JPH063865B2 - 同調回路装置 - Google Patents

同調回路装置

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JPH063865B2
JPH063865B2 JP60042380A JP4238085A JPH063865B2 JP H063865 B2 JPH063865 B2 JP H063865B2 JP 60042380 A JP60042380 A JP 60042380A JP 4238085 A JP4238085 A JP 4238085A JP H063865 B2 JPH063865 B2 JP H063865B2
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tuning
tuning circuit
varicap
capacitor
variable capacitance
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、可変容量ダイオードを使用した同調回路装
置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、ラジオ受信機などにおける複数の同調回路
に、1チップ化された複数の可変容量ダイオードを使用
する場合、その接続を特別の関係とすることにより、複
数の同調回路間の干渉を防止するようにしたものであ
る。
〔従来の技術〕
スーパーヘテロダイン受信機において、その同調回路
(共振回路)に同調素子としてバリキャップ(可変容量
ダイオード)を使用した場合、一般に第3図に示すよう
に構成される。
すなわち、同図において、バーアンテナコイルL1と、
バリキャップD1と、バイパスコンデンサC1とによりア
ンテナ同調回路(1)が構成され、その同調出力がミキサ
回路(3)に供給されると共に、コイルL2と、バリキャッ
プD2と、バイパスコンデンサC2とにより局部発振回路
(4)の共振回路(2)が構成され、その局部発振信号がミキ
サ回路(3)に供給される。そして、このとき、可変バイ
アス電源(5)からデカップリング用の抵抗器R1,R2
通じてバリキャップD1,D2に選局電圧(制御電圧)V
cが供給されてバリキャップD1,D2の容量が制御さ
れ、これにより受信周波数が変更される。
また、オートダイン受信機(ストレート受信機)や入力
段に高周波アンプを有するスーパーヘテロダイン受信機
では、その入力段が例えば第4図に示すように構成され
る。
すなわち、同図において、素子L1,D1,C1によりア
ンテナ同調回路(1)が構成されると共に、素子L2
2,C2により段間同調回路(2)が構成され、同調回路
(1)の同調出力が、高周波アンプ(6)を通じて同調回路
(2)に供給されてさらに選択されて取り出される。そし
て、このとき、選局電圧Vcが抵抗器R1,R2を通じて
バリキャップD1,D2に供給される。
このように、複数の同調回路(1),(2)がある場合には、
上述のようにバイパスコンデンサC1,C2及びデカップ
リング抵抗器R1,R2により同調回路(1)と(2)とを高周
波的に分離して相互干渉を生じないようにする必要があ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、バリキャンプとして第5図に示すように、同
一の半導体チップCP上に、複数、例えば2つのバリキ
ャップD1,D2を構成すると共に、それらのアノード電
極は端子A1,A2として独立に取り出すが、カソード電
極は端子Kとして共通に取り出すようにした複合バリキ
ャップD12が製造されている。そして、このような複合
バリキャップD12によれば、1つの半導体チップCP上
にバリキャップD1,D2が隣り合って形成されているの
で、バリキャップD1,D2の特性をそろえることがで
き、従来のように別個のバリキャップを選別したりラン
ク分けしたりして使用する必要がなくなる。また、製造
コストも安くできるなどのメリットがある。
ところが、この複合バリキャップD12を第3図あるいは
第4図の同調回路(1),(2)に使用するときには、トラブ
ルを生じてしまう。すなわち、この複合バリキャップD
12を第3図あるいは第4図の同調回路(1),(2)に使用す
るときには、第6図に示すようにバイパスコンデンサC
3及びデカップリング抵抗器R3に持続されることにな
る。そして、この場合、当然のことながら、複合バリキ
ャップD12においては、バリキャップD1,D2のカソー
ド電極から端子Kを見たときのインピーダンスは十分に
小さくなるようにされてバリキャップD1とD2との間に
干渉を生じないようにされている。
しかし、この第6図の接続においては、同調回路(1)の
共振電流I1がコンデンサC3を流れると共に、同調回路
(2)の共振電流I2もコンデンサC3を流れるので、コン
デンサC3にインピーダンスがあると、同調回路(1)と
(2)の間に干渉を生じてしまう。従って、コンデンサC3
のインピーダンスは十分に小さい必要があり、そのため
には、コンデンサC3の容量が十分に大きく、かつ、等
価直列抵抗が十分に小さい必要があるが、受信周波数が
中波帯のように低いときには、そのような条件を完全に
満足することは困難であり、またコンデンサC3を大き
くするとバイアス供給のでデカップリング抵抗R3との
時定数が大きくなりすぎ、同調周波数が設定値となるの
に時間遅れが生じ同調フィーリングを悪くする結果とし
て、同調回路(1)と(2)との間に干渉を生じてしまい、異
常発振を生じたり、動作が不安定になったりしてしま
う。
この発明は、このような問題点を解決しようとするもの
である。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この発明においては、同調回路(1),(2)を例
えば第1図あるいは第2図に示すように構成する。
〔作用〕
同調回路(1)の共振電流I1は、抵抗R1,R2の値をコン
デンサC1のインピーダンスに比較し充分高くする事に
より素子L1,D1,C1のループを流れ、同調回路(2)の
共振電流I2は、素子L2,D2,C2のループを流れ、電
流I1がコンデンサC2を流れたり、電流I2がコンデン
サC1を流れることがない。従って、コンデンサC1,C
2に多少のインピーダンスがあっても同調回路(1)と(2)
との間の干渉を生じることがなく、従って、異常発振を
生じたり、動作が不安定になったりすることがない。
しかも、そのための構成は著しく簡単である。
〔実施例〕
すなわち、第1図に示す例においては、複合バリキャッ
プD12のアノード端子A1と接地との間に、バーアンテ
ナコイルL1とデカリップリング抵抗器R1とが直列接続
されると共に、素子L1,R1の接続中心と複合バリキャ
ップD12のカソード端子Kとの間に、バイパスコンデン
サC1が接続されてアンテナ同調回路(1)が構成される。
また、複合バリキャップD12のアノード端子A2と接地
との間に、局発コイルまたは段間コイルL2が接続さ
れ、カソード端子Kと接地との間に、バイパスコンデン
サC2が接続されて局発回路の共振回路または段間同調
回路(2)が構成される。
さらに、可変バイアス電源(5)からの選局電圧(制御電
圧)Vcが、デカップリング抵抗器R3を通じてカソー
ド端子Kに供給される。
このような構成によれば、コイルL1とバリキャップD1
とはコンデンサC1を通じて並列接続されているので、
これらの素子L1,D1は同調回路(1)として作用する。
また、コイルL2とバリキャップD2とはコンデンサC2
を通じて並列接続されているので、これら素子L2,D2
は同調回路(2)として作用する。
そして、このとき、電源(5)→抵抗器R3→バリキャップ
1→コイルL1→抵抗器R1→電源(5)のループにより選
局電圧VcがバリキャップD1に供給されると共に、電
源(5)→抵抗器R3→バリキャップD2→コイルL2→電源
(5)のループにより選局電圧VcがバリキャップD2に供
給される。
従って、同調回路(1),(2)の同調周波数は選局電圧Vc
に対応して連動して変化する。
そして、この場合、同調回路(1)の共振電流I1は、素子
1,D1,C1のループを流れ、同調回路(2)の共振電流
2は、素子L2,D2,C2のループを流れ、電流I1
コンデンサC2を流れたり、電流I2がコンデンサC1
流れることがない。従って、コンデンサC1,C2に多少
のインピーダンスがあっても同調回路(1)と(2)との間に
干渉を生じることがなく、従って、異常発振を生じた
り、動作が不安定になったりすることがない。
しかも、そのための構成は著しく簡単である。
第2図に示す例においては、素子L2,D2,C2,R
2が、素子L1,D2,C1,R1と同様に接続されて同調
回路(2)が構成されると共に、カソード端子Kと接地と
の間に、バイパスコンデンサC3が接続される。
このような構成によれば、コイルL1とバリキャップD1
とはコンデンサC1を通じて並列接続されているので、
これら素子L1,D1は同調回路(1)として作用する。ま
た、コイルL2とバリキャップD2とはコンデンサC2
通じて並列接続されているので、これら素子L2,D2
同調回路(2)として作用する。
そして、このとき、電源(5)→抵抗器R3→バリキャップ
1→コイルL1→抵抗器R1→電源(5)のループにより選
局電圧VcがバリキャップD1に供給されると共に、電
源(5)→抵抗器R3→バリキャップD2→コイルL2→抵抗
器R2→電源(5)のループにより選局電圧Vcがバリキャ
ップD2に供給される。
従って、同調回路(1),(2)の同調周波数は選局電圧Vc
に対応して連動して変化する。
そして、この場合、同調回路(1)の共振電流I1は、素子
1,D1,C1のループを流れ、同調回路(2)の共振電流
2は、素子L2,D2,C2のループを流れ、電流I1
コンデンサC2を流れたり、電流I2がコンデンサC1
流れることがない。従って、コンデンサC1.C2に多少
のインピーダンスがあっても同調回路(1)と(2)との間に
干渉を生じることがなく、従って、異常発振を生じた
り、動作が不安定になったりすることがない。
なお、上述においては、同調回路及び複合バリキャップ
内のバリキャップの数が2つの場合であるが、3つ以上
の場合も同様に構成できる。
〔発明の効果〕
同調回路(1)の共振電流I1は、素子L1,D1,C1のル
ープを流れ、同調回路(2)の共振電流I2は、素子L2
2,C2のループを流れ、電流I1がコンデンサC2を流
れたり、電流I2がコンデンサC1を流れることがない。
従って、コンデンサC1,C2に多少のインピーダンスが
あっても同調回路(1)と(2)との間に干渉を生じることが
なく、従って、異常発振を生じたり、動作が不安定にな
ったりすることがない。
しかも、そのための構成は著しく簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図,第2図はこの発明の一例の接続図、第3図〜第
6図はその説明のための図である。 (1),(2)は同調回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の可変容量ダイオードを有し、 これら複数の可変容量ダイオードの一方の電極がそれぞ
    れ独立した端子として取り出され、 他方の電極が共通の端子として取り出されている複合可
    変容量ダイオードを使用し、 上記複数の可変容量ダイオードが、複数の同調用のコイ
    ルに同調素子としてそれぞれ接続される同調回路装置に
    おいて、 上記複数の可変容量ダイオードの上記独立した端子が、
    上記同調用のコイルの一方の端子にそれぞれ直結され、 上記複数の可変容量ダイオードの上記共通した端子が、
    それぞれバイパスコンデンサを通じて上記同調用のコイ
    ルの他方の端子に接続され、 上記複数の可変容量ダイオードに、制御電圧が並列に供
    給され、 この制御電圧により上記複数の同調回路の同調周波数が
    連動して変化させられるようにした同調回路装置。
JP60042380A 1985-03-04 1985-03-04 同調回路装置 Expired - Lifetime JPH063865B2 (ja)

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US06/831,518 US4703292A (en) 1985-03-04 1986-02-21 Tuning circuit apparatus
CA000502734A CA1246256A (en) 1985-03-04 1986-02-26 Tuning circuit apparatus
NL8600506A NL8600506A (nl) 1985-03-04 1986-02-27 Afstemschakelinginrichting.
GB08604984A GB2172160B (en) 1985-03-04 1986-02-28 Tuning circuit apparatus
DE3606905A DE3606905C2 (de) 1985-03-04 1986-03-03 Abstimmschaltungsanordnung
FR868602930A FR2578366B1 (fr) 1985-03-04 1986-03-03 Dispositif a circuits d'accord

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08230936A (ja) * 1995-02-23 1996-09-10 Nagasa Kako Kk 缶吊り下げ具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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