JPH06343708A - 放射線治療具 - Google Patents

放射線治療具

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JPH06343708A
JPH06343708A JP17720993A JP17720993A JPH06343708A JP H06343708 A JPH06343708 A JP H06343708A JP 17720993 A JP17720993 A JP 17720993A JP 17720993 A JP17720993 A JP 17720993A JP H06343708 A JPH06343708 A JP H06343708A
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JP
Japan
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light
cable
radiation
treatment
radiotherapy
Prior art date
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Pending
Application number
JP17720993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuusuke Nonomura
友佑 野々村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Egawa KK
Original Assignee
Egawa KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 病院なんかに通わなくっても、長時間放射線
治療が行える治療具の提供にある。勿論、病院に通って
もできるし、病院でだってできるヨ。 【構成】 口内に放射線を放射する放射線治療具1は、
多数の光ファイバ2を束にした光ストロー3を用いま
す。光ストロー3の一方の端は、体外に露出されて光を
受ける受光部4で、この受光部4に光を集める集光部6
が設けられています。また、光ストロー3の他方の端
は、口内に差し込まれて口内に光を放出する放射部5で
す。光ストロー3は、略直角に曲げられるとともに、回
転防止用ツバ7を備え、集光部6が上を向くように設け
られています。この放射線治療具1を銜えると、周囲の
光の一部が集光部6が受け、光ストロー3を介して口内
に放射されます。治療中、行動の制約をほとんど受けな
いので、放射線治療を受ける者の朗報となります。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば口の中や、鼻
の中、耳の中、気管支内、胃の内部等の体内の患部、あ
るいは肩、背中、足など体の表面の患部へ光を放射し
て、患部の治療あるいは病気等の予防を行う放射線治療
具に関する。
【0002】
【従来の技術】放射線治療は、放射線治療装置によっ
て、患者の患部に赤外線や紫外線、あるいは可視光線な
どの光を当て、患部を光のエネルギーによって患部の治
療および病気の予防を行う技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】放射線治療装置は、治
療に使用する光(赤外線、紫外線、可視光線など)をラ
ンプやレーザ等を用いて人工的に作るものであるため、
装置自体のコストは比較的安価ではあるが、患者は放射
線治療を受ける間、ベッドで横になったり、椅子に座っ
た状態でじっとしていなければならなかった。つまり、
治療中は行動範囲が限られていた。また、患者は長時間
じっとしていなければならないため、長時間治療するの
も困難であった。また、入院を必要としない患者にとっ
ては、毎日通院するのも困難となる。さらに、従来の放
射線治療では、放射線治療装置の使用料の他に、治療ス
ペースと治療時間を必要とするため、治療費が高くなっ
てしまう。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、放射線治療を受ける患
者の行動に制約を与えることなく、長時間放射線治療を
行なうことが可能で、さらに治療費の安い放射線治療具
の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の放射線治療具
は、光ファイバを用い、一方の端が治療者の環境の光を
受ける位置に配され、他方の端の放射部が治療部へ向け
られるという技術的手段を採用する。この発明の実施態
様としては、この放射線治療具に、受光部に光を集める
集光部を設けても良い。また、放射線治療具に、光学フ
ィルタを用いて、特定の波長の光だけを患部に当てるよ
うにしても良い。この具体例としては、受光部あるいは
放射部に光学フィルタを付けたり、フィルタの働きをす
る塗料を塗布する。あるいは、光ファイバ自体にフィル
タの働きを持たせる。この一例としては、着色した光フ
ァイバを用いる等の手段がある。さらに、この発明の実
施態様としては、放射部を体内に差し込み、体内の患部
の治療あるいは病気の予防を行わせても良いし、放射部
から放射される放射線を体の表面に向け、体の表面の患
部の治療あるいは病気の予防を行わせても良い。
【0006】
【発明の作用】本発明の作用は、まず、放射線治療具の
放射部を患部に導き、放射部より放射される光が、患部
に届くようにする。そして、受光部には、使用者の環境
の光(使用者の周りに存在する自然光や照明等の光)が
当たるようにする。これによって、使用者の環境の光
が、受光部から光ファイバを通って放射部から患部に放
射される。
【0007】
【発明の効果】この発明の放射線治療具は、使用者に付
けたままにできるとともに、使用者の環境の光を利用し
て患部に当てるから、使用者は使用中でも自由に行動で
きる。このように、使用者は放射線治療具を使用したま
ま行動できるので、長時間治療を行うことが可能にな
り、高い治療効果や予防効果が期待できる。また、使用
者の環境の光は、一般に多種の波長の光が存在するた
め、患部に赤外線、紫外線、可視光線などが当てられ、
治療効果や予防効果が大変高くなる。(そして、患部に
よって不適切な波長があれば、フィルタを用いて不適切
な波長をカットすることもできる。このカッコ内は実施
態様である。)さらに、本発明の放射線治療具の基本部
分は光ファイバでできるので、放射線治療具にかかるコ
ストが従来に比較して大変低くできる。このため、放射
線治療具を安いコストで使用者に提供できるととに、従
来のような治療スペース等を必要としないため、放射線
治療にかかる費用を従来に比較して大変安くできる。
【0008】
【実施例】本発明の放射線治療具の一例を、図面を用い
て説明する。 〔第1実施例の構成〕図1および図2は本発明の実施例
を示すもので、図1は放射線治療具の概略断面図を示
し、図2はその放射線治療具を使用者が使用した状態の
図を示す。本実施例に示す放射線治療具1は、口内に光
を放射し、虫歯や歯槽膿漏、口内炎などの治療および予
防を行うもので、多数の光ファイバ2を束にし、樹脂等
で被覆してなる光ストロー3を備える。この光ストロー
3は、一端が体外に露出して光を受ける受光部4で、他
端が体内に差し込まれて光を放出する放射部5である。
また、本実施例では、受光部4に多くの光を集めるレン
ズ等の集光部6が設けられる。実施例の光ストロー3
は、上方からの光を集光部6および受光部4で受け、受
けた光を口内に導くために、略直角に曲げられて設けら
れる。また、光ストロー3の口内の部分には、上下の歯
の間や、歯茎と頬内側の間で光ストロー3が回転するの
を防ぎ、常に集光部6および受光部4を上方に向けるた
めの回転防止用ツバ7が設けられている。また、放射部
5がわの光ストロー3は、手などで容易に変形でき、か
つ手を離してもその形状を維持するように設けられてい
る。これによって、口内における放射部5の位置や、放
射部5の方向を容易に変更でき、簡単に放射部5の放出
する光を使用者の希望する部位に向けることができる。
【0009】〔第1実施例の作動〕次に、実施例の放射
線治療具1を使用者が装着した時の作動を説明する。ま
ず、光ストロー3の放射部5側の形状を、手で大まかに
決め、集光部6を上に向けて口に銜えてみる。口内にお
ける放射部5の方向および位置は、口内の感触などでだ
いたい判る。このため、光ストロー3の放射側部5側の
形状を修正したい場合は、口から放射線治療具1を外
し、光ストロー3の放射部5側の形状を修正し、再び銜
える。この状態で、使用者の周囲に存在する光の一部が
集光部6に当たり、この光が受光部4に集光され、多数
の光ファイバ2を通って口内に導かれ、放射部5から、
歯茎や歯に放射される。また、放射線治療具1は、軽量
に製作できるため、使用者は放射線治療具1を銜えたま
ま、日常の殆どの生活を行うことができる。
【0010】〔第1実施例の効果〕本実施例の放射線治
療具1は、使用者が使用しながら日常生活の殆どが行う
ことができるため、従来のように、通院の必要がなく、
かつ治療中じっとしている必要もない。光ストロー3を
介して患部に当てられる光は、太陽光等の自然光や、白
熱灯、蛍光灯の光など、多種に亘るため、結果的に患部
に多種の波長の光が当てられ、患部の治療効果や予防効
果が大変高くなる。使用者は放射線治療具1を使用した
まま行動できるので、長時間治療を行うことが可能にな
り、これによっても、高い治療効果や予防効果が期待で
きる。また、装着方法が、光ストロー3を口で銜えるの
みで良いため、いつでも、使用者が好きな時間に簡単に
装着できる優れた面も有する。さらに、本実施例の放射
線治療具1は、集光部6と光ファイバ2の束など、簡単
な構成と費用で作成できるため、放射線治療にかかるコ
ストが、従来の通院による治療費に比較して大変安くな
る。
【0011】〔第2実施例〕図3に第2実施例の放射線
治療具1を使用者が使用した状態の図を示す。この実施
例の放射線治療具1は、耳の中に光を当て、中耳炎や内
耳炎の治療を行うものである。この実施例も、光ストロ
ー3の放射部5側が変形可能に設けられており、使用者
の耳に応じて形が変えられるように設けられている。そ
して、本実施例は、市販のヘアバンドか、放射線治療具
1を頭部に保持するための専用保持具を用いることによ
って、集光部6を上方に向けた状態で、放射線治療具1
を耳に装着することができる。
【0012】〔第3実施例〕図4に第3実施例の放射線
治療具1を使用者が使用した状態の図を示す。この実施
例の放射線治療具1は、光ストロー3の放射部5側を鼻
内に深く差し込み、蓄膿症の治療を行うもので、光スト
ロー3の受光部4側を除き、殆どの光ストロー3が変形
可能に設けられている。なお、本実施例の放射線治療具
1は、少なくとも使用に慣れない初期のうちは、自分で
装着せず、専門医に装着してもらったほうが良い。
【0013】〔変形例〕上記の実施例では、口内、耳
内、鼻腔内に放射線治療する例を示したが、気管支の内
部や胃の内部など、他の体の内部へ光を導くように設け
ても良い。フィルタを使って、あるいはフィルタ効果を
用いて、治療に不要な波長をカットしても良い。一本、
あるいは数本の光ファイバをガン患部などの患部へ差し
込み、患部の治療を行っても良い。放射部に光を拡散す
る拡散部(新たにレンズ等を追加しても良いし、光ファ
イバを加工して用いても良い)を設けて広い範囲へ放射
線を与えるように設けたり、あるいは放射部に光を収束
させる集光部(新たにレンズ等を追加しても良いし、光
ファイバを加工して用いても良い)を設けて、放射線を
スポット的に患部へ与えるように設けても良い。さら
に、上記の実施例では、体の内部の患部の治療および病
気の予防を行う例を示したが、放射部から放射される放
射線を通常衣服によって覆われる体の表面に放射して、
例えば足のたむしの治療、陰部のたむしの治療、肩のこ
りの治療など、体の表面からの放射線治療に用いること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】放射線治療具の断面図である(第1実施例)。
【図2】口内治療における放射線治療具の使用状態を示
す斜視図である(第1実施例)。
【図3】耳内治療における放射線治療具の使用状態を示
す斜視図である(第2実施例)。
【図4】蓄膿症治療における放射線治療具の使用状態を
示す斜視図である(第3実施例)。
【符号の説明】
1 放射線治療具 2 光ファイバ 3 光ストロー 4 受光部 5 放射部 6 集光部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ファイバを用い、一方の端が治療者の環
    境の光を受ける位置に配され、他方の端の放射部が治療
    部へ向けられる放射線治療具。
  2. 【請求項2】前記受光部には、この受光部に光を集める
    集光部が設けられる、請求項1の放射線治療具。
  3. 【請求項3】前記放射部は、体内に差し込まれて、治療
    部へ向けられる、請求項1または請求項2のいずれかに
    記載の放射線治療具。
JP17720993A 1993-06-04 1993-06-04 放射線治療具 Pending JPH06343708A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17720993A JPH06343708A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 放射線治療具

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JP17720993A JPH06343708A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 放射線治療具

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Publication Number Publication Date
JPH06343708A true JPH06343708A (ja) 1994-12-20

Family

ID=16027083

Family Applications (1)

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JP17720993A Pending JPH06343708A (ja) 1993-06-04 1993-06-04 放射線治療具

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6454695B1 (en) 1998-02-05 2002-09-24 Fumie Morishige Therapeutic instrument for treating or relieving psoriasis, atopic dermatitis, articular rheumatism and/or cancer or preventing the progress of these diseases and method of utilization thereof
CN110051537A (zh) * 2019-05-22 2019-07-26 赵升 一种光辐内热式针灸针

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0326255A (ja) * 1989-06-22 1991-02-04 Hisashi Matsushima 床擦れ防止・治療用クッション装置
JPH04200464A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Emiko Deguchi 光伝送式鍼治療針

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