック材料を所望の形状のパリソンを得るための
ダイスより連続的に押出し、このパリソンをパリソンの
サイド（片側or両側）に１型又は複数型取付けられた左
右一対よりなる金型で所定の長さに押出されたパリソン
を間欠的に咬え、そのまゝの状態でブローステーション
へ戻る。
プラスチック材料を所望の形状のパリソンを得るための
ダイスより連続的に押出し、このパリソンをパリソンの
サイド（片側or両側）に１型又は複数型取付けられた左
右一対よりなる金型で所定の長さに押出されたパリソン
を間欠的に咬え、そのまゝの状態でブローステーション
へ戻る。
次にブローピンが下降し、その先端をパリソン上端に打
込む。ブローピンが打込まれると同時にブローピンノズ
ルよりエアーが吹込まれ、金型内に咬えられたパリソン
は金型キャビティと同一の形状に成形する。この方法に
おいてブローピン外径は所望の成形品口元の内径と同一
形状とし、ブローピンをパリソンに打込むことにより、
成形品口元形状を規制する。レシプロ方式の中空成形法
を一般に後打ち成形と言うが、これはパリソンを所定寸
法にカットした後にブローピンをパリソン内に打込む方
法であるから言える。
込む。ブローピンが打込まれると同時にブローピンノズ
ルよりエアーが吹込まれ、金型内に咬えられたパリソン
は金型キャビティと同一の形状に成形する。この方法に
おいてブローピン外径は所望の成形品口元の内径と同一
形状とし、ブローピンをパリソンに打込むことにより、
成形品口元形状を規制する。レシプロ方式の中空成形法
を一般に後打ち成形と言うが、これはパリソンを所定寸
法にカットした後にブローピンをパリソン内に打込む方
法であるから言える。
以上説明したレシプロ方式は成形工程のみで最終製品形
状が得られる利点があり多くのプラスチックボトルの製
造に利用されているが、成形機１台に対しての金型取付
数が少ないため大量生産用には不向とされている。
状が得られる利点があり多くのプラスチックボトルの製
造に利用されているが、成形機１台に対しての金型取付
数が少ないため大量生産用には不向とされている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 前述のロータリー方式とレシプロ方式の長所、短所をま
とめると、ロータリー方式は高速成形性には優れている
が、次工程での口元仕上げが必要であり、製造設備が複
雑となる。
とめると、ロータリー方式は高速成形性には優れている
が、次工程での口元仕上げが必要であり、製造設備が複
雑となる。
一方、レシプロ方式はボトル口元仕上げ工程は必要でな
いが、高速成形性には劣っている。
いが、高速成形性には劣っている。
本発明は以上二方式の長所を生かし、短所を補なう、プ
ラスチック中空成形法、すなわちボトル口元仕上げ工程
の必要がない、高速成形性に優れた成形法に関するもの
である。
ラスチック中空成形法、すなわちボトル口元仕上げ工程
の必要がない、高速成形性に優れた成形法に関するもの
である。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明はブローピンを使用し、エアーブローと同時にボ
トル口元を所望の形状に仕上げ、かつ、この成形をロー
タリー方式で中空成形を行なう方法と装置に関するもの
であり、方法としてはスクリューの回転により混練、溶
融された熱可塑性樹脂をダイヘッドよりパリソンとして
連続的に押出し、これをホイール上に取付けた割金型で
咬えた後、前記パリソン内に圧縮エアを吹込んで所望の
プラスチック中空成形品を得るロータリー式の中空成形
方法において、パリソンを押出し、割金型で咬えた後、
ダイヘッド下端と割金型上端との間のパリソンを切断
し、次いでブローピンをパリソン口元に打込み、圧縮エ
アを吹込んで所望の成形品を成形することを特徴として
おり、装置としては混練、溶融された熱可塑性樹脂をパ
リソンとして連続的に押出すダイヘッド、該ダイヘッド
から押出されたパリソンを咬えて成形するための割金型
を周縁に等間隔に複数個、設けたホイール、前記割金型
とダイヘッドとの間でパリソンを切断するためのカッタ
ー及びブローピンとから成り、前記ダイヘッドはホイー
ルの最高位置にある割金型の上方に位置し、かつ該割金
型はパリソンの押出し方向と直交方向に開閉するように
なっており、さらに前記カッターはダイヘッド下端と割
金型上端との間でパリソンを左右方向で挟み切るような
一対の刃から成り、前記ブローピンは割金型が閉じてパ
リソンを切断した後にパリソンの口元内に打込まれるべ
く割金型上端に設けられていることを特徴とするもので
ある。
トル口元を所望の形状に仕上げ、かつ、この成形をロー
タリー方式で中空成形を行なう方法と装置に関するもの
であり、方法としてはスクリューの回転により混練、溶
融された熱可塑性樹脂をダイヘッドよりパリソンとして
連続的に押出し、これをホイール上に取付けた割金型で
咬えた後、前記パリソン内に圧縮エアを吹込んで所望の
プラスチック中空成形品を得るロータリー式の中空成形
方法において、パリソンを押出し、割金型で咬えた後、
ダイヘッド下端と割金型上端との間のパリソンを切断
し、次いでブローピンをパリソン口元に打込み、圧縮エ
アを吹込んで所望の成形品を成形することを特徴として
おり、装置としては混練、溶融された熱可塑性樹脂をパ
リソンとして連続的に押出すダイヘッド、該ダイヘッド
から押出されたパリソンを咬えて成形するための割金型
を周縁に等間隔に複数個、設けたホイール、前記割金型
とダイヘッドとの間でパリソンを切断するためのカッタ
ー及びブローピンとから成り、前記ダイヘッドはホイー
ルの最高位置にある割金型の上方に位置し、かつ該割金
型はパリソンの押出し方向と直交方向に開閉するように
なっており、さらに前記カッターはダイヘッド下端と割
金型上端との間でパリソンを左右方向で挟み切るような
一対の刃から成り、前記ブローピンは割金型が閉じてパ
リソンを切断した後にパリソンの口元内に打込まれるべ
く割金型上端に設けられていることを特徴とするもので
ある。
〈作用〉 以下に本発明の装置を用いた成形法について詳細に説明
する。
する。
使用するプラスチック材料はポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリスチロール、ポリ塩化ビニール等一般に中空
成形に用いられる熱可塑性樹脂全般である。これらのプ
ラスチック材料を押出機により混練・溶融し、押出機先
端に取付けられたダイスよりパリソンとして下方に押出
す。ダイスの直下、すなわちパリソンが押出される方向
にはホイール上に取付けられた左右一対よりなる金型が
位置する。金型はホイールの回転に従い、連続的に回転
する。ダイスはホイールの最頂部の法線上に位置する。
左右一対よりなる金型はカム、油圧シリンダー等の機構
によりホイール最頂部、すなわち、ダイス直下で型締さ
れ、一定長さに押出されたパリソンを金型内に咬えこ
む。それと同時にダイス直下に取付けられたカッターに
よりパリソン上部をカットする。ここで金型は一般的に
は台形をなし、その上底部でボトル口元が、下底部にボ
トル底部を成形する構造で、上底部がホイール外周部、
すなわち、ダイスに近い方向に取付けられる。パリソン
を咬えた金型はホイールの回転につれて次工程へと回転
する。金型はホイール上の複数個取付けられているた
め、ホイールの回転につれて、次の金型がホイール最頂
部に回転し、すでに一定の長さに押出されたパリソンを
咬え、前述の動作を繰り返す。この時、金型は型締直
前、すなわちダイス直下に位置する直前まではパリソン
に接触しないように十分に型開きしていなければならな
い。
レン、ポリスチロール、ポリ塩化ビニール等一般に中空
成形に用いられる熱可塑性樹脂全般である。これらのプ
ラスチック材料を押出機により混練・溶融し、押出機先
端に取付けられたダイスよりパリソンとして下方に押出
す。ダイスの直下、すなわちパリソンが押出される方向
にはホイール上に取付けられた左右一対よりなる金型が
位置する。金型はホイールの回転に従い、連続的に回転
する。ダイスはホイールの最頂部の法線上に位置する。
左右一対よりなる金型はカム、油圧シリンダー等の機構
によりホイール最頂部、すなわち、ダイス直下で型締さ
れ、一定長さに押出されたパリソンを金型内に咬えこ
む。それと同時にダイス直下に取付けられたカッターに
よりパリソン上部をカットする。ここで金型は一般的に
は台形をなし、その上底部でボトル口元が、下底部にボ
トル底部を成形する構造で、上底部がホイール外周部、
すなわち、ダイスに近い方向に取付けられる。パリソン
を咬えた金型はホイールの回転につれて次工程へと回転
する。金型はホイール上の複数個取付けられているた
め、ホイールの回転につれて、次の金型がホイール最頂
部に回転し、すでに一定の長さに押出されたパリソンを
咬え、前述の動作を繰り返す。この時、金型は型締直
前、すなわちダイス直下に位置する直前まではパリソン
に接触しないように十分に型開きしていなければならな
い。
各々の金型の上底部にはブローピン及びカウンタープレ
ートが備え付けられている。パリソンを咬えた金型は次
工程へ回転するが、ここでブローピンがパリソン上端に
打込まれる。ブローピンの打込みは油圧シリンダーある
いは、設備の簡易化を計るためホイールの回転力を利用
したカム機構も利用出来る。ブローピンが打込まれるこ
とにより、所望のボトル口元形状が成形されるが、同時
にブローピンよりブローエアーを吹込むことによりパリ
ソンが金型キャビティーと同一形状に成形され、所望の
ボトルが成形される。ブローピンはエアーブローした後
もさらにパリソン内に打込まれた状態でホイールの回転
につれて金型と同調して回転を続ける。
ートが備え付けられている。パリソンを咬えた金型は次
工程へ回転するが、ここでブローピンがパリソン上端に
打込まれる。ブローピンの打込みは油圧シリンダーある
いは、設備の簡易化を計るためホイールの回転力を利用
したカム機構も利用出来る。ブローピンが打込まれるこ
とにより、所望のボトル口元形状が成形されるが、同時
にブローピンよりブローエアーを吹込むことによりパリ
ソンが金型キャビティーと同一形状に成形され、所望の
ボトルが成形される。ブローピンはエアーブローした後
もさらにパリソン内に打込まれた状態でホイールの回転
につれて金型と同調して回転を続ける。
成形品が金型内で十分に冷却された後、ブローピンがパ
リソンより離れ、さらに型開きされ、成形品が金型より
取出される。
リソンより離れ、さらに型開きされ、成形品が金型より
取出される。
以上が本発明の一連の説明であるが、成形するボトルの
形状によっては型締する直前にパリソンが金型の所定の
位置に接触する恐れ、あるいはカットされ、さらに押出
されるパリソンが金型の回転の勢いで垂直に押出されな
い恐れがある。この場合はパリソンを押出すダイスにア
キュムレーター構造を設け、パリソンの押出しを瞬間的
に行なういわゆるアキュムレーターヘッドを使用する
か、あるいはホイールの回転をゼネバ機構、インデック
スカム機構等で間欠的にしてパリソンを咬える前後のタ
イミングは回転を停止、又は低速とすれば、この問題は
解決する。
形状によっては型締する直前にパリソンが金型の所定の
位置に接触する恐れ、あるいはカットされ、さらに押出
されるパリソンが金型の回転の勢いで垂直に押出されな
い恐れがある。この場合はパリソンを押出すダイスにア
キュムレーター構造を設け、パリソンの押出しを瞬間的
に行なういわゆるアキュムレーターヘッドを使用する
か、あるいはホイールの回転をゼネバ機構、インデック
スカム機構等で間欠的にしてパリソンを咬える前後のタ
イミングは回転を停止、又は低速とすれば、この問題は
解決する。
〈実施例〉 実施例として本発明を利用したポリエチレン製２５０ｍ
容量のシャンプー用ボトルの成形方法及び装置を記
す。
容量のシャンプー用ボトルの成形方法及び装置を記
す。
φ６５スクリュー（Ｌ／Ｄ＝２５）を有する押出機(1)
にてポリエチレンを混練・溶融させ、ダイヘッド(2)の
先端ダイス(3)よりパリソン(4)として連続的に押出す。
ダイス径はφ１５、スウエル後のパリソン外径は約φ１
９、パリソンの押出される速度は約150mm／秒、ホイー
ル(5)上のダイプレート(6)には金型が１０型取付けられ
ている。ホイールの回転は3.5rpm。金型(7)は台形で寸
法は上底７０m/m下底110m/m高さ220m/m。左右一対より
なる金型はダイプレートのスライドにより型締・型開き
がなされる。ダイプレート(6)外側にはカムフォロワー
(8)が取付けられ、成形装置全体を支えるフレーム(9)に
助けられた板カム(10)により、ホイールの回転につれ
て、ダイプレートがスライドし、型締・型開きがなされ
る。ホイールの回転はモーター駆動によるが、インデッ
クスカムが利用されているため周速度は一定でなく、金
型がダイス直下に位置する直前は極めて低速度に、そし
てパリソン(4)を咬えた直後は一瞬停止し、カッター(1
1)でパリソン(4)をカットした後は高速で回転する。
にてポリエチレンを混練・溶融させ、ダイヘッド(2)の
先端ダイス(3)よりパリソン(4)として連続的に押出す。
ダイス径はφ１５、スウエル後のパリソン外径は約φ１
９、パリソンの押出される速度は約150mm／秒、ホイー
ル(5)上のダイプレート(6)には金型が１０型取付けられ
ている。ホイールの回転は3.5rpm。金型(7)は台形で寸
法は上底７０m/m下底110m/m高さ220m/m。左右一対より
なる金型はダイプレートのスライドにより型締・型開き
がなされる。ダイプレート(6)外側にはカムフォロワー
(8)が取付けられ、成形装置全体を支えるフレーム(9)に
助けられた板カム(10)により、ホイールの回転につれ
て、ダイプレートがスライドし、型締・型開きがなされ
る。ホイールの回転はモーター駆動によるが、インデッ
クスカムが利用されているため周速度は一定でなく、金
型がダイス直下に位置する直前は極めて低速度に、そし
てパリソン(4)を咬えた直後は一瞬停止し、カッター(1
1)でパリソン(4)をカットした後は高速で回転する。
金型(7)がパリソン(4)を咬えると同時にカッター(11)に
よりパリソン(4)をカットする。次に金型(7)が18°回転
するとダイプレートに取付けられたブローピン(12)がパ
リソン上端に打込まれる。ブローピンはエアーブロー用
のピン(13)、レバー(14)、支点、カムフォロワー(15)よ
りなり、ホイールの回転につれてフレーム(9)に取付け
られたカム(16)によりカムフォロワー(15)をけり上げ、
その作用によりブローピンがパリソン上端に打込まれ
る。
よりパリソン(4)をカットする。次に金型(7)が18°回転
するとダイプレートに取付けられたブローピン(12)がパ
リソン上端に打込まれる。ブローピンはエアーブロー用
のピン(13)、レバー(14)、支点、カムフォロワー(15)よ
りなり、ホイールの回転につれてフレーム(9)に取付け
られたカム(16)によりカムフォロワー(15)をけり上げ、
その作用によりブローピンがパリソン上端に打込まれ
る。
ブローピン打込みと同時に、金型内にエアーが吹込ま
れ、パリソンが金型キャビティと同一形状に成形され
る。ブローピン打込み及びエアーブローはホイール(5)
の回転角度200°の間続けられる。そして次にブローピ
ン作動用のカムによりブローピン(12)が金型よりはずさ
れる。そして、続いて型締用のカムにより金型は型開き
される。型開きの後、金型より取出ロボットにより成形
品を取出す。
れ、パリソンが金型キャビティと同一形状に成形され
る。ブローピン打込み及びエアーブローはホイール(5)
の回転角度200°の間続けられる。そして次にブローピ
ン作動用のカムによりブローピン(12)が金型よりはずさ
れる。そして、続いて型締用のカムにより金型は型開き
される。型開きの後、金型より取出ロボットにより成形
品を取出す。
上記の成形方法により所望のプラスチックボトルが３５
本／分の能率で得ることが出来た。
本／分の能率で得ることが出来た。
〈発明の効果〉 本発明は以上の構成になっているので、次のような優れ
た実用上の効果を有する。
た実用上の効果を有する。
(イ)ロータリー方式でありながら、ブローピンを打込む
方式を採用しているので、ボトルを中空成形した後、別
工程としての口元形状の仕上げの必要がなく、ロータリ
ー方式の生産性の良さと、レシプロ方式の口元仕上げ良
さの双方の利点を兼備えており、シャンプー、液体洗
剤、調味料、飲料水、医薬品、トイレタリー、化粧品等
の包装用ボトルの広い分野に利用できる。
方式を採用しているので、ボトルを中空成形した後、別
工程としての口元形状の仕上げの必要がなく、ロータリ
ー方式の生産性の良さと、レシプロ方式の口元仕上げ良
さの双方の利点を兼備えており、シャンプー、液体洗
剤、調味料、飲料水、医薬品、トイレタリー、化粧品等
の包装用ボトルの広い分野に利用できる。
(ロ)従来のロータリー中空成形機の金型の向き及びダイ
ヘッドの位置を変えただけの簡単な機構であり、ブロー
ピンと金型の開閉とはカムとカムフォロワーの組合わせ
によりタイミングを合わせてあるので金型が閉じたとき
に合わせて正確にブローピンがパリソンの口元に打込ま
れ、中空成形と同時にボトルの口元形状の仕上げが確実
に行なわれる。
ヘッドの位置を変えただけの簡単な機構であり、ブロー
ピンと金型の開閉とはカムとカムフォロワーの組合わせ
によりタイミングを合わせてあるので金型が閉じたとき
に合わせて正確にブローピンがパリソンの口元に打込ま
れ、中空成形と同時にボトルの口元形状の仕上げが確実
に行なわれる。
【図面の簡単な説明】 第１図は本発明に係るロータリー中空成形装置の側面概
略図、第２図は本発明に係るロータリー中空成形装置の
型締機構及びブローピンを示す部分断面図である。 (1)…押出機、(2)…ダイヘッド (3)…ダイス、(4)…パリソン (5)…ホイール、(6)…ダイプレート (7)…金型、(8)…カムフォロワー (9)…フレーム、(10)…板カム (11)…カッター、(12)…ブローピン (13)…ピン、(14)…レバー (15)…カムフォロワー、(16)…カム
略図、第２図は本発明に係るロータリー中空成形装置の
型締機構及びブローピンを示す部分断面図である。 (1)…押出機、(2)…ダイヘッド (3)…ダイス、(4)…パリソン (5)…ホイール、(6)…ダイプレート (7)…金型、(8)…カムフォロワー (9)…フレーム、(10)…板カム (11)…カッター、(12)…ブローピン (13)…ピン、(14)…レバー (15)…カムフォロワー、(16)…カム
Claims (2)
- 【請求項１】スクリューの回転により混練、溶融された
熱可塑性樹脂をダイヘッドよりパリソンとして連続的に
押出し、これをホイール上に取付けた割金型で咬えた
後、前記パリソン内に圧縮エアを吹込んで所望のプラス
チック中空成形品を得るロータリー式の中空成形方法に
おいて、パリソンを押出し、割金型で咬えた後、ダイヘ
ッド下端と割金型上端との間のパリソンを切断し、次い
でブローピンをパリソン口元に打込み、圧縮エアを吹込
んで所望の成形品を成形することを特徴とするロータリ
ー中空成形方法。 - 【請求項２】混練、溶融された熱可塑性樹脂をパリソン
として連続的に押出すダイヘッド、該ダイヘッドから押
出されたパリソンを咬えて成形するための割金型を周縁
に等間隔に複数個、設けたホイール、前記割金型とダイ
ヘッドとの間でパリソンを切断するためのカッター及び
ブローピンとから成り、前記ダイヘッドはホイールの最
高位置にある割金型の上方に位置し、かつ該割金型はパ
リソンの押出し方向と直交方向に開閉するようになって
おり、さらに前記カッターはダイヘッド下端と割金型上
端との間でパリソンを左右方向で挟み切るような一対の
刃から成り、前記ブローピンは割金型が閉じてパリソン
を切断した後にパリソンの口元内に打込まれるべく割金
型上端に設けられていることを特徴とするロータリー中
空成形装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25348685A JPH0645176B2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | ロ−タリ−中空成形方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25348685A JPH0645176B2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | ロ−タリ−中空成形方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62111717A JPS62111717A (ja) | 1987-05-22 |
| JPH0645176B2 true JPH0645176B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=17252050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25348685A Expired - Lifetime JPH0645176B2 (ja) | 1985-11-12 | 1985-11-12 | ロ−タリ−中空成形方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0645176B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1038715A2 (en) | 1999-03-26 | 2000-09-27 | Teijin Seiki Co., Ltd. | Freeing mechanism for motorized gear reducer |
-
1985
- 1985-11-12 JP JP25348685A patent/JPH0645176B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1038715A2 (en) | 1999-03-26 | 2000-09-27 | Teijin Seiki Co., Ltd. | Freeing mechanism for motorized gear reducer |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62111717A (ja) | 1987-05-22 |
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