JPH0644548Y2 - C型ガンにおける冷却水供給装置 - Google Patents

C型ガンにおける冷却水供給装置

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JPH0644548Y2
JPH0644548Y2 JP1989092925U JP9292589U JPH0644548Y2 JP H0644548 Y2 JPH0644548 Y2 JP H0644548Y2 JP 1989092925 U JP1989092925 U JP 1989092925U JP 9292589 U JP9292589 U JP 9292589U JP H0644548 Y2 JPH0644548 Y2 JP H0644548Y2
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water
cooling water
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cooling
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JP1989092925U
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JPH0336375U (ja
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輝男 稲葉
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小原株式会社
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はC型ガンのポントホルダ及び電極を冷却する
ための冷却水の供給装置に関するものである。
[従来の技術] 従来,C型ガンにおけるポントホルダ及び電極を冷却する
ための冷却水は第4図に示すような供給装置によって供
給されていた。即ち, 31はエアーシリンダであって、該シリンダ内のピストン
32の往復移動によってロッド33の先端に取付けられた電
極34は他のアーム(図示せず)の電極35に対して接近或
は離脱を行なう。
36は前記エアーシリンダ31の側部に構成された廻り止め
支持機構又はエコライジング機構であって、ロッド33に
固定された腕37に螺合するガイド軸38は該廻り止め支持
機構又はエコライジング機構36に摺動自在に配置されて
いる。
39はポイントホルダであって、溶接用の電流が供給され
るシャント(図示せず)が接続されるようになっている
と共に該ポントホルダ39の側部には、ポイントホルダ39
及び電極34を冷却するための冷却水の供給可撓管40及び
排出可撓管41が接続されていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、このような冷却水の供給装置では、可撓管4
0,41が高温状態になり易い溶接部近傍のガンの前方両側
或は前方一側に長く延びているため、溶接作業時に該管
40,41が邪魔になり、溶接作業が行い難いと共に往々に
して該管が切断或は破損する、という問題がある。
この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、溶
接作業時にも冷却水の供給装置が格別に邪魔にならず且
つホースの痛みの少ない、しかも確実なロッドの回り止
めが兼用されるところの簡易なC型ガンにおける冷却水
供給装置を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、この考案における冷却水供
給装置は、 エアーシリンダの両側部にそれぞれ配置した水ジャケッ
トとロッドの廻り止め腕との間をそれぞれ水管で連結
し、該水管の水ジャケット側を水ジャケット内に摺動自
在にすると共に該水管の前記廻り止め腕側を通水路を介
してポイントホルダに連絡し、一方の水ジャケットの後
端部に冷却水供給ホースの接続具を設けると共に他方の
水ジャケットの後端部に冷却水排水ホースの接続具を設
け、前記一方の水ジャケットから摺動水管,廻り止め
腕,通水路,ポイントホルダ,電極側,ポイントホル
ダ,通水路,廻り止め腕,摺動水管を経て他方の水ジャ
ケットに至る冷却水路を形成したことを特徴とする、 ものである。
[作用] エアーシリンダによってロッドを前進又は後退させると
きは、エアーシリンダの両側部の水ジャケットと水管と
ロッドの廻り止め腕とからなる廻り止め機構が作動し
て、ロッドは回動することがなく確実にガイドされ、ま
た溶接作業時には、前記エアーシリンダの両側部の水ジ
ャケットと水管と通水路とで、C型ガンのポイントホル
ダ及び電極を冷却するための冷却水の供給及び排出が行
なわれるが、該冷却水の供給ホースの接続具及び排水ホ
ースの接続具が各水ジャケットの後端部に設けられてい
るため、供給ホース及び排水ホースは比較的に低温状態
に維持され、しかも溶接作業時の邪魔にならない。
[実施例] 第1図を参照してこの考案の第1の実施例について説明
をする。
図において、1はエアーシリンダであって、該シリンダ
内のピストン2の往復移動によってロッド3の先端に取
付けられた電極4は他のアーム(図示せず)の電極5に
対して接近或は離脱を行なう。
6,7は前記エアーシリンダ1の両側部に配置された水ジ
ャケットであって、ロッド3に固定された廻り止め腕8
に螺合する水管9,10は該水ジャケット6,7内にそれぞれ
摺動自在に配置されている。
11はポイントホルダであって、溶接用の電流が供給され
るシャント(図示せず)が接続されるようになっている
と共に該ポイントホルダ11の両側部には、通水管受け部
材12,13が突出されており、該受け部材12,13と廻り止め
腕8に螺合された水管9,10との間には通水管14,15がそ
れぞれ接続されている。従って、該受け部材と通水管と
のよって通水路を形成していることになる。
なお、16は水ジャケット6の後端部に設けられた冷却水
供給ホースの接続具、17は水ジャケット7の後端部に設
けられた冷却水排水ホースの接続具であり、また、18,1
9はOリングである。
このような構成を具有する実施例において、溶接作業を
行なうためにエアーシリンダ1内のピストン2を前進さ
せると、ロッド3は両水管9,10にガイドされて確実に前
進し電極4は他の電極5と協同して溶接作業を行なう位
置にまで前進接近する。
この状態でポイントホルダ11に接続されたシャントに電
流を供給すると同時に冷却水供給ホースの接続具16を介
して冷却用の水をホースから一方の水ジャケット6に供
給すると、この水は水管9,通水管14,通水管受け部材12
を経てポイントホルダ11内に入り、ポイントホルダ11及
び電極4を冷却した後,ポイントホルダ11から通水管受
け部材13,通水管15,水管10を経て他方の水ジャケット7
から接続具17を介して冷却水排水ホースへ戻される。
前記溶接が終了すると、ピストン2を後退させることに
より、ロッド3は両水管9,10にガイドされて確実に後退
し電極4は他の電極5から離脱する。
このように、前記両水管9,10はロッド3の前進或は後退
時のガイド役をすると共に冷却水の供給,排出の役をす
るものであって、前記ロッド3の移動に伴って水ジャケ
ット6,7内を摺動するが、該水ジャケット6,7と水管9,10
との間にはOリング18,19がそれぞれ配置されているの
で、水漏れの心配はない。
そして、全溶接作業が終了すると、ピストン2を最終端
まで後退させることにより、ロッド3を最も後退した位
置になるので、この位置にロッド3を保持させるために
も廻り止め腕8と水管9,10と水ジャケット6,7は利用さ
れる。
第2,3図に示す実施例は、シリンダ上部に形成した支持
部材とガイド軸と廻り止め腕とからなる冷却水の供給,
排出の役をしない廻り止め機構を前記第1の実施例のも
のに付加したものであって、その余の構成は第1の実施
例と実質的に同一であるので同一の符号を付してその説
明を省略する。
この実施例の場合、ロッド3に固定された廻り止め腕20
には、両水管9,10の外にガイド軸21が固定され、該ガイ
ド軸21はシリンダ1の上部に形成した支持部材22に摺動
自在に支持されている。
従って、エアーシリンダ1内のピストン2を前進又は後
退させてロッド3を移動させる場合には、ロッド3はガ
イド軸21,水管9及び水管10によってガイドされて前進
又は後退するので、その移動時におけるロッド3の回動
はより確実に回避されるのである。
なお、両実施例において、通水路を通水管14と通水管受
け部材12とで構成したものについて説明をしたが、該通
水路は例えば通水管14を直接にポイントホルダ11に接続
してもよい。
[考案の効果] この考案によると、エアーシリンダの両側部にそれぞれ
配置した水ジャケットとロッドの廻り止め腕との間をそ
れぞれ水管で連結し、該水管の水ジャケット側を水ジャ
ケット内に摺動自在にすると共に該水管の前記廻り止め
腕側を通水路を介してポイントホルダに連絡したので、
従来の廻り止め機構に用いられていたガイド軸を水管と
し水ジャケットを用いて水の供給,排出を行なうように
するか、又は水管とジャケットを別途付加する、という
簡単な構成によって、ガンへの水の供給が可能となると
共にロッドの廻り止めが保証される。そして、その廻り
止めが特にエアーシリンダの両側部で行われるので、ロ
ッドが廻ることが絶対になく確実な廻り止めとなる。
しかも、一方の水ジャケットの後端部に冷却水供給ホー
スの接続具を設けると共に他方の水ジャケットの後端部
に冷却水排水ホースの接続具を設け、前記一方の水ジャ
ケットから摺動水管,廻り止め腕,通水路,ポイントホ
ルダ,電極側,ポイントホルダ,通水路,廻り止め腕,
摺動水管を経て他方の水ジャケットに至る冷却水路を形
成したので、廻り止めを確実にしながら、前記接続具に
接続されるホースは、ガンの後部で比較的に低温に維持
されると共に溶接作業の邪魔になることもなく、ホース
の切断,破損の虞も少ない安全な冷却水供給装置とな
る。また、冷却水路明確,単純に形成できることから冷
却水の滯りがなく、更に安全な冷却水供給装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るC型ガンにおける冷却水供給装
置の一実施例の平面図、第2図は他の実施例の平面図、
第3図は第2図のIII−III線の断面図、第4図は従来例
の平面図を示す。 1……エアーシリンダ、3……ロッド、 6,7……水ジャケット、8,20……廻り止め腕、 9,10……水管、11……ポイントホルダ、 14,15……通水路、16,17……ホース接続具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エアーシリンダによって駆動されるロッド
    を具有するC型ガンにおいて、エアーシリンダの両側部
    にそれぞれ配置した水ジャケットとロッドの廻り止め腕
    との間をそれぞれ水管で連結し、該水管の水ジャケット
    側を水ジャケット内に摺動自在にすると共に該水管の前
    記廻り止め腕側を通水路を介してポイントホルダに連絡
    し、一方の水ジャケットの後端部に冷却水供給ホースの
    接続具を設けると共に他方の水ジャケットの後端部に冷
    却水排水ホースの接続具を設け、前記一方の水ジャケッ
    トから摺動水管,廻り止め腕,通水路,ポイントホル
    ダ,電極側,ポイントホルダ,通水路,廻り止め腕,摺
    動水管を経て他方の水ジャケットに至る冷却水路を形成
    したことを特徴とするC型ガンにおける冷却水供給装
    置。
JP1989092925U 1989-08-09 1989-08-09 C型ガンにおける冷却水供給装置 Expired - Lifetime JPH0644548Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0336375U JPH0336375U (ja) 1991-04-09
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US4260868A (en) * 1978-11-29 1981-04-07 Day Industrial Research Corporation Current carrying reciprocable fluid motor
JPH0235415Y2 (ja) * 1984-09-06 1990-09-26

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