JPH0640198Y2 - 縦型丁合装置 - Google Patents
縦型丁合装置Info
- Publication number
- JPH0640198Y2 JPH0640198Y2 JP1985069345U JP6934585U JPH0640198Y2 JP H0640198 Y2 JPH0640198 Y2 JP H0640198Y2 JP 1985069345 U JP1985069345 U JP 1985069345U JP 6934585 U JP6934585 U JP 6934585U JP H0640198 Y2 JPH0640198 Y2 JP H0640198Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper feed
- sheet
- paper
- shelves
- shelf
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は縦型丁合装置に関し、より具体的には例えば新
聞の折込みちらしの丁合等に使用されるこの種装置に関
する。
聞の折込みちらしの丁合等に使用されるこの種装置に関
する。
[従来の技術] 例えば各新聞販売店等で使用されている新聞の折込みち
らしの為の丁合装置にあっては、丁合後のちらしの排出
口が装置の最下部に設けられ、給紙棚上の各ちらしはこ
の最下位置に向かって順次合流しながら搬送される構造
となっている。従ってこの構造においては、ちらしの丁
合速度は最上段の給紙棚の用紙が最下部にある上記排出
口に至る時間により決定されることとなる。
らしの為の丁合装置にあっては、丁合後のちらしの排出
口が装置の最下部に設けられ、給紙棚上の各ちらしはこ
の最下位置に向かって順次合流しながら搬送される構造
となっている。従ってこの構造においては、ちらしの丁
合速度は最上段の給紙棚の用紙が最下部にある上記排出
口に至る時間により決定されることとなる。
[考案が解決しようとする課題] ところで上記丁合装置は新聞販売店等における省力化の
為の機械であるから、当然に単位時間当りの丁合処理部
数が多いことが望まれるが、上記従来の丁合装置の構造
では下記のような理由からその丁合処理部数に限度があ
る。即ち丁合処理部数を多くする為にはちらしの搬送速
度を速くすることが考えられるが、この方法は騒音或い
は給紙性能の点で悪影響が生ずる。また構造上搬送路を
出来るだけ短くすることも考えられるが、給紙棚の数と
搬送路の長さとは或る程度比例するから、搬送路を短く
する為には給紙棚の数を減らさざるを得ず、従って結果
として装置の可丁合ちらし数を減少させなければならな
くなる。
為の機械であるから、当然に単位時間当りの丁合処理部
数が多いことが望まれるが、上記従来の丁合装置の構造
では下記のような理由からその丁合処理部数に限度があ
る。即ち丁合処理部数を多くする為にはちらしの搬送速
度を速くすることが考えられるが、この方法は騒音或い
は給紙性能の点で悪影響が生ずる。また構造上搬送路を
出来るだけ短くすることも考えられるが、給紙棚の数と
搬送路の長さとは或る程度比例するから、搬送路を短く
する為には給紙棚の数を減らさざるを得ず、従って結果
として装置の可丁合ちらし数を減少させなければならな
くなる。
本考案は斯かる観点に基づいてなされたものであり、用
紙(ちらし)の搬送速度を上げずまた給紙棚の数を減ら
すことなく、従来装置に比べて単位時間当たりの丁合処
理部数の多い縦型丁合装置を提供することを目的とす
る。
紙(ちらし)の搬送速度を上げずまた給紙棚の数を減ら
すことなく、従来装置に比べて単位時間当たりの丁合処
理部数の多い縦型丁合装置を提供することを目的とす
る。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成する為本考案においては、給紙機能を有
する複数の給紙棚を垂直上下方向に階層状に配設した縦
型丁合装置において、前記各給紙棚から垂直上下方向に
給紙搬送される用紙の最終合流位置を搬送装置のほぼ中
央に設け、この合流位置より上側の給紙棚からはこの給
紙棚前縁の配列面に沿って配設された第1の搬送路を介
して用紙を下方へ搬送する一方、この位置より下側の給
紙棚からはこの給紙棚前縁の配列面に沿って配設された
第2の搬送路を介して用紙を上方へ搬送するようにし、
前記第1の搬送路と第2搬送路をほぼ同一平面上に設け
た。
する複数の給紙棚を垂直上下方向に階層状に配設した縦
型丁合装置において、前記各給紙棚から垂直上下方向に
給紙搬送される用紙の最終合流位置を搬送装置のほぼ中
央に設け、この合流位置より上側の給紙棚からはこの給
紙棚前縁の配列面に沿って配設された第1の搬送路を介
して用紙を下方へ搬送する一方、この位置より下側の給
紙棚からはこの給紙棚前縁の配列面に沿って配設された
第2の搬送路を介して用紙を上方へ搬送するようにし、
前記第1の搬送路と第2搬送路をほぼ同一平面上に設け
た。
[作用] 上記構成により本考案丁合装置においては、丁合速度を
決定する最端部の給紙棚から用紙の最終合流位置迄の用
紙の搬送路が短くなり、単位時間当たりの丁合処理部数
が増加する。
決定する最端部の給紙棚から用紙の最終合流位置迄の用
紙の搬送路が短くなり、単位時間当たりの丁合処理部数
が増加する。
[実施例] 図は本考案に係る縦型丁合装置の望ましい一実施例であ
る新聞のちらしの為の丁合装置を示す概略図である。装
置10は12a乃至12mの13段の複数の給紙棚を含み、各給紙
棚12は給紙ローラ14、押えローラ16、送りローラ18及び
案内板20,22を含む給紙機構を有する。給紙棚12a乃至12
gに対応する装置の上側の給紙機構はちらし(用紙)の
先端が下方に向くようにちらしを送る一方、給紙棚12h
乃至12mに対応する装置の下側の給紙機構はちらしの先
端が上方に向くようにちらしを送るようになっている。
この為、上側の給紙機構と下側の給紙機構とでは押えロ
ーラ16と送りローラ18の位置が逆になっており、また案
内板20,22の形状も上側の給紙機構と下側給紙機構とで
は異なる向きの弯曲案内路を形成するように若干異なっ
たものとなっている。
る新聞のちらしの為の丁合装置を示す概略図である。装
置10は12a乃至12mの13段の複数の給紙棚を含み、各給紙
棚12は給紙ローラ14、押えローラ16、送りローラ18及び
案内板20,22を含む給紙機構を有する。給紙棚12a乃至12
gに対応する装置の上側の給紙機構はちらし(用紙)の
先端が下方に向くようにちらしを送る一方、給紙棚12h
乃至12mに対応する装置の下側の給紙機構はちらしの先
端が上方に向くようにちらしを送るようになっている。
この為、上側の給紙機構と下側の給紙機構とでは押えロ
ーラ16と送りローラ18の位置が逆になっており、また案
内板20,22の形状も上側の給紙機構と下側給紙機構とで
は異なる向きの弯曲案内路を形成するように若干異なっ
たものとなっている。
案内板20,22の先には案内コロ26を有し且つ案内板22と
協働して直線的な搬送路を形成する搬送ベルト24が配設
される。上側のベルト24aは図中時計方向に回転し、従
って案内板22とベルト24aとの間で給紙棚12a乃至12gか
ら送られたちらしを下方に向けて搬送する。また下側の
ベルト24bは図中反時計方向に回転し、従って案内板22
とベルト24bとの間で給紙棚12h乃至12mから送られたち
らしを上方に向けて搬送する。両ベルト24a,24bの間、
即ち給紙棚12g,12hの間には合流用案内板28a,28bが設け
られ、その先に一対の排出ローラ30が配設される。
協働して直線的な搬送路を形成する搬送ベルト24が配設
される。上側のベルト24aは図中時計方向に回転し、従
って案内板22とベルト24aとの間で給紙棚12a乃至12gか
ら送られたちらしを下方に向けて搬送する。また下側の
ベルト24bは図中反時計方向に回転し、従って案内板22
とベルト24bとの間で給紙棚12h乃至12mから送られたち
らしを上方に向けて搬送する。両ベルト24a,24bの間、
即ち給紙棚12g,12hの間には合流用案内板28a,28bが設け
られ、その先に一対の排出ローラ30が配設される。
排出ローラ30の先には合流した丁合後のちらしを纏めて
挾み込むちらし(以下親ちらしという)の為の紙折りユ
ニットが配設される。紙折りユニットは給紙棚32を含
み、該給紙棚32上に積載された親ちらしは給紙ローラ3
4、押えローラ36、送りローラ38及び案内板40,42を含む
給紙機構により折り板44に送られる。折り板44は位置調
整自在なストッパ46を含む公知の態様のもので、親ちら
しの先端をストッパ46に衝突させて撓ませ、この撓み部
分を一対の折りローラ48により吸込むことにより折畳み
排出する構造をなす。また更にローラ48の下方には、丁
合され且つ親ちらしにより纏められた状態で排出されて
来るちらしのセットを受ける排紙台50が配設される。
挾み込むちらし(以下親ちらしという)の為の紙折りユ
ニットが配設される。紙折りユニットは給紙棚32を含
み、該給紙棚32上に積載された親ちらしは給紙ローラ3
4、押えローラ36、送りローラ38及び案内板40,42を含む
給紙機構により折り板44に送られる。折り板44は位置調
整自在なストッパ46を含む公知の態様のもので、親ちら
しの先端をストッパ46に衝突させて撓ませ、この撓み部
分を一対の折りローラ48により吸込むことにより折畳み
排出する構造をなす。また更にローラ48の下方には、丁
合され且つ親ちらしにより纏められた状態で排出されて
来るちらしのセットを受ける排紙台50が配設される。
上記構成の丁合装置にあっては、各給紙棚12a乃至12mに
積載されたちらしは上述の態様で図示しないタイミング
機構の作用により順次先端が揃うように合流しながら中
央に向かって搬送され、最終的に案内板28の位置で上下
からの各給紙棚のちらしが合流し、ローラ30により排出
される。一方合流した丁合後のちらしの排出に調時し
て、親ちらしは既に給紙棚32から折り板44に送られ、ま
さに折られん状態となっており、従って合流した各給紙
棚のちらしの束はローラ48により二つ折りされる親ちら
しの折目部分に突っ込み、親ちらしと共にこれに挾み込
まれた状態で、即ち新聞に入れるちらしの1セットとし
てローラ48から排紙台50上に排出される。
積載されたちらしは上述の態様で図示しないタイミング
機構の作用により順次先端が揃うように合流しながら中
央に向かって搬送され、最終的に案内板28の位置で上下
からの各給紙棚のちらしが合流し、ローラ30により排出
される。一方合流した丁合後のちらしの排出に調時し
て、親ちらしは既に給紙棚32から折り板44に送られ、ま
さに折られん状態となっており、従って合流した各給紙
棚のちらしの束はローラ48により二つ折りされる親ちら
しの折目部分に突っ込み、親ちらしと共にこれに挾み込
まれた状態で、即ち新聞に入れるちらしの1セットとし
てローラ48から排紙台50上に排出される。
尚上記実施例においては新聞のちらしの為の丁合装置に
ついて述べたが、本考案は汎用性の高いものであり、こ
の他の種々の丁合装置に適用可能なものであることはい
うまでもない。
ついて述べたが、本考案は汎用性の高いものであり、こ
の他の種々の丁合装置に適用可能なものであることはい
うまでもない。
[考案の効果] 本考案に係る丁合装置においては、最端部の給紙棚から
用紙の最終合流位置迄の用紙の搬送路が短くなる為、用
紙の1セット当たりの丁合速度が必然的に速くなる。従
って、用紙の搬送速度を上げずまた給紙棚の数を減らさ
ずとも、単位時間当たりの丁合処理部数を増加させるこ
とが可能となり、騒音、給紙性能或いは可丁合用紙数の
点で悪影響が生ずるようなことはない。
用紙の最終合流位置迄の用紙の搬送路が短くなる為、用
紙の1セット当たりの丁合速度が必然的に速くなる。従
って、用紙の搬送速度を上げずまた給紙棚の数を減らさ
ずとも、単位時間当たりの丁合処理部数を増加させるこ
とが可能となり、騒音、給紙性能或いは可丁合用紙数の
点で悪影響が生ずるようなことはない。
図は本考案に係る縦型丁合装置の望ましい一実施例であ
る新聞のちらしの為の丁合装置を示す概略図である。 10……丁合装置、12……給紙棚、14……給紙ローラ、2
0,22……案内板、24……搬送ベルト、28……案内板、30
……排出ローラ、32……給紙棚、34……給紙ローラ、4
0,42……案内板、44……折り板、48……折りローラ
る新聞のちらしの為の丁合装置を示す概略図である。 10……丁合装置、12……給紙棚、14……給紙ローラ、2
0,22……案内板、24……搬送ベルト、28……案内板、30
……排出ローラ、32……給紙棚、34……給紙ローラ、4
0,42……案内板、44……折り板、48……折りローラ
Claims (1)
- 【請求項1】給紙機能を有する複数の給紙棚(12aない
し12m)を垂直上下方向に階層状に配設した縦型丁合装
置において、前記各給紙棚から垂直上下方向に給紙搬送
される用紙の最終合流位置を搬送装置のほぼ中央に設
け、この合流位置より上側の給紙棚(12aないし12g)か
らはこの給紙棚前縁の配列面に沿って配設された第1の
搬送路(24a)を介して用紙を下方へ搬送する一方、前
記合流位置より下側の給紙棚(12hないし12m)からはこ
の給紙棚前縁の配列面に沿って配設された第2の搬送路
(24b)を介して用紙を上方へ搬送するようにし、前記
第1の搬送路と第2搬送路とをほぼ同一平面上に設けた
ことを特徴とする縦型丁合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985069345U JPH0640198Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 縦型丁合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985069345U JPH0640198Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 縦型丁合装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61185756U JPS61185756U (ja) | 1986-11-19 |
JPH0640198Y2 true JPH0640198Y2 (ja) | 1994-10-19 |
Family
ID=30604933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985069345U Expired - Lifetime JPH0640198Y2 (ja) | 1985-05-13 | 1985-05-13 | 縦型丁合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0640198Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5256621B2 (ja) * | 2007-02-27 | 2013-08-07 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成システム及びパンフレット作成方法 |
-
1985
- 1985-05-13 JP JP1985069345U patent/JPH0640198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61185756U (ja) | 1986-11-19 |
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