JPH064113U - ロードスタビライザの作業機 - Google Patents
ロードスタビライザの作業機Info
- Publication number
- JPH064113U JPH064113U JP5018892U JP5018892U JPH064113U JP H064113 U JPH064113 U JP H064113U JP 5018892 U JP5018892 U JP 5018892U JP 5018892 U JP5018892 U JP 5018892U JP H064113 U JPH064113 U JP H064113U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bit
- conical
- bits
- roof
- asphalt concrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Road Repair (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コニカルビットのビット間隔を広くしてもビ
ットボックスが早期に摩耗しないようにして作業幅に比
べてコニカルビットの数を少なくできるようにする。 【構成】 デイスク20を複数重ね合せ連結する。左右
両側のデイスク20にルーフビット23を複数取付け
る。残りのデイスク20に2つのルーフビット23と4
つのコニカルビット24を回転方向に位置をずらして取
付け、コニカルビット24でアスファルトコンクリート
を破砕して細粒化し、その細粒化したアスファルトコン
クリートをルーフビット23で掬い取って作業機の後方
に運搬する。
ットボックスが早期に摩耗しないようにして作業幅に比
べてコニカルビットの数を少なくできるようにする。 【構成】 デイスク20を複数重ね合せ連結する。左右
両側のデイスク20にルーフビット23を複数取付け
る。残りのデイスク20に2つのルーフビット23と4
つのコニカルビット24を回転方向に位置をずらして取
付け、コニカルビット24でアスファルトコンクリート
を破砕して細粒化し、その細粒化したアスファルトコン
クリートをルーフビット23で掬い取って作業機の後方
に運搬する。
Description
【0001】
本考案は、アスファルトコンクリート路のアスファルトコンクリートを破砕し て路盤材と混合することで路上再生路盤処理するロードスタビライザの作業機に 関する。
【0002】
ロードスタビライザは図1に示すように、車体1に作業機2を装着し、その作 業機2でアスファルトコンクリートを破砕して路盤材と混合して路上再生処理す るものであり、その作業機2としては図2に示すルーフビット3を備えたデイス ク4を複数重ね合せたデイスクタイプの作業機と、図3に示すドラム5にコニカ ルビット6を複数取付けたドラムタイプの作業機が知られている。
【0003】
デイスクタイプの作業機2に取付けられたルーフビット3は図4に示すように 人間の握り挙の形状となった取付基部7と刃部8より成り、その刃部8でアスフ ァルトコンクリートAを図5に示すように塊で切削して路盤材Bと混合するから 、その切削したアスファルトコンクリート塊Cは細粒化できずに大きくなってし まう。 このために切削したアスファルトコンクリートの塊Cが大きいと路盤材Bとう まく混合できないので、転圧桟で転圧作業する前に作業者が大きなアスファルト コンクリート塊Cを除去せねばならず面倒である。
【0004】 ドラムタイプの作業機2に取付けられたコニカルビット6は図6に示すように ビットボックス9に尖端形状のビット10を取付けたものとなり、そのビット1 0の尖端部10aでアスファルトコンクリートAを図7に示すように破砕するか ら細粒化できる。 しかしながら、コニカルビット6のビット間隔を広くするとビットボックス9 が細粒化したアスファルトコンクリート塊Cに衝突して早期に摩耗するので、そ のコニカルビット6のビット間隔を狭くしており、それによってコニカルビット 6の数が作業幅に比べて多くなってコストが高くなるばかりか、破砕したアスフ ァルトコンクリートAが細かくなりすぎてしまう。 また、ドラム5に複数のコニカルビット6を取付けたので切削による抵抗が大 となって作業速度が遅くなる。
【0005】 そこで、本考案は前述の課題を解決できるようにしたロードスタビライザの作 業機を提供することを目的とする。
【0006】
複数のデイスク20を重ね合せ連結し、この各デイスク20に複数のルーフビ ット23と複数のコニカルビット24を回転方向に異なる位置として取付け、そ のコニカルビット24の取付半径R1 をルーフビット23の取付半径R2 より大 きくしたロードスタビライザの作業機。
【0007】
コニカルビット24でアスファルトコンクリートAを破砕して細粒化できるし 、その細粒化したアスファルトコンクリートCをルーフビット23で掬い取って 作業機の後方に運搬できるから、コニカルビット24が回転移動する部分の細粒 化したアスファルトコンクリートCの量を少なくしてコニカルビット24のビッ ト間隔を広くしてもコニカルビット24のビットボックスが早期に摩耗しない。
【0008】
図8に示すように、デイスク20は2枚の板をボルトで連結して外周縁に突起 部21と凹部22を交互に複数有する形状となり、その突起部21にルーフビッ ト23とコニカルビット24が取付けてあり、そのデイスク20が複数枚、例え ば10枚重ね合せて連結されて作業機を構成している。 前記ルーフビット23は取付部25と刃部26より成り、その取付部25がビ ットボックス27に取付けてあり、前記コニカルビット24は尖端部28を有す る形状となってビットボックス29に取付けてある。
【0009】 次に前記ルーフビット23とコニカルビット24の取付けについて説明する。 図9に示すように左右両側のデイスク20にはルーフビット23のみが回転方 向に位置をずらして取付けられ、左右中間の8枚のデイスク20に2つのルーフ ビット23と4つのコニカルビット24がそれぞれ取付けられており、各ルーフ ビット23は回転方向に異なる位置、つまり切削軌跡が異なる位置に取付けられ て切削したアスファルトコンクリートと路盤材を混合し易くしてあり、各コニカ ルビット24は回転方向に異なる位置、つまり作業幅方向に切削軌跡の異なる位 置に取付けられ、コニカルビット24でアスファルトコンクリートを破砕して細 粒化し、ルーフビット23で破砕して細粒化したアスファルトコンクリートを掬 い取るようにコニカルビット24の取付半径R1 がルーフビット23の取付半径 R2 よりも大きくなってコニカルビット24がルーフビット23より突出してい る。
【0010】 次にアスファルトコンクリート路の路上再生路盤処理動作を説明する。 図10に示すようにコニカルビット24は軌跡Dに沿って回転して尖端部28 でアスファルトコンクリートAを破砕する。 ルーフビット23は図11に示すように軌跡Eに沿って回転し、その軌跡Eは 前記コニカルビット24の軌跡Dより取付半径差(R1 −R2 )だけ内側となり 、ルーフビット23はアスファルトコンクリートAと干渉せずに破砕することが なく、ルーフビット23はコニカルビット24で破砕して細粒化したアスファル トコンクリートCを掬い取って図10に示すように作業機の後方に運搬する。 これにより、コニカルビット24が回転する部分における破砕して細粒化した アスファルトコンクリートCの量が少なくなってコニカルビット24のビットボ ックス29が早期に摩耗することを防止でき、コニカルビット24の数を作業幅 Lに比べて少なくできる。
【0011】
コニカルビット24でアスファルトコンクリートAを破砕して細粒化できるし 、その細粒化したアスファルトコンクリートCをルーフビット23で掬い取って 作業機の後方に運搬できるから、コニカルビット24が回転移動する部分の細粒 化したアスファルトコンクリートCの量を少なくしてコニカルビット24のビッ ト間隔を広くしてもコニカルビット24のビットボックスが早期に摩耗しない。 したがって、作業幅に比べてコニカルビット24の数を少なくしてコストを安 くできるし、細粒化アスファルトコンクリートCがドラムタイプの作業機ほど細 かくなることがなく、しかも大きなアスファルトコンクリートの塊が出来ないの で転圧作業前に作業者による大きなアスファルトコンクリートの塊を取り除く作 業が不要となる。 従来のデイスクタイプの作業機と切削抵抗があまり変りがなく作業速度が極端 に低下することがないし、より厚いアスファルトコンクリートの破砕が可能とな る。
【図1】ロードスタビライザの正面図である。
【図2】デイスクタイプ作業機の正面図である。
【図3】ドラムタイプ作業機の正面図である。
【図4】デイスクタイプ作業機の動作説明図である。
【図5】ルーフビットによる切削動作説明図である。
【図6】ドラムタイプ作業機の動作説明図である。
【図7】コニカルビットによる破砕動作説明図である。
【図8】本考案の作業機を構成するデイスクの正面図で
ある。
ある。
【図9】複数のデイスクのルーフビットとコニカルビッ
トの配列を示す説明図である。
トの配列を示す説明図である。
【図10】コニカルビットの破砕動作説明図である。
【図11】ルーフビットの掬い込み動作説明図である。
20…デイスク、23…ルーフビット、24…コニカル
ビット、28…尖端部、29…ビットボックス。
ビット、28…尖端部、29…ビットボックス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 岩村 準 新潟県柏崎市宝町1−3 株式会社小松エ スト本社工場内 (72)考案者 安松 仁 東京都中央区京橋一丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 (72)考案者 佐藤 辰郎 東京都中央区京橋一丁目19番11号 日本鋪 道株式会社内 (72)考案者 珍田 彰 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会社 小松製作所本社内
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のデイスク20を重ね合せ連結し、
この各デイスク20に複数のルーフビット23と複数の
コニカルビット24を回転方向に異なる位置として取付
け、そのコニカルビット24の取付半径R1 をルーフビ
ット23の取付半径R2 より大きくしたことを特徴とす
るロードスタビライザの作業機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5018892U JPH064113U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ロードスタビライザの作業機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5018892U JPH064113U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ロードスタビライザの作業機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH064113U true JPH064113U (ja) | 1994-01-18 |
Family
ID=12852202
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5018892U Pending JPH064113U (ja) | 1992-06-25 | 1992-06-25 | ロードスタビライザの作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064113U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014015830A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Bauer Maschinen Gmbh | トレンチカッタ用掘削ホイール |
-
1992
- 1992-06-25 JP JP5018892U patent/JPH064113U/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014015830A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Bauer Maschinen Gmbh | トレンチカッタ用掘削ホイール |
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