JPH0641405Y2 - ステレオ放送用多重化装置 - Google Patents
ステレオ放送用多重化装置Info
- Publication number
- JPH0641405Y2 JPH0641405Y2 JP1989024351U JP2435189U JPH0641405Y2 JP H0641405 Y2 JPH0641405 Y2 JP H0641405Y2 JP 1989024351 U JP1989024351 U JP 1989024351U JP 2435189 U JP2435189 U JP 2435189U JP H0641405 Y2 JPH0641405 Y2 JP H0641405Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- stereo
- modulator
- input
- pilot
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はステレオ放送用多重化装置に関し、特に左側お
よび右側音声信号のいわゆるステレオ音声信号のほかに
教育番組等のディジタル化された音声信号を多重化する
ステレオ放送用多重化装置に関する。
よび右側音声信号のいわゆるステレオ音声信号のほかに
教育番組等のディジタル化された音声信号を多重化する
ステレオ放送用多重化装置に関する。
通常、ステレオ放送はステレオ用の主チャネル信号によ
り左側および右側音声信号の和の信号を伝送し、ステレ
オ用の副搬送波信号（38KHz）により左側および右側音
声信号の差の信号を伝送する。さらにステレオ放送受信
時の制御用としてパイロット信号（19KHz）があり、こ
の３つの信号がFM変調されてFMステレオ放送電波として
放送されている。最近、このFMステレオ放送電波を利用
して前述の副搬送波信号とは別の第２の副搬送波信号
（76KHz）を立てて、この第２の副搬送波信号にディジ
タル化された別の音声信号をPSK変調し、このPSKされた
第２の副搬送波信号をFMステレオ放送信号にFM多重して
送る方式が開発されている。
り左側および右側音声信号の和の信号を伝送し、ステレ
オ用の副搬送波信号（38KHz）により左側および右側音
声信号の差の信号を伝送する。さらにステレオ放送受信
時の制御用としてパイロット信号（19KHz）があり、こ
の３つの信号がFM変調されてFMステレオ放送電波として
放送されている。最近、このFMステレオ放送電波を利用
して前述の副搬送波信号とは別の第２の副搬送波信号
（76KHz）を立てて、この第２の副搬送波信号にディジ
タル化された別の音声信号をPSK変調し、このPSKされた
第２の副搬送波信号をFMステレオ放送信号にFM多重して
送る方式が開発されている。
従来、このような方式のパイロット信号の倍周波数であ
るステレオ用の副搬送波信号と別の第２の副搬送波信号
は、受信復調時の位相基準を確保するために、ステレオ
用のパイロット信号を基準にして第２の副搬送波信号の
周波数を補正していた。以下、ディジタル化された別の
音声信号を第２の副搬送波信号にPSK変調する構成部を
ディジタル音声変調部といい、ステレオ放送のFM多重化
する構成部をステレオFM変調部という。
るステレオ用の副搬送波信号と別の第２の副搬送波信号
は、受信復調時の位相基準を確保するために、ステレオ
用のパイロット信号を基準にして第２の副搬送波信号の
周波数を補正していた。以下、ディジタル化された別の
音声信号を第２の副搬送波信号にPSK変調する構成部を
ディジタル音声変調部といい、ステレオ放送のFM多重化
する構成部をステレオFM変調部という。
上述した従来のステレオ放送用多重化装置では、ステレ
オFM変調部１台に対してディジタル化音声変調部１台の
対応となっている。しかし、実際の運用においてはディ
ジタル音声変調部１台の出力を複数のステレオFM変調部
に分配又は切替えて入力する運用が多いので、１台のス
テレオFM変調部からパイロット信号（19KHz）をディジ
タル音声変調器に入力し、第２の副搬送波周波数とパイ
ロット信号の周波数との偏差を補正する必要がある。し
かし、各ステレオFM変調部の相手が変るたびに補正する
ことができず、パイロット信号の偏差が、第２の副搬送
波周波数の偏差となって発生するという欠点がある。
オFM変調部１台に対してディジタル化音声変調部１台の
対応となっている。しかし、実際の運用においてはディ
ジタル音声変調部１台の出力を複数のステレオFM変調部
に分配又は切替えて入力する運用が多いので、１台のス
テレオFM変調部からパイロット信号（19KHz）をディジ
タル音声変調器に入力し、第２の副搬送波周波数とパイ
ロット信号の周波数との偏差を補正する必要がある。し
かし、各ステレオFM変調部の相手が変るたびに補正する
ことができず、パイロット信号の偏差が、第２の副搬送
波周波数の偏差となって発生するという欠点がある。
本考案のステレオ放送用多重化装置はFMステレオ放送の
パイロット信号を出力するパイロット信号発振器と、前
記パイロット信号を入力し、このパイロット信号と位相
の合致するクロック信号および搬送波信号を出力するク
ロック発振器と、前記クロック信号を入力して外部から
入力されるアナログ音声信号をディジタル化音声信号と
するディジタル変換器と、前記ディジタル化音声信号と
前記搬送波信号とを入力し、前記搬送波信号に前記デジ
タル化音声信号を位相変調したPSK変調信号を出力するP
SK変調器を含むディジタル音声変調部と、前記パイロッ
ト信号と前記PSK変調信号とを入力して、FMステレオ放
送用のステレオ主チャネル用信号および副搬送波チャネ
ル信号とを合成してFM多重化された放送波信号を出力す
る複数のステレオFM変調部とを有する。
パイロット信号を出力するパイロット信号発振器と、前
記パイロット信号を入力し、このパイロット信号と位相
の合致するクロック信号および搬送波信号を出力するク
ロック発振器と、前記クロック信号を入力して外部から
入力されるアナログ音声信号をディジタル化音声信号と
するディジタル変換器と、前記ディジタル化音声信号と
前記搬送波信号とを入力し、前記搬送波信号に前記デジ
タル化音声信号を位相変調したPSK変調信号を出力するP
SK変調器を含むディジタル音声変調部と、前記パイロッ
ト信号と前記PSK変調信号とを入力して、FMステレオ放
送用のステレオ主チャネル用信号および副搬送波チャネ
ル信号とを合成してFM多重化された放送波信号を出力す
る複数のステレオFM変調部とを有する。
次に、本考案について図面を参照して説明する。
第１図は本考案の一実施例のブロック図である。第１図
の実施例は、パイロット信号発振器１、クロック発振器
２、アナログ音声の入力端子６を有するディジタル発振
器３、PSK変調器４から構成されるディジタル音声変調
器５と、ディジタル音声変調部５におけるPSK変調信号
出力用の出力端子７、およびパイロット信号出力用の出
力端子８の２信号を入力し、従来のステレオ音声信号と
PSK変調信号とを合成してFM変調するステレオ変調部９
とから構成される。
の実施例は、パイロット信号発振器１、クロック発振器
２、アナログ音声の入力端子６を有するディジタル発振
器３、PSK変調器４から構成されるディジタル音声変調
器５と、ディジタル音声変調部５におけるPSK変調信号
出力用の出力端子７、およびパイロット信号出力用の出
力端子８の２信号を入力し、従来のステレオ音声信号と
PSK変調信号とを合成してFM変調するステレオ変調部９
とから構成される。
次に本実施例の動作を説明する。入力端子６から入力さ
れたアナログ信号はディジタル変換器３において、Ａ−
Ｄ変換されて符号化されたPCM信号が作成される。この
場合、クロック発振器２はパイロット信号発振器１の19
KHzの発振信号を入力し、19KHzと位相の合った２倍波の
38キロビットのクロック信号をディジタル変換器３に
出力する。したがって、ディジタル変換器３は38キロビ
ットのクロック信号11によりPCMされたディジタル音声
信号が出力される。PSK変調部４は、クロック発振器２
から得られる19KHzの４倍波である76KHzの第２の搬送波
信号12を入力し、この第２の搬送波信号 12を前述のPC
M化されたディジタル音声信号により４相PSK変調して出
力端子７に出力する。ステレオFM変調部９は、パイロッ
ト信号用出力端子８から入力されたパイロット信号を基
準として従来例で説明したステレオ用主チャネル信号と
ステレオ用副搬送波信号とを生成する。さらに出力端子
７の４相PSK信号と前述の２つのステレオ信号とを合成
してFM変調器に入力し、多重化されたFMステレオ放送信
号をFM多重化信号出力端子10から出力する。このような
ディジタル音声変調部５により複数のステレオFM変調部
９に多重FM変調すれば、一つのパイロット信号を基準と
した複数個の多重化されたFMステレオ放送信号を得るこ
とができる。
れたアナログ信号はディジタル変換器３において、Ａ−
Ｄ変換されて符号化されたPCM信号が作成される。この
場合、クロック発振器２はパイロット信号発振器１の19
KHzの発振信号を入力し、19KHzと位相の合った２倍波の
38キロビットのクロック信号をディジタル変換器３に
出力する。したがって、ディジタル変換器３は38キロビ
ットのクロック信号11によりPCMされたディジタル音声
信号が出力される。PSK変調部４は、クロック発振器２
から得られる19KHzの４倍波である76KHzの第２の搬送波
信号12を入力し、この第２の搬送波信号 12を前述のPC
M化されたディジタル音声信号により４相PSK変調して出
力端子７に出力する。ステレオFM変調部９は、パイロッ
ト信号用出力端子８から入力されたパイロット信号を基
準として従来例で説明したステレオ用主チャネル信号と
ステレオ用副搬送波信号とを生成する。さらに出力端子
７の４相PSK信号と前述の２つのステレオ信号とを合成
してFM変調器に入力し、多重化されたFMステレオ放送信
号をFM多重化信号出力端子10から出力する。このような
ディジタル音声変調部５により複数のステレオFM変調部
９に多重FM変調すれば、一つのパイロット信号を基準と
した複数個の多重化されたFMステレオ放送信号を得るこ
とができる。
以上説明したように本考案は多重化すべき音声信号用を
ディジタル音声変調部にステレオ放送用パイロット信号
発振器を有することにより、複数のステレオFM変調部に
別の音声信号を多重化する場合でも従来のようなパイロ
ット信号と第２の副搬送波周波数の周波数補正を必要と
しないステレオ放送用多重化装置が得られる効果があ
る。
ディジタル音声変調部にステレオ放送用パイロット信号
発振器を有することにより、複数のステレオFM変調部に
別の音声信号を多重化する場合でも従来のようなパイロ
ット信号と第２の副搬送波周波数の周波数補正を必要と
しないステレオ放送用多重化装置が得られる効果があ
る。
第１図は本考案の一実施例のブロック図である。 １…パイロット信号発振器、２…クロック発振器、３…
ディジタル変換器、４…PSK変調器、５…ディジタル音
声変調部、６…入力端子、7,8…出力端子、９…ステレ
オFM変調部、10…FM多重化信号出力端子。
ディジタル変換器、４…PSK変調器、５…ディジタル音
声変調部、６…入力端子、7,8…出力端子、９…ステレ
オFM変調部、10…FM多重化信号出力端子。
Claims (1)
- 【請求項１】FMステレオ放送のパイロット信号を出力す
るパイロット信号発振器と、前記パイロット信号を入力
し、このパイロット信号と位相の合致するクロック信号
および搬送波信号を出力するクロック発振器と、前記ク
ロック信号を入力して外部から入力されるアナログ音声
信号をディジタル化音声信号とするディジタル変換器
と、前記ディジタル化音声信号と前記搬送波信号とを入
力し、前記搬送波信号に前記ディジタル化音声信号を位
相変調したPSK変調信号を出力するPSK変調器とを含むデ
ィジタル音声変調部と、 前記パイロット信号と前記PSK変調信号とを入力して、F
Mステレオ放送用のステレオ主チャネル用信号および副
搬送波チャネル信号とを合成してFM多重化された放送信
号を出力する複数のステレオFM変調部とを有することを
特徴とするステレオ放送用多重化装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989024351U JPH0641405Y2 (ja) | 1989-03-02 | 1989-03-02 | ステレオ放送用多重化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989024351U JPH0641405Y2 (ja) | 1989-03-02 | 1989-03-02 | ステレオ放送用多重化装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02116149U JPH02116149U (ja) | 1990-09-18 |
| JPH0641405Y2 true JPH0641405Y2 (ja) | 1994-10-26 |
Family
ID=31244124
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989024351U Expired - Lifetime JPH0641405Y2 (ja) | 1989-03-02 | 1989-03-02 | ステレオ放送用多重化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0641405Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS536A (en) * | 1976-06-24 | 1978-01-05 | Sony Corp | Different program signal transmission system |
-
1989
- 1989-03-02 JP JP1989024351U patent/JPH0641405Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02116149U (ja) | 1990-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |