JPH0639224A - 集塵装置 - Google Patents

集塵装置

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Publication number
JPH0639224A
JPH0639224A JP11870492A JP11870492A JPH0639224A JP H0639224 A JPH0639224 A JP H0639224A JP 11870492 A JP11870492 A JP 11870492A JP 11870492 A JP11870492 A JP 11870492A JP H0639224 A JPH0639224 A JP H0639224A
Authority
JP
Japan
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venturi tube
filter
venturi
secondary chamber
annular seal
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Application number
JP11870492A
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English (en)
Inventor
Hiromitsu Fujii
博光 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 隔壁に支持するベンチュリー管を隔壁から簡
単に取り外したり、組付けたりすることができ、フィル
ターの保守や取換えを容易に行えるようにする。 【構成】 二次室6と一次室5とを区画する隔壁4に、
ベンチュリー管3を挿通可能とした支持筒40を立設す
る。ベンチュリー管3に、一次室5側に向かう係止面5
1をもった第1係合部52を設け、支持筒40に、二次
室6側に向かう係止面61をもった第2係合部62を設
ける。第1係合部52と第2係合部62との間に各係止
面51、61に係合する係合面71、72をもった環状
シール70を介装し、ベンチュリー管3を支持筒40に
二次室6側から挿入することにより、環状シール70を
介して支持筒40に支持することができるし、また、ベ
ンチュリー管3を支持筒40から上方に持ち上げること
により、ベンチュリー管3を隔壁4から取り外すことが
でき、ボルトを介してベンチュリー管3を隔壁4に着脱
可能にしている従来のものに比較して、簡単にベンチュ
リー管3を固定したり、取り外したりすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉塵を含んだ空気から
粉塵を濾過する集塵装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種集塵装置は、例えば図5に
示すように、ケーシング(図示しない)の内部に、一次
室Aと二次室Bとを隔壁Cを介して区画形成すると共
に、この隔壁Cに上下方向に延びる複数のベンチュリー
管Dを支持し、これらベンチュリー管Dを介して前記一
次室Aと二次室Bとを連通すると共に、前記ベンチュリ
ー管Dの前記一次室A側には、点線で示したようにフィ
ルターFを取付け、このフィルターFを介して前記ベン
チュリー管Dの内部と前記一次室Aとを区画し、この一
次室Aから前記フィルターFを通過する含塵空気から粉
塵を濾過し、粉塵が除去された清浄空気が前記ベンチュ
リー管Dを介して前記二次室Bに流入するようにしてい
る。尚、Eは前記フィルターFの形状を保持するフィル
ター保持体、Gはパッキング、Hはボルトである。
【0003】また、前記二次室Bには、前記ベンチュリ
ー管Dに圧縮空気を噴射して、前記フィルターFを再生
する噴射孔Iをもった噴射管Jを配設し、前記噴射孔I
から矢印方向に圧縮空気を噴射することにより、前記フ
ィルターFの目詰まりを解消できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上のように構
成した集塵装置では、前記ベンチュリー管Dを、前記フ
ィルターF及びフィルター保持体Eと共に複数のボルト
Hを用いて前記隔壁Cに固定していることから、前記フ
ィルターFを点検したり、交換したりするために前記ベ
ンチュリー管Dを取り外す場合、スパナ等を用いて複数
の前記ボルトHを緩めて取外す必要があり、前記ベンチ
ュリー管Dの配設本数が多い場合、複数の前記ベンチュ
リー管Dを前記隔壁Cから迅速に取り外すことができな
い問題があった。
【0005】しかして、本発明の目的は、隔壁に支持す
るベンチュリー管を工具を用いることなく簡単に取り外
すことができ、また、取り外したベンチュリー管を容易
に組付けることができる集塵装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、縦型ケーシング1内に、上下方向に延
びるベンチュリー管3を支持する隔壁4を介して空気入
口11をもった一次室5と、空気出口12をもった二次
室6とを区画して、前記ベンチュリー管3の一次側にフ
ィルター8を取付けると共に、前記二次室6に前記ベン
チュリー管3へ圧縮空気を噴射する噴射管9を設けた集
塵装置において、前記隔壁4に、前記二次室6側に突出
し、かつ、前記ベンチュリー管3を挿通可能とした支持
筒40を設けると共に、前記ベンチュリー管3に、前記
一次室5側に向かう係止面51をもった第1係合部52
を設け、前記支持筒40に、前記二次室6側に向かう係
止面61をもった第2係合部62を設ける一方、前記第
1係合部52と第2係合部62との間に前記各係止面5
1、61に係合する係合面71、72をもった環状シー
ル70を介装し、この環状シール70を介して前記ベン
チュリー管3を前記支持筒40に支持したものである。
【0007】また、ベンチュリー管3は、第1係合部5
2の下方側に環状シール70を介入可能とした凹溝10
を設けるのが好ましい。
【0008】また、ベンチュリー管3の一次室5側に、
篭状のフィルター保持体7を取付けると共に、このフィ
ルター保持体7に、有低筒状フィルター8の開口側を嵌
合し、この開口側を熱収縮性合成樹脂80で固定するの
が好ましい。
【0009】
【作用】隔壁4に、ベンチュリー管3が挿通可能な支持
筒40を設けて、環状シール70により前記ベンチュリ
ー管3を前記支持筒40に支持したから、前記環状シー
ル70によって一次室5と二次室6とを気密状に区画で
きながら、前記ベンチュリー管3を引き抜くことにより
前記支持筒40から取り外すことができるし、また、差
し込むことにより組付けができるのであって、従来例の
ようにボルトを用いるものでないから、工具を用いるこ
となく迅速な取り外しができると共に、組付けが行える
のである。
【0010】即ち、前記ベンチュリー管3を前記支持筒
40に前記二次室6側から挿入し、前記一次室5側に押
し下げることにより、前記環状シール70を介して前記
支持筒40に支持することができるし、また、前記ベン
チュリー管3を前記支持筒40から上方に持ち上げるこ
とにより、前記ベンチュリー管3をフィルター8と共に
前記隔壁4から取り外すことができるから、ボルトを介
して前記ベンチュリー管3を前記隔壁4に着脱可能にし
ている従来のものに比較して、簡単に前記ベンチュリー
管3を固定したり、取り外したりすることができる。こ
の結果、前記フィルター8を点検したり、該フィルター
8を取換えたりする保守作業を迅速に行うことができ
る。
【0011】また、ベンチュリー管3に、第1係合部5
2の下方側に環状シール70を介入可能とした凹溝10
を設けた場合、前記ベンチュリー管3を上方に少し持ち
上げて、該凹溝10に前記環状シール70を介入し、前
記ベンチュリー管3に対して偏心させた状態で反転させ
ることにより、該環状シール70を前記ベンチュリー管
3から取り外すことができるのであって、このシール7
0の取り外しにより前記ベンチュリー管3を前記隔壁4
の上下何れの方向にも取り外すことができる。従って、
工場の天井が低く上方への取り外しができない場合で
も、前記ベンチュリー管3の取り外しが可能となるので
あって、この場合も前記フィルター8を点検したり、ま
た、該フィルター8を取換える保守作業を迅速に行うこ
とができる。
【0012】更に、ベンチュリー管3の一次室5側に、
篭状のフィルター保持体7を取付けると共に、このフィ
ルター保持体7に、有底筒状フィルター8の開口側を嵌
合し、この開口側を熱収縮性合成樹脂80で固定するよ
うに構成する場合、この合成樹脂80を加熱して収縮さ
せることにより、前記フィルター8の開口側を前記フィ
ルター保持体7に固定することができ、それだけ、前記
フィルター8の固定が容易にでき、該フィルター8の取
換えを迅速に行うことができる。
【0013】
【実施例】図3に示した集塵装置は、空気輸送により搬
送する合成樹脂材料の粉粒体を計量する計量ホッパー2
に適用したもので、前記計量ホッパー2に接続した縦型
ケーシング1をもっており、このケーシング1は、自立
しているフレーム22にロードセル23を介して前記計
量ホッパー2と共に支持され、このロードセル23によ
り前記計量ホッパー2に供給された粉粒体を計量するよ
うにしている。
【0014】また、前記計量ホッパー2には、前記粉粒
体と空気とが一緒に通過する空気輸送管が接続される空
気入口11が設けられており、また、前記ケーシング1
には、吸引装置(図示しない)に接続される吸引管が接
続される空気出口12を設け、前記計量ホッパー2に粉
粒体を輸送した空気が、前記ケーシング1を通過してか
ら前記空気出口12から前記ケーシング1の外部に吸引
されるようにようにしている。
【0015】また、前記ケーシング1の内部上方には、
図2に示したように上下方向に延びる貫通孔31をもっ
た複数のベンチュリー管3を支持する隔壁4を設けて、
該隔壁4を介して前記空気入口11に連通する一次室5
と、前記空気出口12に連通する二次室6とを区画形成
すると共に、前記貫通孔31を介して前記一次室5と二
次室6とを連通させる一方、前記ベンチュリー管3の一
次側にはフィルター保持体7を嵌合して、該フィルター
保持体7に2点鎖線で示したように布製のフィルター8
を嵌合し、該フィルター8により前記空気入口11を介
して前記粉粒体を前記計量ホッパー2に輸送した空気か
ら、該空気に含まれる粉粒体を濾過するようにしてい
る。
【0016】また、前記二次室6には、前記ケーシング
1の外側に支持したヘッダー91に連通する噴射管9を
設け、前記フィルター8が目詰まりを起こしたとき、前
記噴射管9の噴射孔92から圧縮空気を噴射することに
より、前記フィルター8に付着した粉粒体を吹き飛ば
し、前記フィルター8の目詰まりを解消できるようにし
ている。
【0017】尚、図2における13は、前記ケーシング
1に対して着脱可能にした上蓋、14はシールリングで
ある。また、図3における15は計量した粉粒体を前記
計量ホッパー2から排出するバタフライ弁である。
【0018】しかして、以上のように構成した集塵装置
において、前記隔壁4に、前記二次室6側に突出し、か
つ、前記ベンチュリー管3を挿通可能とした支持筒40
を設けると共に、前記ベンチュリー管3に、前記一次室
5側に向かう係止面51をもった第1係合部52を設
け、前記支持筒40に、前記二次室6側に向かう係止面
61をもった第2係合部62を設ける一方、前記第1係
合部52と第2係合部62との間に前記各係止面51、
61に係合する係合面71、72をもった環状シール7
0を介装し、この環状シール70を介して前記ベンチュ
リー管3を前記支持筒40に支持したのである。
【0019】即ち、図1に拡大して示したように、短い
パイプ材から成る前記支持筒40の下端部を前記隔壁4
に固定して、前記支持筒40を前記二次室6側に立設
し、前記環状シール70を介して前記ベンチュリー管3
を前記隔壁4に支持するのであって、上下方向に延びる
前記貫通孔31をもった前記ベンチュリー管3には、前
記二次室6に突出する立設部32と、一次室5に突出
し、前記支持筒40の内径より小さな外径をもった挿入
部33を形成し、該挿入部33の上部には前記一次室5
側に向かう係止面51をもった段部から成る第1係合部
52を形成すると共に、前記支持筒40には前記二次室
6側に向かう係止面61をもった凹状部から成る第2係
合部62を設けるのである。
【0020】また、前記第1係合部52と第2係合部6
2との間には、前記各係止面51、61に係合する係合
面71、72をもった例えばOリングから成る前記環状
シール70を介装するのであって、前記ベンチュリー管
3を前記支持筒40に支持するには、該ベンチュリー管
3を主として前記二次室6側から挿入するのであって、
前記環状シール70の上面側に位置する前記係合面71
を、前記ベンチュリー管3の前記挿入部33に設けた前
記第1係合部52の前記係止面51に係合させた状態
で、前記ベンチュリー管3を図1下方に押し下げ、この
押し下げにより前記環状シール70の下面側に位置する
前記係合面72を、前記支持筒40の内周面に形成した
前記第2係合部62の前記係合面61に係合させ、前記
ベンチュリー管3を前記環状シール70を介して前記支
持筒40に支持することにより、前記一次室5を二次室
6に対してシールしながら前記隔壁4に支持するのであ
る。
【0021】また、前記ベンチュリー管3の前記挿入部
33の下部外周面には、傾斜面をもった嵌合凹部7aを
設けて、この凹部7aに、例えばパンチングメタルから
篭状に形成され、上端部を縮径した前記フィルター保持
体7の上端部を嵌合して支持すると共に、該フィルター
保持体7に袋状に形成した布製から成る有底状の前記フ
ィルター8を嵌合し、前記ベンチュリー管3の前記貫通
孔31を前記一次室5と区画し、該フィルター8の開口
側の外周にはバンド状に形成した熱収縮性合成樹脂80
(以降バンドと称す)を設け、このバンド80に例えば
ハンドドライヤー等の熱風を当て、該バンド80の熱収
縮により前記フィルター8の開口側端部を前記フィルタ
ー保持体7の上端部に密着させて固定するのである。
【0022】更に、前記二次室6には、図2に示すよう
に前記ケーシング1の上部側方から水平方向に前記ヘッ
ダー91から分岐した複数の分岐管93を突入させ、こ
れら分岐管93の先端部には、前記ベンチュリー管3に
向かう複数の前記噴射孔92を設けた前記噴射管9をク
ランプ94を介して着脱可能に接続すると共に、これら
噴射管9と直交する方向に延びる押圧杆95を設けて、
該押圧杆95の押圧により各噴射管9を各ベンチュリー
管3の前記立設部32の上端部に押圧するのである。
尚、96は前記隔壁4に立設した押圧ボルトであって、
該ボルト96の上端部にねじ込むノブ97により、前記
押圧杆95を前記隔壁4側へ移動させるようにしてい
る。
【0023】しかして、前記ベンチュリー管3の挿入部
33に取付けた前記フィルター8により、前記計量ホッ
パー2へ空気輸送され前記一次室5へ流入する空気か
ら、該空気と共に輸送される粉粒体を濾過するのであっ
て、粉粒体を濾過した清浄空気は前記ベンチュリー管3
の前記貫通孔31を経由して前記二次室6に流入し、前
記空気出口12から前記ケーシング1の外部に吸引によ
り排出される。
【0024】また、前記フィルター8が目詰まりを起こ
した時は、前記噴射管9からの圧縮空気の噴射により前
記フィルター8の目詰まりを解消するのである。
【0025】尚、前記ベンチュリー管3を前記押圧杆9
5によって図1下方側に押圧した状態で、吸引により前
記粉粒体を前記計量ホッパー2へ輸送するようにしてい
るから、前記空気出口12からの吸引力が大きくなって
も、前記ベンチュリー管3は前記二次室6側に抜き出る
ことはないのである。
【0026】次に、前記ベンチュリー管3を前記支持筒
40から取り外す場合について説明する。
【0027】例えば、前記フィルター8を点検したり、
取換えたりする場合、前記ベンチュリー管3を前記支持
筒40から取り外すのであるが、前記ベンチュリー管3
は、前記支持筒40に上方から押し込むことにより前記
環状シール70を介して支持しているから、前記上蓋1
3を開けると共に前記押圧杆95と前記噴射管9を取り
外した状態にして、前記ベンチュリー管3を上方側へ引
き上げることにより、簡単に前記ベンチュリー管3を前
記フィルター8やフィルター保持体7を取付けたまゝで
前記隔壁4から取り外すことができる。従って、複数の
ボルトを用いて前記ベンチュリー管3を前記隔壁4に固
定している従来のものに比較して前記ベンチュリー管3
を簡単に取り外すことができる。
【0028】また、集塵装置が配置される工場の天井が
低くて、前記ベンチュリー管3を前記フィルター8と共
に上方側へ引き上げる空間がない場合、前記ベンチュリ
ー管3を前記隔壁4の下方側に取り外すこともできるの
である。
【0029】即ち、図1に示したように、前記第1係合
部52の下方位置に前記環状シール70を介入可能とし
た環状の凹溝10を形成し、この凹溝10に前記環状シ
ール70の一部を介入させることにより、該環状シール
70を前記ベンチュリー管3に対して偏心できるように
するのである。
【0030】即ち、前記凹溝10を設けた場合、前記ベ
ンチュリー管3を少し上方に持ち上げた状態で、前記環
状シール70のみを押し下げることにより、該環状シー
ル70の一部を前記凹溝10に介入させられるのであっ
て、この介入により環状シール70を前記ベンチュリー
管3の軸に対して偏心させられるのである。そして、前
記環状シール70を偏心させた状態で前記環状シール7
0を図1一点鎖線矢印方向に反転させて、前記環状シー
ル70を前記ベンチュリー管3の前記立設部32側、即
ち上方側へ取り外すことにより、前記ベンチュリー管3
は前記支持筒40に対して挿通自由になるから、前記ベ
ンチュリー管3を図1下方側へ取り外すことができるの
である。
【0031】従って、工場の天井が低くて前記ベンチュ
リー管3を上方側へ引き上げられない場合でも、前記ベ
ンチュリー管3を前記隔壁4に対して下方側へ取り外す
ことができるのであって、天井が低い場合でも前記ベン
チュリー管3を取り外して前記フィルター8を点検した
り、前記フィルター8を取換えたりすることができる。
【0032】また、前記フィルター8の開口側には、加
熱により収縮する熱収縮性の前記バンド80を設けて前
記フィルター8を前記フィルター保持体7に固定してい
るから、前記バンド80の熱収縮を利用して前記フィル
ター8を簡単に固定することができる。従って、前記フ
ィルター8の取換えも速やかに行うことができる。
【0033】図1に示した実施例では、円形断面をもっ
た主としてOリングから成る前記環状シール70を用い
たが、図5に示すように方形断面をもった環状シール7
0を介して前記ベンチュリー管3を前記支持筒40に支
持してもよいのであって、前記支持筒40の上端面を前
記第2係合部62の前記係止面61とするのである。こ
の場合、前記支持筒40の内周面に前記第2係合部62
となる凹部を加工する必要がないから、それだけ前記支
持筒40の加工が簡単に行える利点がある。
【0034】尚、以上説明した実施例では、合成樹脂材
料の粉粒体を前記計量ホッパー2に空気輸送する空気か
ら粉粒体を濾過する集塵装置について説明したが、本発
明は、合成樹脂材料の粉粒体以外の粉塵を濾過する集塵
装置に適用することができるのである。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、前記一
次室5と二次室6とを区画する前記隔壁4に、前記二次
室6側に突出し、かつ、前記ベンチュリー管3を挿通可
能とした支持筒40を設けると共に、前記ベンチュリー
管3に、前記一次室5側に向かう係止面51をもった第
1係合部52を設け、前記支持筒40に、前記二次室6
側に向かう係止面61をもった第2係合部62を設ける
一方、前記第1係合部52と第2係合部62との間に前
記各係止面51、61に係合する係合面71、72をも
った環状シール70を介装したから、前記環状シール7
0によって一次室5と二次室6とを気密状に区画できな
がら、前記ベンチュリー管3を引き抜くことにより前記
支持筒40から取り外すことができるし、また、差し込
むことにより組付けができ、従来例のようにボルトを用
いるものでないから、工具を用いることなく迅速な取り
外しができると共に、組付けが行えるのである。従っ
て、前記フィルター8を点検したり、取換えたりする保
守作業を迅速に行うことができる。
【0036】また、ベンチュリー管3に、第1係合部5
2の下方側に環状シール70を介入可能とした凹溝10
を設けた場合、前記ベンチュリー管3を上方に少し持ち
上げて、該凹溝10に前記環状シール70を介入し、前
記ベンチュリー管3に対して偏心させた状態で反転させ
ることにより、該環状シール70を前記ベンチュリー管
3から取り外すことができ、この環状シール70の取り
外しにより前記ベンチュリー管3を前記隔壁4の上下何
れの方向にも取り外すことができる。従って、工場の天
井が低く上方への取り外しができない場合でも、前記ベ
ンチュリー管3を前記隔壁4から取り外して、前記フィ
ルター8を点検したり、また、該フィルター8を取換え
る保守作業を迅速に行うことができる。
【0037】更に、ベンチュリー管3の一次室5側に、
篭状のフィルター保持体7を取付けると共に、このフィ
ルター保持体7に、有底筒状フィルター8の開口側を嵌
合し、この開口側を熱収縮性合成樹脂80から成るバン
ドで固定するように構成する場合、この合成樹脂80を
加熱して収縮させることにより、前記フィルター8の開
口側を前記フィルター保持体7に固定することができ、
それだけ、前記フィルター8の固定が容易にでき、該フ
ィルター8の取換えを迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集塵装置の要部拡大断面図であ
る。
【図2】図1の集塵装置の部分断面図である。
【図3】図2に示した集塵装置の概略側面図である。
【図4】方形断面の環状シールを用いた説明図である。
【図5】従来例の部分断面図である。
【符号の説明】
1 縦型ケーシング 3 ベンテュリー管 4 隔壁 5 一次室 6 二次室 7 フィルター保持体 8 フィルター 9 噴射管 10 凹溝 11 空気入口 12 空気出口 40 支持筒 51 係止面 52 第1係合部 61 係止面 62 第2係合部 70 環状シール 71、72 係合面 80 熱収縮性合成樹脂

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦型ケーシング1内に、上下方向に延び
    るベンチュリー管3を支持する隔壁4を介して空気入口
    11をもった一次室5と、空気出口12をもった二次室
    6とを区画して、前記ベンチュリー管3の一次側にフィ
    ルター8を取付けると共に、前記二次室6に前記ベンチ
    ュリー管3へ圧縮空気を噴射する噴射管9を設けた集塵
    装置において、前記隔壁4に、前記二次室6側に突出
    し、かつ、前記ベンチュリー管3を挿通可能とした支持
    筒40を設けると共に、前記ベンチュリー管3に、前記
    一次室5側に向かう係止面51をもった第1係合部52
    を設け、前記支持筒40に、前記二次室6側に向かう係
    止面61をもった第2係合部62を設ける一方、前記第
    1係合部52と第2係合部62との間に前記各係止面5
    1、61に係合する係合面71、72をもった環状シー
    ル70を介装し、この環状シール70を介して前記ベン
    チュリー管3を前記支持筒40に支持していることを特
    徴とする集塵装置。
  2. 【請求項2】 ベンチュリー管3は、第1係合部52の
    下方側に環状シール70を介入可能とした凹溝10を設
    けている請求項1記載の集塵装置。
  3. 【請求項3】 ベンチュリー管3の一次室5側に、篭状
    のフィルター保持体7を取付けると共に、このフィルタ
    ー保持体7に、有底筒状フィルター8の開口側を嵌合
    し、この開口側を熱収縮性合成樹脂80で固定している
    請求項1及び2記載の集塵装置。
JP11870492A 1992-05-12 1992-05-12 集塵装置 Pending JPH0639224A (ja)

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