JPH0636552B2 - 画質制御装置 - Google Patents
画質制御装置Info
- Publication number
- JPH0636552B2 JPH0636552B2 JP61184557A JP18455786A JPH0636552B2 JP H0636552 B2 JPH0636552 B2 JP H0636552B2 JP 61184557 A JP61184557 A JP 61184557A JP 18455786 A JP18455786 A JP 18455786A JP H0636552 B2 JPH0636552 B2 JP H0636552B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の属する分野〕 本発明は、多階調画像の画質制御装置に関する。
従来より、多階調画像を読取り処理及び出力をする装置
において読取り画像の濃度を検知し、検知された濃度値
に従い、出力画像の濃度を制御する機能を有する画像読
取装置が考案されている。
において読取り画像の濃度を検知し、検知された濃度値
に従い、出力画像の濃度を制御する機能を有する画像読
取装置が考案されている。
しかるに、読取られる原稿が、例えば文字、写真の混在
原稿のように全く異なった濃度分布をもつ原稿の場合に
は、不適切な濃度出力となってしまう。
原稿のように全く異なった濃度分布をもつ原稿の場合に
は、不適切な濃度出力となってしまう。
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、独立して指
定された複数の画像領域に対して、その画像領域の属性
に応じて、適切な濃度補正を行うことができる画質制御
装置を提供することを目的とする。
定された複数の画像領域に対して、その画像領域の属性
に応じて、適切な濃度補正を行うことができる画質制御
装置を提供することを目的とする。
以下本発明の実施例について図を参照しながら説明す
る。
る。
第２図（ａ），（ｂ）はそれぞれ本実施例における画像
読取装置の側面図及び平面図である。
読取装置の側面図及び平面図である。
１は読取られる原稿、２は透明原稿台、３−１，３−２
は原稿を照明するランプ４−１，４−２，４−３はミラ
ー、５はレンズ、６はＣＣＤである。
は原稿を照明するランプ４−１，４−２，４−３はミラ
ー、５はレンズ、６はＣＣＤである。
ランプ３−１，３−２で照明された原稿１の像はミラー
４−１，４−２，４−３，レンズ５を通じ、ＣＣＤ６上
に結像される。
４−１，４−２，４−３，レンズ５を通じ、ＣＣＤ６上
に結像される。
原稿面上、ＣＣＤにおける電気走査（以下主走査、図中
Ｘ）を行なうと同時に、ランプ３−１，３−２，ミラー
４−１，４−２，４−３は機械的に走査（以下副走査、
図中Ｙ）を行ない、原稿の走査を行なう。
Ｘ）を行なうと同時に、ランプ３−１，３−２，ミラー
４−１，４−２，４−３は機械的に走査（以下副走査、
図中Ｙ）を行ない、原稿の走査を行なう。
第３図に、本実施例における画像読取りの手順を示す。
まず、ステツプ１８は前走査であり、画像を出力する本
走査の前に一度走査を行ない、原稿の特徴パラメータを
取り込む。
まず、ステツプ１８は前走査であり、画像を出力する本
走査の前に一度走査を行ない、原稿の特徴パラメータを
取り込む。
ステツップ１９はステツプ１８により取り込まれた特徴
パラメータにより濃度変換テーブルを作成する。
パラメータにより濃度変換テーブルを作成する。
次にステツプ１９で作成された濃度変換テーブルに従
い、ステツプ２０で本走査を行ない、原稿を読取ると同
時に画像を出力する。
い、ステツプ２０で本走査を行ない、原稿を読取ると同
時に画像を出力する。
第４図に本実施例における原稿の特徴パラメータについ
て述べる。第２図（ａ）１のような原稿があった場合、
ある主走査１ラインについて白を０，黒を２５５とした
ときのＡ／Ｄ変換後の出力、及び特徴パラメータについ
て示す。
て述べる。第２図（ａ）１のような原稿があった場合、
ある主走査１ラインについて白を０，黒を２５５とした
ときのＡ／Ｄ変換後の出力、及び特徴パラメータについ
て示す。
ＡＶはあらかじめ定められた主走査位置ＡＰ．に対し、
ＡＰ−３からＡＰ＋４までの８ポイントにおける濃度平
均値であり ＷＰ，ＢＰはそれぞれ予め定められた主走査区間［Ｐ
Ｓ，ＰＥ］中において最大白レベル，最大黒レベルを示
す。
ＡＰ−３からＡＰ＋４までの８ポイントにおける濃度平
均値であり ＷＰ，ＢＰはそれぞれ予め定められた主走査区間［Ｐ
Ｓ，ＰＥ］中において最大白レベル，最大黒レベルを示
す。
すなわち、主走査位置ｉ（＝０，１，２，３，−−−−
−−）におけるＣＣＤのＡ／Ｄ変換後の出力をｄ（ｉ）
とするならば、次式の関係になる。
−−）におけるＣＣＤのＡ／Ｄ変換後の出力をｄ（ｉ）
とするならば、次式の関係になる。
本実施例においては、ＡＶは原稿の階調情報を知るとき
に用いられ、写真原稿等、階調情報が重要であると思わ
れる部分にＡＰを指定すればよい。
に用いられ、写真原稿等、階調情報が重要であると思わ
れる部分にＡＰを指定すればよい。
また、ＷＰ，ＢＰは、原稿の最大黒レベルと最大白レベ
ルを知るときに用いられ文字原稿等、文字の部分と地肌
の部分の濃度情報が重要であると思われる部分にＳＰ，
ＥＰを指定すればよい。
ルを知るときに用いられ文字原稿等、文字の部分と地肌
の部分の濃度情報が重要であると思われる部分にＳＰ，
ＥＰを指定すればよい。
更に主走査一ライン毎に検出されたＷＰ，ＢＰ，ＡＶの
値は必要な副走査区間のみカウントされ、第５図
（ａ），（ｂ），（ｃ）に示すように、ヒストグラムが
型成され、濃度変換テーブルの算出に用いられる。
値は必要な副走査区間のみカウントされ、第５図
（ａ），（ｂ），（ｃ）に示すように、ヒストグラムが
型成され、濃度変換テーブルの算出に用いられる。
第１図に、本実施例における電気的構成を示すブロツク
図である。
図である。
６は前述のＣＣＤ、７は反転増幅器（以下アンプ）、８
はＡ／Ｄ変換器（以下Ａ，Ｄ，Ｃ）、９は濃度変換用Ｒ
ＡＭ（以下変換ＲＡＭ）、１０は白ピーク／黒ピーク検
出器（以下ＷＰ／ＢＰ検出器）、１１は区間平均値検出
器（以下ＡＶ検出器）、１２はＭＰＵ，１３，１４，１
５はセレクタ、１６は出力側インターフエース１７はラ
ツチである。
はＡ／Ｄ変換器（以下Ａ，Ｄ，Ｃ）、９は濃度変換用Ｒ
ＡＭ（以下変換ＲＡＭ）、１０は白ピーク／黒ピーク検
出器（以下ＷＰ／ＢＰ検出器）、１１は区間平均値検出
器（以下ＡＶ検出器）、１２はＭＰＵ，１３，１４，１
５はセレクタ、１６は出力側インターフエース１７はラ
ツチである。
ＣＣＤ６で読取られた画像信号はアンプ７で反転増幅さ
れた後に、Ａ，Ｄ，Ｃ８により８ビツトに量子化され、
セレクタ１３に送られる。
れた後に、Ａ，Ｄ，Ｃ８により８ビツトに量子化され、
セレクタ１３に送られる。
先ず、前走査においては、予めＭＰＵ１２は操作者の指
示に従い、ＷＰ／ＢＰ検出器にピーク検出区間ＰＳ，Ｐ
Ｅを指定し、ＡＶ検出器１１に平均値検出点ＡＰを指定
しておく。更にセレクタ１３を図中下側に切替えておく
ことにより、Ａ，Ｄ，Ｃ８からのデータはＷＰ／ＢＰ検
出器１１に送られ、主走査１ライン毎に特徴パラメータ
ＷＰ，ＢＰ，ＡＶの値が算出されＭＰＵ１２に送られ
る。
示に従い、ＷＰ／ＢＰ検出器にピーク検出区間ＰＳ，Ｐ
Ｅを指定し、ＡＶ検出器１１に平均値検出点ＡＰを指定
しておく。更にセレクタ１３を図中下側に切替えておく
ことにより、Ａ，Ｄ，Ｃ８からのデータはＷＰ／ＢＰ検
出器１１に送られ、主走査１ライン毎に特徴パラメータ
ＷＰ，ＢＰ，ＡＶの値が算出されＭＰＵ１２に送られ
る。
ＭＰＵ１２は送られてきた特徴パラメータＷＰ，ＢＰ，
ＡＶの値を必要な副走査区間のみカウントし、第５図に
示すヒストグラムを作成する。また、場合に応じては、
ＰＳ，ＰＥ，ＡＰの値を副走査の途中で切り替え、非矩
形領域、あるいは複数の領域の特徴パラメータのヒスト
グラムを作成する。
ＡＶの値を必要な副走査区間のみカウントし、第５図に
示すヒストグラムを作成する。また、場合に応じては、
ＰＳ，ＰＥ，ＡＰの値を副走査の途中で切り替え、非矩
形領域、あるいは複数の領域の特徴パラメータのヒスト
グラムを作成する。
本走査終了後には、セレクタ１４，１５を下側に切り換
え、変換ＲＡＭ９をＭＰＵ１２側に切り換える。更には
得られたＷＰ，ＢＰ，ＡＶの各ヒストグラムにより濃度
変換テーブルを作成し、ＲＡＭ９に書込む。
え、変換ＲＡＭ９をＭＰＵ１２側に切り換える。更には
得られたＷＰ，ＢＰ，ＡＶの各ヒストグラムにより濃度
変換テーブルを作成し、ＲＡＭ９に書込む。
変換ＲＡＭ９は、濃度変換前のデータを下位アドレス８
ビツト（Ａ０〜Ａ７）に対して、濃度変換後のデータ８
ビツト（Ｄ０〜Ｄ７）が対応して書き込まれるが、上位
アドレス３ビツト（Ａ８〜Ａ１０）はラツチ１７を経て
ＭＰＵ１２によって変えられるため、ひとつのデータに
対して、最大８種類の変換テーブルが切り換えられるよ
うになっている。
ビツト（Ａ０〜Ａ７）に対して、濃度変換後のデータ８
ビツト（Ｄ０〜Ｄ７）が対応して書き込まれるが、上位
アドレス３ビツト（Ａ８〜Ａ１０）はラツチ１７を経て
ＭＰＵ１２によって変えられるため、ひとつのデータに
対して、最大８種類の変換テーブルが切り換えられるよ
うになっている。
濃度変換テーブルが変換ＲＡＭに書込まれた後は、ＭＰ
Ｕ１２はセレクタ１３，１４，１５を全て上側に切り換
えた後に本走査動作に移る。
Ｕ１２はセレクタ１３，１４，１５を全て上側に切り換
えた後に本走査動作に移る。
本走査時においては、ＭＰＵ１２は、変換ＲＡＭ９に書
き込まれている８種類の濃度変換テーブルのうちひとつ
を選択し、最も適切と思われるテーブルに切換えながら
読み取る。
き込まれている８種類の濃度変換テーブルのうちひとつ
を選択し、最も適切と思われるテーブルに切換えながら
読み取る。
第６図に、具体的なＷＰ，ＢＰ，ＡＶのヒストグラムの
形状と濃度変換テーブルの形を示す。
形状と濃度変換テーブルの形を示す。
例えば、第６図（ａ）に示すような４つの部分により成
り立つ原稿においては、操作者が予め領域を装置に入力
しておく。そこで文字領域（Ｉ）（II）においてのＷ
Ｐ，ＢＰのヒストグラム例を（ｂ）（ｄ）に示す。この
とき、それぞれに対応する濃度変換テーブルをそれぞれ
（ｃ）（ｅ）のように選ぶようにすれば、それぞれの領
域を本走査するときに地肌の部分に対し、文字の部分を
鮮明に読取り出力することができる。
り立つ原稿においては、操作者が予め領域を装置に入力
しておく。そこで文字領域（Ｉ）（II）においてのＷ
Ｐ，ＢＰのヒストグラム例を（ｂ）（ｄ）に示す。この
とき、それぞれに対応する濃度変換テーブルをそれぞれ
（ｃ）（ｅ）のように選ぶようにすれば、それぞれの領
域を本走査するときに地肌の部分に対し、文字の部分を
鮮明に読取り出力することができる。
また、写真領域（III）（IV）においてのＡＶのヒスト
グラム例を（ｆ）（ｈ）に示す。このとき、例えば全体
に明るめである領域（III）に対しては、（ｇ）のよう
に暗くするような濃度変換を考え、逆に全体に暗めであ
る領域IVに対しては（ｉ）のように明るくするような濃
度変換を考える。
グラム例を（ｆ）（ｈ）に示す。このとき、例えば全体
に明るめである領域（III）に対しては、（ｇ）のよう
に暗くするような濃度変換を考え、逆に全体に暗めであ
る領域IVに対しては（ｉ）のように明るくするような濃
度変換を考える。
これら（ｃ）（ｅ）（ｇ）（ｉ）の４つのタイプの濃度
変換テーブルは、変換ＲＡＭにそれぞれ書き込まれ、本
走査時には、それぞれ対応するエリア内で濃度補正が行
なわれるように、ＭＰＵには主走査、副走査中にＲＡＭ
９のＡ８〜Ａ１０を切替える。
変換テーブルは、変換ＲＡＭにそれぞれ書き込まれ、本
走査時には、それぞれ対応するエリア内で濃度補正が行
なわれるように、ＭＰＵには主走査、副走査中にＲＡＭ
９のＡ８〜Ａ１０を切替える。
このように、本発明の実施例においては、例えば、文
字、写真等の混在原稿、あるいは、はり合わせ原稿のよ
うに、全く濃度分布の異なる部分から成る原稿に対して
も適切な濃度出力を行なうことができる。
字、写真等の混在原稿、あるいは、はり合わせ原稿のよ
うに、全く濃度分布の異なる部分から成る原稿に対して
も適切な濃度出力を行なうことができる。
［効果］ 以上の様に本発明によれば、濃度検知手段により検知さ
れた濃度に応じて、第１、第２の画像領域の各々につい
て画像の種類を示す属性を与え、該属性に応じた濃度補
正条件により、第１、第２の画像領域における濃度補正
を独立して行うことにより、独立して指定された複数の
画像領域に対して、その画像領域の属性に応じて、適切
な濃度補正を行うことができる。
れた濃度に応じて、第１、第２の画像領域の各々につい
て画像の種類を示す属性を与え、該属性に応じた濃度補
正条件により、第１、第２の画像領域における濃度補正
を独立して行うことにより、独立して指定された複数の
画像領域に対して、その画像領域の属性に応じて、適切
な濃度補正を行うことができる。
第１図は電気的構成を示すブロツク図、 第２図は本実施例における側面図及び平面図、 第３図は画像読取りにおける手順を示す図、 第４図は、主走査１ラインにおける画信号と各特徴パラ
メータを示す図、 第５図は各特徴パラメータのヒストグラム例を示す図、 第６図は画像領域とヒストグラム濃度変換テーブルの関
係を示す図、 である。
メータを示す図、 第５図は各特徴パラメータのヒストグラム例を示す図、 第６図は画像領域とヒストグラム濃度変換テーブルの関
係を示す図、 である。
Claims (1)
- 【請求項１】画像信号を入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像信号によって表され
る画像上の領域を指定する領域指定手段と、 前記領域指定手段により指定された各々異なる第１、第
２の画像領域における濃度を独立して検知する検知手段
と、 前記検知手段により検知された濃度に応じて、前記第
１、第２の画像領域の各々について画像の種類を示す属
性を与え、該属性に応じた濃度補正条件により、前記第
１、第２の画像領域における濃度補正を独立して行う濃
度補正手段とを有することを特徴とする画質制御装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61184557A JPH0636552B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 | 画質制御装置 |
| US07/081,721 US4903145A (en) | 1986-08-06 | 1987-08-04 | Image quality control apparatus capable of density-correcting plural areas of different types |
| US07/442,854 US5075788A (en) | 1986-08-06 | 1989-11-29 | Image quality control apparatus capable of density-correcting plural areas of different types |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61184557A JPH0636552B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 | 画質制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6340461A JPS6340461A (ja) | 1988-02-20 |
| JPH0636552B2 true JPH0636552B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=16155289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61184557A Expired - Fee Related JPH0636552B2 (ja) | 1986-08-06 | 1986-08-06 | 画質制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636552B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0737025U (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-11 | 株式会社テラモト | 清掃用具のハンドル伸縮継手 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02113668A (ja) * | 1988-10-21 | 1990-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | 中間調補正方法 |
| JP2505889B2 (ja) * | 1989-08-31 | 1996-06-12 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置 |
| JP3624045B2 (ja) * | 1996-02-28 | 2005-02-23 | キヤノン株式会社 | 画像処理方法及び装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5814270A (ja) * | 1981-07-17 | 1983-01-27 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像走査記録方法 |
| JPS60192460A (ja) * | 1984-03-14 | 1985-09-30 | Canon Inc | 画像信号処理装置 |
-
1986
- 1986-08-06 JP JP61184557A patent/JPH0636552B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0737025U (ja) * | 1993-12-24 | 1995-07-11 | 株式会社テラモト | 清掃用具のハンドル伸縮継手 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6340461A (ja) | 1988-02-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |