JPH0643995A - 超音波タッチパネル - Google Patents

超音波タッチパネル

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JPH0643995A
JPH0643995A JP21833692A JP21833692A JPH0643995A JP H0643995 A JPH0643995 A JP H0643995A JP 21833692 A JP21833692 A JP 21833692A JP 21833692 A JP21833692 A JP 21833692A JP H0643995 A JPH0643995 A JP H0643995A
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JP
Japan
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ultrasonic
piezoelectric
surface acoustic
touch panel
thin plate
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JP21833692A
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English (en)
Inventor
Koji Toda
耕司 戸田
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波送受波装置を非圧電基板に備えること
によりその非圧電基板に触指したことを感知する超音波
タッチパネルを提供する。 【構成】 超音波デバイスAのすだれ状電極2から電気
信号を入力するとその電気信号の周波数のうち超音波デ
バイスAのすだれ状電極2の示す中心周波数とその近傍
の周波数の電気信号のみが弾性表面波に変換されて超音
波デバイスAの圧電磁器薄板1を伝搬し、さらにガラス
基板3を伝搬する。ガラス基板3を伝搬している弾性表
面波のうち超音波デバイスBのすだれ状電極2の示す中
心周波数とその近傍の周波数の弾性表面波のみが電気信
号に変換されて超音波デバイスBのすだれ状電極2から
出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波送受波装置を非圧
電基板に備えることにより、その非圧電基板に人指また
は物体が接触したことを感知する超音波タッチパネルに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタッチパネルには抵抗膜を用いる
方法と超音波を用いる方法が主に挙げられる。抵抗膜を
用いる方法は透明導電性フィルム(抵抗膜)に触指する
ことによりその透明導電性フィルムの抵抗値が変化する
ものであり、低消費電力であるものの応答時間、感度、
耐久性等の点で問題を有している。超音波を用いる方法
は予め弾性表面波を励振させておいた非圧電基板に触指
することによりその弾性表面波が減衰するものである。
非圧電基板に弾性表面波を励振する従来の方法として
は、バルク波振動子を用いたくさび形トランスデューサ
により間接的に励振する方法、圧電薄膜トランスデュー
サにより直接的に励振する方法等が挙げられる。くさび
形トランスデューサは超音波による非破壊検査等に用い
られているが、くさび角の工作精度の問題等から比較的
低い周波数領域においてのみ用いられる。圧電薄膜トラ
ンスデューサはZnO等の圧電薄膜を基板に蒸着しすだ
れ状電極により弾性表面波を励振する方法で、すだれ状
電極の構成により種々の伝送特性を示すことから高周波
デバイスとして用いられるが、UHF,VHF帯に限ら
れるとともに加工性や量産性に問題がある。このように
して、従来の方法では応答時間、感度、耐久性、工作精
度、加工性および量産性等に問題があり、使用周波数領
域も制限されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、加工
性、耐久性および量産性に優れ、低消費電力で効率良く
弾性表面波を非圧電基板に励振することができ、非圧電
基板に触指することによる弾性表面波の減衰に対する応
答時間が短く感度の良い超音波タッチパネルを提供する
ことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の超音波
タッチパネルは、超音波デバイスAおよびBで成る超音
波送受波装置を非圧電基板の一方の板面上に少なくとも
1つ設けて成る超音波タッチパネルにおいて、前記超音
波デバイスAは圧電薄板aに少なくとも1組のすだれ状
電極Pを備えて成り、前記超音波デバイスBは圧電薄板
bに少なくとも1組のすだれ状電極Qを備えて成り、前
記すだれ状電極Pに電気信号を入力し前記非圧電基板の
前記一方の板面に弾性表面波を励振する手段と、前記非
圧電基板に励振された該弾性表面波に応じて前記すだれ
状電極Qに現れる電気信号を出力する手段とが設けてあ
り、前記すだれ状電極PとQとは前記弾性表面波の送受
波の指向軸を共通にして互いに1対1に対をなして配置
されていて、前記非圧電基板の前記一方の板面における
前記弾性表面波の伝搬路の一部に人指または物体が接触
したことを、前記すだれ状電極Qに出力される前記電気
信号の大きさから感知することを特徴とする。
【0005】請求項2に記載の超音波タッチパネルは、
前記圧電薄板aまたはbの厚さが前記すだれ状電極Pま
たはQの電極周期長以下であって、前記すだれ状電極P
またはQの電極周期長は1次モードまたは2次以上のモ
ードの弾性表面波の波長にほぼ等しいことを特徴とす
る。
【0006】請求項3に記載の超音波タッチパネルは、
前記1次モードまたは2次以上の前記モードの弾性表面
波の位相速度が前記非圧電基板単体に励振される弾性表
面波の伝搬速度にほぼ等しいことを特徴とする。
【0007】請求項4に記載の超音波タッチパネルは、
前記圧電薄板aまたはbが圧電セラミックで成り、該圧
電セラミックの分極軸の方向は該圧電セラミックの厚さ
方向と平行であることを特徴とする。
【0008】請求項5に記載の超音波タッチパネルは、
前記圧電薄板aまたはbがPVDFその他の高分子圧電
フィルムで成ることを特徴とする。
【0009】請求項6に記載の超音波タッチパネルは、
前記圧電薄板aまたはbが前記すだれ状電極PまたはQ
が設けられている方の板面を介して前記非圧電基板に固
着されていることを特徴とする。
【0010】請求項7に記載の超音波タッチパネルは、
前記圧電薄板aまたはbの前記すだれ状電極PまたはQ
が設けられていない方の板面がそれぞれ金属薄膜で被覆
されていることを特徴とする。
【0011】請求項8に記載の超音波タッチパネルは、
前記超音波送受波装置が前記非圧電基板の前記一方の板
面に少なくとも2つ設けてあり、一方の前記超音波送受
波装置における前記超音波デバイスA,B間の弾性表面
波の伝搬路と、もう一方の前記超音波送受波装置におけ
る前記超音波デバイスA,B間の弾性表面波の伝搬路と
が互いに直交していることを特徴とする。
【0012】
【作用】本発明の超音波タッチパネルは、圧電薄板とす
だれ状電極とから成る超音波デバイスAおよびBから成
る超音波送受波装置を非圧電基板の一方の板面に設けて
成る簡単な構造を有する。超音波デバイスAのすだれ状
電極Pを入力用としすだれ状電極Pから電気信号を入力
する構造を採用することにより、非圧電基板に1次モー
ドまたは2次以上のモードの弾性表面波を励振させるこ
とができる。このときこの弾性表面波の位相速度が非圧
電基板単体における弾性表面波の伝搬速度にほぼ等しく
なるような構造を採用することにより、すだれ状電極P
から加えられる電気的エネルギーが弾性表面波に変換さ
れる度合を大きくすることができるだけでなく、圧電薄
板と非圧電基板との界面での音響インピーダンスの不整
合等によって生じる反射等を除去することができる。こ
のようにして、低消費電力で高電圧を印加すること無し
に効率良く弾性表面波を非圧電基板に励振することがで
きる。また、超音波デバイスBのすだれ状電極Qを出力
用とする構造を採用するとともに、すだれ状電極PとQ
とを弾性表面波の送受波の指向軸が共通になるように互
いに1対1に対を成すような構造を採用することによ
り、非圧電基板に励振されている弾性表面波をすだれ状
電極Qから電気信号として出力させることができる。本
発明の超音波タッチパネルの駆動時、非圧電基板の板面
における弾性表面波の伝搬路、つまりすだれ状電極P,
Q間の一部が人指または物体に接触されるとその弾性表
面波が消滅または減衰する。従って、それに伴ってすだ
れ状電極Qに出力される電気信号も消滅または減衰す
る。このようにして、本発明の超音波タッチパネルは応
答時間が短く感度が良い。
【0013】超音波デバイスにおける圧電薄板の厚さを
すだれ状電極の電極周期長以下にし、すだれ状電極の電
極周期長を1次モードまたは2次以上のモードの弾性表
面波の波長にほぼ等しくする構造を採用することによ
り、すだれ状電極から加えられる電気的エネルギーが弾
性表面波に変換される度合を大きくすることができるだ
けでなく、圧電薄板と非圧電基板との界面での音響イン
ピーダンスの不整合等によって生じる反射等を除去する
ことができる。なお、すだれ状電極の電極周期長すなわ
ち弾性表面波の波長λに対する圧電薄板の厚さdの割合
(d/λ)が小さいほど効果は大きい。
【0014】圧電薄板として圧電セラミックを採用し、
その圧電セラミックの分極軸の方向と厚さ方向とを平行
にする構造を採用することにより、非圧電基板に効率よ
く1次モードまたは2次以上のモードの弾性表面波を励
振することができる。
【0015】圧電薄板としてPVDFその他の高分子圧
電フィルムを採用することにより、非圧電基板に効率よ
く1次モードまたは2次以上のモードの弾性表面波を励
振することができる。
【0016】すだれ状電極を圧電薄板と非圧電基板との
界面に設け圧電薄板の空気側を電気的に短絡状態にした
構造を採用することにより、すだれ状電極に加えられる
電気的エネルギーを効率よく弾性表面波に変換すること
ができる。電気的に短絡状態にするには板面に金属薄膜
を被覆する方法が有効である。
【0017】超音波送受波装置を非圧電基板の一方の板
面に少なくとも2つ設ける構造を採用し、しかも一方の
前記超音波送受波装置における超音波デバイスA,B間
の弾性表面波の伝搬路と、もう一方の前記超音波送受波
装置における超音波デバイスA,B間の弾性表面波の伝
搬路とを互いに直交させる構造を採用することにより、
非圧電基板における触指部分の特定ができる。これは超
音波送受波装置の数が多い程きめ細かな特定が可能とな
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明の超音波タッチパネルの第1の
実施例を示す断面図である。本実施例は超音波デバイス
A,Bおよびガラス基板3から成る。超音波デバイスA
およびBはそれぞれ圧電磁器薄板1およびすだれ状電極
2から成る。圧電磁器薄板1は厚さ220μmのTDK
製91A材(製品名)で成る。すだれ状電極2はアルミ
ニウム薄膜で成る。ガラス基板3は厚さ1.9mmの硼
珪酸ガラスで成る。すだれ状電極2は圧電磁器薄板1上
に設けられている。圧電磁器薄板1はガラス基板3上に
設けられている。圧電磁器薄板1は厚さ約20μmのエ
ポキシ系樹脂によってガラス基板3上に固着されてい
る。すだれ状電極2は10対の電極指を有する正規型の
ものであり、電極周期長は640μm、中心周波数は
5.1MHzである。超音波デバイスAのすだれ状電極
2は入力用として用いられ、超音波デバイスBのすだれ
状電極2は出力用として用いられる。超音波デバイスA
のすだれ状電極2から電気信号を入力するとその電気信
号の周波数のうち超音波デバイスAのすだれ状電極2の
示す中心周波数とその近傍の周波数の電気信号のみが弾
性表面波に変換されて超音波デバイスAの圧電磁器薄板
1を伝搬し、さらにガラス基板3を伝搬する。ガラス基
板3を伝搬している弾性表面波のうち超音波デバイスB
のすだれ状電極2の示す中心周波数とその近傍の周波数
の弾性表面波のみが電気信号に変換されて超音波デバイ
スBのすだれ状電極2から出力される。このようにし
て、超音波デバイスAおよびBは1組の超音波送受波装
置を構成している。図1の超音波タッチパネルの駆動
時、ガラス基板3上の超音波デバイスA,Bの間の領域
が人指または物体に接触されると超音波デバイスA,B
間を伝搬している弾性表面波が減衰する。従って、それ
に伴って超音波デバイスBのすだれ状電極2に出力され
る電気信号も減衰する。このようにして、ガラス基板3
に人指または物体が接触したことが感知される。
【0019】図2は図1の超音波タッチパネルを伝搬す
る弾性表面波の速度分散曲線を示す特性図であり、弾性
表面波の周波数fと圧電磁器薄板1の厚さdとの積に対
する各モードの位相速度を示す図である。但し、圧電磁
器薄板1は、圧電磁器薄板1のガラス基板3と接触する
方の板面(ガラス側板面)が電気的に開放状態にあって
もう一方の空気に接触する方の板面(空気側板面)が電
気的に短絡状態にあるものと、圧電磁器薄板1のガラス
側板面と空気側板面とが共に電気的に短絡状態にあるも
のを用いた。本実施例においては圧電磁器薄板1の板面
に金属薄膜を被覆することによりその板面を電気的に短
絡状態にしている。本図において“short”は短絡
状態を、“open”は開放状態であることを示す。弾
性表面波には複数個のモードがある。零次モードは基本
レイリー波であり、零次モードはfd値が零のときガラ
ス基板3のレイリー波速度に一致していて、fd値が大
きくなるにつれて圧電磁器薄板1のレイリー波速度に収
束している。1次以上のモードではカットオフ周波数が
存在し、fd値がそれぞれの最小のときガラス基板3の
横波速度に収束している。本図において○印は実測値を
示す。
【0020】図3は図1の超音波タッチパネルを伝搬す
る弾性表面波の速度分散曲線を示す特性図であり、弾性
表面波の周波数fと圧電磁器薄板1の厚さdとの積に対
する各モードの位相速度を示す図である。但し、圧電磁
器薄板1は、圧電磁器薄板1のガラス側板面と空気側板
面とが共に電気的に開放状態にあるものと、圧電磁器薄
板1のガラス側板面が電気的に短絡状態にあって空気側
板面が電気的に開放状態にあるものを用いた。零次モー
ドではfd値が零のときガラス基板3のレイリー波速度
に一致していて、fd値が大きくなるにつれて圧電磁器
薄板1のレイリー波速度に収束している。1次以上のモ
ードではカットオフ周波数が存在し、fd値がそれぞれ
の最小のときガラス基板3の横波速度に収束している。
本図において○印は実測値を示す。
【0021】図4は圧電磁器薄板1の異なる2つの電気
的境界条件下での位相速度差から算出した実効的電気機
械結合係数k2 とfd値との関係を示す特性図である。
但し、圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄板1のガラス側板
面にすだれ状電極2(IDT)を設け空気側板面を電気
的に短絡状態にしたものを用いている。高次モードのk
2 は零次モードに比べて大きな値を示す。特に1次モー
ドではfd=0.9MHz・mmにおいてk2 =17.
7%という最大値を示している。
【0022】図5は圧電磁器薄板1の異なる2つの電気
的境界条件下での位相速度差から算出した実効的電気機
械結合係数k2 とfd値との関係を示す特性図である。
但し、圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄板1のガラス側板
面にすだれ状電極2を設け空気側板面を電気的に開放状
態にしたものを用いている。高次モードのk2 は零次モ
ードに比べて大きな値を示す。
【0023】図6は圧電磁器薄板1の異なる2つの電気
的境界条件下での位相速度差から算出した実効的電気機
械結合係数k2 とfd値との関係を示す特性図である。
但し、圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄板1のガラス側板
面を電気的に短絡状態にし空気側板面にすだれ状電極2
を設けたものを用いている。
【0024】図7は圧電磁器薄板1の異なる2つの電気
的境界条件下での位相速度差から算出した実効的電気機
械結合係数k2 とfd値との関係を示す特性図である。
但し、圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄板1のガラス側板
面を電気的に開放状態にし空気側板面にすだれ状電極2
を設けたものを用いている。
【0025】図2〜7より、1次以上のモードでは図1
の超音波タッチパネルを伝搬する弾性表面波の速度がガ
ラス基板3単体を伝搬する弾性表面波の速度と等しいと
きk2 が最大値を示すことがわかる。
【0026】図4〜7より、圧電磁器薄板1のガラス側
板面にすだれ状電極2を設け空気側板面を電気的に短絡
状態にした構造においてすだれ状電極2に加えられる電
気的エネルギーが弾性表面波に変換される度合が大きく
なることがわかる。
【0027】図8は1次モードにおけるk2 の最大値近
傍のfd値(1.0MHz・mm)での変位分布を示す
特性図である。但し、圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄板
1のガラス側板面と空気側板面とが共に電気的に開放状
態にあるものを用いている。U1 ,U3 はそれぞれ水平
成分、垂直成分の変位を示している。縦軸は圧電磁器薄
板1の厚さ(X3 )方向の長さ(深さ)を厚さdで規格
化したものである。本図において深さ0は圧電磁器薄膜
1とガラス基板3との界面を示す。横軸はそれぞれの成
分の変位を最大値(U1 2 +U3 21/2で規格化したもの
である。1次モードのガラス基板3中の変位成分の割合
は58%である。
【0028】図9は2次モードにおけるk2 の最大値近
傍のfd値(2.0MHz・mm)での変位分布を示す
特性図である。但し、圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄板
1のガラス側板面と空気側板面とが共に電気的に開放状
態にあるものを用いている。2次モードのガラス基板3
中の変位成分の割合は52%である。
【0029】図10は3次モードにおけるk2 の最大値
近傍のfd値(3.0MHz・mm)での変位分布を示
す特性図である。但し、圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄
板1のガラス側板面と空気側板面とが共に電気的に開放
状態にあるものを用いている。3次モードのガラス基板
3中の変位成分の割合は47%である。
【0030】図11は零次モードにおけるfd=0.7
MHz・mmでの変位分布を示す特性図である。但し、
圧電磁器薄板1は、圧電磁器薄板1のガラス側板面が電
気的に開放状態にあって空気側板面が電気的に短絡状態
にあるものを用いた。すだれ状電極2は空気側に設けら
れている。零次モードの波は圧電磁器薄板1の表面近傍
に集中している波であり、fd値が∞で圧電磁器薄板1
の表面波に収束する波である。
【0031】図8〜11より、ガラス基板3へ弾性表面
波を励振するためには1次モードまたは2次以上の高次
モードの使用が有効であることがわかる。これはガラス
基板3中の変位成分が大きいモードの方が有効であるか
らである。
【0032】図1に示す超音波タッチパネルにおいてガ
ラス基板3に弾性表面波を励振する場合、圧電磁器薄板
1とガラス基板3との界面で音響インピーダンスの不整
合等によって生じる反射等を考慮する必要がある。反射
係数を最小にする手段としては、超音波タッチパネルに
おける表面波速度とガラス基板3単体の表面波速度とが
等しくなるように超音波タッチパネルを設計すること、
表面波の波長λに対する圧電磁器薄板1の厚さdの割合
(d/λ)が小さくなるように超音波タッチパネルを設
計すること等が挙げられる。d値が一定である場合には
3次よりは2次、2次よりは1次モードの方が有効であ
る。
【0033】図12は図2のfd値を弾性表面波の波数
kとdとの積(kd)または弾性表面波の波長λに対す
るdの割合(d/λ)に換算した場合の速度分散曲線を
示す特性図である。本図からも明らかなように、弾性表
面波の波長λに対し圧電磁器薄板1の厚さdが小さくな
るように超音波タッチパネルを設計すればガラス基板3
に効率よく弾性表面波を励振できることが分かる。
【0034】図13は本発明の超音波タッチパネルの第
2の実施例を示す平面図である。本実施例は14個の超
音波デバイスX1,X2,X3,T1,T2,T3,Y1,Y
2,Y3,Y4,U1,U2,U3,U4をガラス基板6に設
けて成る。超音波デバイスX1,X2,X3およびY1,Y
2,Y3,Y4は出力用に用いられ、超音波デバイスT1,
T2,T3およびU1,U2,U3,U4は入力用に用いられ
る。このようにして前記14個の超音波デバイスから7
組の超音波送受波装置が構成されている。ガラス基板6
は長さ70mm、幅55mm、厚さ1.9mmのパイレ
ックスガラスで成る。前記14個の超音波デバイスは同
一の材質から成り、同一の形状を成し、同一の機能を果
たす。
【0035】図14は図13に示す超音波デバイスX1
の斜視図である。超音波デバイスX1は圧電磁器薄板4
およびすだれ状電極5から成る。圧電磁器薄板4は長さ
10mm、幅10mm、厚さ220μmのTDK製91
A材(製品名)で成る。すだれ状電極5はアルミニウム
薄膜で成る。すだれ状電極5は圧電磁器薄板4上に設け
られている。圧電磁器薄板4は厚さ約20μmのエポキ
シ系樹脂によってガラス基板6上に固着されている。す
だれ状電極5は10対の電極指を有する正規型のもので
あり、電極周期長は640μm、電極交叉幅は5mmで
ある。
【0036】図13に示す超音波タッチパネルの駆動
時、ガラス基板6上における7組の超音波送受波装置に
よって構成される弾性表面波の伝搬路、たとえば2つの
超音波デバイスX1,T1間の領域とY1,U1間の領域と
の交叉する領域が人指または物体に接触されると、前記
交叉領域を伝搬している弾性表面波が減衰する。従っ
て、それに伴って超音波デバイスX1のすだれ状電極5
および超音波デバイスY1のすだれ状電極5に出力され
る電気信号も減衰する。このようにして、ガラス基板6
に人指または物体が接触したことが感知されるばかりで
なく、その位置がX軸方向およびY軸方向の座標から読
み取れる。
【0037】図15は図13に示す超音波タッチパネル
をrfパルスを用いて駆動する場合の構成図である。入
力用すだれ状電極にrfパルスが印加されると出力用
すだれ状電極に電気信号が出力され、その電気信号
は増幅器によって増幅される。増幅器から出力された電
気信号は倍電圧整流器により直流電圧に変換され
る。このときガラス基板6上を触指した場合と触指しな
い場合とでは直流電圧に差が生じる。スレッシュホー
ルド電圧を適切な値に設定すれば、触指した場合と触指
しない場合における直流電圧をコンパレータを使用す
ることによりそれぞれ2つの所定の値の電圧に設定で
きる。触指した場合の電圧は0Vであり、触指しない
場合の電圧は5Vであった。
【0038】図16は図13に示す超音波タッチパネル
を遅延線発振器を形成して駆動する場合の構成図であ
る。入力用すだれ状電極に電気信号が入力されると出力
用すだれ状電極に電気信号が出力され増幅器によって増
幅される。増幅器から出力された電気信号は倍電圧整
流器により直流電圧に変換される。このときガラス基
板6上を触指した場合と触指しない場合とでは直流電圧
に差が生じる。スレッシュホールド電圧を適切な値に
設定すれば、触指した場合と触指しない場合における直
流電圧をコンパレータを使用することによりそれぞれ
2つの所定の値の電圧に設定できる。この遅延線発振器
による方法はパルス発生器が不要であるから装置のさら
なる小型化が可能である。
【0039】図17は図16に示す遅延線発振器におけ
る発振のスペクトルを示す特性図である。foは基本波
を示し5.1186MHzである。図13に示す超音波
タッチパネルを1次モードで設計していることから、他
のモードの影響を受けずに安定な発振を得ることができ
た。また、表面波がほとんど広がることなく伝搬するこ
とから、他の波の影響を受けずに容易に発振した。
【0040】図18および図19は図13に示す超音波
タッチパネルの入出力すだれ状電極間における周波数に
対する挿入損失と位相との関係を示す特性図である。た
だし図18はガラス基板6上を触指しない場合を、図1
9はガラス基板6上を触指した場合を示す。触指したこ
とにより挿入損失が−36.2dBから−46.0dB
に約10dB変化するとともに、位相の乱れが生じてい
ることが確認された。この挿入損失の変化はタッチパネ
ルの信号処理を行う上で十分な変化である。
【0041】
【発明の効果】本発明の超音波タッチパネルによれば、
超音波デバイスAのすだれ状電極Pを入力用としすだれ
状電極Pから電気信号を入力する構造を採用することに
より、非圧電基板に弾性表面波を励振させることができ
る。このときこの弾性表面波の位相速度が非圧電基板単
体における弾性表面波の伝搬速度にほぼ等しくなるよう
な構造を採用することにより、すだれ状電極Pから加え
られる電気的エネルギーが弾性表面波に変換される度合
を大きくすることができるだけでなく、圧電薄板と非圧
電基板との界面での音響インピーダンスの不整合等によ
って生じる反射等を除去することができる。超音波デバ
イスBのすだれ状電極Qを出力用とする構造を採用する
とともに、すだれ状電極PとQとを弾性表面波の送受波
の指向軸が共通になるように互いに1対1に対を成すよ
うな構造を採用することにより、非圧電基板に励振され
ている弾性表面波をすだれ状電極Qから電気信号として
出力させることができる。非圧電基板の板面における弾
性表面波の伝搬路の一部が人指または物体に接触される
とその弾性表面波が消滅または減衰するから、それに伴
ってすだれ状電極Qに出力される電気信号も消滅または
減衰する。このようにして、本発明の超音波タッチパネ
ルは低消費電力で高電圧を用いること無しに効率良く弾
性表面波を非圧電基板に励振することができるだけでな
く、応答時間が短く感度も良い。
【0042】すだれ状電極の電極周期長すなわち弾性表
面波の波長λに対する圧電薄板の厚さdの割合(d/
λ)をできるだけ小さくし、すだれ状電極の電極周期長
を1次モードまたは2次以上のモードの弾性表面波の波
長にほぼ等しくする構造を採用することにより、すだれ
状電極から加えられる電気的エネルギーが弾性表面波に
変換される度合を大きくすることができるだけでなく、
圧電薄板と非圧電基板との界面での音響インピーダンス
および場の不整合等によって生じる反射等を除去するこ
とができる。なお、圧電薄板の厚さdを一定にする構造
を採用するならば、すだれ状電極の電極周期長を3次よ
りは2次、2次よりは1次モードの弾性表面波の波長に
ほぼ等しくする構造を併用することにより効果が増大す
る。
【0043】圧電薄板として圧電セラミック、PVDF
その他の高分子圧電フィルムを採用することにより、非
圧電基板に効率よく1次モードまたは2次以上のモード
の弾性表面波を励振することができる。圧電セラミック
はその分極軸の方向を厚さ方向と一致させる構造を採用
することにより、非圧電基板に効率よく1次モードまた
は2次以上のモードの弾性表面波を励振することができ
る。
【0044】すだれ状電極を圧電薄板と非圧電基板との
界面に設け圧電薄板の空気側を電気的に短絡状態にした
構造を採用することにより、すだれ状電極に加えられる
電気的エネルギーを効率よく弾性表面波に変換すること
ができる。電気的に短絡状態にするには板面に金属薄膜
を被覆する方法が有効である。
【0045】超音波送受波装置を非圧電基板の一方の板
面に少なくとも2つ設ける構造を採用し、しかも一方の
前記超音波送受波装置における超音波デバイスA,B間
の弾性表面波の伝搬路と、もう一方の前記超音波送受波
装置における超音波デバイスA,B間の弾性表面波の伝
搬路とを互いに直交させる構造を採用することにより、
非圧電基板に触指したことが感知されるばかりでなく、
触指部分の特定ができる。これは超音波送受波装置の数
が多い程きめ細かな特定が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波タッチパネルの第1の実施例を
示す断面図。
【図2】図1の超音波タッチパネルを伝搬する弾性表面
波の速度分散曲線を示す特性図。
【図3】図1の超音波タッチパネルを伝搬する弾性表面
波の速度分散曲線を示す特性図。
【図4】圧電磁器薄板1の異なる2つの電気的境界条件
下での位相速度差から算出した実効的電気機械結合係数
2 とfd値との関係を示す特性図。
【図5】圧電磁器薄板1の異なる2つの電気的境界条件
下での位相速度差から算出した実効的電気機械結合係数
2 とfd値との関係を示す特性図。
【図6】圧電磁器薄板1の異なる2つの電気的境界条件
下での位相速度差から算出した実効的電気機械結合係数
2 とfd値との関係を示す特性図。
【図7】圧電磁器薄板1の異なる2つの電気的境界条件
下での位相速度差から算出した実効的電気機械結合係数
2 とfd値との関係を示す特性図。
【図8】1次モードにおけるk2 の最大値近傍のfd値
(1.0MHz・mm)での変位分布を示す特性図。
【図9】2次モードにおけるk2 の最大値近傍のfd値
(2.0MHz・mm)での変位分布を示す特性図。
【図10】3次モードにおけるk2 の最大値近傍のfd
値(3.0MHz・mm)での変位分布を示す特性図。
【図11】零次モードにおけるfd=0.7MHz・m
mでの変位分布を示す特性図。
【図12】図2のfd値を弾性表面波の波数kとdとの
積(kd)または弾性表面波の波長λに対するdの割合
(d/λ)に換算した場合の速度分散曲線を示す特性
図。
【図13】本発明の超音波タッチパネルの第2の実施例
を示す平面図。
【図14】図13に示す超音波デバイスX1の斜視図。
【図15】図13に示す超音波タッチパネルをrfパル
スを用いて駆動する場合の構成図。
【図16】図13に示す超音波タッチパネルを遅延線発
振器を形成して駆動する場合の構成図。
【図17】図16に示す遅延線発振器における発振のス
ペクトルを示す特性図。
【図18】図13に示す超音波タッチパネルの入出力す
だれ状電極間における周波数に対する挿入損失と位相と
の関係を示す特性図。
【図19】図13に示す超音波タッチパネルの入出力す
だれ状電極間における周波数に対する挿入損失と位相と
の関係を示す特性図。
【符号の説明】
1 圧電磁器薄板 2 すだれ状電極 3 ガラス基板 4 圧電磁器薄板 5 すだれ状電極 6 ガラス基板 A,B 超音波デバイス X1,X2,X3 超音波デバイス T1,T2,T3 超音波デバイス Y1,Y2,Y3,Y4 超音波デバイス U1,U2,U3,U4 超音波デバイス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波デバイスAおよびBで成る超音波
    送受波装置を非圧電基板の一方の板面上に少なくとも1
    つ設けて成る超音波タッチパネルにおいて、 前記超音波デバイスAは圧電薄板aに少なくとも1組の
    すだれ状電極Pを備えて成り、前記超音波デバイスBは
    圧電薄板bに少なくとも1組のすだれ状電極Qを備えて
    成り、 前記すだれ状電極Pに電気信号を入力し前記非圧電基板
    の前記一方の板面に弾性表面波を励振する手段と、前記
    非圧電基板に励振された該弾性表面波に応じて前記すだ
    れ状電極Qに現れる電気信号を出力する手段とが設けて
    あり、 前記すだれ状電極PとQとは前記弾性表面波の送受波の
    指向軸を共通にして互いに1対1に対をなして配置され
    ていて、 前記非圧電基板の前記一方の板面における前記弾性表面
    波の伝搬路の一部に人指または物体が接触したことを、
    前記すだれ状電極Qに出力される前記電気信号の大きさ
    から感知することを特徴とする超音波タッチパネル。
  2. 【請求項2】 前記圧電薄板aまたはbの厚さは前記す
    だれ状電極PまたはQの電極周期長以下であって、 前記すだれ状電極PまたはQの電極周期長は1次モード
    または2次以上のモードの弾性表面波の波長にほぼ等し
    いことを特徴とする請求項1に記載の超音波タッチパネ
    ル。
  3. 【請求項3】 前記1次モードまたは2次以上の前記モ
    ードの弾性表面波の位相速度は前記非圧電基板単体に励
    振される弾性表面波の伝搬速度にほぼ等しいことを特徴
    とする請求項2に記載の超音波タッチパネル。
  4. 【請求項4】 前記圧電薄板aまたはbが圧電セラミッ
    クで成り、該圧電セラミックの分極軸の方向は該圧電セ
    ラミックの厚さ方向と平行であることを特徴とする請求
    項1,2または3に記載の超音波タッチパネル。
  5. 【請求項5】 前記圧電薄板aまたはbがPVDFその
    他の高分子圧電フィルムで成ることを特徴とする請求項
    1,2または3に記載の超音波タッチパネル。
  6. 【請求項6】 前記圧電薄板aまたはbは前記すだれ状
    電極PまたはQが設けられている方の板面を介して前記
    非圧電基板に固着されていることを特徴とする請求項
    1,2,3,4または5に記載の超音波タッチパネル。
  7. 【請求項7】 前記圧電薄板aまたはbの前記すだれ状
    電極PまたはQが設けられていない方の板面はそれぞれ
    金属薄膜で被覆されていることを特徴とする請求項6に
    記載の超音波タッチパネル。
  8. 【請求項8】 前記超音波送受波装置が前記非圧電基板
    の前記一方の板面に少なくとも2つ設けてあり、 一方の前記超音波送受波装置における前記超音波デバイ
    スA,B間の弾性表面波の伝搬路と、もう一方の前記超
    音波送受波装置における前記超音波デバイスA,B間の
    弾性表面波の伝搬路とが互いに直交していることを特徴
    とする請求項1から7までに記載の超音波タッチパネ
    ル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6762753B2 (en) 2000-12-01 2004-07-13 Fujitsu Limited Touch panel device
EP1570869A1 (en) 1994-02-17 2005-09-07 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water absorbent agent, method for production thereof, and water absorbent composition
US7324096B2 (en) 2000-05-22 2008-01-29 Fujitsu Limited Touch panel device
CN114509651A (zh) * 2022-04-15 2022-05-17 湖北工业大学 Gis局部放电外置式超声、特高频一体化传感器和检测方法

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