JPH0636537Y2 - デイスク収納ケース - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本考案はオーデイオデイスクやビ
デオデイスクなどを収納するデイスク収納ケースの改良
に係り、殊更そのデイスク収納の有無を外部から一目瞭
然に確認できるように工夫したものである。

【０００２】

【従来の技術】デイスク収納の有無を外部から目視でき
るように工夫したデイスク収納ケースとしては、既に実
公平３−２２１５９号と実開平１−１３３２５８号が公
知であり、その後者の製品は市販されてもいる。

【０００３】そして、前者では軸（２ａ）を支点として
シーソー運動する検知レバー（４）が、デイスク収納ボ
ツクス（２）の下部位置に組込まれており、そのレバー
（４）の一端部（検出端）（４１）がデイスクの自重に
よって押し下げられた時、同じくレバー（４）の他端部
（鉤状部）（４２）が浮上して、その表示面（４３）が
収納ボツクス（２）の表示窓（２２）から見えるように
なっている。

【０００４】他方、後者ではデイスクケース（３）の上
部位置に、傾斜角（θ）を持ったスライドガイド（９）
とピン（１０）が設けられており、そのピン（１０）と
長孔（１６）を介して係合する表示片（８）が、デイス
ク（１３）によって斜め上方へ押し出された時、その表
示面（１１）がデイスクケース（３）の表示窓（７）か
らやはり見えるようになっている。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】ところが、上記公知考
案の何れにあっても、その目的達成上の必要構成として
著しく複雑であり、容易に組立作業することもできない
ので、未だ量産性に劣る。又、上記表示窓（２２）
（７）は実際上、約３×５ｍｍの大きさであるに過ぎな
いため、その表示面（４３）（１１）の彩色だけではデ
イスク収納の有無を正しく判別することが困難である。

【０００６】更に、上記検知レバー（４）も表示片
（８）も可動部材であって、デイスク自身と直接接触す
ることにより、シーソー運動や進退スライド作用を営な
むようになっているため、デイスクの１枚づつに対応す
る個数として設置しなければならない。つまり、２枚１
組のデイスクを収納するようなデイスク収納ケースに対
しては、適用実施することができない。

【０００７】又、上記検知レバー（４）も表示片（８）
も可動部材であるため、収納ケース自身やこれとの組立
精度にバラツキがあったり、或いは塵埃が付着・堆積し
ていたりすると、円滑に動かないことが起りやすく、デ
イスクを出し入れする毎に、その円周面と直接接触する
ので、その円周面からデイスクが剥離しやすくなり、デ
イスクの安全性や耐久性を低下させる問題もある。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本考案はこのような諸問
題の改良を企図しており、そのための構成上合成樹脂か
ら側面視のほぼＬ字型に成形された左右一対の側板を接
合一体化して、その向かい合う相互間にデイスク収納空
間を区成すると共に、その両側板の一辺面と他辺面との
交叉部を貫通横断する水平な回動支点軸により、陳列キ
ヤビネツト内へ出し入れ操作自在に組付け使用できるよ
うに定め、そのキヤビネツトへ押し込み操作した時、上
記両側板の一辺面が一定帯幅の起立表示面として、キヤ
ビネツトの正面に露呈する関係状態となるデイスク収納
ケースにおいて、特に上記両側板の向かい合う相互間に
中間仕切り板を介在させることにより、左右一対のデイ
スク収納空間を並列設置すると共に、その各デイスク収
納空間内へ収納したデイスクの円周面と最も接近する上
記起立表示面の一部に、両デイスク収納空間と連通する
表示窓を開口させ、その表示窓に両デイスクの透視可能
なキヤツプを嵌め付け固定したことを主な特徴とするも
のである。

【０００９】

【作用】本考案の上記構成によれば、デイスク収納ケー
スが左右一対の側板とその相互間に介在する中間仕切り
板とから成り、その内部には左右一対のデイスク収納空
間が並列設置されているため、２枚１組のデイスクを収
納することができる。

【００１０】又、その両デイスク収納空間に連通する表
示窓が、デイスク収納ケースにおける起立表示面の一部
に開口形成されているため、その表示窓を比較的大きく
設定することができ、しかもその表示窓には両デイスク
の透視可能なキヤツプが嵌め付け固定されているため、
上記デイスク収納空間におけるデイスク収納の有無を、
そのキヤツプによって外部から一目瞭然に判別すること
もできるのである。

【００１１】更に、そのキヤツプは上記表示窓の施蓋状
態に固定されているため、従来のシーソー運動する検知
レバーや、進退スライド作用する表示片と異なり、その
誤動作などを生ずるおそれが一切なく、その表示窓がデ
イスクの円周面と最も接近する位置に配設されているこ
ととも相俟って、常時確実にデイスク収納の有無を検視
できるのである。

【００１２】

【実施例】以下、図示の実施例に基いて本考案の具体的
構成を詳述すると、図１、２はそのデイスク収納ケース
（Ａ）の並列使用状態を表わしており、（Ｂ）は四角ボ
ツクス型の陳列キヤビネツトであって、公知のようにそ
の開放正面から複数のデイスク収納ケース（Ａ）が、別
個独立に出し入れ操作されるようになっている。

【００１３】つまり、複数のデイスク収納ケース（Ａ）
はその全体を串刺し状に貫通横断する水平な回動支点軸
（１１）によって、キヤビネツト（Ｂ）へ横並び状態に
組付けユニツト化されている。そして、各デイスク収納
ケース（Ａ）をその支点軸（１１）の廻りに約９０度だ
け回動操作することにより、キヤビネツト（Ｂ）内へ押
し込んだ図２、３、５のような起立姿勢状態と、同じく
キヤビネツト（Ｂ）から引き出した図４のような伏倒姿
勢状態との相互に変換できるようになっているのであ
る。

【００１４】その引き出した状態において、デイスク収
納ケース（Ａ）に対するデイスク（１２）の出し入れを
自由自在に行なえ、又押し込んだ状態ではデイスク収納
ケース（Ａ）における一定帯幅（Ｗ）の起立表示面
（ａ）が、キヤビネツト（Ｂ）の正面に整然と露呈する
こととなり、そのためここに貼り付けられるタイトルラ
ベル（図示省略）などを、一目瞭然に通覧することがで
きる。

【００１５】上記デイスク収納ケース（Ａ）の各個は本
考案の場合、次の通り２枚１組のデイスク（１２）を収
納できるようになっている。即ち、その各個を抽出して
示した図６〜１１において、（１３）（１４）はデイス
ク収納ケース（Ａ）を形作る左右一対の側板であり、デ
イスク（１２）の円周面一部に覆いかぶさる一辺面（１
３ａ）（１４ａ）と他辺面（１３ｂ）（１４ｂ）とを備
えた側面視のほぼＬ字型として、スチロール樹脂やその
他の熱可塑性合成樹脂から各々成形されている。

【００１６】又、（１５）は両側板（１３）（１４）と
別個独立する中間仕切り板であって、やはりスチロール
樹脂やその他の熱可塑性合成樹脂から、デイスク（１
２）の円周面一部に覆いかぶさる一辺面（１５ａ）と他
辺面（１５ｂ）とを備えた側面視のほぼＬ字型に成形さ
れているが、その両辺面（１５ａ）（１５ｂ）のデイス
ク（１２）と接触する表面積は、両側板（１３）（１
４）のそれらよりも比較的広大に設定されている。

【００１７】そして、両側板（１３）（１４）はその中
間に介在する仕切り板（１５）を挟む関係状態のもと
で、複数のビス（１６）や接着、溶着、その他の固定手
段を介して接合一体化されることにより、その隣り合う
相互間に左右一対のデイスク収納空間（Ｓ）を区成する
こととなっている。その各デイスク収納空間（Ｓ）にデ
イスク（１２）を収納できるようになっているのであ
る。

【００１８】（１７）はそのデイスク（１２）の円周面
を安定良く受け止めるために、中間仕切り板（１５）の
板面から左右方向へ張り出されたリブであるが、これは
両側板（１３）（１４）の板面から各々内向きに張り出
しても、勿論良い。（１８）は同じく中間仕切り板（１
５）と両側板（１３）（１４）の板面に貼り付け一体化
されたクツシヨンパツド、（１９）は両側板（１３）
（１４）の板面から内向きに曲げ起された弾性爪であ
り、デイスク（１２）のガタツキを防止する。

【００１９】（２０）は上記回動支点軸（１１）を受け
入れるために、側面視のほぼＬ字型をなす両側板（１
３）（１４）並びに中間仕切り板（１５）の交叉部に各
々開口形成された軸受け入れ孔であり、互いに対応合致
すること言うまでもない。

【００２０】その場合、両側板（１３）（１４）を左右
対称な断面形状に造形して、上記のようにその向かい合
う相互間に介在する中間仕切り板（１５）を挟む状態の
もとで、その合計３枚を接合一体化してもさしつかえな
いが、そうするとデイスク収納ケース（Ａ）における一
定帯幅（Ｗ）の起立表示面（ａ）に、上記両側板（１
３）（１４）と仕切り板（１５）の端面（所謂木口面）
が、悉くその接合状態のままに露出することとなるの
で、その起立表示面（ａ）の外観化粧上見苦しく、万一
不揃いや不陸を生ずる時には、タイトルラベルも剥がれ
やすくなる。

【００２１】そのため、図９から明白なように、左右何
れか一方の側板（１３）を断面Ｌ字型に屈曲形成して、
その一辺面（１３ａ）と他辺面（１３ｂ）から上記一定
帯幅（Ｗ）だけ直角に内向く屈曲片（２１）を、デイス
ク収納ケース（Ａ）の起立表示面（ａ）として機能さ
せ、その屈曲片（２１）により他方の側板（１４）にお
ける一辺面（１４ａ）と他辺面（１４ｂ）のほか、中間
仕切り板（１５）における一辺面（１５ａ）と他辺面
（１５ｂ）をも被覆化粧することが、好ましい。

【００２２】又、（２２）（２３）はデイスク収納ケー
ス（Ａ）における上記起立表示面（ａ）の中途高さ位置
に付与された上下一対の手掛け片であって、望ましくは
図９から併せて示唆されるように、上記側板（１３）の
屈曲片（２１）に設けられており、キヤビネツト（Ｂ）
からデイスク収納ケース（Ａ）を引き出し操作する時に
使われる。

【００２３】（２４）は同じく起立表示面（ａ）の上端
部から上向きに張り出された振れ止め片であり、デイス
ク収納ケース（Ａ）がキヤビネツト（Ｂ）へ押し込み操
作された起立姿勢状態において、そのキヤビネツト
（Ｂ）の天井面に付属するゲート板（２５）の凹溝（２
６）内へ、図２、５のように挿入係止されることとな
る。

【００２４】（２７）はデイスク収納ケース（Ａ）のデ
イスク収納空間（Ｓ）内へ収納されたデイスク（１２）
の円周面と最も接近する配置関係として、上記起立表示
面（ａ）の中途高さ位置に開口形成された表示窓であ
り、上記デイスク収納空間（Ｓ）の左右一対と連通して
いる。そのため、これを比較的大きく開口させることが
容易となる。

【００２５】つまり、図８のように正面から見た場合、
表示窓（２７）の開口幅（ｘ）が中間仕切り板（１５）
によって、言わば左右に２等分された外観形態を呈する
こととなっており、又その表示窓（２７）における開口
長さ（高さ）（ｙ）の中心が、図５から示唆されるよう
に、デイスク（１２）の直径線（Ｏ−Ｏ）上へ実質上臨
むように設定されているわけである。因みに、その表示
窓（２７）の大きさは実際上、約１０×５０ｍｍに寸法
化されている。

【００２６】更に、（２８）は透明又は半透明のアクリ
ル樹脂やその他の熱可塑性合成樹脂から成形されたキヤ
ツプであって、上記表示窓（２７）へ図５、１１のよう
な施蓋状態に嵌め付け一体化されている。この点、図示
の実施例では上記起立表示面（ａ）を形作る一方の側板
（１３）から屈曲する屈曲片（２１）に、その横方向か
ら図９のような切り込みを入れることによって、上記表
示窓（２７）を開口形成する一方、キヤツプ（２８）の
周縁部に付与した係止凹溝（２９）を、その表示窓（２
７）の開口縁部へ横方向から嵌め付け係止させた上、上
記一方の側板（１３）へ接合一体化される他方の側板
（１４）によって、そのキヤツプ（２８）を離脱不能に
拘束している。

【００２７】何れにしても、デイスク収納ケース（Ａ）
のデイスク収納空間（Ｓ）内にデイスク（１２）が収納
されているか否かを、その外部からキヤツプ（２８）を
通じて透視できるようになっているのである。その際、
特にキヤツプ（２８）を拡大鏡として、そのデイスク収
納ケース（Ａ）内のデイスク（１２）を拡大投影できる
ように設定するならば、一層見やすくなる点で著しく効
果的である。

【００２８】又、上記した両側板（１３）（１４）と中
間仕切り板（１５）は合成樹脂から成るため、これらに
着色カラーを施すことができ、その場合両側板（１３）
（１４）を例えばグレーとし、これと相違変化するホワ
イトやレツド、その他の着色カラーを中間仕切り板（１
５）に付与するならば、その仕切り板（１５）も上記し
た通り外部から見えるため、これとデイスク（１２）と
の彩色によるコントラスト上、やはりデイスク（１２）
を鮮明に視認することができることとなり、ますます有
利であると言える。

【００２９】

【考案の効果】以上のように、本考案では合成樹脂から
側面視のほぼＬ字型に成形された左右一対の側板（１
３）（１４）を接合一体化して、その向かい合う相互間
にデイスク収納空間を区成すると共に、その両側板（１
３）（１４）の一辺面（１３ａ）（１４ａ）と他辺面
（１３ｂ）（１４ｂ）との交叉部を貫通横断する水平な
回動支点軸（１１）により、陳列キヤビネツト（Ｂ）内
へ出し入れ操作自在に組付け使用できるように定め、そ
のキヤビネツト（Ｂ）へ押し込み操作した時、上記両側
板（１３）（１４）の一辺面（１３ａ）（１４ａ）が一
定帯幅（Ｗ）の起立表示面（ａ）として、キヤビネツト
（Ｂ）の正面に露呈する関係状態となるデイスク収納ケ
ース（Ａ）において、上記両側板（１３）（１４）の向
かい合う相互間に中間仕切り板（１５）を介在させるこ
とにより、左右一対のデイスク収納空間（Ｓ）を並列設
置すると共に、その各デイスク収納空間（Ｓ）内へ収納
したデイスク（１２）の円周面と最も接近する上記起立
表示面（ａ）の一部に、両デイスク収納空間（Ｓ）と連
通する表示窓（２７）を開口させ、その表示窓（２７）
に両デイスク（１２）の透視可能なキヤツプ（２８）を
嵌め付け固定してあるため、冒頭に述べた公知考案の諸
問題をすべて改良できる効果がある。

【００３０】即ち、本考案のデイスク収納ケース（Ａ）
はその両側板（１３）（１４）の向かい合う相互間に介
在する中間仕切り板（１５）も具備しており、これによ
って並列する左右一対のデイスク収納空間（Ｓ）が区成
されているため、１個のデイスク収納ケース（Ａ）に２
枚１組のデイスク（１２）を収納することができ、その
デイスク収納ケース（Ａ）自身の量産性と、陳列キヤビ
ネツト（Ｂ）に対する組付け作業性に著しく優れる。

【００３１】又、デイスク収納ケース（Ａ）における一
定帯幅（Ｗ）の起立表示面（ａ）に開口する表示窓（２
７）は、上記デイスク収納空間（Ｓ）の左右一対と連通
するため、それだけ開口幅（ｘ）を広く寸法化すること
が容易となり、しかもデイスク収納空間（Ｓ）内に収納
されたデイスク（１２）の円周面と最も接近する位置に
開口しているので、そのデイスク収納の有無を外部から
確実に判別できるのである。

【００３２】更に、上記表示窓（２７）には両デイスク
（１２）の透視可能なキヤツプ（２８）が、その固定状
態に嵌め付け一体化されており、冒頭に述べたシーソー
運動する検知レバー（４）や、進退スライド作用する表
示片（８）と異なって、デイスク（１２）との接触によ
り動かされるものではないため、デイスク収納の有無を
検知するにつき、不正な動きや誤まった動きなどを生ず
るおそれが一切なく、デイスク（１２）の円周面を傷付
ける心配も全然ない。

【００３３】その場合、特に請求項３や請求項４の構成
を採用するならば、上記のように表示窓（２７）を容易
に大きく開口形成できることとも相俟って、デイスク収
納の有無をますます完全に透視点検し得ることとなり、
そのための構成としても特別な部品を付加装備させる必
要がないので、実際上著しく有益であると言える。

【００３４】又、請求項２の構成を採用するならば、左
右一対の側板（１３）（１４）とその中間仕切り板（１
５）との合計３枚から成るデイスク収納ケース（Ａ）で
あるにも拘らず、その一定帯幅（Ｗ）の起立表示面
（ａ）を美麗に、且つ完全なフラツト面として仕上げる
ことができ、優れた化粧効果も得られることになる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係るデイスク収納ケースの並列使用状
態を示す概略斜面図である。

【図２】同じく陳列キヤビネツトへの押し込み操作状態
を示す拡大正面図である。

【図３】図２の側面図である。

【図４】図３と対応するデイスク収納ケースの引き出し
操作状態を示す側面図である。

【図５】図２の５−５線に沿う縮小断面図である。

【図６】デイスク収納ケースを抽出して示す斜面図であ
る。

【図７】デイスク収納ケースの側面図である。

【図８】デイスク収納ケースの正面図である。

【図９】デイスク収納ケースの分解状態を示す斜面図で
ある。

【図１０】図７の１０−１０線に沿う部分拡大断面図で
ある。

【図１１】図８の１１−１１線に沿う部分拡大断面図で
ある。

【符号の説明】

（１１）・・・・・回動支点軸 （１２）・・・・・デイスク （１３）（１４）・側板 （１５）・・・・・中間仕切り板 （１３ａ)(１４ａ)(１５ａ）・一辺面 （１３ｂ)(１４ｂ)(１５ｂ）・他辺面 （２１）・・・・・屈曲片 （２７）・・・・・表示窓 （２８）・・・・・キヤツプ （Ａ）・・・・・・デイスク収納ケース （Ｂ）・・・・・・陳列キヤビネツト （Ｓ）・・・・・・デイスク収納空間 （Ｗ）・・・・・・一定帯幅 （ａ）・・・・・・起立表示面 （Ｏ−Ｏ）・・・・直径線

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】合成樹脂から側面視のほぼＬ字型に成形さ
   れた左右一対の側板（１３）（１４）を接合一体化し
   て、その向かい合う相互間にデイスク収納空間を区成す
   ると共に、 その両側板（１３）（１４）の一辺面（１３ａ）（１４
   ａ）と他辺面（１３ｂ）（１４ｂ）との交叉部を貫通横
   断する水平な回動支点軸（１１）により、陳列キヤビネ
   ツト（Ｂ）内へ出し入れ操作自在に組付け使用できるよ
   うに定め、 そのキヤビネツト（Ｂ）へ押し込み操作した時、上記両
   側板（１３）（１４）の一辺面（１３ａ）（１４ａ）が
   一定帯幅（Ｗ）の起立表示面（ａ）として、キヤビネツ
   ト（Ｂ）の正面に露呈する関係状態となるデイスク収納
   ケース（Ａ）において、 上記両側板（１３）（１４）の向かい合う相互間に中間
   仕切り板（１５）を介在させることにより、左右一対の
   デイスク収納空間（Ｓ）を並列設置すると共に、 その各デイスク収納空間（Ｓ）内へ収納したデイスク
   （１２）の円周面と最も接近する上記起立表示面（ａ）
   の一部に、両デイスク収納空間（Ｓ）と連通する表示窓
   （２７）を開口させ、 その表示窓（２７）に両デイスク（１２）の透視可能な
   キヤツプ（２８）を嵌め付け固定したことを特徴とする
   デイスク収納ケース。
2. 【請求項２】一方の側板（１３）における一辺面（１３
   ａ）と他辺面（１３ｂ）を断面Ｌ字型に屈曲形成して、
   その屈曲片（２１）により他方の側板（１４）と中間仕
   切り板（１５）における各一辺面（１４ａ）（１５ａ）
   と他辺面（１４ｂ）（１５ｂ）を、何れも被覆化粧でき
   るように定めると共に、 その側板（１４）の屈曲片（２１）から成る起立表示面
   （ａ）の一部に、キヤツプ（２８）の嵌め付け用表示窓
   （２７）を切り欠いたことを特徴とする請求項１記載の
   デイスク収納ケース。
3. 【請求項３】キヤツプ（２８）を拡大鏡としたことを特
   徴とする請求項１記載のデイスク収納ケース。
4. 【請求項４】中間仕切り板（１５）も合成樹脂から成形
   すると共に、その仕切り板（１５）に左右一対の側板
   （１３）（１４）と異なる着色カラーを付与したことを
   特徴とする請求項１記載のデイスク収納ケース。