JPH0637091B2 - 帯状タイヤ部材の中心線描き装置 - Google Patents

帯状タイヤ部材の中心線描き装置

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JPH0637091B2
JPH0637091B2 JP64000729A JP72989A JPH0637091B2 JP H0637091 B2 JPH0637091 B2 JP H0637091B2 JP 64000729 A JP64000729 A JP 64000729A JP 72989 A JP72989 A JP 72989A JP H0637091 B2 JPH0637091 B2 JP H0637091B2
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JP
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tire member
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center line
shaped tire
deviation
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JP64000729A
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JPH02179732A (ja
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清 根本
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、自動車用タイヤのゴム引きカーカスコー
ド、プライコード、ベルト、トレッドなどの帯状タイヤ
部材に中心線を描くための装置に関するものである。
(従来の技術) 帯状タイヤ部材に中心線を描くための装置として、帯状
タイヤ部材をその長さ方向に一定の速度で送りながら、
上記タイヤ部材の蛇行や幅変動に伴なう中心線の偏差量
を連続的に検出し、上記タイヤ部材がこの検出位置から
その進み側に位置するマーキングペンの位置まで移動す
るのに必要な時間だけ遅れて上記マーキングペンを上記
の偏差量に応じて移動させるようにしたものが使用され
ている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の中心線描き装置は、帯状タイヤ部
材が一定の速度で送られることを前提としており、偏差
量の検出位置からマーキングペンまでの距離に応じた時
間的遅延処理のみを施していたので、帯状タイヤ部材の
送り速度が変更されたり、送り速度に変動があったり、
また送りが間欠的に行なわれたりした場合にマーキング
ペンが正確に追従しなくなるという問題があった。
この発明は、タイヤ部材の送り速度の変更、変動、連続
送り、間欠送りに関係なく、マーキングペンを正確に追
従させることができる帯状タイヤ部材の中心線描き装置
を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 帯状タイヤ部材をその長さ方向に送りながら上記タイヤ
部材の蛇行や幅変動に伴なう上記タイヤ部材の中心線の
偏差量を検出し、この検出位置よりも上記タイヤ部材の
進み側に位置するマーキングペンを上記偏差量に応じて
幅方向に変位させるようにした帯状タイヤ部材の中心線
描き装置において、上記帯状部材が所定の距離を進むご
とに信号を出力するパルス発信機と、このパルス発信機
の出力ごとに上記の検出された偏差量を順送り出力する
シフトレジスタと、このシフトレジスタの順送り出力を
受けて上記マーキングペンの移動用DCモータを上記偏
差量に応じて回転するためのモータアンプとを設ける。
なお、上記のシフトレジスタが続けて順送り出力する前
後2回の偏差量を比較し、この2回の偏差量の差に応じ
てモータアンプのゲイン値を設定するためのコンパレー
タを設けることが好ましい。そして、上記のゲイン値
は、上記偏差量の大きさに応じて数段階、例えば大、
中、小の3段階に設定することができる。
(作用) 帯状タイヤ部材の中心線の偏差量を検出したのち、この
帯状タイヤ部材上の検出箇所(サンプリング箇所)がマ
ーキングペンに達したとき、マーキングペンが上記の偏
差量に応じて変位し、帯状タイヤ部材に中心線を描く。
なお、コンパレータを設けた場合は、偏差量の差が大き
いときにDCモータが比較的高速度で上記偏差量に応じ
て回転し、偏差量の差が小さいときにDCモータが比較
的低速度で上記偏差量に応じて回転してマーキングペン
が中心線を一層正確に描く。
(実施例) 図において、帯状タイヤ部材1は、水平面内で走行する
搬送ライン(図示されていない)に乗せられて矢印a方
向に送られる。上記帯状タイヤ部材1の両側縁部上方に
多数個の光電素子を幅方向に密に並列し上記タイヤ部材
の縁部からの反射光によって縁部の位置を検出するよう
にしたカメラ2a、2bが設置され、上記タイヤ部材1
の進行方向に対し上記カメラ2a、2bの前方に位置す
るマーキングペン3がDCモータ4の駆動によって幅方
向に進退するサーボアクチュエータ5に取付けられる。
上記カメラ2a、2bの出力端が、カメラ2a、2bを
計測制御するためのカメラコントローラ3に接続され、
カメラ2aおよび2bの視野を覆うタイヤ部材の幅W1
およびW2に相当する信号がカメラコントローラ6に入
力され、カメラコントローラ6では、上記の幅W1およ
びW2の差、すなわちタイヤ部材1の中心線の偏差量が
算出され、この偏差量(W1−W2)/2に応じた直流電
圧、例えば0±50mmの偏差量に応じて0±10Vの直
流電圧が出力され、この出力がシフトレジスタ7に送ら
れる。
このシフトレジスタ7の入力端には、上記タイヤ部材1
がカメラ2a、2bおよびマーキングペン3間の距離
(例えば、500mm、1000mm等)よりも短かい所定
の距離(例えば、20mm、40mm)を移動するごとにパ
ルスを発するパルス発信機8の出力端が接続されてお
り、このパルス発信機8からパルスがシフトレジスタ7
に入力される都度、シフトレジスタ7は、カメラコント
ローラ6から入力される偏差量(W1−W2)/2を1回
ずつ順送りして前回に入力された偏差量をコンパレータ
9およびモータアンプ10に向かって出力する。そし
て、発信パルス数がカメラ2a、2bとマーキングペン
3間の距離に応じた個数に達したとき、カメラ2a、2
bで計測した偏差量にマーキングペン3が応答する。
コンパレータ9は、上記偏差量が大きいとき、すなわち
タイヤ部材1の蛇行量または幅変動が大きいときにマー
キングペンの応答性を高めて短時間での追従を可能にす
るものであり、シフトレジスタ7から入力された偏差量
と前回入力された偏差量との差を設定値と比較して偏差
量の差が大、中、小のいずれであるかを判断し、この偏
差量の差が大のとき、中のとき、および小のときにそれ
ぞれモータアンプ10のゲイン値を大、中および小に設
定する。そして、モータアンプ10は、シフトレジスタ
7から直接入力される偏差量に応じ、かつコンパレータ
9によって設定されるゲイン値に応じてDCモータ4を
駆動し、ターボアクチュエータ5を介してマーキングペ
ン3を幅方向に摺動させる。なお、11は、位置検出用
ポテンショメータであり、サーボアクチュエータ5の移
動量を検出し、その位置信号をモータアンプ10にフィ
ードバックしてサーボアクチュエータ5の実移動量が指
令移動量に等しくなるようにしたものである。
この実施例は、DCモータ4が帯状タイヤ部材の中心線
の偏差量の大きさに応じた移動量を、偏差量の差の大き
さに応じた速度で回転し、サーボアクチュエータ5を介
してマーキングペン3を幅方向に変位させ、しかもサー
ボアクチュエータ5の実移動量をフィードバックするの
で、帯状タイヤ部材の蛇行や幅変動に対するマーキング
ペンの追従が円滑に、かつ正確になる。
(発明の効果) この発明は、長さ方向に前送りされる帯状タイヤ部材の
偏差量を検出してから設定時間後にマーキングペンを変
位させる代りに、帯状タイヤ部材が所定距離を送られた
後にマーキンペンを変位させるようにしたものであるか
ら、帯状タイヤ部材の送り速度が一定の場合だけでな
く、送り速度が変動したり、間欠送りがされたりした場
合にも支障なく中心線を描くことができる。そして、請
求項2に記載の発明は、上記偏差量の増減傾向の大きさ
に応じてマーキングペンの移動速度を変えるので、帯状
タイヤ部材の蛇行量や幅変動が大きい場合にも、中心線
を正確に、かつ円滑に描くことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明の実施例の構成図である。 1:帯状タイヤ部材、2a、2b:帯状タイヤ部材1の
側縁の幅方向変位を検出するカメラ、3:マーキングペ
ン、4:DCモータ、5:サーボアクチュエータ、6:
カメラコントローラ、7:シフトレジスタ、8:パルス
発信機、9:コンパレータ、10:モータアンプ、1
1:位置検出用ポテンショメータ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯状タイヤ部材をその長さ方向に送りなが
    ら上記タイヤ部材の蛇行や幅変動に伴なう上記タイヤ部
    材の中心線の偏差量を検出し、この検出位置よりも上記
    タイヤ部材の進み側に位置するマーキングペンを上記偏
    差量に応じて幅方向に変位させるようにした帯状タイヤ
    部材の中心線描き装置において、上記帯状タイヤ部材が
    所定の距離を進むごとに信号を出力するパルス発信機
    と、このパルス発信機の出力ごとに上記の検出された偏
    差量を順送り出力するシフトレジスタと、このシフトレ
    ジスタの順送り出力を受けて上記マーキングペンの移動
    用DCモータを上記偏差量に応じて回転するためのモー
    タアンプとを備えていることを特徴とする帯状タイヤ部
    材の中心線描き装置。
  2. 【請求項2】シフトレジスタが続けて順送り出力する前
    後2回の偏差量を比較し、この2回の偏差量の差に応じ
    てモータアンプのゲイン値を設定するためのコンパレー
    タが設けられる請求項1記載の帯状タイヤ部材の中心線
    描き装置。
JP64000729A 1989-01-05 1989-01-05 帯状タイヤ部材の中心線描き装置 Expired - Lifetime JPH0637091B2 (ja)

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JPH02179732A JPH02179732A (ja) 1990-07-12
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1272443B (it) * 1993-05-21 1997-06-23 Marangoni Meccanica Macchina per la raspatura di pneumatici con posizionamento relativo di pneumatico e utensile di lavoro controllabile

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JPH02179732A (ja) 1990-07-12

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