JPH0644352A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH0644352A
JPH0644352A JP4217300A JP21730092A JPH0644352A JP H0644352 A JPH0644352 A JP H0644352A JP 4217300 A JP4217300 A JP 4217300A JP 21730092 A JP21730092 A JP 21730092A JP H0644352 A JPH0644352 A JP H0644352A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
file
image
data
storage area
workstation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4217300A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Watanabe
明 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP4217300A priority Critical patent/JPH0644352A/ja
Publication of JPH0644352A publication Critical patent/JPH0644352A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、ファイル格納領域に修復
機能を与えることにより、異常時にファイル格納領域の
自動復旧を行ない得る装置を提供することにある。 【構成】 画像処理システムにおいて、前記ファイルサ
ーバのファイルにファイル格納領域の修復機能を与え、
前記ファイルサーバに対する画像情報の入出力時に、前
記ファイル格納領域の異常を検出した場合に、前記ファ
イル格納領域の自動復旧を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字画像と割付台紙
(版下台紙,ラフ指定紙等)の絵柄の画像とを読取って
後にレイアウトして出力する画像処理装置において、フ
ァイルシステムにファイル格納領域の修復機能を与える
ことにより、異常時にファイル格納領域の自動復旧を行
ない得るようにした画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高品質を要求する印刷業者向けの画像処
理システムとして、従来は文字,絵柄等の画像を総合的
に統合して編集するシステムがないか、又は存在しても
能力が低く実用的ではなかった。特に、デスクトップパ
ブリッシング分野はポストスクリプト等によるページ記
述言語により可能となりつつあるが、画像分野の能力,
性能は低いものである。印刷業者向けのシステムも存在
しているが、大量かつ高速にデータをハンドリングする
には十分でない。この理由は、文字、画像を統合的に処
理するための記述言語、CPU(ソフトウエア)による
処理に対応するには、余りにも処理すべきデータが多
く、パーフォーマンスの欠如となっているからである。
印刷用版下を作成するために、コードデータのみを出力
する場合は文字毎にビットマップに変換すると共に、前
もって数ラスタ毎にビットマップに展開しなければなら
ず、ビットマップのみを出力する場合は、出力画像の全
部又は一部を一時バッファに格納して出力装置に送るよ
うになっており、上記バッファのメモリ容量を小さくす
るために、出力装置が出力画像のバッファに蓄積される
間は待機するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような装置では文字と絵を同時にレイアウトして出力す
ることができず、ビットマップを出力するバッファ上に
前もって文字ビットマップをレイアウトしても、その実
現に多くの時間がかかる欠点があった。或いは、文字と
絵をそれぞれ別のペーパーやフイルムに出力し、オペレ
ータがペーパーやフイルム上で切り貼りを行なってい
る。このため、露光や印刷等の繰り返し作業が多くて時
間がかかり、中間的に生成される感材が無駄になってし
まっていた。
【0004】更に操作部と、ファイル管理部と、画像入
出力部とから成り、画像入出力部がファイル管理部から
ファイルの保存領域に関する情報を受取り、直接ファイ
ルの格納領域にデータの書込及び読出を行なう画像処理
システムであり、ファイル管理部のみがファイル格納領
域の修復機能を有するシステムが開発されている。しか
し、画像の入出力時にファイルシステムのファイル格納
領域の異常を検出した場合、ファイル格納領域の自動復
旧処理を行なうことができない。このため、オペレータ
が再度ファイルチェックを指示して処理する必要があっ
た。
【0005】この発明は上述のような事情よりなされた
ものであり、この発明の目的は、文字及び絵の画像デー
タを大量、高速にかつ電子的に対話編集処理する画像処
理システムにおいて、ファイルシステムにファイル格納
領域の修復機能を与えると共に、異常時にファイル格納
領域の自動復旧を行ない得る画像処理装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、入力装置で
読取られた画像の濃度データを保存する入力コントロー
ラと、編集入力機で編集されたコード情報及び前記画像
データを表示手段を用いて画面編集する記憶部を有する
ワークステーションと、前記入力コントローラ及びワー
クステーションに接続され、前記画像データ、前記コー
ド情報及び前記ワークステーションで画面編集された編
集データを記憶手段にファイルとして格納するためのフ
ァイルサーバと、前記記憶手段に格納されている編集デ
ータを読出して画像出力装置に画像を出力するようにな
っているイメージセッターとを具えた画像処理装置に関
するもので、この発明の上記目的は、前記ファイルサー
バのファイルシステムにファイル格納領域の修復機能を
有し、前記ファイルサーバに対する画像情報の入出力時
に、前記ファイル格納領域の異常を検出した場合に、前
記ファイル格納領域の自動復旧を行なうことによって達
成される。また、不良ファイルリストを前記ワークステ
ーションに表示するハードディスク状態通知機能を有
し、ユーザーレベルで前記ファイルシステムの欠損状況
を把握可能とすることによっても達成される。更に、前
記ファイル格納領域のファイル管理領域でエラーが発生
しても正常に動作させるファイルクラッシュ防止機能を
付加しても良い。
【0007】
【作用】この発明の画像処理システムは、入力コントロ
ーラ、ファイルサーバ、イメージセッター及びワークス
テーションで成っており、それぞれが独立したCPU
(マイクロプロセッサ、マイクロコンピユータ等)を具
備しているために各部を独立にかつ並行動作させること
ができ、高速で効率的な画像処理を実現することができ
ると共に、割付台紙の情報並びに絵柄や文字等を総合的
に対話編集して、メモリ容量をできるだけ小さくして、
画像出力装置より高品質画像をハードコピー又は印刷用
版下として得ることができる。しかも、この発明では、
ファイルサーバのファイルシステムにファイル格納領域
の修復機能を与え、ファイルサーバに復旧コマンドを持
たせることにより、異常時にファイル格納領域の復旧を
自動的に行なうようにしている。更に、不良ファイルリ
ストをワークステーションに表示するハードディスク状
態通知機能や、ファイル格納領域のファイル管理領域で
エラーが発生しても正常に動作させるファイルクラッシ
ュ防止機能を適宜付加している。
【0008】
【実施例】図1〜図3はこの発明の前提となる画像処理
システムをブロック図で示しており、絵柄、文字、図
形、更には割付台紙等の原稿をスキャナ等の入力装置1
で読取って、得られる画像の濃度データDDは入力コン
トローラ100に入力され、入力コントローラ100は
内蔵したCPU101を介して上記入力濃度データDD
を網点化回路102で網点化し、さらに圧縮回路103
で圧縮した後にバッファ104に一時保存し、その後に
SCSIバスを介して転送してファイルサーバ200の
磁気テープ210又はハードディスク220、221…
…に格納する。入力コントローラ100はデータの一時
保存用のローカルディスク(ハードディスク)105を
有している。ファイルシステムのファイルサーバ200
はCPU201を有し、インタフェース202〜205
を介して他の装置と接続されている。又、ワードプロセ
ッサや組版機等の編集入力機2で得られた文字等のコー
ド情報CDは、一旦フロッピーディスク3に格納された
後に読出されてワークステーション300に入力され
る。ワークステーション300は表示手段としてのCR
T301と、入力操作手段としてのキーボード302、
マウス306及びディジタイザ303と、記憶手段とし
てのハードディスク304、フロッピーディスク305
とを有した端末装置を複数組有しており、各ワークステ
ーション300はETHERNETを介してファイルサ
ーバ200と相互に接続されている。入力コントローラ
100で得られるCRT表示用に間引きされた画像デー
タ、枠データ及び輪郭表示用画像データは、磁気テープ
210又はハードディスク220、221…に画像出力
用の間引かれていない高密度データと共に格納されてお
り、間引かれたデータはSCSIバスを介して読出され
インタフェース204及び202を介してワークステー
ション300に転送され、入力コントローラ100との
間の制御指令等は補助データライン4を介してファイル
サーバ200のインタフェース200を経て転送され、
ファイルサーバ200には更にイメージセッター400
が接続されている。イメージセッター400にはCPU
401が設けられており、インタフェース402を介し
てファイルサーバ200の補助データライン5に接続さ
れ、インタフェース403を介してSCSIバスに接続
されている。イメージセッター400は更にシーケンサ
410及び必要なデータを格納するバッファ411を有
しており、イメージセッター400には高画質画像を出
力する高画質出力機10及び比較的低画質の画像出力を
行なうレーザビームプリンタ11が接続されている。な
お、ハードディスク220、221……にはロゴ、紋
章、網等の固定データ(ビットマップデータ)及び文字
出力用のベクトルフォントデータが予め格納されてい
る。
【0009】入力装置1では絵柄(中間調画像)、線
画、文字画(2値画)とも濃度データ(8ビット/画
素)でディジタル化される。8ビット/画素で入力され
た信号は入力コントローラ100で絵柄は網点化され、
4ビット/画素の情報が生成される。2値画は1ビット
/画素の情報に変換される。また、文字はワークステー
ション300からコード(符号)で入力されるが、入力
装置1から画像として入力されることもある。このた
め、画像として入力される場合は文字であっても画像
(ビットマップデータ)として扱われる。画像の出力は
全てイメージセッター400で実施されるが、イメージ
セッター400ではコード及びベクトル情報は全てビッ
トマップデータに変換されるので、画像出力と言えばビ
ットマップデータを出力するという意味で使用すること
になる。
【0010】ここで、入力コントローラ100の詳細を
図4に示して説明すると、入力コントローラ100は入
力装置1から入力された濃度データDDを高画質出力機
10のための高密度データ、レーザビームプリンタ11
のためのデータ、ワークステーション300のCRT3
01の表示のための2種類のデータ及び輪郭を示すに十
分な粗な画像データの5組のデータを同時に生成処理す
るようになっている。同時並行処理することによって全
体的に高速化を実現でき、ハードウエアによってCPU
101のデータ生成演算負荷を軽減できるからである。
すなわち、高画質出力機10のための高密度データは網
点化回路1021で網点化されて圧縮回路1031でデ
ータ圧縮され、その圧縮データがバッファ1041に一
時保存される。又、比較的低画質のレーザビームプリン
タ11で画像出力するためのデータは濃度データDDを所
定の間隔(たとえば1/3) で間引き(110)、その
粗データを網点化回路1022で網点化して圧縮回路1
032で圧縮し、その後にそれぞれバッファ1042に
一時保存している。さらに、CRT301で表示するた
めの更に粗い2種類のデータは、濃度データDDを所定
の間隔で間引いた後にそれぞれ網点化回路1023及び
1024で網点化し、バッファ1043及び1044に
それぞれ一時保存し、更に中間調画像から切抜きマスク
を作成する線画の場合には輪郭データを示すラプラシア
ン処理又はアンシャープマスク処理後の画像データの間
引きを行ない(113) 、その後に2値化回路1025
で2値化してバッファ1045に一時保存するようにな
っている。
【0011】このような構成において、CPU101は
データライン(図示せず)を介して入力装置1と交信す
ると共に、補助データライン4及びデュアルポートRA
M(図示せず)を経由してファイルサーバ200と交信
する。そして、入力装置1からのデータ送信要求がある
と、CPU101は図4に示す各回路に必要なデータを
セットし、その設定データをローカルディスク105に
格納し、更に副走査に関連する設定値をセットする。入
力装置1からの濃度データDDは1ライン毎に入力さ
れ、図4に示す各回路が同期をとってバッファ104
(1041〜1045) に格納される。この間CPU1
01はSCSIバスの切換え、データ圧縮用出力バッフ
ァ1041の切換え、各種回路からのエラー情報の有無
をチェックする。一度バッファ104及びローカルディ
スク105に格納されたデータはCPU101の指令に
よってソートされ、外部のSCSIバスに出力される。
【0012】ファイルシステムを構成するファイルサー
バ200の構成は図2に示すようになっており、このフ
ァイルサーバ200はファイル管理及びファイルの共有
といった共通ファイル管理機能と、ネットワーク通信及
びユニット間通信の通信制御機能とを有している。すな
わち、ファイルサーバ200はSCSIバスを経由して
ハードディスク(220、221……) 、磁気テープ2
10のファイル管理を行ない、ETHERNETを経由
してワークステーション300とのソフトウエアインタ
フェースの機能を有し、更に入力コントローラ100及
びイメージセッター400に対するファイル管理情報の
サービス並びにSCSIバス経由でのファイル管理に対
するユーティリティ機能の実施を行なう。たとえばフォ
ントの登録やSCSIディスクのガベージコレクション
(ゴミ取り処理)などである。ここに、フォント登録に
は2種類ある。一つは、システムで持っているフォント
の登録であり、この登録は他のフォント作成システムで
作成されたベクトルフォントを磁気テープの形式で本画
像処理システムのハードディスクへ格納するものであ
る。もう一つは、外字フォントの登録である。外字フォ
ントとは、システム内に存在しない文字のことである。
この場合は、他システムで作成されたフォントをフロッ
ピー又は磁気テープより本システム内に登録する。
【0013】ファイルサーバ200はワークステーショ
ン300、入力コントローラ100及びイメージセッタ
ー400の間のデータの転送を行なうためのサービス及
びデータの格納を行ない、入力コントローラ100は補
助データライン4及びデュアルポートRAMを介して各
種ファイルの領域の確保、削除に関してファイルサーバ
200から必要な情報を得る。入力コントローラ100
内のバッファ104に一度入ったデータを画像処理シス
テムのファイルとして登録するには、ファイル名、ファ
イル容量等の情報をファイルサーバ200に転送し、S
CSIバス上のハードディスク220、221…をアク
セスする。これにより、ファイルサーバ200はディレ
クトリーの交信、ディスクエリア等の管理を行なう。又
ファイルサーバ200はETHERNETを介してワー
クステーション300にファイルデータを転送したり、
ワークステーションからのデータを受信したりする。こ
の時、ワークステーション300の指令に従ってファイ
ルサーバ200はSCSIバス上のハードディスク(2
20、…) や磁気テープ210を管理し、ディレクトリ
ー等の必要な情報を更新する。又、イメージセッター4
00に対するコマンド及び磁気テープ210に対するコ
マンドを得、それに従ったサービスを行なう。更に、イ
メージセッター400に対しては補助データライン5及
びデユアルポートRAMを介して所定のコマンドを送
り、このイメージセッター400からの要求に対してフ
ァイル管理情報を送り、SCSIバス上のディスクデー
タに対してはイメージセッター400が直接アクセスす
るようになっている。更に、画像処理システム全体に関
連したユーティリティ情報をSCSIバス上のハードデ
ィスク220、221、……で管理し、フォント情報、
システム上の共通ファイル等がそれらの情報に当る。
【0014】次に、ワークステーション300につい
て、その動作を図5のフローを参照して説明すると、編
集入力機2で編集され格納されている文書データはフロ
ッピーディスク3から読出され(ステップS310)、
文書データのコード情報CDはデータフォーマットの変
換が行なわれる(ステップS311) 。そして、CRT
301に1ページ分の文書内容を表示し(ステップS3
12) 、割付台紙等から読取った画像の画像データ出力
位置をマウス306、キーボード302、ディジタイザ
303で指示し(ステップS313)、割付台紙の枠と
共に1ページ毎のページ記述データを作成する(ステッ
プS314) 。このようなデータ作成を全ページについ
て行ない(ステップS315)、その後に印刷用版下作
成の面付けの指示をキーボード302で行ない(ステッ
プS316) 、面付けされたページ記述データを作成す
る(ステップS317) 。そして、ファイルサーバ20
0に作成データを転送すると共に(ステップS318)
、イメージセッター400に画像出力を指示して動作
を終了する(ステップS319) 。
【0015】次に、図6を参照して、面付け時の動作例
を説明する。ワークステーション300は、ファイルサ
ーバ200のハードディスク220、221、…から間
引かれた画像データを読込むと共に(ステップS33
0)、フロッピーディスク3から文書データを読込み
(ステップS331) 、ワークステーション300のC
RT301に必要情報を表示すると共に、マウス30
6、キーボード302、ディジタイザ303を操作して
画像、文書、枠のレイアウトをページ単位で行なう(ス
テップS332) 。そして、予め登録されている面付け
の種類をキーボード302で指示し(ステップS33
3) 、指示された面付け状態(例えば同図A〜D)に各
ページがCRT301上にページ数と共にレイアウト表
示される(ステップS334) 。ここにおいて、面付け
の登録は例えばA4版の4面又はA5版の8面と言うよ
うに、複数ページの製本時の折りを考慮して予めページ
数が付されて格納されており、その登録の中から選択し
て指定することによって図6のA〜Dのように、面付け
状態がそのページ数(Bでは“1”、“8”、“5”、
“4”)と共に表示される。このように画像や文字等の
内容は表示されず、ページ記述データに従ってイメージ
セッター400でビットマップを生成して出力する(ス
テップS335) 。
【0016】図7はイメージセッター400の構成例を
示しており、シーケンサ410にはCPUバス412及
びイメージデータバス413が接続されると共に、論理
演算回路420及び第1メモリ421が接続されてい
る。又、CPUバス412にはCPU401に対する主
メモリ430が接続され、共通メモリ424がイメージ
データバス413との間に接続され、インタフェース4
02及び403の出力がCPUバス412に入力されて
いる。CPUバス412及びイメージデータバス413
の間にはバッファ433、伸長器440及び第3メモリ
423が接続されると共に、バッファ434、ラスタイ
メージ変換器431及び第2メモリ422が接続され、
バッファ435及び出力制御回路436が接続されてい
る。CPUバス412にはベクトルフォントメモリ43
2が接続され、出力制御回路436には出力バッファ4
36Aを介して高画質出力機10及びレーザビームプリ
ンタ11が接続されている。ベクトルフォントメモリ4
32には、ラスタイメージ変換器431により文字ビッ
トマップを生成する為に必要なベクトルフォントが格納
されている。通常ベクトルフォントはディスク(22
0、221、…) 内に格納されているが、文字ビットマ
ップ生成毎にSCSIバスを経由してベクトルフォント
を読出すことは効率が悪い為、予め必要なベクトルフォ
ントを全てベクトルフォントメモリ432に読込んでお
くことにより、文字ビットマップ生成の速度を向上させ
ている。
【0017】このような構成において、その動作は図8
で示すように、先ず補助データライン5を介してファイ
ルサーバ200からイメージセッター400に出力指示
要求が、ハードディスク220、221、…内のファイ
ル名をパラメータとして出力される。そのファイルには
これから出力する仕様が書かれており、その仕様を順次
解読してコードデータや圧縮データを1単位画像毎にア
ドレス計算し、そのアドレスに対して論理演算による重
ね処理を繰り返して、第1メモリ421にその処理結果
を格納する。イメージセッター400はSCSIバスを
経由してパラメータファイルを呼び出し、この操作を繰
り返す。例えばコードデータについては、文字コードと
位置,書体,サイズ等の指示情報がSCSIインタフェ
ース403を介して入力され(ステップS400) 、バ
ッファ434を介してラスタイメージ変換器431でラ
スタイメージ変換され(ステップS401) 、そのラス
タイメージデータが第2メモリ422に格納される(ス
テップS402) 。又、データ圧縮された画像データは
SCSIバスを経てインタフェース403を介して入力
され(ステップS403) 、バッファ433を経て伸長
器440でデータ伸長されて復元され(ステップS40
4) 、その復元された画像データが第3メモリ423に
格納される(ステップS405) 。さらに、ハードディ
スク220、221、…に格納されているロゴ等のビッ
トマップデータはインタフェース403を介して入力さ
(ステップS406) 、共通メモリ424に格納される
(ステップS407) 。第2メモリ422〜共通メモリ
424に格納されたデータはいずれもビットマップデー
タであり、これら格納データはCPU401を介して論
理演算回路420で論理演算され(ステップS410)
、絵や文書等を合成,編集もしくは画像処理するよう
に論理演算されたデータは第1メモリ421へ格納され
る(ステップS411) 。第1メモリ421へデータが
格納された後に終了か否か、つまり修正や追加等が無い
かを判断して(ステップS412) 、修正等の論理演算
が終了するまで上記動作を継続する。この論理演算回路
420は文字等のコードデータから生成されたビットマ
ップデータ,圧縮された画像データを伸長したビットマ
ップデータ及びビットマップデータの和、積、差、排他
論理和等の論理演算をCPU401と協働して行ない、
高画質出力機10又はレーザビームプリンタ11に画像
出力すべき画像情報を生成するものである。
【0018】ここで、上述の画像処理システムで、ファ
イルサーバ200のハードディスク220,221,
…,でメディアエラーが発生した場合のユーザ等への影
響を最小限に押さえるために、この発明ではメディア修
復機能と、ハードディスク状態通知機能と、ファイルク
ラッシュ防止機能を付加している。メディア修復機能
は、メディアエラーの発生時にファイル格納領域の不良
個所を自動的に予備領域と交換する機能であり、このメ
ディア修復機能によりメディアエラーが発生した場合で
も、ハードディスクの交換が不要となる。また、ハード
ディスク状態通知機能は、不良ファイルリストをワーク
ステーション300に表示する機能であり、この機能に
よりユーザーレベルでファイルの欠損状況が把握可能と
なる。更に、ファイルクラッシュ防止機能は、ファイル
管理領域でエラーが発生しても正常に動作する機能であ
り、この機能により大量のデータが一度に失なわれる危
険が回避され、ファイルシステムの信頼性が向上する。
【0019】次に、メディア修復機能について詳細に説
明する。図9はファイルサーバ200への書込時の処理
を示し、図10はファイルサーバ200の読出処理を示
している。ファイルサーバ200のSCSIバスアクセ
スにおいて、メディアエラーが発生した場合(ステップ
S1)には“request sense”を実行し、
不良セクターを特定した後に付け替え(reassig
n)を実行することにより、不良セクターの付け替えを
行なう(ステップS2)。ここに、メディアエラーの発
生とは、ハードディスクのコントローラ自体で再トライ
を行なった結果、SCSIディスクアクセスに成功しな
かった場合であり、かつハードディスク側で“sens
e key” にメディアエラーを設定してきた場合を
示す。また、書込時だけでなく、読出時にも付け替えを
実行(ステップS21)する理由は、書込処理に成功し
て読出処理のみがメディアエラーとなるケースが発生し
ているためである。
【0020】入力コントローラ100又はイメージセッ
ター400から不良トラック修正要求を受けた場合、フ
ァイルサーバ200は付け替えを実行することにより不
良セクターの付け替えを行なう。ハードディスクのSC
SIバスアクセスにおいて、メディアエラー以外のエラ
ーが発生した場合には、ハード構成上の欠陥とみなして
処理を中止する。ステップS2で付け替えに失敗した場
合には、不良セクターを含むトラックをUCT(Unc
orrectable Cluster Table)
に登録する(ステップS6)。更にブロックリンクテー
ブルを付け替えて、対応するクラスター使用状況マップ
(ハードディスクマップ)を使用中にする(ステップS
6)。SCSIエラーが発生した場合には、エラーが発
生したドライブ、スクーラ、クラスター情報をファイル
サーバ用ログに書込む(ステップS3)。読出時におけ
るエラー処理(ステップ28)は、
【表1】 であり、書込時におけるエラー処理(ステップS10)
は、
【表2】 である。
【0021】ハードディスク状態通知機能はファイルサ
ーバ200のファイル読出時において、対象ファイル内
に不良セクターを含むことが判明した場合には、ファイ
ル毎に存在する管理情報内に不良ファイルであることを
表わすマーキング(欠陥マーキング)を行なう(ステッ
プS24)。ファイルサーバ200のファイル書込時に
おいて、不良セクターの付け替えに失敗した場合、新た
に作成したダミーファイルに対して欠陥マーキングを行
なう(ステップS6)。そして、イメージセッター40
0又は入力コントローラ100から読出/書込実行後の
不良セクター修復要求を受けた場合には、不良セクター
を含むファイルを検索して欠陥マーキングを行なう。欠
陥マーキングを行なった場合には、ワークステーション
300にテロップ表示を行なう(ステップS7、S2
5)。読出時にメディアエラーが検出された場合、不良
ファイルに関する情報を表示するが、表示の内容はファ
イルの種類によって、ユーザファイル(画像ファイル、
編集ファイル)、システムファイル(網ファイル、フォ
ントファイル)、テンポラリファイル(ログファイル、
出力用ファイル)に分類される。ユーザーファイルでは
ファイルチェックを促すメッセージを表示し、システム
ファイルではサービスマンコールを促すメッセージを表
示し、出力用テンポラリファイルに関しては、再出力を
促すメッセージを表示する。
【0022】ファイルクラッシュ防止機能では、ファイ
ル管理領域への書込時には同じデータをバックアップ領
域に対しても書込む。ファイル管理領域では、“ドライ
ブ0スクーラ2 クラスタ0″→“ドライブ0 スクー
ラ26 クラスタ0′→“ドライブ0 スクーラ26
クラスタ0”であり、バックアップ領域では、“ドライ
ブ0 スクーラ38、クラスタ0″→“ドライブ0 ス
クーラ62 クラスタ0”である。また、ファイル管理
領域の読出時にメディアエラーが発生した場合には、メ
ディアの修復機能を用いた後、バックアップ領域の不良
セクターを含むトラックに対応するデータをコピーす
る。そして、ファイルシステムは、メディアエラーが発
生した場合でも、上記各処理を実行した後に処理を続行
する。
【0023】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、文字と
絵の画像データを大量にかつ高速に編集処理し、レイア
ウト指示された体裁の高品質な印刷用画像を出力するこ
とができ、ハードウエアによるベクトル情報のビットマ
ップ化及び画像処理,加工,編集を容易に行なうことが
でき、文字と絵とをレイアウトして出力することができ
る画像処理システムにおいて、ファイル格納領域に修復
機能を与えることにより、異常時にファイル格納領域の
自動復旧を行なうことができる。更に、不良ファイルリ
ストをワークステーションに表示するハードディスク状
態通知機能や、ファイル格納領域のファイル管理領域で
エラーが発生しても正常に動作させるファイルクラッシ
ュ防止機能を適宜付加している。これにより、不良ファ
イルリストをワークステーションに表示でき、ユーザー
レベルでファイルシステムの欠損状況を把握可能とする
と共に、ファイル格納領域のファイル管理領域でエラー
が発生しても正常に動作させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像処理システムの構成例を示すブロック構成
図(ワークステーション、入力コントローラ)である。
【図2】画像処理システムの構成例を示すブロック構成
図(ファイルサーバ)である。
【図3】画像処理システムの構成例を示すブロック構成
図(イメージセッター)である。
【図4】入力コントローラの構成例を示すブロック図で
ある。
【図5】ワークステーションの動作例を示すフローチャ
ートである。
【図6】面付けの動作を説明するためのフローチャート
である。
【図7】イメージセッターの詳細構成を示すブロック図
である。
【図8】その動作例を示すフローチャートである。
【図9】ファイルへの書込時の処理を説明するための図
である。
【図10】ファイルの読出処理を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1 入力装置 2 編集入力機 3 フロッピーディスク 10 高画質出力機 100 入力コントローラ 200 ファイルサーバ 300 ワークステーション 301 CRT 302 キーボード 303 ディジタイザ 306 マウス 400 イメージセッター 101 CPU 201 CPU 401 CPU

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置で読取られた画像の濃度データ
    を保存する入力コントローラと、編集入力機で編集され
    たコード情報及び前記画像データを表示手段を用いて画
    面編集する記憶部を有するワークステーションと、前記
    入力コントローラ及びワークステーションに接続され、
    前記画像データ、前記コード情報及び前記ワークステー
    ションで画面編集された編集データを記憶手段にファイ
    ルとして格納するためのファイルサーバと、前記記憶手
    段に格納されている編集データを読出して画像出力装置
    に画像を出力するイメージセッターとを具えた画像処理
    装置において、前記ファイルサーバのファイルシステム
    にファイル格納領域の修復機能を有し、前記ファイルサ
    ーバに対する画像情報の入出力時に、前記ファイル格納
    領域の異常を検出した場合に、前記ファイル格納領域の
    自動復旧を行なうようにしたことを特徴とする画像処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記修復機能が、メディアエラーの発生
    時に前記ファイル格納領域の不良箇所を自動的に予備領
    域と交換する機能である請求項1に記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 入力装置で読取られた画像の濃度データ
    を保存する入力コントローラと、編集入力機で編集され
    たコード情報及び前記画像データを表示手段を用いて画
    面編集する記憶部を有するワークステーションと、前記
    入力コントローラ及びワークステーションに接続され、
    前記画像データ、前記コード情報及び前記ワークステー
    ションで画面編集された編集データを記憶手段にファイ
    ルとして格納するためのファイルサーバと、前記記憶手
    段に格納されている編集データを読出して画像出力装置
    に画像を出力するイメージセッターとを具えた画像処理
    装置において、前記ファイルサーバのファイルシステム
    にファイル格納領域の修復機能を有し、前記ファイルサ
    ーバに対する画像情報の入出力時に、前記ファイル格納
    領域の異常を検出した場合に、前記ファイル格納領域の
    自動復旧を行なうようにすると共に、不良ファイルリス
    トを前記ワークステーションに表示するハードディスク
    状態通知機能を有し、ユーザーレベルで前記ファイルシ
    ステムの欠損状況を把握可能としたことを特徴とする画
    像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ファイル格納領域のファイル管理領
    域でエラーが発生しても正常に動作させるファイルクラ
    ッシュ防止機能を更に有している請求項1又は3に記載
    の画像処理装置。
JP4217300A 1992-07-23 1992-07-23 画像処理装置 Pending JPH0644352A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217300A JPH0644352A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4217300A JPH0644352A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0644352A true JPH0644352A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16701983

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4217300A Pending JPH0644352A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0644352A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19937389A1 (de) * 1999-08-07 2001-02-15 Tally Computerdrucker Gmbh Tintendrucker mit einem Auffangbehälter für ein Tinten-Luft-Gemisch
US9035567B2 (en) 2011-05-24 2015-05-19 Nichia Corporation Light-emitting diode driving device for reducing light off period
US9482721B2 (en) 2008-10-08 2016-11-01 Denso Corporation Electric power source circuit and abnormality diagnosis system

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19937389A1 (de) * 1999-08-07 2001-02-15 Tally Computerdrucker Gmbh Tintendrucker mit einem Auffangbehälter für ein Tinten-Luft-Gemisch
DE19937389B4 (de) * 1999-08-07 2005-06-02 Tally Computerdrucker Gmbh Tintendrucker mit einem Auffangbehälter für ein Tinten-Luft-Gemisch
US9482721B2 (en) 2008-10-08 2016-11-01 Denso Corporation Electric power source circuit and abnormality diagnosis system
US9035567B2 (en) 2011-05-24 2015-05-19 Nichia Corporation Light-emitting diode driving device for reducing light off period

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5086497A (en) Image output command method for image processing system
US5278950A (en) Image composing method
US5247372A (en) Image composing method
JP2662305B2 (ja) 図形選択方法
JPH0644352A (ja) 画像処理装置
JPH0696171A (ja) 画像処理装置
JP3214940B2 (ja) 画像処理システム
JPH05266154A (ja) 画像処理方法
JPH0581397A (ja) ページスクロール方法及び画像処理装置
JPH0696183A (ja) 画像処理方法及び装置
JP2866464B2 (ja) 線図形境界抽出方法
JPH06231024A (ja) 画像処理方法
JPH0696165A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH0793575A (ja) 編集時表示回転機能を有する画像処理システム
JPH01191572A (ja) 画像生成装置
JPH0795386A (ja) 画像処理システム
JPH03105688A (ja) 画像合成方法
JPH0721370A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH0713541A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH05282408A (ja) 画像処理方法
JPH0581402A (ja) 全景表示機能を有する画像処理装置
JPH06342457A (ja) 画像処理方法及び装置
JPH04283873A (ja) 文字加工の指示方法
JPH03105683A (ja) 画像位置合せ方法
JPH05266153A (ja) 画像処理方法及び装置