JPH0643787Y2 - レリーズケーブル内蔵カメラ - Google Patents

レリーズケーブル内蔵カメラ

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JPH0643787Y2
JPH0643787Y2 JP1988018456U JP1845688U JPH0643787Y2 JP H0643787 Y2 JPH0643787 Y2 JP H0643787Y2 JP 1988018456 U JP1988018456 U JP 1988018456U JP 1845688 U JP1845688 U JP 1845688U JP H0643787 Y2 JPH0643787 Y2 JP H0643787Y2
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JP
Japan
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reel
release
take
release cable
camera
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JP1988018456U
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JPH01125432U (ja
Inventor
斎寧 酒井
Original Assignee
旭光学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「技術分野」 本考案は、レリーズケーブルの内蔵装置を備えたカメラ
に関する。
「従来技術およびその問題点」 近年、カメラ特にレンズシャッタ式カメラにおいては、
レリーズスイッチが電気スイッチ化したため、従来従来
接続可能であったレリーズケーブルは接続できない。す
なわち、現行のレンズシャッタ式カメラでは、レリーズ
ケーブルを使用できる構造のものはない。
しかし、レンズシャッタ式カメラを三脚を用いて使用し
たいとき、あるいはカメラ振れなしにシャッタを切りた
いようなときに、レリーズケーブルが有利であることは
周知の事実である。
「考案の目的」 本考案は、電気スイッチ化したレリーズケーブルを有す
るカメラにおいて、レリーズケーブルを、撮影者の必要
に応じて簡単に引き出すことのできるレリーズケーブル
内蔵カメラを得ることを目的とする。
「考案の概要」 本考案は、レリーズスイッチが電気スイッチであるカメ
ラにおいては、該スイッチをケーブルの先端に設けるこ
とが容易にでき、このケーブルをカメラ内に収容できる
ようにしておけば、レリーズスイッチカメラが得られる
という発想に基いて完成されたものである。
本考案は、一端自由端部にレリーズスイッチを有するレ
リーズケーブルを設けるとともに、このレリーズケーブ
ルの他端を、該レリーズケーブルを巻き取る巻取りリー
ルに固定し、さらに、この巻取りリールと、カメラボデ
ィの固定部との間に、該巻取りリールの回動位置に拘ら
ず常時レリーズスイッチとシャッタ制御回路を電気的に
接続する回転接点機構と、レリーズケーブルを巻取りリ
ールに巻取った状態において、レリーズスイッチをカメ
ラ本体に保持するレリーズスイッチ保持部とを設けたこ
とを特徴としている。
「考案の実施例」 以下、図示実施例につき本考案を説明する。
カメラボディ11内のレリーズボタン12配設位置には、対
向取付壁13が垂下形成され、この対向取付壁13に跨がっ
て、リール軸14が回転自在に支持されている。リール軸
14の一端部は渦巻きばね15を保持するばね保持リール16
になっていて、この保持リール16になっていて、この保
持リール16には、渦巻きばね15の始端が止め付け固定さ
れている。この渦巻きばね15は、その終端が一方の対向
取付壁13に突設されたばね掛けピン17に掛け止めされ、
リール軸14を回転付勢している。
リール軸14には、これと一体に回転する巻取りリール18
が固定されており、この巻取りリール18の周溝には、レ
リーズケーブル19が巻き付けられている。レリーズケー
ブル19は、その巻始端が巻取りリール18に固定され、巻
終端がレリーズボタン(レリーズスイッチ)11に接続さ
れている。巻取りリール18は、渦巻きばね15により、レ
リーズケーブル19の巻き取り方向に回転付勢されてい
る。
この巻取りリール18とカメラボディ11内の固定部分との
間には、該巻取りリール18の回動位置に拘らず、常にレ
リーズスイッチ11とシャッタ制御回路27とを電気的に接
続する回転接点機構が設けられている。すなわちレリー
ズケーブル19の巻取りリール18への固定側の巻始端は、
その導線部が巻取りリール18内の軸部空間20に導かれ
て、巻取りリール18の一面に設けた複数の接点(ブラ
シ)21に接続されている。この接点21は、中継基板22上
に相互に非導通状態で形成された複数の円環接片23にそ
れぞれ対応して常時接触している。したがって、接点21
と円環接片23とは、巻取りリール18の回転任意位置にお
いて、常時導通している。中継基板22は、一端がカメラ
ボディ11に固定されて垂下した取付板24に固定され、中
継基板22と取付板24に形成された遊孔25に、リール軸14
が挿通されている。なお、円環接片23のそれぞれは、リ
ード線26を介して、カメラボディ11内のシャッタ制御回
路27へと接続されている。
巻取りリール18の渦巻きばね15による巻戻し回転を規制
するため、一方の対向取付壁13には、摺動操作レバー30
が摺動可能に支持されている。この摺動操作レバー30
は、リール軸14上に位置して対向取付壁13に枢着された
揺動軸31を中心に摺動する。揺動操作レバー30下部には
逃げ孔32が形成されていて、この逃げ孔32にはリール軸
14が挿通されている。この逃げ孔32は、揺動操作レバー
30の揺動を許容するとともに、その揺動角を規制する役
目を果たす。揺動軸31の軸心から上部に偏心した位置に
は、巻取りリール18の内周フランジ18aと干渉可能なス
トッパピン33が設けられている。このストッパピン33
は、揺動操作レバー30の揺動によって、内周フランジ18
aに対する干渉位置と非干渉位置に移動するもので、内
周フランジ18aとの干渉位置にあるときには、巻取りリ
ール18の巻戻し回転を規制する。このストッパピン33
は、引張ばね34によって、内周フランジ18aの干渉位置
に常時付勢されている。また、揺動操作レバー30の上部
の操作部35は、先端がケースの孔から突出している。
レリーズボタン12は、スイッチの部分がカメラボディ11
上に突出しており、その弾性脚部12aが、カメラボディ1
1のレリーズボタン収納孔11bに対して着脱可能である。
上記構成のレリーズケーブル内蔵カメラは、レリーズボ
タン12の弾性脚部12aがカメラボディ11の収納孔1bに装
着され、レリーズケーブル19が巻取りリール18に巻付け
られてカメラボディ11内に収容されている。この状態で
は、レリーズボタン12が固定状態にある通常のカメラと
して、レリーズケーブル19を用いないで撮影を行なうこ
とができる(第5図A部参照)。
レリーズケーブル19を用いてシャッタを切りたい場合
は、まず、レリーズボタン12に引き抜き方向の力を加え
て、収納孔11bに対する弾性脚部12aの係合を解き、レリ
ーズボタン12をカメラボディ11から外す。次いで、レリ
ーズケーブル19に引張力を加えると、内周フランジ18a
が、これに干渉しているストッパピン33を引張ばね34の
ばね力に抗して非干渉方向に押しやろうとするので、巻
取りリール18は、渦巻きばね15のばね力に抗して引き出
し回転方向に回転する。このとき、接点21は円環接片23
に摺接しているので、レリーズケーブル19はシャッタ制
御回路27と常時導通状態にある。そして、レリーズケー
ブル19が必要長さ引き出されたところで、レリーズケー
ブル19への引張力を解除すると、巻取りリール18が渦巻
きばね15のばね力により巻き取り回転方向に回転しよう
とする。しかし、ストッパピン33が引張ばね34によって
内周フランジ18aに押し付けられるため、巻取りリール1
8は、同方向回転が規制されて止まる。したがって、レ
リーズケーブル19は、巻取りリール18に巻き取られるこ
となく、必要引き出し長のままで係止されている(第6
図B部参照)。この状態でレリーズボタン12を切れば、
三脚使用時には便利であり、またカメラ振れを防ぐこと
ができる。
レリーズケーブル19を巻取りリール18に巻き戻すには、
カメラボディ11から突出している揺動操作レバー30の操
作部35を引張ばね34のばね力に抗して揺動操作すればよ
い。操作部35を揺動させると、ストッパピン33が内周フ
ランジ18aに対する非干渉位置(第4図の想像線位置)
に移動するので、巻取りリール18の回転規制が解かれ
る。これにより、巻取りリール18は、渦巻きばね15のば
ね力により巻き取り回転方向に回転し、レリーズケーブ
ル19をその凹溝に巻き付ける。そして、レリーズケーブ
ル19が巻き戻されたところで操作部35の操作を解除すれ
ば、ストッパピン33は再び引張ばね34によって内周フラ
ンジ18aに押し付けられ、巻取りリール18の回転が止ま
る。最後に、レリーズボタン12をカメラボディ11に装着
すれば、レリーズケーブル19がカメラボディ11内に内蔵
されて、通常のカメラとして使用できる。
「考案の効果」 以上のように本考案は、レリーズスイッチを有するレリ
ーズケーブルが巻取りリールに巻かれていて引出し可能
であり、かつレリーズスイッチとシャッタ制御回路と
は、巻取りリールとカメラボディ固定部との間に設けた
回転接点機構により電気的に常時接続されているため、
レリーズケーブルを任意の位置に引出した状態で、遠隔
レリーズ操作ができる。このため時に、三脚撮影等のカ
メラブレを嫌う撮影を容易に行なうことができる。一
方、レリーズケーブルを巻取りリールに巻取った状態で
は、レリーズスイッチはカメラ本体の保持部に保持され
るので、通常のレリーズ操作ができる。さらにレリーズ
ケーブルは巻取りリールに固定されているので、紛失の
おそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の断面図、第2図は巻取リールと揺
動操作レバーの斜視図、第3図は中継基板と基板まわり
の斜視図、第4図は巻取リールに対するストッパピンの
作動状態を示す概略図、第5図はッリーズケーブルの収
容状態を示すカメラの正面図、第6図はレリーズケーブ
ルの引き出し状態を示す第5図と同様の図である。 カメラボディ11……カメラボディ、12……レリーズボタ
ン(レリーズスィッチ)、13……対向取付壁、14……リ
ール軸、15……渦巻きばね、16……保持リール、18……
巻取りリール、18a……内周フランジ、19……レリーズ
ケーブル、21……接点(ブラシ)、22……中継基板、23
……円環接片、27……シャッタ制御回路、30……揺動操
作レバー、31……揺動軸、32……逃げ孔、33……ストッ
パピン、34……引張ばね、35……操作部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端自由端部に電気的なレリーズスイッチ
    を有するレリーズケーブル; このレリーズケーブルの他端が固定され、該レリーズケ
    ーブルを巻き取り可能な巻取りリール; この巻取りリールと、カメラボディの固定部との間に設
    けられ、該巻取りリールの回動位置に拘らず常時上記レ
    リーズスイッチとシャッタ制御回路を電気的に接続する
    回転接点機構;および、 レリーズケーブルを巻取りリールに巻き取った状態にお
    いて、レリーズスイッチをカメラ本体に保持するレリー
    ズスイッチ保持部; を備えたことを特徴とするレリーズケーブル内蔵カメ
    ラ。
JP1988018456U 1988-02-15 1988-02-15 レリーズケーブル内蔵カメラ Expired - Lifetime JPH0643787Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988018456U JPH0643787Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 レリーズケーブル内蔵カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988018456U JPH0643787Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 レリーズケーブル内蔵カメラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01125432U JPH01125432U (ja) 1989-08-28
JPH0643787Y2 true JPH0643787Y2 (ja) 1994-11-14

Family

ID=31233126

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988018456U Expired - Lifetime JPH0643787Y2 (ja) 1988-02-15 1988-02-15 レリーズケーブル内蔵カメラ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57150836A (en) * 1981-03-13 1982-09-17 Canon Inc Remote control release device of camera

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01125432U (ja) 1989-08-28

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