JPH0641001A - ジカルボン酸アルキルの加水分解法 - Google Patents
ジカルボン酸アルキルの加水分解法Info
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- JPH0641001A JPH0641001A JP5139162A JP13916293A JPH0641001A JP H0641001 A JPH0641001 A JP H0641001A JP 5139162 A JP5139162 A JP 5139162A JP 13916293 A JP13916293 A JP 13916293A JP H0641001 A JPH0641001 A JP H0641001A
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- C07—ORGANIC CHEMISTRY
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- C07C51/09—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides from carboxylic acid esters or lactones
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ジカルボン酸エステルの加水分解及び生成す
るアルコールの分離の両方を実施することができるジカ
ルボン酸の製造方法を提供すること。 【構成】 本発明は液相中でのジカルボン酸の製造方法
に関し、この方法は、次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲とする)、並びに ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 3〜6.5ミリ当量の交換
能力を有するスルホン酸基含有ゲル型樹脂を収納させた
カラムの中央部(ここで、前記樹脂は支持体によって所
定位置に保持される)に脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4
アルキルと水との混合物を導入し、加水分解反応によっ
て生成したアルコールを連続的に蒸留することによって
前記混合物を反応性蒸留に付すことを特徴とする。
るアルコールの分離の両方を実施することができるジカ
ルボン酸の製造方法を提供すること。 【構成】 本発明は液相中でのジカルボン酸の製造方法
に関し、この方法は、次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲とする)、並びに ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 3〜6.5ミリ当量の交換
能力を有するスルホン酸基含有ゲル型樹脂を収納させた
カラムの中央部(ここで、前記樹脂は支持体によって所
定位置に保持される)に脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4
アルキルと水との混合物を導入し、加水分解反応によっ
て生成したアルコールを連続的に蒸留することによって
前記混合物を反応性蒸留に付すことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ジカルボン酸低級ア
ルキル、即ちアルキル部分が1〜4個の炭素原子を有す
るジカルボン酸アルキルの加水分解に関する。
ルキル、即ちアルキル部分が1〜4個の炭素原子を有す
るジカルボン酸アルキルの加水分解に関する。
【0002】
【従来の技術】エステルの加水分解は一般的に、酸又は
塩基のいずれかを用いて均質媒体中で実施される。塩基
の使用は金属塩の形成をもたらし、これは明らかに不都
合である。
塩基のいずれかを用いて均質媒体中で実施される。塩基
の使用は金属塩の形成をもたらし、これは明らかに不都
合である。
【0003】アジピン酸エステルの酸加水分解は、水と
アジピン酸エステルとの混和性が非常に低いことのため
に、媒体が2相になるという問題点を示す。このことの
ために、溶媒混合物を用いることが推奨されている{例
えば「ジャーナル・オブ・インディアン・ケミカル・ソ
サエティ(Journal of the Indian Chemical Societ
y)」第48巻、第9号、第811〜812頁を参照さ
れたい}が、これは、得られるアジピン酸の続いての分
離及び精製を著しく複雑にする。さらに、液状の酸の使
用は、装置の腐蝕という重大な問題点を引き起こす。
アジピン酸エステルとの混和性が非常に低いことのため
に、媒体が2相になるという問題点を示す。このことの
ために、溶媒混合物を用いることが推奨されている{例
えば「ジャーナル・オブ・インディアン・ケミカル・ソ
サエティ(Journal of the Indian Chemical Societ
y)」第48巻、第9号、第811〜812頁を参照さ
れたい}が、これは、得られるアジピン酸の続いての分
離及び精製を著しく複雑にする。さらに、液状の酸の使
用は、装置の腐蝕という重大な問題点を引き起こす。
【0004】また、酸性樹脂を用いて不均質媒体中でア
ジピン酸エステルの加水分解を実施することも推奨され
ている。「シンセティック・コミュニケーションズ(Sy
nthetic Communications)」、19、第627〜631
頁(1989年)に発表された論文には、Dowex−
50樹脂の水性懸濁液中で還流下でアジピン酸ジメチル
を加水分解することが記載されている。しかしながら、
この種の懸濁反応は、生成するメタノールを除去するこ
とによって反応の平衡を移動するという問題点を解決し
ない。
ジピン酸エステルの加水分解を実施することも推奨され
ている。「シンセティック・コミュニケーションズ(Sy
nthetic Communications)」、19、第627〜631
頁(1989年)に発表された論文には、Dowex−
50樹脂の水性懸濁液中で還流下でアジピン酸ジメチル
を加水分解することが記載されている。しかしながら、
この種の懸濁反応は、生成するメタノールを除去するこ
とによって反応の平衡を移動するという問題点を解決し
ない。
【0005】ヨーロッパ特許公開第0056489号に
はこの問題点の解決策が提唱されており、この解決策
は、強酸性イオン交換樹脂の存在下で高温においてアル
キル部分が1〜4個の炭素原子を有するアジピン酸アル
キルを水によって連続的に加水分解する方法から成る。
この方法の主な特徴は、水とアジピン酸エステルとの反
応用混合物のカラム内への供給領域より下方において、
カラムの数個の棚段上のこの混合物の一部を取り出し、
こうして取り出された部分を次いで強酸性イオン交換樹
脂上に通し、次いで再循環することから成る。こうして
カラムの底部においてアジピン酸が得られ、他方、カラ
ム頂部においてアルコールと水との混合物が取り出され
る。この方法は、加水分解反応を適切に実施するために
カラムに多くの回路を追加する必要があり、従ってその
実施が複雑化される。
はこの問題点の解決策が提唱されており、この解決策
は、強酸性イオン交換樹脂の存在下で高温においてアル
キル部分が1〜4個の炭素原子を有するアジピン酸アル
キルを水によって連続的に加水分解する方法から成る。
この方法の主な特徴は、水とアジピン酸エステルとの反
応用混合物のカラム内への供給領域より下方において、
カラムの数個の棚段上のこの混合物の一部を取り出し、
こうして取り出された部分を次いで強酸性イオン交換樹
脂上に通し、次いで再循環することから成る。こうして
カラムの底部においてアジピン酸が得られ、他方、カラ
ム頂部においてアルコールと水との混合物が取り出され
る。この方法は、加水分解反応を適切に実施するために
カラムに多くの回路を追加する必要があり、従ってその
実施が複雑化される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アルキルが
1〜4個の炭素原子を有するジカルボン酸アルキルの加
水分解によってジカルボン酸を製造する際の問題点を、
用いられる酸性樹脂が慎重に選択した一連の特徴に合致
する、簡単でしかし非常に効果的な方法を実施すること
によって解決することを提唱するものである。この方法
は、ジカルボン酸エステルの加水分解及び生成するアル
コールの分離の両方を実施することを可能にする。
1〜4個の炭素原子を有するジカルボン酸アルキルの加
水分解によってジカルボン酸を製造する際の問題点を、
用いられる酸性樹脂が慎重に選択した一連の特徴に合致
する、簡単でしかし非常に効果的な方法を実施すること
によって解決することを提唱するものである。この方法
は、ジカルボン酸エステルの加水分解及び生成するアル
コールの分離の両方を実施することを可能にする。
【0007】
【課題を解決するための手段】より詳細には、本発明
は、液相中で脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4 アルキルを
加水分解することによってジカルボン酸を製造する方法
に関し、この方法は、次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲、好ましくは2%〜5%の範囲
とする)並びに ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 3〜6.5ミリ当量の交換
能力を有するスルホン酸基含有ゲル型樹脂を収納させた
カラムの中央部(ここで、前記樹脂は、支持体によって
所定位置に保持される)に前記ジカルボン酸アルキルと
水との混合物を導入し、加水分解反応によって生成する
アルコールを連続的に蒸留することによって前記混合物
を反応性蒸留に付すことを特徴とする。
は、液相中で脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4 アルキルを
加水分解することによってジカルボン酸を製造する方法
に関し、この方法は、次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲、好ましくは2%〜5%の範囲
とする)並びに ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 3〜6.5ミリ当量の交換
能力を有するスルホン酸基含有ゲル型樹脂を収納させた
カラムの中央部(ここで、前記樹脂は、支持体によって
所定位置に保持される)に前記ジカルボン酸アルキルと
水との混合物を導入し、加水分解反応によって生成する
アルコールを連続的に蒸留することによって前記混合物
を反応性蒸留に付すことを特徴とする。
【0008】本発明の方法の範囲内において、用いられ
るスルホン酸基含有ゲル型樹脂は、次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲、好ましくは2%〜5%の範囲
とする) ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 5〜6.5ミリ当量の交換
能力並びに ・100〜2000μmの範囲、好ましくは200〜1
200μmの範囲の平均粒度を有するものが好ましい。
るスルホン酸基含有ゲル型樹脂は、次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲、好ましくは2%〜5%の範囲
とする) ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 5〜6.5ミリ当量の交換
能力並びに ・100〜2000μmの範囲、好ましくは200〜1
200μmの範囲の平均粒度を有するものが好ましい。
【0009】一般的に、用いることができるカラムは、
下方区域に樹脂が配置され、ここで加水分解が行なわ
れ、上方区域に随意に慣用の充填物が収納され、ここで
メタノールの精製が行なわれるものである。
下方区域に樹脂が配置され、ここで加水分解が行なわ
れ、上方区域に随意に慣用の充填物が収納され、ここで
メタノールの精製が行なわれるものである。
【0010】スルホン酸基含有ゲル型樹脂自体は、既知
である。これらは、市販のゲル型樹脂から、上記の特徴
に合致するものを選択することができる。
である。これらは、市販のゲル型樹脂から、上記の特徴
に合致するものを選択することができる。
【0011】ゲル型樹脂は、様々な技術に従ってカラム
内で用いることができる。これは、効率のよい液体−固
体間及び液体−蒸気間の交換を保証するために、金属、
繊維、セラミック又はプラスチック構造物中に保持する
ことができ、樹脂を収納した構造物はカラム内に配置さ
れる。また、かかる構造物上に樹脂を付着又はコーティ
ングすることもできる。また、ゲル型樹脂は、受容段上
に配置させることもできる。これらを用いることは限定
的なことではない。
内で用いることができる。これは、効率のよい液体−固
体間及び液体−蒸気間の交換を保証するために、金属、
繊維、セラミック又はプラスチック構造物中に保持する
ことができ、樹脂を収納した構造物はカラム内に配置さ
れる。また、かかる構造物上に樹脂を付着又はコーティ
ングすることもできる。また、ゲル型樹脂は、受容段上
に配置させることもできる。これらを用いることは限定
的なことではない。
【0012】本発明の方法において加水分解することが
できる脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4 アルキルは本質的
に、3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸の
C1〜C4 アルキルエステル、例えば琥珀酸、エチル琥
珀酸、グルタル酸、メチルグルタル酸、アジピン酸、2
−ヘキセン二酸又は3−ヘキセン二酸のメチル、エチル
又はn−プロピルエステルである。
できる脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4 アルキルは本質的
に、3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸の
C1〜C4 アルキルエステル、例えば琥珀酸、エチル琥
珀酸、グルタル酸、メチルグルタル酸、アジピン酸、2
−ヘキセン二酸又は3−ヘキセン二酸のメチル、エチル
又はn−プロピルエステルである。
【0013】これらのエステルの中では、アジピン酸ジ
メチル、メチルグルタル酸ジメチル、エチル琥珀酸ジメ
チル及びヘキセン二酸ジメチルが特に重要であり、アジ
ピン酸ジメチルは、その加水分解がさらに特に重要であ
る化合物である。これらのエステル及び特にアジピン酸
ジメチルは、単独で又は多くのそれらの混合物として用
いることができる。
メチル、メチルグルタル酸ジメチル、エチル琥珀酸ジメ
チル及びヘキセン二酸ジメチルが特に重要であり、アジ
ピン酸ジメチルは、その加水分解がさらに特に重要であ
る化合物である。これらのエステル及び特にアジピン酸
ジメチルは、単独で又は多くのそれらの混合物として用
いることができる。
【0014】以下においては、便宜上、アジピン酸ジメ
チルの加水分解について説明するが、しかしこれは、前
記のような他のジカルボン酸アルキルにも置き換えられ
よう。
チルの加水分解について説明するが、しかしこれは、前
記のような他のジカルボン酸アルキルにも置き換えられ
よう。
【0015】アジピン酸ジメチル及び水を、カラムの中
央部であってゲル型樹脂が存在する区域より上方におい
て、このカラム内に導入する。水の量は、水/アジピン
酸ジメチルのモル比が少なくとも2となるようにする。
好ましくは、水の量は、化学量論的量に対して過剰、即
ち水/アジピン酸ジメチルのモル比が2より大きく、一
般的には5〜60の範囲となるようにする。アジピン酸
ジメチル及び水は、別々に導入してもよく、混合物とし
て導入してもよい。
央部であってゲル型樹脂が存在する区域より上方におい
て、このカラム内に導入する。水の量は、水/アジピン
酸ジメチルのモル比が少なくとも2となるようにする。
好ましくは、水の量は、化学量論的量に対して過剰、即
ち水/アジピン酸ジメチルのモル比が2より大きく、一
般的には5〜60の範囲となるようにする。アジピン酸
ジメチル及び水は、別々に導入してもよく、混合物とし
て導入してもよい。
【0016】ゲル型樹脂の所でアジピン酸ジメチルの加
水分解が行なわれ、一方で生成したメタノールがカラム
の上端部において回収され、他方でアジピン酸、過剰分
の水、場合により加水分解されなかったアジピン酸モノ
メチル及び場合により加水分解されなかったアジピン酸
ジメチルがカラムの下端部において回収される。カラム
内の加水分解反応が行なわれる部分の温度は、一般的に
80℃〜150℃の範囲、好ましくは90℃〜130℃
の範囲である。
水分解が行なわれ、一方で生成したメタノールがカラム
の上端部において回収され、他方でアジピン酸、過剰分
の水、場合により加水分解されなかったアジピン酸モノ
メチル及び場合により加水分解されなかったアジピン酸
ジメチルがカラムの下端部において回収される。カラム
内の加水分解反応が行なわれる部分の温度は、一般的に
80℃〜150℃の範囲、好ましくは90℃〜130℃
の範囲である。
【0017】本発明に従う方法によって製造されたアジ
ピン酸は、これが含有し得る水及び他の少量の化合物か
ら、化学の分野において用いられる慣用の分離方法、例
えば結晶化、特に真空下での結晶化によって分離され
る。母液は一般的にアジピン酸2〜10%及び各種の不
純物又は反応副生成物を含有し、この母液は加水分解カ
ラムに再循環することができ、そうするのが有利であ
る。
ピン酸は、これが含有し得る水及び他の少量の化合物か
ら、化学の分野において用いられる慣用の分離方法、例
えば結晶化、特に真空下での結晶化によって分離され
る。母液は一般的にアジピン酸2〜10%及び各種の不
純物又は反応副生成物を含有し、この母液は加水分解カ
ラムに再循環することができ、そうするのが有利であ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を示す。これら実施例
において、加水分解の生産性は、1時間当たりに乾燥ゲ
ル型樹脂1kg当たりに製造されたアジピン酸のkg数
で表わす。
において、加水分解の生産性は、1時間当たりに乾燥ゲ
ル型樹脂1kg当たりに製造されたアジピン酸のkg数
で表わす。
【0019】各種の実施例及び比較試験のために用いた
装置は、内径4cmで、次の2つの区域から成るカラム
から成る: ・樹脂が配置された、長さ45cmの下方区域(以下、
反応区域と言う) ・水とメタノールとの分離を可能にする標準的充填物を
収納させた、長さ150cmの上方区域。 このカラムの底部に蒸留フラスコを、頂部に冷却管及び
還流装置を具備させる。水用及びアジピン酸ジメチル用
の2つのポンプによって反応区域の頂部において供給を
実施する。生成したメタノールがカラム頂部において得
られ、他方、水とアジピン酸との混合物が底部から取り
出される。樹脂は、2種のタイプのパッケージング(co
nditionnement )に従って、カラムの反応区域に配置さ
せる。
装置は、内径4cmで、次の2つの区域から成るカラム
から成る: ・樹脂が配置された、長さ45cmの下方区域(以下、
反応区域と言う) ・水とメタノールとの分離を可能にする標準的充填物を
収納させた、長さ150cmの上方区域。 このカラムの底部に蒸留フラスコを、頂部に冷却管及び
還流装置を具備させる。水用及びアジピン酸ジメチル用
の2つのポンプによって反応区域の頂部において供給を
実施する。生成したメタノールがカラム頂部において得
られ、他方、水とアジピン酸との混合物が底部から取り
出される。樹脂は、2種のタイプのパッケージング(co
nditionnement )に従って、カラムの反応区域に配置さ
せる。
【0020】1)パッケージングa 樹脂を、側壁が樹脂のビーズの直径より小さい約500
μmの網目寸法を有する金網から成る4個のポッド(fu
seaux )の内部に入れる。これらのポッドは長さ45c
mであり、これらの端部を閉じる。これらポッドの全体
としての結集が確保され且つ液体−気体間の交換が促進
され且つ樹脂を収納したポッドへの液体の再分配が促進
されるように、これらポッドを並べた形で金属製織物に
よって保持する。樹脂の量は、カラムの反応区域の容量
の26%を占める。この区域の理論段数は4である。そ
れぞれの理論棚段に、湿潤樹脂(用いる樹脂に応じて6
5又は50%の水を含有)36.25gを収納させる。
μmの網目寸法を有する金網から成る4個のポッド(fu
seaux )の内部に入れる。これらのポッドは長さ45c
mであり、これらの端部を閉じる。これらポッドの全体
としての結集が確保され且つ液体−気体間の交換が促進
され且つ樹脂を収納したポッドへの液体の再分配が促進
されるように、これらポッドを並べた形で金属製織物に
よって保持する。樹脂の量は、カラムの反応区域の容量
の26%を占める。この区域の理論段数は4である。そ
れぞれの理論棚段に、湿潤樹脂(用いる樹脂に応じて6
5又は50%の水を含有)36.25gを収納させる。
【0021】2)パッケージングb 樹脂を、約500μmの網目寸法を有する2個の金網の
層の間にサンドイッチ状に挟んで入れる。この薄い樹脂
層を含有するサンドイッチ状物をアコーディオン状に折
る。この際、折り目の広がりは、このサンドイッチ状物
がカラム区域の断面全体を占めるようにする。こうして
折り目をつけたサンドイッチ状物は、15cmの折り目
高さを有する。従って、カラムの45cmの反応区域を
満たすには、3個のサンドイッチ状物が必要である。カ
ラム内部のそれぞれのサンドイッチ状物は、樹脂を担持
した領域の外側を優先的に通過するのを防止するため
に、それらの折り目が互いに直角になるような向きで配
置する。樹脂の量は、カラムの反応区域の容量の32%
を占める。この区域の理論段数は4である。それぞれの
理論棚段に、湿潤樹脂(用いる樹脂に応じて65又は5
0%の水を含有)45gを収納させる。
層の間にサンドイッチ状に挟んで入れる。この薄い樹脂
層を含有するサンドイッチ状物をアコーディオン状に折
る。この際、折り目の広がりは、このサンドイッチ状物
がカラム区域の断面全体を占めるようにする。こうして
折り目をつけたサンドイッチ状物は、15cmの折り目
高さを有する。従って、カラムの45cmの反応区域を
満たすには、3個のサンドイッチ状物が必要である。カ
ラム内部のそれぞれのサンドイッチ状物は、樹脂を担持
した領域の外側を優先的に通過するのを防止するため
に、それらの折り目が互いに直角になるような向きで配
置する。樹脂の量は、カラムの反応区域の容量の32%
を占める。この区域の理論段数は4である。それぞれの
理論棚段に、湿潤樹脂(用いる樹脂に応じて65又は5
0%の水を含有)45gを収納させる。
【0022】これら2種のタイプの樹脂のパッケージン
グは、反応を触媒することができ且つ蒸留による分離を
実施するために液体−蒸気間の交換を促進することがで
きる反応性充填物を構成する。
グは、反応を触媒することができ且つ蒸留による分離を
実施するために液体−蒸気間の交換を促進することがで
きる反応性充填物を構成する。
【0023】例1及び2 これら2つの例は、スルホン酸基含有ゲル型樹脂Aを用
いて実施する。このゲル型樹脂Aは、直径1000μm
のビーズの形で提供され、スチレン及びジビニルベンゼ
ンを基とする骨格の総重量に対して4重量%のジビニル
ベンゼン含有率(又は架橋度)、1g当たりに5.4ミ
リ当量(meq)のH+ 交換能力並びに約65%の湿分
含有率を有する。これら2つの例は、前記のaタイプの
樹脂パッケージングを用いて実施する。供給流速は次の
通りである。
いて実施する。このゲル型樹脂Aは、直径1000μm
のビーズの形で提供され、スチレン及びジビニルベンゼ
ンを基とする骨格の総重量に対して4重量%のジビニル
ベンゼン含有率(又は架橋度)、1g当たりに5.4ミ
リ当量(meq)のH+ 交換能力並びに約65%の湿分
含有率を有する。これら2つの例は、前記のaタイプの
樹脂パッケージングを用いて実施する。供給流速は次の
通りである。
【0024】
【表1】
【0025】作業圧力は大気圧である。連続操作におい
て、カラム頂部温度は65℃(即ち大気圧下での純メタ
ノールの沸点温度)である。底部温度は101℃であ
る。高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)による
分析によって、DMAの転化率(DC)、装入したDM
Aに対するモル%で表わしたアジピン酸(AA)の収率
(RY)、及び1時間当たりに乾燥樹脂1kg当たりの
AAのkgで表わした反応生産性を計算することができ
る。これらの結果等を下記の表にまとまる。
て、カラム頂部温度は65℃(即ち大気圧下での純メタ
ノールの沸点温度)である。底部温度は101℃であ
る。高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)による
分析によって、DMAの転化率(DC)、装入したDM
Aに対するモル%で表わしたアジピン酸(AA)の収率
(RY)、及び1時間当たりに乾燥樹脂1kg当たりの
AAのkgで表わした反応生産性を計算することができ
る。これらの結果等を下記の表にまとまる。
【0026】例3及び比較試験1 例3は、例1及び2に記載したゲル型樹脂(樹脂A)を
用いて実施した。比較試験1は、ポリスチレン/ジビニ
ルベンゼン骨格を有し、スルホン酸基を含有するが、本
発明の方法において用いられるものの特徴の全てを有し
てはいない大孔質樹脂Bを用いて実施した。この樹脂B
は、16%の架橋度、乾燥樹脂1gにつきH+ 5.4m
eqの交換能力、1000μmのビーズ直径及び約50
%の湿分含有率を有する。これら2種の樹脂は、前記の
bタイプのパッケージングによって用いた。これらの試
験の実施条件は、下記の供給流速を採用したことを除い
て、例1及び2のものと同じである。 DMA:152g/時間 水 :295g/時間 得られた結果等を下記の表にまとめる。
用いて実施した。比較試験1は、ポリスチレン/ジビニ
ルベンゼン骨格を有し、スルホン酸基を含有するが、本
発明の方法において用いられるものの特徴の全てを有し
てはいない大孔質樹脂Bを用いて実施した。この樹脂B
は、16%の架橋度、乾燥樹脂1gにつきH+ 5.4m
eqの交換能力、1000μmのビーズ直径及び約50
%の湿分含有率を有する。これら2種の樹脂は、前記の
bタイプのパッケージングによって用いた。これらの試
験の実施条件は、下記の供給流速を採用したことを除い
て、例1及び2のものと同じである。 DMA:152g/時間 水 :295g/時間 得られた結果等を下記の表にまとめる。
【0027】比較試験2 この試験は、樹脂Aを例3において用いたのと同じ量
で、しかしカラム内ではなくて蒸留フラスコ内に配置さ
せて用いて実施した。従って、本発明の方法の反応性蒸
留ではなくて、生成したメタノールを除去するためのカ
ラムを上に乗せた連続撹拌式反応器を用いたことにな
る。供給流速及び操作条件は、例3のものと同じであ
る。得られた結果等を下記の表にまとめる。
で、しかしカラム内ではなくて蒸留フラスコ内に配置さ
せて用いて実施した。従って、本発明の方法の反応性蒸
留ではなくて、生成したメタノールを除去するためのカ
ラムを上に乗せた連続撹拌式反応器を用いたことにな
る。供給流速及び操作条件は、例3のものと同じであ
る。得られた結果等を下記の表にまとめる。
【0028】例4 この例は、樹脂Aを前記のbタイプのパッケージングに
従って配置させて実施した。上記の例より高いAA収率
を得るために、実際上9の理論段数を有する99cmの
反応区域を含有するカラムを用いた。供給流速及び操作
条件は、例3のものと同じである。得られた結果等を下
記の表にまとめる。
従って配置させて実施した。上記の例より高いAA収率
を得るために、実際上9の理論段数を有する99cmの
反応区域を含有するカラムを用いた。供給流速及び操作
条件は、例3のものと同じである。得られた結果等を下
記の表にまとめる。
【0029】比較試験3 この試験は、樹脂Bを前記のbタイプのパッケージング
に従って配置させて実施した。上記の例より高いAA収
率を得るために、実際上30の理論段数を有する340
cmの反応区域を含有するカラムを用いた。供給流速及
び操作条件は、例3のものと同じである。得られた結果
等を下記の表にまとめる。
に従って配置させて実施した。上記の例より高いAA収
率を得るために、実際上30の理論段数を有する340
cmの反応区域を含有するカラムを用いた。供給流速及
び操作条件は、例3のものと同じである。得られた結果
等を下記の表にまとめる。
【0030】
【表2】
フロントページの続き (72)発明者 エリク・グリヨン フランス国アルム、レ・テラス、ニュメロ 506 (72)発明者 フランソワ・クランジェ フランス国シャポノ、リュ・デ・リラ、37
Claims (7)
- 【請求項1】 液相中で脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4
アルキルを加水分解することによってジカルボン酸を製
造する方法であって、 次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲、好ましくは2%〜5%の範囲
とする)並びに ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 3〜6.5ミリ当量の交換
能力を有するスルホン酸基含有ゲル型樹脂を収納させた
カラムの中央部(ここで、前記樹脂は、支持体によって
所定位置に保持される)に前記ジカルボン酸アルキルと
水との混合物を導入し、 加水分解反応によって生成するアルコールを連続的に蒸
留することによって前記混合物を反応性蒸留に付すこと
を特徴とする、前記方法。 - 【請求項2】 用いられるスルホン酸基含有ゲル型樹脂
が次の特徴: ・スチレン及びジビニルベンゼンを基とする骨格(ここ
で、該骨格の総重量に対するジビニルベンゼンの重量割
合は1%〜12%の範囲、好ましくは2%〜5%の範囲
とする) ・乾燥樹脂1g当たりにH+ 5〜6.5ミリ当量の交換
能力並びに ・100〜2000μmの範囲、好ましくは200〜1
200μmの範囲の平均粒度を有することを特徴とす
る、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4 アルキル
が3〜6個の炭素原子を有する脂肪族ジカルボン酸のC
1 〜C4 アルキルエステル、例えば琥珀酸、エチル琥珀
酸、グルタル酸、メチルグルタル酸、アジピン酸、2−
ヘキセン二酸若しくは3−ヘキセン二酸のメチル、エチ
ル若しくはn−プロピルエステル又はそれらの混合物で
あることを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】 脂肪族ジカルボン酸C1 〜C4 アルキル
がアジピン酸ジメチル、メチルグルタル酸ジメチル、エ
チル琥珀酸ジメチル、ヘキセン二酸ジメチル及びそれら
の混合物から選択され、好ましくはアジピン酸ジメチル
であることを特徴とする、請求項1又は2記載の方法。 - 【請求項5】 アジピン酸ジメチル及び水を、カラムの
中央部であってゲル型樹脂が存在する区域より上方に導
入し、ここで、水の量は、水/アジピン酸ジメチルのモ
ル比が少なくとも2、好ましくは2より大きく、一般的
には5〜60の範囲となるようにすることを特徴とす
る、請求項1〜4のいずれかに記載の方法。 - 【請求項6】 ゲル型樹脂を用いてアジピン酸ジメチル
の加水分解を実施すること、並びに、一方で生成したメ
タノールをカラムの上端部において回収し、他方でアジ
ピン酸、過剰分の水、場合により加水分解されなかった
アジピン酸モノメチル及び場合により加水分解されなか
ったアジピン酸ジメチルをカラムの下端部において回収
することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載
の方法。 - 【請求項7】 カラム内の加水分解反応が行なわれる部
分の温度が80℃〜150℃の範囲、好ましくは90℃
〜130℃の範囲であることを特徴とする、請求項1〜
6のいずれかに記載の方法。
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