JPH0641491Y2 - 携帯式飲水用カップ - Google Patents

携帯式飲水用カップ

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Publication number
JPH0641491Y2
JPH0641491Y2 JP6873889U JP6873889U JPH0641491Y2 JP H0641491 Y2 JPH0641491 Y2 JP H0641491Y2 JP 6873889 U JP6873889 U JP 6873889U JP 6873889 U JP6873889 U JP 6873889U JP H0641491 Y2 JPH0641491 Y2 JP H0641491Y2
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JP
Japan
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cup
cap
outflow
main
drink
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6873889U
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English (en)
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JPH037776U (ja
Inventor
信雄 桑原
Original Assignee
株式会社サンモア
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プラスチック製カップに関するが、詳しくは
病院等に入院している患者用に使用する携帯式飲水用カ
ップに関するものである。
〔従来の技術〕 従来、病院等で使用している患者用のカップは、例え
ば、第4図に示すようなカップを使用している。この携
帯式飲水用カップ11は、目盛A付の主要カップ12と、補
助カップ13と、流出口17を有する流出パイプ16付のキャ
ップ15とから構成されている。主要カップ12は飲物を入
れる容器であり、補助カップ13は主要カップ12のカバー
兼用のメジャーカップである。また、キャップ15は、主
要カップ12の蓋部と吸口を兼ねたものであり、流出パイ
プ16にはキャップ流出口21を設けた流出キャップ20が着
脱自在になるように構成されている。すなわち、吸水時
に所望の流出キャップ20を流出パイプ16に嵌合し、キャ
ップ流出口21から吸水する。14は補助カップ13に設けた
切欠溝であり、キャップ15に成形されている突出片18と
の嵌合用の溝である。なお、19はキャップ15に穿設した
通気孔である。
この従来方法によるカップ11の場合は、キャップ15の流
出キャップ20が着脱自在である点では便利であるが、着
脱操作に手数がかかるのと衛生面において多くの問題点
があり、ほとんど着脱せずに使用されているのが実情で
ある。
〔考案が解決しようとする課題〕
かかる実情に鑑みて、いちいち吸口となる流出キャップ
を取り替えることなく、初めから所望の飲物用の吸口に
した流出パイプを有するキャップにしたところに、本考
案が解決しようとする課題がある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の如き課題を解決するために開発された
ものであって、飲料水、流動食等の飲物を収容する主要
カップ2と、該主要カップ2に着脱自在に嵌合しかつ前
記主要カップ2から離脱させるための突出片8及び飲物
の流出量調整をする通気孔9をそれぞれ有し飲物の流出
パイプ6を一体成形してなるキャップ5と、該キャップ
5に着脱自在に嵌合しかつ前記突出片8をよける切欠溝
4を有した補助カップ3と、からなるものである。
〔作用〕
従来のキャップと流出キャップとを別体に成形していた
ものを、一体成形したので、所望の流出パイプを有する
キャップを別成形しておけば、必要時に所望のキャップ
を主要カップに嵌合するだけで従来と同様な作用効果が
得られる。その際、手を吸口となる流出パイプにふれず
(流出キャップの操作が不要なため)に飲むことができ
るので、衛生面においても全く問題が無くなることにな
る。
〔実施例〕
以下、図面に従って本考案の実施例について説明する。
第1図と第2図は、本考案の携帯式飲水用カップを示し
たものであり、1はその携帯式飲水用カップである。携
帯式飲水用カップ1は、基本的な構造においては従来の
ものと同じであり、主要カップ2とキャップ3とキャッ
プ5から構成されている。主要カップ2は、飲料水や流
動食等を収容する容器であり、容量表示となる目盛Aが
付けられている。補助カップ3は、主要カップ2のカバ
ー兼用のメジャーカップであり、目盛Aと切欠溝4とが
設けてある。キャップ5は主要カップ2の嵌合用のキャ
ップであり、先端に流出口7を有する流出パイプ6が一
体成形されている。この流出パイプ6の形状と流出口7
の口径、形状等は主要カップ2内に収容する飲物にあわ
せて自在に形成する。8はキャップ5に設けら突出片で
あり、補助カップ3の切欠溝4とに嵌合し、主要カップ
2からキャップ5を開閉するツマミとなるものである。
第3図は、本考案の使用状態を示したものである。ま
ず、第1図に示した状態の携帯式飲水用カップ1を第2
図に示すように分解する。その際、主要カップ2からキ
ャップ5を取り外す場合は、第3図(イ)に示すように
主要カップ2を片方の手Bで握り締めてキャップ5の突
出片8を親指Mで押し上げれば、簡単に開けることがで
きる。次に、第3図(ロ)に示すように主要カップ2の
中に所望の飲料水Cを注入しキャップ5を嵌合し、第3
図(ハ)に示す状態で寝ている患者等の口元Dに流出パ
イプ6を向ければ、流出口7から飲料水Cが流出される
ことになる。
なお、補助カップ3は第3図(ニ)に示すようにキャッ
プ5を逆方向にして収納することができる。この状態で
補助カップ3に所望の飲物を注入させることもできる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上のような構成になっているので、従来に
はない次のような多くの効果を有する。
ア、従来のようにキャップと流出キャップとが別体成形
ではなく一体形成されているので、成形加工が簡便であ
り、低コストで量産加工ができる。
イ、従来キャップのように流出キャップをいちいち取り
替える手間暇や操作が不必要であるばかりか、患者自身
で操作ができる。
ウ、また、従来のように流出キャップに直接手を触れず
に操作ができるので、衛生面においては全く問題がない
ばかりか、まわりにこぼして不潔になるような問題も解
消される。
エ、本考案のカップは、プラスチック製から成り、すべ
てを型成形出来るように構成されるので、経済性、実用
性に富んだ製品を提供することができる。
オ、通気孔を指で押えることで流出パイプからの飲物の
流量を調整でき、更に補助カップの切欠溝にキャップの
突出片を合せることで、補助カップをろう斗のように嵌
めることができて、補助カップに飲物を注ぐことも可能
になる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案の携帯式飲水用カップを示し
た斜視図、断面図及び分解図、第3図は本考案から成る
カップの使用状態を示した説明概要図、第4図は従来公
知のカップを示した概要図である。 1、11……携帯式飲水用カップ 2、12……主要カップ 3、13……補助カップ 5、15……キャップ 6、16……流出パイプ 7、17……流出口 8、18……突出片 9、19……通気孔 A……目盛、B……手 C……飲料水、D……口元 M……親指

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】飲料水、流動食等の飲物を収容する主要カ
    ップ2と、該主要カップ2に着脱自在に嵌合しかつ前記
    主要カップ2から離脱させるための突出片8及び飲物の
    流出量調整をする通気孔9をそれぞれ有し飲物の流出パ
    イプ6を一体成形してなるキャップ5と、該キャップ5
    に着脱自在に嵌合しかつ前記突出片8をよける切欠溝4
    を有した補助カップ3と、からなることを特徴とする携
    帯式飲水用カップ。
JP6873889U 1989-06-13 1989-06-13 携帯式飲水用カップ Expired - Lifetime JPH0641491Y2 (ja)

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JPH037776U JPH037776U (ja) 1991-01-24
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JP4580675B2 (ja) * 2004-04-13 2010-11-17 株式会社オフィス田岡 濾過器付きコップ蓋及びこれに使用する濾過器
JP2009202904A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Livedo Corporation 計量容器および使い捨て医療用品セット
JP5588643B2 (ja) * 2009-09-09 2014-09-10 コンビ株式会社 飲料容器

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JPH037776U (ja) 1991-01-24

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