JPH0635826A - 通信制御装置 - Google Patents

通信制御装置

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JPH0635826A
JPH0635826A JP4214707A JP21470792A JPH0635826A JP H0635826 A JPH0635826 A JP H0635826A JP 4214707 A JP4214707 A JP 4214707A JP 21470792 A JP21470792 A JP 21470792A JP H0635826 A JPH0635826 A JP H0635826A
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JP4214707A
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Minoru Umetsu
実 梅津
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 利用者が作成する業務プログラムを小形に
し、それの作成を容易にできる通信制御装置を得る。 【構成】 伝送路(1)を介して接続される全相手局が管
理する変数、メモリ、プログラム等の全資源の定義情報
(31)を、予め作成してオブジェクト定義情報テーブル(3
8)に格納し、これら定義情報(31)が所属する各相手局の
アドレスと、その各相手局との通信路状態を通信路管理
テーブル(41)に登録しておき、通信制御装置(2)の立上
り時に、この通信路管理テーブル(41)に登録されている
全相手局に対し自動的に通信路の確立を行ない、業務ブ
ログラム(4)からの相手局資源の操作要求に応じ、上記
オブジェクト定義情報テーブル(38)を検策して得られる
所要資源のオブジェクト定義情報(31)に基づき、相手局
への操作要求の送出、その操作結果の受信、上記業務ブ
ログラム(4)への転送等のサービス処理を行なうように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ローカルエリアネッ
トワーク等において、伝送路を介して接続される相手局
(以下サーバという)に対し、そのサーバが管理する変
数、メモリ、プログラム等の資源の、読出しや書込み、
起動、停止等の操作を要求する通信機能を備え、利用者
によって作成されるアプリケーションブログラム(以下
業務ブログラムという)によって上記サーバの資源を制
御する通信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、業務ブログラムによって制御さ
れる変数やメモリ、動作プログラムなどの資源の送受
は、通信相手に対して資源の操作(以後サービスと称
す)を要求するサービス利用局(以後クライアントと称
す)と、資源を管理しクライアントから要求されたサー
ビスに対応して所定の動作を行い、その回答を返すサー
ビス提供局(以後サーバと称す)との間で、所定の通信
プロトコルを実行する通信手段により行なわれる。
【0003】以下、FA(Factory Automation、生産の
自動化ライン)のネットワークを例にとり、従来のクラ
イアントしての通信制御装置について図6〜図8により
説明する。図6は従来の通信制御装置の構成図、図7は
クライアントとサーバとによるネットワーク構成図、図
8は通信制御装置の業務プログラムにおける通信手順を
示すフローチャートである。
【0004】図6において、(1)は伝送路、(2)は通信制
御装置であるクライアント、(3)は通信プロトコルを実
行する通信機能を備えた通信手段、(4)(4)は利用者によ
って作成されクライアント(2)で実行されるアプリケー
ションプログラムである業務プログラム、図7におい
て、(5a)(5b)はサーバで、(5a)は工場の生産ラインを制
御するプログラマブルコントローラ、(5b)はロボットの
動作を制御するロボットコントローラ、(6a)(6b)(6c)は
サーバ(5a)内の資源で、変数であるライン内のメータ
(7)やカウンタ(8)の読取り値、スイッチ(9)等への入出
力値(I/O)、(6d)(6e)はサーバ(5b)内の資源で、ロボ
ット動作のスピード変数及びはロボット(10)の動作プロ
グラム、(11a)(11b)はクライアント(2)とサーバ(5a)(5
b)間の論理的な通信路である。
【0005】次に、図8のフローチャートによりクライ
アント(2)の業務プログラムで実行されるサーバ(5a)(5
b)の資源(6a)〜(6e)を操作する通信手順について説明す
る。まず、ステップ(20)で、サーバ(5a)とサーバ(5b)に
対して通信路確立要求が送信され、ステップ(21)でサー
バからの通信路確立応答が受信され、サーバ(5a)(5b)の
どちらの応答かがチェックされる。ステップ(22)で、サ
ーバからの通信路確立応答の内容が調べられ、通信路(1
1a)(11b)が確立されたかどうかチェックされる。サーバ
(5a)(5b)の双方と通信路(11a)(11b)が確立されれば、ス
テップ(23)へ進み業務処理が実行され、確立されなけれ
ばステップ(20)に戻り、通信路(11a)(11b)が確立される
までこのループは繰り返される。
【0006】ステップ(24)で、業務処理の結果、サーバ
に対するサービス要求があるかがチェックされ、あれば
ステップ(25)へ進み、なければステップ(23)へ戻る。以
下のステップでは、メータ(7)に対応しているサーバ(5
a)の資源(6a)に対して値読み出しのサービス要求があっ
たものとする。ステップ(25)で、パラメータ格納用の送
信バッファが空きエリアから確保され、ステップ(26)
で、確保された送信バッファにサーバ(5a)の資源(6a)を
表わすパラメータ、例えば、資源(6a)の所属するサーバ
(5a)のアドレスや、サーバ(5a)内での資源(6a)のアクセ
ス形式、型、変数名などが設定される。
【0007】ステップ(27)で、通信手段(3)に対して、
送信バッファに設定されたパラメータとサービスの内容
である値読み出しの要求が渡され、それらパラメータと
サービス要求が伝送フレームに符号化され、確立された
通信路(11a)を介してサーバ(5a)へ送信される。ステッ
プ(28)で、サービス要求に対するサーバ(5a)からの応答
が通信手段(3)により受信され、その受信伝送フレーム
が展開され、空きエリアから確保された応答用の受信バ
ッファに格納されて、業務プログラム(4)に渡される。
ステップ(29)で、回答されたメータ(7)の読取り値が受
信バッファから抽出され、サービスに対応した業務の処
理がなされ、ステップ(30)で、ステップ(25)で確保され
た送信バッファと、通信手段(3)によって確保された受
信バッファとが空きエリアに解放され、ステップ(23)へ
戻る。別の業務プログラムからサーバ(5a)の資源(6a)に
対してサービス要求がなされる場合も、同様のステップ
が実行される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来では
クライアントからのサーバの資源を制御する場合、通信
路の確立や、資源のパラメータ設定に伴うバッファの確
保や解放などの繁雑な処理が、個々の業務ブログラムに
組込まれていたために、プログラムが複雑化し業務ブロ
グラムの作成に多大な時間を要し、プログラムを作成す
る利用者にとって、業務とは直接関係のない通信プロト
コルについての知識が必要で、大きな負担となってい
た。しかも、各々の業務プログラム毎に通信路の確立や
パラメータ設定などの処理を行わなくてはならないため
に、1つの業務プログラムのサイズも大きくなり、複数
の業務プログラムを同時に動作させるには多大なメモリ
が必要となる等の問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、業務プログラムの作成が簡単
で、しかも比較的少ないメモリ容量でも複数の業務プロ
グラムが同時に動作できる通信制御装置を得ることを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の発明に
係る通信制御装置は、利用者によって予め作成され、サ
ーバが有する資源のオブジェクト定義情報が、各オブジ
ェクト定義情報毎にオブジェクト識別子を付して格納さ
れるオブジェクト定義情報テーブルと、業務ブログラム
からのサーバ資源の操作要求に応じ、その要求された資
源のオブジェクト識別子により上記オブジェクト定義情
報テーブルを検索し所要資源のオブジェクト定義情報を
得るオブジェクト定義情報検索手段と、この手段によっ
て検索された定義情報に基づき、サーバへの操作要求の
送出、その操作結果の受信、上記業務ブログラムへの転
送等のサービス処理を行なうサービス実行手段と、この
サービス実行手段とサーバとの通信処理を行なう通信手
段とを備えたものである。
【0011】この発明の第2の発明に係る通信制御装置
は、利用者によって予め作成され、サーバが有する資源
のオブジェクト定義情報が、各オブジェクト定義情報毎
のオブジェクト識別子と、所属サーバアドレス等のサー
バ識別子とをそれぞれ付して格納されるオブジェクト定
義情報テーブルと、このオブジェクト定義情報テーブル
中の上記サーバ識別子を登録するサーバ登録部及び各サ
ーバとの通信路状態を示す通信路状態部を有する通信路
管理テーブルと、通信制御装置の立上り時に、この通信
路管理テーブルをセットアップして、これに登録されて
いるサーバに対する通信路の確立を自動的に行なう通信
路確立手段と、上記業務ブログラムからのサーバ資源の
操作要求に応じ、その要求された資源のオブジェクト識
別子により上記オブジェクト定義情報テーブルを検索し
所要資源のオブジェクト定義情報を得るオブジェクト定
義情報検索手段と、この手段によって検索された定義情
報に基づき、サーバへの操作要求の送出、その操作結果
の受信、上記業務ブログラムへの転送等のサービス処理
を行なうサービス実行手段と、上記通信路確立手段及び
サービス実行手段とサーバとの通信処理を行なう通信手
段とを備えたものである。
【0012】
【作用】この発明の第1の発明においては、伝送路を介
して接続されるサーバが有する全資源の定義情報が格納
されたオブジェクト定義情報テーブルを備え、業務ブロ
グラムからのサーバ資源の操作要求に応じ、このオブジ
ェクト定義情報テーブルを検策して得られる所要資源の
オブジェクト定義情報に基づき、サーバへの操作要求の
送出、その操作結果の受信、上記業務ブログラムへの転
送等のサービス処理を行なうようにしたので、各業務プ
ログラムにパラメータ設定のためのバッファ確保や解放
の処理、相手局からの応答受信処理を組込まなくても、
サーバ資源の操作要求のみで自動的にサーバ資源の制御
が行なわれる。
【0013】この発明の第2の発明においては、オブジ
ェクト定義情報テーブル中の所属サーバアドレス等のサ
ーバ識別子及び各サーバとの通信路状態が格納された通
信路管理テーブルを備え、通信制御装置の立上り時に、
この通信路管理テーブルに登録されているサーバに対す
る通信路の確立を行なうようにしたので、各業務プログ
ラムに通信路確立処理を組込まなくても、自動的にサー
バとの通信路が確立される。
【0014】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1〜図5はこの発明の一実施例を示し、図1は
通信制御装置の全体構成図、図2はオブジェクト定義情
報の構成図、図3は通信路管理テーブルの構成図、図4
は通信制御装置における通信路確立及びサービス実行の
ためのフローチャート、図5は通信制御装置における業
務プログラムのフローチャートである。なお、図7はこ
の実施例にも適用される。
【0015】図1〜図3において、(1)は伝送路、(2)は
通信制御装置、(3)は通信プロトコルを実行する通信手
段、(4)(4)は業務プログラム、(31)はサーバ(5a)(5b)が
有する資源(6a)〜(6e)1個1個に対応したオブジェクト
定義情報、(32)はオブジェクト定義情報(31)毎に付けら
れた名前であるオブジェクト識別子、(33)はその資源の
所属するサーバを示すアドレスなどのサーバ識別子、(3
4)は変数やメモリ、動作プログラムなどの資源の型が登
録される型仕様部、(35)はサーバ内での資源にアクセス
される方法が登録されるアクセス仕様部、(36)はオブジ
ェクト定義情報(31)を利用者(37)によって予め作成する
オブジェクト定義情報作成手段、(38)はこの手段(36)に
よって作成されたオブジェクト定義情報(31)が、オブジ
ェクト識別子(32)とサーバ識別子(33)とをそれぞれ付し
て格納されるオブジェクト定義情報テーブルである。
【0016】(39)は、業務ブログラム(4)(4)からのサー
バ資源の操作要求に応じ、要求された資源のオブジェク
ト識別子(32)によりオブジェクト定義情報テーブル(38)
を検索し所要資源のオブジェクト定義情報(31)を得るオ
ブジェクト定義情報検索手段、(40)は、この手段(39)に
よって検索されたオブジェクト定義情報(31)に基づき、
サーバ(5a)(5b)への通信手段(3)を介しての操作要求の
送出、その操作結果の受信、業務ブログラム(4)(4)への
転送等のサービス処理を行なうサービス実行手段、(41)
は、オブジェクト定義情報テーブル(38)中の全サーバ識
別子(33)を登録するサーバ登録部(42)及び各サーバとの
通信路状態を示す通信路状態部(43)を有する通信路管理
テーブルで、通信路の状態には、「確立末」、「確立応
答待ち」、「確立完了」の3状態がある。(44)は、通信
制御装置(2)の立上り時に、この通信路管理テーブル(4
1)をセットアップして、これに登録されているサーバに
対する通信路の確立を通信手段(3)を介して自動的に行
なう通信路確立手段である。
【0017】まず、図2に示すオブジェクト定義情報(3
1)の作成手順について説明する。クライアントとしての
通信制御装置(2)の伝送路(1)への接続時、或は新たなサ
ーバ(5)の伝送路(1)への接続時に、利用者であるオペレ
ータ(37)が、業務プログラム(4)(4)からの管理/制御の
対象となるサーバ資源の情報、即ち、型を示す型仕様、
サーバ内でアクセスされる方法を示すアクセス仕様、資
源の所属するサーバのアドレスなどを、この資源を一意
に表わすオブジェクト識別子(32)とともに入力して、各
サーバ資源毎にオブジェクト定義情報(31)を作成し(オ
ブジェクト定義情報作成手段(36))、オブジェクト定義
情報テーブル(38)に登録する。
【0018】次に、上記予め作成されたオブジェクト定
義情報(31)を使用して、サーバ(5a)(5b)との通信路を確
立する通信路確立手段(44)の動作を図4のフローチャー
トによって説明する。
【0019】通信制御装置(2)の立ち上がりと同時に、
ステップ(50)でオブジェクト定義情報テーブル(38)がセ
ットアップされ、この中の全てのオブジェクト定義情報
(31)のサーバ識別子(33)が通信路管理テーブル(41)のサ
ーバ登録部(42)に登録され、それの通信路状態部(43)は
全て「確立末」に設定される。次に、ステップ(51)で、通
信路管理テーブル(41)の通信路状態部(43)が参照され、
「確立末」が一つでもあればステップ(52)に進み、なけ
ればステップ(55)に進む。立上り時は全てが「確立末」
であるのでステップ(52)に進み「確立末」のサーバの一
つが選出され、ステップ(53)でこの選出されたサーバに
対して通信路確立要求が送信され、ステップ(54)でその
通信路状態部は「確立応答待ち」にされ、ステップ(55)に
進む。
【0020】ステップ(55)で、業務プログラム(4)から
のサービス要求の有無がチェックされ、サービス要求が
あればステップ(56)に進み、なければステップ(61)に進
む。今まだサービス要求がないものとし、ステップ(61)
で要求に対する応答があればサーバから通信手段(3)を
経由して受信され、なければそのままステップ(62)に進
み、ステップ(62)でこの応答の有無がチェックされ、あ
ればステップ(63)に進み、なければステップ(51)に戻
る。応答が受信されれば、ステップ(63)で応答の種別が
チェックされ、通信路確立要求に対する応答ならステッ
プ(64)に進み、サービス要求に対する応答ならステップ
(67)に進む。
【0021】通信路確立要求に対する応答なので、ステ
ップ(64)でその応答の結果がチェックされ、成功ならス
テップ(65)、失敗ならステップ(66)に進む。成功ならス
テップ(65)で、応答したサーバに対応する通信路管理テ
ーブル(41)の通信路状態部が「確立応答待ち」から「確
立完了」に書換えられ、失敗ならステップ(66)で「確立
末」に書換えられ、ステップ(51)に戻る。このシーケン
スが繰り返されることで、全てのサーバとの通信路が自
動的に確立される。全サーバとの通信路確立後、後述の
業務プログラム(4)からのサービス要求がある迄は、ス
テップ(51)→(55)→(61)→(62)→(51)のフローが繰返さ
れる。以上のステップ(50)〜(54)(61)〜(66)が通信路確
立手段(44)を構成する。
【0022】次に、業務プログラム(4)から、サーバ(5
a)のメータ(7)に対応している資源(6a)に対して電圧計
の計測値読み出しのサービス要求があったものとし、そ
の時の動作を図4及び図5のフローチャートによって説
明する。
【0023】業務プログラム(4)が開始して、ステップ
(70)で業務処理が実行され、ステップ(71)でサーバの資
源に対するサービス要求の有無がチェックされる。サー
ビス要求があればステップ(72)に進み、なければステッ
プ(70)に戻る。サービス要求があればステップ(72)で、
サービス要求の対象である資源(6a)のオブジェクト識別
子「電圧計」と、サービス内容である「値読み出し」
が、図4のフローチャート中の定義情報検索手段(39)及
びサービス実行手段(40)に引き渡される。
【0024】オブジェクト識別子とサービス内容の引渡
しにより、図4のフローチャートの上記繰返しフロー中
のステップ(55)で、サービス要求有りと判断されてステ
ップ(56)に進み、ステップ(56)でオブジェクト識別子
「電圧計」とサービス内容「値読み出し」が受信され、
ステップ(57)で、「電圧計」と同じオブジェクト識別子
(32)を持つオブジェクト定義情報(31)が、オブジェクト
定義情報テーブル(38)から検索される。そして、ステッ
プ(58)でサーバ資源のパラメータを格納するための送信
バッファが空きエリアから確保され、ステップ(59)で、
この確保された送信バッファに、上記検索されたオブジ
ェクト定義情報(31)のサーバ資源パラメータであるサー
バ識別子(33)、型仕様部(34)中の資源の型仕様及びアク
セス仕様部(35)中の資源のアクセス仕様が設定される。
【0025】次に、ステップ(60)で、パラメータ設定さ
れた送信バッファの内容と業務プログラム(4)からのサ
ービス内容が通信手段(3)に渡され、通信手段(3)によっ
て伝送フレームに符号化されてサーバ(5a)へ送信され
る。ステップ(61)で、サービス要求に対するサーバ(5a)
からの応答が伝送フレームで通信手段(3)によって受信
され、この伝送フレームが展開され、空きエリアから確
保された応答用の受信バッファに格納され、ステップ(6
2)に進む。
【0026】ステップ(62)で応答の有無がチェックさ
れ、応答があればステップ(63)に進み、なければステッ
プ(51)に戻る。応答があるとステップ(63)で応答の種別
がチェックされ、サービス要求に対する応答であるので
ステップ(67)に進み、受信バッファから回答されたメー
タ値が抽出され、このメータ値が業務プログラム(4)に
返される。そして、ステップ(68)で、ステップ(58)で確
保された送信バッファと、通信手段(3)によって確保さ
れた受信バッファは空きエリアに解放され、ステップ(5
1)に戻る。以上のステップ(56)(57)がオブジェクト定義
情報検索手段(39)を、ステップ(56)(58)〜(63)(67)(68)
がサービス実行手段(40)を構成する。
【0027】業務プログラム(4)では、サービス実行手
段(40)からサーバの回答を受取ると、ステップ(72)から
ステップ(70)に戻り、サーバからの回答であるメータ値
を基に業務処理が実行される。
【0028】このようにして、業務プログラム(4)から
のサーバ資源に対するサービス要求は、サーバ資源に対
応するオブジェクト識別子とサービス内容の指定だけ
で、自動的に実行される。また、業務プログラムが複数
の場合でも、各々の業務プログラムの処理は実施例と同
様である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明の第1の発明に
よれば、利用者によって予め作成され、サーバが有する
資源のオブジェクト定義情報が、各オブジェクト定義情
報毎にオブジェクト識別子を付して格納されるオブジェ
クト定義情報テーブルと、業務ブログラムからのサーバ
資源の操作要求に応じ、その要求された資源のオブジェ
クト識別子により上記オブジェクト定義情報テーブルを
検索し所要資源のオブジェクト定義情報を得るオブジェ
クト定義情報検索手段と、この手段によって検索された
定義情報に基づき、サーバへの操作要求の送出、その操
作結果の受信、上記業務ブログラムへの転送等のサービ
ス処理を行なうサービス実行手段と、このサービス実行
手段とサーバとの通信処理を行なう通信手段とを備えた
ので、対象資源のパラメータ設定、サービス要求に対す
る応答の受信など通信制御に関しての処理を、業務プロ
グラム中に組込む必要がなくなり、業務プログラムの作
成が簡単で容易になるとともに、業務プログラムのサイ
ズも小さくなり、業務プログラムが複数になった場合で
も通信制御装置のメモリが少なくて済むという効果があ
る。
【0030】さらに、サーバの変更や、サーバ資源の定
義情報の変更が発生しても、オブジェクト定義情報作成
手段によりオブジェクト定義情報の内容を更正するだけ
でよく、一々業務プログラムを変更する必要がないとい
う効果をも有している。
【0031】また、この発明の第2の発明によれば、上
記オブジェクト定義情報テーブルと、各オブジェクト定
義情報毎のオブジェクト識別子と、所属サーバアドレス
等のサーバ識別子とをそれぞれ付して格納されるオブジ
ェクト定義情報テーブルと、このオブジェクト定義情報
テーブル中の上記サーバ識別子を登録するサーバ登録部
及び各サーバとの通信路状態を示す通信路状態部を有す
る通信路管理テーブルと、通信制御装置の立上り時に、
この通信路管理テーブルをセットアップして、これに登
録されているサーバに対する通信路の確立を自動的に行
なう通信路確立手段と、上記オブジェクト定義情報検索
手段と、上記サービス実行手段と、上記通信手段とを備
えたので、各サーバとの通信路の確立を業務プログラム
中に組込む必要がなくなり、業務プログラムの作成が簡
単で容易になるとともに、業務プログラムのサイズも小
さくなり、業務プログラムが複数になった場合でも通信
制御装置のメモリが少なくて済み、しかも、接続サーバ
が変更してもオブジェクト定義情報テーブル及び通信路
管理テーブルの内容を更正するだけでよく、一々業務プ
ログラムを変更する必要がないというという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の全体構成図。
【図2】この実施例におけるオブジェクト定義情報の構
成図。
【図3】この実施例における通信路管理テーブルの構成
図。
【図4】この実施例における通信路確立及びサービス実
行のためのフローチャート。
【図5】この実施例における業務プログラムのフローチ
ャート。
【図6】従来の通信制御装置の構成図。
【図7】従来及びこの発明の通信制御装置とサーバとに
よるネットワーク構成図。
【図8】従来の通信制御装置の業務プログラムにおける
通信手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 伝送路 2 通信制御装置 3 通信手段 4 業務プログラム 5a、5b サーバ 6a〜6e サーバ資源 11a、11b 通信路 31 オブジェクト定義情報 32 オブジェクト識別子 33 サーバ識別子 36 オブジェクト定義情報作成手段 38 オブジェクト定義情報テーブル 39 オブジェクト定義情報検索手段 40 サービス実行手段 41 通信路管理テーブル 42 サーバ登録部 43 通信路状態部 44 通信路確立手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 伝送路を介して接続される相手局に対
    し、その相手局(以下サーバという)が管理する変数、
    メモリ、プログラム等の資源の、読出しや書込み、起
    動、停止等の操作を要求する通信機能を備え、利用者に
    よって作成される業務ブログラムによって上記サーバの
    資源を制御する通信制御装置において、利用者によって
    予め作成され、上記サーバが有する資源の所属サーバア
    ドレス、型、サーバ内でのアクセス法等の定義情報(以
    下オブジェクト定義情報という)が、各オブジェクト定
    義情報毎にオブジェクト識別子を付して格納されるオブ
    ジェクト定義情報テーブルと、上記業務ブログラムから
    のサーバ資源の操作要求に応じ、その要求された資源の
    オブジェクト識別子により上記オブジェクト定義情報テ
    ーブルを検索し所要資源のオブジェクト定義情報を得る
    オブジェクト定義情報検索手段と、この手段によって検
    索された定義情報に基づき、上記サーバへの操作要求の
    送出、その操作結果の受信、上記業務ブログラムへの転
    送等のサービス処理を行なうサービス実行手段と、この
    サービス実行手段と上記サーバとの通信処理を行なう通
    信手段とを備えたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 【請求項2】 伝送路を介して接続されるサーバに対
    し、そのサーバが管理する変数、メモリ、プログラム等
    の資源の、読出しや書込み、起動、停止等の操作を要求
    する通信機能を備え、利用者によって作成される業務ブ
    ログラムによって上記サーバの資源を制御する通信制御
    装置において、利用者によって予め作成され、上記サー
    バが有する資源のオブジェクト定義情報が、各オブジェ
    クト定義情報毎のオブジェクト識別子と、所属サーバア
    ドレス等のサーバ識別子とをそれぞれ付して格納される
    オブジェクト定義情報テーブルと、このオブジェクト定
    義情報テーブル中の上記サーバ識別子を登録するサーバ
    登録部及び各サーバとの通信路状態を示す通信路状態部
    を有する通信路管理テーブルと、上記通信制御装置の立
    上り時に、この通信路管理テーブルをセットアップし
    て、これに登録されているサーバに対する通信路の確立
    を自動的に行なう通信路確立手段と、上記業務ブログラ
    ムからのサーバ資源の操作要求に応じ、その要求された
    資源のオブジェクト識別子により上記オブジェクト定義
    情報テーブルを検索し所要資源のオブジェクト定義情報
    を得るオブジェクト定義情報検索手段と、この手段によ
    って検索された定義情報に基づき、上記サーバへの操作
    要求の送出、その操作結果の受信、上記業務ブログラム
    への転送等のサービス処理を行なうサービス実行手段
    と、上記通信路確立手段及びサービス実行手段と上記サ
    ーバとの通信処理を行なう通信手段とを備えたことを特
    徴とする通信制御装置。
JP4214707A 1992-07-21 1992-07-21 通信制御装置 Pending JPH0635826A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100855657B1 (ko) * 2006-09-28 2008-09-08 부천산업진흥재단 단안 줌 카메라를 이용한 이동로봇의 자기위치 추정 시스템및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100855657B1 (ko) * 2006-09-28 2008-09-08 부천산업진흥재단 단안 줌 카메라를 이용한 이동로봇의 자기위치 추정 시스템및 방법

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