JPH0635668Y2 - 整流装置 - Google Patents

整流装置

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JPH0635668Y2
JPH0635668Y2 JP1985096959U JP9695985U JPH0635668Y2 JP H0635668 Y2 JPH0635668 Y2 JP H0635668Y2 JP 1985096959 U JP1985096959 U JP 1985096959U JP 9695985 U JP9695985 U JP 9695985U JP H0635668 Y2 JPH0635668 Y2 JP H0635668Y2
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JP
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diodes
capacitor
heat dissipation
insulator
heat sink
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JP1985096959U
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JPS624894U (ja
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治夫 大野
利明 菊池
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は整流装置に係り、とくに整流回路を構成する複
数のダイオードの内プラス側のダイオードとマイナス側
のダイオードとをそれぞれプラス側の放熱基板を構成す
るヒートシンクとマイナス側の放熱基板を構成するヒー
トシンクとにマウントして取付けるようにした整流装置
に関する。
〔考案の概要〕
本考案は、整流回路を構成するマイナス側のダイオード
をマイナス側のヒートシンクにマウントするとともに、
プラス側のダイオードをプラス側のヒートシンクにマウ
ントし、しかもこのプラス側のヒートシンクをインシュ
レータによって上記マイナス側のヒートシンクと所定の
距離を隔ててほぼ平行になるように支持し、しかもこの
インシュレータに電波障害防止用のコンデンサを設ける
ようにしたものであって、部品点数を削減し、コンデン
サのための配線を不要にするようにした整流装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
自動車に搭載されているバッテリを充電するために自動
車には、実開昭51-130017号に開示されているように、
オルタネータが搭載されており、エンジンによって駆動
されるようにしている。このようなオルタネータは第7
図に示すように、そのステータコイル17、18、19が互い
に星形に接続されるとともに、これらのコイル17〜19が
6つのダイオード11〜16によって構成される全波整流回
路と接続されるようになっており、出力端子20によって
直流の出力を取出すようにしている。さらに出力端子20
と接地側との間には、実公昭60-12265号公報に開示され
るように、電波障害防止用コンデンサ21が接続されるよ
うになっている。
そして上記6つのダイオード11〜16によって構成される
全波整流器は第8図に示すようにマウントされていた。
すなわちマイナス側の3つのダイオード11〜13はマイナ
ス側のヒートシンク24にマウントされるとともに、この
マイナス側のヒートシンク24が突部23を介してオルタネ
ータのケーシング22に接地されて取付けられていた。こ
れに対してプラス側の3つのダイオード14〜16はプラス
側のヒートシンク25にマウントされるとともに、このヒ
ートシンク25は絶縁材料からなるインシュレータ34によ
って、マイナス側のヒートシンク24の上側に所定の距離
を隔ててほぼ平行になるように支持されていた。
そしてマイナス側のダイオード11〜13とプラス側のダイ
オード14〜16とは互いにリード線26〜28によって接続さ
れるとともに、互いに対をなして接続されるダイオード
11、14、ダイオード12、15、およびダイオード13、16の
接続点は、それぞれリード線29〜31を介してステータコ
イル17〜19に接続されるようになっていた。またプラス
側のヒートシンク25はリード線32を介して電波障害防止
用コンデンサ21と接続されるようになっており、このコ
ンデンサ21はオルタネータ22のケーシングの突部33に接
地されてマウントされていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来のオルタネータの整流装置の欠点は、電
波障害用コンデンサ21を取付けるために部品点数が増加
することであった。さらにはこのコンデンサ21を取付け
るために専用の取付けスペースを必要としていた。また
このコンデンサ21とプラス側のヒートシンク25とをリー
ド線32によって接続しなければならず、リード線32を必
要とするばかりでなく、そのための工数を要するという
欠点があった。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、部品点数を削減し、あるいはまた電波障害防止用コ
ンデンサのための専用の配線を省略することを可能に
し、さらにはコンデンサを取付けるための専用のスペー
スを不要とした整流装置を提供することを目的とするも
のである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、ダイオードと、2枚の放熱基板と、絶縁支持
体と、電波障害防止用コンデンサとを有する整流装置で
あって、 2枚の放熱基板は、絶縁支持体によって互いに所定の距
離を隔てられ、一方の放熱基板にはマイナス側のダイオ
ードが、他方の放熱基板にはプラス側のダイオードがマ
ウントされ、互いに接続されて整流回路が構成され、 電波障害防止用コンデンサは、絶縁支持体に一体的に組
込まれ、プラス側の放熱基板またはプラス側のダイオー
ドの出力端と接地側との間に接続された整流装置に関す
るものである。
〔作用〕
従って対応する放熱基板上にそれぞれマウントされてい
るマイナス側のダイオードとプラス側のダイオードとが
互いに接続されて成る整流回路によって交流が整流さ
れ、プラス側の放熱基板またはプラス側のダイオードの
出力端と接地側との間から整流出力が取出される。整流
回路を構成するマイナス側のダイオードとプラス側のダ
イオードとはそれらがマウントされている放熱基板によ
って冷却される。そして絶縁支持体に一体に組込まれた
電波障害防止用コンデンサが障害電波の原因となる電圧
の変動を吸収することによって、電波障害が防止され
る。
〔実施例〕
以下本考案を図示の一実施例につき説明する。なおこの
実施例において、第7図および第8図に示す従来の整流
装置と対応する部分については同一の符号を付して説明
する。第3図は本考案の一実施例に係る整流装置を示す
ものであって、この整流装置は自動車に搭載されるオル
タネータのための3相全波整流装置を構成しており、マ
イナス側の3つのダイオード11、12、13とし、そしてプ
ラス側の3つのダイオード14、15、16とから構成されて
いる。これにらのダイオード11〜16は従来の第7図に示
す回路と同様に接続されるようになっており、ステータ
コイル17、18、19からなるオルタネータの出力を全波整
流して出力端子20に直流出力を生ずるようにしている。
そしてマイナス側の3つのダイオード11〜13は、マイナ
ス側の放熱基板を構成するヒートシンク24上にマウント
されている。このヒートシンク24は突部23を介してオル
タネータのケーシング22に接地された状態で取付けられ
ている。これに対してプラス側の3つのダイオード14〜
16はプラス側の放熱基板を構成するヒートシンク25にマ
ウントされている。そしてプラス側ヒートシンク25は、
絶縁材料からなる絶縁支持体すなわちインシュレータ34
によって、マイナス側のヒートシンク24上に、このヒー
トシンク25に対してほぼ平行に所定の距離を隔てて支持
されている。
互いに対応するプラス側のダイオード11と14、ダイオー
ド12と15、およびダイオード13と16はそれぞれリード線
26、27、28によって接続されるとともに、これらの互い
に対応するダイオードの接続点はリード線29、30、31を
介してステータコイル17、18、19に接続されるようにな
っている。
つぎに上記プラス側のヒートシンク25を絶縁状態で支持
するインシュレータ34について説明すると、左右一対の
インシュレータ34の内の一方、例えば第3図における右
側のインシュレータ34は第1図および第2図に示すよう
に構成されており、その主体は合成樹脂等の絶縁材料か
ら成形されるとともに、その中心を貫通するように貫通
孔35が形成されている。この貫通孔35には第3図に示す
ようにビス36が取付けられるようになっており、上下の
インシュレータ25、24をオルタネータのケーシング22に
固定するようにしている。
さらにこのインシュレータ34の上下にはそれぞれ端子板
37が取付けられている。この端子板37は、インシュレー
タ34が第3図に示すように組込まれた状態において、そ
れぞれ上下のヒートシンク25、24と接触して電気的に導
通されるようになっている。さらにインシュレータ34の
外周面上には、一方に突出するように突部38が形成され
ており、この突部38内にはとくに第1図に示すように、
電波障害防止用のコンデンサ21が内蔵されている。そし
てこのコンデンサ21の両電極は上下の端子板37に接続さ
れている。
従って本実施例に係る整流装置によれば、電波障害防止
用コンデンサ21が予め右側のインシュレータ34に内蔵さ
れることになり、これによって部品点数の削減を図るこ
とが可能になる。すなわち第3図に示すように整流装置
を組んだ後に、さらに電波障害防止用のコンデンサを組
付ける必要がなくなる。またインシュレータ34に内蔵さ
れているコンデンサ21は、このインシュレータ34が第3
図に示すように組込まれると、その上下の電極が端子板
37を介して上下のヒートシンク25、24にそれぞれ導通さ
れるようになり、このために専用のリード線を用いてコ
ンデンサ21の配線を行なうことが必要でなくなる。従っ
てとくに自動車組立てが容易な整流装置が得られること
になる。さらにインシュレータ34にコンデンサ21が内蔵
されているために、このコンデンサを別の位置にマウン
トする必要がなくなり、スペース的にも有利になってコ
ンパクトな整流装置を提供することが可能になる。
以上本考案を図示の一実施例につき述べたが、本考案は
上記実施例によって限定されることなく、本考案の技術
的思想に基づいて各種の変更が可能である。例えば上記
実施例に係る整流装置においては、電波障害防止用コン
デンサ21がインシュレータ34の突部38内に内蔵されるよ
うになっていたが、このような構成に代えて、第4図お
よび第5図に示すように、インシュレータ34の外周面に
溝を形成するとともに、この溝にリング状に巻装された
コンデンサ21を取付けるようにしてもよい。
このコンデンサ21は渦巻状にインシュレータ34の外周面
の溝にフィルム等を巻装することによって構成されるこ
とになる。そしてこのコンデンサ21の電極を上下の端子
板37とそれぞれ接続することによって、上記実施例と同
様に配線を省略することが可能になる。そしてこのよう
なコンデンサ21を備えるインシュレータ34は、例えば第
6図に示すように上下のヒートシンク25、24の間に取付
けられることになる。
さらに6つのダイオード11〜16のマウントについても、
各種の変更が可能であって、例えばプラス側のダイオー
ド14〜16を、第6図に示されるように上側のヒートシン
ク25の下面に取付けるようにし、これらのダイオード14
〜16をマイナス側のダイオード11〜13と互いに対向させ
るように配置し、しかも対応するダイオードをそれぞれ
リード線26、27、28によって接続するようにしてもよ
い。
〔考案の効果〕
以上のように本考案は、電波障害防止用コンデンサを、
2枚の放熱基板を所定の距離を隔てるようにする絶縁支
持体に一体的に組込むようにしたものである。従って本
考案によれば、電波障害防止用コンデンサが絶縁支持体
と一体になり、これによって組立ての際の部品点数が減
少され、あるいはまた電波障害防止用コンデンサをリー
ド線を介して接続する作業を省略することが可能にな
る。さらに電波障害防止用コンデンサを取付けるための
スペースを必要としなくなり、これによって整流装置の
コンパクト化を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る整流装置のインシュレ
ータを示す一部を破断した正面図、第2図は同外観斜視
図、第3図はこのインシュレータを用いた整流装置の正
面図、第4図は変形例に係るインシュレータの縦断面
図、第5図は同外観斜視図、第6図は変形例に係る整流
装置の正面図、第7図は従来のオルタネータの整流装置
を示す回路図、第8図は同整流装置の正面図である。 また図面中の主要な部分の名称はつぎの通りである。 11〜13……ダイオード(マイナス側) 14〜16……ダイオード(プラス側) 21……電波障害防止用コンデンサ 24……マイナス側のヒートシンク(放熱基板) 25……プラス側のヒートシンク(放熱基板) 34……インシュレータ(絶縁支持体)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイオード(11〜16)と、2枚の放熱基板
    (24、25)と、絶縁支持体(34)と、電波障害防止用コ
    ンデンサ(21)とを有する整流装置であって、 2枚の放熱基板(24、25)は、絶縁支持体(34)によっ
    て互いに所定の距離を隔てられ、一方の方熱基板(24)
    にはマイナス側のダイオード(11〜13)が、他方の放熱
    基板(25)にはプラス側のダイオード(14〜16)がマウ
    ントされ、互いに接続されて整流回路が構成され、 電波障害防止用コンデンサ(21)は、絶縁支持体(34)
    に一体的に組込まれ、プラス側の放熱基板(25)または
    プラス側のダイオード(14〜16)の出力端と接地側との
    間に接続された 整流装置。
JP1985096959U 1985-06-26 1985-06-26 整流装置 Expired - Lifetime JPH0635668Y2 (ja)

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JP1985096959U JPH0635668Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26 整流装置

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JPS624894U JPS624894U (ja) 1987-01-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS448170Y1 (ja) * 1967-05-29 1969-03-29
JPS5749579Y2 (ja) * 1976-02-27 1982-10-29
JPS6012265U (ja) * 1983-07-05 1985-01-28 株式会社ユアサコーポレーション 鉛蓄電池

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