JPH063978B2 - 自動電源多重化装置 - Google Patents

自動電源多重化装置

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JPH063978B2
JPH063978B2 JP61030054A JP3005486A JPH063978B2 JP H063978 B2 JPH063978 B2 JP H063978B2 JP 61030054 A JP61030054 A JP 61030054A JP 3005486 A JP3005486 A JP 3005486A JP H063978 B2 JPH063978 B2 JP H063978B2
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章夫 車
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動電源多重化装置、特に複数組の電源線を切
換えて負荷に自動的に接続する自動電源多重化装置に関
する。
〔従来の技術〕
コンピュータなどのような情報機器においてはシステム
の信頼性を向上する手段の一つとして、主要な回路を多
重化したり重要な機器を二重に設けたりして種々の工夫
をしている。電源の多重化もそのような工夫の一つとし
て効果の著しいものである。特に機器内部に取付けられ
る冷却ファンなどの電源線を多重化することは、冷却フ
ァンがシステム稼働に必要不可欠であることから、シス
テムの信頼性の向上に大いに寄与している。
このような機能を有する多重化装置として複数の電源線
を自動的に切換えて負荷に接続する自動電源多重化装置
がある。
すなわち、従来の自動電源多重化装置は第2図に示すよ
うに二組の電源E1およびE2を切換える場合二個のリ
レーRL5およびRL6とそれぞれ三個づつの接点から
構成される。リレーRL5は接点r5を持ち、リレー
RL6は接点r6を持っている。
電源E1、にはリレーRL5のコイルおよびリレーRL
6のブレーク接点55が直列に接続され、電源E2には
リレーRL6のコイルおよびリレーRL5のブレーク接
点56が直列に接続されている。そして電源E1に対し
て上記のロレー回路の負荷側にリレーRL5のメーク接
点51および52が装入され、電源E2に対して上記の
リレー回路の負荷側にリレーRL6のメーク接点53お
よび54が装入されている。したがって電源E1または
E2のいずれか一方に接続したリレーがオフのとき他の
電源に接続したリレーが働いてそれを負荷20に接続さ
せており、電源E1およびE2が短絡することはない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述したように自動電源多重化装置50においては電源
E1およびE2が共に中断しており、その後同時に復旧
したときRL5およびRL6は短時間ではあるが同時に
オンとなって電源E1およびE2を短絡することがあ
る。このような短絡が発生すると各リレーの接点が焼損
するという欠点がある。
本発明の目的は複数組の電源が同時にオンとなってもそ
れらが互いに短絡しないようにリレー回路を構成するこ
とによって上記の欠点を回避した自動電源多重化装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の自動電源多重化装置は、n組(n≧2)の電源
線のなかの一組を負荷に接続するために前記n組の電源
線にそれぞれ一個のリレーのコイルを接続した自動電源
多重化装置において、第m組(1≦m≦n)の電源線に
接続したリレーは前記第m組の電源線にメーク接点を、
前記第m組を除くすべての電源線にブレーク接点をそれ
ぞれ有し、前記第m組の電源線に接続するリレーのコイ
ルは第一〜m−1組の電源線に接続した各リレーのブレ
ーク接点よりも前記負荷側に結線し、かつ前記第m組の
電源線に接続するリレーのコイルは前記m組の電源線に
接続するリレーのメーク接点および第m+1〜n組の電
源線に接続するリレーの第1のブレーク接点よりも電源
側に第m+1〜n組の電源線に接続するリレーの第二の
ブレーク接点と直列に結線し、前記第一〜n組の電源線
のうちの第m組の電源線を第m組の電源線が給電されて
いるかぎり前記負荷に接続し、かつ、前記第一〜m−1
組の電源線と前記m+1〜n組の電源線のすべてを前記
負荷に接続しないようにして構成される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。
第1図は本発明の一実施例を示す回路図である。第1図
において自動電源多重化装置10は電源E1またはE2
のいずれか一方を切換えて負荷20に自動的に接続する
機能を有する。
リレーRL1はリレーRL2のブレーク接点19とともに
直列回路を構成し、その全体が電源E1に接続されてい
る。r1,r2はそれぞれリレーRL1,RL2の
接点である。リレーRL1のメーク接点11および12
は電源E1に対してリレーRL1とリレーRL2のブレ
ーク接点19との直列回路の接続点P1より負荷側に挿
入されている。リレーRL1のブレーク接点13および
14は電源E2に挿入されている。リレーRL2は電源E
2に接続されており、その接続点P2はリレーRL1の
ブレーク接点13および14よりも電源E2に対して負
荷側にある。リレーRL2のメーク接点17および18
はリレーRL2の接続点P2よりも負荷側に挿入されて
いる。また、リレーRL2のブレーク接点15および1
6は電源E1に挿入され、リレーRL1の接続点P1よ
りも負荷側に設けられている。
電源E1およびE2は接続点P3において集線され、負
荷20に接続されている。
このような構成において、電源E1およびE2が共に給
電停止の状態から同時に給電再開した時は、リレーRL
1,RL2のうちの動作時間の短いリレーが接続される
電源から負荷20に電力が供給される。すなわち、リレ
ーRL1の動作時間の方がリレーRL2の動作時間より
短かい場合は、リレRL1のメーク接点11および12
をメークして電源E1から負荷20に電力を供給すると
ともに、リレーRL1のブレーク接点13および14を
ブレークして、リレーRL2を電源E2から切り離す。
この時リレーRL2のメーク接点17および18はメー
クされていないので電源E1およびE2が短絡すること
はない。又、逆にリレーRL2の動作時間の方がリレー
RL1の動作時間より短かい場合は、リレーRL2のメ
ーク接点17および18をメークして電源E2から電力
を負荷20に供給するとともに、リレーRL2のブレー
ク接点15および16をブレークして、負荷20を電源
E1から切り離とともに、RL2のブレーク接点19を
ブレークして、リレーRL1を電源E1から切り離す。
この時、リレーRL1のメーク接点11、および12は
メークされていないので電源E1およびE2が短絡する
ことはない。
また、リレーRL1が動作して電源E1から電力を負荷
20に供給している期間はリレーRL1のブレーク接点
13および14により電源E2とリレーRL2は切り離
されるので、電源E2には無関係に電源E1から電力を
負荷20に供給する。
また、電源E1の給電が中断した時電源E2が給電中で
あれば、リレーRL1がオフとなるので、そのブレーク
接点13および14を経てリレーRL2がオンとなる。
したがってリレーRL2のメーク接点17および18が
メークして電源E2を負荷20に接続する。
このとき、給電が中断していた電源E1が復旧して給電
を再開しても、リレーRL2のブレーク接点19によ
り、電源E1とリレーRL1は切り離されるので電源E
1には無関係に電源E2から電力を負荷20に供給す
る。
さらに、負荷20と電源の接続の切換え時には負荷20
がいずれの電源にも接続されない時間が少しあるが、前
の説明でわかる通り、負荷20と電源の接続の切換え回
数も最小限に抑えられる。
なお、本実施例では電源が2組の場合について説明した
がこれが3組以上になっても上記と同様にして自動電源
多重化装置を実現できる。
〔発明の効果〕
以上、説明したように本発明の自動電源多重化装置は複
数組の電源を互いに短絡させることなく自動的に切換え
てその一つを負荷に接続でき、さらに、負荷に対しては
瞬断となる切換えの回数も最少限にとどめるという効果
がある。
さらに本発明の自動電源多重化装置は従来に較べてリレ
ーを追加する必要がないので製造原価を増加させずに安
全にして信頼性の高い装置が得られるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による自動電源多重化装置を
示す回路図、第2図は従来の自動電源多重化装置を示す
回路図である。 10……自動電源多重化装置、20……負荷、RL1〜
RL2……リレー、r1……リレーRL1の接点、r
2……リレーRL2の接点。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】n組(n≧2)の電源線のなかの一組を負
    荷に接続するために前記n組の電源線にそれぞれ一個の
    リレーのコイルを接続した自動電源多重化装置におい
    て、 第m組(1≦m≦n)の電源線に接続したリレーは前記
    第m組の電源線にメーク接点を、前記第m組を除くすべ
    ての電源線にブレーク接点をそれぞれ有し、 前記第m組の電源線に接続するリレーのコイルは第一〜
    m−1組の電源線に接続した各リレーのブレーク接点よ
    りも前記負荷側に結線し、かつ前記第m組の電源線に接
    続するリレーのコイルは前記m組の電源線に接続するリ
    レーのメーク接点および第m+1〜n組の電源線に接続
    するリレーの第一のブレーク接点よりも電源側に第m+
    1〜n組の電源線に接続するリレーの第二のブレーク接
    点と直列に結線し、 前記第一〜n組の電源線のうちの第m組の電源線を、第
    m組の電源線が給電されているかぎり前記負荷に接続
    し、かつ前記第一〜m−1組の電源線と前記m+1〜n
    組の電源線のすべてを前記負荷に接続しないことを特徴
    とする自動電源多重化装置。
JP61030054A 1986-02-13 1986-02-13 自動電源多重化装置 Expired - Lifetime JPH063978B2 (ja)

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JPS62188120A JPS62188120A (ja) 1987-08-17
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JPH0223039A (ja) * 1988-07-11 1990-01-25 Kubota Ltd エンジン発電機のバッテリ充電制御装置
JP7045091B2 (ja) * 2020-02-10 2022-03-31 株式会社スマートパワーシステム 電力供給制御装置及び電力供給制御方法

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