JPH0635065B2 - チタン合金の接合方法 - Google Patents

チタン合金の接合方法

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JPH0635065B2
JPH0635065B2 JP63277127A JP27712788A JPH0635065B2 JP H0635065 B2 JPH0635065 B2 JP H0635065B2 JP 63277127 A JP63277127 A JP 63277127A JP 27712788 A JP27712788 A JP 27712788A JP H0635065 B2 JPH0635065 B2 JP H0635065B2
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【発明の詳細な説明】
【発明の目的】 (産業上の利用分野) この発明は、とくにβ安定化元素であるVを多量に含有
するチタン合金同士を接合するのに利用されるチタン合
金の接合方法に関するものである。 (従来の技術) チタンにV,Mo等のβ安定化元素を固溶させると、β
→αの変態点が低下し、室温において比較的容易にβ相
を残留させることができる。一般的にこのβ相は準安定
相であって、時効処理を加えることにより相分解を起こ
し、α相を析出して硬化していく。 この種のβ型チタン合金としては種々のものがあるが、
なかでもβ安定化元素であるVを多量に含有する15%
V−3%A−3%Cr−3%Sn系のチタン合金は、
比強度が大であるとともに冷間における加工性や熱処理
性に優れた合金であるため、近年、α安定化元素である
Aをα−Ti中の室温での固溶限近くまで多量に含有
させた従来の6%A−4%V系のチタン合金に代わっ
て、ロケットや航空機の素材として積極的に採用する試
みがなされるようになってきている。 そして、ロケットや航空機の素材として使用されるに際
し、ボルトや鋲などによる機械的な接合のほか、冶金的
な接合である溶接法が採用されることも多く、溶接法と
しては、レーザービーム溶接,電子ビーム溶接,プラズ
マアーク溶接あるいはTIG溶接などの高エネルギ密度
熱源を用いる方法があった。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記した15%V−3%A−3%Cr
−3%Sn系のβ型チタン合金同士の接合に際して高エ
ネルギ密度熱源を用いた溶接法を採用し、溶接後の時効
処理時における時効処理条件を母材部分に対応させて設
定した場合に、溶接部分の硬化速度が大きいものとなる
ことから、溶接部分の破壊靱性(KIC)が劣ったもの
になりやすく、母材部分のKIC値に比べて溶接部分の
IC値がかなり低いものとなることがあり、継手とし
ての実用性に乏しいことがあるという課題を有してい
た。 (発明の目的) この発明は、上述した従来の課題を解決すべくなされた
もので、15%V−3%A−3%Cr−3%Snを主
成分とするチタン合金の延性および破壊靱性(KIC
は、強度と結晶粒度に大きく依存し、とくに結晶粒度が
粗大である場合に著しい脆化を生ずることに着目し、こ
の種のチタン合金の溶接部分における信頼性を向上させ
るためには、溶接部分の結晶粒の粗大化をおさえるこ
と、溶接部分の強度を母材部分の強度よりも低くおさえ
た階段状の硬度分布を与えること、などの方策が考えら
れることを考慮し、とくに後者の階段状の硬度分布を与
えることによって母材部分の強度を低下させることなく
溶接部分の靱性を向上させた接合継手を得ることが可能
であるチタン合金の接合方法を提供することを目的とし
ている。
【発明の構成】
(課題を解決するための手段) この発明に係るチタン合金の接合方法は、重量%で、
V:14.0〜16.0%、A:2.5〜3.5%、
Cr:2.5〜3.5%、Sn:2.5〜3.5%を基
本成分として含有し、その他必要に応じてO:0.18
%以下、Fe:0.25%以下を含有し、同じく必要に
応じてN:0.03%以下、H:0.015%以下、
C:0.03%以下に規制し、同じく必要に応じて上記
以外の不純物成分の各々の上限を0.10%に規制し、
すべての不純物の合計量を0.30%以下に規制したチ
タン合金同士を接合するに際し、前記チタン合金に予備
時効処理を施したのち各々の接合部で接触させ、接触部
分に高エネルギ密度熱源を付与して溶融接合したあと少
なくとも溶接部分もしくは母材部分と溶接部分の両方に
第2回目の時効処理を施すようにして、母材部分の強度
は予備時効処理によって確保すると共に溶接部分の靱性
は溶接後の第2回目の時効処理によって確保するように
したことを特徴としており、このようなチタン合金の接
合方法の構成を上述した従来の課題を解決するための手
段としている。 この発明が適用されるチタン合金は、上述したように、
V:14.0〜16.0%、A:2.5〜3.5%、
Cr:2.5〜3.5%、Sn:2.5〜3.5%を基
本成分として含有するものである。この場合、Vはチタ
ンに対しβ安定化元素として作用してチタン合金のβ組
織が室温において安定して残留し、加工性の優れたチタ
ン合金が得られるようにするのに有効な元素であるが、
14.0%未満ではこのような効果を十分に得ることが
できず、16.0%を超えるとα相の析出速度の低下を
招き、高密度化および強度低下を引き起こすことになる
ので好ましくない。また、Aはチタンに対してα安定
化元素として作用するが、β型チタン合金においては強
度の増大ならびにクリープ特性の向上に寄与する元素で
あって、そのような効果を十分に得るためには2.5〜
3.5%の範囲とするのが好ましい。さらに、Crはチ
タンに対しβ安定化元素として作用し、チタン合金の強
度および靱性を向上させるのに有効な元素であって、そ
のような効果を十分得るためには2.5〜3.5%の範
囲とするのが好ましい。さらにまた、Snはチタンのα
安定化およびβ安定化にとって中立的な作用を有し、チ
タン合金の耐熱性を向上させるのに有効な元素であっ
て、そのような効果を十分得るためには2.5〜3.5
%の範囲とするのが好ましい。 また、Oはチタンに対してα安定化元素として作用する
が、β型チタン合金においてはその強度の向上に寄与す
るので、強度コントロールのために必要に応じて適量含
有させるのもよいが、0.18%を超えると靱性の低下
をもたらすので好ましくなく、Feも強度の向上に寄与
するので、強度コントロールのために必要に応じて適量
含有させるのもよいが、0.25%を超えると靱性の低
下をもたらすこととなるので好ましくない。 さらに、不純物元素において、Nが多いと母材部分の靱
性が低下するので0.03%以下に抑制することが望ま
しく、Hが多いときにも母材部分の靱性の低下をもたら
すこととなるので0.015%以下に抑制することが望
ましく、Cが多いときにも母材部分の靱性を低下させる
こととなるので0.03%以下に抑制することが望まし
い。 さらにまた、上記以外の不純物成分においても母材部分
の靱性を低下させることなく良好な機械的性質が得られ
るようにするために各々0.10%以下に抑えることが
望ましく、同様の理由から不純物元素の合計量において
0.30%以下に抑えることが望ましい。 そして、このような成分をもつチタン合金同士を接合す
るに際しては、まず、前記チタン合金に対する第1回目
の時効処理として予備時効処理を施す。この予備時効処
理は母材部分の強度を確保するために行うもので、例え
ば、700〜800°Kの範囲で行うのが望ましい。す
なわち、予備時効処理の温度が低すぎると、予備時効処
理に要する時間が長くなりすぎて実際的ではなく、反対
に予備時効処理の温度が高すぎると母材部分の強度が低
下するので好ましくない。 そして、各チタン合金に対し上記の予備時効処理を施し
たのち、各々の接合部で接触させた状態とし、この接触
部分に高エネルギ密度熱源を付与して溶融接合する。 この高エネルギ密度熱源を用いる溶接に際しては、電子
ビーム溶接(EBW)法,レーザビーム溶接(LBW)
法,TIG(Tungsten Inert Gas)
溶接法などを採用することができる。 そして、溶接後において、少なくとも溶接部分または母
材部分と溶接部分の両方に対して第2回目の時効処理を
施す。この時効処理は溶接部分の靱性を確保するために
行うもので、この場合に少なくとも溶接部分に施す時効
処理の温度Tcは、チタン合金に施す第1回目の予備時
効処理の温度Tpよりも高い(Tc>Tpの関係を有す
る)ものとすることがとくに望ましく、例えば、700
〜900°Kの範囲とすることが望ましい。すなわち、
第2回目の時効処理の温度が低すぎると、溶接部分の靱
性を向上させる効果が少なくなり、反対に時効処理の温
度が高すぎると母材部分の強度が低下してしまうので好
ましくない。そして、この溶接部分の靱性向上を考慮し
た第2回目の処理は、必らずしも1回のみの時効処理に
限定されないものである。 (発明の作用) この発明に係るチタン合金の接合方法においては、上記
の特定成分を有するβ型チタン合金同士を接合するに際
し、前記チタン合金に第1回目の予備時効処理を施した
のち各々の接合部で接触させ、接触部分に高エネルギ密
度熱源を付与して溶融接合したあと少なくとも溶接部分
もしくは母材部分および溶接部分の両方に対し第2回目
の時効処理を施すようにしており、第1回目の予備時効
処理においてはとくに母材部分の強度向上を考慮して予
備時効処理条件を設定し、溶接後の第2回目の時効処理
においてはとくに溶接部分の靱性向上を考慮して時効処
理条件を設定するようになすことによって、予備時効処
理後に母材部分の強度が向上したものになると共に、溶
接後の溶接部分はその後に行われる第2回目の時効処理
によって、靱性に優れたものとなり、母材部分の強度を
低下させることなく溶接部分の靱性が良好なものとなっ
ているチタン合金の継手部分が形成される。 (実施例) この実施例では、第1表に示す組成をもつ板厚10mmの
チタン合金同士を接合した。 接合にあたっては、まず、第1表に示した成分のチタン
合金に対して、1073°Kで1.8Ksの溶体化処理
を施し、一部については本発明に従って溶体化処理後に
573°K,673°Kおよび753°Kの予備時効処
理を施した。 次いで、溶体化処理を施したチタン合金同士を各々接合
部で突き合わせて接触させ、また各温度で予備時効処理
を施したチタン合金同士を各々接合部で突き合わせて接
触させ、一部に対しては第2表に示す条件により各接触
部分でTIG溶接を行い、他の一部に対しては第3表に
示す条件により各接触部分で電子ビーム溶接を行った。 次に、第2表および第3表に示した条件でTIG溶接お
よび電子ビーム溶接を行ったのち、773°Kおよび8
23°Kで第2回目の時効処理を行った。そして、溶融
部分の中心から母材部分に沿って、時効による硬さ分布
の変化と、機械的性質すなわち強度,延性および破壊靱
性(KIC)を求めた。 これらのうち時効による硬さ分布はマイクロビッカース
(荷重500g)により測定し、機械的性質については
引張試験片(ASTM E8 φ6.25mm)と破壊靱
性試験片(ASTM E399 CT TYPE)をそ
れぞれ作製して測定した。この場合、いずれも引張方向
は溶接線に対して直交する方向とし、母材部分は圧延方
向とした。 第1図は1073°K×1.8ksの溶体化処理を施し
た溶体化処理材と、前記溶体化処理後に753°K×5
7.6ksの予備時効処理を施した予備時効処理材とに
ついて、それぞれ溶接条件Lによる電子ビーム溶接を行
った後の溶接のままの硬さ分布を調べた結果を例示する
ものである。 第1図に示すように、溶体化処理材の溶接のままの状態
(第1図の○印)では硬さに変化はなく、ほぼ平坦な分
布になっている。これに対して、753°Kでの予備時
効処理材では、母材部分が予備時効処理によってビッカ
ース硬さHv420程度となっており、母材部分の強度
が高いものになっているとともに、溶接によって溶融部
から熱影響部にかけて再溶体化により軟化した領域が生
じていることが明らかである。 第2図は溶体化処理材に第3表の条件Lにより電子ビー
ム溶接を行った予備時効処理なしの接合合金(第2図の
○,●印)と、溶体化処理材に753°Kの予備時効処
理を施したあと第3表の条件Lにより電子ビーム溶接を
行った予備時効処理ありの接合合金(第2図の□,■
印)とに対して、823°Kで7.2ksおよび同じく
823°Kで36ksの第2回目の時効処理を施したあ
との硬さ分布を調べた結果を例示するものである。 第2図に示すように、熱影響部に相当する溶融中心部か
ら約7〜12mmのところでの硬化が最も速く、次いで溶
融部,母材部分の順になっていることが明らかであり、
時効処理によって硬さがほぼ飽和する36ksの時効処
理では、予備時効処理を施さなかった場合(第2図の●
印)に比較的平坦な硬さ分布になっているが、この発明
に従って753°Kで予備時効処理を施した場合(第2
図の■印)には予備時効された母材部分の硬さは若干低
下しているものの溶接部分のほうが母材部分に比べて低
い硬さ分布となっており、階段状の硬さ分布が実現され
ていることが明らかである。 次に、溶接後に773°Kで第2回目の時効処理を施し
たあとの硬さ分布の測定を行った結果を第3図に例示す
る。 第3図に示すように、熱影響部の硬化が速いこと、およ
び時効処理開始後36ksで硬化がほぼ飽和することは
第2図に示した場合とほぼ同じであるが、飽和後の硬さ
分布は第2図の場合と異なってほぼ平坦である。 第4図は1073°Kで1.8ksの溶体化処理を行っ
たのち、753°Kで57.6ksの予備時効処理を行
った前記チタン合金に第3表に示した条件Nおよび条件
Lで電子ビーム溶接を行い、その後第2回目の時効処理
の温度を変数としたときの母材部分および溶接部分の強
度および靱性を調べた結果を例示している。この場合、
第2回目の時効処理時間は、硬化が飽和する36ksと
している。 第4図より明らかなように、773°Kの時効処理では
溶接部(第4図の○,●印)と母材(第4図の□印)と
の強度差は小さい。また、破壊靱性(KIC)も低い。 これに対して823°Kの時効処理では、時効処理温度
の上昇に伴う母材強度の低下は溶接部分に比べて小さ
く、母材部分と溶接部分とにおける強度差は約170M
Paである。さらに、溶接部分のKICはほぼ母材部分
のKICに近い値(約50〜70MPa・m1/2)と
なっている。 そして、母材部分の強度および溶接部分の強度は時効処
理温度の上昇とともに低下していくのに対して、溶接部
分の破壊靱性は強度と反対の傾向を示しており、とくに
800°K付近を境にして時効処理温度の上昇とともに
破壊靱性値は急激に上昇している。このようなことか
ら、母材部分の強度と溶接部分の靱性とを同時に良好な
ものとするためには、溶体化処理→溶接→時効処理の工
程を経るよりも、溶体化処理→予備時効処理→溶接→時
効処理の工程を経るようにしてそれぞれの時効処理条件
を設定することがより望ましく、したがって、この発明
によれば、母材部分の強度を損なうことなく溶接部分の
靱性を向上させたチタン合金の溶接継手を得ることが可
能であることが確かめられた。 なお、溶体化処理後に予備時効処理を施したチタン合金
に対して、第2表に示したTIG溶接条件により溶接を
行い、溶接後に第2回目の時効処理を施した場合にも、
上述した電子ビーム溶接により溶接した場合と同様の優
れた結果が得られ、第1回目の予備時効処理においては
とくに母材部分の強度向上を考慮して予備時効処理条件
を設定し、TIG溶接後の第2回目の時効処理において
はとくに溶接部分の靱性向上を考慮して時効処理条件を
設定することによって、母材部分の強度を低下させるこ
となく溶接部分の靱性が良好なものとなっているチタン
合金溶接継手を得ることができた。 さらに、予備時効処理の温度を573°K,673°K
とした場合には、溶接後の時効処理を773°K,82
3°Kとする高温時効硬化に対してはとくに顕著な効果
を示さなかった。
【発明の効果】
この発明に係るチタン合金の接合方法では、重量%で、
V:14.0%〜16.0%、A:2.5〜3.5
%、Cr:2.5〜3.5%、Sn:2.5〜3.5%
を基本成分として含有するチタン合金同士を接合するに
際し、前記チタン合金に予備時効処理を施したのち各々
の接合部で接触させ、接触部分に高エネルギ密度熱源を
付与して溶融接合したあと少なくとも溶接部分に時効処
理を施す構成としたから、溶接に先立つ予備時効処理に
よって母材部分の強度が確保されるとともに、溶接後の
時効処理によって溶接部分の靱性が確保されたものとな
り、母材部分の強度を低下させることなく溶接部分の靱
性を向上させた接合継手を得ることが可能であることか
ら、比強度,耐食性ならびに冷間加工性等に優れた15
%V−3%A−3%Cr−3%Snのβ型チタン合金
の適用範囲をさらに拡大することができるようになると
いう著しく優れた効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
第1図は1073°K×1.8ksの溶体化処理を施し
た溶体化処理材と、前記溶体化処理後に753°K×5
7.6ksの予備時効処理を施した予備時効処理材とに
ついて、それぞれ溶接後の溶接のままの硬さ分布を調べ
た結果を例示するグラフ、第2図は予備時効処理なしの
接合合金と、予備時効処理ありの接合合金とに対して、
823°Kで7.2ksおよび同じく823°Kで36
ksの時効処理を施したあとの硬さ分布を調べた結果を
例示するグラフ、第3図は溶接後に773°Kで時効処
理を行った場合の硬さ分布の測定結果を例示するグラ
フ、第4図は第2回目の時効処理の温度を変数としたと
きの母材部分および溶接部分の強度および靱性を調べた
結果を例示するグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀内 良 神奈川県相模原市由野台3丁目1番1号 文部省宇宙科学研究所内 (72)発明者 白砂 洋志夫 東京都千代田区紀尾井町7番1号 上智大 学内 (72)発明者 野末 章 東京都千代田区紀尾井町7番1号 上智大 学内 (72)発明者 大久保 忠恒 東京都千代田区紀尾井町7番1号 上智大 学内 (72)発明者 石本 誠二 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 佐藤 博 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量%で、V:14.0〜16.0%、A
    :2.5〜3.5%、Cr:2.5〜3.5%、S
    n:2.5〜3.5%を基本成分として含有するチタン
    合金同士を接合するに際し、前記チタン合金に予備時効
    処理を施したのち各々の接合部で接触させ、接触部分に
    高エネルギ密度熱源を付与して溶融接合したあと少なく
    とも溶接部分に時効処理を施すことを特徴とするチタン
    合金の接合方法。
  2. 【請求項2】少なくとも溶接部分に施す時効処理の温度
    は、チタン合金に施す予備時効処理の温度よりも高いも
    のとすることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項に
    記載のチタン合金の接合方法。
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