JPH0637787B2 - バルブコントローラ - Google Patents

バルブコントローラ

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JPH0637787B2
JPH0637787B2 JP10795089A JP10795089A JPH0637787B2 JP H0637787 B2 JPH0637787 B2 JP H0637787B2 JP 10795089 A JP10795089 A JP 10795089A JP 10795089 A JP10795089 A JP 10795089A JP H0637787 B2 JPH0637787 B2 JP H0637787B2
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valve
pressure
controller
sensor
chamber
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エム.グルームズ ジョン
エー.ジョーンズ マーク
久夫 保科
宏 青池
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Ebara Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、真空汚水搬送システムの排出管に介装された
コントロールバルブの開閉を制御するバルブコントロー
ラに関する。
[従来の技術] 通常用いられる自然流下式の汚水搬送システムに比べ
て、真空式汚水搬送システムはその作動のために何らか
の動力を必要とする。それに加えて真空式汚水搬送シス
テムは、機構が単純な自然落下式の汚水搬送システムと
は異なり、制御機構の作動が複雑でその製造に際して高
い加工精度が要求される。しかしながら、自然落下式の
汚水搬送システムおよび正圧式汚水搬送システムは、種
種にわたる使用箇所の全てにおいてコスト的に有効な訳
ではない。
ここで、真空式汚水搬送技術に用いられるコントロール
バルブおよび制御機構の発達は、真空式汚水搬送システ
ムを向上せしめ、その信頼性を高め、システムの設置お
よび維持に要するコストを低減させた。そして、近年で
は、真空式汚水搬送システムを作動するための動力の減
少についての要請が高まっている。これに伴い、真空式
汚水搬送システムおよびその制御手段について多数の技
術が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、これらの提案はその機構が非常に複雑であり、
実用性の点で問題があった。また、汚水搬送システムの
設置箇所が高温多湿の場合や、低温に晒されて凝縮物を
生じることが多い場合には、システムの信頼性が低くな
り、誤作動等の問題を生じる。
ここで、米国特許第4373838号には上記の問題に
対処するセンサ・コントローラモジュールが示されてい
るが、該モジュールは、コントロールバルブ上流側の貯
留タンクの液面が上昇してセンサ・コントローラモジュ
ールが該コントロールバルブを開放すべき場合に、正確
な作用を保証出来ないという問題を有している。すなわ
ち、米国特許第4373838号のセンサ・コントロー
ラモジュールにおける大気圧管のオリフィスのみでは、
コントロールバルブを開放する場合に第2センサ室に設
けたバルブのバルブレバーを持ち上げて第1コントロー
ラ室の圧力を大気圧まで上昇させる、という一連の作用
が正確に行われないことがあった。
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑みて提案され
たもので、真空式汚水搬送システムにおいて好適に用い
られ且つ誤動作を生じないバルブコントローラの提供を
目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明のバルブコントローラは、真空汚水搬送システム
の排出管に介装されたコントロールバルブの開閉を制御
するバルブコントローラにおいて、コントロールバルブ
の上流側の貯留タンクと圧力的に連通しており且つ該貯
留タンク内の所定の圧力に応答して開閉する圧力センサ
バルブを備えた圧力センサと、コントロールバルブの開
放位置と閉鎖位置とを切り換える三方バルブと、圧力セ
ンサバルブの開閉に応答して三方バルブを作動せしめる
差圧応答手段とを含み、圧力センサバルブを設けたセン
サ室へ大気圧を導入する大気圧管にはオリフィスを備え
たダックビルが介装されている。
ここで、前記圧力センサは、貯留タンクに連通したセン
サポートを有する第1センサ室と、圧力センサバルブを
備えた第2センサ室と、第1および第2センサ室を仕切
っているダイアフラムおよび圧力板とを含んでいるのが
好ましい。
また、前記差圧応答手段は、圧力センサバルブにより開
閉するポートが形成され且つディップチューブが開口し
ている第1コントローラ室と、三方バルブのロッドが貫
通しており且つ該ロッドの回りに配置された圧縮スプリ
ングを収容している第2コントロール室と、該ロツドの
端部が取り付けられ且つ第1および第2コントロール室
を仕切るダイアフラムおよび圧力移動板とを含んでいる
のが好ましい。
本発明を実施するに際して、前記大気圧管内にエアフィ
ルタを配置するのが好ましい。
また、真空汚水搬送システムの排出管の真空側に連通す
る真空ポートに連通するコントローラ室と、前記第1お
よび第2コントローラ室とをそれぞれ接続するために、
該真空ポートに連通するコントローラ室は2管取付用ア
ダプタを取り付けた2ポート板を備えているのが好まし
い。そして、該真空ポートに連通するコントローラ室に
は、傘形チェックバルブが設けられているのが好まし
い。
さらに、三方バルブのロッドを好適にシールするため、
第2コントローラ室に面する側と真空ポートに連通する
コントローラ室に面する側の両方にシールを設けるのが
好ましい。
ここで、三方バルブのロッドには、真空圧および流体の
通路として機能する溝部が形成されているのが好まし
い。なお、該ロッドの潤滑剤としてはフルオロシリコン
合成物(Fluorosilicone Compound)を使用し、その潤
滑剤を塗布するのは前記シールと接触する区域であるの
が好ましい。
また、バルブコントローラの作動サイクルの数を計数す
る計数機構が、配管アダプタ介して接続されるのが好ま
しい。
そして、前記センサポートにはオリフィスを形成しない
ことが好ましい。
さらに、センサポートと貯留タンクとを接続するセンサ
パイプには、サージサプレッサが介装されるのが好まし
い。
本発明のバルブコントローラは、汚水貯留タンクと、一
端が貯留タンクに接続され他端が収集ステーションに接
続されて貯留タンクから収集ステーションへ汚水を搬送
する排出管と、貯留タンクと収集ステーションとの間の
排出管に介装されて貯留タンクから収集ステーションへ
の汚水の搬送を選択的に制御するコントロールバルブ
と、貯留タンクと収集ステーションとの間の排出管内の
圧力を低圧或いは真空圧に維持する手段とを含み、該コ
ントロールバルブはそれに付加される差圧により作動し
て排出管を選択的に開閉し貯留タンクから収集ステーシ
ョンへ汚水を選択的に搬送し、そして、コントロールバ
ルブおよび排出管の開閉作動を制御して貯留タンクから
収集ステーションへの汚水の搬送を制御する差圧作動装
置を含み、該差圧作動装置は一端が貯留タンクと圧力的
に連通している圧力センサ手段を含み、該圧力センサ手
段は流体が通過して流れることがないように閉鎖されて
おり、コントロールバルブとの間に配置された差圧応答
要素を介してこの圧力センサ手段はコントロールバルブ
と圧力的に連通されており且つ該差圧応答要素を排出管
内の低圧或いは真空圧および比較的高圧の圧力源へ交互
に連通させる手段を含んでおり、さらに圧力センサ手段
は貯留タンク内の液面変動による圧力変動を検知し且つ
貯留タンク内の所定圧力に応答して差圧応答要素を作動
して排出管を開放して貯留タンクから収集ステーシヨン
への汚水の搬送を許容せしめ、そして、貯留タンク内の
その他の所定圧力に応答して差圧応答要素が上記とは反
対の作動をすることによりコントロールバルブを閉鎖す
る手段を含み且つ圧力に応答して連続的に行われる汚水
の搬送のための圧力センサ手段を介して流体が連通しな
いように該圧力センサ手段の状態を維持する手段を含む
真空圧汚水搬送システムにおいて使用されるのが好まし
い。
ここで、該真空式汚水搬送システムは、凝縮物を自動的
に排出する手段を設けているのが好ましい。そして、該
凝縮物を自動的に排出する手段は、連続的に作用する凝
縮物排出要素と、間欠的に作用する凝縮物排出要素とを
含んでいるのが好ましい。
また、該真空式汚水搬送システムは、差圧応答要素の連
続する作動インターバルを制御する手段が設けられてい
るのが好ましい。そして、該真空式汚水搬送システム
は、幾つかの差圧応答要素の連続する作動インターバル
を制御する種種の手段が設けられているのが好ましい。
さらに、該真空式汚水搬送システムの差圧応答要素を排
出管内の低圧或いは真空圧および比較的高圧の圧力源へ
交互に連通させる手段は、圧力センサ手段および差圧応
答要素を確実に作動せしめ且つ差圧作動装置の予期しな
いサイクル発生を防止する圧力連通作動手段を備えてい
るのが好ましい。
[作用] 上記のような構成を有する本発明によれば、圧力センサ
バルブを設けたセンサ室へ大気圧を導入する大気圧管に
はオリフィスを備えたダックビルが介装されているの
で、貯留タンクの流面が上昇して圧力センサバルブを開
放した場合に、大気圧管から圧力センサバルブを設けた
センサ室内に流入する空気量が制限される。その結果、
圧力センサを構成するダイアフラムと圧力板がセンサ室
側へ変位し、圧力センサバルブのバルブレバーをより押
圧して圧力センサバルブを全開放する。圧力センサバル
ブを全開放するとダックビルも全開放して、且つ差圧応
答手段の第1コントローラ室の圧力を速やかに大気圧ま
で昇圧するのである。
さらに、ダックビルのオリフィスは、センサ室から大気
圧管へ空気が逆流するのを許容するので、センサ室の圧
力が必要以上に高くなることはなく、ダイヤフラムと圧
力板がセンサ室側へ変位し易くなる。
本発明において、前記大気圧管内にエアフィルタを配置
すれば、センサ室内に不純物の粒子等が侵入するのが防
止されるので、後動作も生じない。
また、真空汚水搬送システムの排出管の真空側に連通す
る真空ポートに連通するコントローラ室と、前記第1お
よび第2コントローラ室とをそれぞれ接続するために、
該真空ポートに連通するコントローラ室は2管取付用ア
ダプタを取り付けた2ポート板を備えれば、部品の加工
および組み立てが容易になる。
そして、該真空ポートに連通するコントローラ室に傘形
チェックバルブを設ければ、コントロールバルブにより
排出管が開放した時に排出管の真空圧が降下しても、該
真空圧の降下からバルブコントローラを隔離して、コン
トロールバルブの開閉のタイミングを一定にすることが
できる。
さらに、第2のコントローラ室に面する側と真空ポート
に連通するコントローラ室に面する側の両方にシールを
設ければ、三方バルブのロッドを好適にシールする事が
できる。すなわち、両方にシールを設けることにより、
いずれのコントローラ室の圧力が他方よりも高くなって
も流体(空気)の漏出は生じない。
ここで、三方バルブのロッドに真空圧および流体の通路
として機能する溝部を形成すれば、スロットを形成する
のに比較して加工が容易である。また、溝部を形成すれ
ば真空圧および流体の通路の断面積を増加することがで
き、シール部等との摩擦が軽減される。
これに加えて、センサポートと貯留タンクとを接続する
センサパイプにサージサプレッサが介装されれば、コン
トロールバルブが排出管を突然閉鎖した場合に貯留タン
クに空気が流れることによるコントローラの誤動作を防
止できる。
[実施例] 第1図で示されているように、上記システムは大気圧の
自然流下下水管1を備えており、該下水管1は住居内の
汚水発生箇所から汚水を排出する。自然硫下下水管1
は、汚水を貯留タンク2へ搬送するように配置されてい
る。該貯留タンクは、自然流下下水管1と同様に、通常
は大気圧に維持される。貯留タンク2の頂部近傍にはセ
ンサパイプ3が支持されており、該センサパイプは貯留
タンク排出管5の入口開口4の上方の位置まで延びてい
る。センサパイプ3は、全体を符号6で示すバルブピッ
トの側方にある頂部支持部から延びており、該バルブピ
ットの内部でセンサパイプ3が開口している。
貯留タンク排出管5は、貯留タンク2からバルブピット
6内に延びている。バルブピット6内で貯留タンク排出
管5に介装されているのは、全体を符号10で示すコン
トロールバルブである。コントロールバルブ10の構成
及び作用の詳細は、クリーバー(Cleaver )等の米国特
許第4171853号に記載されている。本発明が用い
られる真空汚染システムの作動において、バルブ10は
通常閉鎖している。排出管5のコントロールバブル10
よりも下流の範囲では、管内の圧力は低圧或いは真空圧
に維持される。米国特許第4179371号で図示され
且つ説明されているようなタイプの収集ステーションと
コントロールバルブとの間の排出管5の真空部分は、第
1図で示されている収集ステーション12と共に、真空
源によって低圧状態或いは真空状態に維持される。
このシステムの作動に際して、汚水は住居内の発生源か
ら自然流下下水管1内に排出され、さらに該自然流下下
水管から貯留タンク2へ排出される。貯留タンク2内が
所定圧力状態にあるとき、すなわち貯留タンク2の内容
物である汚水が排出され得る状態にあるときに、後述の
バルブコントローラによりコントロールバルブ10は開
放される。コントロールバルブ10の開放は、排出管5
のバルブ10よりも下流における比較的圧力の低い部分
或いは真空部分と、排出管5のバルブ10よりも上流に
おける比較的圧力の高い部分或いは大気圧部分との間
に、差圧を生じさせる。この差圧により、貯留タンク2
の内容物である汚水は排出管5の入口開口4を介して急
速に排出され、コントロールバルブ5を通過し、排出管
5の真空部分を流れて、収集ステーション12へ排出さ
れる。タンク2から排出管5を介して汚水の排出が完了
すると、コントルバルブ10は自動的に閉鎖し、そして
本発明が用いられる真空汚水搬送システムは通常の大気
状態に復帰する。
第1図を参照すると、コントロールバルブ10には全体
を符号15で示す一体化されたバルブコントローラを備
えており、該コントローラの詳細は第2図および第3図
の断面図で示されている。バルブ10の上端部に対する
バルブコントローラ15の配置は第1図において最もよ
く示されており、バルブコントローラ15がブラケット
16によってバルブ10の上端部11に取り付けられ、
且つスクリュー17によって該ブラケットに固着される
旨が第2図および第3図で示されている。
圧力センサ管18はその一端にセンサパイプ3の圧力が
伝達される様に配置されており、且つその他端は圧力セ
ンサポート21に結合され、該圧力センサポートばバル
ブコントローラ15の最下方に位置している。サージタ
ンク27に結合された真空ライン24を介して真空がバ
ルブコントローラに供給され、該サージタンクは米国特
許第4171853号において詳細に説明されている。
サージタンク27は排出管5の真空部分に連通してお
り、従って、一定の低圧或いは真空が真空ライン24お
よび真空ポート30を介してバルブコントローラ15へ
供給される。大気圧は、全体を符号33で示すエアブリ
ーザを介して地表上方からバルブコントローラ15へ供
給され、該エアブリーザは大気圧管36に連通され、第
2図および第3図で示すように該大気圧管は大気圧ポー
ト39を介してバルブコントローラへ大気圧を供給す
る。第2図および第3図で示されているように、バルブ
コントローラ15は差圧により作動するバルブ10とバ
ルブコネクタ42を介して連通しており、該バルブコネ
クタは、バルブ10の上端部11とバルブコントローラ
15のバルブコネクタポート45とが圧力的に連通する
ような態様で配置されている。バルブコネクタ42およ
び差圧により作動するコントロールバルブ10の構造お
よび作用は、米国特許第4171853号において説明
されている。
バルブコントローラ15は、好ましくは耐衝撃性のA.
B.S.(アクリロニトリル、ブタジエンおよびスチレ
ン)樹脂から製造される。該コントローラは全体がシリ
ンダ形のハウジング48を備え、該ハウジングは全体が
シリンダ形をしており且つ軸方向に整合している成形要
素51、54、57、60、63の組立体により成形さ
れている。該成形要素の組立体は半径方向に整合した一
連の貫通ボルト66により軸方向に固着され、そして成
形要素の間の環状シール69により流体密な状態が維持
される。
センサポート21は第1センサ室75内に開口してお
り、該センサ室75はシリンダ形の成形要素51の壁7
8と可撓性ダイアフラム81により確定され、該ダイア
フラムはニトリル或いはその他の好適な弾性体材料によ
り形成される。ダイアフラム81は圧力板84に接合し
ており、該圧力板は第2センサ室87内をほぼ軸方向へ
延びている。ダイアフラム81は、バルブコントローラ
が組み立てられた後に、流体の流れや変換に対してセン
サ室75、87を効果的にシールする。
ベース板90が2本のスクリュー96によって成形要素
54の壁93に固着されている。ベース板90には10
2においてバルブレバー99が軸支されており、該バル
ブレバーはナイロン製のバルブ球部105を担持し、該
バルブ球部はポート111にある柔軟なニトリル弾性体
バルブシート108を閉鎖するものであり、ここでポー
ト111はハウジング48の最下位置に配置されてい
る。該ポート111は、センサポート21に対して軸方
向にほぼ整合している。軸支取付箇所102にはトーシ
ョンスプリング114がバルブレバー99とベース板9
0との間に介装されており、そして該トーションスプリ
ングは通常バルブレバー99とベース板90とが離れる
ように付勢して、バルブ球部105を(バルブシート
に)座着せしめて第2図で示す通常の待機状態とする。
第2センサ室87は大気圧管117を介して大気中に連
通している。そして、バルブ球部105およびバルブシ
ート108は待機状態においては第2図で示すように閉
鎖しているので、第2センサ室87の大気圧が維持さ
れ、且つ、待機状態においてセンサ室内に空気や流体が
侵入することを防止している。
バルブ球部105およびバルブシート108が開放する
と、ポート111により、第2センサ室87と第1コン
トローラ室120とが流体連通状態になる。ハウジング
48の環状壁126を貫通してディップチューブ123
が突出しており、該ディップチューブは第1コントロー
ラ室120内を下方に延び、環状壁126の最下部の直
ぐ上方まで突出して開口している。
第1コントローラ室120において壁93の反対側は可
撓性ニトリル弾性体のダイアフラム129が設けられ、
該ダイアフラムは成形要素57の壁135と共に第2コ
ントローラ室132を形成している。全体がシリンダ状
のロツド138がスクリュー139によってダイアフラ
ム129に固着され、該スクリューはダイアフラム12
9および圧力移動板140を介してロッド138の一端
に螺合している。第2図および第3図で示されているよ
うに、ロッド138はダイヤフラム129からハウジン
グ48の軸線にほぼ整合して横方向に延び、壁135に
設けられた開口141およびシール210を貫通してお
り、該シールは3本のスクリュー143によって壁13
5へ固着している。第3図で示すように、ロッド138
が貫通している開口141を介して第2コントローラ室
132から流体或いは圧力が漏洩しないように、流体シ
ール144が設けられている。圧縮スプリング147は
ロッド138上に嵌め込まれており、ダイヤフラム12
9を第2図で示す通常の待機位置に維持するようにスラ
スト板150と圧力移動板123とを付勢している。
壁135を挟んで第2コントローラ室132と対向して
他のコントローラ室153が形成されており、このコン
トローラ室153は真空ポート30を介して真空ライン
24へ開口しており、該真空ラインは排出管5の真空側
へ連通している。第2図で示されているように、ロッド
138にはその半径方向を貫通する溝部212が形成さ
れている。第2図で示されている待機位置においては、
溝部212はコントローラ室153内に収容され、そこ
から真空あるいは低圧が漏れることを防止している。
成形要素6の壁159はコントローラ室153の端壁と
室162の壁とを画定している。この室162はロッド
138の末端部を受容しており、該末端部は三方バルブ
ヘッド165を担持する。室162は一対の三方バルブ
シート168、171が設けられ、該三方バルブシート
はロッド138および三方バルブヘッド165と同軸に
整合されている。第2図で示す待機状態にあるとき、バ
ルブヘッド165は左側のバルブシート168に係合し
て、コントローラ室153が室162およびバルブコネ
クタポート45と圧力的に連通することを防止してい
る。バルブシート171は大気圧ポート39と同軸的に
整合しており、そして第2図の待機状態では開放したま
まであり、大気圧ポート39を介して大気圧を室162
およびバルブコネクタポート45に作用させている。
大気圧管117は開口174において大気圧ポート39
に連通している。大気圧管117を通過する空気の移動
を制御するため、該大気圧管の内部には開口174に隣
接してオリフィス177が設けられている。このオリフ
ィス177は直径0.16cm(0.063インチ)が好
ましい。さらに、室87、120、132、153を流
れる空気の流れと圧力の連通および前記室内の均一化の
速度との制御は、ディップチューブ123によって行わ
れ、該ディップチューブはスクリューにより調節可能な
可変ニードルバルブ180に結合されている。ニードル
バルブ180を調節することにより、ディップチューブ
123および第1コントローラ室120における流体の
流速が変化する。第1コントローラ室120とコントロ
ーラ室132、153との間における流体の連通は、デ
ィップチューブ123および接続チューブ183を介し
て行われる。
ニードルバルブ180、接続チューブ183はハウジン
グ198により一体的に包囲され、ハウジング198は
バルブコントローラ15のシリンダ状ハウジング48に
固着される。ハウジング198はスナップ嵌合する蓋2
01によって開閉されるので、内部の部材へ容易に触れ
ることができる。
通常の作用において、圧力センサポート21においてゲ
ージ圧で水柱10.2cm(4インチ)以下の圧力が存在
する場合は、センサ・コントローラモジュール15は第
2図に示す待機状態のままである。第2センサ室87内
の大気圧と第1コントローラ室120内の低い圧力或い
は真空圧との差圧、およびトーションスプリング114
により、図示のようにバルブ球部105およびバルブシ
ート108はシール状態にある。その結果、バルブコン
トローラ15のセンサ部分とコントローラ部分との間に
は空気流が生じない。これに加えて、バルブコントロー
ラ15の作動に際して、第1センサ室75と第2センサ
室87との間には流体の流れは生じない。従って、大気
圧ポート39がバルブコントローラの待機状態の間開放
されたままであったとしても、該モジュールの作動モー
ドにおいて第2センサ室87を通過する空気或いは流体
を制限することにより、待機状態の該モジュールを流れ
る空気或いは流体を遮断してエネルギーの節約を実現で
きる。
貯留タンク2内で汚水が溜まり、センサパイプ3を介し
て圧力センサポート21へゲージ圧で水柱約11.4cm
(約4.5インチ)の圧力が作用すると、第1センサ室
75内の圧力の増加により、ダイアフラム81に担持さ
れた圧力板84はバルブレバー99と係合するように付
勢される。換言すると、圧力板84はトーションスプリ
ング114に抗してバルブレバー99が102を中心に
軸支回転するように押圧し、第3図で示すように、バル
ブ球部105をバルブシート108から持ち上げる。こ
れにより、第2センサ室87と第1コントローラ室12
0との間に流体連通状態及び大気圧連通状態が設定さ
れ、同時に、オリフィス177および大気圧ポート39
の開口174を介して大気圧管117から第2センサ室
87に導入される大気圧が、バルブシート108および
ポート111を介して第1コントローラ室120に侵入
する。
大気圧管117のオリフィス177およびダックビル2
04は、貯留タンク2内の圧力増加に応答してバルブ球
部105が持ち上がった時に、第2センサ室87内を瞬
間的に真空状態とするように設計されている。これによ
り、バルブ球部105が確実に持ち上がれば大気圧が第
1コントローラ室120へ導入されることが保証され
る。これに加えて、差圧によって作動する上記各部材が
連続して作用し且つ上記のようなサイクルを完了する際
に、該サイクルを繰り返すことができるようにするた
め、第2センサ室87には真空が生ぜず、バルブ球部1
05とバルブシート108との開放や閉鎖が確実に繰り
返される。
第1コントローラ室120へ大気圧が導入されることに
よりその内部の圧力が低圧或いは真空圧よりも高圧にな
ると、ダイアフラム129および第1コントローラ室1
20と第2コントローラ室132との差圧により、該ダ
イアフラム129およびロッド138は第3図で示すよ
うに右側の位置へ移動する。
ロッド138が右方向へ動くと、三方バルブヘッド16
5が三方バルブシート168から離れ、三方バルブシー
ト171に座着する。そして、三方バルブヘッド165
および三方バルブシート171は、大気圧ポート39を
閉鎖して大気圧が室162、バルコネクタポート45、
バルブコネクタ42へ導入されるのを防止するように作
用する。第3図で示されているように、ロッド138に
形成された溝部212は、コントローラ室153と室1
62との間で圧力および流体が連通する状態をもたら
し、それにより、真空ライン24および真空ポート30
の低圧或いは真空圧が室162へ導入される。コントロ
ーラ室153からの低圧或いは真空圧の影響により、バ
ルブコネクタ42およびバルブコネクタポート45を介
してコントロールバルブ10へ連通する大気圧が減圧さ
れるので、米国特許第4179371号に記載されてい
るように、コントロールバルブ10が作動状態となる。
そして低圧或いは真空圧が作動状態となったコントロー
ルバルブ10に作用し、該コントロールバルブは排出管
5を開放し、貯留タンク2の内容物である汚水を入口開
口4を介して該排出管へ導入せしめる。貯留タンク2内
の圧力は大気圧なので、コントロールバルブ10より下
流側の低圧或いは真空圧との間に差圧を生じ、該差圧は
排出すべく汚水を排出管内へ速やかに排出し且つ収集ス
テーション12へ速やかに移送せしめる。
貯留タンク2からの汚水の排出により圧力降下が生じ、
該圧力降下はセンサパイプ3を介してセンサダイアフラ
ム81に影響する。これにより、本発明のバルブコント
ローラが用いられるバルブコントローラの差圧により作
動する部材が、上述したのと逆の作動を開始する。
ダイアフラム81に影響する圧力降下は圧力板84に作
用してレバー99から該圧力板を離隔せしめ、それによ
りバルブ球部105はトーションスプリング114によ
ってバルブシート108上に付勢されポート111を閉
鎖して、大気圧が第1コントローラ室120へ導入され
るのを防止する。一方、溝部212で連通した室15
3、162の真空度は減少する。第1および第2コント
ローラ室120、132の圧力が均一化されるのと同時
に、圧縮スプリング147の作用によって、ダイアフラ
ム129およびロッド138は左側へ移動する。ロッド
138の左方向移動と共に、三方バルブヘッド165は
三方バルブシート171から離れ、大気圧ポート39は
再び室162へ開放する。そして、バルブコネクタポー
ト45およびバルブコネクタ42を介して大気圧が再び
導入される。この圧力変化により、コントロールバルブ
10は閉鎖する。第1および第2コントローラ室12
0、132の圧力が均一化により、三方バルブヘッド1
65は三方バルブシート168上に座着してコントロー
ラ室153を閉鎖し、低圧或いは真空圧が室162へ導
入されるのを防止する。ここでコントローラ室120、
132、153の圧力は排出管5内の真空圧と均一とな
る。
汚水搬送システムの作動は、通常、比較的低い温度で且
つ高い湿度の下で行われるので、低温に晒された部材に
おける凝縮および空気交換が頻繁に行われる。このた
め、バルブコントローラ15を第1図で示されているよ
うに設置した際に、センサポート21は該コントローラ
の最下端に位置している。この位置設定によって、第1
センサ室75内に生じた凝縮物は該センサ室からセンサ
パイプ3内へ自由に流れ、そして貯留タンク2の内容物
を排出する間に該パイプ内の堆積物は排出される。セン
サポート21は、凝縮物のドレーン抜として作用するの
みならず、排出サイクルの間、コントロールバルブ10
が突然閉鎖位置へ移動した時にセンサの部材が不意に動
いて貯留タンク2内へ空気流が流れ込むのを防止する、
という作用も行う。
大気圧ポート39、開口174、オリフィス177、大
気圧管117を介して大気圧が導入される第2センサ室
87においても、凝縮物が生じ得る。このため、バルブ
コントローラ15が図示のように設置されたときにポー
ト111は該コントローラの最下端へ位置するように配
置され、コントロールバルブが作動状態にある間、凝縮
物が第2センサ室87から第1コントローラ室120へ
流れ込むのを許容している。第1コントローラ室120
に堆積した凝縮物、およびポート111を介して該コン
トローラ室へ流れ込んだ凝縮物は、ディップチューブ1
23、ニードルバルブ180、接続チューブ183、コ
ントローラ室153、真空ポート30を介して、第1コ
ントローラ室120から排出管5へ間欠的に排出され
る。この間欠的な排出は、ポート11の開放によりコン
トローラ室120、153との間に圧力差が生ずると同
時に自動的に行われる。ポート111を介して第1コン
トローラ室120内に生じた高い圧力或いは真空圧は、
ディップチューブ123を介して、該室内に堆積した凝
縮物を低圧或いは真空圧のコントローラ室153へ搬
送、押圧する。
このバルブコントローラの作用において、センサポート
21は第1センサ室75から凝縮物を連続的に排出する
が、一方、第2センサ室87および第1コントローラ室
10内の堆積物は、該コントローラによりコントロール
バルブ10が開放するのと同時に自動的且つ間欠的に排
出される。
図示の実施例では、大気圧管117内にフィルタとして
エアフィルタ202が配置されており、不純物の粒子或
いはプラスチックの削り屑を補集する。この不純物の粒
子或いはプラスチックの削り屑は、大気圧が導入される
通気管系中において発見され、該通気管系からバルブ球
部105とバルブシート111との間に止まる。不純物
の粒子或いはプラスチックの削り層がバルブ球部105
とバルブシート111との間に止まる事は、制御に悪影
響を与え、且つ早期の修理や部品交換を必要とせしめ
る。エアフィルタ202を設ければ、制御に悪影響を与
える程度まで大きな不純物粒子を除去することができる
のである。
また、大気圧管117のオリフィス177を設けるのみ
では、バルブコントローラの作動時に第1コントローラ
室120の圧力が大気圧まで上昇する際において、バル
ブレバー99およびバルブ球部105が正確に作用する
のを保証するには不十分である旨が見出だされている。
しかしながら、図示の実施例ではセンサ可変オリフィス
ダックビル(sensor Variable Orifice Duckbill)20
4が設けられており、好適に作用する。すなわち、セン
サポート21からの圧力上昇はダイアフラム81を押圧
し、該ダイアフラムはバルブレバー99を押圧し、それ
と同時に、バルブ球部105はバルブシート108から
離隔し始める。この時点において、第1コントローラ室
120内の圧力上昇は非常に遅く、バルブシート108
を介して第1コントローラ室120内に侵入する空気の
量は少量である。センサ可変オリフィスダックビル20
4は大気圧管117を通過する空気量を制限し、もって
真空によりダイヤフラム81を内側に吸い込み且つバル
ブシート108を十分に開放せしめる。バルブシート1
08が十分に開放すると、センサ可変オリフィスダック
ビル204も十分に開放し、第1コントローラ室120
内を大気圧まで昇圧する。さらに、センサ可変オリフィ
スダックビル204は径0.0508cm(0.020イ
ンチ)のオリフィスを有し、大気圧管117を介して空
気が逆流するのを許容している。該逆流はダイアフラム
81が内側へ押圧される時に必要であり、その逆流によ
り第2センサ室87内の圧力増加は起こらず、一方、ダ
イアフラム81を動かす差圧は増加する。
さらに図示の実施例では、製品の品質を向上し且つ修理
の必要性を減少するための改良が施されている。従来の
バルブコントローラの構成部品はその寿命が所望の期間
に比べて短く、そして該構成部品の組み立ては時間を浪
費して且つ困難な作業だった。これに対して図示の実施
例では、2ポート板206の2管取付用アダプタを設置
することより、配管作業におけるティー(tee )設置の
必要性を排除している。ここで、第2ポート板と2管取
付用アダプタは溶剤で接合されている。2管取付用アダ
プタはコントローラ室153へ接続しており、該コント
ローラ室には傘形チェックバルブ208が設置されてい
る。この傘形チェップバルブ208は、米国特許第43
73838号において支管192に設けられたチェック
バルブ195に換えて設置されたもので、全く新規なも
のである。
第2図および第3図において符号144で示すシールを
設けるのみでは、コントローラ室132、153の間に
あるロッド138のための開口を確実にシールすること
は出来ない。シール144はコントローラ室153から
第2コントローラ室132へ向かう空気流を防止するこ
とは出来るが、コントローラ室153の真空度の増加お
よびバルブコントローラの第2の作動(Second cyclin
g)により生ずる第2コントローラ室132からコント
ローラ室153へ向かう空気流は防止できない。図示の
実施例では、米国特許第4373838号の第2図、第
3図のロッドベアリング142に換えてシール210を
設けたので、第2コントローラ室132からコントロー
ラ室153へ向かう空気流もシールされる。換言する
と、コントローラ室132、153の間にあるロッド1
38のための開口の両側にそれぞれシール144、21
2を設けたので、いずれの方向に流れる空気流も遮断さ
れるのである。
米国特許第4373838号の第2図、第3図におい
て、真空圧或いは流体の通路としロッド中にスロット1
56が形成されている。しかし、その様なスロットを形
成するめには、加工バリを除去するために手作業を伴う
機械加工が必要である。これに対して、図示の実施例で
はスロットを設けずに、ロッドの両側の2か所に溝21
0を形成してある。溝210による真空圧或いは流体の
通路はスロットによる通路の2倍の寸法を有し、摩擦を
減少せしめ、且つ空気流が高速になることからバルブコ
ントローラの作動も高速で行われる。さらに、フルオロ
シリコン合成物(Fluorosilicone Compound)を潤滑剤
として用いれば、シールの寿命が長くなり、摩擦が減少
し、低温による潤滑剤の固化等の不都合が防止される。
ここで、ロッド138の前記シール144、210と接
触する区域のみが潤滑される。
これに加えて、図示の実施例では、真空圧で作動しバル
ブコントローラの作動サイクルを計数する計数装置に接
続する配管アダプタ214が設けられている。そして、
該アダプタにはキャップが設けられている。
汚水搬送システムに用いられるバルブコントローラで
は、その使用条件によってはシステムにおいて圧力変動
が発生する。そして、どのような場合でも使用できるバ
ルブコンローラを提供するには、米国特許第43738
38号で示されているオリフィス72を除去する必要が
ある。このため、図示の実施例では、センサポート21
にそのようなオリフィスは設けられていない。
明確には図示されていないが、センサポート21と貯留
タンク2とを結ぶセンサパイプ3には、センササージサ
プレッサが設けられている。該センササージサプレッサ
の目的は、コントロールバルブが急に閉鎖した時に貯留
タンクへ空気が流れてセンサが開始(set off )状態に
なることの防止である。
なお、本発明のバルブコントローラの材料は透明なもの
が選択され、該透明な材料は作動および水や汚れによる
汚染を視覚的に表示する。この事は、メンテナンスおよ
びセールス上の利点をもたらす。そして、バルブコント
ローラの本体が透明な間は、その作用が視覚的に表示さ
れることにより、制御の誤動作の診断が行われる。な
お、透明な材料は、例えば、耐腐食性のプラスチックが
用いられる。
[発明の効果] 本発明の効果を以下に列挙する。
(1)作動が高速になる。
(2)誤動作が生じない。
(3)作動に際して摩擦、機械的な干渉が少ない。
(4)製造が容易であり、必要なコストおよび労力が減
少される。
(5)コントロールバルブの急激な開閉にも対処でき
る。
(6)製品の寿命が長い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のバルブコントローラを用いた汚水搬送
システムの側面図、第2図はバルブコントローラの待機
状態を示す側断面図、第3図はバルブコントローラの作
動状態を示す側断面図である。 15……バルブコントローラ、202……エアフィル
タ、204……センサ可変ダックビル、206……2ポ
ート板、208……傘形チェックバルブ、210……シ
ール、212……溝部、214……配管アダプタ
フロントページの続き (72)発明者 マーク エー.ジョーンズ アメリカ合衆国 46975 インディアナ, ロチェスター,ボックス14 アール.アー ル.7番地 コロニアル ベイ コンドミ ニアムズ (72)発明者 保科 久夫 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (72)発明者 青池 宏 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 (56)参考文献 特開 昭49−67435(JP,A) 特開 昭50−38824(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】真空汚水搬送システムの排出管に介装され
    たコントロールバルブの開閉を制御するバルブコントロ
    ーラにおいて、コントロールバルブの上流側の貯留タン
    クと圧力的に連通しており且つ該貯留タンク内の所定の
    圧力に応答して開閉する圧力センサバルブを備えた圧力
    センサと、コントロールバルブの開放位置と閉鎖位置と
    を切り換える三方バルブと、圧力センサバルブの開閉に
    応答して三方バルブを作動せしめる差圧応答手段とを含
    み、圧力センサバルブを設けたセンサ室へ大気圧を導入
    する大気圧管にはオリフィスを備えたダックビルが介装
    されたことを特徴とするバルブコントローラ。
JP10795089A 1989-04-28 1989-04-28 バルブコントローラ Expired - Lifetime JPH0637787B2 (ja)

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JP4105581B2 (ja) 2003-04-10 2008-06-25 株式会社荏原製作所 真空弁制御装置
JP2011202461A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Sekisui Chem Co Ltd 真空弁ユニット

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