JPH0636075Y2 - リフト装置 - Google Patents

リフト装置

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JPH0636075Y2
JPH0636075Y2 JP1988040188U JP4018888U JPH0636075Y2 JP H0636075 Y2 JPH0636075 Y2 JP H0636075Y2 JP 1988040188 U JP1988040188 U JP 1988040188U JP 4018888 U JP4018888 U JP 4018888U JP H0636075 Y2 JPH0636075 Y2 JP H0636075Y2
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fluid pressure
pressure
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JP1988040188U
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Inventor
伝男 若林
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東洋運搬機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、荷扱具を上下動させるリフトシリンダを具え
たフオークリフトトラツク等のリフト装置に関するもの
である。
〈従来技術〉 従来のリフト装置は、第5図の如く、荷扱具を上下動さ
せるリフトシリンダ2と、該リフトシリンダ2に流体を
送出する流体圧源3と、該流体圧源3と前記リフトシリ
ンダ2との間に接続された流量制御弁4およびコントロ
ールバルブ9を有する流体圧回路5とを具えており、荷
扱具の下降速度は、負荷時(荷扱具に荷物が乗っている
状態)も無負荷時(荷扱具に荷物が乗っていない状態)
も一定であつた。3aは油タンクである。
〈考案が解決しようとする問題点〉 上記従来技術において、無負荷時においても、荷扱具の
下降速度は負荷時と同一であるため、作業効果が低下す
るといった問題点がある。
そこで、本考案は、無負荷時における荷扱具の降下速度
を増加させることができ、作業効率を向上させることが
できるリフト装置の提供を目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案による問題点解決手段は、第1図〜第3図の如
く、荷扱具1を上下動させるリフトシリンダ2と、該リ
フトシリンダ2に流体を送出する流体圧源3と、該流体
圧源3と前記リフトシリンダ2との間に接続された流量
制御弁4を有する流路および前記流量制御弁4を回避す
る流路を有する流体圧回路5とを具え、該流体圧回路5
に、前記流体圧回路5中の流体圧を測定する圧力測定装
置6と、該圧力測定装置6の測定結果に基づき前記流体
圧回路5における前記流路を切り換えて絞り量を変更す
ることにより荷扱具1の下降速度を変更する流量変更装
置7とが設けられ、前記圧力測定装置6に前記流体圧回
路5中の流体圧を電気出力信号に変換する圧力センサ12
が設けられ、前記流量変更装置7に前記圧力センサ12か
らの電気出力信号に応じて前記流路を切り換えるソレノ
イドバルブ11が設けられたものである。
〈作用〉 上記問題点解決手段において、圧力測定装置6は、荷扱
具1の下降時に流体圧回路5中の流体圧を測定する。こ
こで、負荷状態のときには圧力センサ12における電気出
力信号が一定値以上になって、ソレノイドバルブ11によ
りリフトシリンダ2からの流体を流量制御弁4を有する
流路に導き、流体圧回路5での絞り量を大きくして荷扱
具1を低速で降下させる。また、無負荷状態のときには
圧力センサ12における電気出力信号が一定値未満になっ
て、ソレイドバルブ11によりリフトシリンダ2からの流
体を流量制御弁4を回避する流路に導き、流体圧回路5
での絞り量を小さくして荷扱具1を高速で降下させる。
そのため、無負荷時における荷扱具の下降速度を増加さ
せることができ、作業効率を向上させることができる。
〈実施例〉 以下、本考案を油圧駆動式フオークリフトトラツクに適
用した一実施例を第1図〜第3図に基づいて説明する。
第1図は本考案リフト装置の一実施例を示す油圧回路
図、第2図は同じくフオークリフトトラツクの側面図、
第3図は同じく電気回路図、第4図は同じく圧力センサ
の取付け状態を示す斜視図である。
そして、図示の如く、本考案リフト装置は、荷扱具1を
上下動させるリフトシリンダ2と、該リフトシリンダ2
に流体を送出する流体圧源3と、該流体圧源3と前記リ
フトシリンダ2との間に接続された流量制御弁4を有す
る流体圧回路5とを具え、該流体圧回路5に、前記荷扱
具1の下降時に前記流体圧回路5中の流体圧を測定する
圧力測定装置6と、該圧力測定装置6の測定結果に基づ
き前記流体圧回路5における絞り量を変更して荷扱具1
の下降速度を変更する流量変更装置7とが設けられたも
のである。
前記リフトシリンダ2は、荷扱具(フオーク)1を案内
するマスト8に平行に設けられ、左右両側に各一本の計
二本が取付けられ、該リフトシリンダ2が短縮すると荷
扱具1が下降し、リフトシリンダ2が伸長すると荷扱具
1が上昇するよう構成されている。
前記流体圧源3は一般的な油圧源であり、コントロール
バルブ9のスプール端部9bの操作に伴ない圧油をリフト
シリンダ2へ送出し、リフトシリンダ2から圧油を受入
れる機能を有している。3aは油タンクである。
そして、前記コントロールバルブ9のスプール9bの側方
にはマイクロスイツチ10が配され、コントロールバルブ
9のスプール端部9bが下降位置にあるとコントロールバ
ルブ9の切欠部9aによりマイクロスイツチ10の検出部10
aが開放され、その端子10cと端子10dとが接触して端子1
0bと端子10dとが導通するすなわちマイクロスイツチ10
がオンするよう構成されている。
前記流体圧回路5には、前記圧力測定装置6および流量
制御弁4の他に、油圧の流路を切換えるソレノイドバル
ブ11が設けられている。
前記圧力測定装置6は、一般的な圧力センサ12と、該圧
力センサ12の出力を検出して増幅する増幅回路13と、該
増幅回路13の出力信号により駆動される出力リレー14と
から成る。そして、前記圧力センサ12は、ソレノイドバ
ルブ11の共通ポート11aとリフトシリンダ2とを連絡す
る油圧管15に取付けられ、第4図の如く、高圧ホースで
ある油圧管15に介装され内部にT字状の管路を有するス
リーウエイ16と、該スリーウエイ16のセンサ取付孔16a
に螺着する半導体式やひずみゲージ式等のセンサ本体17
と、該センサ本体17の上部に配設される端子部18とから
成り、油圧管15中の油圧を検出する機能を有している。
そして、前記スリーウエイ16は、車両本体またはマスト
8に固定される。
そして、前記増幅回路13は、圧力センサ12の検出する油
圧が一定値(無負荷時に荷扱具1等の自重により発生す
る圧力より若干高い値)以上であると出力リレー14のコ
イル14aに通電して接点14bをオンとし、油圧が一定値未
満であると出力リレー14のコイル14aに通電せず接点14b
をオフとするよう構成される。
また、前記流量制御弁4は、一般的な絞り弁であり、前
記流体圧源3とソレノイドバルブ11の第一ポート11bと
の間に介装される。さらに、流体圧源3とソレノイドバ
ルブ11の第二ポート11cとの間にバイパス管19が設けら
れ、該バイパス管19とソレノイドバルブ11とにより前記
流量変更装置7が構成される。
そして、前記ソレノイドバルブ11の駆動回路は、第3図
の如く、前記マイクロスイツチ10、前記圧力測定装置6
の出力リレー14および前記ソレノイドバルブ11の駆動ソ
レノイド20とが直列に接続されて成る。
第1図中、21はシリンダ2のロツドであり、第2図中、
22はハンドル、23は座席、24はヘツドガード、25はバラ
ンスウエイト、26は車輪であり、第3図中、Vccは直流
電源、GNDはグラウンドである。
上記構成において、まず、荷扱具1の上昇時の動作につ
いて説明する。作業者がコントロールバルブ9を操作し
てそのレバー9bを上昇位置とすると、マイクロスイツチ
10はオフとなり、圧力測定装置6の状態にかかわらずソ
レノイドバルブ11の駆動用ソレノイド20はオフとなる。
そのため、ソレノイドバルブ11は第一位置11Bに切換わ
り、共通ポート11aと第一ポート11cとの間が連通し、圧
油は流体圧源3からバイパス管19を経由してリフトシリ
ンダ2に至る。
次に、荷扱具1の下降時の動作について説明する。作業
者がコントロールバルブ9を操作してレバー9bを下降位
置とすると、マイクロスイツチ10はオンとなる。このと
き、荷扱具1に荷物が乗っていると、圧力測定装置6の
検知する圧力が高くなり、出力リレー14がオンしてソレ
ノイドバルブ11の駆動用ソレノイド20がオンとなり、ソ
レノイドバルブ11は第二位置11Aに切換わり共通ポート1
1aと第二ポート11bとの間が連通する。そのため、圧油
は流量制御弁4を経由して流れ、荷扱具1の下降速度は
低下して安全に降下する。
また、荷扱具1に荷物が乗っていないと、圧力測定装置
6の検知する圧力は一定値未満となり、出力リレー14が
オフしてソレノイドバルブ11の駆動用ソレノイド20がオ
フとなり、ソレノイドバルブ11は共通ポート11aと第一
ポート11cとの間が連通する。そのため、圧油はバイパ
ス管19を経由して流れ、荷扱具1の下降速度は速くな
り、作業効率が向上する。
なお、本考案は、上記実施例に限定されるものではな
く、本考案の範囲内で上記実施例に多くの修正および変
更を加え得ることは勿論である。
例えば、本考案をフオークリフトトラツク以外の機器に
適用してもよく、また、流量変更装置7は、絞り量が可
変である絞り弁を用いて構成してもよい。さらに、本考
案を空気圧等の他の流体装置に適用してもよい。
〈考案の効果〉 以上の説明から明らかな通り、本考案によると、荷扱具
の下降時における流体圧回路中の流体圧が一定値以上で
あると、流体圧回路での絞り量を大きくして荷扱具を低
速で降下させ、流体圧が一定値未満であると、流体圧回
路での絞り量を小さくして荷扱具を高速で降下させるた
め、無負荷時における荷扱具の下降速度を速くして作業
効率を向上させることができる。
また、流体圧回路における絞り量の変更は、圧力センサ
からの電気出力信号に応じてソレノイドバルブを用いて
負荷用および無負荷用の2つの流路を切り換えて行なう
ため、流体圧力で圧力制御弁の開度を切り換えて絞り量
を変更する場合に比べて、応答性が良く、流体の粘性変
化やスプール精度等のバラツキによる影響を受けること
がなく安定して行なうことができる。しかも、負荷時に
はすぐに荷扱具の下降速度を遅くして安全性を高めるこ
とができるといつた優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案リフト装置の一実施例を示す油圧回路
図、第2図は同じくフオークリフトトラツクの側面図、
第3図は同じく電気回路図、第4図は同じく圧力センサ
の取付け状態を示す斜視図、第5図は従来のリフト装置
を示す油圧回路図である。 1:荷扱具、2:リフトシリンダ、3:流体圧源、4:流量制御
弁、5:流体圧回路、6:圧力測定装置、7:流量変更装置、
8:マスト、9:コントロールバルブ、10:マイクロスイツ
チ、11:ソレノイドバルブ、12:圧力センサ、13:増幅回
路、14:出力リレー、15:油圧管、16:スリーウエイ、17:
センサ本体、18:端子部、19:バイパス管、20:駆動用ソ
レノイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷扱具を上下動させるリフトシリンダと、
    該リフトシリンダに流体を送出する流体圧源と、該流体
    圧源と前記リフトシリンダとの間に接続された流量制御
    弁を有する流路および前記流量制御弁を回避する流路を
    有する流体圧回路とを具え、該流体圧回路に、前記流体
    圧回路中の流体圧を測定する圧力測定装置と、該圧力測
    定装置の測定結果に基づき前記流体圧回路における前記
    流路を切り換えて絞り量を変更することにより荷扱具の
    下降速度を変更する流量変更装置とが設けられ、前記圧
    力測定装置に前記流体圧回路中の流体圧を電気出力信号
    に変換する圧力センサが設けられ、前記流量変更装置に
    前記圧力センサからの電気出力信号に応じて前記流路を
    切り換えるソレノイドバルブが設けられたことを特徴と
    するリフト装置。
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JP5244383B2 (ja) * 2005-03-31 2013-07-24 独立行政法人科学技術振興機構 流体シリンダを用いたアクチュエータ及びその制御方法
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