JPH0638390A - 再充電可能電気エネルギー蓄電池を充電する装置 - Google Patents

再充電可能電気エネルギー蓄電池を充電する装置

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JPH0638390A
JPH0638390A JP5152609A JP15260993A JPH0638390A JP H0638390 A JPH0638390 A JP H0638390A JP 5152609 A JP5152609 A JP 5152609A JP 15260993 A JP15260993 A JP 15260993A JP H0638390 A JPH0638390 A JP H0638390A
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    • H02J7/00Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
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    • H02J7/0013Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries acting upon several batteries simultaneously or sequentially
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    • H02J7/0018Circuits for equalisation of charge between batteries using separate charge circuits

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  • Power Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の蓄電池を充電するときに容量の少ない
ものを保護する。 【構成】 充電器(1)は、それぞれが蓄電池(2)の
1つの電池群(2.1から2.n)に接続する複数の別
個の充電回路(3.1から3.n)を具備する。この構
成は、最大容量が最も少ない1つ又は複数の電池を損傷
する危険を実質的に減少させつつ、蓄電池(2)を完全
に充電させることができる。蓄電池の充電への適用。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1の複数の電池を具
備する再充電可能電気エネルギー蓄電池を充電する装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】以下の説明を必要以上に複雑にしないた
めに、ここで使用する「充電器」及び「蓄電池」という
用語は、それぞれ、そのような装置と、そのような再充
電可能電気蓄電池とを指す。さらに、同じ理由により、
蓄電池により供給される電気エネルギーを回復するとい
う目的のために、蓄電池をしばらく使用した後に実行さ
れる動作(多くの場合、その動作を蓄電池の再充電とい
う)を指示するときでさえ、そのような蓄電池の充電に
ついてのみ言及する。
【0003】日常のことばでは、蓄電池の「容量」とい
うとき、その用語は事実上は蓄電池の公称容量、すなわ
ち、通常はアンペア.時間単位で表わされ、蓄電池が一
杯に充電された後に所定の条件の下で理論上戻しうる電
気エネルギーの量を示す大きさを指示するために使用さ
れることが非常に多い。従って、この意味では、所定の
蓄電池の容量は一定の値を有している。しかしながら、
以下の説明の中では、「容量」という用語は、何れかの
瞬間に蓄電池が回復しうる電気エネルギーの量を表わす
大きさを指示するために使用されるので、その容量は蓄
電池の公称容量とは異なる場合もある最大値と、零値、
すなわち、蓄電池が一杯に充電されたとき及び完全に放
電されたときの値との間で変動自在である。
【0004】蓄電池を充電する方法は様々あるが、それ
らの方法は良く知られているので、ここではその全てに
ついては説明しない。それらの方法のうち、非常に頻繁
に使用されている1つの方法によれば、充電を2つの連
続するが、明確に異なる段階で実行する。それらの段階
の第1の段階の間には、充電器は、蓄電池の公称容量
と、蓄電池が放電された後に蓄電池を一杯に充電するた
めの最大許容時間とに従って選択される一定の大きさI
1を有する電流Iaを蓄電池に供給する。従って、たと
えば、200アンペア.時間の公称容量を有する蓄電池
の充電が10時間持続すると仮定すると、大きさI1の
選択値は20アンペアになる。ところが、この大きさI
1は蓄電池のメーカーが設定した最大値を絶対に越えて
はならない。その値を越えてしまうと、蓄電池を損傷す
る危険が生じるであろう。
【0005】蓄電池の端子間の電圧Uaが規則的に上昇
するこの第1の段階は、その電圧Uaが同様に蓄電池メ
ーカーにより設定されている値U1に達したときに終了
する。この第1の段階の終了時にはまだ完了していない
蓄電池の充電は第2の段階で終了する。この間には、充
電器は蓄電池の端子間の電圧Uaを前記の値U1に維持
する。その後、電流Iaは、蓄電池の容量が最大値に達
したときに非常に弱くなるまで減少する。この方法を実
行する充電器は、端子間電圧が上記の値U1より低い間
は上記の大きさI1を有する一定の電流を供給するよう
に、また、この端子間電圧が前記値U1を越えないよう
に構成された電源から構成されていれば良い。
【0006】別の、同様にしばしば使用されている方法
によれば、蓄電池の充電を1つの段階の中で実行する。
この場合、蓄電池の容量が増加する間に、容量が最大値
に達するときの非常に低い値に至るまで大きさが徐々に
減少してゆくような電流Iaを蓄電池に供給し、その間
に、蓄電池の端子間の電圧Uaは上記の値U1まで増加
する。この方法を実行する充電器は、値U1を有する無
負荷電圧を供給するように構成され且つ供給できる最大
電流の大きさが値I1を有するような内部抵抗を有する
電圧源から構成されていれば良い。
【0007】尚、蓄電池の端子間の電圧Uaはこの値U
1を越えてはならず、それを越えると、蓄電池を損傷
し、従って、蓄電池の寿命を縮める危険があることに注
意すべきである。しかしながら、この値U1は蓄電池の
充電中の温度に大きく左右される。従って、公知の充電
器は、多くの場合に、蓄電池の温度に従ってこの値U1
を調整する手段を含む。その手段は単純に手操作手段で
あっても良いが、自動であっても良く、自動の場合に
は、言うまでもなく、手段は蓄電池に配置される1つ又
はいくつかの温度測定用センサを含む。
【0008】最も簡単な公知の充電器においては、値U
1は一定である。すなわち、温度によって、蓄電池は完
全には充電されないか、又は損傷を受けるかのいずれか
となる。蓄電池の様々な電池が実際には全て同じ最大容
量を有しているわけではないということは良く知られて
いる。言いかえれば、蓄電池の充電中及び後の回復の間
にそれぞれの電池が蓄積しうる電気エネルギーの最大量
は実際には決して同じではない。これは、電池の最大容
量を決定する様々なパラメータ、たとえば、電池の体積
及び/又はその活性材料の化学的組成が電池ごとに厳密
に同一になるようにそれらの電池を製造することは実質
的には不可能なためである。さらに、それらのパラメー
タの中には、経時変化及び/又は温度に従って変化する
ものもある。
【0009】また、蓄電池の1つの電池が一杯に充電さ
れたとき、すなわち、その容量が最大値に達したとき
に、この電池に大きい電流を流し続けておくと、その電
流が電池を損傷する化学的現象及び/又は物理的現象を
発生させるために、これが望ましくないことも良く知ら
れている。そのような場合の電池の損傷の重大さは、流
れる電流の大きさに伴って増し、特に、この損傷の結
果、電池の最大容量をさらに減少させる。そこで、公知
の充電器によって蓄電池を充電する場合、この装置と共
にどの充電方法を採用したとしても、この蓄電池の全て
の電池に同じ電流が流れることは明白である。その結
果、最大容量が最小である蓄電池の電池は、その他の電
池がまだ最大容量に達していない時点で、その最大容量
に達してしまう。一般的には、この時点を確定すること
は不可能であるので、蓄電池の充電電流は、最大容量が
最小である電池が最大容量に達した後も、その電池に流
れ続ける。従って、この電池はその電流によって損傷さ
れるおそれが大きい。さらに、この電池に対して起こり
うる損傷は特に最大容量の減少をもたらすので、蓄電池
が再充電されるたびに、この電池は少しずつ一層劣化
し、最終的には完全に破壊されて、蓄電池全体が故障し
てしまう。
【0010】それらの欠陥は、蓄電池の電池の数が多い
ほど重大さを増す。たとえば、鉛蓄電池を先に説明した
第1の方法を実行する充電器により充電する場合を考え
る。そのような蓄電池の場合には、先に定義した値U1
を電池ごとに、たとえば、2.5ボルトに設定する。こ
の蓄電池が60個の電池を含んでいるならば、この値U
1は U1=60・2.5ボルト=150ボルト になる。また、他の59個の電池と区別するために電池
Exと呼ぶ60個の電池の中の1つがそれらの他の電池
の最大容量のそれぞれより小さい最大容量を有し、且つ
他の59個の電池の最大容量は全て等しいものと仮定す
る。この蓄電池を充電する第1の段階の間には、電池E
xの端子間の電圧が、t1により指示される瞬間に、そ
の他のそれぞれの電池の端子間電圧より前に2.5ボル
トの値に達するのは当然である。
【0011】さらに、この時点t1で、電池Ex以外の
59個の電池それぞれの端子間電圧はたとえば、わずか
2.3ボルトの値しかもたないと仮定する。従って、時
点t1における蓄電池の端子間電圧Uaはわずかに Ua=59・2.3ボルト+2.5ボルト =138.2ボルト である。そこで、充電器は蓄電池を充電する第1の段階
を中断せず、当然のことながら電池Exを含めて蓄電池
の電池を流れ続ける電流の大きさは一定のままである。
それぞれの電池の端子間電圧は上昇し続け、電池Exの
容量がその最大値に達したとき、電池Exの端子間電圧
は、たとえば、2.7ボルトの値できわめて急速に安定
する。時点t2として指示される瞬間に、蓄電池の端子
間の電圧Uaが150ボルトの上記の値に達し、充電器
が蓄電池の第1の充電段階を中断したとき、電池Ex以
外の59個の電流それぞれの端子間の電圧は、 (150ボルト−2.7ボルト)/59=2.497ボ
ルト と等しくなる。
【0012】この例のように、鉛蓄電池を一定の電流に
より充電する場合、蓄電池のそれぞれの電池の端子間電
圧の増加の速度は時間に関して一定ではないが、電圧が
上昇するにつれて遅くなり、電圧が値2.5ボルトに近
づいたときにはきわめて低速になることは知られてい
る。従って、蓄電池の電池Exを除く全ての電池の端子
間電圧が2.3ボルトに等しい時点t1から、その電圧
が2.5ボルトにほぼ等しくなる時点t2までに、かな
り長い時間が必要であることがわかる。
【0013】そのため、電池Exの容量が最大値に達し
てからかなり長い時間にわたってその電池を流れ続ける
大きな電流によって電池Exが損傷する危険は大きい。
実際には、蓄電池の様々な電池の最大容量は全て互いに
等しいというわけではないので、損傷を受ける危険のあ
る電池は1つにはとどまらず、最大容量が相対的に少な
く、蓄電池の第1の充電段階の終了以前に電圧が2.5
ボルトに達してしまう全ての電池にその危険がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、蓄電
池の電池のいずれかがその他の電池より小さい最大容量
を有する場合に、蓄電池の充電中に蓄電池を損傷する危
険を実質的に減少させるか、又はこの危険を完全に排除
さえする蓄電池充電装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲に記載する装置により達成されるのであるが、この
装置は、第1の複数の電池を具備する電気エネルギー蓄
電池を充電する装置であって、それぞれがそれらの電池
のうち1つの電池群を充電するための第2の複数の別個
の充電回路を具備し、それぞれの電池群は少なくとも1
つの前記電池を含むことを特徴としている。本発明のそ
の他の目的及び利点は、添付の図面に関連する以下の説
明から明白になるであろう。
【0016】
【実施例】本発明による充電器を図1に概略的に、限定
的でない例として示す。図中符号1は、同様に図1に示
されている蓄電池2を充電するための装置を示す。以下
の説明から明白になるであろう理由により、蓄電池2の
電池は図中符号2.1から2.nにより指示されている
n個の電池群に分割されており、この実施例では、各電
池群は同じ数の電池を含む。図1には、それらの電池群
のうち、初めの2つの電池群2.1及び2.2と、最後
の電池群2.nのみを示してある。同じ電池群の電池が
互いに直列に接続していることは言うまでもない。
【0017】各電池群2.1から2.nは、蓄電池2の
外から操作でき、その第1の電池の正端子に接続してい
る第1の端子と、同様に蓄電池2の外から操作でき、そ
の最後の電池の負端子に接続している第2の端子とを有
する。当然のことながら、それぞれの第1の端子と、第
2の端子はそれらが属している電池群の正端子と、負端
子とを夫々構成しており、それらの端子はその電池群と
同じ図中符号により指示されているが、ただし、図中符
号の後にそれぞれaとbの文字が付されている。
【0018】第1の電池群2.1の正端子2.1aと、
最後の電池群2.nの負端子2.nbとが蓄電池2の正
端子と、負端子とを夫々構成することは言うまでもな
い。当然のことながら、最後の電池群2.nの負端子を
除いて、各電池群の負端子は次に続く電池群の正端子に
接続しているので、蓄電池2の全ての電池は蓄電池2の
正端子2.1aと、負端子2.nbとの間で互いに直列
に接続していることになる。
【0019】充電器1は全体を図中符号3で示してある
複数の別個の充電回路から構成されており、それぞれの
充電回路は蓄電池2の電池群2.1から2.nの中の1
つの電池群を充電するためのものである。それらの充電
回路はそれぞれ図中符号3.1から3.nで表わされて
おり、各充電回路の図中符号の中の2番目の数字は、そ
の充電回路が充電しようとしている蓄電池2の電池群の
図中符号の2番目の数字と同じである。
【0020】各充電回路3.1から3.nは変圧器と、
その変圧器の二次巻線に接続する整流器回路とを含む。
それらの変圧器と整流器回路はそれぞれ図中符号4.1
から4.nと、5.1から5.nで示されており、それ
ぞれの変圧器と、それぞれの整流器回路の図中符号の中
の2番目の数字は、それらが一部を形成している充電回
路の図中符号の2番目の数字と同じである。変圧器4.
1から4.nの一次巻線は全ての充電回路3.1から
3.nに共通する入力端子3a及び3bに全て平行に接
続しており、それらの入力端子は交流電圧U6を発生す
る電源6の出力端子6a及び6bに接続している。
【0021】整流器回路5.1から5.nは専門家には
良く知られている数多くの整流器回路のいずれかと同じ
型のものであれば良いので、整流器回路については詳細
に説明しない。ただ、整流器回路の種類によっては、そ
れらが接続される変圧器の二次巻線に中央タップを設け
る必要があることに注意する。そのようなケースは図示
されていない。符号+により指示されている各整流器回
路5.1から5.nの正出力端子は、その整流器回路を
一部として含む充電回路の正出力端子を構成し、この正
出力端子は充電回路と同じ図中符号の後に文字aを付し
た図中符号によって示されている。同様に、符号−によ
り指示されている各整流器回路5.1から5.nの負出
力端子は、その整流器回路を一部として含む充電回路の
負出力端子を構成し、この負出力端子は充電回路と同じ
図中符号の後に文字bを付した図中符号によって示され
ている。
【0022】各充電回路3.1から3.nは先に述べた
ように蓄電池2の電池群2.1から2.nの中の1つの
電池群を充電するためのものであるので、それらの充電
回路3.1から3.nの出力端子3.1aから3.na
と、出力端子3.1bから3.nbのそれぞれは、当然
のことながら、同じ数字と、同じ文字とから成る図中符
号をもつ蓄電池2の端子に接続している。尚、場合によ
っては、蓄電池2を形成する電池群は内部接続により互
いに直列に接続されることに注意すべきである。すなわ
ち、それらの内部接続が蓄電池の外から操作できる単一
の端子にそれぞれ接続していることはもちろんである。
言いかえれば、最後の電池群を除く各電池群の負端子
と、図1の実施例ではそれとは別個である後続する電池
の正端子とは、2つの電池群に共通する唯一の同じ端子
を形成することになる。
【0023】図示されてはいないが、そのような場合、
最後の充電回路を除く各充電回路3.1から3.nの負
端子と、次の充電回路の正端子とは、言うまでもなく、
共に、それら2つの回路がそれぞれ充電しなければなら
ない2つの電池群に共通する蓄電池の端子に接続してい
る。この接続は2本の別個の導体又は1本の導体により
行われれば良いが、その場合、最後の充電回路の負端子
を除く各充電回路3.1から3.nの負端子は、充電器
1の中の次に続く充電回路の正端子に接続されることに
なる。また、たとえば、固定された不動の設備における
ように充電器1と蓄電池2とが互いに永久に近接してい
る場合、又は充電器1と蓄電池2が共に自動車に取り付
けられている場合には、充電器1と蓄電池2との間の様
々な接続を固定しても良いことに注意しなければならな
い。たとえば、充電器1が固定されており、自動車など
の可動装置の一部を形成する蓄電池を充電することを目
的としている場合には、それらの様々な接続を取り外し
自在にしても良い。
【0024】また、交流電源6を省略しても良く、この
場合には変圧器4.1から4.nの一次巻線は、全て、
電気エネルギー源、たとえば、商用電源に状況に応じて
固定接続されるか、又は取り外し自在に接続されること
にも注意すべきである。ところが、そのような電源から
得られる交流電圧の周波数は概してきわめて低く、たと
えば、50Hz又は60Hzであるので、そのために、変圧
器4.1から4.nを非常に大形にしなければならな
い。このために、多くの場合、10KHz から20KHz 程
度に相対的に高い周波数、あるいは、それよりさらに高
い値の周波数を有する交流電圧を発生する発電機の形態
をとる電源6を設けると有利である。この値の周波数に
対しては、所定の電力を伝送する変圧器の体積は最小で
あり、従って、その価格が最低になることは知られてい
る。そのような電源の1例を以下に説明する。
【0025】図1の充電器1を、蓄電池2の電池群2.
1から2.nを充電する公知のいずれかの方法を実現す
るように構成することができる。従って、たとえば、充
電器1を先に説明した第2の充電方法に従って動作させ
る場合には、変圧器4.1から4.n及び整流器回路
5.1から5.nと、必要に応じて電源6とを、蓄電池
2のメーカーが指定した上記の値をU1とし且つ電池群
2.1から2.nの数をnとするとき、それぞれの充電
回路3.1から3.nにより供給される無負荷電圧がほ
ぼU1/nに等しい値を有するように、また、それぞれ
の充電回路3.1から3.nにより供給できる最大電流
が充電動作の開始時に蓄電池2に供給することが望まれ
る最大電流−これは蓄電池2の最大容量と、充電の許容
時間とに従って選択される−と等しくなるように、寸法
設定すれば十分である。
【0026】充電器1をこのように構成すると、それぞ
れの電池群2.1から2.nが吸収する電流の量と、そ
の端子間の電圧とは、蓄電池2の充電の開始時には、そ
の瞬時におけるその電池群の容量によって決まる値を有
する。容量が小さければ、この量はそれだけ多く、この
電圧はそれだけ低い。この容量が大きくなるにつれて、
この電池群の充電電流は減少し、その端子間の電圧は、
その他の電池群の容量とは無関係に、値U1/nまで上
昇する。
【0027】先に説明した第1の方法により充電すべき
電池60個の鉛蓄電池の例に戻ると、この蓄電池を図1
の充電器1のような充電器によって充電できるようにす
るために、60個の電池を電池6個ずつの10の電池群
に分割する。従って、上記の値は、 150ボルト/10=15ボルト に等しい。さらに、以下では電池群Gと呼ぶそれら10
の電池群の中の1群において、その6個の電池の中の1
つで、電池群Gの他の5個の電池と区別するために電池
Exと呼ぶことにする電池は、他の5個の電池の最大容
量のどれよりも小さい最大容量を有し、且つ他の5個の
電池の最大容量は全て等しいものと仮定する。
【0028】電池群Gの充電の第1の段階は先の例で説
明したのに類似する方式で起こるが、この例において
は、以下ではt1と呼ぶ時点で電池Exの端子間の電圧
が2.5ボルトの値に達したとき、電池群Gの端子間の
電圧Ugはわずかに Ug=5×2.3ボルト+2.5ボルト=14ボルト である。さらに、電圧Ugが以下ではt2と呼ぶ時点で
上記の15ボルトの値に達し、電池Exの端子間の電圧
は既に先の例と同様に2.7ボルトの値に達していたと
きには、電池Ex以外の5個の電池それぞれの端子間電
圧はわずかに (15ボルト−2.7ボルト)/5=2.46ボルト である。
【0029】先に述べた通り、1つの電池の端子間電圧
の上昇速度は、この電圧が相対的に低いときにはきわめ
て速く、この電圧が2.5ボルトに近づくと、著しく減
少する。従って、この例において時点t1と時点t2と
を隔てている時間は、蓄電池を公知の充電器によって充
電する先に説明した例の場合よりはるかに短いことがわ
かる。その結果、本発明による充電器によって蓄電池を
充電すると、他の電池より小さい容量を有する1つの電
池を損傷する危険と、この電池に加わる損傷の重大さと
は、この充電器を公知の充電器により充電した場合と比
べてはるかに少なくなるので、蓄電池の寿命は著しく長
くなる。本発明による充電器の、公知の充電器に対する
この利点は、互いに別個であって、蓄電池の1つの電池
群をそれぞれ充電しようとする充電回路を含んでいるこ
とによって得られる。
【0030】蓄電池の寿命をできる限り長くすべきであ
るという点が重要である場合には、蓄電池の電池と同じ
数の充電回路を含むように本発明による充電器を構成し
ても良く、その構成では、当然のことながら、上記の電
池群はそれずれ唯一つの電池しか含んでいない。そのよ
うなケースは図示されていない。図2に示す実施例で
は、本発明による充電器を図中符号11により指示して
いる。図1の充電器1と同様に、充電器11は同じ図中
符号2により指示されている蓄電池を充電するためのも
のである。蓄電池2の電池もn個の電池群に分割されて
いる。図2では、それらの電池群を別個には示していな
いが、以下、電池群を図1と同じ図中符号、すなわち、
2.1から2.nにより指示する。この説明の他の部分
から明らかになるように、蓄電池2を充電器11に必ず
永久的に接続しなければならないということはない。
【0031】図1の充電器1と同様に、充電器11は、
それぞれが蓄電池2の電池群の中の1つを充電する複数
の別個の充電回路を含む。図1の充電器1の場合と同じ
図中符号により指示されているそれらの充電回路は図1
に示した充電回路と同一であっても良く、従って、ここ
では繰り返して説明しない。充電回路と、蓄電池2の様
々な電池群の端子との接続についても、同じことがいえ
る。充電器11は、交流電圧を供給する電気エネルギー
の供給回路網、たとえば、商用電源に接続されるべき2
つの入力端子11a及び11bと、それらの端子11a
及び11bにそれぞれ接続する2つの入力端子12a及
び12bを有する整流器12とを含む。この実施例で
は、端子11a及び11bを介して整流器12を接続で
きる電源は単相電源であり、これに整流器12を対応さ
せている。しかしながら、この電源が多相電源、たとえ
ば、三相電源であっても良いことは明らかであり、その
場合、整流器12を相応して配置すると共に、充電器1
1の入力端子の数をこの電源の導体の数と適合させるこ
とになる。
【0032】整流器12は専門家には良く知られている
数多くの整流器のいずれかに類似しているものであれば
良いので、整流器12については詳細に説明しない。た
だ、整流器12が、その正出力端子12cと負出力端子
12dとの間に、その構造と、低域フィルタの有無とに
よって決まる脈動率をもつ整流電圧U12を供給するこ
とに注意すべきである。整流器12の出力端子12c及
び12dは電圧調整器13の入力端子13a及び13b
に接続している。この調整器13はその出力端子13c
及び13dの間に、入力端子13a及び13bに印加さ
れる電圧から、制御入力端子13eで受信する調整信号
の値によって決まる値をもつ安定化直流電圧U13を発
生するように構成されている。この調整信号については
以下に説明する。
【0033】調整器13の出力端子13c及び13d
は、電圧U13の値によって直接決まる値をもつ交流電
圧U14を出力端子14c及び14dに供給するように
構成された変換器14の入力端子14a及び14bに接
続している。全ての充電回路3.1から3.nの入力端
子は変換器14の出力端子14c及び14dに並列に接
続している。変換器14は出力端子14eをさらに含
み、この出力端子14eで、変換器が充電回路3.1か
ら3.nに供給する電流I14の大きさを表わす測定信
号S14を発生するように構成されている。
【0034】充電器11は、変換器14の出力端子14
eと、以下に説明する値と目的をもつ基準信号R1を供
給する信号源(図示せず)の出力端子とにそれぞれ接続
する2つの入力端子15a及び15bを有する積分器1
5をさらに含む。積分器15は出力端子15cをさらに
含み、この出力端子15cで、信号R1と信号S14と
の差の時間に依存する積分に等しい値を有する信号S1
5を供給するように構成されている。言いかえれば、信
号S15の値は方程式 S15=∫(R1−S14)dt により与えられるのである。
【0035】充電器11は、充電回路3.1から3.n
の正出力端子3.1aから3.1nにそれぞれ接続し、
従って、蓄電池2が充電器11に接続されたときには蓄
電池2の電池群2.1から2.nの正端子2.1aから
2.naにそれぞれ接続する入力端子16a1から16
anを有する比較器16をさらに含む。比較器16は、
充電回路3.nの負出力端子3.nbに接続し、従っ
て、同様に蓄電池2が充電器11に接続されている間に
は蓄電池2の最後の電池群2.nの負端子2.nbに接
続する入力端子16a0をさらに含む。この比較器16
は、図示しない電圧源から以下に説明するような値と目
的をもつ基準電圧Urを受信する入力端子16bをさら
に含む。
【0036】比較器16は出力端子16cをさらに含
み、その隣接する入力端子16a1から16anのうち
2つの端子の電圧差の全てが電圧Urより低い間は、こ
の出力端子16cにより供給される信号S16が第1の
状態を有し、且つそれらの電圧差のいずれか1つが電圧
Urより大きくなったならば、信号S16は第2の状態
を有するように構成されている。言いかえれば、比較器
16は、蓄電池2が充電器11に接続されたとき、この
蓄電池2のそれぞれの電池群2.1から2.nの端子間
の電圧が電圧Urより低い間は、信号S16はその第1
の状態を有し且つそれらの電池群2.1から2.nのい
ずれか1つの端子間電圧が電圧Urより大きくなったな
らば、信号S16は第2の状態を有するように構成され
ているということになる。
【0037】充電器11は、積分器15の出力端子15
cと、以下に説明するような値と目的をもつ基準信号R
2を供給する信号源(図示せず)とにそれぞれ接続する
第1の入力端子17aと、第2の入力端子17bとを有
するスイッチ17をさらに含む。スイッチ17は比較器
16の出力端子16cに接続する制御入力端子17c
と、調整器13の制御入力端子13eに接続する出力端
子17dとをさらに含む。スイッチ17は、その出力端
子17cで発生する、前述の電圧U13の値を調整する
信号である信号S17が、信号S16が第1の状態にあ
るか又は第2の状態にあるかに従って、信号S15と同
一になるか又は信号R2と同一になるように構成されて
いる。
【0038】以上説明した回路12から17は、互いに
組み合わされて、図1の充電器1の電源6の機能を果た
し、以下に詳細に説明するように、この電源は、充電器
11が先に述べた第1の方法に非常に良く似た方法を実
行することにより蓄電池2を充電するように構成されて
いる。
【0039】この方法の第1の段階では、充電器11は
蓄電池2の様々な電池群2.1から2.nに、以下では
それぞれ電流Ia1からIanと呼ばれる電流を供給す
る。それらの電流は、全て、上記の値I1と等しいほぼ
一定の値を有し、この蓄電池2を公知の充電器によって
充電した場合と同じ方式で選択される。この第1の段階
では、様々な電池群2.1から2.nの端子間の電圧−
それぞれ電圧Ug1からUgnと呼ばれる−は、それら
の電池群2.1から2.nの容量が大きくなるにつれ
て、互いに無関係に徐々に上昇する。それらの電圧Ug
1からUgnのいずれか1つがU1/nと等しい所定の
値より大きくなったとき、すなわち、先に定義した値U
1を蓄電池2の電池の数nで除算した比より大きくなっ
たときに、この第1の段階は終了する。同時に始まる蓄
電池2の充電の第2の段階の間に、充電器11はそれぞ
れの電池群2.1から2.nにこの値U1/nと等しい
ほぼ一定の電圧を印加する。
【0040】充電器11は、他の電池より少ない最大容
量を有する1つ又はいくつかの電池に対する損傷の危険
なく、蓄電池2の全ての電池群をその最大容量まで充電
させることもできるのがわかる。充電器11が動作して
おり、蓄電池2の充電の第1の状態の間に、それぞれの
電池群2.1から2.nに上記の値I1に等しいほぼ一
定の大きさを有する電流を供給しなければならない場
合、電池群2.1から2.nの数をnとし、それぞれの
充電回路3.1から3.nの変圧器及び整流器の特性に
よって決まる一定の係数をK1とするとき、言うまでも
なく、変換器14はK1.n.I1に等しい一定の大き
さを有する電流I14を供給しなければならない。
【0041】この説明の中で後に明白になる理由によ
り、積分器15の入力端子15bに印加される信号R1
は、その値と電流I14が上記の値K1.n.I1を有
するときに信号S14がとる値とが等しくなるように選
択される。蓄電池2の充電の第2の段階では、電圧Ug
1からUgnをU1/nに等しいほぼ一定の値に維持し
なければならない。そこで、先の場合と同じようにそれ
ぞれの充電回路3.1から3.nの変圧器及び整流器の
特性によって決まる別の一定の係数をK2とするとき、
変換器14により供給される電圧U14は、当然、K
2.U1/nに等しい値を有していなければならない。
電圧U14にこの値をもたせるためには、変換器14の
特性によって決まる別の一定の係数をK3とするとき、
電圧調整器13により供給される電圧U13にK3.U
14に等しい値をもたせることと、そのために、信号S
17にも一定の、適切に確定された値をもたせることが
必要であることは言うまでもない。
【0042】この説明の中で後に明白になる理由によっ
て、スイッチ17の入力端子17bに印加される信号R
2は、その値と、電圧U13及びU14に上記の値をも
たせるため及びそれぞれの電池群2.1から2.nに印
加される電圧にU1/nの値をもたせるために信号S1
7が有していなければならない値とが等しくなるように
選択される。さらに、この説明の中で後に明白になる理
由によって、比較器16の入力端子16bに印加される
基準電圧Urの値はこれと同じ値U1/nに等しい。
【0043】全ての電圧Ug1からUgnが電圧Urよ
り低いとき、信号S16は第1の状態にあり、従って、
スイッチ17は信号S17が信号S15と同一になる状
態にある。そこで、整流器12により供給される整流電
圧U12から調整器13が発生する電圧U13は、信号
S15の値によって決まる値を有する。このような条件
の下で、電流I14の値は上記の値K1.n.I1に自
動的に調整される。事実、電流I14の値がK1.n.
I1に等しい場合、前述のように信号S14は信号R1
と等しい。そのため、それらの信号R1及びS14の差
の時間に従った積分に等しい信号S15は、信号S17
と同様に一定である。そこで、電圧U13及びU14も
一定であり、電圧U14は実際には、電流I14がK
1.n.I1と等しくなるような値を有する。
【0044】このときに、たとえば、蓄電池2の電池群
2.1から2.nの中の1つ又はいくつかの内部抵抗の
増加が原因となって、電流I14の値がこの値より小さ
くなると、信号S14も小さくなり、信号R1と信号S
14との差は正になる。そのために、信号S15は大き
くなり、その結果、電圧U13も上昇し、さらには電圧
U14が上昇し、電圧U14は、最終的には、電流I1
4の大きさが再び値K1.n.I1と等しくなる値に達
する。この時点で、信号R1と信号S14との差は再び
零になり、信号S15は再び一定であり、また、電圧U
13及びU14も同様である。このとき、電圧U14は
実際には電流I14の大きさが再びこの値K1.n.I
1を有するようになる値を有する。
【0045】何らかの理由によって、電流I14の大き
さが前記の値K1.n.I1を上回るようになった場
合、この電流の大きさが同じようにして調整されるのは
もちろんである。蓄電池2のこの第1の充電段階の間に
充電器11により様々な電池群2.1から2.nに供給
される電流の大きさは、特にこの充電の開始時には、全
て値I1と厳密に等しいわけではない。これは、言うま
でもなく、それらの電流の大きさが互いに異なっている
こともある電池群2.1から2.nの内部抵抗によって
決まるためである。それらの大きさの和のみが一定であ
り、n.I1に等しい。しかしながら、内部抵抗の最も
低い電池群はより多くの電流を吸収し、他の電池群より
速く充電されるので、それらの大きさはこの値I1に近
づこうとする。そのため、それらの電池群の内部抵抗は
より急速に増加してゆき、しばらくの後、全ての電池群
の内部抵抗はほぼ同じ値を有するようになり、それらの
電池群が吸収する電流は全てほぼ値I1をとる。
【0046】電池群2.1から2.nの端子における電
圧Ug1からUgnの1つが先に定義した値Urより高
くなるまで、この状況は変わらないままである。蓄電池
2の第1の充電段階の終わり、そして、第2の充電段階
の始まりを示すこの時点で、信号S16はその第2の状
態をとり、スイッチ17はその出力信号S17が先に定
義した信号R2と同一である状態をとる。従って、電圧
U13及びU14は一定になって、U14は値K2.U
1/nをとり、全ての電池群2.1から2.nの端子の
電圧Ug1からUgnは値U1/nとほぼ等しくなる。
先に述べたのと同様に、それらの電池群2.1から2.
nの内部抵抗が異なっており、その結果、電池群が吸収
する電流は互いに異なり、そのために、様々な充電回路
3.1から3.nの電圧降下は異なるので、それらの電
圧Ug1からUgnは厳密には値U1/nと等しくな
い。
【0047】ところが、先に述べたように、内部抵抗が
最も低い電池群はその他の電池群より多くの電流を吸収
し、その他の電池群より急速に充電されるので、それら
の電圧は低く、零まで減少しようとする。すなわち、内
部抵抗の低い電池群の内部抵抗は他の電池群より急速に
増加する。しばらくの後、全ての内部抵抗は互いにほぼ
等しくなり、また、様々な電池群が吸収する電流、従っ
て、様々な電圧Ug1からUgnも同様である。
【0048】蓄電池2のこの第2の充電段階の間には、
様々な電池群2.1から2.nに充電器11により供給
される電流は、それらの電池群が一杯に充電されたとき
に非常に弱くなるまで、互いに無関係に徐々に減少す
る。そこで、変換器14により供給される電流I14も
非常に弱くなり、当然のことながら信号S14も同様で
ある。全ての充電回路3.1から3.nに共通する電源
が前述のように整流器12と、調整器13と、変換器1
4とを含むことから得られる注目すべき利点は、この電
源により供給される電圧、すなわち、図2の実施例にお
いては電圧U14の周波数が充電器に接続している電気
エネルギー供給回路網の電圧の周波数とは無関係である
ということである。
【0049】従って、電圧U14の周波数を自由に選択
でき、特に、充電回路3.1から3.nの変圧器の大き
さ、すなわち、価格が最低になるような値に選択できる
であろう。さらに、これと同じ事実によって、変換器1
4を電圧U14が正弦形状ではなく、ほぼ方形又は少な
くともほぼ台形の形状を有するように設計することがで
きる。そのような電圧を充電回路3.1から3.nに類
似する回路に印加すると、この回路により吸収される電
流はほぼ同一の形状を有し、その電圧が正弦形状である
場合のような非常に高く、やや短いピークを示すことが
なくなることは知られている。この特性によって、充電
回路3.1から3.nの一部を形成する整流器の寸法も
縮小でき、従って、その価格を低減できる。
【0050】一方、これと同じ事実によって、電圧調整
器13も、電流エネルギー供給回路網により充電器11
に供給される交流電流がこの充電器により回路網で発生
するおそれのある妨害を排除又は少なくとも実質的に減
少させるほぼ正弦状の形態を有するように設計できる。
充電器11を形成する様々な回路は、専門家であれば問
題なく構成できる周知の回路であるので、それらの回路
について詳細には説明しない。
【0051】蓄電池をその種類によって決まる所定の限
界を越えて放電してしまうと、蓄電池を損傷し、その寿
命を短くする危険もあるので、それも望ましくないこと
は良く知られている。既に述べた通り、1つの蓄電池の
様々な電池は決して全てが等しい最大容量を有していな
い。その結果、1つの蓄電池がユーザー側装置に電気エ
ネルギーを供給することにより放電している間、その様
々な電池の残留容量が全て同じになることは決してな
く、必然的に、それらの電池の中の1つは常にその他の
電池より前に、放電すべきであるか否かを定める既に述
べた限界に達する。この電池の損傷を回避するために、
この瞬間に蓄電池の放電を中断すべきである。
【0052】しかしながら、一方では、1つの電池の残
留容量がその限界値に達したときの上記の瞬間を検出す
るのは困難であり、不可能でさえある。一方、この時点
で蓄電池の放電を中断した場合、その他の電池の残留容
量は限界値にまだ達していない。従って、蓄電池に蓄積
されている電気エネルギーの少なからぬ部分を使用でき
ないであろうが、それは合理的ではない。
【0053】以下に図3を参照して説明するように、本
発明による充電器の実施例の1つでは、蓄電池の使用
中、蓄電池の全ての電池の容量を互いにほぼ等しい値に
維持することにより、この欠点を回避できる。これによ
り、電池の1つの容量がその他の電池より前に、この電
池の損傷の危険を招く限界値に達するという危険なし
に、この蓄電池で利用可能な全ての電気エネルギーを使
用できるであろう。本発明による充電器は図3に示す実
施例においては図中符号11′により示されている。
【0054】図1の充電器1及び図2の充電器11と同
様に、充電器11′は同じ図中符号2により示されてい
る蓄電池を充電しようとするものである。蓄電池2の電
池はn個の電池群に分割されており、それらの電池群は
別個には図示されていないが、以下では図1と同じ図中
符号2.1から2.nによりそれらを指示する。また、
充電器1及び11と同様に、充電器11′はそれぞれが
電池群2.1から2.nの中の1つと接続する複数の別
個の充電回路3.1から3.nを含む。充電器11′は
整流器12と、調整器13と、変換器14と、積分器1
5と、比較器16とをさらに含み、それらの回路は図2
に同じ図中符号により指示した回路と同一であるので、
ここでは繰り返し説明しない。
【0055】充電器11のスイッチ17の代わりに、充
電器11′は別のスイッチ17′を有する。このスイッ
チ17′も積分器15の出力端子15cと、信号R2を
供給する信号源(同様に図示せず)の出力端子とにそれ
ぞれ接続する2つの入力端子17′a及び17′bと、
調整器13の制御入力端子13eに接続し、ここでは図
中符号S17′により示されている電圧U13の制御信
号を調整器13に供給する出力端子17′dとを有す
る。スイッチ17′は比較器16の出力端子16cと、
充電器11′の付加的な入力端子11cとにそれぞれ接
続する2つの制御入力端子17′c及び17′eをさら
に含む。この端子11cは、以下に説明するように、第
1の状態又は第2の状態をとることができる信号Scを
受信する。
【0056】スイッチ17′は以下に説明するようにし
て信号S17′を発生するような構成を有する。 −信号S16及びScが共に第1の状態にあるとき、信
号S17′は信号S15と同一である、−信号Scが第
1の状態にあり且つ信号S16は第2の状態にあると
き、信号S17′は基準信号R2と同一である、−信号
Scが第2の状態あるときには、信号S16の状態とは
無関係に、信号S17′は信号S15と同一である。
【0057】充電器11′は、信号源(図示せず)、す
なわち、先に説明した信号R1と同一であり、それと同
じ図中符号により指示される基準信号を供給する第1の
信号源と、以下の説明から明白になる理由によって、信
号R1の値を固定された所定の係数fにより除算した値
に等しい値をもつ、R3により示される別の基準信号を
供給する第2の信号源とにそれぞれ接続する2つの入力
端子18a及び18bを有するスイッチ18をさらに含
む。スイッチ18は、充電器11′の入力端子11cに
接続する制御入力端子18cをさらに含み、その出力端
子18dで、以下に説明するように前記の端子11cに
印加される信号Scが第1の状態にあるか又は第2の状
態にあるかに従って信号R1又は信号R3と同一になる
信号S18を供給するように構成されている。
【0058】充電器11′は、2つの接点19a及び1
9bを有する電磁継電器19をさらに含む。接点19a
は蓄電池2の正端子2.1aと整流器12の正出力端子
12cとの間に直列に接続している。出力端子12c自
体は電圧調整器13の入力端子13aに接続している。
接点19bは蓄電池2の負端子2.nbと、それ自体は
電圧調整器13の入力端子13bに接続する整流器12
の負端子12dとの間に直列に接続している。継電器1
9のコイルは増幅器20の出力端子に接続し、その増幅
器20の入力端子は充電器11′の入力端子11cに接
続している。継電器19は、信号が第1の状態にあるか
又は第2の状態にあるかに従ってその接点19a及び1
9bが図示するように開成するか、又は閉成するように
構成されている。
【0059】蓄電池2により給電される装置は図3に概
略的に示されており、図中符号21により指示されてい
る。この装置21は、蓄電池2と同様の蓄電池により給
電できるう数多くの装置の中のいずれか1つであれば良
い。限定的な意味をもたない1例を挙げると、そのよう
な装置は、適切な制御回路と関連して、自動車の1つ又
は複数の駆動車輪を駆動する1つ又はいくつかの電動機
により構成されていても良い。装置21の性質がどのよ
うなものであれ、装置21は、当然、蓄電池2の正端子
2.1aと負端子2.nbとにそれぞれ接続する2つの
給電端子21a及び21bと、装置21を起動又は停止
させることができる手段(図示せず)とを含む。先に述
べた信号Scは、充電器11′の入力端子11cに接続
する装置21の出力端子21cにより供給され、この装
置21は、それが停止しているか又は作動しているかに
従って、信号が第1の状態と、第2の状態とをそれぞれ
とるように構成されている。
【0060】以下で詳細に説明する通り、充電器11′
は2つの異なるモードで機能できる。それらのモードの
うち第1のモードは、装置21が停止しており、充電器
11′の端子11a及び11bが電気エネルギー供給回
路網に接続しているときに使用される。従って、信号S
cは第1の状態にあるので、信号S18は基準信号R1
と同一であり、信号S17′は信号S16と同一であり
且つ継電器19の接点19a及び19bは閉成してい
る。そのため、充電器11′の動作は図2の充電器11
の動作と同じであり、ここでは繰り返して詳細には説明
しない。
【0061】充電器11′の第2の動作モードは、その
端子11a及び11bが電気エネルギー供給回路網に接
続しておらず、装置21が作動中であるときに使用され
る。この場合、蓄電池2は所定の電流を装置21に供給
し、その様々な電池群の容量は減少する。この場合には
信号Scは第2の状態にあり、その結果、継電器19の
接点19a及び19bは共に閉じており、蓄電池2の正
端子2.1aと負端子2.nbとの間の電圧Uaが電圧
調整器13の入力端子13a及び13bに印加されるこ
とになる。
【0062】さらに、スイッチ17′はその出力信号S
17′が信号S15と同一である状態になる。このと
き、スイッチ18はその出力信号S18が基準信号R3
と同一である状態にあるので、信号S15は信号R3と
信号S14との差の時間に従った積分に等しい。
【0063】この第2のモードにおける充電器11′の
動作は、先に説明したように、図2の蓄電池2の充電器
11の動作に類似している。しかしながら、この第2の
モードでは、調整器13は蓄電池2の端子間の電圧Ua
から電圧U13を発生する。また、電圧U13の値、電
圧U14の値及び電流I14の大きさを左右する信号S
17′の値は、このとき、信号R3と信号S14の値の
差の時間に従った積分に等しい。信号R3の値は信号R
1の値を上記の係数fにより除算した値に等しいので、
電流I14の大きさはK1.n.I1/fに等しい値に
調整される。尚、K1.n.I1は、充電器が第1のモ
ードで動作しているときの蓄電池2の第1の充電段階の
間の電流I14の大きさの値である。
【0064】そこで、それぞれの充電電流3.1から
3.nはそれに接続された電池群2.1から2.nに補
正電流と呼ばれる電流を供給する。この電流はこの電池
群の中を、蓄電池2により装置21に供給される電流と
は逆の方向に流れ、その結果、その電流が流れてゆく電
池群2.1から2.nの容量の減少速度を低下させる。
言うまでもなく、この減速は、蓄電池2が装置21の動
作に要求される電気エネルギーを供給するために起こ
る。それらの補正電流の大きさの和は、当然、n.I1
/fに等しいが、電池群2.1から2.nの容量、従っ
て、その内部抵抗は電池ごとに異なると思われるので、
それらの大きさは互いに異なっていても良い。
【0065】ところが、最大の大きさの補正電流は、実
際には、内部抵抗が最も小さく、従って、容量が最小で
ある電池群を通って流れる電流であるので、蓄電池2が
放電するにつれて、電流の大きさの差は徐々に減少しよ
うとする。従って、それらの電池群の容量の減少の速度
はその他の電池群と比べてより激しく低下するので、し
ばらくの後には、全ての電池群の容量はほぼ等しくな
り、その容量の減少の速度もほぼ等しくなる。そこで、
様々な補正電流の大きさも互いにほぼ等しくなり、従っ
て、それぞれが値I1/fと等しくなる。
【0066】係数fの値は非常に自由に選択されて良
い。試験によれば、補正電流が1時間の間に蓄電池が理
論上供給できる電流の大きさの50分の1ないし5分の
1から成る大きさを有する場合に良好な結果が得られる
ことが実証されている。従って、たとえば、200アン
ペア.時間の公称容量を有する蓄電池の場合、補正電流
の大きさは200アンペアの50分の1ないし5分の
1、すなわち、4アンペアから40アンペアであれば良
い。
【0067】先に述べた通り、蓄電池の第1の充電段階
の間に蓄電池に供給される電流の大きさI1は、アンペ
ア.時間単位で表わされる蓄電池の公称容量と、時間単
位で表わされる蓄電池の許容充電時間との比と等しくな
るように選択される。その結果、補正電流に先に述べた
大きさをもたせるためには、係数fはこの許容時間の時
間数の50分の1ないし5分の1から成っていなければ
ならない。従って、蓄電池が200アンペア.時間の公
称容量を有する上記の場合には、蓄電池を充電するため
の許容時間が10時間であれば、大きさI1は20アン
ペアに設定され、係数fの値は10の50分の1ないし
5分の1、すなわち、0.2から2になるであろう。こ
れにより、4アンペアから40アンペアの大きさの補正
電流が有効に得られる。
【0068】充電器11′がこの第2のモードで動作し
ているとき、充電器は蓄電池2に蓄積されているエネル
ギーの一部を取り出し、それを様々な電池群2.1から
2.nに戻して、電池群の容量並びにそれらの容量の減
少の速度が互いに等しくなるように電池群の間に配分す
ることがわかる。この結果、電池群2.1から2.nの
中の1つの容量がその他の電池群より相当に前に、その
レベルまでこの電池群が放電してしまうと損傷を受ける
という不利を招く最小値に達する危険は非常に大きく減
少する。従って、蓄電池2で利用できる電気エネルギー
のほぼ全てを蓄電池を損傷する危険なく使用することが
可能である。
【0069】本発明の範囲から全く逸脱せずに、本発明
による充電器に対して数多くの変形を実施できるであろ
う。全ての変形についてここで説明するのは、もちろん
不可能であるが、簡単にいえば、それらの変形の中には
蓄電池2に対して1つ又はいくつかの温度測定センサを
設けるというものがあり、その場合、この測定値に応答
する手段は、どのような温度であっても、蓄電池2をそ
の最大容量まで充電でき、しかも、損傷の危険を招かな
いように温度に従って電圧Urの値と、信号R2の値と
を修正する。また、本発明による充電器に、蓄電池の充
電の終了時に電源6(図1)又は変換器14(図2及び
図3)により供給される電流の大きさが所定の値より小
さくなったときに充電器の動作を中断するように構成さ
れた手段を設けるという変形についても述べておく。
【0070】1つ又は複数の駆動車輪を蓄電池により給
電される1つ又はいくつかの電動機で駆動する自動車
(このため、蓄電池は駆動用蓄電池と呼ばれる)は、一
般的に、補助蓄電池と呼ばれる別の蓄電池を有する。こ
の蓄電池はヘッドライト、ブレーキ灯、ダッシュボード
計器などの自動車の全ての補助回路に給電するためのも
のである。この自動車は、この補助蓄電池のための充電
器をさらに含む。言うまでもなく、そのような自動車の
駆動用蓄電池を充電するために本発明による充電器を装
備した場合には、その補助蓄電池の充電器の入力端子に
変圧器を設けると共に、この変圧器の一次巻線を、図1
の回路3.1から3.nなどの充電回路の一部を形成し
ている変圧器の一次巻線と並列に、図1の電源6などの
電源に接続すると有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のよる充電器の概略図。
【図2】本発明による充電器の2つの実施例のさらに詳
細な図。
【図3】本発明による充電器の2つの実施例のさらに詳
細な図。
【符号の説明】
1 充電器 2 蓄電池 2.1〜2.n 電池群 3.1〜3.n 充電回路 4.1〜4.n 変圧器 5.1〜5.n 整流器回路 6 交流電源 11,11′ 充電器 12 整流器 13 電圧調整器 14 変換器 15 積分器 16 比較器 17,17′ スイッチ 18 スイッチ 19 電磁継電器 20 増幅器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の複数の電池を具備する再充電可能
    電気エネルギー蓄電池(2)を充電する装置において、
    それぞれが前記電池の中の1つの電池群(2.1から
    2.n)を充電する第2の複数の分離された充電回路
    (3.1から3.n)を具備し、前記電池群(2.1か
    ら2.n)のそれぞれは少なくとも1つの前記電池を含
    むことを特徴とする装置。
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