JPH06350910A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
- Publication number
- JPH06350910A JPH06350910A JP5133097A JP13309793A JPH06350910A JP H06350910 A JPH06350910 A JP H06350910A JP 5133097 A JP5133097 A JP 5133097A JP 13309793 A JP13309793 A JP 13309793A JP H06350910 A JPH06350910 A JP H06350910A
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- Japan
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- signal
- aperture
- circuit
- diaphragm
- exposure
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
において、絞りの駆動回路に入射する信号のエッジ部分
を強調し、光量の変化に対する絞りの応答時間の短縮を
目的とする。 【構成】 光量を制御する絞り11を介して入射する光
を固体撮像素子12で電気信号に変換し、この信号より
露光信号算出回路13で光量に応じた露光信号レベルを
算出し、さらに絞りデータ演算回路14で絞りデータを
算出する。エッジ強調手段15は絞りデータに変化があ
った場合にそのエッジ部分を強調して絞り駆動回路16
に入力することにより、絞り11の応答時間が短縮され
る。
Description
を制御する絞りの駆動回路に入力する信号のエッジ部分
を強調し、絞り応答速度を短縮させることができる撮像
装置に関するものである。
絞り機構の応答特性を滑らかに、つまり、光量がダーク
状態から突然ハイライト状態に変化した場合でも絞りを
急激に絞るのではなく徐々に絞ることでオーバーシュー
トを防ぎ不自然さを回避している。
る。図10は従来のカメラに入射する光量を制御する絞
りの制御系の構成図である。絞り91を介して入射する
光を固体撮像素子92により電気信号に変換し、この電
気信号から露光信号算出回路93が入射する光の露光信
号レベルs1を算出し、この露光信号レベルs1と基準
となる信号レベルs2とを絞りデータ演算回路94によ
り比較し、露光信号レベルs1を基準信号レベルs2に
近づけるように、露光信号レベルs1の基準信号レベル
s2からの誤差データを算出し、この誤差データを絞り
データを求めるテーブルにかけて絞りを制御する絞りデ
ータを算出し、絞りを駆動させる絞り駆動回路95の駆
動アンプ98に入力して駆動コイル99により絞りを駆
動する。駆動コイル99が動作するとその逆起電力が制
動コイル910に生じ、これを絞り駆動回路95の制動
アンプ97で増幅して絞りデータ演算回路94にフィー
ドバックすることで絞りの応答特性を滑らかに動作させ
入射光量を制御している(例えば、特開平3−2403
76号公報)。
量レベルより大きいので絞りは閉方向に駆動し、s1<
s2である場合、入射する光量が適量レベルより小さい
ので絞りは開方向に駆動する。絞りの開閉は絞り駆動回
路95によって、絞り駆動回路95へ入力する信号レベ
ルが高くなれば絞りは開方向へ駆動し、信号レベルが低
くなれば絞りは閉方向へ駆動するように制御される。
の構成では、明るさが変化するのに応じてカメラに入射
する光量を適量に制御するために絞りが駆動して光量を
安定させるまでに時間がかかってしまう。特に光量の変
化が小さい場合にその時間は長くなり、絞り駆動回路に
信号が入力されてから絞りが安定するまでの時間がその
大半を閉めている。これを図11を用いて説明する。
光量が変化したときの絞り駆動回路に入力する信号s3
を示し、図11の(b1),(b2),(b3)は図1
1の(a1),(a2),(a3)の信号に対する絞り
の応答、つまりカメラへの入射光量である。図11の
(b1),(b2),(b3)において、Loは入射光
量の目標値であり、入射光量がLoの方向に68%変化
するまでにかかる時間が絞りの応答時間T1である。こ
の応答時間T1は絞り駆動回路によって生ずるものであ
り、この応答時間のためカメラの諸機能の応答にも時間
がかかってしまう。
縮を考慮した絞りの応答時間を短縮することができる撮
像装置を提供するものである。
に本発明の撮像装置は、カメラに入射する光の量を制御
する絞りを通過して入射する光を光電変換して電気信号
に変換する固体撮像素子と、前記電気信号から入射光量
に応じた露光信号を求める露光信号算出回路と、この露
光信号算出回路から出力される露光信号を目標値と比較
して露光信号と目標値が等しくなるように絞りを駆動さ
せる信号の演算をして出力する絞りデータ演算回路と、
この絞りデータ演算回路から出力された信号に変化があ
った場合に信号の立ち上がり、または立ち下がりエッジ
部を強調するエッジ強調手段と、前記エッジ強調手段か
ら出力する信号により絞りを駆動させる絞り駆動回路か
ら構成されるものである。
に入射する光量が変化して、絞り駆動回路に入力する信
号が変化した場合、その信号の立ち上がり、または立ち
下がりエッジ部分を強調することができ、絞りの応答時
間が短縮できる。
しながら説明する。
装置の構成を示すブロック図であり、絞り11を介して
入射する光を固体撮像素子12により電気信号に変換
し、この信号から露光信号算出回路13より入射する光
の露光信号レベルs1を算出し、この露光信号レベルs
1と基準となる信号レベルs2とを絞りデータ演算回路
14により比較し、露光信号レベルs1を基準信号レベ
ルs2に近づけるように絞りを制御する信号を算出し、
その信号が変化したときにそのエッジ部分を強調するエ
ッジ強調回路15を介してから絞り駆動回路16に入力
し、絞りの応答時間を短縮させ、制御するものである。
6に入力する信号を図2を参照して説明する。
路16に信号が入力されてから絞り11が安定するまで
の時間が閉めていることから、この時間を短縮すること
で絞り11の応答時間を短縮するために、絞り駆動回路
16に入射する信号s3がステップ信号とした場合、図
2(a)に示すように立ち上がり時には制御値よりも大
きく、図2(b)に示すように立ち下がり時には制御値
よりも小さくすることにより、t1時間エッジ部分を強
調することで絞り11の応答の立ち上がり、または立ち
下がりの時間を短縮する。これを図3を参照して従来の
状態と比較して説明する。
入射光量の目標値であり、入射光量がLoの方向に68
%変化するまでにかかる時間が絞りの応答時間である。
3(a)に示されるA1,B1,C1である場合、絞り
11の応答はそれぞれ図3(b)のA2,B2,C2と
なる。ここで、C1の信号は立ち上がりの振幅がA1と
等しく、t1以降はB1の信号の振幅と等しくなる。従
来の絞り駆動回路に入力する信号の信号波形はB1の波
形をしており、B1の信号の値が制御値であるとすれ
ば、C1の信号は図2(a)に示すような立ち上がり時
には制御値よりも大きい信号となる。そこでこのC1の
信号に対する応答C2は、立ち上がり時t1まではA1
と同じ特性となり、t1以降はB2の特性に近づいてく
る。この結果、応答時間はB1に対する応答時間(従来
の応答時間)t2よりも短縮することができる。
明の第2の実施例における撮像装置の構成を示すブロッ
ク図である。
クロコンピュータ47で構成されている点である。つま
り、絞りデータ演算回路44とエッジ強調手段45が、
マイクロコンピュータ47で構成されることを特徴とし
ており、絞りデータが変化した場合に絞りデータのエッ
ジ部分を強調するように処理することで、絞り駆動回路
46に入力される信号のエッジ部分が強調される。以下
にマイクロコンピュータ上の絞り制御の動作説明をす
る。
のアルゴリズムのブロック図である。
ックごとの露光信号を取り込み、その平均露光を算出す
る。平均露光と目標となる露光を比較し、平均露光の目
標露光からの誤差データを算出し、この誤差データを絞
りデータを求めるテーブルにかけて絞りデータを求め
る。つぎに、絞りデータに変化があった場合にそのエッ
ジ部分を強調する処理を行う。図6はその簡単なフロー
チャートであり、以下にその説明を示めす。
ベル(moku)を比較し、その差に係数αまたはβをかけ、
絞り位置データ(din)と演算する。この演算結果をテー
ブルにかけ(関数f,g)、絞りデータ(dout)を求め
る。つぎにエッジ部分を強調する処理を行う。絞りデー
タ(dout)と、前処理時の絞りデータとを比較し、変化が
なければ絞りデータはそのまま出力される(i_dat)。変
化があった場合、前処理時にエッジ部分が強調されてい
ないかを確かめ、強調されていなかったならば前絞りデ
ータとの差を求め、その差によってエッジ部分の強調度
を決定するテーブル(関数h)にかけてその出力値と絞
りデータとを加えて、絞りデータ値を上げるときはさら
に上げ、下げるときはさらに下げるようにする。この絞
りデータの値は1フィールドの期間だけ有効であり、そ
れ以降のフィールドでは絞りデータに変化がなければ目
標露光レベルにあった絞りデータ(エッジ強調処理をし
ない(dout))を使用するため、立ち上がり、または立ち
下がり1フィールド分を強調した信号が得られ、絞りの
応答時間が短縮される。
する。図7はエッジ強調回路の構成を示すブロック図で
ある。
号s4を信号s5と信号s6とに分け、信号s6をさら
に信号s7と信号s8に分ける。信号s7と信号s8の
うち、信号s7は遅延回路63を通り、信号s8はスル
ーで減算器64に入力され、減算器64では 信号s1
0=信号s8−信号s9の処理が行われる。ここで、信
号s4が一定の状態であれば信号s9=0であり、信号
s4に変化があった場合、信号s9は遅延回路63の遅
延時間Tdの幅のパルスとなって出力される。信号s1
0は増幅器65によって増幅されてから(信号s11)
加算器66によって信号s5と加算され(信号s3)、
絞り駆動回路62へ出力される。
る。図9(a)は絞りデータ算出回路61から出力され
る信号s4と、信号s4から分岐した信号s5,信号s
6,信号s7,信号s8の波形図であり、図9(b)は
信号s7が遅延器63により時間Td遅れた信号s9で
あり、図9(c)は減算器64により出力されるパルス
幅Tdのパルス信号s10,信号s11であり、図9
(d)は加算器66より出力される信号s3である。
それぞれの立ち上がりのタイミングにズレが生じる。こ
れは、減算器64と増幅器65の遅延が影響するもので
あるが、絞りの応答時間にくらべかなり小さい値なので
無視できる。
より、カメラに入射する光量が変化した場合、絞り駆動
回路に入射する信号のエッジ部分が図2に示すように強
調され、絞りの応答時間が短縮される。
合、遅延回路63をRLCで構成し、抵抗を可変抵抗に
することにより遅延時間Tdを変化させることができ、
信号s9のパルス幅の設定を変えることが可能になる。
また、図7で、点線で囲った部分を図8に示すようにO
Pアンプで構成した場合、抵抗R1によってOPアンプ
のゲインの設定を変えることにより信号s10の振幅の
設定を変えることができる。
ジ強調手段により絞り駆動回路に入射する信号のエッジ
部分を強調させることで絞りの応答時間を短縮すること
ができる。さらにカメラの諸機能が動作し始める時間の
短縮につながる。
を示すブロック図
ジ強調手段15の出力を示す信号波形図 (b)は立ち下がりエッジ部分を強調したエッジ強調手
段15の出力を示す信号波形図
す過渡応答特性図
を示すブロック図
ムを示すブロック図
すフローチャート
の構成を示すブロック図
(a)に対する絞り91の応答(b)を示す波形図
Claims (3)
- 【請求項1】 カメラに入射する光量を制御する絞り
と、 前記絞りを通過して入射する光を光電変換して電気信号
に変換する固体撮像素子と、 前記電気信号から入射光量に応じた露光信号を求める露
光信号算出回路と、 前記露光信号算出回路から出力される露光信号を目標値
と比較して露光信号と目標値が等しくなるよう絞りを駆
動させる信号を演算し出力するする絞りデータ演算回路
と、 前記絞りデータ演算回路から出力された信号の立ち上が
り、または立ち下がりエッジ部分を強調するエッジ強調
手段と、 前記エッジ強調手段から出力する信号により絞りを駆動
させる絞り駆動回路から構成される撮像装置。 - 【請求項2】 絞りデータ演算回路とエッジ強調手段
が、マイクロコンピュータで構成され、エッジ強調手段
が前処理時の絞りデータと現在の処理の絞りデータを比
較して、変化が生じた場合にその変化に応じたデータを
算出し、現在の絞りデータと加算し、絞り駆動回路に出
力することを特徴とした請求項1記載の撮像装置。 - 【請求項3】 エッジ強調手段が、絞りデータ演算回路
から出力された信号を遅延する遅延回路と、この遅延回
路から出力される信号と前記遅延回路を介さない信号と
を減算する減算回路と、この減算回路から出力される信
号を増幅する増幅器と、この増幅器から出力された信号
と絞りデータ演算回路から出力された信号とを加算する
加算回路により構成される請求項1記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133097A JPH06350910A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5133097A JPH06350910A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06350910A true JPH06350910A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15096765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5133097A Pending JPH06350910A (ja) | 1993-06-03 | 1993-06-03 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06350910A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100615978B1 (ko) * | 2005-03-16 | 2006-08-28 | 삼성전기주식회사 | 다이나믹 어퍼처 구동 장치 및 그 진동 저감 방법 |
-
1993
- 1993-06-03 JP JP5133097A patent/JPH06350910A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100615978B1 (ko) * | 2005-03-16 | 2006-08-28 | 삼성전기주식회사 | 다이나믹 어퍼처 구동 장치 및 그 진동 저감 방법 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040301 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20040413 |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20040903 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040914 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050125 |