JPH0639879A - スプルレスディスク金型 - Google Patents
スプルレスディスク金型Info
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/27—Sprue channels ; Runner channels or runner nozzles
- B29C45/28—Closure devices therefor
- B29C45/2896—Closure devices therefor extending in or through the mould cavity, e.g. valves mounted opposite the sprue channel
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
-
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はスプ−ルを形成することなくディスク
を成形でき、しかも、成形後、短時間で型開しても、ラ
ンナ−ブッシュの供給口に溶融樹脂を付着させないよう
にした成形金型を提供することを目的とする。 【構成】固定金型２１と、この固定金型２１に対し接離
する方向に移動自在に設けられ、前記固定金型２１との
間にディスク成形用のキャビティ２３を構成する可動金
型２２と、前記固定金型２１に設けられ供給口２５ａを
前記キャビティ２３に臨ませ前記供給口２５ａからキャ
ビティ２３に溶融樹脂を供給するランナ−ブッシュ２５
と、このランナ−ブッシュ２５に設けられ該ランナ−ブ
ッシュ２５によって供給される溶融樹脂を加熱するヒ−
タ２７と、前記可動金型２１に設けられ先端部を前記ラ
ンナ−ブッシュ２５の供給口２５ａに近接対向させ前記
供給口２５ａを冷却するコアピン３６とを具備する。
を成形でき、しかも、成形後、短時間で型開しても、ラ
ンナ−ブッシュの供給口に溶融樹脂を付着させないよう
にした成形金型を提供することを目的とする。 【構成】固定金型２１と、この固定金型２１に対し接離
する方向に移動自在に設けられ、前記固定金型２１との
間にディスク成形用のキャビティ２３を構成する可動金
型２２と、前記固定金型２１に設けられ供給口２５ａを
前記キャビティ２３に臨ませ前記供給口２５ａからキャ
ビティ２３に溶融樹脂を供給するランナ−ブッシュ２５
と、このランナ−ブッシュ２５に設けられ該ランナ−ブ
ッシュ２５によって供給される溶融樹脂を加熱するヒ−
タ２７と、前記可動金型２１に設けられ先端部を前記ラ
ンナ−ブッシュ２５の供給口２５ａに近接対向させ前記
供給口２５ａを冷却するコアピン３６とを具備する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクを成形する
射出成形機の金型の改良に関するもので、特に、成形時
にスプルを生成しないようにしたスプルレスディスク金
型に関するものある。
射出成形機の金型の改良に関するもので、特に、成形時
にスプルを生成しないようにしたスプルレスディスク金
型に関するものある。
【０００２】
【従来の技術】光ディスクの成形金型としては、図５に
示すようなものが知られている。
示すようなものが知られている。
【０００３】すなわち、図中１は固定金型で、この固定
金型１には可動金型２が接離されるようになっている。
上記固定金型１に対し可動金型２が接合されたとき、両
者間にディスク成形用のキャビティ３が形成される。
金型１には可動金型２が接離されるようになっている。
上記固定金型１に対し可動金型２が接合されたとき、両
者間にディスク成形用のキャビティ３が形成される。
【０００４】上記固定金型１にはスリ−ブブッシュ６が
設けられ、このスリ−ブブッシュ６内にはスプルブッシ
ュ４が挿入されている。このスプルブッシュ４は金型の
接合面側ではキャビティ３を形成する際の一部を構成し
ており、その反対側はノズルタッチのために球面状の凹
部５となっている。上記可動金型２にはスタンパ押さえ
８が設けれ、このスタンパ押さえ８の端面は上記固定金
型１のスリ−ブブッシュ６の端面に対向されている。
設けられ、このスリ−ブブッシュ６内にはスプルブッシ
ュ４が挿入されている。このスプルブッシュ４は金型の
接合面側ではキャビティ３を形成する際の一部を構成し
ており、その反対側はノズルタッチのために球面状の凹
部５となっている。上記可動金型２にはスタンパ押さえ
８が設けれ、このスタンパ押さえ８の端面は上記固定金
型１のスリ−ブブッシュ６の端面に対向されている。
【０００５】上記スタンパ押さえ８の端面の外周部には
鍔部８ａが形成され、この鍔部８ａにより、スタンパ９
が保持されている。このスタンパ９により光ディスクの
情報形成面が構成されるようになっている。上記スタッ
パ押さえ８内にはセンタスリ−ブ１０が固定的に挿入さ
れている。このセンタ−スリ−ブ１０内には２重スリ−
ブ１１，１２からなるポンチ１３が可動自在に挿入され
ている。
鍔部８ａが形成され、この鍔部８ａにより、スタンパ９
が保持されている。このスタンパ９により光ディスクの
情報形成面が構成されるようになっている。上記スタッ
パ押さえ８内にはセンタスリ−ブ１０が固定的に挿入さ
れている。このセンタ−スリ−ブ１０内には２重スリ−
ブ１１，１２からなるポンチ１３が可動自在に挿入され
ている。
【０００６】しかして、成形時には、型締めされた固定
金型１と可動金型２のキャビティ３に対して図示しない
ノズルから溶融樹脂が射出される。この溶融樹脂はスプ
ルブッシュ４を介してキャビティ３内に供給され、ディ
スクが成形される。この溶融樹脂の射出後、ポンチ１３
を前進させてディスクの一部を打ち抜き、しかるのち、
ポンチ１３を後退させるとともに型開きしてディスクを
取り出す。
金型１と可動金型２のキャビティ３に対して図示しない
ノズルから溶融樹脂が射出される。この溶融樹脂はスプ
ルブッシュ４を介してキャビティ３内に供給され、ディ
スクが成形される。この溶融樹脂の射出後、ポンチ１３
を前進させてディスクの一部を打ち抜き、しかるのち、
ポンチ１３を後退させるとともに型開きしてディスクを
取り出す。
【０００７】この際、ポンチ１３の先端にはスプルブッ
シュ４内に形成されたスプル４ａと打抜片とが一緒にロ
ックされて取り出される。その後、押出ピン１４によっ
てポンチ１３の先端からスプル４ａなどを排除する。上
記のような、従来の射出成形機にあっては、スプル４ａ
が残存することは、不可避なものである。
シュ４内に形成されたスプル４ａと打抜片とが一緒にロ
ックされて取り出される。その後、押出ピン１４によっ
てポンチ１３の先端からスプル４ａなどを排除する。上
記のような、従来の射出成形機にあっては、スプル４ａ
が残存することは、不可避なものである。
【０００８】従来の射出成形機においては、スプルブッ
シュ４の中に残存するスプル４ａは個々の成形品にそれ
ぞれ生成されるので、その分の材料が余分に必要にな
り、材料費もそれだけ増大することになる。
シュ４の中に残存するスプル４ａは個々の成形品にそれ
ぞれ生成されるので、その分の材料が余分に必要にな
り、材料費もそれだけ増大することになる。
【０００９】また、成形品の製造サイクルタイムを決定
するのはスプル４ａの根元の温度であるが、スプル４ａ
が比較的径の太いものであるので、冷却に時間を要し、
サイクルタイムは長くならざるを得なかった。
するのはスプル４ａの根元の温度であるが、スプル４ａ
が比較的径の太いものであるので、冷却に時間を要し、
サイクルタイムは長くならざるを得なかった。
【００１０】そこで、図６に示すように、固定金型１の
スリ−ブブッシュ６内にランナブッシュ１５を挿入し、
このランナブッシュ１５の外周部をヒ−タ１６により加
熱し、このヒ−タ１６により加熱されるランナブッシュ
１５から溶融樹脂を供給するものが考案されている。
スリ−ブブッシュ６内にランナブッシュ１５を挿入し、
このランナブッシュ１５の外周部をヒ−タ１６により加
熱し、このヒ−タ１６により加熱されるランナブッシュ
１５から溶融樹脂を供給するものが考案されている。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図６に
示すものも、ランナブッシュ１５の先端部にサブスプ−
ル１７が形成されてしまい、この部分の樹脂の無駄およ
び冷却時間がかかり、成形サイクルを高速化できないと
いう問題があった。
示すものも、ランナブッシュ１５の先端部にサブスプ−
ル１７が形成されてしまい、この部分の樹脂の無駄およ
び冷却時間がかかり、成形サイクルを高速化できないと
いう問題があった。
【００１２】そこで、本発明はスプルを形成することな
くディスクを成形でき、しかも、成形後、短時間で型開
しても、供給管の供給口の近傍に溶融樹脂を付着させな
いようにした成形金型を提供することを目的とする。
くディスクを成形でき、しかも、成形後、短時間で型開
しても、供給管の供給口の近傍に溶融樹脂を付着させな
いようにした成形金型を提供することを目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するため、固定金型と、この固定金型に対し接離する方
向に移動自在に設けられ、前記固定金型との間にディス
ク成形用の空間部を構成する可動金型と、前記固定金型
に設けられ供給口を前記成形用空間部に臨ませ前記供給
口から成形用空間部に溶融樹脂を供給する供給管と、こ
の供給管に設けられ該供給管によって供給される溶融樹
脂を加熱する加熱手段と、前記可動金型に設けられ先端
部を前記供給管の供給口に近接対向させて前記供給口を
冷却する冷却ピンとを具備してなる。
するため、固定金型と、この固定金型に対し接離する方
向に移動自在に設けられ、前記固定金型との間にディス
ク成形用の空間部を構成する可動金型と、前記固定金型
に設けられ供給口を前記成形用空間部に臨ませ前記供給
口から成形用空間部に溶融樹脂を供給する供給管と、こ
の供給管に設けられ該供給管によって供給される溶融樹
脂を加熱する加熱手段と、前記可動金型に設けられ先端
部を前記供給管の供給口に近接対向させて前記供給口を
冷却する冷却ピンとを具備してなる。
【００１４】
【作用】前記加熱手段により加熱される供給管の供給口
を成形用空間部に臨ませ、この供給口から溶融樹脂を供
給することにより、スプルの成形部を無くし、また、供
給管の供給口を冷却ピンにより冷却することにより、型
開時における供給管の供給口の近傍における溶融樹脂の
付着を防止する。
を成形用空間部に臨ませ、この供給口から溶融樹脂を供
給することにより、スプルの成形部を無くし、また、供
給管の供給口を冷却ピンにより冷却することにより、型
開時における供給管の供給口の近傍における溶融樹脂の
付着を防止する。
【００１５】
【実施例】以下、本発明を図１に示す一実施例を参照し
て説明する。
て説明する。
【００１６】図中２１は固定金型で、この固定金型２１
には可動金型２２が接離されるようになっている。上記
固定金型２１に対し可動金型２２が接合されたとき、両
者間にディスク成形用のキャビティ（空間部）２３が形
成される。
には可動金型２２が接離されるようになっている。上記
固定金型２１に対し可動金型２２が接合されたとき、両
者間にディスク成形用のキャビティ（空間部）２３が形
成される。
【００１７】上記固定金型２１にはスリ−ブブッシュ２
６が設けられ、このスリ−ブブッシュ２６内にはブッシ
ュ２４が固定的に挿入されている。このブッシュ２４内
には供給管としてのランナブッシュ２５が挿入され、こ
のランナブッシュ２５内に図示しないノズルから溶融樹
脂が射出供給されるようになっている。そして、このラ
ンナブッシュ２５の外周部には加熱手段としてのヒ−タ
２７が巻回され、このヒ−タ２７によりランナブッシュ
２５が加熱されるようになっている。上記ランナブッシ
ュ２５の供給口２５ａは上記キャビティ２３に臨まされ
ている。また、上記可動金型２２にはスタンパ押さえ２
８が設けられ、このスタンパ押さえ２８の端面は上記ス
リ−ブブッシュ２６の端面に対向されている。
６が設けられ、このスリ−ブブッシュ２６内にはブッシ
ュ２４が固定的に挿入されている。このブッシュ２４内
には供給管としてのランナブッシュ２５が挿入され、こ
のランナブッシュ２５内に図示しないノズルから溶融樹
脂が射出供給されるようになっている。そして、このラ
ンナブッシュ２５の外周部には加熱手段としてのヒ−タ
２７が巻回され、このヒ−タ２７によりランナブッシュ
２５が加熱されるようになっている。上記ランナブッシ
ュ２５の供給口２５ａは上記キャビティ２３に臨まされ
ている。また、上記可動金型２２にはスタンパ押さえ２
８が設けられ、このスタンパ押さえ２８の端面は上記ス
リ−ブブッシュ２６の端面に対向されている。
【００１８】上記スタンパ押さえ２８の端面の外周部に
は鍔部２８ａが形成され、この鍔部２８ａにより、スタ
ンパ２９が保持されている。このスタンパ２９により光
ディスクの情報形成面が構成されるようになっている。
上記スタッパ押さえ２８内にはセンタスリ−ブ３０が固
定的に挿入されている。このセンタ−スリ−ブ３０内に
は２重スリ−ブ３１，３２からなるポンチ３３が可動自
在に挿入されている。
は鍔部２８ａが形成され、この鍔部２８ａにより、スタ
ンパ２９が保持されている。このスタンパ２９により光
ディスクの情報形成面が構成されるようになっている。
上記スタッパ押さえ２８内にはセンタスリ−ブ３０が固
定的に挿入されている。このセンタ−スリ−ブ３０内に
は２重スリ−ブ３１，３２からなるポンチ３３が可動自
在に挿入されている。
【００１９】そして、このポンチ３３内には可動自在に
突出ピンとおしてのスリ−ブ３５が挿入され、さらに、
このスリ−ブ３５内にはコアピン（冷却ピン）３６が固
定的に挿入されている。上記コアピン３６の先端部は上
記固定金型２１のランナブッシュ２５の供給口２５ａに
近接対向されている。
突出ピンとおしてのスリ−ブ３５が挿入され、さらに、
このスリ−ブ３５内にはコアピン（冷却ピン）３６が固
定的に挿入されている。上記コアピン３６の先端部は上
記固定金型２１のランナブッシュ２５の供給口２５ａに
近接対向されている。
【００２０】しかして、成形時には、型締めされた固定
金型２１と可動金型２２のキャビティ−２３に対して図
示しないノズルから溶融樹脂が射出される。この溶融樹
脂はスプルブッシュ２５の供給口２５ａを介してキャビ
ティ２３内に供給される。この溶融樹脂の射出後、ポン
チ３３を前進させてディスクの一部を打ち抜き、しかる
のち、ポンチ１３を後退させるとともに型開きしてディ
スクを取り出す。
金型２１と可動金型２２のキャビティ−２３に対して図
示しないノズルから溶融樹脂が射出される。この溶融樹
脂はスプルブッシュ２５の供給口２５ａを介してキャビ
ティ２３内に供給される。この溶融樹脂の射出後、ポン
チ３３を前進させてディスクの一部を打ち抜き、しかる
のち、ポンチ１３を後退させるとともに型開きしてディ
スクを取り出す。
【００２１】上記したように、ヒ−タ２７で加熱して溶
融樹脂を供給する方式（ホットスプ−ル）の場合には、
ランナブッシュ２５の供給口２５ａの温度コントロ−ル
が重要である。すなわち、ランナブッシュ２５の供給口
２５ａの温度が低すぎると、溶融樹脂が詰まり、逆に温
度が高すぎると、溶融樹脂が流れ出てしまう。
融樹脂を供給する方式（ホットスプ−ル）の場合には、
ランナブッシュ２５の供給口２５ａの温度コントロ−ル
が重要である。すなわち、ランナブッシュ２５の供給口
２５ａの温度が低すぎると、溶融樹脂が詰まり、逆に温
度が高すぎると、溶融樹脂が流れ出てしまう。
【００２２】そこで、上記実施例においては、図示しな
い熱電対によってランナブッシュ２５の供給口２５ａの
近傍の温度を検出し、この検出温度に基いてヒ−タ２７
の発熱量を制御する。
い熱電対によってランナブッシュ２５の供給口２５ａの
近傍の温度を検出し、この検出温度に基いてヒ−タ２７
の発熱量を制御する。
【００２３】また、スリ−ブブッシュ２４の端面側とラ
ンナブッシュ２５の端面側先端部との嵌合接触部が所定
長さ設けられており、この接触部の長さを調整すること
により、温度の移動量を変え温度を降下させて、供給口
２５ａの樹脂を半固化状態にして流出を防止する。とこ
ろで、ランナブッシュ２５の供給口２５ａの温度は、通
常の固定金型２１の成形面２１ａより、温度が高い。こ
のため、キャビティ２３に供給された溶融樹脂のうちラ
ンナブッシュ２５の供給口２５ａ近傍の溶融樹脂は他の
部分の溶融樹脂より固化が遅れる。
ンナブッシュ２５の端面側先端部との嵌合接触部が所定
長さ設けられており、この接触部の長さを調整すること
により、温度の移動量を変え温度を降下させて、供給口
２５ａの樹脂を半固化状態にして流出を防止する。とこ
ろで、ランナブッシュ２５の供給口２５ａの温度は、通
常の固定金型２１の成形面２１ａより、温度が高い。こ
のため、キャビティ２３に供給された溶融樹脂のうちラ
ンナブッシュ２５の供給口２５ａ近傍の溶融樹脂は他の
部分の溶融樹脂より固化が遅れる。
【００２４】したがって、成形サイクルに合わせた短い
時間で型開きすると、ランナブッシュ２５の供給口２５
ａの近傍に樹脂が付着してこびりつき、次のショット以
降においてウエルドライン、シルバ−などが発生し良好
に成形できなくなる。
時間で型開きすると、ランナブッシュ２５の供給口２５
ａの近傍に樹脂が付着してこびりつき、次のショット以
降においてウエルドライン、シルバ−などが発生し良好
に成形できなくなる。
【００２５】しかし、本願発明においては、上記したよ
うに、上記コアピン３６を設け、このコアピン３６の先
端部を上記ランナブッシュ２５の供給口２５ａに近接さ
せるため、供給口２５ａの温度が通常の固定金型２１の
成形面２１ａと同様の速度で冷却される。
うに、上記コアピン３６を設け、このコアピン３６の先
端部を上記ランナブッシュ２５の供給口２５ａに近接さ
せるため、供給口２５ａの温度が通常の固定金型２１の
成形面２１ａと同様の速度で冷却される。
【００２６】したがって、成形サイクルに合わせた短い
時間で型開きしても、ランナブッシュ２５の供給口２５
ａの近傍に樹脂が付着してこびりつくことがなく、良好
な成形が可能となる。
時間で型開きしても、ランナブッシュ２５の供給口２５
ａの近傍に樹脂が付着してこびりつくことがなく、良好
な成形が可能となる。
【００２７】上述したように、ヒ−タ２７により加熱さ
れるランナブッシュ２５の供給口２５ａをキャビティ２
３に臨ませ、この供給口２５ａから溶融樹脂を供給する
ため、スプルが成形されることがなく、樹脂材料が無駄
にならないとともに、冷却時間も短縮化できる。
れるランナブッシュ２５の供給口２５ａをキャビティ２
３に臨ませ、この供給口２５ａから溶融樹脂を供給する
ため、スプルが成形されることがなく、樹脂材料が無駄
にならないとともに、冷却時間も短縮化できる。
【００２８】また、可動金型２２にコアピン３６を設
け、このコアピン３６を固定金型２１の供給管２５の供
給口２５ａに近接対向し、このコアピン３６により、供
給口２５ａを冷却するから、供給口２５ａの温度を通常
の固定金型２１の成形面２１ａと同様の速度で冷却で
き、成形サイクルに合わせた短い時間で型開きしても、
ランナブッシュ２５の供給口２５ａの近傍に樹脂が付着
してこびりつくことがなく、良好な成形が可能となる。
け、このコアピン３６を固定金型２１の供給管２５の供
給口２５ａに近接対向し、このコアピン３６により、供
給口２５ａを冷却するから、供給口２５ａの温度を通常
の固定金型２１の成形面２１ａと同様の速度で冷却で
き、成形サイクルに合わせた短い時間で型開きしても、
ランナブッシュ２５の供給口２５ａの近傍に樹脂が付着
してこびりつくことがなく、良好な成形が可能となる。
【００２９】なお、本発明は上記一実施例に限られるも
のではなく、図２に示すように、固定金型２１のブッシ
ュ２４の外周部に温調回路４１、また、可動金型２２の
スリ−ブ３５ａの外周部に温調回路４２を設け、ブッシ
ュ２４、およびスリ−ブ３５ａを単独に温度コントロ−
ルするようにしてもよい。
のではなく、図２に示すように、固定金型２１のブッシ
ュ２４の外周部に温調回路４１、また、可動金型２２の
スリ−ブ３５ａの外周部に温調回路４２を設け、ブッシ
ュ２４、およびスリ−ブ３５ａを単独に温度コントロ−
ルするようにしてもよい。
【００３０】また、図３に示すように、コアピン４５を
可動自在に設け、この突出量を調整することにより、コ
アピン４５と、ランナ−ブッシュ２５の供給口２５ａと
の間の隙間Ｇを調整できるようにしてもよい。これによ
れば、成形品が２個取りなど多数個取りである場合、樹
脂の流動バランスをヒ−タ２７の温度によらず、機械的
な方法で調整可能である。また、上記ヒ−タ２７…とし
ては、誘導加熱コイルを用いて、ヒ−タ放熱による外側
部品への熱的影響を抑えるようにしてもよい。
可動自在に設け、この突出量を調整することにより、コ
アピン４５と、ランナ−ブッシュ２５の供給口２５ａと
の間の隙間Ｇを調整できるようにしてもよい。これによ
れば、成形品が２個取りなど多数個取りである場合、樹
脂の流動バランスをヒ−タ２７の温度によらず、機械的
な方法で調整可能である。また、上記ヒ−タ２７…とし
ては、誘導加熱コイルを用いて、ヒ−タ放熱による外側
部品への熱的影響を抑えるようにしてもよい。
【００３１】なお、図４に示すように、ランナ−ブッシ
ュ１５にサブスプ−ル１７があるような場合には、コア
ピン５０の先端部を円錐状にして大きく突出させ、この
コアピン５０の先端部を上記ランナ−ブッシュ１５の先
端部のサブスプ−ル１７内に隙間Ｇを存して挿入させて
も上記実施例と同様な作用効果を奏する。
ュ１５にサブスプ−ル１７があるような場合には、コア
ピン５０の先端部を円錐状にして大きく突出させ、この
コアピン５０の先端部を上記ランナ−ブッシュ１５の先
端部のサブスプ−ル１７内に隙間Ｇを存して挿入させて
も上記実施例と同様な作用効果を奏する。
【００３２】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、固定金型
に加熱手段によって加熱される供給管を設け、この供給
管の供給口を成形用空間部に臨ませ、この供給口から溶
融樹脂を成形用空間部に供給するから、スプルが形成さ
れることがなく、樹脂の無駄がないとともに、冷却時間
も短縮化できる。
に加熱手段によって加熱される供給管を設け、この供給
管の供給口を成形用空間部に臨ませ、この供給口から溶
融樹脂を成形用空間部に供給するから、スプルが形成さ
れることがなく、樹脂の無駄がないとともに、冷却時間
も短縮化できる。
【００３３】また、可動金型にコアピンを設け、このコ
アピンを固定金型の供給管の供給口に近接対向し、この
コアピンにより、前記供給口を冷却するから、供給口の
温度を通常の固定金型の成形面と同様の速度で冷却で
き、成形サイクルに合わせた短い時間で型開きしても、
供給口の近傍に樹脂が付着してこびりつくことがなく、
良好な成形が可能となる。
アピンを固定金型の供給管の供給口に近接対向し、この
コアピンにより、前記供給口を冷却するから、供給口の
温度を通常の固定金型の成形面と同様の速度で冷却で
き、成形サイクルに合わせた短い時間で型開きしても、
供給口の近傍に樹脂が付着してこびりつくことがなく、
良好な成形が可能となる。
【図１】本発明の一実施例であるスプルレスディスク成
形金型を示す断面図。
形金型を示す断面図。
【図２】本発明の第１の他の実施例を示す断面図。
【図３】本発明の第２の他の実施例を示す断面図。
【図４】本発明の第３の他の実施例を示す断面図。
【図５】第１の従来例を示す断面図。
【図６】第２の従来例を示す断面図。
２１…固定金型 ２３…キャビティ（成形用空間部） ２２…可動金型 ２５…ランナ−ブッシュ（供給管） ２５ａ…供給口 ２７…ヒ−タ（加熱手段） ３６，４５，５０…コアピン（冷却ピン）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２９Ｃ 45/73 7639−4Ｆ 45/78 7365−4Ｆ Ｇ１１Ｂ 7/26 ５２１ 7215−5Ｄ // Ｂ２９Ｌ 17:00 4Ｆ
Claims (4)
- 【請求項１】 固定金型と、 この固定金型に対し接離する方向に移動自在に設けら
れ、前記固定金型との間にディスク成形用の空間部を構
成する可動金型と、 前記固定金型に設けられ供給口を前記成形用空間部に臨
ませ前記供給口から成形用空間部に溶融樹脂を供給する
供給管と、 この供給管に設けられ該供給管によって供給される溶融
樹脂を加熱する加熱手段と、 前記可動金型に設けられ先端部を前記供給管の供給口に
近接対向させて前記供給口を冷却する冷却ピンと、を具
備してなることを特徴とするスプルレスディスク金型。 - 【請求項２】前記可動金型はディスクの中央部をカット
するポンチおよびこのポンチによってカットされた部分
を突き出す突出ピンを備え、この突出ピンの内部に冷却
ピンを挿入したことを特徴とする請求項１記載のスプル
レスディスク金型。 - 【請求項３】前記供給管は固定金型に設けられたブッシ
ュ内に挿入され、前記ブッシュに該ブッシュの温度をコ
ントロ−ルするための温調回路を設けたことを特徴とす
る請求項１記載のスプルレスディスク金型。 - 【請求項４】前記冷却ピンを可動自在に設け、この冷却
ピンと前記供給管の供給口との間の隙間を調整可能とし
たことを特徴とする請求項１記載のスプルレスディスク
金型。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19948292A JPH0639879A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | スプルレスディスク金型 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19948292A JPH0639879A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | スプルレスディスク金型 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0639879A true JPH0639879A (ja) | 1994-02-15 |
Family
ID=16408545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19948292A Pending JPH0639879A (ja) | 1992-07-27 | 1992-07-27 | スプルレスディスク金型 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0639879A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4814659A (en) * | 1987-02-23 | 1989-03-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable cross-section piezoelectric actuator |
| US5690974A (en) * | 1995-04-17 | 1997-11-25 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Metal mold for molding runnerless product |
| CN112936749A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-06-11 | 周林 | 一种均匀射胶的双色注塑模具 |
-
1992
- 1992-07-27 JP JP19948292A patent/JPH0639879A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4814659A (en) * | 1987-02-23 | 1989-03-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Variable cross-section piezoelectric actuator |
| US5690974A (en) * | 1995-04-17 | 1997-11-25 | Nissei Plastic Industrial Co., Ltd. | Metal mold for molding runnerless product |
| CN112936749A (zh) * | 2021-01-27 | 2021-06-11 | 周林 | 一种均匀射胶的双色注塑模具 |
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