JPH0642519Y2 - 強制通気シート - Google Patents
強制通気シートInfo
- Publication number
- JPH0642519Y2 JPH0642519Y2 JP1988153386U JP15338688U JPH0642519Y2 JP H0642519 Y2 JPH0642519 Y2 JP H0642519Y2 JP 1988153386 U JP1988153386 U JP 1988153386U JP 15338688 U JP15338688 U JP 15338688U JP H0642519 Y2 JPH0642519 Y2 JP H0642519Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat cushion
- duct
- seat
- buttocks
- forced ventilation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/56—Heating or ventilating devices
- B60N2/5607—Heating or ventilating devices characterised by convection
- B60N2/5621—Heating or ventilating devices characterised by convection by air
- B60N2/5635—Heating or ventilating devices characterised by convection by air coming from the passenger compartment
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、シートクッションの下面に送風機を装着し、
臀部と当接する部位にエアーを送る強制通気シートに関
する。
臀部と当接する部位にエアーを送る強制通気シートに関
する。
「従来の技術」 従来の強制通気シートとしては、例えば第3図に示すよ
うなものがある。
うなものがある。
強制通気シート1は、シートクッション2の臀部が当接
する部位3の下部に、送風機9が内蔵されているダクト
8を装着したものである。
する部位3の下部に、送風機9が内蔵されているダクト
8を装着したものである。
シートパッド4を保持するシートクッションフレーム5
は、臀部が当接する部位3に弾性を持たせるため、シー
トスプリング6,6,6を配設した開口部5aが設けられてい
る。
は、臀部が当接する部位3に弾性を持たせるため、シー
トスプリング6,6,6を配設した開口部5aが設けられてい
る。
該開口部5aは、シートに着座した際におけるシートパッ
ド4の上下の変位を考慮し、凹型の底板7で封止されて
おり、底板7の略中心には、送風用のダクト口7aが開設
されている。
ド4の上下の変位を考慮し、凹型の底板7で封止されて
おり、底板7の略中心には、送風用のダクト口7aが開設
されている。
ダクト口7aには、送風機9が内蔵されている裾拡がりの
ダクト8が吊着されている。
ダクト8が吊着されている。
シートクッションフレーム5と底板7との接合部位に
は、送風機9から送られるエアーがシートクッション2
の下部から漏れるのを防ぐために、パッキン7bが設けら
れている。
は、送風機9から送られるエアーがシートクッション2
の下部から漏れるのを防ぐために、パッキン7bが設けら
れている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、このような従来の強制通風シート1で
は、シートクッション2の臀部が当接する部位3を上下
動させると、シートスプリング6,6,6と底板7とが接触
して、異音を発生し、不快感を与えるという問題点があ
った。
は、シートクッション2の臀部が当接する部位3を上下
動させると、シートスプリング6,6,6と底板7とが接触
して、異音を発生し、不快感を与えるという問題点があ
った。
また、シートクッションフレーム5と底板7との接合部
位の気密性を上げるため、パッキン7bを設ける必要があ
り、組み付け工数がかかるという問題点があった。
位の気密性を上げるため、パッキン7bを設ける必要があ
り、組み付け工数がかかるという問題点があった。
本考案は、このような従来の問題点に着目してなされた
もので、着座時の不快感をなくし、組み付け工数を低減
させることができる強制通気シートを提供することを目
的としている。
もので、着座時の不快感をなくし、組み付け工数を低減
させることができる強制通気シートを提供することを目
的としている。
「課題を解決するための手段」 シートクッションの下面に送風機を装着し、臀部と当接
する部位にエアーを送る強制通気シートにおいて、 前記臀部と当接する部位の下部で、シートクッションの
下面を、所定の弾性力を有していて水平に広がり上下に
変位可能な膜状部材で被着し、該膜状部材に送風用のダ
クト口を開設し、送風機が内蔵されているダクトを前記
ダクト口に吊着したことを特徴とする強制通気シートに
存する。
する部位にエアーを送る強制通気シートにおいて、 前記臀部と当接する部位の下部で、シートクッションの
下面を、所定の弾性力を有していて水平に広がり上下に
変位可能な膜状部材で被着し、該膜状部材に送風用のダ
クト口を開設し、送風機が内蔵されているダクトを前記
ダクト口に吊着したことを特徴とする強制通気シートに
存する。
「作用」 シートクッションの下面に、シートスプリングが配設さ
れている底板を使用せず、所定の弾性力を有する膜状部
材を被着したので、シートクッションに上下動を加えて
も、シートスプリングと底板とが接触して異音を発生す
ることがなく、シートクッションの臀部と当接する部位
に十分な弾性を持たせることができる。
れている底板を使用せず、所定の弾性力を有する膜状部
材を被着したので、シートクッションに上下動を加えて
も、シートスプリングと底板とが接触して異音を発生す
ることがなく、シートクッションの臀部と当接する部位
に十分な弾性を持たせることができる。
膜状部材は、弾性力を有するので、シートクッションフ
レームとの接合部位にパッキン等を使用せずとも、気密
性を保つことができ、膜状部材に吊着されているダクト
内の送風機から、シートクッションの臀部と当接する部
位に、効率よくエアーを送ることができる。
レームとの接合部位にパッキン等を使用せずとも、気密
性を保つことができ、膜状部材に吊着されているダクト
内の送風機から、シートクッションの臀部と当接する部
位に、効率よくエアーを送ることができる。
「実施例」 以下、図面に基づき本考案の一実施例を説明する。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示している。
第1図に示すように、強制通気シート10は、シートクッ
ション20の下面に送風機60を内蔵したダクト50を装着し
たものである。
ション20の下面に送風機60を内蔵したダクト50を装着し
たものである。
シートクッション20は、シートクッションフレーム30に
保持されているシートパッド23が、表皮21に覆われてい
るものである。
保持されているシートパッド23が、表皮21に覆われてい
るものである。
シートパッド23の臀部と当接する部位22に該当する箇所
には、送風機60からのエアーをできるだけ効率よく臀部
と当接する部位22に送るため、略ロ字型をなす通気溝24
が形成されている。
には、送風機60からのエアーをできるだけ効率よく臀部
と当接する部位22に送るため、略ロ字型をなす通気溝24
が形成されている。
シートパッド23の下面は、板状のシートクッションフレ
ーム30が設けられており、該シートクッションフレーム
30の臀部と当接する部位22に該当する箇所は、弾性を持
たせるために、前記通気溝24より僅かに大きい略ロ字型
の開口部31が開設されている。
ーム30が設けられており、該シートクッションフレーム
30の臀部と当接する部位22に該当する箇所は、弾性を持
たせるために、前記通気溝24より僅かに大きい略ロ字型
の開口部31が開設されている。
開口部31は、着座時のシートパッド23を保持できるだけ
の弾性力を有する膜状部材40で封止されている。
の弾性力を有する膜状部材40で封止されている。
膜状部材40は、水平に広がっていて上下に変位可能であ
り、略中心にロ字型のダクト口41が開設され、周縁43を
ビス42,42,…でシートクッションフレーム30の開口部31
に隙間なく固着されている。
り、略中心にロ字型のダクト口41が開設され、周縁43を
ビス42,42,…でシートクッションフレーム30の開口部31
に隙間なく固着されている。
ダクト口41には、該ダクト口41の周縁に固着可能なフラ
ンジ56が形成されている短筒状の枠体55が設けられてい
る。
ンジ56が形成されている短筒状の枠体55が設けられてい
る。
枠体55の下部には、導風用のダクト50が固設されてい
る。
る。
ダクト50は、上部にエアー吹き込み口51、下部に該エア
ー吹き込み口51より大きいエアー吸い込み口52が形成さ
れている裾拡がりの筒体で、内部に送風機60が設けられ
ている。
ー吹き込み口51より大きいエアー吸い込み口52が形成さ
れている裾拡がりの筒体で、内部に送風機60が設けられ
ている。
次に作用を説明する。
臀部と当接する部位22に送られるエアーは、送風機60に
よってダクト50のエアー吸い込み口52からダクト50内に
導かれ、ダクト50のエアー吹き込み口51から枠体55を介
してシートパッド23に吹き込まれる。
よってダクト50のエアー吸い込み口52からダクト50内に
導かれ、ダクト50のエアー吹き込み口51から枠体55を介
してシートパッド23に吹き込まれる。
ダクト50を吊着している膜状部材40は、弾性力を有する
ので、わざわざパッキン等を使用せず直接、膜状部材40
をシートクッションフレーム30に取付けても気密性を保
つことができる。
ので、わざわざパッキン等を使用せず直接、膜状部材40
をシートクッションフレーム30に取付けても気密性を保
つことができる。
シートパッド23に吹き込まれたエアーは、シートパッド
23でもっとも抵抗の少ない通気溝24を通って、効率よく
表皮21の臀部と当接する部位22に達する。
23でもっとも抵抗の少ない通気溝24を通って、効率よく
表皮21の臀部と当接する部位22に達する。
また、臀部と当接する部位22に該当する箇所のシートパ
ッド23を、シートスプリングが配設されている底板で保
持せず、所定の弾性力を有する膜状部材40で保持したの
で、シートクッション20に上下動が加わっても、シート
スプリングと底板とが接触して異音を発生することはな
く、シートクッションの臀部と当接する部位22に十分な
弾性を持たせることができる。
ッド23を、シートスプリングが配設されている底板で保
持せず、所定の弾性力を有する膜状部材40で保持したの
で、シートクッション20に上下動が加わっても、シート
スプリングと底板とが接触して異音を発生することはな
く、シートクッションの臀部と当接する部位22に十分な
弾性を持たせることができる。
「考案の効果」 本考案に係る強制通気シートによれば、シートクッショ
ンの下面に、シートスプリングが配設されている底板を
用いず、所定の弾性力を有する膜状部材を用いたので、
シートクッションが上下動して、シートスプリングと底
板とが接触し、異音を発生することがなく、乗り心地の
良いものとなった。
ンの下面に、シートスプリングが配設されている底板を
用いず、所定の弾性力を有する膜状部材を用いたので、
シートクッションが上下動して、シートスプリングと底
板とが接触し、異音を発生することがなく、乗り心地の
良いものとなった。
さらに、膜状部材自体に弾性力があるので、パッキンを
用いずとも直接膜状部材をシートクッションに取付ける
ことができるうえ、シートスプリングを設ける必要もな
いから、組み付け工数が減少し、部品点数も少なくな
り、製作コストの低減を図ることができる。
用いずとも直接膜状部材をシートクッションに取付ける
ことができるうえ、シートスプリングを設ける必要もな
いから、組み付け工数が減少し、部品点数も少なくな
り、製作コストの低減を図ることができる。
第1図および第2図は本考案の一実施例を示しており、
第1図は強制通気シートの一部を破断した全体斜視図、
第2図は要部端面図、第3図は従来の強制通気シートの
一部を破断した全体斜視図である。 10……強制通気シート 20……シートクッション 22……臀部と当接する部位 30……シートクッションフレーム 40……膜状部材、41……ダクト口 50……ダクト、60……送風機
第1図は強制通気シートの一部を破断した全体斜視図、
第2図は要部端面図、第3図は従来の強制通気シートの
一部を破断した全体斜視図である。 10……強制通気シート 20……シートクッション 22……臀部と当接する部位 30……シートクッションフレーム 40……膜状部材、41……ダクト口 50……ダクト、60……送風機
Claims (1)
- 【請求項1】シートクッションの下面に送風機を装着
し、臀部と当接する部位にエアーを送る強制通気シート
において、 前記臀部と当接する部位の下部で、シートクッションの
下面を、所定の弾性力を有していて水平に広がり上下に
変位可能な膜状部材で被着し、該膜状部材に送風用のダ
クト口を開設し、送風機が内蔵されているダクトを前記
ダクト口に吊着したことを特徴とする強制通気シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988153386U JPH0642519Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 強制通気シート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988153386U JPH0642519Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 強制通気シート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0274854U JPH0274854U (ja) | 1990-06-07 |
JPH0642519Y2 true JPH0642519Y2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=31429179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988153386U Expired - Lifetime JPH0642519Y2 (ja) | 1988-11-25 | 1988-11-25 | 強制通気シート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0642519Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013023003A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Toyota Boshoku Corp | 車両用シート |
JP5545282B2 (ja) * | 2011-09-30 | 2014-07-09 | 豊田合成株式会社 | シートクッションエアバッグ装置 |
JP6067789B2 (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-25 | テイ・エス テック株式会社 | シート |
DE112015006720B4 (de) | 2015-07-21 | 2023-08-24 | Gentherm Automotive Systems (China) Ltd. | Verbinder für eine klimatisierungsvorrichtung und klimatisierungsvorrichtung |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0330052Y2 (ja) * | 1986-09-24 | 1991-06-26 |
-
1988
- 1988-11-25 JP JP1988153386U patent/JPH0642519Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0274854U (ja) | 1990-06-07 |
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