JPH0638910U - 採血針 - Google Patents

採血針

Info

Publication number
JPH0638910U
JPH0638910U JP8450292U JP8450292U JPH0638910U JP H0638910 U JPH0638910 U JP H0638910U JP 8450292 U JP8450292 U JP 8450292U JP 8450292 U JP8450292 U JP 8450292U JP H0638910 U JPH0638910 U JP H0638910U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
capsule
blood
blood collection
elastic body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8450292U
Other languages
English (en)
Inventor
昭利 渡辺
Original Assignee
株式会社メイテック
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社メイテック filed Critical 株式会社メイテック
Priority to JP8450292U priority Critical patent/JPH0638910U/ja
Publication of JPH0638910U publication Critical patent/JPH0638910U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、微量の血液を指や耳たぶ以外の毛
細血管から採取するときの採血針を、安全かつ簡便なだ
けでなく、経済的にも負担の少ないよう供給することに
ある。 【構成】 貫通穴の一部をテーパ部(10)とした、カ
プセル(1)に、針先端方向に突起した弾性体(8)を
有する、採血針(5)が治まる(図3a)。カプセルを
針駆動装置に取り付け、針駆動装置を作動することによ
り、採血針の頭がたたかれると、針先端がカプセルから
飛び出し、皮膚に刺さる。このとき弾性体はテーパ面に
沿ってたわむ(図3b)。穿刺後、採血針は弾性体とテ
ーパ面の反発により復帰し、皮膚より抜ける。針駆動装
置により引圧を与えると、カプセルを通して皮膚に伝わ
り、採血される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、微量の血液を採取するときに使用する針に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
糖尿病患者のように、患者の血液中の血糖濃度を常に監視していなければなら ない人達は、指先、耳たぶ等の皮膚に損傷を与え、血液を採取している。 この血液採取は1日1回〜数回であり、その負担は極めて大きい。 この負担は、例えば穿刺時の痛みと恐怖心であるが、神経の敏感な指先や耳た ぶ以外からは採血できないため、この負担は倍増し、しかも使用頻度の高い指先 のような場合は、採血後の傷跡が残って、菌の侵入により感染症にかかり易い問 題もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本出願人は、このような患者の負担をできるだけ軽減すべく、採血器の提案を した(特願平3−193544号、平成3年7月9日出願)。 この発明は、従来に較べ指先以外からも採血でき、痛みが少なく、衛生的であ るばかりでなく、操作が簡便で、恐怖心を軽減できる効果を持っていた。
【0004】 しかし、上述した発明では、使い捨てとなる、針を収納したカプセル部分のコ ストが高くなってしまうという不満が残った。
【0005】 よって、本考案は、上述した欠点を解決するために、コストの軽減を図ったも のである。
【0006】
【考案を解決するための手段】
採血針(5)を駆動させるための針駆動装置(14)に、取り付けるカプセル (1)を有し、カプセル(1)中央に貫通穴(7)を通す。貫通穴(7)は一部 分をテーパ部(10)とし、テーパ部(10)は基端方向(図面上方向)に向か って径が大きくなる形となっている。 採血針(5)は、側方に、先端方向(図面下方向)に向かって突起した弾性体 (8)を有している。 採血針(5)は、カプセル(1)の貫通穴(7)内に治まる。このとき、テー パ部(10)基端に弾性体(8)先端がのるようにし、弾性体(8)により採血 針(5)が支えられるようにする。
【0007】
【作用】
カプセル(1)を、針駆動装置(14)に取り付け、針駆動装置(14)を作 動させると、採血針(5)の基端がたたかれ、針先端がカプセル先端から飛び出 し、皮膚に刺さる。このとき、弾性体(8)はテーパ部(10)のテーパ面に沿 ってたわむ。 穿刺後、採血針(5)は弾性体(8)の反発力によって、基端方向に押され、 皮膚から抜かれ、もとの位置に戻る。針駆動装置(14)により引圧力を与える と、皮膚から血液が採取される。
【0008】
【実施例】
以下に、本考案の実施例を図面に基づき説明する。 図2に示すカプセル(1)は、中央に貫通穴(7)を通す。貫通穴(7)は一 部をテーパ部(10)とし、テーパ部(10)は基端方向(図面上方向)に向か って径の大きくなる形となっている。 図1に示す採血針(5)は、針(4)の回りを、側方に、先端方向(図面下方 向)に向かって突起した弾性体(8)を有した支持部(3)で覆い、針先端を支 持部(3)と一体で成形した保護部(6)で覆う。 支持部(3)の外径を、カプセル(1)のテーパ部(10)基端の径に合わせ 、採血針(5)が、貫通穴(7)内を穴方向に自由に動作できるように設定する 。
【0009】 採血針(5)先端の保護部(6)をはずし、カプセル(1)の基端側から採血 針(5)をカプセル(1)に差し込む。このとき、カプセル(1)の基端からテ ーパ部(10)先端までの長さを、針先端から弾性体(8)先端までの長さより 、長く設定することにより、針先端を痛めることなく採血針(5)をカプセル( 1)内に治めることができる。 採血針(5)は、カプセル(1)内のテーパ部(10)基端に弾性体(8)先 端がのるように治まる。(図3a)。このとき、支持部(3)の基端部は、カプ セル(1)内から突出し、使用者はここをつまんで採血針(5)の抜き差しを行 う。これにより、安全かつ簡単に操作が行える。
【0010】 採血針(5)の治まったカプセル(1)を、針駆動装置(14)に取り付ける (図4)。カプセル(1)基端を、針駆動装置(14)先端の穴に差し込むだけ で取り付けることができる。 押し部(13)を押すことによって、針駆動装置(14)を作動させると、例 えば、バネの反発力、あるいは、磁石の吸引力等によってハンマー(15)が飛 び出し、採血針(5)の基端をたたく。採血針(5)は、その先端がカプセル( 1)先端から飛び出し、皮膚に刺さる。このとき、弾性体(8)は、テーパ部( 10)に沿ってたわむ(図3b)。穿刺後、ハンマー(15)が後退すると、採 血針(5)は、弾性体(8)の反発力により、皮膚から抜かれ、もとの位置に戻 る(図3a)。弾性体(8)がテーパ面を滑ることで、小さな穴内で比較的長い ストロークを得ることができ、しかも、弾性体(8)は、採血針(5)と一体で 成形できるため、コストの軽減もはかれる。 針駆動装置(14)により引圧力を与えると、引圧力がカプセル(1)を通し て皮膚に伝わり、皮膚から血液が採取される。
【0011】 血液採取後、採血針(5)をカプセル(1)からはずし、針先端に保護部(6 )をはめる。保護部(6)により、使用前後の採血針(5)が、衛生的かつ安全 に保たれる。
【0012】 本実施例においては、カプセル(1)は、繰り返し使用とし、採血針(5)だ けを使い捨てとして使用している。これにより、安い針だけを使用者に提供でき 、使用者の経済的負担も軽減できる。 別の実施例として、採血針(5)が始めからカプセル(1)内に治まっていて 、カプセル(1)も使い捨てにした場合でも、針の復帰に使う弾性体(8)が採 血針(5)と一体で成形されているため、コストが大幅に増えるわけではなく、 しかも、操作がより簡便になる利点が得られる。 また、図5に示すように、弾性体(8)と針(4)はプレス成形により、一体 で製造することができ、これにより、さらにコストを下げることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】採血針の全体図を示す。
【図2】カプセルの全体図を示す。
【図3】採血針の動作図であり、aは穿刺前の針がセッ
トされた状態を示し、bは穿刺した状態を示す。
【図4】針駆動装置の全体図を示す。
【図5】針と弾性体を一体でプレス成形した場合の採血
針の全体図を示す。
【符号の説明】
1;カプセル、3;支持部、4;針、5;採血針、6;
保護部、7;貫通穴、8;弾性体、10;テーパ部、1
3;押し部、14;針駆動装置、15;ハンマ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央に貫通穴(7)を持ち、貫通穴
    (7)の一部をテーパ部(10)としたカプセル(1)
    と、 針先端方向に突起した弾性体(8)を有する針(4)よ
    り成る採血針。
JP8450292U 1992-10-27 1992-10-27 採血針 Pending JPH0638910U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8450292U JPH0638910U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 採血針

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8450292U JPH0638910U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 採血針

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0638910U true JPH0638910U (ja) 1994-05-24

Family

ID=13832425

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8450292U Pending JPH0638910U (ja) 1992-10-27 1992-10-27 採血針

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0638910U (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100272A1 (fr) * 2001-06-11 2002-12-19 Arkray, Inc. Corps de montage a element de perforation integre et procede de fabrication de ce dit corps
WO2007018215A1 (ja) * 2005-08-10 2007-02-15 Izumi-Cosmo Company, Limited 穿刺デバイスならびにそれを構成するランセットアッセンブリおよびインジェクターアッセンブリ
JPWO2006028096A1 (ja) * 2004-09-06 2008-05-08 テルモ株式会社 穿刺具
WO2009148133A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 株式会社ライトニックス 穿刺針カートリッジ及び穿刺装置
WO2010147148A1 (ja) * 2009-06-19 2010-12-23 泉株式会社 ランセット穿刺機構

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002100272A1 (fr) * 2001-06-11 2002-12-19 Arkray, Inc. Corps de montage a element de perforation integre et procede de fabrication de ce dit corps
JPWO2006028096A1 (ja) * 2004-09-06 2008-05-08 テルモ株式会社 穿刺具
JP4644678B2 (ja) * 2004-09-06 2011-03-02 テルモ株式会社 穿刺具
WO2007018215A1 (ja) * 2005-08-10 2007-02-15 Izumi-Cosmo Company, Limited 穿刺デバイスならびにそれを構成するランセットアッセンブリおよびインジェクターアッセンブリ
WO2009148133A1 (ja) * 2008-06-05 2009-12-10 株式会社ライトニックス 穿刺針カートリッジ及び穿刺装置
JPWO2009148133A1 (ja) * 2008-06-05 2011-11-04 株式会社ライトニックス 穿刺針カートリッジ及び穿刺装置
JP5386673B2 (ja) * 2008-06-05 2014-01-15 株式会社ライトニックス 穿刺針カートリッジ及び穿刺装置
US8679144B2 (en) 2008-06-05 2014-03-25 Lightnix, Inc. Puncture needle cartridge and puncture device
WO2010147148A1 (ja) * 2009-06-19 2010-12-23 泉株式会社 ランセット穿刺機構
JP2011000322A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Izumi-Cosmo Co Ltd ランセット穿刺機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4732652B2 (ja) 標本採取の切開装置
JP3993529B2 (ja) 採血システム
US5304192A (en) Lancet with locking cover
EP1787583B1 (en) Cap for a lancing drive
JP3572017B2 (ja) 切開部から体液を吸引・汲み出しする装置
HU219921B (hu) Vérvételi eszköz, különösen ujjbegyből történő vérvételre
US20070032813A1 (en) Lancing device with pivoting end cap
US20030220663A1 (en) Lancet device
US20060089566A1 (en) Blood expression device
WO2005034721A2 (en) Lancing device end cap with blood-directing contact face
JPH0563506U (ja) 簡易採血器
WO2005034778A1 (en) Lancing device end cap with flexing contact elements
WO2005034741A1 (en) Lancing device end cap with skin-engaging jaws
KR100642795B1 (ko) 침관
JPH0638910U (ja) 採血針
KR100380237B1 (ko) 재사용이 불가능한 일회용 자동채혈침
JPH0337935B2 (ja)
JPH0638908U (ja) 採血針
CN212547013U (zh) 一种皮肤组织取样采集装置
KR20210091844A (ko) 사혈기
CN2387859Y (zh) 一次性采血针
JPH0595937A (ja) 採血器
JPH08187237A (ja) 採血針,採血用補助具及び採血器
KR200297562Y1 (ko) 개방형 캡을 구비한 란셋장치
KR200212718Y1 (ko) 재사용이 불가능한 일회용 자동채혈침