JPH06348083A - 複写機感光体の劣化検出方法及び検出装置 - Google Patents

複写機感光体の劣化検出方法及び検出装置

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JPH06348083A
JPH06348083A JP5159940A JP15994093A JPH06348083A JP H06348083 A JPH06348083 A JP H06348083A JP 5159940 A JP5159940 A JP 5159940A JP 15994093 A JP15994093 A JP 15994093A JP H06348083 A JPH06348083 A JP H06348083A
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JP
Japan
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photoconductor
charging
potential
copying machine
electrode
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JP5159940A
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English (en)
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Ko Yasui
甲 安井
Kimihiko Muto
公彦 武藤
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Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の複写機における感光体の劣化検出装置
においては、感光体の一様に帯電された感光面に対して
電極装置を振動子などで振動させ電位の変化を与え検出
するものであったので、構成が煩雑化し且つ非常に高い
精度が要求されるものとなり、コストアップする問題点
を生じていた。 【構成】 本発明により、感光体10の感光面を帯電装
置2に与える電位を断続装置4により断続するなどによ
り回転方向に沿い周期的に断続する帯電電位として帯電
させ、固定された電極装置5で前記した帯電電位を検出
する複写機感光体の劣化検出装置1としたことで、帯電
電位を検出する電極装置5から振動子など可動部分をを
取除き電極装置5を固定することを可能として、構成を
簡素化し課題を解決するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機に関するものであ
り、詳細には静電式と称されている複写機に用いられて
いる感光体の使用途上における劣化の検出方法及び検出
装置に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の複写機における感光体8
0の劣化検出装置90の例を示すものが図5であり、ド
ラム状などとして形成された感光体80は図中に矢印R
に示す方向に回動するものとして形成され、所定位置に
は複写を行うために予めに前記感光体80に一様な電位
の帯電を行わせるための放電ワイヤなどによる帯電装置
81が設けられている。
【0003】更に前記感光体80の回転方向には前記劣
化検出装置90の構成の一部である電極91が所定の間
隔Eを有して対峙されると共に、前記電極91は音叉な
ど振動子92に取付けられるものとされて、この振動子
92を駆動する発信器93により例えば1kHzなど所
定の周波数で微振動し、前記電極91は感光体80との
間隔を前記した所定の間隔Eを中心として周期的に変化
するものとなる。
【0004】前記電極91は抵抗器94で接地されてい
るので、前記感光体80の帯電電位は振動する前記電極
91に微小な交流電位として検出され、この検出出力を
オペレーショナルアンプなど増幅器95で増幅し、その
後に基準値と比較を行うことなどで、前記感光体80の
劣化の度合いを検定するものである。尚、図中に符号9
6で示すものは前記帯電装置81に高電圧を供給するた
めの高圧発生回路である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の劣化検出装置90の構成においては、第一に
は、前記電極91を振動子92、発振器93などで振動
するものとして形成を行わざるを得ないものとなり、構
成が複雑化しコストアップする問題点を生じるととも
に、取付精度も要求されて生産性、或いはメンテナンス
時の再現性など取扱上の問題点も生じるものとなってい
る。
【0006】また、前記振動子92は連続して振動が行
われるものであるので、機械的疲労が甚だしく、比較的
に短寿命となり、これにより劣化検出装置90全体の信
頼性が低下する問題点も生じるものとなり、これらの点
の解決が課題とされるものとなっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的な手段として、複写機の感
光体の感光面を回転方向に沿い周期的に断続する帯電電
位として帯電させ、前記感光面に電極を対峙させて前記
感光面の回転によりこの電極に前記帯電電位を交流電圧
として出力させ、前記交流電圧の電位により前記複写機
感光体の帯電状態を測定し判定を行うことを特徴とする
複写機感光体の劣化検出方法を提供し、加えて、その具
体策である複写機感光体の劣化検出装置を提供すること
で課題を解決するものである。
【0008】
【実施例】つぎに、本発明を図に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1に示すものは本発明の第一実施例
であり、図中に符号1で示すものは複写機の感光体10
の劣化検出装置であって、この劣化検出装置1は複写動
作時に図中に矢印Rで示す方向に回転を行う感光体10
に対し設けられるものである点は従来例のものと同様で
ある。
【0009】また、前記感光体10の所定位置には放電
ワイヤによる帯電装置2が設けられ、複写に先立ち前記
感光体10に一様な電位の帯電が行われるものとされて
いる点も従来例のものと同様であるが、この実施例にお
いては前記帯電装置2にも劣化検出装置1としての機能
の一端を負わせるものであり、前記帯電装置2には高圧
発生回路3との間に断続装置4が接続されて、この帯電
装置2に印加される電位を周期的に断続することが可能
な構成とされている。
【0010】また、前記感光体10の回転方向側には、
所定の間隔を有し対峙して電極装置5が配置されている
が、この電極装置5には従来例のもののように振動子な
どが設けられることはなく、固定するものとして設けら
れている。また、前記電極装置5の出力には、従来例の
ものと同様に抵抗器6、増幅器7が接続され、前記電極
装置5からの出力を後の処理が容易となるようにしてい
る。
【0011】図2は、前記断続装置4を動作させたとき
の感光体10の帯電状態を模式的に示したものであり、
前記した周期的に断続する帯電装置2により回転する感
光体10には回転方向に直交する断続的な帯電電位が与
えられるものとなり、この帯電電位が順次に電極装置5
に達し、帯電部分Cの電位(例えば800V:図中に白
地で示す)と非帯電部分Dの電位(0V:図中に黒地で
示す)とが交互に通過するものとなる。
【0012】従って、電極装置5には交流の出力を生
じ、この出力を増幅器7で増幅し、例えば感光体10の
初期値(即ち、劣化を生じていない状態)を測定して得
た基準値と比較を行うことで、この感光体10の使用途
上における劣化の進行度合いを測定することが可能とな
る。
【0013】尚、実際の実施に当たっては、前記増幅器
7の出力は前記高圧発生回路3に帰還され、前記電極装
置5の出力(即ち、増幅器7の出力)に常に前記した基
準値が得られるように、前記高圧発生回路3の出力電位
を調整すれば、感光体10の劣化の進行に係わらず常に
一定品位の複写結果が得られるものとなる。
【0014】ここで、上記の構成においては、本来が複
写を行うために設けられている帯電装置2を利用してい
るので、複写状態にあるときには感光体10の検定は行
えないものとなる。しかしながら、前記感光体10の劣
化の進行はそれ程急激なものではないので、例えば複写
機の電源投入時に帯電装置2を一回だけ劣化検出用とし
て使用する程度でも、その目的は充分に達することがで
きるものである。
【0015】図3に示すものは、同じく本発明の第二実
施例であり、前の第一実施例が帯電装置2に印加する電
位を断続させることで、感光体10に断続する帯電を生
じさせるものとしていたのに対し、この実施例では前記
帯電装置2は一様の電位が印加され感光体10に一様の
帯電電位を与えるものとされている。
【0016】加えて、この第二実施例では帯電装置2の
回転方向前方には感光体10に対峙して例えばLEDな
どによる光源装置8が設けられ、この光源装置8を所定
の周期で点滅させることで、感光体10の帯電電位を周
期的に断続させるものとしている。尚、前記光源装置8
の更に回転方向前方には前の第一実施例と同様に電極装
置5が設けられていることは言うまでもない。
【0017】図4は、上記の第二実施例の構成による感
光体10の帯電状態の例を示すもので、前記光源装置8
は劣化検出の目的のためにのみ設けられたものであるの
で、その設定幅などは自在であり、例えば電極装置5の
面積をカバーするに充分な範囲として設定することが可
能である。
【0018】このことは、図示のように感光体10が複
写に用いられている範囲の外の部分で断続する帯電状態
を形成することも可能となり、これにより、複写の機能
に影響を及ぼすことなく常時に劣化の進行度合いを検出
することも可能となり、前の第一実施例で説明したよう
に複写機の電源投入時に特別に劣化の進行度合いを検出
するシーケンスを設けるなどを不要とする。
【0019】以上に説明したように、本発明においては
感光体10に周期的に断続する帯電電位を形成すること
で、その帯電電位を検出する電極装置5から振動子など
を取除き、この電極装置5を固定することに目的がある
もので、このようにすることで前記電極装置5は構成が
簡素化されると共に、測定精度を向上させるために極端
に高い機械的精度が要求されることもなくなり、生産性
が向上すると共に測定精度も向上する。
【0020】また、電極装置5に振動子など可動部分が
不要とされたことで、この可動部分の作動に伴う機械的
疲労のによる破損の発生などの問題も当然に避けられる
ものとなり、長寿命が保証できるものとなって信頼性も
格段に向上する。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、感
光体の感光面を回転方向に沿い周期的に断続する帯電電
位として帯電させ、固定された電極装置で前記した帯電
電位を検出する複写機感光体の劣化検出方法及び検出装
置としたことで、第一には帯電電位を検出する電極装置
から振動子など可動部分をを取除き、この電極装置を固
定することを可能とするものであり、これにより構成を
簡素化すると共に、極めて高精度な組立作業などを不要
として、劣化検出装置のコストダウンに極めて優れた効
果を奏するものである。
【0022】また、第二には上記の可動部分を不要とし
たことで、この可動部分に生じる機械的疲労による破損
などの問題を解消し、この種の劣化検出装置に長寿命が
保証できるものとして信頼性の向上にも優れた効果を奏
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る複写機感光体の劣化検出装置の
第一実施例を示す断面図である。
【図2】 前記第一実施例による感光体の帯電状態を示
す説明図である。
【図3】 同じく本発明に係る複写機感光体の劣化検出
装置の第二実施例を示す断面図である。
【図4】 前記第二実施例による感光体の帯電状態を示
す説明図である。
【図5】 従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1……劣化検出装置 2……帯電装置 3……高圧発生回路 4……断続装置 5……電極装置 6……抵抗器 7……増幅器 8……光源装置 10……感光体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機の感光体の感光面を回転方向に沿
    い周期的に断続する帯電電位として帯電させ、前記感光
    面に電極を対峙させて前記感光面の回転によりこの電極
    に前記帯電電位を交流電圧として出力させ、前記交流電
    圧の電位により前記複写機感光体の帯電状態を測定し判
    定を行うことを特徴とする複写機感光体の劣化検出方
    法。
  2. 【請求項2】 複写機感光体の感光面に対峙して帯電装
    置と電極装置とを回転方向に沿い順次に配置し、前記帯
    電装置に周期的に断続する電位を印加することで前記感
    光面を周期的に断続する帯電電位で帯電させ、前記帯電
    電位を前記電極装置で交流電圧として検出し、前記交流
    電圧の電位により前記複写機感光体の帯電状態を測定し
    所定値と比較を行うことで感光体の状態を判定すること
    を特徴とする複写機感光体の劣化検出装置。
  3. 【請求項3】 複写機感光体の感光面に対峙して帯電装
    置と光源装置と電極装置とを回転方向に沿い順次に配置
    し、前記帯電装置により一様な帯電が行われた後の前記
    感光面に前記光源装置により周期的に断続する光を照射
    してこの感光面の電位を周期的に断続する帯電電位と
    し、前記帯電電位を前記電極装置で交流電圧として検出
    し、前記交流電圧の電位により前記複写機感光体の帯電
    状態を測定し所定値と比較を行うことで感光体の状態を
    判定することを特徴とする複写機感光体の劣化検出装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電極装置の出力は、この電極装置の
    出力を所定値とするように前記帯電装置に帰還が行われ
    ていることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の複
    写機感光体の劣化検出装置。
JP5159940A 1993-06-07 1993-06-07 複写機感光体の劣化検出方法及び検出装置 Pending JPH06348083A (ja)

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JP (1) JPH06348083A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08220935A (ja) * 1995-02-20 1996-08-30 Canon Inc 像担持体の膜厚測定方法、及び画像形成装置
JPH096134A (ja) * 1995-06-15 1997-01-10 Nec Corp 現像機ユニット用性能評価装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08220935A (ja) * 1995-02-20 1996-08-30 Canon Inc 像担持体の膜厚測定方法、及び画像形成装置
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