JPH0639942B2 - スタ−リング機関の熱交換器 - Google Patents

スタ−リング機関の熱交換器

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JPH0639942B2
JPH0639942B2 JP60174496A JP17449685A JPH0639942B2 JP H0639942 B2 JPH0639942 B2 JP H0639942B2 JP 60174496 A JP60174496 A JP 60174496A JP 17449685 A JP17449685 A JP 17449685A JP H0639942 B2 JPH0639942 B2 JP H0639942B2
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dome
cylinder head
shaped
heat exchanger
stirling engine
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芳男 数本
和彦 川尻
和典 土野
洋一 久森
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G2243/00Stirling type engines having closed regenerative thermodynamic cycles with flow controlled by volume changes

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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スターリング機関の熱交換器を構成するシ
リンダヘッドの構造に関するものである。
〔従来の技術〕
第3図は特開昭52-25952号公報に記載されたディスプレ
ーサ形スターリング機関の熱交換器を示す断面図であ
る。図において、1は高温シリンダ、1aは膨脹室、2
は高温シリンダ1の周囲に同心円環状に構成された再生
器ハウジング、2aは再生器室、3は該再生器ハウジン
グ2に対し、オーリングシール3bと固定ボルト102
とにより密封固定される低温シリンダ、3aは圧縮室で
ある。4は上記高温シリンダ1のヘッド面から上記再生
器ハウジング2のヘッド部へ放射状に配管された複数の
ヒータ管、5は金網等で構成された同心円環状の再生器
充填物である。6は該再生器充填物5の下方に配置され
た同心円環状クーラ、6aは該同心円環状クーラ6にロ
ウ付等で組立られた冷却管、6b、6cは上記同心円環
状クーラ6を外気と密閉するためのオーリングシールで
ある。7,8はクーラ6を冷却するための冷却水入口
管、冷却水出口管である。
また、9は中空密閉構造のディスプレーサ、10は該デ
ィスプレーサ9に装着されたガスシールリング、11は
動力ピストン、101は上記動力ピストン11の中心軸
部に設けられ、ディスプレーサロッド13をシールする
ロッドシール、14は上記動力ピストン11に固定され
た動力ピストンロッドである。低温シリンダ3の下部は
上記ディスプレーサ9と上記動力ピストン11とを所定
の位相差で往復動させるクランク機構及び各々のコンロ
ッドを備えたクランクケースとなっている。
次に動作について説明する。
ディスプレーサ形スターリング機関では、ヒータ管4、
クーラ6を各々連続的に加熱冷却することにより、作業
流体を膨脹、圧縮させ、該作業流体を熱交換器内に往復
流動させる。即ち、作業流体は、ヒータ管4から再生器
室内部に充填された再生器充填物5を介してクーラ6
へ、又はその逆方向に流動する。そして、ヒータ管4へ
の加熱エネルギが各ピストンの往復動を介してクランク
軸の回転軸の回転エネルギに変換される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、従来のディスプレーサ形スターリング機関の
熱交換器においては以下のような問題点がある。即ち、
高温シリンダ1と再生器ハウジング2の構成において、
それらは内圧10〜60気圧に耐えなければならないと
いう必要性から設計上各々の壁の肉厚が厚くなり、その
結果、上記高温シリンダ1から再生器ハウジング2を介
してクーラ6への熱伝導損失が大きくなって、エンジン
の熱効率が悪くなってしまう。また、上記高温シリンダ
1と上記再生器ハウジング2との接合部で大きな断面積
変化があり、このため溶接応力の外に大きな熱応力集中
が発生し、破損しやすいという問題があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、高温シリンダからクーラへの熱伝導損失及び
高温シリンダと再生器ハウジングとの接合部での熱応力
集中を低減させて、機関の熱効率及び耐久性の向上を図
ることのできるスターリング機関の熱交換器を提供する
ことを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るスターリング機関の熱交換器は、その円
筒部が再生器ハウジングとなるドーム状シリンダヘッド
と、その頂部が上記ドーム状シリンダヘッドの頂部に嵌
合して、その球形部と上記ドーム状シリンダヘッドの球
形部との間にガス通路が形成され、その円筒部と上記ド
ーム状シリンダヘッドの円筒部との間に再生器室が形成
される,その内部空間が膨張室となるドーム状分割ライ
ナと、上記ドーム状シリンダヘッドの適宜箇所に複数個
設けられ、各々が外管及び該外管内にすきまをもって嵌
挿された内管からなるアニュラー状ヒータ管とを有し、
上記外管の一端が閉塞し、他端を上記ドーム状シリンダ
ヘッドに接合して上記ガス通路に連通するようにし、上
記内管の一端を開放し、他端を上記ドーム状分割ライナ
に接合して上記膨張室に連通するようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、シリンダヘッドがドーム状である
ため、断面積変化が少なくなり、且つ、このドーム状シ
リンダヘッドとこれに嵌挿されるドーム状分割ライナと
によって再生器とこれに連通するガス通路を形成し、こ
のドーム状シリンダヘッドにその外管が接合し、分割ラ
イナにその内管が接合してなるアニュラー状ヒータ管を
通して上記ガス通路にガスが送出されるため、ドーム状
シリンダヘッドの温度分布を小さくすることができ、こ
れにより、シリンダヘッドの熱応力が小さくなり、シリ
ンダヘッドを薄肉化することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は本発明の一実施例を示す断面図である。図中、第2
図と同一符号は同一の部分を示す。15はドーム状に形
成されたシリンダヘッドであり、その円筒部15bは再
生器ハウジングとなっている。16はドーム状に形成さ
れたシリンダヘッド15の内部に嵌装されたドーム状分
割ライナで、その頂部の突起16aがシリンダヘッド1
5の中心軸部に設けられた孔15aに嵌合され、該嵌合
部がロウ付または溶接によって接合されている。ここ
で、ドーム状分割ライナ16の球形部とドーム状のシリ
ンダヘッド15の球形部の間にはアニュラー状ガス通路
18が形成され、ドーム状分割ライナ16の円筒部とド
ーム状のシリンダヘッド15の円筒部との間には再生器
室2aが形成され、本実施例装置では、ドーム状分割ラ
イナ16の内部空間が膨張室1aとなり、該膨張室1a
内でディスプレーサの最上部が往復動する。
また、17は外管17a及び内管17bにより構成され
るアニュラー状ヒータ管であり、上記外管17aは一端
が閉塞され、他端はドーム状シリンダヘッド15にロウ
付又は溶接され、その内部空間は上記ガス通路18と連
通している。また上記内管17bは上記外管17a内に
アニュラー状すきま17cをもって嵌挿されており、そ
の一端は開放され、他端は分割ライナ16にロウ付又は
溶接によって接合されて膨脹室1aと連通している。
以上の様に構成された本実施例では、第3図の従来例と
同様に、膨脹室1a内の作業流体は内管17bの内部、
外管17aと内管17bとの間のアニュラー状すきま1
7c、アニュラー状ガス通路18を介して再生器部に流
入・流出することが可能であり、エンジンの基本構成は
保たれる。従って、このようなシリンダヘッド構成であ
ってもスターリングエンジンとして十分に作用すること
は言及するまでもない。
また、この様なシリンダヘッド構成では、耐圧容器とな
るドーム状シリンダヘッド15の形状は断面積変化の少
ないスムーズな断面形状となり、またシリンダヘッド1
5の球形部と円筒部の接点近傍の縦軸方向温度分布は、
アニュラー状ガス通路18によってほぼ均一化されほと
んど無視できる。この様なことからシリンダヘッド15
に大きな熱応力が発生するようなことはなく、この部材
の肉厚を薄くできる。その結果熱伝導損失を従来に比し
減少させることができ、エンジンの熱効率を向上するこ
とができる。
一方、ヒータ管の構成をアニュラー形状としたので、ヒ
ータ管に作用する熱応力を半減できるという大きな特徴
を有している。
第2図は本発明の他の実施例を示し、これはドーム状分
割ライナ15の円筒部分が分割,分離できるようにした
ものである。図において、19は分割ライナであり、ア
ニュラー状ガス通路18と常温時(非運転時)すきまバ
メ状態で嵌合され、高温時に密着するようになってい
る。このため分割ライナ19は、ドーム状分割ライナを
構成する材料の線膨脹率より大きな値の材料で形成され
ている。
このような実施例によっても、上記第1図の実施例と同
様の機能作用を有することは言及するまでもない。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、シリンダヘッドを断
面積変化の少ないドーム形状にし、該ドーム状シリンダ
ヘッド内にドーム状分割ライナを嵌装するとともに、ド
ーム状シリンダヘッドにその外管が接合し、分割ライナ
にその内管が接合するアニュラー状ヒータ管を取り付け
て、これらドーム状シリンダヘッドとドーム状分割ライ
ナとの間に熱交換器を構成したので、ヘッドとヒータ管
取付近傍の温度分布が一様となり、熱応力の発生が軽減
でき、シリンダヘッドの薄肉化、ひいては熱伝導損失の
軽減が実現でき、エンジンの熱効率を向上することがで
きる効果がある。また、ヒータ管をアニュラー状とした
ので、該ヒータ管に作用する熱応力も軽減でき、長寿命
化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるスターリング機関の熱
交換器の要部断面構成図、第2図は本発明の他の実施例
を示す図、第3図は従来のスターリング機関の熱交換器
の断面図である。 1a…膨脹室、2a…再生器室、15…ドーム状シリン
ダヘッド、16…ドーム状分割ライナ、17…アニュラ
ー状ヒータ管、17a…外管、17b…内管、17c…
アニュラー状すきま、18…アニュラー状ガス通路。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土野 和典 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社応用機器研究所内 (72)発明者 久森 洋一 兵庫県尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三 菱電機株式会社生産技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−178852(JP,A) 特開 昭58−104349(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】その円筒部が再生器ハウジングとなるドー
    ム状シリンダヘッドと、 その頂部が上記ドーム状シリンダヘッドの頂部に嵌合し
    て、その球形部と上記ドーム状シリンダヘッドの球形部
    との間にガス通路が形成され、その円筒部と上記ドーム
    状シリンダヘッドの円筒部との間に再生器室が形成され
    る,その内部空間が膨張室となるドーム状分割ライナ
    と、 上記ドーム状シリンダヘッドの適宜箇所に複数個設けら
    れ、各々が外管及び該外管内にすきまをもって嵌挿され
    た内管からなるアニュラー状ヒータ管とを備え、 上記外管は一端が閉塞され他端が上記ドーム状シリンダ
    ヘッドに接合されて上記ガス通路に連通するよう設けら
    れ、 上記内管は一端が開放され他端が上記ドーム状分割ライ
    ナに接合されて上記膨張室に連通するよう設けられてい
    ることを特徴とするスターリング機関の熱交換器。
  2. 【請求項2】上記ドーム状分割ライナは、その円筒部と
    球形部とが別体構造となっていることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のスターリング機関の熱交換器。
JP60174496A 1985-04-15 1985-08-08 スタ−リング機関の熱交換器 Expired - Fee Related JPH0639942B2 (ja)

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US06/851,443 US4662176A (en) 1985-04-15 1986-04-14 Heat exchanger for a Stirling engine
EP86302802A EP0202034B1 (en) 1985-04-15 1986-04-15 A stirling engine
DE8686302802T DE3672685D1 (en) 1985-04-15 1986-04-15 Stirling-motor.

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JP4831746B2 (ja) * 2006-07-05 2011-12-07 株式会社eスター スターリングエンジン
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CN109538374A (zh) * 2019-01-05 2019-03-29 白坤生 斯特林发动机换热器

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