JPH06345282A - エアブロー装置 - Google Patents

エアブロー装置

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JPH06345282A
JPH06345282A JP16328793A JP16328793A JPH06345282A JP H06345282 A JPH06345282 A JP H06345282A JP 16328793 A JP16328793 A JP 16328793A JP 16328793 A JP16328793 A JP 16328793A JP H06345282 A JPH06345282 A JP H06345282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
sheets
air blow
sheet
aligning
Prior art date
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Pending
Application number
JP16328793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Mizuno
賢一 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Mechatronics Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Seiki Co Ltd filed Critical Toshiba Seiki Co Ltd
Priority to JP16328793A priority Critical patent/JPH06345282A/ja
Publication of JPH06345282A publication Critical patent/JPH06345282A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、用紙11が積層された用紙束の
各用紙間にエアを良好に供給できるとともに、コストを
低減できるようにしている。 【構成】 この発明は、用紙11が積層された用紙束1
2の隣接した4つの積層面20A、20B、20C、2
0Dのそれぞれを揃える揃え板15、16、17、18
のうち、少なくとも3枚の揃え板にエアブローホール2
1が形成され、このエアブローホール21から用紙束の
各用紙間にエアが供給されるよう構成されたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シート類が積層され
たシート類層の各シート類間にエアを供給して、シート
揃えを容易にするエアブロー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、梱包された用紙束の各用紙に印
刷を施すような場合には、梱包紙を切り開いて取り出さ
れた用紙束を棒積み状態に積み上げて紙揃えし、この棒
積み状態にされた用紙が1枚ずつ印刷機へ供給されて印
刷される。上記紙揃え工程を容易にするために、更に、
用紙が1枚ずつ印刷機へ供給されるために、紙揃え工程
の前に、用紙束の各用紙間にエアを供給することが実施
されている。
【0003】図4は、用紙束の用紙間にエアを供給する
従来のエアブロー装置を示す斜視図である。
【0004】このエアブロー装置は、用紙束1を把持す
るチャック2によって、この用紙束1を移動させている
間に、1対のエアブローノズル3から用紙束1の各用紙
間にエアを供給するようにしている。このエアブローノ
ズル3は、用紙束1の4つの積層面1A、1B、1C及
び1Dのうち、相互に対向する1組の積層面1C及び1
Dに対応して配置されたものであり、位置決め機構4に
より最適に位置決めされる。
【0005】この位置決め機構4は、1対のエアブロー
ノズル3をそれぞれ固着した2つのスライダロッド5
と、このスライダロッド5をスライド自在に嵌合するレ
ール6と、スライダロッド5を駆動させる2つのベルト
装置7とを有する。このベルト装置7は、プーリ8にベ
ルト9が巻き掛けられ、このベルト9に上記スライダロ
ッド5が固着されるとともに、プーリ8がモータ10に
より回転駆動されるものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な従来のエアブロー装置では、用紙束1において相互に
対向する積層面1C及び1D方向にエアブローノズル3
からエアが供給されるものであるため、用紙束1の各用
紙の中央にエアが供給されにくい虞れがある。
【0007】また、エアブローノズル3は、位置決め機
構4という部品点数の多い複雑な機構によって位置決め
されるものであるため、コストが上昇してしまう。
【0008】この発明は、上述の事情を考慮してなされ
たものであり、シート類が積層されたシート類層の各シ
ート類間にエアを良好に供給でき、且つコストを低減で
きるエアブロー装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、シート類が
積層されたシート類層の隣接した4つの積層面のそれぞ
れを揃える揃え板のうち、少なくとも3枚の揃え板にエ
アブロー孔が形成され、このエアブロー孔から上記シー
ト類層の各シート類間にエアが供給されるよう構成され
たものである。
【0010】
【作用】この発明に係るエアブロー装置では、シート類
層の隣接した4つの積層面のそれぞれを揃える揃え板の
うち、少なくとも3枚の揃え板にエアブロー孔が形成さ
れたので、シート類層の互いに対向する2組の積層面方
向からエアを供給することができる。このため、シート
類層の各シート類間にエアを良好に供給でき、上記4枚
の揃え板によってシート揃えを好適に実施できる。
【0011】また、エアブロー孔が形成された揃え板は
シート類の揃え装置の構成部品であるため、エアブロー
装置の構成部品をシート類の揃え装置の構成部品にて兼
用させることができる。この結果、エアブロー装置の専
用部品を減少でき、エアブロー装置のコストを低減でき
る。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、この発明に係るエアブロー装置の一実
施例を示す斜視図である。図2は、図1のエアブロー装
置の平面図であり、図3は図1の揃え板等を示す斜視図
である。
【0013】シート類、例えば用紙11は、多数枚が積
層されてシート類層としての用紙束12となり、図示し
ない梱包紙に梱包されている。この用紙11に印刷等を
施す場合には、梱包紙を切り開いて用紙束12を取り出
し、複数の用紙束12を棒積み状態で紙揃えし、用紙1
1を1枚ずつ図示しない印刷機へ供給する。
【0014】上記紙揃えを好適にするため、更には印刷
機へ用紙11を1枚ずつ供給するために、エアブロー装
置13を用いて、紙揃えと略同時にエアブロー(風入
れ)が実施される。このエアブロー装置13は、紙揃え
装置14の正面揃え板15並びに両側揃え板17及び1
8を利用するものであるため、先に紙揃え装置14を説
明する。
【0015】紙揃え装置14は、複数の用紙束12を載
置し、この用紙束12の厚さ間隔で間欠的に昇降可能な
基台19と、用紙束12の隣接した4つの積層面20
A、20B、20C及び20Dをそれぞれ揃える正面揃
え板15、背面基準板16、両側揃え板17及び18
と、を有して構成される。正面揃え板15は、固定配置
される背面基準板16方向へ接離動可能で、且つ同方向
にて小刻みに振動して、用紙束12の積層面20A及び
20Bを略均一に揃える。また、両側揃え板17及び1
8は、相互に相手方向へ接離動可能で、且つ同方向にて
小刻みに振動して、用紙束12の積層面20C及び20
Dを略均一に揃える。
【0016】さて、エアブロー装置13は、上記紙揃え
装置14の正面揃え板15、両側揃え板17及び18に
開口されたエアブロー孔としての多数のエアブローホー
ル21と、これらのエアブローホール21へ電磁弁22
を介してエアを供給するエアブロア23と(図3)、紙
揃え装置14の基台19上に載置された用紙束12の上
方に配置された押え部材としての紙押え棒24と、を有
して構成される。
【0017】エアブローホール21は、用紙11の積層
方向に長い長孔形状である。エアブロア23の駆動及び
電磁弁22の切換によって、正面揃え板15、両側揃え
板17及び18のそれぞれ複数のエアブローホール21
から用紙束12の各用紙11間へエアが供給される。ま
た、紙押え棒24は、紙揃え装置14上の用紙束12へ
向かい進退可能に構成されて、エア供給中の用紙11の
浮き上がりを防止する。
【0018】次に、作用を説明する。紙押え棒24を使
用しない場合には、エアブロア23を駆動させた後、電
磁弁22を切換えて、正面揃え板15、両側揃え板17
及び18のエアブローホール21から用紙束12へ向か
いエアを供給しながら、これらの正面揃え板15、両側
揃え板17及び18を小刻みに振動させ、更に対向する
積層面に当接する所定位置まで接近動させることにて用
紙束12の積層面20A、20B、20C及び20Dを
揃える。
【0019】また、紙押え棒24を用いる場合には、こ
の紙押え棒24の先端が、エアブロー装置13に設置さ
れた用紙束12の中央部を押えながら、まず、正面揃え
板15、両側揃え板17及び18のエアブローホール2
1から用紙束12の各用紙11間へエアを供給する。次
に、紙押え棒24を引き上げて用紙束12から離反させ
た後、エアの供給を止め、または供給状態のまま、正面
揃え板15、両側揃え板17及び18を振動させ、更に
対向する積層面に当接する所定位置まで接近動させるこ
とにて用紙束12の積層面20A、20B、20C及び
20Dを揃える。
【0020】あるいは、押え棒24の先端を、紙揃え装
置14に設置された用紙束12の最上層の用紙11から
離反させた状態で、用紙束12の各用紙11間へエアブ
ローホール21からエアを供給しつつ、正面揃え板1
5、両側揃え板17及び18を振動させ、更に対向する
積層面に当接する所定位置まで接近動させることにて用
紙束12の積層面20A、20B、20C及び20Dを
揃える。
【0021】上記実施例によれば、用紙束12の隣接し
た3つの積層面20A、20C及び20Dのそれぞれを
揃える3枚の揃え板15、17、18にエアブローホー
ル21が形成されたので、用紙束12の互いに対向する
2組の積層面20A及び20B;20C及び20Dの両
方向からエアを供給できる。このため、積層面20C及
び20D方向にしかエアを供給できない従来のエアブロ
ー装置に比べ、用紙束12の各用紙11間にエアを良好
に供給でき、上記揃え板15、16、17、18によっ
て紙揃えを好適に実施できる。
【0022】また、エアブローホール21が形成された
正面揃え板15、両側揃え板17及び18は紙揃え装置
14の構成部品であるため、エアブロー装置13の構成
部品を上記紙揃え装置14の構成部品によって兼用させ
ることができる。この結果、エアブロー装置13の専用
部品を減少でき、エアブロー装置13のコストを低減で
きる。
【0023】また、押え棒24を用いた場合には、エア
ブロー装置13によるエア供給中に、用紙束12中の用
紙11の浮き上がりを防止できる。
【0024】尚、上記実施例では、3枚の揃え板15、
17、18にエアブローホール21を形成した例で説明
したが、更に背面基準板16にもエアブローホール21
を形成するものであっても良い。
【0025】また上記実施例では、シート類が用紙11
の場合を述べたが、プラスチックシートや金属シートの
場合でも良い。
【0026】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
たが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるも
のではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があっても本発明に含まれる。
【0027】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るエアブロ
ー装置によれば、シート類が積層されたシート類層の各
シート類間にエアを良好に供給でき、且つコストを低減
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るエアブロー装置の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】図1のエアブロー装置の平面図である。
【図3】図1の揃え板等を示す斜視図である。
【図4】従来のエアブロー装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
11 用紙 12 用紙束 13 エアブロー装置 14 紙揃え装置 15 正面揃え板 17、18 両側揃え板 20A、20B、20C、20D 積層面 21 エアブローホール 23 エアブロア 24 紙押え棒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート類が積層されたシート類層の隣接
    した4つの積層面のそれぞれを揃える揃え板のうち、少
    なくとも3枚の揃え板にエアブロー孔が形成され、この
    エアブロー孔から上記シート類層の各シート類間にエア
    が供給されるよう構成れたエアブロー装置。
  2. 【請求項2】 シート類層の最上層のシート類の上方に
    押え部材が配置された請求項1に記載のエアブロー装
    置。
JP16328793A 1993-06-08 1993-06-08 エアブロー装置 Pending JPH06345282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16328793A JPH06345282A (ja) 1993-06-08 1993-06-08 エアブロー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP16328793A JPH06345282A (ja) 1993-06-08 1993-06-08 エアブロー装置

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Publication Number Publication Date
JPH06345282A true JPH06345282A (ja) 1994-12-20

Family

ID=15770957

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16328793A Pending JPH06345282A (ja) 1993-06-08 1993-06-08 エアブロー装置

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JP (1) JPH06345282A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008290798A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toppan Forms Co Ltd 紙捌き装置及び紙捌き用コンテナ
JP2008290799A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toppan Forms Co Ltd 紙捌き用コンテナ
JP2008290800A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toppan Forms Co Ltd 紙捌き装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008290798A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toppan Forms Co Ltd 紙捌き装置及び紙捌き用コンテナ
JP2008290799A (ja) * 2007-05-22 2008-12-04 Toppan Forms Co Ltd 紙捌き用コンテナ
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040324

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02