JPH0636071B2 - 核物質保管装置 - Google Patents
核物質保管装置Info
- Publication number
- JPH0636071B2 JPH0636071B2 JP60237389A JP23738985A JPH0636071B2 JP H0636071 B2 JPH0636071 B2 JP H0636071B2 JP 60237389 A JP60237389 A JP 60237389A JP 23738985 A JP23738985 A JP 23738985A JP H0636071 B2 JPH0636071 B2 JP H0636071B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- opening
- closing
- storage container
- nuclear material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、グローブボツクス内に設置する核物質保管装
置に係り、特に保管、搬送を自動的に行うに好適な前記
保管装置に関する。
置に係り、特に保管、搬送を自動的に行うに好適な前記
保管装置に関する。
従来の装置は、特公昭57−45949 号公報に記載のよう
に、保管容器上部のシヤツターに駆動モータを設け、シ
ヤツター自身で開閉できるようになつていた。しかし、
駆動用モータの保守性については配慮されていなかつ
た。
に、保管容器上部のシヤツターに駆動モータを設け、シ
ヤツター自身で開閉できるようになつていた。しかし、
駆動用モータの保守性については配慮されていなかつ
た。
以下従来の保管装置の一例について第５図および第６図
により説明する。
により説明する。
核物質保管装置は、保管容器２、シヤツター６、台車４
より成つている。台車はレール５上を自由に移動し、保
管容器２へ搬送容器３を出し入れするものである。シヤ
ツター６は通常閉じられており、搬送容器３を保管容器
２からの出し入りの際駆動モータ９により開くものであ
る。
より成つている。台車はレール５上を自由に移動し、保
管容器２へ搬送容器３を出し入れするものである。シヤ
ツター６は通常閉じられており、搬送容器３を保管容器
２からの出し入りの際駆動モータ９により開くものであ
る。
核燃料物質の室内への飛散を防止するために、前記装置
は、グローブベツクス１内に設置されている。配置上シ
ヤツター６は、グローブボツクス１内の下部に位置する
ため、駆動用モータ９の保守ができない恐れがある。ま
た、通常、保管装置付近は、放射線量率が高いため、従
事者が立入ることはできない。そのため駆動用モータ９
が故障した場合には、その周辺の核燃料物質の入つてい
る搬送容器をすべて別な部屋へ移動してから、駆動用モ
ータ９の修理または交換を行わなければならず、その作
業は容易でない。
は、グローブベツクス１内に設置されている。配置上シ
ヤツター６は、グローブボツクス１内の下部に位置する
ため、駆動用モータ９の保守ができない恐れがある。ま
た、通常、保管装置付近は、放射線量率が高いため、従
事者が立入ることはできない。そのため駆動用モータ９
が故障した場合には、その周辺の核燃料物質の入つてい
る搬送容器をすべて別な部屋へ移動してから、駆動用モ
ータ９の修理または交換を行わなければならず、その作
業は容易でない。
また、シャッターは核燃料物質からの放射線を遮蔽する
機能を有しているために重いものとなっている。
機能を有しているために重いものとなっている。
本発明の目的は、本装置がグローブボツクスという特殊
な気密ボツクス内に設置されることを考慮し、特に保守
性の良好で、重いシャッターを確実に且つ静的に開閉で
きるようにした核物質保管装置を提供することにある。
な気密ボツクス内に設置されることを考慮し、特に保守
性の良好で、重いシャッターを確実に且つ静的に開閉で
きるようにした核物質保管装置を提供することにある。
本発明は、気密に保たれるグローボックスに設けられた
複数個の保管容器と該保管容器の上部開口を開閉するシ
ャッターと前記グローボックス内を移動し前記保管容器
に核物質を移送する台車とを具備する核物質保管装置に
おいて、前記シャッターは前記上部開口の前面に設けら
れたレール上を移動し、シャッターの開閉状態を検出す
るための複数個の検出体を備え、前記台車は前記検出体
を検出する検出手段と前記シャッターを開閉するための
開閉手段とを有していることを特徴とする。
複数個の保管容器と該保管容器の上部開口を開閉するシ
ャッターと前記グローボックス内を移動し前記保管容器
に核物質を移送する台車とを具備する核物質保管装置に
おいて、前記シャッターは前記上部開口の前面に設けら
れたレール上を移動し、シャッターの開閉状態を検出す
るための複数個の検出体を備え、前記台車は前記検出体
を検出する検出手段と前記シャッターを開閉するための
開閉手段とを有していることを特徴とする。
本発明においては、シャッターの開閉やシャッターの開
閉の確認を移動する台車に行わせることにより、保守す
べき対象が台車のみとなり保守性が向上する。また、シ
ャッターに設けられた複数個の検出体を台車の検出手段
で検出し、シャッターを保管容器の上部開口の前面に設
けられたレール上を移動させることにより、重いシャッ
ターを確実に且つ静的に開閉できる。
閉の確認を移動する台車に行わせることにより、保守す
べき対象が台車のみとなり保守性が向上する。また、シ
ャッターに設けられた複数個の検出体を台車の検出手段
で検出し、シャッターを保管容器の上部開口の前面に設
けられたレール上を移動させることにより、重いシャッ
ターを確実に且つ静的に開閉できる。
以下本発明の実施例について第１図から第４図により説
明する。
明する。
本装置は、搬送容器３を収納する保管容器２、保管容器
２上部の開口１８を閉じるためのシヤツター６、搬送容
器３を所定の保管容器２へ搬送し、入出庫する台車４お
よびグローブボツクス１内外の給電を目的とする気密の
端子台２０から構成される。
２上部の開口１８を閉じるためのシヤツター６、搬送容
器３を所定の保管容器２へ搬送し、入出庫する台車４お
よびグローブボツクス１内外の給電を目的とする気密の
端子台２０から構成される。
台車４は搬送容器を搬送するために、レール５上を走行
する。レール５の下部には、シヤツター６が位置し、シ
ヤツター６を開閉するために台車４には、シヤツター開
閉装置１９を設けている。
する。レール５の下部には、シヤツター６が位置し、シ
ヤツター６を開閉するために台車４には、シヤツター開
閉装置１９を設けている。
シヤツター６は、グローボツクス１で固定されているレ
ール８上にローラ７を介して支持されている。また、シ
ヤツター６には、開閉装置１９によりチヤツキングでき
るようにしたピン１３，１４およびシヤツター６の開閉
状態を検知するための検出体１５，１６，１７を設けて
いる。
ール８上にローラ７を介して支持されている。また、シ
ヤツター６には、開閉装置１９によりチヤツキングでき
るようにしたピン１３，１４およびシヤツター６の開閉
状態を検知するための検出体１５，１６，１７を設けて
いる。
次に搬送容器３を保管容器２内へ入庫する場合を一例と
し、本装置の動作について説明する。
し、本装置の動作について説明する。
搬送容器３を収納した台車４は、台車用レール５上を走
行し所定の保管容器２位置で停止する。台車４が走行停
止後、シヤツター開閉装置１９によりピン１３を掴む右
方向へシヤツター６を移動させ、所定の位置までシヤツ
ター６が開くと台車４に設けてある検出器により、シヤ
ツター６に設置されている検出体１５を検知し、シヤツ
ター６の開動作を停止する。次に、台車４に収納してあ
る搬送容器３を保管容器２へ受渡す。搬送容器の受渡動
作完了後シヤツター開閉容器１９を逆動作させ、シヤツ
ター６を左方向へ移動させる。シヤツター６が定位置に
戻ると、定位置検出器により検出体１７を検知しシヤツ
ター６の閉動作を停止させ、シヤツター開閉装置１９に
て保持されていたピン１３を解放後台車４は、原点位置
へ戻る。以上の動作は、計算機の指令によりすべて自動
で行われる。
行し所定の保管容器２位置で停止する。台車４が走行停
止後、シヤツター開閉装置１９によりピン１３を掴む右
方向へシヤツター６を移動させ、所定の位置までシヤツ
ター６が開くと台車４に設けてある検出器により、シヤ
ツター６に設置されている検出体１５を検知し、シヤツ
ター６の開動作を停止する。次に、台車４に収納してあ
る搬送容器３を保管容器２へ受渡す。搬送容器の受渡動
作完了後シヤツター開閉容器１９を逆動作させ、シヤツ
ター６を左方向へ移動させる。シヤツター６が定位置に
戻ると、定位置検出器により検出体１７を検知しシヤツ
ター６の閉動作を停止させ、シヤツター開閉装置１９に
て保持されていたピン１３を解放後台車４は、原点位置
へ戻る。以上の動作は、計算機の指令によりすべて自動
で行われる。
本実施例によれば、シヤツター６に駆動モータを取り付
ける必要がなく、シヤツター６の保守は不要であるとと
もに、保管装置内のシヤツターの数が増えても、シヤツ
ター開閉用のモータは、台車４に設けられる員数に変わ
りはないことから、ボツクス内の配線数の増加および故
障の確率が増大する恐れはなく、複数個の搬送容器３を
保管する場合に特に適している。
ける必要がなく、シヤツター６の保守は不要であるとと
もに、保管装置内のシヤツターの数が増えても、シヤツ
ター開閉用のモータは、台車４に設けられる員数に変わ
りはないことから、ボツクス内の配線数の増加および故
障の確率が増大する恐れはなく、複数個の搬送容器３を
保管する場合に特に適している。
また、保守すべき部品はすべて台車４に設けられるた
め、台車４をグローブ操作のできるエリアへ移動するこ
とにより、本装置の保守が可能となり、保守性が大巾に
向上するという効果がある。
め、台車４をグローブ操作のできるエリアへ移動するこ
とにより、本装置の保守が可能となり、保守性が大巾に
向上するという効果がある。
本発明によれば、装置の保守点検は、台車のみ行えばよ
いことになり、その作業時間が大巾に減少するととも
に、保守点検作業が放射線量率の低いエリアで行うこと
ができ、従事者の被曝量低減にも効果がある。さらに、
本発明によれば、重いシャッターを確実に且つ静的に開
閉できる。
いことになり、その作業時間が大巾に減少するととも
に、保守点検作業が放射線量率の低いエリアで行うこと
ができ、従事者の被曝量低減にも効果がある。さらに、
本発明によれば、重いシャッターを確実に且つ静的に開
閉できる。
第１図は本発明の一実施例装置の正面図、第２図は第１
図の平面図、第３図は本発明装置のシヤツター正面図、
第４図は第３図の平面図、第５図は従来例の正面図、第
６図は第５図のＡ−Ａ断面図である。 １……グローブボツクス、２……保管容器、３……搬送
容器、４……台車、５……台車用レール、６……シヤツ
ター本体、７……ローラ、８……シヤツター用レール、
１５……位置検出体、１６……位置検出体、１７……位
置検出体、１９……シヤツター開閉装置。
図の平面図、第３図は本発明装置のシヤツター正面図、
第４図は第３図の平面図、第５図は従来例の正面図、第
６図は第５図のＡ−Ａ断面図である。 １……グローブボツクス、２……保管容器、３……搬送
容器、４……台車、５……台車用レール、６……シヤツ
ター本体、７……ローラ、８……シヤツター用レール、
１５……位置検出体、１６……位置検出体、１７……位
置検出体、１９……シヤツター開閉装置。
Claims (1)
- 【請求項１】気密に保たれるグローボックスに設けられ
た複数個の保管容器と該保管容器の上部開口を開閉する
シャッターと前記グローボックス内を移動し前記保管容
器に核物質を移送する台車とを具備する核物質保管装置
において、 前記シャッターは前記上部開口の前面に設けられたレー
ル上を移動し、シャッターの開閉状態を検出するための
複数個の検出体を備え、前記台車は前記検出体を検出す
る検出手段と前記シャッターを開閉するための開閉手段
とを有していることを特徴とする核物質保管装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60237389A JPH0636071B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 核物質保管装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60237389A JPH0636071B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 核物質保管装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6298297A JPS6298297A (ja) | 1987-05-07 |
| JPH0636071B2 true JPH0636071B2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=17014662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60237389A Expired - Lifetime JPH0636071B2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 核物質保管装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636071B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS624104A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-10 | Nuclear Fuel Co Ltd | スタッカストレ−ジ装置 |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP60237389A patent/JPH0636071B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6298297A (ja) | 1987-05-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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