JPH0644353B2 - 光ピツクアツプ装置 - Google Patents
光ピツクアツプ装置Info
- Publication number
- JPH0644353B2 JPH0644353B2 JP62012742A JP1274287A JPH0644353B2 JP H0644353 B2 JPH0644353 B2 JP H0644353B2 JP 62012742 A JP62012742 A JP 62012742A JP 1274287 A JP1274287 A JP 1274287A JP H0644353 B2 JPH0644353 B2 JP H0644353B2
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- JP
- Japan
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- photodetector
- pickup device
- optical pickup
- reflected
- parallel plate
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- Optical Head (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、光学的に記録された情報を読み出し、また
は、書き込むための光ピックアップ装置に関するもので
ある。
は、書き込むための光ピックアップ装置に関するもので
ある。
［従来の技術］ 第２図は従来の光ピックアップ装置を示す概要図であ
り、図において、（１）はレーザー光源、（２）はレー
ザー光源（１）よりの出射光束、（３）は出射光束
（２）と反射光束（６）を分離するための平行平板素
子、（４）は出射光束（２）を情報記録担体（５）上に
集光するための集光レンズ系、（７）は光検知器であ
り、この光検知器（７）は保護層（７ａ）及び受光層
（７ｂ）によって構成されている。
り、図において、（１）はレーザー光源、（２）はレー
ザー光源（１）よりの出射光束、（３）は出射光束
（２）と反射光束（６）を分離するための平行平板素
子、（４）は出射光束（２）を情報記録担体（５）上に
集光するための集光レンズ系、（７）は光検知器であ
り、この光検知器（７）は保護層（７ａ）及び受光層
（７ｂ）によって構成されている。
次に動作について説明する。レーザー光源（１）よりの
出射光束（２）は、平行平板素子（３）によって反射さ
れ、集光レンズ系（４）によって情報記録担体（５）上
を集光される。この出射光束（２）は情報記録担体
（５）上に記録された情報によって変調され反射され
る。
出射光束（２）は、平行平板素子（３）によって反射さ
れ、集光レンズ系（４）によって情報記録担体（５）上
を集光される。この出射光束（２）は情報記録担体
（５）上に記録された情報によって変調され反射され
る。
反射光束（６）は再び集光レンズ系（４）に入射し、平
行平板素子（３）を透過して光検知器（７）に至る。反
射光束はこの光検知器（７）によって電気信号に変換さ
れ、ここに図示しない回路によって、例えばオーディ
オ、ビデオ信号あるいはデジタル信号として利用され
る。
行平板素子（３）を透過して光検知器（７）に至る。反
射光束はこの光検知器（７）によって電気信号に変換さ
れ、ここに図示しない回路によって、例えばオーディ
オ、ビデオ信号あるいはデジタル信号として利用され
る。
上記情報記録担体（５）は一般に円盤状であって、その
中心を支点に回転しており、出射光束の集光位置は面振
れ等によりたえず移動している。従って、出射光束
（２）の集光位置は記録密度を高めるため、正しく情報
記録担体（５）上に位置させるための機構が必要であ
る。
中心を支点に回転しており、出射光束の集光位置は面振
れ等によりたえず移動している。従って、出射光束
（２）の集光位置は記録密度を高めるため、正しく情報
記録担体（５）上に位置させるための機構が必要であ
る。
そこで光検知器（７）の信号によって、情報記録担体
（５）と反射光束（２）の集光位置とのずれを変位信号
として検出し、サーボ機構（図示せず）によって集光レ
ンズ系（４）を駆動し、たえず、反射光束（２）の集光
位置を情報記録担体（５）上に保持している。
（５）と反射光束（２）の集光位置とのずれを変位信号
として検出し、サーボ機構（図示せず）によって集光レ
ンズ系（４）を駆動し、たえず、反射光束（２）の集光
位置を情報記録担体（５）上に保持している。
［発明が解決しようとする問題点］ 従来の光ピックアップ装置は以上のように構成されてい
るので、光検知器の構成要素である受光層の受光面に入
射した光の一部が反射されて、同じ構成要素である保護
層の入射部に至り、ここで再び反射されて受光面に至る
ため、受光面のスポット上で干渉が生じる。例えば温度
変化等により、保護層の屈折率が変化することによっ
て、干渉状態が変化し、光検知器の出力信号のレベルが
変化するという問題がある。また、平行平板素子を透過
することにより、光検知器上のスポットにコマ収差が発
生するため、安定した変位信号が得られないという問題
点があった。
るので、光検知器の構成要素である受光層の受光面に入
射した光の一部が反射されて、同じ構成要素である保護
層の入射部に至り、ここで再び反射されて受光面に至る
ため、受光面のスポット上で干渉が生じる。例えば温度
変化等により、保護層の屈折率が変化することによっ
て、干渉状態が変化し、光検知器の出力信号のレベルが
変化するという問題がある。また、平行平板素子を透過
することにより、光検知器上のスポットにコマ収差が発
生するため、安定した変位信号が得られないという問題
点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、光検知器内での光束の干渉を防止できるとと
もにコマ収差の発生を防止し、安定した変位信号を得る
光ピックアップ装置を得ることを目的とする。
たもので、光検知器内での光束の干渉を防止できるとと
もにコマ収差の発生を防止し、安定した変位信号を得る
光ピックアップ装置を得ることを目的とする。
［問題点を解決するための手段］ この発明に係る光ピックアップ装置は、平行平板素子と
光検知器の保護層の入射面を互いに反対方向に反射光束
の光軸に対して傾けて配設したものである。
光検知器の保護層の入射面を互いに反対方向に反射光束
の光軸に対して傾けて配設したものである。
［作用］ この発明における光ピックアップ装置は、平行平板素子
と光検知器の保護層の入射面を互いに反対方向に反射光
束の光軸に対して傾けて配設したことにより、光検知器
内での光束の干渉が防止されるとともに反射光束のコマ
収差も補正され、安定した変位信号が得られる。
と光検知器の保護層の入射面を互いに反対方向に反射光
束の光軸に対して傾けて配設したことにより、光検知器
内での光束の干渉が防止されるとともに反射光束のコマ
収差も補正され、安定した変位信号が得られる。
［実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、光検知器（７）は保護層（７ａ）の入射面
（７ａ−ａ）を反射光束（６）の光軸に対して、平行平
板素子（３）とは反対方向に傾けて配設されており、他
の構成は前記第２図と同様である。
図において、光検知器（７）は保護層（７ａ）の入射面
（７ａ−ａ）を反射光束（６）の光軸に対して、平行平
板素子（３）とは反対方向に傾けて配設されており、他
の構成は前記第２図と同様である。
次に動作について説明する。反射光束（６）は光検知器
（７）の保護層（７ａ）に入射した後、受光層（７ｂ）
の受光面（７ｂ−ｂ）に至り、その一部は受光層（７
ｂ）によって吸収され電気信号に変換される。しかし残
りは受光面（７ｂ−ｂ）によって反射され、保護層（７
ａ）の入射面（７ａ−ａ）に戻り再び該入射面で反射さ
れて受光面（７ｂ−ｂ）に至る。
（７）の保護層（７ａ）に入射した後、受光層（７ｂ）
の受光面（７ｂ−ｂ）に至り、その一部は受光層（７
ｂ）によって吸収され電気信号に変換される。しかし残
りは受光面（７ｂ−ｂ）によって反射され、保護層（７
ａ）の入射面（７ａ−ａ）に戻り再び該入射面で反射さ
れて受光面（７ｂ−ｂ）に至る。
ところが、保護層（７ａ）の入射面（７ａ−ａ）を傾け
てあるために、受光面（７ｂ−ｂ）に戻る光束は、最初
に形成されたスポットとは異なる位置にスポットを形成
する。このため、光検知器（７）内での光束の干渉が防
止される。
てあるために、受光面（７ｂ−ｂ）に戻る光束は、最初
に形成されたスポットとは異なる位置にスポットを形成
する。このため、光検知器（７）内での光束の干渉が防
止される。
また、光検知器（７）はその保護層（７ａ）の入射面
（７ａ−ａ）を、平行平板素子（３）と反対の方向に傾
けて配設したことにより、平行平板素子（３）によって
発生したコマ収差が補正され、コマ収差のない良好なス
ポットが光検知器を構成する受光層の受光面上に形成さ
れ、安定した変位信号が得られる。
（７ａ−ａ）を、平行平板素子（３）と反対の方向に傾
けて配設したことにより、平行平板素子（３）によって
発生したコマ収差が補正され、コマ収差のない良好なス
ポットが光検知器を構成する受光層の受光面上に形成さ
れ、安定した変位信号が得られる。
なお、光検知器（７）は、傾き調整装置（図示せず）に
よって、保護層（７ａ）の入射面（７ａ−ａ）の傾きを
調整可能に構成することを可とする。
よって、保護層（７ａ）の入射面（７ａ−ａ）の傾きを
調整可能に構成することを可とする。
［発明の効果］ 以上のように、この発明によれば、平行平板素子と光検
知器の保護層の入射面を反射光束の光軸に対して互いに
反対方向に傾けるように構成したので、光検知器内の光
束の干渉が防止され、光検知器の受光層の受光面上にコ
マ収差のない良好なスポットが形成され、安定した変位
信号が得られる光ピックアップ装置を得ることができる
効果がある。
知器の保護層の入射面を反射光束の光軸に対して互いに
反対方向に傾けるように構成したので、光検知器内の光
束の干渉が防止され、光検知器の受光層の受光面上にコ
マ収差のない良好なスポットが形成され、安定した変位
信号が得られる光ピックアップ装置を得ることができる
効果がある。
第１図はこの発明の一実施例による光ピックアップ装置
を示す概要図、第２図は従来の光ピックアップ装置を示
す概要図である。 図において、（１）はレーザー光源、（２）は出射光
束、（４）は集光レンズ系、（５）は情報記録担体、
（６）は反射光束、（７）は光検知器、（７ａ）は保護
層、（７ａ−ａ）は入射面、（７ｂ）は受光層である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
を示す概要図、第２図は従来の光ピックアップ装置を示
す概要図である。 図において、（１）はレーザー光源、（２）は出射光
束、（４）は集光レンズ系、（５）は情報記録担体、
（６）は反射光束、（７）は光検知器、（７ａ）は保護
層、（７ａ−ａ）は入射面、（７ｂ）は受光層である。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【請求項１】レーザー光源よりの出射光束を情報記録担
体に集光する集光レンズ系と、前記情報記録担体よりの
反射光束を前記出射光束より分離する平行平板素子と、
前記反射光束上に配設された透明な保護層と受光層によ
って構成される光検知器を有する光ピックアップ装置に
おいて、前記反射光束の光軸に対して前記平行平板素子
を傾けて配設し、この平行平板素子の傾きと反対方向に
保護層の入射面を傾けて前記光検知器を配設したことを
特徴とする光ピックアップ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62012742A JPH0644353B2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 光ピツクアツプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62012742A JPH0644353B2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 光ピツクアツプ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63181135A JPS63181135A (ja) | 1988-07-26 |
| JPH0644353B2 true JPH0644353B2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=11813875
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62012742A Expired - Lifetime JPH0644353B2 (ja) | 1987-01-22 | 1987-01-22 | 光ピツクアツプ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0644353B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0677330B2 (ja) * | 1988-12-13 | 1994-09-28 | 三洋電機株式会社 | 光ピックアップ装置 |
-
1987
- 1987-01-22 JP JP62012742A patent/JPH0644353B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63181135A (ja) | 1988-07-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |