JPH063915U - 物品格納装置における事故発生防止装置 - Google Patents

物品格納装置における事故発生防止装置

Info

Publication number
JPH063915U
JPH063915U JP1529191U JP1529191U JPH063915U JP H063915 U JPH063915 U JP H063915U JP 1529191 U JP1529191 U JP 1529191U JP 1529191 U JP1529191 U JP 1529191U JP H063915 U JPH063915 U JP H063915U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hangar
chain
sides
piece
track piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1529191U
Other languages
English (en)
Inventor
直志 中津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP1529191U priority Critical patent/JPH063915U/ja
Publication of JPH063915U publication Critical patent/JPH063915U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Warehouses Or Storage Devices (AREA)
  • Control Of Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 無端状に回走するチェンに連結した多数の格
納庫を上下動させる物品格納装置において、チェンが不
時に切断しとき、全格納庫を一斉にその位置状態で不動
に静止させて、その落下事故を未然に防止する。 【構成】 各格納庫3は固定軌道片7に沿って上下動さ
せるようにし、各格納庫3にはチェン10の切断時に軌
道片7に圧接するブレーキシュー12と、その作動用電
磁石装置13およびチェン切断検知用スイッチ22を備
え、チェン1が切断したときスイッチ22の検知信号に
より電磁石装置13を作動させてブレーキシュー12を
軌道片7に圧接させて各格納庫7を軌道片7に結合保持
させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は物品を収容する格納庫の多数を無端状チェンにより上下方向に循環移 動させるものにおいて、チェンが切断したときの事故防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
無端状に回走するチェンに格納庫を連結して移動可能とした物品格納装置にお いて、不時にチェンが切断したときこれに連結した格納庫が重なって落下して大 きな事故となることは避けられなく、従って、その対応策として種々な事故防止 手段が提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の事故防止手段は電気的または機械的の場合もモータ等の駆動源を停 止させるものが多く、チェンが切断したときチェンに連結した格納庫を一斉に夫 々個々に停止させるものはなく、個々の格納庫を停止させるものがあっても、そ の構成が複雑で、その整備保全が面倒であり、かつ設備施工の高騰は免れなかっ た。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記に鑑み、チェンが切断したとき、これを自動的に検知する電気信 号によりチェンに連結される各格納庫を確実に夫々その位置で停止状態として、 落下による事故を防止させるもので、上下のチェンホイールに懸架して回動する チェンに直接又は間接に連続した多数の格納庫を上下に無端状に移動させ、選択 した格納庫を所定位置に停止させて内容物を出入れする装置において、格納庫が 上下動する直線区間内に、格納庫列の両側に夫々上下方向の案内軌道片を固着し て、各格納庫をその両側に形成した上下方向の凹部で両側軌道片に沿って上下動 させると共に、各格納庫の凹部内両側に夫々軌道片の両側面に対し接離するブレ ーキシューと、前記チェン切断時の衝撃で検知作動するスイッチによりブレーキ シューを固定軌道片に圧接させる電磁石装置を設けて成る。
【0005】
【作用】
本考案装置において、不時にチェンが切断したときは、チェンに連結した格納 庫が一斉に落下しようとする衝撃によって各格納庫に設けたスイッチが、これを 検知した信号により各格納庫に設備した電磁石装置を作動して各格納庫に設けた ブレーキシューを固定軌道片に圧接させ、該ブレーキ機構を介して固定軌道片に 対し各格納庫を不動に結合させて静止状態に保持させ、その落下を阻止する。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図1乃至図5によって説明する。
【0007】 物品格納装置は図1で示すように、上下のチェンホイール2、2に懸架して回 走するチェン1に等間隔で連結した格納庫3で構成される。
【0008】 図示例においては格納庫3の上面に支持杆5を取付け、該支持杆4の両端を両 側に位置するチェン間に取付けることによりチェン1と格納庫3を結合し、下部 モータ5の駆動に連動するチェン1の回走により格納庫3を図1で矢示する方向 に無端状に回送させるようにし、図示しない押釦作動により任意の格納庫3をど の位置にあってもモータ5の起動によりチェン1を回動させて選択した格納庫3 を出入口6に位置させて、チェン1の駆動を停止し、格納庫3内の物品を出入れ するようにした。
【0009】 尚、図示例では格納庫3内に抽出し状容器3aを出入れ自在に収容して、該抽 出し3a内に物品を収納するようにしたものを示す。
【0010】 上下のチェンホイール2、2間において走行するチェン1の直線送行路区間内 に、各格納庫3の両側に位置させて夫々上下方向の案内軌道片7、7を固設し、 また各格納庫3には両側面に該軌道片7に嵌め込む凹部8を上下方向に形成し、 格納庫3は各その凹部8によって軌道片7に沿い上下動するようにし、図2で示 すように該上下の直線移動区間において各格納庫3はその四隅を案内杆9によっ て前後左右に遊動することなく上下動させる。
【0011】 尚、固定軌道片7は図4で示すように断面コ字形として、その両側面を平坦面 とし、該両面にはゴム等の摩擦係数の大きい材料10を貼着し、かつその表面を 粗面とし、軌道片7は固定壁10に対し支持材11で固設する。
【0012】 固定軌道片7に沿わせた各格納庫3の凹部8の両側には、夫々凹部壁8aの孔 を経て前記摩擦材料10に対向するブレーキシュー12を設け、これを電磁石装 置13の作動によって摩擦部材10に対し接離させるようにし、その接触により 各格納庫3を固定軌道片7に結合させて格納庫3を不動に保持させるようにした 。
【0013】 上記凹部8両側に設けられる電磁石装置13は、図4で示すように格納庫3を 形成する器筐14の内側に隔壁15で区画形成された空室16、16内に設けら れ、夫々一対の作動電磁線輪17、17と、その間に位置する被作動電磁線輪1 8とで構成され、作動電磁線輪17、17は器筐14に固設し、被作動電磁線輪 18は両作動電磁線輪17、17の夫々に吸着させ得るように可動的に設け、該 可動の被作動電磁線輪18を取付けた支持部材19を作動杆として、その内端1 9aを空室16内の固定軸20に回動自在に軸支させ、且つ該作動杆19の内端 19aに軸片21で前記ブレーキシュー12を連結した。
【0014】 更に、各格納庫3の器筐14にはチェン1が不時に切断したとき、これを検知 するスイッチ22を適所に設ける。
【0015】 該スイッチ22は図5で示すようにケース22a内部上方に任意設定位置を上 下に調節し得るように永久磁石片22bを設け、ケース22a内下方には支持ば ね22dで定置させた通電性材料から成る浮動片22cを可動状態に支持させて 収容し、該永久磁石片22dと不動片22cとの間隔部上位に、浮動片22cが 上動するときに該浮動片22cと接触するように設けた一対の弾性接触片22e を設けて構成し、これを前記可動電磁線輪18の通電回路に接続介入させた。
【0016】 上記浮動片22cは上部磁石片22bとの関係位置でケース22aの底板また はケース内に設けた支持板上に単に載置してもよい。
【0017】 尚、このスイッチ22は、格納装置のチェン1が不時に切断したとき格納庫3 と共に急落下する瞬時の衝撃によりケース22a内で浮動片22cが浮動し、一 対の接触片22eと接した状態で上部永久磁石片22bに吸着される作動によっ て、両接触片22eを該通電性の浮動片22bを介して電気回路を閉成させるこ とによりチェン1が切断したことを瞬時に検知して信号を発するようにした。
【0018】 又、各格納庫3の電磁石装置13、スイッチ22の通電回路は、図4で示すよ うに、固定軌道片7の一側面上下方向に配設した電源回路配線23に、各格納庫 3の凹部8内に設けた刷子状接触片24を接触させつつ移動させることにより格 納庫3の移動中でも通電回路を形成し得るようにした。図3の実施例で示す電磁 石装置13は、上記のように一対の作動電磁線輪17、17の上部の電磁石17 に被作動電磁線輪18を吸着するように励磁させたとき作動杆19は軸20を中 心とする傾動によってブレーキシュー12を固定軌道片7の摩擦材10面から離 反させた状態に保持して各格納庫3は夫々の凹部8で軌道片7に沿って自由に上 下動する。この場合吸着関係の線輪17、18は例えば図示のN、Sの異極で互 いに接合した状態であるから、この関係を同極としたとき可動線輪18は反発作 用により瞬間的に線輪17から離反する。この原理を利用して前記チェン1の切 断を検知して作動するスイッチ22の信号により可動線輪17の電流方向を変換 すれば、該線輪17のN、S極は逆変し、従って可動線輪17は上部線輪18か ら反発離反し、かつ逆変により下面がN極となって下方の固定線輪17側に瞬時 に吸着され、この作用に伴なう作動杆19の回動によりブレーキシュー12を軌 道片7の摩擦材10面に圧接させ、両側のブレーキシュー12の同時圧接によっ て格納庫3は落下を確実に阻止され不動に保持される。
【0019】 上記実施例は電磁石の同極による反発作用を利用して、ブレーキシュー12を 作動させるようにしたが、図3における上方の固定線輪17を排し、かつ可動線 輪18を磁性の可動部材とし、これにブレーキシュー12を取付けて、これを該 可動部材の自重に耐えて下部電磁石線輪17に対し僅かに離隔した状態に保持し ておき、チェン1の切断を検知するスイッチ22よりの信号で可動部材の保持を 開放すると共に下部電磁石線輪17を通電励磁して保持を解かれて自由で下動す る磁性可動部材を下部電磁線輪17で強力に吸着保持させてブレーキシュー12 を作動状態としてもよい。
【0020】 図中25は可動電磁線輪18を支持する支持部材即ち作動杆19の遊端を保持 した案内片を示す。
【0021】 又、電磁線輪17、18は夫々2個づつを並設したものを示すが、これを一個 の大型とする場合もある。
【0022】
【考案の効果】
本考案によるときは、無端状チェンの回走により、これに連結した多数の格納 庫を上下させるようにした物品格納庫において、不時にチェンが切断したときは 、各格納庫に設けた検知スイッチによる信号で、各格納庫に設備した電磁石装置 によりブレーキシューを固定軌道片に圧接作動させて格納庫を固定軌道片に不動 に結合し、その落下を自動的に阻止し得られ、チェン切断による事故発生を未然 に防止し得る効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による物品格納装置の側面図
【図2】 物品格納装置の横断面図
【図3】 図のIII −III 線断面図
【図4】 図3の截断平面図
【図5】 スイッチの截断側面図
【符号の説明】
1 チェン 2 上下のチェンホイ
ール 3 格納庫 7 固定軌道片 8 格納庫に設けた凹部 12 ブレーキシュー 13 電磁石装置

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下のチェンホイールに懸架して回動す
    るチェンに直接又は間接に連続した多数の格納庫を上下
    に無端状に移動させ、選択した格納庫を所定位置に停止
    させて内容物を出入れする装置において、格納庫が上下
    動する直線区間内に、格納庫列の両側に夫々上下方向の
    案内軌道片を固着して、各格納庫をその両側に形成した
    上下方向の凹部で両側軌道片に沿って上下動させると共
    に、各格納庫の凹部内両側に夫々軌道片の両側面に対し
    接離するブレーキシューと、前記チェン切断時の衝撃で
    検知作動するスイッチによりブレーキシューを固定軌道
    片に圧接させる電磁石装置を設けて成る物品格納装置に
    おける事故発生防止装置
JP1529191U 1991-03-15 1991-03-15 物品格納装置における事故発生防止装置 Pending JPH063915U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1529191U JPH063915U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 物品格納装置における事故発生防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1529191U JPH063915U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 物品格納装置における事故発生防止装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH063915U true JPH063915U (ja) 1994-01-18

Family

ID=11884740

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1529191U Pending JPH063915U (ja) 1991-03-15 1991-03-15 物品格納装置における事故発生防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH063915U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113336044A (zh) * 2021-07-08 2021-09-03 中航长沙设计研究院有限公司 一种环形升降电梯

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5798407A (en) * 1980-12-04 1982-06-18 Babcock Hitachi Kk Device for preventing chain conveyor from dropping off
JPS61188307A (ja) * 1985-02-08 1986-08-22 ベルハイマー・メタルヴエルク・ゲー・エム・ベー・ハー 循環収納ラツク
JPS62167187A (ja) * 1986-01-14 1987-07-23 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 油圧エレベ−タ
JPH02310281A (ja) * 1989-05-26 1990-12-26 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5798407A (en) * 1980-12-04 1982-06-18 Babcock Hitachi Kk Device for preventing chain conveyor from dropping off
JPS61188307A (ja) * 1985-02-08 1986-08-22 ベルハイマー・メタルヴエルク・ゲー・エム・ベー・ハー 循環収納ラツク
JPS62167187A (ja) * 1986-01-14 1987-07-23 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 油圧エレベ−タ
JPH02310281A (ja) * 1989-05-26 1990-12-26 Mitsubishi Electric Corp エレベータ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113336044A (zh) * 2021-07-08 2021-09-03 中航长沙设计研究院有限公司 一种环形升降电梯

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2285035A (en) Lift assembly for parking cars
NL8500269A (nl) Wagen voor in het bijzonder sorteer-machine met afzonderlijk bediende kantelbare plaat.
JP5559805B2 (ja) 索道設備
EP0372554A3 (en) Electromagnetic relay
EP0234630B1 (en) Device for determining the location of a chain break for weaving looms with chain control strips
JPH063915U (ja) 物品格納装置における事故発生防止装置
US3889231A (en) Elevator signalling system
US3616762A (en) Overhead conveyor system
US3783978A (en) Stop control for elevators
CN1791548B (zh) 电梯的紧急停止装置
CN111392351B (zh) 一种物料输送设备
US3321063A (en) Material dispatching system
US3830379A (en) Automatic warehouse crane
GB2207897A (en) Conveyor apparatus utilising automotive cart
CN212268608U (zh) 一种物料输送设备
EP2793033A1 (en) Improved detecting or measuring apparatus
CN212335840U (zh) 一种全高转闸机芯
US3291933A (en) Electrical switch unit with thin strip mount and sequentially operated snap switches
KR840000980B1 (ko) 다접점 조명등의 점멸 스위치
JPH0137060Y2 (ja)
JPH0415262Y2 (ja)
US1219061A (en) Mechanism for automatically controlling elevator-cars.
KR100261687B1 (ko) 스위치
CN112953495B (zh) 一种金属接近感应并触发的电梯按钮
CN218022590U (zh) 裹包机控制***

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19950711