JPH06346498A - 区間弁接続用部材 - Google Patents

区間弁接続用部材

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Publication number
JPH06346498A
JPH06346498A JP5135763A JP13576393A JPH06346498A JP H06346498 A JPH06346498 A JP H06346498A JP 5135763 A JP5135763 A JP 5135763A JP 13576393 A JP13576393 A JP 13576393A JP H06346498 A JPH06346498 A JP H06346498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate valve
valve
pipe
section valve
branch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5135763A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mizukawa
賢司 水川
Yasuo Yamabe
泰男 山部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP5135763A priority Critical patent/JPH06346498A/ja
Publication of JPH06346498A publication Critical patent/JPH06346498A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】真空式下水道システムにおける区間弁の近傍に
容易に分岐部を形成することのできる区間弁接続用部材
を提供することを目的としている。 【構成】真空式下水道システムにおいて、区間弁に接続
するようになされた部材1であって、熱可塑性樹脂から
なる短管10の一端に区間弁との接続部11が形成され
るとともに、この短管10の外周面に分岐部12が形成
されてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真空式下水道システム
において、区間弁に接続するようになされた部材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、真空式下水道システムの真空下
水管においては、約400mに1か所の割合で区間弁が
設けられている(例えば、特開平5−51959号公報
参照)。この区間弁は、真空テスト時に閉じることで、
所定区間における管路の真空度を検査したり、管路の補
修時などに閉じることで、所定区間における管路を大気
圧に開放するために使用される。そのため、この区間弁
の近傍の管路には、この管路の圧力を検知するセンサな
どを取りつけるための分岐部が設けられている。
【0003】従来より、この分岐部は、図6に示すよう
に、区間弁aと管体bとを接続した後、この区間弁aの
近傍の管体bの部分に分岐孔cを穿孔し、この分岐孔c
にドレッサーチーズdを設ける、もしくは分岐サドル
(図示省略)を融着接続することなどによって形成され
ていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の分
岐部の場合は、現場において区間弁aと管体bとを接続
した後、この管体bの区間弁aの近傍の位置に分岐孔c
を穿孔したり、ドレッサーチーズdや分岐サドル(図示
省略)を設けなければならず、取付作業が煩わしくな
る。特に、この区間弁aをマンホールなどの限られた空
間に配置する場合、取付作業がいっそう煩わしくなる。
また、管体bの接続工程とは別工程で分岐孔cの穿孔や
ドレッサーチーズdなどの接続を行わなければならず、
施工コストが高くなるといった不都合を生じることとな
る。
【0005】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
で、真空式下水道システムにおける区間弁の近傍に容易
に分岐部を形成することのできる区間弁接続用部材を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の区間弁接続用部材は、真空式下水道システム
において、区間弁に接続するようになされた部材であっ
て、熱可塑性樹脂からなる短管の一端に区間弁との接続
部が形成されるとともに、この短管の外周面に分岐部が
形成されてなるものである。
【0007】
【作用】本発明によると、通常の管路を構成する時と同
じ要領で、接続部を介して区間弁に接続した状態で、区
間弁の近傍に分岐部を形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0009】図1は区間弁接続用部材1の全体構成の概
略を示し、図2は同区間弁接続用部材1の施工状態を示
している。
【0010】すなわち、この区間弁接続用部材1は、短
管10の一端部にフランジ面11が形成されるととも
に、この短管10の外周面に分岐管12が設けられたも
のである。
【0011】フランジ面11は、短管10と一体に、熱
可塑性樹脂によって構成されている。また、フランジ面
11には多数のボルト孔13が設けられており、このボ
ルト孔13にボルト2を介して区間弁3のフランジ面3
1と接続するようになされている。なお、このフランジ
面11は、短管10と一体となるように熱可塑性樹脂に
よって構成しているが、図3に示すように、短管10と
別体となされた金属製のフランジ部材4によって形成す
るようになされたものであってもよい。すなわち、この
フランジ部材4は、ボルト孔41を有するリング状に形
成されており、その内周面にはテーパ状の段部42が形
成されている。一方、短管10の端部にも、この段部4
2と係合する鍔部14が形成されている。そして、フラ
ンジ部材4を区間弁3のフランジ面31に接続すること
で、このフランジ部材4の段部42と短管10の鍔部1
4とが係合してこの短管10が区間弁3側に押し付けら
れ、この区間弁3と接続されることとなる。
【0012】分岐管12は、上記フランジ面11と同様
に、短管10と一体に、熱可塑性樹脂によって構成され
ている。そして、この分岐管12に、圧力センサ(図示
省略)やバルブ5などの所望の部材が接続できるように
なされている。そのため、この分岐管12の端部として
は、これら所望の部材が接続できるようになされたもの
であれば、分岐管12の管体そのままの状態であっても
よいが、図4に示すように、発熱するコイル15が埋設
されて融着受口16が形成されたものであってもよい
し、金属ネジ6と複合されてネジ部61が形成されたも
のであってもよいし、フランジ面17が形成されたもの
であってもよい。
【0013】なお、この分岐管12は、短管10とあら
かじめ一体成形されている必要はなく、例えば、図3に
示すように、短管10に分岐孔18を穿孔し、この分岐
孔18を閉塞するようにして分岐サドル7を融着するも
のであってもよい。この融着による場合も、図5に示す
ように、ヒータ70によって分岐サドル7の接合面71
と短管10の分岐孔18の周縁とを加熱しておき、突き
合わせ接続によって融着するものであってもよいし、こ
の短管10の分岐孔18の周縁と分岐サドル7の接合面
71との間に加熱コイル(図示省略)などを設けて電気
融着もしくは電磁誘導加熱などによって融着するもので
あってもよい。
【0014】このようになる区間弁接続用部材1は、フ
ランジ面31を介して区間弁3のフランジ面31に当接
し、ボルト2で締結固定することによって区間弁3に接
続される。そして、この区間弁接続用部材1の他端部側
には、通常の管路を構成する場合と同様に、受口81を
有する管体8を接続して配管施工することができる。す
なわち、通常の管体8と同様にして区間弁3を接続する
ことで、簡単に分岐管12を構成することができる。
【0015】また、この区間弁接続用部材1は短いの
で、あらかじめ区間弁3に接続した状態にしてから、こ
の区間弁3とともにマンホール9内に配置することがで
き、マンホール9内での煩わしい作業を行うことなく分
岐管12を構成することができる。
【0016】なお、本実施例では、フランジ面31で接
続するようになされた区間弁3について述べているた
め、区間弁接続用部材1の接続部としてフランジ面11
が形成されているが、このようなフランジ面11によっ
て接続するものに限定されるものではなく、例えば、区
間弁3に受け挿し接続による受口(図示省略)が設けら
れたようなものの場合には、上記フランジ面11に代え
て、受け挿し接続可能な挿口が設けられた区間弁接続用
部材1であってもよい。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、通
常の管路を構成する時と同じ要領で、接続部を介して区
間弁に接続するだけで、区間弁の近傍に分岐部を形成す
ることができるので、この区間弁近傍の管体に分岐部を
形成するための別作業を行うことなく、簡単に分岐部を
構成することができ、施工コストの低減を図ることがで
きる。また、この区間弁に接続して分岐部を構成した状
態にしてから施工することができるので、マンホールな
どの限られて空間での施工作業を強いられることなく簡
単かつ迅速に施工作業を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】区間弁接続用部材の全体構成の概略を示す正面
図、側断面図、背面図である。
【図2】区間弁接続用部材の施工状態を示す概略図であ
る。
【図3】区間弁接続用部材の他の実施例を示す側断面図
である。
【図4】分岐管の各種実施例を示す部分断面図である。
【図5】分岐管の融着方法の一例を示す工程図である。
【図6】従来の区間弁の近傍の分岐部を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 区間弁接続用部材 10 短管 11 フランジ面(接続部) 12 分岐管(分岐部) 3 区間弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空式下水道システムにおいて、区間弁
    に接続するようになされた部材であって、熱可塑性樹脂
    からなる短管の一端に区間弁との接続部が形成されると
    ともに、この短管の外周面に分岐部が形成されてなるこ
    とを特徴とする区間弁接続用部材。
JP5135763A 1993-06-07 1993-06-07 区間弁接続用部材 Pending JPH06346498A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135763A JPH06346498A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 区間弁接続用部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5135763A JPH06346498A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 区間弁接続用部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06346498A true JPH06346498A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15159298

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5135763A Pending JPH06346498A (ja) 1993-06-07 1993-06-07 区間弁接続用部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06346498A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020070032A (ja) * 2018-10-30 2020-05-07 スイコー株式会社 マンホール付きタンクの製造方法及びマンホール体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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