JPH0638739Y2 - スライドドアと給油口扉のインタ−ロツク装置 - Google Patents

スライドドアと給油口扉のインタ−ロツク装置

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JPH0638739Y2
JPH0638739Y2 JP765687U JP765687U JPH0638739Y2 JP H0638739 Y2 JPH0638739 Y2 JP H0638739Y2 JP 765687 U JP765687 U JP 765687U JP 765687 U JP765687 U JP 765687U JP H0638739 Y2 JPH0638739 Y2 JP H0638739Y2
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JP
Japan
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door
stopper member
opening
slide door
lock mechanism
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP765687U
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JPS63114816U (ja
Inventor
哲雄 内村
浩史 井上
賢二 柳田
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はスライドドアと給油口扉のインターロック装置
に関する。
[従来の技術] バン型車両等において、サイド乗降口を開閉するスライ
ドドアが開放時に通過するボデー側面に給油口を設けた
ものがあり、該給油口には、通常、閉鎖時にボデーパネ
ルと連続面をなす開閉扉が設けられる。
ところで、給油中にスライドドアを開けると給油パイプ
等と干渉して損傷を受けることがあるため、スライドド
アと給油口扉の開閉にインターロックを設けることが考
えられ、例えば実開昭59-179966号では、乗降口開口縁
にスライドドアの開放を検知する検知装置とスライドド
アのロック解除を禁止するストッパを設け、スライドド
ア開放時には給油口扉の開放を禁止するとともに、給油
口扉の開放時にはスライドドアのロック解除を禁止する
開扉抑止装置が提案されている。
[考案が解決しようとする問題点] 上記装置はスライドドアと給油パイプ等の干渉を有効に
防止することができるが、乗降口開口縁の限られたスペ
ースに検知装置とストッパを離れた位置に設けているた
めに、設置に手間取る上に構造が比較的複雑になるとい
う問題点がある。
本考案はかかる問題点に鑑み、検知装置とストッパを同
位置に近接して設けることを可能として、設置容易でか
つ構造も簡単なスライドドアと給油口扉のインターロッ
ク装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本考案の構成を第1図で説明すると、スライドドアDの
閉鎖端面P1に対向する車両ボデー開口縁P2に上記スライ
ドドアDに向けて進退自在に設けられ、進出位置にて上
記スライドドアDのロック機構61の解除を阻止する棒状
の第1のストッパ部材1と、該第1のストッパ部材1内
にバネ力により第1のストッパ部材1の外周面より突出
すべく設けられた係止片11と、上記第1のストッパ部材
1の外周に沿って軸方向へ移動自在に設けられバネ力に
よって先端が閉鎖状態のスライドドアDの上記閉鎖端面
P1に当接せしめられるとともに、スライドドアDの開放
移動に伴って上記車両ボデー開口縁P2より進出し上記係
止片11上より移動して係止片11を上記第1のストツパ部
材1の外周面より突出せしめるドア開閉検出部材3と、
車両ボデーに設けられ突出した上記係止片11を係止せし
めて上記第1のストッパ部材1の後退移動を阻止する係
止部41と、連結部材51,52により上記第1のストッパ部
材1に一体に連結されて上記給油口扉Eのロック機構71
に向けて進退自在に設けられ、上記第1のストッパ部材
1の後退移動が阻止された時に進出状態にて上記給油口
扉Eのロック機構71の解除を阻止するとともに、閉鎖さ
れたスライドドアDの閉鎖端面P1により上記ドア開閉検
出部材3が押圧後退せしめられて上記係止片11が上記第
1のストッパ部材1内に押し込まれた状態で可能とな
る、給油口扉Eのロック機構71の解除作動に伴って移動
して、上記連結部材51,52を介して上記第1のストッパ
部材1を進出位置に移動せしめる第2のストッパ部材2
とを具備している。
[作用] スライドドアDが閉鎖されている第1図の状態では、ド
ア開閉検出部材3は先端がドア閉鎖端面P1に当接して後
退位置にある。この状態では上記ドア開閉検出部材3は
第1のストッパ部材1に設けた係止片11の上に有り、係
止片11はストッパ部材1外周面からの突出を阻止されて
いる。したがって、上記第1のストッパ部材1は進退移
動自在である。
ここにおいて、給油口扉Eのロック機構71を解除すると
第2のストッパ部材2が移動し、連結部材51、52を介し
て上記第1のストッパ部材1が進出位置(第1図の状
態)に移動せしめられる。しかして、スライドドアDの
ロック機構61の解除が阻止される。
給油口扉Eのロック機構71が作動している場合(第2
図)には、上記第1のストッパ部材1は後退する。ここ
で図示の如くスライドドアDが開放されていると、ドア
開閉検出部材3は車両ボデー開口縁P2より進出し、上記
係止片11がストッパ部材1外周面より突出する。突出し
た係止片11は車両ボデーに設けた係止部41に係止され、
第1のストッパ部材1の後退移動が阻止される。
この時、連結部材51、52により上記第1のストッパ部材
1に連結された第2のストッパ部材2は進出状態のまま
で移動不可となり、これにより給油口扉Eのロック機構
71の解除が阻止される。
[効果] 以上の如く、本考案のインターロック装置によれば、ス
ライドドア開放時には給油口扉の開放が禁止され、一
方、給油口扉の開放時にはスライドドアの開放が禁止さ
れて、両者の干渉が回避され、給油パイプ等によるスラ
イドドアの損傷が防止される。
本考案によれば、第1のストッパ部材とドア開閉検出部
材とを同位置に近接して設けることができるから、設置
スペースが少なくてすむ上に、組付けが容易であり、か
つ構造も比較的簡単である。
[実施例] 第1図において、スライドドアDの閉鎖端面パネルP1に
対向する車両ボデー開口縁パネルP2には中央部をコ字状
に屈曲せしめた取付ブラケット4が設けてあり、該取付
ブラケット4の中心には上記パネルP2を水平に貫通して
筒状のドア開閉検出部材3が配設してある。ドア開閉検
出部材3は軸方向へ進退自在であり、取付ブラケット4
の内壁との間に設けたバネ部材42により進出方向へ付勢
され、その先端は閉鎖状態のスライドドアDの閉鎖端面
パネルP1に当接している。上記ドア開閉検出部材3には
上側筒壁の一ヵ所に開口31が設けてある。
また、上記開口31近傍の取付ブラケット4内周にはドア
開閉検出部材3に向けて凸状係止部41が設けてある。
上記ドア開閉検出部材3内には棒状の第1のストッパ部
材1が軸方向へ移動自在に設けてあり、その先端は上記
開口縁パネルP2と閉鎖端面パネルP1を貫通してスライド
ドアD内に至り、ロックラッチ解除レバー61の上方に位
置している。上記ストッパ部材1の後端は連結レバー51
に結合してあり、結合部とドア開閉検出部材3の内周突
起部との間にはガタの発生を防止するバネ部材43が設け
てある。
上記第1のストッパ部材1には中間位置に係止片11が設
けてあり、該係止片11はストッパ部材1に設けた貫通口
12内に位置している。すなわち、係止片11は三角形状を
なし、角部を上記貫通口12周縁に回転自在に連結してあ
る。上記係止片11は底辺に沿って配した板バネ13(第3
図)により上方へ回転突出すべく付勢されており、その
上端はドア開閉検出部材3の内周に当接している。
ロックラッチ解除レバー61はスライドドアDのロックラ
ッチ62(第5図)を解除回転可能となすもので、支軸61
1を中心に矢印方向へ回転することで上記ロックラッチ6
2の解除が可能となる。上記第1のストッパ部材1の先
端は上記ロックラッチ解除レバー61の一端上方近くに位
置しており、この状態で該解除レバー61の回転を阻止し
ている。
上記連結レバー51の一端は給油口ボックスB近くに至っ
ており、該ボックスBに設けた連結レバー52の上端に回
転自在に結合してある。連結レバー52の下端は上記給油
口ボックスBに回動自在に連結してあり、上記連結レバ
ー52の中間部にはボックスB内に突出せしめて棒状の第
2のストッパ部材2が設けてある。該ストッパ部材2の
先端は給油口扉Eに設けて解除状態としたキーシリンダ
72(第6図)の端部に設けた係合体71の上方へ至ってい
る。なお、上記ストッパ部材2の先端は下面が傾斜して
いる。
上記連結レバー52の下端部と給油口ボックスB側壁との
間にはバネ部材53が設けてあり、該バネ部材53により連
結レバー52は第1図の左方へ傾動付勢されている。
すなわち、給油口扉Eのキーシリンダ72が解除されて、
扉Eが開放可能な第1図の状態ではバネ部材53により連
結レバー52が傾動し、連結レバー51を介して第1のスト
ッパ部材1が閉鎖状態のスライドドアD内のロックラッ
チ解除レバー61近傍へ進出せしめられてスライドドアD
の開放が禁止される。
一方、上記キーシリンダ72をロック状態に回転すると、
これに伴って係合体71が回転し、第2のストッパ部材2
を押圧後退せしめてこれの先端と係合する(第1図鎖線
および第6図鎖線)。この過程で上記連結レバー51は右
方へ移動し、第1のストッパ部材1は後退する。かくし
て、スライドドアDの開放が可能となる。この時、第1
のストッパ部材1の係止片11は取付ブラケット4の係止
部41の近傍に至る(第3図)。
なお、連結レバー52の中間部には運転席に設けたオープ
ナレバー82より至る操作ワイヤ81の一端が結合してあ
る。
スライドドアDが開放されるとドア開閉検出部材3はバ
ネ部材42により進出移動せしめられ(第2図)、上記検
出部材3に設けた開口31が係止片11の直上に進出する
(第4図)。これにより、係止片11は貫通口12内より上
記開口31内へ突出回動し、上端がドア開閉検出部材3の
上方へ露出する。しかして、第1のストッパ部材1の後
退移動は、上記係止片11の上端が取付ブラケット4内周
壁の係止部41に当接することにより阻止される。
この状態で、給油口扉Eのキーシリンダ72を解除方向へ
回転するには一旦第2のストッパ部材2を係合体71で押
圧後退せしめる必要があるが、上述の如く第1のストッ
パ部材1の後退移動が規制されているから、上記キーシ
リンダ72の解除回転はなし得ず、給油口扉Eの開放は阻
止される。
この状態でスライドドアDが閉じられると、その閉鎖端
面パネルP1がドア開閉検出部材3に当接してこれを押圧
後退せしめる。静止している第1のストッパ部材1の係
止片11は、上記検出部材3の後退(第4図の右方)に伴
ってその傾斜面が押圧され、係止部41と干渉することな
く時計方向へ回転して第1のストッパ部材1の貫通口12
内に押し込まれ、第1図の鎖線および第3図で示す状態
となる。
これにより、第1のストッパ部材1の後退が可能とな
り、給油口扉Eのキーシリンダ72の解除回転をなし得
る。
なお、緊急時には、第1図の状態でオープナレバー82を
引くことにより第1のストッパ部材1は強制的に後退せ
しめられ、給油口扉Eが開いていてもスライドドアDの
開放が可能となる。
以上の如くして、本考案のインターロック装置によれ
ば、車両ボデー開口縁に設置スペースを要することな
く、スライドドアと給油口扉の干渉を防止することがで
きる。
本考案は、給油口扉をキーシリンダで開放するものに限
られず、オープナレバーにより開放するものにも適用で
きることはもちろんである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はインターロック装置の全体構造を
示す部分断面側面図、第3図および第4図はインターロ
ック装置の要部断面図、第5図はスライドドアロック機
構の正面図、第6図は給油口扉の部分斜視図である。 1……第1のストッパ部材 11……係止片 13……板バネ 2……第2のストッパ部材 3……ドア開閉検出部材 31……開口 4……取付ブラケット 41……係止部 51、52……連結レバー(連結部材) 61……ロックラッチ解除レバー(スライドドアロック機
構) 71……係合体(給油口扉ロック機構 72……キーシリンダ D……スライドドア E……給油口扉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−177867(JP,U) 実開 昭59−179966(JP,U) 実公 昭62−17572(JP,Y1) 実公 昭50−20428(JP,Y1)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スライドドアが開放時に通過するサイドボ
    デーに扉を設けた給油口を開口せしめた車両において、
    上記スライドドアの閉鎖端面に対向する車両ボデー開口
    縁に上記スライドドアに向けて進退自在に設けられ、進
    出位置にて上記スライドドアのロック機構の解除を阻止
    する棒状の第1のストッパ部材と、該第1のストッパ部
    材内にバネ力により第1のストッパ部材の外周面より突
    出すべく設けられた係止片と、上記第1のストッパ部材
    の外周に沿って軸方向へ移動自在に設けられバネ力によ
    って先端が閉鎖状態のスライドドアの上記閉鎖端面に当
    接せしめられるとともに、スライドドアの開放移動に伴
    って上記車両ボデー開口縁より進出し上記係止片上より
    移動して係止片を上記第1のストツパ部材の外周面より
    突出せしめるドア開閉検出部材と、車両ボデーに設けら
    れ突出した上記係止片を係止せしめて上記第1のストッ
    パ部材の後退移動を阻止する係止部と、連結部材により
    上記第1のストッパ部材に一体に連結されて上記給油口
    扉のロック機構に向けて進退自在に設けられ、上記第1
    のストッパ部材の後退移動が阻止された時に進出状態に
    て上記給油口扉のロック機構の解除を阻止するととも
    に、閉鎖されたスライドドアの閉鎖端面により上記ドア
    開閉検出部材が押圧後退せしめられて上記係止片が上記
    第1のストッパ部材内に押し込まれた状態で可能とな
    る、給油口扉のロック機構の解除作動に伴って移動し
    て、上記連結部材を介して上記第1のストッパ部材を進
    出位置に移動せしめる第2のストッパ部材とを具備した
    ことを特徴とするスライドドアと給油口扉のインターロ
    ック装置。
JP765687U 1987-01-22 1987-01-22 スライドドアと給油口扉のインタ−ロツク装置 Expired - Lifetime JPH0638739Y2 (ja)

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JPS63114816U JPS63114816U (ja) 1988-07-23
JPH0638739Y2 true JPH0638739Y2 (ja) 1994-10-12

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ID=30791312

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