JPH0641943Y2 - 紙葉類供給装置 - Google Patents
紙葉類供給装置Info
- Publication number
- JPH0641943Y2 JPH0641943Y2 JP143087U JP143087U JPH0641943Y2 JP H0641943 Y2 JPH0641943 Y2 JP H0641943Y2 JP 143087 U JP143087 U JP 143087U JP 143087 U JP143087 U JP 143087U JP H0641943 Y2 JPH0641943 Y2 JP H0641943Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suction belt
- paper sheet
- correction
- feeding
- paper sheets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Sorting Of Articles (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は紙葉類供給装置に関し、特に封書や葉書などの
紙葉類を自動的に処理する郵便機械などに供給する紙葉
類供給装置に関する。
紙葉類を自動的に処理する郵便機械などに供給する紙葉
類供給装置に関する。
従来技術 従来、この種の紙葉類供給装置では、第４図に示すよう
に、真空吸引室１と、真空吸引室１の吸引側の前面を走
行し、紙葉類11を吸着させるための吸着用穴があいた吸
着ベルト２と、吸着ベルト２を駆動し、速度が可変とさ
れた吸着ベルト駆動モータ３と、吸着ベルト２により送
出された紙葉類11を搬送する搬送路７と、搬送路７に送
出された紙葉類11相互の間隔を検知する検知手段８と、
搬送路７に沿って設けられ、送出された紙葉類11の間隔
を補正する補正用ローラ４と、補正用ローラ４を駆動
し、速度が可変とされた補正用ローラ駆動モータ５とが
具備されていた。
に、真空吸引室１と、真空吸引室１の吸引側の前面を走
行し、紙葉類11を吸着させるための吸着用穴があいた吸
着ベルト２と、吸着ベルト２を駆動し、速度が可変とさ
れた吸着ベルト駆動モータ３と、吸着ベルト２により送
出された紙葉類11を搬送する搬送路７と、搬送路７に送
出された紙葉類11相互の間隔を検知する検知手段８と、
搬送路７に沿って設けられ、送出された紙葉類11の間隔
を補正する補正用ローラ４と、補正用ローラ４を駆動
し、速度が可変とされた補正用ローラ駆動モータ５とが
具備されていた。
吸着ベルト２により送出された紙葉類11は、その紙葉類
11の直前に送出された紙葉類11との間隔（さきに送出さ
れた紙葉類11の末端と次に送出される紙葉類11の先端と
の間隔）を検知手段８により測定され、この測定間隔に
対応して吸着ベルト駆動モータ３および補正用ローラ駆
動モータ５の駆動速度を変更する。
11の直前に送出された紙葉類11との間隔（さきに送出さ
れた紙葉類11の末端と次に送出される紙葉類11の先端と
の間隔）を検知手段８により測定され、この測定間隔に
対応して吸着ベルト駆動モータ３および補正用ローラ駆
動モータ５の駆動速度を変更する。
すなわち、測定間隔が基準となる間隔より大きいときに
は、搬送路７のベルト速度より大きい値に設定し、基準
となる間隔より小さいときには、搬送路７のベルト速度
より小さい値に設定することにより紙葉類11の間隔を補
正し、一定速度で送った場合の紙葉類11の大きさのバラ
ツキによって生ずる紙葉類11間の間隔のバラツキによる
処理上の無駄をなくし、処理能力を向上させていた。
は、搬送路７のベルト速度より大きい値に設定し、基準
となる間隔より小さいときには、搬送路７のベルト速度
より小さい値に設定することにより紙葉類11の間隔を補
正し、一定速度で送った場合の紙葉類11の大きさのバラ
ツキによって生ずる紙葉類11間の間隔のバラツキによる
処理上の無駄をなくし、処理能力を向上させていた。
このような従来の紙葉類供給装置では、紙葉類11の間隔
を測定し、その測定値に対応して速度補正を行って紙葉
類11の間隔の補正を行っていたので、供給不良などによ
り紙葉類11の間隔が測定できないほど小さい場合や、紙
葉類11が２通重なって送出された場合には紙葉類11の間
隔の補正を行うことができないという欠点があった。
を測定し、その測定値に対応して速度補正を行って紙葉
類11の間隔の補正を行っていたので、供給不良などによ
り紙葉類11の間隔が測定できないほど小さい場合や、紙
葉類11が２通重なって送出された場合には紙葉類11の間
隔の補正を行うことができないという欠点があった。
考案の目的 本考案は上記のような従来のものの欠点を除去すべくな
されたもので、供給不良などにより紙葉類の間隔が測定
できないほど小さい場合にも紙葉類の間隔を補正して一
定間隔で送出することができ、紙葉類が２通重なって送
出された場合にも紙葉類を１通ずつ分離して供給するこ
とができる紙葉類供給装置の提供を目的とする。
されたもので、供給不良などにより紙葉類の間隔が測定
できないほど小さい場合にも紙葉類の間隔を補正して一
定間隔で送出することができ、紙葉類が２通重なって送
出された場合にも紙葉類を１通ずつ分離して供給するこ
とができる紙葉類供給装置の提供を目的とする。
考案の構成 本考案による紙葉類供給装置は、紙葉類を順次吸着して
送出する吸着ベルトと、前記吸着ベルトによる紙葉類の
送出時における送出間隔と紙葉類の長さとを検出する送
出時検出手段と、前記送出時検出手段の検出結果に基づ
いて前記吸着ベルトの速度制御を行って前記吸着ベルト
により送出される紙葉類の送出間隔の大まかな調整を行
う手段と、前記吸着ベルトの送出側に設けられかつ前記
吸着ベルトによって送出される紙葉類の送出間隔を補正
する補正ローラと、前記補正ローラにより補正される紙
葉類の送出間隔と紙葉類の長さとを検出する補正時検出
手段と、前記補正時検出手段の検出結果に基づいて前記
補正ローラの速度制御を行って紙葉類の送出間隔の細か
い調整を行う手段と、前記送出時検出手段及び前記補正
時検出手段で検出された紙葉類の長さが所定値を越えた
時に前記吸着ベルトを停止させるよう制御する手段と、
前記補正ローラにより補正された紙葉類を搬送路に引込
む引込みローラと、紙葉類の先端が前記引込みローラに
引込まれるのを検出する引込み時検出手段と、前記引込
み時検出手段で前記引込みローラに紙葉類の先端が引込
まれるのを検出したときに前記補正ローラを一時的に減
速させるよう制御する手段とを含むことを特徴とする。
送出する吸着ベルトと、前記吸着ベルトによる紙葉類の
送出時における送出間隔と紙葉類の長さとを検出する送
出時検出手段と、前記送出時検出手段の検出結果に基づ
いて前記吸着ベルトの速度制御を行って前記吸着ベルト
により送出される紙葉類の送出間隔の大まかな調整を行
う手段と、前記吸着ベルトの送出側に設けられかつ前記
吸着ベルトによって送出される紙葉類の送出間隔を補正
する補正ローラと、前記補正ローラにより補正される紙
葉類の送出間隔と紙葉類の長さとを検出する補正時検出
手段と、前記補正時検出手段の検出結果に基づいて前記
補正ローラの速度制御を行って紙葉類の送出間隔の細か
い調整を行う手段と、前記送出時検出手段及び前記補正
時検出手段で検出された紙葉類の長さが所定値を越えた
時に前記吸着ベルトを停止させるよう制御する手段と、
前記補正ローラにより補正された紙葉類を搬送路に引込
む引込みローラと、紙葉類の先端が前記引込みローラに
引込まれるのを検出する引込み時検出手段と、前記引込
み時検出手段で前記引込みローラに紙葉類の先端が引込
まれるのを検出したときに前記補正ローラを一時的に減
速させるよう制御する手段とを含むことを特徴とする。
実施例 次に、本考案の一実施例について図面を参照して説明す
る。
る。
第１図は本考案の一実施例を示す構成図であり、第４図
と同等部分は同一符号により示されている。図におい
て、真空吸引室１の吸引側の前面を、紙葉類11を吸着す
るための吸着用穴が等間隔にあけられている吸着ベルト
２が走行している。吸着ベルト２は速度が可変の吸着ベ
ルト駆動モータ３によって駆動され、吸着ベルト２の送
出側には補正ローラ４が設けられ、この補正ローラ４は
速度が可変の補正ローラ駆動モータ５によって駆動され
ている。
と同等部分は同一符号により示されている。図におい
て、真空吸引室１の吸引側の前面を、紙葉類11を吸着す
るための吸着用穴が等間隔にあけられている吸着ベルト
２が走行している。吸着ベルト２は速度が可変の吸着ベ
ルト駆動モータ３によって駆動され、吸着ベルト２の送
出側には補正ローラ４が設けられ、この補正ローラ４は
速度が可変の補正ローラ駆動モータ５によって駆動され
ている。
補正ローラ４の送出側には引込みローラ６と搬送路７と
が設けられており、夫々図示せぬ駆動モータによって駆
動される。
が設けられており、夫々図示せぬ駆動モータによって駆
動される。
真空吸引室１の側面には送出部検知手段８が配設され、
補正ローラ４の吸入側には補正部検知手段９が配設され
ている。また、引込みローラ６の吸入側には引込み部検
知手段10が配設され、これらの検知手段は夫々供給され
る紙葉類11の長さと間隔とを検知するものである。
補正ローラ４の吸入側には補正部検知手段９が配設され
ている。また、引込みローラ６の吸入側には引込み部検
知手段10が配設され、これらの検知手段は夫々供給され
る紙葉類11の長さと間隔とを検知するものである。
第２図は第１図の吸着ベルト駆動モータ３および補正ロ
ーラ駆動モータ５の制御を示すためのブロック図であ
る。図において、送出部検知手段8,補正部検知手段９及
び引込み部検知手段10からの夫々の検知信号は制御信号
発生回路12に入力され、制御信号発生回路12ではこれら
の検知信号により、吸着ベルト駆動モータ３の速度を制
御する吸着ベルト駆動モータ制御回路13と、補正ローラ
駆動モータ５の速度を制御する補正ローラ駆動モータ制
御回路14とに夫々速度指令信号を出力している。
ーラ駆動モータ５の制御を示すためのブロック図であ
る。図において、送出部検知手段8,補正部検知手段９及
び引込み部検知手段10からの夫々の検知信号は制御信号
発生回路12に入力され、制御信号発生回路12ではこれら
の検知信号により、吸着ベルト駆動モータ３の速度を制
御する吸着ベルト駆動モータ制御回路13と、補正ローラ
駆動モータ５の速度を制御する補正ローラ駆動モータ制
御回路14とに夫々速度指令信号を出力している。
この速度指令信号に応じて吸着ベルト駆動モータ３と補
正ローラ駆動モータ５とは速度が制御され、紙葉類11の
間隔が一定となるように吸着ベルト２と補正ローラ４と
を夫々駆動している。
正ローラ駆動モータ５とは速度が制御され、紙葉類11の
間隔が一定となるように吸着ベルト２と補正ローラ４と
を夫々駆動している。
通常動作時においては、吸着ベルト２と、補正ローラ４
と、引込みローラ６と、搬送路７とは基準速度V0の搬送
速度に設定されている。
と、引込みローラ６と、搬送路７とは基準速度V0の搬送
速度に設定されている。
第３図は本考案の一実施例の動作を示す図である。第１
図〜第３図を用いて本考案の一実施例の動作について説
明する。
図〜第３図を用いて本考案の一実施例の動作について説
明する。
吸着ベルト２により送出された紙葉類11bが送出部検知
手段８を通過するとき［第３図（ａ）参照］、先に送出
された紙葉類11aと紙葉類11bとの間隔l1が送出部検知手
段８により測定され、これが制御信号発生回路12へ送ら
れる。制御信号発生回路12では、この間隔l1と基準間隔
l0との差に比例した信号を吸着ベルト駆動モータ制御回
路13と補正ローラ駆動モータ制御回路14とに夫々出力す
る。吸着ベルト駆動モータ制御回路13と補正ローラ駆動
モータ制御回路14とは夫々吸着ベルト駆動モータ３と補
正ローラ駆動モータ５とに対して速度指令信号を出力
し、この速度指令信号に応じて吸着ベルト駆動モータ３
は速度V1となるように制御され、補正ローラ駆動モータ
５は速度V2となるように制御される。
手段８を通過するとき［第３図（ａ）参照］、先に送出
された紙葉類11aと紙葉類11bとの間隔l1が送出部検知手
段８により測定され、これが制御信号発生回路12へ送ら
れる。制御信号発生回路12では、この間隔l1と基準間隔
l0との差に比例した信号を吸着ベルト駆動モータ制御回
路13と補正ローラ駆動モータ制御回路14とに夫々出力す
る。吸着ベルト駆動モータ制御回路13と補正ローラ駆動
モータ制御回路14とは夫々吸着ベルト駆動モータ３と補
正ローラ駆動モータ５とに対して速度指令信号を出力
し、この速度指令信号に応じて吸着ベルト駆動モータ３
は速度V1となるように制御され、補正ローラ駆動モータ
５は速度V2となるように制御される。
そのときの速度V1と速度V2は次式で表わされる。尚、
k1，k2は定数である。
k1，k2は定数である。
V1＝V0+k1(l1-l0） ……（１） V2＝V0+k2(l1-l0） ……（２） また、補正部検知手段９を紙葉類11が通過するときに
も、上述の動作と同様にして、このときの紙葉類11の相
互の間隔l2と基準間隔l0との差に比例した値が制御信号
発生回路12から吸着ベルト駆動モータ制御回路13と補正
ローラ駆動モータ制御回路14とに夫々出力される。その
ときの吸着ベルト駆動モータ３の速度V1と補正ローラ駆
動モータ５の速度V2とは夫々次式で表わされる。
も、上述の動作と同様にして、このときの紙葉類11の相
互の間隔l2と基準間隔l0との差に比例した値が制御信号
発生回路12から吸着ベルト駆動モータ制御回路13と補正
ローラ駆動モータ制御回路14とに夫々出力される。その
ときの吸着ベルト駆動モータ３の速度V1と補正ローラ駆
動モータ５の速度V2とは夫々次式で表わされる。
V1＝V0+k1(l2-l0） ……（３） V2＝V0+k2(l2-l0） ……（４） 送出部検知手段８による制御では、特に吸着ベルト２の
速度を変更することによって紙葉類11の大まかな間隔調
整を行い、補正部検知手段９による制御では、特に補正
ローラ４の速度を変更することによって紙葉類11の間隔
の細かな補正を行う。
速度を変更することによって紙葉類11の大まかな間隔調
整を行い、補正部検知手段９による制御では、特に補正
ローラ４の速度を変更することによって紙葉類11の間隔
の細かな補正を行う。
さらに、引込み部検知手段10で紙葉類11の先端を検出し
たきには、補正ローラ４を一時的に減速させる。補正ロ
ーラ４が減速している間に紙葉類11は引込みローラ６に
よってその先端がくわえられて、引込みローラ６の速度
で搬送路７へ送出される。
たきには、補正ローラ４を一時的に減速させる。補正ロ
ーラ４が減速している間に紙葉類11は引込みローラ６に
よってその先端がくわえられて、引込みローラ６の速度
で搬送路７へ送出される。
一時減速された補正ローラ４の速度は補正部検知手段９
をその紙葉類11の末端が通過するときに基準速度V0に戻
される。
をその紙葉類11の末端が通過するときに基準速度V0に戻
される。
また、送出部検知手段８と補正部検知手段９とにおいて
測定される紙葉類11の長さが夫々予め定められた定形の
最大値以上の一定値をこえるときには、引込み部検知手
段10が紙葉類11を検出している間は吸着ベルト駆動モー
タ３を停止させ、引込み部検知手段10が紙葉類11を検出
しなくなったときに吸着ベルト駆動モータ３を基準速度
V0に戻す。
測定される紙葉類11の長さが夫々予め定められた定形の
最大値以上の一定値をこえるときには、引込み部検知手
段10が紙葉類11を検出している間は吸着ベルト駆動モー
タ３を停止させ、引込み部検知手段10が紙葉類11を検出
しなくなったときに吸着ベルト駆動モータ３を基準速度
V0に戻す。
すなわち、第３図（ｂ）に示すように、供給不良などに
より紙葉類11c,11dの２通が重なって送出された場合に
は、送出部検知手段８と補正部検知手段９とにおいて、
紙葉類11c,11dが重なって送出されているので一定値以
上の長さが検出され、これにより吸着ベルト駆動モータ
３は停止して紙葉類11の送出を中止する。
より紙葉類11c,11dの２通が重なって送出された場合に
は、送出部検知手段８と補正部検知手段９とにおいて、
紙葉類11c,11dが重なって送出されているので一定値以
上の長さが検出され、これにより吸着ベルト駆動モータ
３は停止して紙葉類11の送出を中止する。
紙葉類11c,11dはそのまま搬送され、紙葉類11cの先端が
引込み部検知手段10で検出されると、補正ローラ４が一
時的に減速して紙葉類11cは引込みローラ６にくわえら
れる。紙葉類11cが引込みローラ６によりその速度で搬
送路７に送出されるあいだ、紙葉類11dは補正ローラ４
により引込みローラ６よりも遅い速度で搬送される。こ
のとき紙葉類11cと紙葉類11dとは、夫々異なる速度で搬
送されることになるので、引きはなされて紙葉類11c,11
dの重なった部分が解消される。
引込み部検知手段10で検出されると、補正ローラ４が一
時的に減速して紙葉類11cは引込みローラ６にくわえら
れる。紙葉類11cが引込みローラ６によりその速度で搬
送路７に送出されるあいだ、紙葉類11dは補正ローラ４
により引込みローラ６よりも遅い速度で搬送される。こ
のとき紙葉類11cと紙葉類11dとは、夫々異なる速度で搬
送されることになるので、引きはなされて紙葉類11c,11
dの重なった部分が解消される。
紙葉類11dは末端が補正部検知手段９を通過すると、補
正ローラ４の速度は基準速度V0に戻される。また、紙葉
類11dの末端が引込み部検知手段10を通過すると、吸着
ベルトの速度は基準速度V0に戻される。
正ローラ４の速度は基準速度V0に戻される。また、紙葉
類11dの末端が引込み部検知手段10を通過すると、吸着
ベルトの速度は基準速度V0に戻される。
このように、引込み部検知手段10が紙葉類11の先端を検
出したときに補正ローラ４を一時的に減速させて、基準
速度V0の引込みローラ６によって紙葉類11を引抜くよう
にすることによって、供給不良などにより紙葉類11の間
隔が測定できないほど小さい場合にも紙葉類11の間隔を
補正して一定間隔で搬送路７に送出することができ、紙
葉類11が２通重なって送出された場合にも紙葉類11を１
通ずつ分離して供給することができる。
出したときに補正ローラ４を一時的に減速させて、基準
速度V0の引込みローラ６によって紙葉類11を引抜くよう
にすることによって、供給不良などにより紙葉類11の間
隔が測定できないほど小さい場合にも紙葉類11の間隔を
補正して一定間隔で搬送路７に送出することができ、紙
葉類11が２通重なって送出された場合にも紙葉類11を１
通ずつ分離して供給することができる。
また、送出部検知手段８と補正部検知手段９とによって
得られた紙葉類11の間隔に基づいて吸着ベルト２の速度
と補正ローラ４の速度とを制御することによって、紙葉
類11の相互の間隔を一定にすることができる。
得られた紙葉類11の間隔に基づいて吸着ベルト２の速度
と補正ローラ４の速度とを制御することによって、紙葉
類11の相互の間隔を一定にすることができる。
さらに、紙葉類11が引込みローラ６にくわえられた時点
で補正ローラ４が減速されるので、供給不良などで間隔
がなくなってしまった２通の紙葉類11の２通目をひき止
めて、この２通の紙葉類11を分離することができる。
で補正ローラ４が減速されるので、供給不良などで間隔
がなくなってしまった２通の紙葉類11の２通目をひき止
めて、この２通の紙葉類11を分離することができる。
このような場合、送出部検知手段８または補正部検知手
段９が２通目の搬送が滞ることを検知して（これらの紙
葉類11の長さが一定値を超えたことの検出）吸着ベルト
２を一時停止させるため、後続の紙葉類11がつまること
がなくなる。
段９が２通目の搬送が滞ることを検知して（これらの紙
葉類11の長さが一定値を超えたことの検出）吸着ベルト
２を一時停止させるため、後続の紙葉類11がつまること
がなくなる。
考案の効果 以上説明したように本考案によれば、引込み手段に紙葉
類の先端が引込まれることを検出したときに送出手段と
引込み手段との速度差を可変制御するようにすることに
よって、供給不良などにより紙葉類の間隔が測定できな
いほど小さい場合にも紙葉類の間隔を補正して一定間隔
で送出することができ、紙葉類が２通重なって送出され
た場合にも紙葉類を１通ずつ分離して供給することがで
きるという効果がある。
類の先端が引込まれることを検出したときに送出手段と
引込み手段との速度差を可変制御するようにすることに
よって、供給不良などにより紙葉類の間隔が測定できな
いほど小さい場合にも紙葉類の間隔を補正して一定間隔
で送出することができ、紙葉類が２通重なって送出され
た場合にも紙葉類を１通ずつ分離して供給することがで
きるという効果がある。
第１図は本考案の一実施例を示す構成図、第２図は第１
図の吸着ベルト駆動モータおよび補正ローラ駆動モータ
の制御を示すためのブロック図、第３図は本考案の一実
施例の動作を示す図、第４図は従来例を示す構成図であ
る。 主要部分の符号の説明 ２……吸着ベルト ３……吸着ベルト駆動モータ ４……補正ローラ ５……補正ローラ駆動モータ ６……引込み部 ８……送出部検知手段 ９……補正部検知手段 10……引込み検知手段
図の吸着ベルト駆動モータおよび補正ローラ駆動モータ
の制御を示すためのブロック図、第３図は本考案の一実
施例の動作を示す図、第４図は従来例を示す構成図であ
る。 主要部分の符号の説明 ２……吸着ベルト ３……吸着ベルト駆動モータ ４……補正ローラ ５……補正ローラ駆動モータ ６……引込み部 ８……送出部検知手段 ９……補正部検知手段 10……引込み検知手段
Claims (1)
- 【請求項１】紙葉類を順次吸着して送出する吸着ベルト
と、 前記吸着ベルトによる紙葉類の送出時における送出間隔
と紙葉類の長さとを検出する送出時検出手段と、 前記送出時検出手段の検出結果に基づいて前記吸着ベル
トの速度制御を行って前記吸着ベルトにより送出される
紙葉類の送出間隔の大まかな調整を行う手段と、 前記吸着ベルトの送出側に設けられかつ前記吸着ベルト
によって送出される紙葉類の送出間隔を補正する補正ロ
ーラと、 前記補正ローラにより補正される紙葉類の送出間隔と紙
葉類の長さとを検出する補正時検出手段と、 前記補正時検出手段の検出結果に基づいて前記補正ロー
ラの速度制御を行って紙葉類の送出間隔の細かい調整を
行う手段と、 前記送出時検出手段及び前記補正時検出手段で検出され
た紙葉類の長さが所定値を越えた時に前記吸着ベルトを
停止させるよう制御する手段と、 前記補正ローラにより補正された紙葉類を搬送路に引込
む引込みローラと、 紙葉類の先端が前記引込みローラに引込まれるのを検出
する引込み時検出手段と、 前記引込み時検出手段で前記引込みローラに紙葉類の先
端が引込まれるのを検出したときに前記補正ローラを一
時的に減速させるよう制御する手段とを含むことを特徴
とする紙葉類供給装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP143087U JPH0641943Y2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 紙葉類供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP143087U JPH0641943Y2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 紙葉類供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63110438U JPS63110438U (ja) | 1988-07-15 |
| JPH0641943Y2 true JPH0641943Y2 (ja) | 1994-11-02 |
Family
ID=30779332
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP143087U Expired - Lifetime JPH0641943Y2 (ja) | 1987-01-08 | 1987-01-08 | 紙葉類供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641943Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8454013B2 (en) | 2004-07-09 | 2013-06-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet take-out apparatus with third sensor |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2564976B2 (ja) * | 1990-07-18 | 1996-12-18 | 株式会社日立製作所 | 紙葉分離装置 |
| JP5772043B2 (ja) * | 2011-02-17 | 2015-09-02 | 日本電気株式会社 | 複合紙葉類供給装置、複合紙葉類供給方法及び、郵便機械 |
-
1987
- 1987-01-08 JP JP143087U patent/JPH0641943Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8454013B2 (en) | 2004-07-09 | 2013-06-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet take-out apparatus with third sensor |
| US8936239B2 (en) | 2004-07-09 | 2015-01-20 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet take-out apparatus and sheet take-out method |
| US8998203B2 (en) | 2004-07-09 | 2015-04-07 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet take-out apparatus with multiple separation units |
| US9108814B2 (en) | 2004-07-09 | 2015-08-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Sheet take-out apparatus with multiple separation units |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63110438U (ja) | 1988-07-15 |
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