JPH0636675A - ヒユーズ抵抗器およびその製造方法 - Google Patents

ヒユーズ抵抗器およびその製造方法

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JPH0636675A
JPH0636675A JP4186637A JP18663792A JPH0636675A JP H0636675 A JPH0636675 A JP H0636675A JP 4186637 A JP4186637 A JP 4186637A JP 18663792 A JP18663792 A JP 18663792A JP H0636675 A JPH0636675 A JP H0636675A
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resistor
fuse
fusing
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Shozo Kawate
昇三 川手
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Koa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低溶断電力のフラツトチツプヒユーズ抵抗器
を提供する。 【構成】 所定サイズの絶縁基板10の一方の面に、所
定サイズの抵抗体30を形成し、抵抗体30の一端部近
傍へ、その一端部近傍が重畳するように、所定サイズの
ヒユージングエレメント31を形成する。さらに、抵抗
体30の他端部近傍に重畳するように電極21を、ヒユ
ージングエレメント31の他端部近傍に重畳するように
電極20をそれぞれ形成して、抵抗体30をトリミング
する。さらに、ヒユージングエレメント31を略覆うよ
うに、蓄熱層を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒユーズ抵抗器に関し、
特に、その構造およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の表面実装用の角チツプヒユーズ抵
抗器は、図8に示すような構造であつた。なお、図8
(a)は従来の角チツプヒユーズ抵抗器の斜視図、図8
(b)は図8(a)のA−A断面図である。従来の角チ
ツプヒユーズ抵抗器は、絶縁基板110上に抵抗体13
0が形成され、抵抗体130の両端部を覆うように、電
極120と121が形成されていた。抵抗体130の略
中央部には、トリミングによつて、電流路を遮る方向へ
切込み130a,130bが施されていた。この切込み
130a,130bによつて、角チツプヒユーズ抵抗器
の抵抗値が設定され、かつ、ヒユージングポイント13
0cが形成された後、切込み130a,130bおよび
ヒユージングポイント130cを、蓄熱ガラス層141
で覆つて、ヒユージングポイント130cで発生した熱
の放散を防いでいた。
【0003】従来の角チツプヒユーズ抵抗器の電極12
0と121間に、過大な電流が流れると、電流密度の高
いヒユージングポイント130cは急激に発熱して、ヒ
ユージングポイント130cは溶断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
は、次のような問題点があつた。すなわち、従来の角チ
ツプヒユーズ抵抗器においては、抵抗値調整とヒユージ
ングポイント130c形成を同時に行うので、抵抗値調
整を優先して設定すれば、溶断電力値の設定が大まかに
なり、逆に、溶断電力値を優先して設定すれば、抵抗値
の設定が大まかになる欠点があつた。
【0005】さらに、従来の角チツプヒユーズ抵抗器に
おいては、トリミングで形成したヒユージングポイント
130cの電流路断面積は不均一なので、さらに、ヒユ
ージングポイント130cの幅を狭めて、溶断電力を低
電力化しようとすると、極端に電流路断面積の狭い部分
が生じて、耐サージ性が劣化する欠点があつた。従つ
て、従来の角チツプヒユーズ抵抗器においては、溶断電
力の低電力化には限界があり、例えば、溶断電流が2
[A]の従来のヒユーズ抵抗器の場合、その溶断電力を2
[W]以下に下げることは困難であつた。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の課題を
解決することを目的としたもので、前記の課題を解決す
る一手段として、以下の構成を備える。すなわち、所定
サイズの絶縁基板に形成されたヒユーズ抵抗器であつ
て、前記絶縁基板の一方の面に形成した所定サイズの抵
抗体層と、前記抵抗体層の一端部近傍へその一端部近傍
が重畳するように形成したヒユーズ素子と、前記抵抗体
層の他端部近傍に重畳するように形成した少なくとも1
つの第1の電極部と、前記ヒユーズ素子の他端部近傍に
重畳するように形成した少なくとも1つの第2の電極部
と、前記ヒユーズ素子を略覆うように形成した蓄熱層と
を備えたヒユーズ抵抗器とする。
【0007】また、所定サイズの絶縁基板の一方の面に
所定サイズの抵抗体層を形成する抵抗体形成工程と、前
記抵抗体層の一端部近傍へその一端部近傍が重畳するよ
うにヒユーズ素子を形成するヒユーズ素子形成工程と、
前記抵抗体層の他端部近傍に重畳するように少なくとも
1つの第1の電極部を形成し、前記ヒユーズ素子の他端
部近傍に重畳するように少なくとも1つの第2の電極部
を形成する電極部形成工程と、前記ヒユーズ素子を略覆
うように蓄熱層を形成する蓄熱層形成工程とからなるヒ
ユーズ抵抗器製造方法とする。
【0008】
【作用】以上の構成によつて、抵抗体とヒユーズ素子と
を独立させた構造のヒユーズ抵抗器およびその製造方法
を提供できる。例えば、以上の構成によつて、溶断電力
値はヒユーズ素子の長さ,幅などによつて設定でき、ヒ
ユーズ素子の溶断電力値とは無関係に抵抗値を調整で
き、耐サージ性を劣化させることなく溶断電力を低電力
化できるヒユーズ抵抗器およびその製造方法を提供でき
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例の角チツプヒユ
ーズ抵抗器を図面を参照して詳細に説明する。図1〜図
6は本発明に係る一実施例の角チツプヒユーズ抵抗器を
説明するための図で、図1は該抵抗器の抵抗体形成状態
の一例を示す図、図2は該抵抗器のヒユージングエレメ
ント形成状態の一例を示す図、図3は該抵抗器の電極形
成状態およびトリミング状態の一例を示す図、図4は該
抵抗器の蓄熱層形成状態の一例を示す図、図5は該抵抗
器の完成状態の一例を示す斜視図、図6は図5のA−A
矢視断面図である。
【0010】なお、各状態を示す図においては、各部の
形成状態が明確になるように、各部の形成状態が容易に
認識可能になるように、一部模式化して表現する。すな
わち、各状態を示す図においては、実際には不透明の部
分でも、下部状態を識別可能に表現する。図において、
10は基板で、略長方形の所定の厚さを有した電気絶縁
性のセラミツクス基板で、アルミナ96%の焼結体のア
ルミナ基板などを使用する。なお、本実施例において、
基板10は焼成済みのアルミナ基板に限定されるもので
はなく、例えば、アルミナなどのグリーンシートを使用
して、後述の厚膜抵抗体などとともに焼成してもよい。
【0011】30は抵抗体で、スクリーン印刷などによ
る厚膜抵抗体や、スパツタリング,真空蒸着,メツキな
どによる薄膜抵抗体などを、基板10の一面の長手方向
に偏らせて、略長方形で所定の厚さに形成する。なお、
厚膜抵抗体の材料としては、酸化ルテニウム系などの厚
膜ペーストが、薄膜抵抗体の材料としては、ニツケル−
クロム系,ニツケル−リン系,ニツケル−リン−タング
ステン系などの合金を使用する。
【0012】31はヒユージングエレメントで、過大な
電流が流れた場合に溶断する部分である。ヒユージング
エレメント31は、その一端を抵抗体30上に、その他
端を基板10の長手方向の端部近傍に形成し、所定の幅
でかつ所定の長さになるように、略U字形に折曲げた形
状にする。なお、ヒユージンブエレメントの形状は、略
U字形に限定されるものではなく、例えば、W字形,ク
ランク形,直線形などであつてもよく、所定の長さを形
成するのに適当な形状にすればよい。また、ヒユージン
グエレメント31は、スクリーン印刷や直接描画などに
よつて厚膜で形成しても、スパツタリング,真空蒸着,
メツキなどによつて、アルミなどを薄膜形成してもよ
い。
【0013】20,21は電極で、基板10の抵抗体形
成面(以下「上面」という)の両短辺近傍から、電極を
形成した短辺に接する基板10の端面を経由して、抵抗
体非形成面(以下「下面」という)の両短辺近傍にかけ
て、その断面が略コの字形になるように形成する。な
お、電極20は、基板10の短辺近傍からヒユージング
エレメント31の端部にかけて、ヒユージングエレメン
ト31の端部近傍を所定の範囲で覆うように、略長方形
に形成する。また、電極20,21の形成方法は、周知
なので、その詳細な説明は省略するが、銀−パラジウム
系,銀,銅などの厚膜ペーストをスクリーン印刷などで
形成したり、クロム,ニツケル,銅などの金属材料をス
パツタリング,真空蒸着,メツキなどの方法によつて形
成する。
【0014】30a,30bは切込みで、抵抗値調整の
ためのトリミングで形成されたものである。なお、図に
おいては、ストレートカツトの切込みが2本施された例
を示したが、本実施例はこれに限定されるものではな
く、例えば、L字形カツトでもよいし、ストレートカツ
ト1本でもよい。41は蓄熱層で、ヒユージングエレメ
ント31で発生した熱の放散を防ぐもので、ヒユージン
グエレメント31を略覆うように、スクリーン印刷など
によつて、電気絶縁性かつ熱伝導率の低い低融点ガラス
ペーストなどを、略長方形にコーテイングしたものであ
る。
【0015】40は絶縁膜で、抵抗体30,電極20,
21の上面部位,蓄熱層41などを略覆うように、スク
リーン印刷などによつて、電気絶縁性のガラスペースト
やエポキシ樹脂などをオーバコートしたものである。こ
の後、角チツプヒユーズ抵抗器は、後述するマーキン
グ,電極メツキなどの工程を経て、図5,図6に一例を
示す完成状態になる。
【0016】図7は角チツプヒユーズ抵抗器の製造工程
の一例を示すフローチヤートである。なお、以下の説明
は、1つの角チツプヒユーズ抵抗器を製造する場合に限
定されるものではなく、例えば、複数の角チツプヒユー
ズ抵抗器を同時に多数製造する場合にも適用でき、最終
工程で角チツプヒユーズ抵抗器ひとつひとつに分離すれ
ばよい。
【0017】まず、図7に示す工程P1で、基板10を
所定の大きさに形成する基板製造工程を実行して、所定
製造単位の大きさの略長方形の基板10を製作する。な
お、該単位は、任意の大きさであり、1つの角チツプヒ
ユーズ抵抗器毎に作製しても、例えば、数十個同時に作
製してもよく、それぞれの場合に即して製作すればよ
い。また、以下に説明する各工程毎の状態図は、それぞ
れ単独の1チツプだけを示すが、複数チツプを同時に形
成する場合においても略同様である。
【0018】続いて、工程P2で、スクリーン印刷やス
パツタリングなどの方法で、基板10の上面に、図1に
一例を示した抵抗体30を形成する。続いて、工程P3
で、スクリーン印刷やスパツタリングなどの方法で、基
板10の上面に、図2に一例を示したヒユージングエレ
メント31を形成する。続いて、工程P4で、スクリー
ン印刷やスパツタリングなどの方法で、基板10に、図
3に一例を示した電極20,21を形成する。なお、工
程P4は、例えば、基板10上面の電極部位を形成する
工程、次に基板10下面の電極部位を形成する工程、次
に基板10端面に導体部を形成して、上面と下面の電極
を電気的に接続する工程などを含む。
【0019】続いて、工程P5で、必要に応じて抵抗値
のトリミングを行う。なお、抵抗値トリミングは、レー
ザビームやサンドブラストなどで、抵抗体30のパター
ンに切込みを入れることによつて、抵抗値を調整する。
続いて、工程P6で、スクリーン印刷などの方法で、ヒ
ユージングエレメント31を略覆うように、図4に一例
を示した蓄熱層41を形成する。
【0020】続いて、工程P7で、スクリーン印刷など
によつて、抵抗体30,電極20,21の上面部位,蓄
熱層41などを略覆うように、絶縁膜40をオーバコー
トする。続いて、工程P8で、例えば絶縁膜40上に捺
印するなどによつて、定格抵抗値や製品番号などをマー
キングする。
【0021】続いて、工程P9で、電極20,21の絶
縁膜40で覆われていない部位、主に基板10の端面や
下面の電極部位に、ニツケルなどで下地メツキを施した
後、はんだメツキ処理を施す。そして最後に、工程P1
0で、検査を実施して、角チツプヒユーズ抵抗器が完成
する。
【0022】また、工程P9または工程P10終了後
に、必要に応じてダイシングして、角チツプヒユーズ抵
抗器を1つのチツプ毎に分離成形する。例えば、ここ
で、同時に複数の角チツプヒユーズ抵抗器を一括製作し
た場合は、個々のチツプに分離成形し、また、1つのチ
ツプ毎に製作した場合は、周辺部の整形などを行う。な
お、上記説明では省略したが、厚膜を形成する工程に
は、厚膜ペーストを印刷後、例えば10分間850℃で
焼成する焼成工程などが含まれ、また、薄膜を形成する
工程では、メタルマスクによつて所定のパターンを形成
するか、あるいは、薄膜形成後レジスト膜を形成して、
形成した薄膜をエツチングする工程などが含まれる。
【0023】また、工程P2〜P4において、抵抗体3
0,ヒユージングエレメント31,電極20,21は、
工程P2〜P4のそれぞれの形成工程で焼成しなくて
も、電極20,21を印刷後に一括して焼成してもよい
し、また、例えば抵抗体30とヒユージングエレメント
31など、一部をまとめて焼成してもよい。また、工程
P6,P7において、蓄熱層41と絶縁膜40は、工程
P6,P7のそれぞれの形成工程で焼成しなくても、絶
縁膜40を印刷後に一括して焼成してもよい。
【0024】上述の構造を有する本実施例の角チツプヒ
ユーズ抵抗器は、抵抗体30とヒユージングエレメント
31とが、独立した構造になつているので、ヒユージン
グエレメント31の長さ,幅などによつて、溶断電力値
を設定することができる。従つて、本実施例において
は、ヒユージングエレメント31の溶断電力値とは無関
係に、抵抗体30をトリミングすることによつて、抵抗
値を調整できるので、本実施例の角チツプヒユーズ抵抗
器は、約0.1[Ω]〜約600[Ω]と、広範囲の抵抗値
レンジを得ることができる。
【0025】さらに、本実施例においては、ヒユージン
グエレメント31を、スクリーン印刷やスパツタリング
で形成するので、ヒユージングエレメント31の電流路
断面積は略均一になり、ヒユージングエレメント31の
パターン幅を狭めて、溶断電力を低電力化しても、充分
な耐サージ性を得ることができる。従つて、例えば、溶
断電流が2[A]の本実施例のヒユーズ抵抗器の場合、そ
の溶断電力を約0.8[W]まで下げることが可能であ
る。
【0026】以上説明したように、本実施例によれば、
抵抗体とヒユージングエレメントとを独立させた構造に
するので、溶断電力値は、ヒユージングエレメントの長
さ,幅などによつて設定できる。従つて、本実施例にお
いては、ヒユージングエレメントの溶断電力値とは無関
係に、抵抗値を調整でき、広範囲の抵抗値レンジを得る
ことができる。
【0027】さらに、本実施例においては、ヒユージン
グエレメントの電流路断面積は略均一であり、ヒユージ
ングエレメントのパターン幅を狭めて、溶断電力を低電
力化することによつて、耐サージ性を劣化させることな
く、例えば、溶断電流が2[A]の本実施例のヒユーズ抵
抗器の場合、その溶断電力を約0.8[W]まで下げるこ
とが可能である。
【0028】
【発明の効果】以上、本発明によれば、抵抗体とヒユー
ズ素子とを独立させた構造のヒユーズ抵抗器およびその
製造方法を提供できる。例えば、本発明によつて、溶断
電力値はヒユーズ素子の長さ,幅などによつて設定で
き、ヒユーズ素子の溶断電力値とは無関係に抵抗値を調
整でき、耐サージ性を劣化させることなく溶断電力を低
電力化できるヒユーズ抵抗器およびその製造方法を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の角チツプヒユーズ抵抗
器の抵抗体形成状態の一例を示す図である。
【図2】本実施例のヒユージングエレメント形成状態の
一例を示す図である。
【図3】本実施例の電極形成状態およびトリミング状態
の一例を示す図である。
【図4】本実施例の蓄熱層形成状態の一例を示す図であ
る。
【図5】本実施例の完成状態の一例を示す斜視図であ
る。
【図6】図5のA−A矢視断面図である。
【図7】本実施例の製造工程の一例を示すフローチヤー
トである。
【図8】従来の角チツプヒユーズ抵抗器の構造を示す図
である。
【符号の説明】
10 基板 20,21 電極 30 抵抗体 31 ヒユージングエレメント 40 絶縁膜 41 蓄熱層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01C 17/06 A 8834−5E H01H 69/02 7250−5G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定サイズの絶縁基板に形成されたヒユ
    ーズ抵抗器であつて、 前記絶縁基板の一方の面に形成した所定サイズの抵抗体
    層と、 前記抵抗体層の一端部近傍へその一端部近傍が重畳する
    ように形成した所定サイズのヒユーズ素子と、 前記抵抗体層の他端部近傍に重畳するように形成した少
    なくとも1つの第1の電極部と、 前記ヒユーズ素子の他端部近傍に重畳するように形成し
    た少なくとも1つの第2の電極部と、 前記ヒユーズ素子を略覆うように形成した蓄熱層とを有
    することを特徴とするヒユーズ抵抗器。
  2. 【請求項2】 前記絶縁基板はアルミナ基板であり、 前記抵抗体層は厚膜抵抗体であり、 前記電極部は厚膜導体であり、 前記蓄熱層はガラスで形成されることを特徴とする請求
    項1記載のヒユーズ抵抗器。
  3. 【請求項3】 前記絶縁基板はアルミナ基板であり、 前記抵抗体層は薄膜抵抗体であり、 前記電極部は薄膜導体であり、 前記蓄熱層はガラスで形成されることを特徴とする請求
    項1記載のヒユーズ抵抗器。
  4. 【請求項4】 所定サイズの絶縁基板の一方の面に所定
    サイズの抵抗体層を形成する抵抗体形成工程と、 前記抵抗体層の一端部近傍へその一端部近傍が重畳する
    ように所定サイズのヒユーズ素子を形成するヒユーズ素
    子形成工程と、 前記抵抗体層の他端部近傍に重畳するように少なくとも
    1つの第1の電極部を形成し、前記ヒユーズ素子の他端
    部近傍に重畳するように少なくとも1つの第2の電極部
    を形成する電極部形成工程と、 前記ヒユーズ素子を略覆うように蓄熱層を形成する蓄熱
    層形成工程とを有することを特徴とするヒユーズ抵抗器
    製造方法。
JP4186637A 1992-07-14 1992-07-14 ヒユーズ抵抗器およびその製造方法 Pending JPH0636675A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6710699B2 (en) * 2001-07-02 2004-03-23 Abb Research Ltd Fusible link
JP2008240530A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Hanshin Electric Co Ltd 内燃機関用電子点火装置
US8780518B2 (en) 2011-02-04 2014-07-15 Denso Corporation Electronic control device including interrupt wire
CN106847447A (zh) * 2017-01-03 2017-06-13 常州安斯电子有限公司 一种晶片阻值保险性电阻器及其生产工艺

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Effective date: 20020215