JPH0634186U - 圧縮機のベルト掛け構造 - Google Patents

圧縮機のベルト掛け構造

Info

Publication number
JPH0634186U
JPH0634186U JP7590492U JP7590492U JPH0634186U JP H0634186 U JPH0634186 U JP H0634186U JP 7590492 U JP7590492 U JP 7590492U JP 7590492 U JP7590492 U JP 7590492U JP H0634186 U JPH0634186 U JP H0634186U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
screw shaft
compressor
motor base
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7590492U
Other languages
English (en)
Inventor
禎司 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA filed Critical MITSUISEIKI KOGYO KABUSHIKI KAISHA
Priority to JP7590492U priority Critical patent/JPH0634186U/ja
Publication of JPH0634186U publication Critical patent/JPH0634186U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮機側を移動させないでベルト交換を容易
に、かつ迅速に行う簡易構造のベルト掛け構造を提供す
る。 【構成】 圧縮機10をベルト16を介して駆動するモ
ータ12を支持すべく枠体11に片持支持されるモータ
ベース1の自由端側にねじ軸2を着離自在に挿着係合せ
しめ、ねじ軸2に螺合する一対のナット4a,4bを締
め込んでベルト16の張力調整と取り外しを行う。 【効果】 ベルトの取り外し,取り付けの容易化が出
来、圧縮機の稼動率の向上が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ベルトを介してモータで駆動される圧縮機のベルト掛け構造に関す る。
【0002】
【従来の技術】
ベルトを介してモータで駆動されるベルト駆動式の圧縮機の場合、圧縮機は枠 体上に載置され、モータは枠体内に配置される。該モータと圧縮機間には複数本 のベルトが架設されるが、該ベルトは適宜の張力でモータと圧縮機間に架設され る。圧縮機の組立時においてはベルトに所望の張力を加えながら組み付けること は比較的容易に出来るが、ベルト交換が必要の場合、モータ側又は圧縮機側のい ずれか又は双方を移動させてベルトを弛めることが必要になる。従来一般に採用 されている構造では、圧縮機側を移動するものが主であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
圧縮機には多くの配管等が連結しているため、ベルト交換時にはそれ等の配管 を取り外した後でなければ圧縮機を移動することが出来ない。配管類の取り外し 、取り付けには極めて多くの時間を要するため、ベルト交換作業には多くの作業 時間を必要とする。そのため、圧縮機の稼動率が低下する問題点がある。更に、 前記したようにベルトは適宜の張力で圧縮機とモータ間に架設されるが、張力調 整が難しく、多くの作業時間を必要とする問題点もあった。
【0004】 本考案は、以上の問題点を解決するもので、ベルト交換が容易に、かつ短時間 で出来、圧縮機の稼動率が向上し得ると共に、ベルト張力の調整が迅速に行われ る圧縮機のベルト掛け構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以上の目的を達成するために、枠体上に載置され、ベルトを介して モータで駆動される圧縮機のベルト掛け構造において、前記枠体に基端側を片持 ちピン支持されると共に開口する長孔を自由端側に形成するモータベースと、前 記枠体に基端側をピン支持され前記長孔内に開口側から着離自在に挿入されるね じ軸と、該ねじ軸をモータベースに固定すべく前記ねじ軸に螺着される一対のナ ットと、前記モータベースの長孔に挿着されたねじ軸の抜け出しを防止すべく前 記モータベースの自由端側に着脱自在に固着されるストッパプレートを設けてな る圧縮機のベルト掛け構造を構成するものである。
【0006】
【作用】
ねじ軸はモータベースの長孔内に挿入され、一対のナットでモータベースを挟 持した状態でねじ軸はモータベース側に固定される。ねじ軸を固定した後モータ ベースの自由端側にストッパプレートを固着し、ねじ軸の飛び出しを防止する。 ベルト交換時にはモータベースをクレーン等を用いて懸架し、ストッパプレート を取り外してねじ軸を回動させてねじ軸とモータベースとの連結を解除する。そ の状態で前記クレーン等を操作することによりモータが移動し、ベルトを容易に 取り外しおよび交換することが出来る。組み付け時には、自由状態にあるねじ軸 の一対のナットを適当な位置に移動し、ねじ軸をモータベース側に挿着し、一対 のナットを回転しながらベルト張力を調整する。また、クレーン等を使用しない でベルト交換を行う場合は一対のナットをねじ軸に沿って回転移動することによ りベルトが弛み、ベルト交換を比較的容易に行うことも出来る。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。図1はベルト駆動式の圧縮 機の全体構造を示す正面図、図2はその上面図、図3はねじ軸まわりの詳細構造 を示す斜視図、図4はねじ軸およびストッパプレートの取り付け状態を示す部分 上面図である。
【0008】 図1および図2において、圧縮機10は枠体11の上方に載置される。一方、 圧縮機10の駆動用のモータ12は枠体11内に収納されモータベース1上にボ ルト13により固定される。圧縮機10側のプーリ14とモータ12側のプーリ 15間にはベルト16が張架される。
【0009】 モータベース1は平面の両側縁を折り曲げたプレートから形成され、その基端 側はピン18により枠体11上に固定されるフレーム17に片持ピン支持される 。図3,図4に詳細に示すようにモータベース1の自由端側には自由端側に開口 する長孔6が2箇所(図2)形成されると共に、その近傍にナット部材8が溶着 される。
【0010】 ねじ軸2は図1に示すようにその基端側をピン19によりフレーム17に片持 ピン支持される。なお、ねじ軸2は回動時に長孔6内に丁度挿入し得る位置に配 置される。ねじ軸2には上下に一対のナット4a,4bと座金5a,5bが螺着 および挿着される。
【0011】 ストッパプレート3はモータベース1の自由端側に架設される横断面が山形状 のプレートからなり、ストッパプレート取付孔7を貫通形成する取付板部3aと 長孔6の開口部を閉止する切欠部3bを形成するものからなる。図4に示すよう にストッパプレート取付孔7を介してボルト9をモータベース1のナット部材8 に螺合することによりストッパプレート3はモータベース1に固定され、切欠部 3bにより長孔6の開口部を閉止する。
【0012】 次に、本実施例の作用を説明する。図1に示すように圧縮機10とモータ12 間にベルト16を架設し、ねじ軸2をモータベース1の長孔6内に挿入し、一対 のナット4a,4bおよび座金5a,5bをモータベース1の上下に配置して共 締めする。ナット4a,4bのねじ軸2への螺着位置を調整することによりモー タベース1のピン18を中心とする回動位置が変化し、ベルト16の張力が調整 される。ベルト16の張力調整が終了したらストッパプレート3をモータベース 1に固定し、ねじ軸2の外れを防止する。
【0013】 次に、ベルト12の取り外しおよび取り付け動作について説明する。図1に示 すようにクレーン(図略)のつり上げ用ロープ20等をモータベース1に連結す る。図3に示すようにストッパプレート3をモータベースから取り外し、ナット 4a,4bを弛める。図1に示すように、ねじ軸2をピン19を中心として図の 反時計方向に回動し、モータベース1とねじ軸2との連結を解除する。クレーン によりモータベース1を持ち上げ、モータベース1をピン18を中心として時計 方向に回動することによりベルト16が弛み取り外し可能になる。
【0014】 次に、新しいベルト16をプーリ14とプーリ15間に架設する。図1の2点 鎖線状態にあるねじ軸2のナット4a,4bを新しいベルト16の長さに対応さ せて適宜位置に位置決めする。この作業はねじ軸2が自由状態にあるため容易に 出来る。ねじ軸2を時計方向に回動し、長孔6内に挿入する。モータベース1の 上下に位置づけられたナット4a,4bを座金5a,5bと介してモータベース 1側に固定する。クレーンによる持ち上げを解放しながらナット4a,4bを適 宜回動し、新しいベルト16の張力を調整する。次に、ストッパプレート3をモ ータベース1の自由端側にボルト9により固定する。長孔6は切欠部3bにより 閉止されるため、ねじ軸2の外れは生じない。以上のように、圧縮機10側を全 く動かすことなくベルト16の交換で出来るため、単時間でベルト交換が出来る 。また、前記したように、ねじ軸2に螺合するナット4a,4bをベルト16の 寸法に対応させて粗位置合わせした後にモータベース1側に係合させることが出 来るため、ナット4a,4bでモータベース1を挟持した後に行う締結作業が容 易となり、かつ短時間で終了させることが出来る。
【0015】 本実施例において、各構成部材は図示の構造のものを採用したが、その詳細構 造は図示のものに限定するものではない。
【0016】
【考案の効果】
本考案によれば、次のような効果が上げられる。 (1)圧縮機側を動かすことなく、モータ側の移動のみでベルトの取り付け,取 り外しが出来るため、圧縮機の配管等をその都度取り外す作業が不要となり、ベ ルト交換時間を大巾に短縮することが出来る。それにより、圧縮機の稼動率が向 上する。 (2)ベルト張力を調整するためにねじ軸に螺合するナットの位置をねじ軸をモ ータベースから外した状態で予め調整することが出来るため、ベルト張力の調整 が迅速に行われる。 (3)ストッパプレートによりねじ軸の外れが防止されるため安全性の向上が図 れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体構造を示す正面図
【図2】図1のA矢視の上面図
【図3】ねじ軸まわりの詳細構造を示す斜視図
【図4】図3の上面図
【符号の説明】
1 モータベース 2 ねじ軸 3 ストッパプレート 3a 取付板部 3b 切欠部 4a ナット 4b ナット 5a 座金 5b 座金 6 長孔 7 ストッパプレート取付孔 8 ナット部材 9 ボルト 10 圧縮機 11 枠体 12 モータ 13 ボルト 14 プーリ 15 プーリ 16 ベルト 17 フレーム 18 ピン 19 ピン 20 つり上げ用ロープ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠体上に載置され、ベルトを介してモー
    タで駆動される圧縮機のベルト掛け構造において、前記
    枠体に基端側を片持ちピン支持されると共に開口する長
    孔を自由端側に形成するモータベースと、前記枠体に基
    端側をピン支持され前記長孔内に開口側から着離自在に
    挿入されるねじ軸と、該ねじ軸をモータベースに固定す
    べく前記ねじ軸に螺着される一対のナットと、前記モー
    タベースの長孔に挿着されたねじ軸の抜け出しを防止す
    べく前記モータベースの自由端側に着脱自在に固着され
    るストッパプレートを設けることを特徴とする圧縮機の
    ベルト掛け構造。
JP7590492U 1992-10-08 1992-10-08 圧縮機のベルト掛け構造 Pending JPH0634186U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7590492U JPH0634186U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 圧縮機のベルト掛け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7590492U JPH0634186U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 圧縮機のベルト掛け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0634186U true JPH0634186U (ja) 1994-05-06

Family

ID=13589795

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7590492U Pending JPH0634186U (ja) 1992-10-08 1992-10-08 圧縮機のベルト掛け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0634186U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4512752A (en) Belt tensioning device
JPH0634186U (ja) 圧縮機のベルト掛け構造
US3636786A (en) Drive adjustment for fixed center drive
JPH11136903A (ja) 脚付電動機のベルト張力調整装置
JP2002061724A (ja) 駆動機用台盤
JPH09249306A (ja) ベルトコンベアのベルト取付装置
KR0117947Y1 (ko) 차량의 엔진 마운팅 장치
KR100590654B1 (ko) 자동차 에어컨용 컴프레서의 자동 텐션 장치
JP3271662B2 (ja) 自動ドア駆動用ベルトのテンション調整装置
JPH0610221U (ja) 金属検出機用ベルト簡易着脱型コンベヤー
JP3430580B2 (ja) 振動スクリーン
KR960006291Y1 (ko) 펀 와인다의 스핀들 구동밸트 장력조절구조
JP4998926B2 (ja) ベルト駆動型作業機
KR0184789B1 (ko) 구동벨트 장력 조절장치
CN218761187U (zh) 可调节张紧的医疗设备用传动钢带装置及医疗设备
US5256111A (en) Drive chain tensioner
CN113245514A (zh) 一种砂箱卡具
JPH11173463A (ja) ボルト付配管バンド
JP2001108152A (ja) 配管吊りバンド
JP2547057Y2 (ja) 支持軸を一対の支持ブラケットに取付ける取付機構
JP2582094Y2 (ja) エンジン補機の取付け装置
JP2588568B2 (ja) モータ取付装置
KR100188790B1 (ko) 자동차 조립공정의 도어 조립장치
JPH0910426A (ja) 玉磨き揚送装置
JPH0610220U (ja) ベルトコンベヤにおけるモータベース固定装置