JPH0644963Y2 - 外壁板の取付け金具 - Google Patents
外壁板の取付け金具Info
- Publication number
- JPH0644963Y2 JPH0644963Y2 JP1986067486U JP6748686U JPH0644963Y2 JP H0644963 Y2 JPH0644963 Y2 JP H0644963Y2 JP 1986067486 U JP1986067486 U JP 1986067486U JP 6748686 U JP6748686 U JP 6748686U JP H0644963 Y2 JPH0644963 Y2 JP H0644963Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- vertical plate
- mounting bracket
- shaped body
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Finishing Walls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、工場生産した間仕切りなどの外壁板を室内
側から取付けるようにした取付け金具に関する。
側から取付けるようにした取付け金具に関する。
従来、天井面と床面とに上下端を支持させて並列状に多
数本建て込んだスタッドの外側に耐火外壁板を施工する
に際し、隣地の建物の近接により間隙が小さい場合、ま
ず室内側からスタッドに突き出しクリップを介してメタ
ルラスを支持させる。
数本建て込んだスタッドの外側に耐火外壁板を施工する
に際し、隣地の建物の近接により間隙が小さい場合、ま
ず室内側からスタッドに突き出しクリップを介してメタ
ルラスを支持させる。
次いで室内側からメタルラスに岩綿モルタル等の耐火壁
材を吹き付けながら外壁板を形成している。
材を吹き付けながら外壁板を形成している。
メタルラスの取付けに著しく手数がかかると共に、現場
での耐火壁材の配合、混練そして圧送による吹き付け作
業に多く人手を必要とし、かつ工期が長くなる問題があ
った。
での耐火壁材の配合、混練そして圧送による吹き付け作
業に多く人手を必要とし、かつ工期が長くなる問題があ
った。
そこで、この考案の目的は、室内側から外壁板を容易に
取付けるようにしたものである。
取付けるようにしたものである。
上記の問題点を解決するために、この考案は両側縁部に
タッピングネジの挿通孔を有する金属製の板状体と、こ
の板状体から連なって上記板状体の裏面上下で対向する
よう設けた上側水平板及び下側水平板と、この上側水平
板から連なって上記板状体に並行するよう上向きに突出
する垂直板と、この垂直板の裏面一側縁部と上記下側水
平板とに自由端が互に左右から内向きに突出するよう設
けたフックと、上記垂直板の他側縁に前記垂直板側フッ
クの自由端の反対方向に突出し、かつ屈曲自在に連成し
た抱込み片とで構成したものである。
タッピングネジの挿通孔を有する金属製の板状体と、こ
の板状体から連なって上記板状体の裏面上下で対向する
よう設けた上側水平板及び下側水平板と、この上側水平
板から連なって上記板状体に並行するよう上向きに突出
する垂直板と、この垂直板の裏面一側縁部と上記下側水
平板とに自由端が互に左右から内向きに突出するよう設
けたフックと、上記垂直板の他側縁に前記垂直板側フッ
クの自由端の反対方向に突出し、かつ屈曲自在に連成し
た抱込み片とで構成したものである。
建て込んであるスタッドの屋外側フランジの両側縁に垂
直板及び水平板のフックをそれぞれ嵌め合わせ係合す
る。
直板及び水平板のフックをそれぞれ嵌め合わせ係合す
る。
このとき、フランジの表面に垂直板の裏面が重なる。
次に工具を用いて抱込み片を屈曲しながらフランジの一
側縁を抱込み片により抱込み、スタッドに対する取付け
金具の回転を止めてフランジから両フックが外れないよ
うにする。
側縁を抱込み片により抱込み、スタッドに対する取付け
金具の回転を止めてフランジから両フックが外れないよ
うにする。
上記の方法によりスタッドの所定位置に取付け金具を取
付けたのち、まず屋外に外壁板を運び込み、次いで板状
体の各挿通孔に挿通したタッピングネジを外壁板にねじ
込みながら、スタッドに取付け金具を介し外壁板を取付
ける。
付けたのち、まず屋外に外壁板を運び込み、次いで板状
体の各挿通孔に挿通したタッピングネジを外壁板にねじ
込みながら、スタッドに取付け金具を介し外壁板を取付
ける。
以下、この考案の取付け金具を添付図面に基づいて説明
する。
する。
第1図に示すAは外壁板の取付け金具である。
上記の取付け金具Aは、両側縁部に挿通孔1を有する板
面が垂直な金属製の板状体2と、この板状体2から連な
って板状体2の裏面上下で対向するよう設けた上側水平
板3及び下側水平板4と、この上側水平板3から連なっ
て板状体2に並行するよう上向きに突出する垂直板5
と、この垂直板5の裏面一側縁部と下側水平板4とに自
由端が互に左右から内向きに突出するよう設けたフック
6、7と、垂直板5の他側縁にフック6の自由端の反対
方向に突出し、かつ屈曲自在に連成した抱込み片8とで
構成されている。
面が垂直な金属製の板状体2と、この板状体2から連な
って板状体2の裏面上下で対向するよう設けた上側水平
板3及び下側水平板4と、この上側水平板3から連なっ
て板状体2に並行するよう上向きに突出する垂直板5
と、この垂直板5の裏面一側縁部と下側水平板4とに自
由端が互に左右から内向きに突出するよう設けたフック
6、7と、垂直板5の他側縁にフック6の自由端の反対
方向に突出し、かつ屈曲自在に連成した抱込み片8とで
構成されている。
上側水平板3は、図示の場合、板状体2の上縁から連な
って設け、下側水平板4は、図示の場合、板状体2に両
端が下方に向くコ字状の切込み9を入れて、この切込み
9の内側を板状体2の裏面方向に突出するよう切り起こ
して設けてある。
って設け、下側水平板4は、図示の場合、板状体2に両
端が下方に向くコ字状の切込み9を入れて、この切込み
9の内側を板状体2の裏面方向に突出するよう切り起こ
して設けてある。
また、フック6は、図示の場合、垂直板5の両端が垂直
板5の側縁に向くコ字状の切込み10を入れて、この切込
み10の内側を垂直板5の裏面方向に突出するよう切り起
こして設けてある。
板5の側縁に向くコ字状の切込み10を入れて、この切込
み10の内側を垂直板5の裏面方向に突出するよう切り起
こして設けてある。
さらに、フック7は、下側水平板4に切欠き11を設けて
形成する。
形成する。
なお、図示のように抱込み片8の屈曲線上に抜孔12を設
けておくことにより、抱込み片8の屈曲が容易になる。
けておくことにより、抱込み片8の屈曲が容易になる。
次に上記構成した取付け金具Aを用いた外壁板Cの取付
け方法を説明する。
け方法を説明する。
なお、外壁板Cは、金属板13と、この金属板13の両面に
貼り合わせたボード14とで構成されている。
貼り合わせたボード14とで構成されている。
天井面と床面とに上下端を支持させて並列状に建て込ん
であるスタッドBのフランジbの両側縁にフック6、7
をそれぞれ嵌め合わせて係合する。
であるスタッドBのフランジbの両側縁にフック6、7
をそれぞれ嵌め合わせて係合する。
このとき、フランジbの表面に垂直板5の裏面が重な
る。
る。
次に、フランジbの側縁とフック6、7との係合状態を
維持しながらペンチなどでつかんだ抱込み片8をフック
5の自由端の方向に屈曲しながら、屈曲した抱込み片8
によりフランジbのフック7の係合側縁を抱き込んで板
状体2の回転を止め第2図に示すように、フランジbの
側縁からフック5、7が外れるのを防止する。
維持しながらペンチなどでつかんだ抱込み片8をフック
5の自由端の方向に屈曲しながら、屈曲した抱込み片8
によりフランジbのフック7の係合側縁を抱き込んで板
状体2の回転を止め第2図に示すように、フランジbの
側縁からフック5、7が外れるのを防止する。
しかして、屋外に外壁板Cを運び込み、室内側から挿通
孔1に挿通したタッピングネジ15を外壁板Cにねじ込ん
で、第2図及び第3図に示すように、スタッドBに取付
け金具A及びタッピングネジ15を介し外壁板Cを取付け
る。
孔1に挿通したタッピングネジ15を外壁板Cにねじ込ん
で、第2図及び第3図に示すように、スタッドBに取付
け金具A及びタッピングネジ15を介し外壁板Cを取付け
る。
なお、取付けた外壁板Cの裏面は、板状体2の表面に重
なっている。
なっている。
以上のように、この考案に係る取付け金具によれば、ス
タッドのフランジの両側縁にフックを嵌め合わせ係合し
たのち、屈曲する抱込み片によりフランジの縁を抱き込
むので、板状体の回転が止まり、フランジの両側縁から
フックが外れるのを阻止する。
タッドのフランジの両側縁にフックを嵌め合わせ係合し
たのち、屈曲する抱込み片によりフランジの縁を抱き込
むので、板状体の回転が止まり、フランジの両側縁から
フックが外れるのを阻止する。
このため、スタッドに対する取付け金具の離脱を防止す
ると共に、スタッドに対する取付け作業が極めて容易に
なる。
ると共に、スタッドに対する取付け作業が極めて容易に
なる。
また、板状体に挿通孔を設けてあるので、挿通孔に挿通
したタッピングネジを介し室内側から極めて容易に外壁
版を取付けることができる。
したタッピングネジを介し室内側から極めて容易に外壁
版を取付けることができる。
第1図はこの考案に係る取付け金具の斜視図、第2図は
使用状態を示す横断平面図、第3図は同縦断側面図であ
る。 A……取付け金具、1……挿通孔、 2……板状体、3……上側水平板、 4……下側水平板、5……垂直板、 6、7……フック、8……抱込み片。
使用状態を示す横断平面図、第3図は同縦断側面図であ
る。 A……取付け金具、1……挿通孔、 2……板状体、3……上側水平板、 4……下側水平板、5……垂直板、 6、7……フック、8……抱込み片。
Claims (1)
- 【請求項1】両側縁部にタッピングネジの挿通孔を有す
る金属製の板状体と、この板状体から連なって上記板状
体の裏面上下で対向するよう設けた上側水平板及び下側
水平板と、この上側水平板から連なって上記板状体に並
行するよう上向きに突出する垂直板と、この垂直板の裏
面一側縁部と上記下側水平板とに自由端が互に左右から
内向きに突出するよう設けたフックと、上記垂直板の他
側縁に前記垂直板側フックの自由端の反対方向に突出
し、かつ屈曲自在に連成した抱込み片とから成る外壁板
の取付け金具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986067486U JPH0644963Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 外壁板の取付け金具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986067486U JPH0644963Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 外壁板の取付け金具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62177809U JPS62177809U (ja) | 1987-11-11 |
JPH0644963Y2 true JPH0644963Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=30906441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986067486U Expired - Lifetime JPH0644963Y2 (ja) | 1986-04-30 | 1986-04-30 | 外壁板の取付け金具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644963Y2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132840A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-16 | Armstrong Cork Co | Approachable and removable support for wall panel and clip for said support |
JPS5622512U (ja) * | 1979-07-24 | 1981-02-28 | ||
JPS60109448A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-14 | 鹿島建設株式会社 | 間仕切構造 |
-
1986
- 1986-04-30 JP JP1986067486U patent/JPH0644963Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55132840A (en) * | 1979-03-30 | 1980-10-16 | Armstrong Cork Co | Approachable and removable support for wall panel and clip for said support |
JPS5622512U (ja) * | 1979-07-24 | 1981-02-28 | ||
JPS60109448A (ja) * | 1983-11-15 | 1985-06-14 | 鹿島建設株式会社 | 間仕切構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62177809U (ja) | 1987-11-11 |
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