JPH0644098U - 発電機付き除電除塵装置 - Google Patents

発電機付き除電除塵装置

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JPH0644098U
JPH0644098U JP8432492U JP8432492U JPH0644098U JP H0644098 U JPH0644098 U JP H0644098U JP 8432492 U JP8432492 U JP 8432492U JP 8432492 U JP8432492 U JP 8432492U JP H0644098 U JPH0644098 U JP H0644098U
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air
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勝行 上橋
勝喜 福田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 商用電源がない場所でも使用できるととも
に、操作性が良くしかも小型化も容易な除電除塵装置を
提供する。 【構成】 高電圧発生回路11に給電する発電機15を
備え、この発電機を駆動するエアー回転フィン16をエ
アー通路7を通るエアーによって回転させるべく該エア
ー通路中に配置し、ノズル6からのエアー噴射と同時に
電極針12に高電圧を印加する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、高電圧発生回路で発生した高電圧を放電部の電極に印加し、該放電 部にエアー通路を通じてエアーを送って該放電部で発生したイオンをエアーと共 にノズルから噴射する除電除塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガン型本体に、高電圧発生回路、放電部(電極を含む)、ノズル、エア ー通路、該エアー通路を開閉するためのバルブ及び該バルブを操作する引金を設 けたガン型除電器は、例えば実公平4−12639号公報や特公平3−6499 7号公報等で公知である。また、高圧発生回路、放電部及びノズルを有する除電 器を、エアー通路の一部を形成するフレキシブルチューブの先端に支持したもの も公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来のいずれのものも、商用電源を電源とし、商用電源のコンセント にAC−DCアダプタ又は電源トランスを介してコード又は高圧ケーブルで接続 していた。そのため、商用電源のコンセントがないところでは使用できなく、ま たコード又は高圧ケーブルが操作の邪魔になる等の問題があった。
【0004】 本考案の目的は、エアーの供給圧を利用して発電する発電機を備えることによ り、商用電源によらずに高電圧発生回路に給電でき、従って商用電源がない場所 でも使用できるとともに、操作性が良くしかも小型化も容易な除電除塵装置を提 供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、高電圧発生回路で発生した高電圧を放電部の電極に印加し、該放電 部にエアー通路を通じてエアーを送って該放電部で発生したイオンをエアーと共 にノズルから噴射する除電除塵装置において、前記高電圧発生回路に給電する発 電機を備え、この発電機を駆動するエアー回転フィンを前記エアー通路を通るエ アーによって回転させるべく該エアー通路中に配置したものである。
【0006】
【作用】
エアー通路を通じて放電部にエアーを送ってノズルからエアー噴射すると、エ アー通路を通るエアーによってエアー回転フィンが回転されて発電機が駆動し、 その発電により高電圧発生回路に給電され、放電部の電極に高電圧が印加される 。エアー噴射を停止すると、発電機の発電も自動的に停止する。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説明する。 図1はガン型除電器に適用した本考案の第1実施例を示す。この除電器1のガ ン型本体2内には、その上部のエアー供給口3から把持部4及び銃身部5を経由 して銃身部5の先端のキャップ状ノズル6に至るエアー通路7が設けられている 。このエアー通路7中には、引金8によって開閉操作できるバルブ9が把持部4 において設けられ、またフィルタ10が銃身部5において交換可能に挿着されて いる。エアー供給口3は、エアーホース(図示せず)を介してコンプレッサ等の エアー供給源に接続される。
【0008】 本体2の銃身部5の上側には高電圧発生回路11のための回路収容部12が設 けられ、また銃身部5の先端にはノズル6で包被される電極針12が突設されて いる。この電極針12は高電圧発生回路11から高電圧を印加されて放電し、そ の放電により生じたイオンはノズル6の噴射孔13からエアーと共に噴射される もので、ノズル6内は放電部となる。
【0009】 また、銃身部5の上側後部には、ケース14に収容された小型の発電機15が 取り付けられている。この発電機15はその駆動軸にエアー回転フィン16を固 着しており、該エアー回転フィン16の回転により発電して高電圧発生回路11 へ給電する。エアー回転フィン16はエアー供給口3の近傍でエアー通路7中に 臨んでおり、エアー供給口3へ供給されるエアーの圧力によって回転する。エア ー供給口3の内部には、エアー回転フィン16に向けてエアー噴射する噴射通路 17が形成されている。
【0010】 このような構成において、引金8を引いてバルブ9を開くと、エアー供給口3 からのエアーがエアー通路7を通ってノズル6から噴射されると同時に、エアー 回転フィン16が流れるエアーの圧力により回転して発電機15が発電し、高電 圧発生回路11へ給電されて電極針12に高電圧が印加され、エアーと共にイオ ンが噴射される。
【0011】 次に、図2は本考案の第2実施例を示す。この除電除塵装置は、エアー回転フ ィン(図示せず)を内蔵した発電機18を六面体ブロックであるスタンド19上 に取り付け、該発電機18のケース上に金属製のフレキシブルチューブ20の下 端を固着して立て、該フレキシブルチューブ20の先端(上端)に、前面にノズ ル21を突設した除電器22を固着しており、該除電器22をスタンド19で立 てた状態にして使用する。除電器22内には電極針及び高電圧発生回路が設けら れている。
【0012】 スタンド19内には、図示していないが、永久磁石がスタンド19の外面に設 けられた回転摘み23によって回転できるように設けられており、設置面24が 磁性体である場合、回転摘み23を回転させることによりスタンド19を設置面 24に吸着させて固定し、またその吸着を解除できるようになっている。
【0013】 フレキシブルチューブ20は、自在に曲げることができるとともに、その曲げ た状態を自ら保持できる公知の構造になっている。このフレキシブルチューブ2 0中はエアー通路となって下端が発電機18内のエアー通路と連通しているとと もに、上端が除電器22内でノズル21と連通している。発電機18内のエアー 通路は発電機18の外側のバルブ25と接続されている。このバルブ25を開く と、エアーがフレキシブルチューブ20中を通じて除電器22へ送られ、ノズル 21からエアーが噴射されるとともに、発電機18内のエアー回転フィンが回転 して発電機18が発電し、除電器22内の高電圧発生回路にコード26を通じて 給電され、電極針からの放電によるイオンがノズル21からエアーと共に噴射さ れる。
【0014】
【考案の効果】
以上述べたとおり本考案によれば、イオンを噴射させるためのエアーの供給圧 を利用してエアー回転フィンを回転させ、該エアー回転フィンの回転で発電機を 駆動して発電し、高電圧発生回路に給電するため、次のような効果がある。
【0015】 商用電源のない場所でも使用できる。 コード又は高圧ケーブルが不要になり、しかもエアー噴射を停止すると放電 も自動的に停止するため、操作性が向上する。 AC−DCアダプタや電源トランス等が不要になるため、小型化できるとと もに、コストダウンが図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の断面図である。
【図2】第2実施例の側面図である。
【符号の説明】
1 除電器 2 ガン型本体 3 エアー供給口 6 ノズル 7 エアー通路 12 電極針 15 発電機 16 エアー回転フィン 18 発電機 21 ノズル 22 除電器

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】高電圧発生回路で発生した高電圧を放電部
    の電極に印加し、該放電部にエアー通路を通じてエアー
    を送って該放電部で発生したイオンをエアーと共にノズ
    ルから噴射する除電除塵装置において、前記高電圧発生
    回路に給電する発電機を備え、この発電機を駆動するエ
    アー回転フィンを前記エアー通路を通るエアーによって
    回転させるべく該エアー通路中に配置したことを特徴と
    する発電機付き除電除塵装置。
  2. 【請求項2】前記高電圧発生回路、放電部、ノズル、エ
    アー通路、該エアー通路を開閉するためのバルブ及び該
    バルブを操作する引金を有するガン型除電器に、前記発
    電機及びエアー回転フィンを組み込んだことを特徴とす
    る請求項1に記載の発電機付き除電除塵装置。
  3. 【請求項3】前記高圧発生回路、放電部及びノズルを有
    する除電器を、前記エアー通路の一部を形成するフレキ
    シブルチューブの先端に支持し、該フレキシブルチュー
    ブに、前記エアー回転フィンを有する発電機を接続した
    ことを特徴とする請求項1に記載の発電機付き除電除塵
    装置。
JP8432492U 1992-11-13 1992-11-13 発電機付き除電除塵装置 Expired - Lifetime JPH076639Y2 (ja)

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JP8432492U JPH076639Y2 (ja) 1992-11-13 1992-11-13 発電機付き除電除塵装置

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JPH0644098U true JPH0644098U (ja) 1994-06-10
JPH076639Y2 JPH076639Y2 (ja) 1995-02-15

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ID=13827338

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JPH076639Y2 (ja) 1995-02-15

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