JPH063527A - サイドライト方式バックライト - Google Patents
サイドライト方式バックライトInfo
- Publication number
- JPH063527A JPH063527A JP4159912A JP15991292A JPH063527A JP H063527 A JPH063527 A JP H063527A JP 4159912 A JP4159912 A JP 4159912A JP 15991292 A JP15991292 A JP 15991292A JP H063527 A JPH063527 A JP H063527A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- light source
- guide plate
- backlight
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Liquid Crystal (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 明るさを可能な限り均一にしたサイドライト
方式バックライトを提供することである。 【構成】 光源用基板１１にＬＥＤ１２を配列してなる
光源１０と、光源１０の横に配置された導光板２０とを
備え、導光板２０の表面２１は発光面で、裏面２２及び
側面２３，２４，２５は遮光面であり、裏面２２の内側
に、光源１０の近くは粗で、光源１０から遠ざかるに連
れて密になるブラスト処理を施すことによりブラスト領
域６０（図３参照）を形成した。
方式バックライトを提供することである。 【構成】 光源用基板１１にＬＥＤ１２を配列してなる
光源１０と、光源１０の横に配置された導光板２０とを
備え、導光板２０の表面２１は発光面で、裏面２２及び
側面２３，２４，２５は遮光面であり、裏面２２の内側
に、光源１０の近くは粗で、光源１０から遠ざかるに連
れて密になるブラスト処理を施すことによりブラスト領
域６０（図３参照）を形成した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、面発光光源を必要とす
る液晶ディスプレイ等の電子機器用のサイドライト方式
バックライトに関する。
る液晶ディスプレイ等の電子機器用のサイドライト方式
バックライトに関する。
【０００２】
【従来の技術】サイドライト方式バックライトは、一般
的に図６に示すように、光源８０と、光源８０の横に配
置された導光板９０とを備えるものである。光源８０
は、光源用基板８１に複数個の発光ダイオード（ＬＥ
Ｄ）８２を一定間隔を置いて配列してなる。導光板９０
は、表面（上面）９１が発光面で、裏面（下面）９２及
び側面９３，９４，９５が遮光面になっている。このよ
うなバックライトでは、ＬＥＤ８２からの光が導光板９
０の内面によって反射されながら発光面９１の全面に導
かれる。光をより効率的に発光面９１に導くために、発
光面９１の内側にはブラスト処理（シボ処理）が施され
たり、発光面９１の外側に透光性の拡散シートが貼付さ
れたりする。又、間接光が導光板９０の外部に漏れない
ように、遮光面９２〜９５を白色に塗装したり、遮光面
９２〜９５に白色シートを貼付したりする。
的に図６に示すように、光源８０と、光源８０の横に配
置された導光板９０とを備えるものである。光源８０
は、光源用基板８１に複数個の発光ダイオード（ＬＥ
Ｄ）８２を一定間隔を置いて配列してなる。導光板９０
は、表面（上面）９１が発光面で、裏面（下面）９２及
び側面９３，９４，９５が遮光面になっている。このよ
うなバックライトでは、ＬＥＤ８２からの光が導光板９
０の内面によって反射されながら発光面９１の全面に導
かれる。光をより効率的に発光面９１に導くために、発
光面９１の内側にはブラスト処理（シボ処理）が施され
たり、発光面９１の外側に透光性の拡散シートが貼付さ
れたりする。又、間接光が導光板９０の外部に漏れない
ように、遮光面９２〜９５を白色に塗装したり、遮光面
９２〜９５に白色シートを貼付したりする。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなバックライトでは、発光面９１での光ムラが目立
ち易く、しかも図７に示すように光源８０から遠ざかる
ほど明るさが低下し暗くなる傾向がある。従って、本発
明の目的は、明るさを可能な限り均一にしたサイドライ
ト方式バックライトを提供することにある。
ようなバックライトでは、発光面９１での光ムラが目立
ち易く、しかも図７に示すように光源８０から遠ざかる
ほど明るさが低下し暗くなる傾向がある。従って、本発
明の目的は、明るさを可能な限り均一にしたサイドライ
ト方式バックライトを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のサイドライト方式バックライトは、上記従
来のバックライトにおいて、導光板の裏面内側に、光源
の近くは粗で、光源から遠ざかるに連れて密になるブラ
スト処理を施してなることを特徴とするものである。
に、本発明のサイドライト方式バックライトは、上記従
来のバックライトにおいて、導光板の裏面内側に、光源
の近くは粗で、光源から遠ざかるに連れて密になるブラ
スト処理を施してなることを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】導光板の裏面内側に、光源から遠ざかるに連れ
て粗から密になるブラスト処理を施してあるため、光源
からの光がより効率的に乱反射され、発光面に均一に導
かれ、明るさが光源からの距離に依らずほぼ均一にな
り、発光面での光ムラが殆ど無くなる。
て粗から密になるブラスト処理を施してあるため、光源
からの光がより効率的に乱反射され、発光面に均一に導
かれ、明るさが光源からの距離に依らずほぼ均一にな
り、発光面での光ムラが殆ど無くなる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明のサイドライト方式バックライ
トを実施例に基づいて説明する。その一実施例に係るバ
ックライトの外観斜視図を図１に、要部断面図を図２に
示す。このバックライトは、構成要素は従来のものと変
わらず、光源１０と、光源１０の横に配置された導光板
２０とを備える。更に、この実施例では、導光板２０の
発光面（表面）外側に透光性の拡散シート３０が、裏面
外側に反射シート４０が貼着されると共に、拡散シート
３０上の光源１０寄りの部分には遮光シート５０が貼付
されている。
トを実施例に基づいて説明する。その一実施例に係るバ
ックライトの外観斜視図を図１に、要部断面図を図２に
示す。このバックライトは、構成要素は従来のものと変
わらず、光源１０と、光源１０の横に配置された導光板
２０とを備える。更に、この実施例では、導光板２０の
発光面（表面）外側に透光性の拡散シート３０が、裏面
外側に反射シート４０が貼着されると共に、拡散シート
３０上の光源１０寄りの部分には遮光シート５０が貼付
されている。
【０００７】光源１０は、前記したように光源用基板１
１に複数個の発光ダイオード（ＬＥＤ）１２が一定間隔
で一列に実装されたものである。導光板２０の表面２１
は発光面で、裏面２２及び側面２３，２４，２５は遮光
面であり、遮光面２３，２４，２５の外側には間接光の
漏れ防止のために遮光シート（図示せず）が貼付されて
いる。
１に複数個の発光ダイオード（ＬＥＤ）１２が一定間隔
で一列に実装されたものである。導光板２０の表面２１
は発光面で、裏面２２及び側面２３，２４，２５は遮光
面であり、遮光面２３，２４，２５の外側には間接光の
漏れ防止のために遮光シート（図示せず）が貼付されて
いる。
【０００８】本発明の特徴であるブラスト処理は、導光
板２０の裏面２２の内側に施されており、裏面２２の内
側平面図を図３に示す。ブラスト処理によって形成され
たブラスト領域６０は、図のようなパターンになってお
り、それぞれ各ＬＥＤ１２から離れるほど幅広になる細
長いテーパ状を呈し、しかもＬＥＤ１２の近くでは粗状
態で、ＬＥＤ１２から遠ざかるほど密状態である。
板２０の裏面２２の内側に施されており、裏面２２の内
側平面図を図３に示す。ブラスト処理によって形成され
たブラスト領域６０は、図のようなパターンになってお
り、それぞれ各ＬＥＤ１２から離れるほど幅広になる細
長いテーパ状を呈し、しかもＬＥＤ１２の近くでは粗状
態で、ＬＥＤ１２から遠ざかるほど密状態である。
【０００９】このようなブラスト領域６０を有する裏面
２２を備えた導光板２０を用いると、ＬＥＤ１２からの
光が乱反射される度合いはブラスト領域６０の密状態の
方に向かうほど大きくなるため、結果的に発光面２１の
明るさが均一化される。即ち、図４に光線と明るさ（明
度）との関係を矢印で示すように、ＬＥＤ１２の近くで
は１つの光線当たりの明度は高いが、発光面２１側に進
行する光線量は少ない。一方、ＬＥＤ１２から遠くなる
ほど、１つの光線当たりの明度は低くなるが、逆に光線
量は多くなる。この結果、ＬＥＤ１２からの距離に関係
なく、発光面２１の明るさが一様になり、発光面２１で
の発光ムラがほぼ皆無になる。
２２を備えた導光板２０を用いると、ＬＥＤ１２からの
光が乱反射される度合いはブラスト領域６０の密状態の
方に向かうほど大きくなるため、結果的に発光面２１の
明るさが均一化される。即ち、図４に光線と明るさ（明
度）との関係を矢印で示すように、ＬＥＤ１２の近くで
は１つの光線当たりの明度は高いが、発光面２１側に進
行する光線量は少ない。一方、ＬＥＤ１２から遠くなる
ほど、１つの光線当たりの明度は低くなるが、逆に光線
量は多くなる。この結果、ＬＥＤ１２からの距離に関係
なく、発光面２１の明るさが一様になり、発光面２１で
の発光ムラがほぼ皆無になる。
【００１０】更に、光源１０からの距離と導光板２０の
発光面２１の明るさとの関係を図５にグラフで示す。導
光板２０の裏面２２に施したブラスト処理によって明る
さはほぼ一定になるが、光源１０の近辺ではそれ以外の
部分での明るさよりも明るくなっていることが分かる。
しかし、バックライトとしては明るさを可能な限り均一
化することが望まれるため、図中の斜線部分の光は遮る
ことが好ましく、そのために拡散シート３０の光源１０
寄りの部分に遮光シート５０を貼り付けてある。これに
より、光源１０からの距離に関係なく均一な明るさのバ
ックライトを得ることができる。
発光面２１の明るさとの関係を図５にグラフで示す。導
光板２０の裏面２２に施したブラスト処理によって明る
さはほぼ一定になるが、光源１０の近辺ではそれ以外の
部分での明るさよりも明るくなっていることが分かる。
しかし、バックライトとしては明るさを可能な限り均一
化することが望まれるため、図中の斜線部分の光は遮る
ことが好ましく、そのために拡散シート３０の光源１０
寄りの部分に遮光シート５０を貼り付けてある。これに
より、光源１０からの距離に関係なく均一な明るさのバ
ックライトを得ることができる。
【００１１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のサイドラ
イト方式バックライトは、導光板の裏面内側に、光源の
近くは粗で、光源から遠ざかるに連れて密になるブラス
ト処理を施してなるため、下記の効果を有する。 （１）導光板の発光面の明るさが均一になり、従来のも
のよりも高品質である。 （２）導光板は成形品であるため、導光板の裏面内側に
ブラスト処理を施しても導光板の単価は従来と変わら
ず、しかもその他の構成要素も従来と同じであり、コス
ト高にはならない。 （３）特に薄形（１ｍｍ程度）の面発光器のバックライ
トに最適である。
イト方式バックライトは、導光板の裏面内側に、光源の
近くは粗で、光源から遠ざかるに連れて密になるブラス
ト処理を施してなるため、下記の効果を有する。 （１）導光板の発光面の明るさが均一になり、従来のも
のよりも高品質である。 （２）導光板は成形品であるため、導光板の裏面内側に
ブラスト処理を施しても導光板の単価は従来と変わら
ず、しかもその他の構成要素も従来と同じであり、コス
ト高にはならない。 （３）特に薄形（１ｍｍ程度）の面発光器のバックライ
トに最適である。
【図１】本発明の一実施例に係るバックライトの外観斜
視図である。
視図である。
【図２】図１に示すバックライトの要部断面図である。
【図３】図１に示すバックライトにおける導光板の裏面
内側の平面図である。
内側の平面図である。
【図４】本発明のバックライトの光線量と明度との関係
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図５】本発明のバックライトにおける導光板の発光面
での明るさと光源からの距離との関係を示すグラフであ
る。
での明るさと光源からの距離との関係を示すグラフであ
る。
【図６】従来例に係るバックライトの構成斜視図であ
る。
る。
【図７】従来のバックライトにおける導光板の発光面で
の明るさと光源からの距離との関係を示すグラフであ
る。
の明るさと光源からの距離との関係を示すグラフであ
る。
１０ 光源 １１ 光源用基板 １２ 発光ダイオード ２０ 導光板 ２１ 発光面（表面） ２２ 遮光面（裏面） ２３，２４，２５ 遮光面（側面） ６０ ブラスト処理領域
Claims (1)
- 【請求項１】光源と、この光源の横に配置され、表面が
発光面で、表面以外の面（裏面及び側面）が遮光面であ
り、光源からの光を発光面に導く導光板とを備えるサイ
ドライト方式バックライトにおいて、 導光板の裏面内側に、光源の近くは粗で、光源から遠ざ
かるに連れて密になるブラスト処理を施してなることを
特徴とするサイドライト方式バックライト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159912A JPH063527A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | サイドライト方式バックライト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4159912A JPH063527A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | サイドライト方式バックライト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH063527A true JPH063527A (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=15703881
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4159912A Pending JPH063527A (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | サイドライト方式バックライト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH063527A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6326602B1 (en) | 1996-02-09 | 2001-12-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus having light source electrically and directly connected to image sensor board |
| US8016448B2 (en) | 2007-08-31 | 2011-09-13 | Showa Denko K.K. | Display device and light-emitting device |
| US8172446B2 (en) | 2007-02-07 | 2012-05-08 | Showa Denko K.K. | Light emitting device and surface light source device |
| JP2013056099A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sekisui Kinzoku Co Ltd | 鉄道模型の室内灯セットにおける照明板 |
-
1992
- 1992-06-19 JP JP4159912A patent/JPH063527A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6326602B1 (en) | 1996-02-09 | 2001-12-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus having light source electrically and directly connected to image sensor board |
| US6337476B2 (en) | 1996-02-09 | 2002-01-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus having light source electrically and directly connected to image sensor board |
| US8172446B2 (en) | 2007-02-07 | 2012-05-08 | Showa Denko K.K. | Light emitting device and surface light source device |
| US8016448B2 (en) | 2007-08-31 | 2011-09-13 | Showa Denko K.K. | Display device and light-emitting device |
| JP2013056099A (ja) * | 2011-09-09 | 2013-03-28 | Sekisui Kinzoku Co Ltd | 鉄道模型の室内灯セットにおける照明板 |
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