JPH0634126A - 温風機の警報装置 - Google Patents
温風機の警報装置Info
- Publication number
- JPH0634126A JPH0634126A JP18774992A JP18774992A JPH0634126A JP H0634126 A JPH0634126 A JP H0634126A JP 18774992 A JP18774992 A JP 18774992A JP 18774992 A JP18774992 A JP 18774992A JP H0634126 A JPH0634126 A JP H0634126A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- temperature
- blower
- warm air
- alarm device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】送風機の動作検出部を不要にするとともに一つ
の温度センサでヒータの異常加熱検出と送風機異常の検
出とを可能にする温風機の警報装置を提供する。 【構成】この温風機は、ヒータ２の発生する熱を送風機
１によって温風にして送る。温度センサ３はヒータ２近
傍の温度を検出し、温度測定回路４は温度センサ３出力
からヒータ２近傍の温度を測定する。微分処理部５は温
度測定回路４出力から測定温度の時間傾度を検出し、制
御部６は微分処理部５出力に応答してヒータ２の制御を
行うとともに警報信号を生ずる。
の温度センサでヒータの異常加熱検出と送風機異常の検
出とを可能にする温風機の警報装置を提供する。 【構成】この温風機は、ヒータ２の発生する熱を送風機
１によって温風にして送る。温度センサ３はヒータ２近
傍の温度を検出し、温度測定回路４は温度センサ３出力
からヒータ２近傍の温度を測定する。微分処理部５は温
度測定回路４出力から測定温度の時間傾度を検出し、制
御部６は微分処理部５出力に応答してヒータ２の制御を
行うとともに警報信号を生ずる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は温風機の警報装置に関
し、特に温風循環形空中線融雪装置に用いる温風機の警
報装置に関する。
し、特に温風循環形空中線融雪装置に用いる温風機の警
報装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の温風機は、図３のブロック図に示
すように、送風機１とヒータ２と送風機１の動作を検出
する動作検出部７とヒータ２の異常過熱を検出するサー
モスタット８とを有している。又、これらを制御するた
めの制御部６が別に用意されている。
すように、送風機１とヒータ２と送風機１の動作を検出
する動作検出部７とヒータ２の異常過熱を検出するサー
モスタット８とを有している。又、これらを制御するた
めの制御部６が別に用意されている。
【０００３】次に上記温風機の動作について説明する。
制御部６ａの指令によりまず送風機１が起動する。動作
検出部７が送風機１の動作を確認すると、制御部６ａの
制御により、ヒータ２が投入され、温風が受風装置（図
示せず）に供給される。
制御部６ａの指令によりまず送風機１が起動する。動作
検出部７が送風機１の動作を確認すると、制御部６ａの
制御により、ヒータ２が投入され、温風が受風装置（図
示せず）に供給される。
【０００４】また、温風機の動作中に送風機１が停止し
たことを動作検出部７が検出したりヒータ２の異常過熱
をサーモスタット８が検出した場合には、制御部６ａが
直ちにヒータ２への電源供給を停止し、ヒータ２の焼損
を防止する。
たことを動作検出部７が検出したりヒータ２の異常過熱
をサーモスタット８が検出した場合には、制御部６ａが
直ちにヒータ２への電源供給を停止し、ヒータ２の焼損
を防止する。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】この従来の温風機で
は、動作検出部とサーモスタットの２つのセンサー部が
必要であり、特に動作検出部の機構が複雑となる場合が
多いという欠点があった。
は、動作検出部とサーモスタットの２つのセンサー部が
必要であり、特に動作検出部の機構が複雑となる場合が
多いという欠点があった。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の温風機の警報装
置は、ヒータの発生する熱を送風機によって温風にして
送る温風機の警報装置において、前記温風機の警報装置
が、前記ヒータ近傍の温度を検出する温度センサと、前
記温度センサ出力から前記ヒータ近傍の温度を測定する
温度測定回路と、前記温度センサ出力から前記ヒータ近
傍の温度を測定する温度測定回路と、前記測定温度の時
間傾度を検出する微分処理部と、前記微分処理部出力と
に応答して前記ヒータの制御を行うとともに警報信号を
生ずる制御部とを備えている。
置は、ヒータの発生する熱を送風機によって温風にして
送る温風機の警報装置において、前記温風機の警報装置
が、前記ヒータ近傍の温度を検出する温度センサと、前
記温度センサ出力から前記ヒータ近傍の温度を測定する
温度測定回路と、前記温度センサ出力から前記ヒータ近
傍の温度を測定する温度測定回路と、前記測定温度の時
間傾度を検出する微分処理部と、前記微分処理部出力と
に応答して前記ヒータの制御を行うとともに警報信号を
生ずる制御部とを備えている。
【０００７】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。図２
はこの実施例に使用するヒータ２近傍における温度上昇
の様子を示す図である。
る。図１は本発明の一実施例のブロック図である。図２
はこの実施例に使用するヒータ２近傍における温度上昇
の様子を示す図である。
【０００８】図１および図２を併せ参照すると、この温
風機は、従来技術の温風機と同様の送風機１とヒータ２
により受風装置（図示せず）に温風を供給する。まず、
この温風機が起動する際は、制御部６が送風機１に電源
供給し、続いてヒータ２へ電源を供給する。この時、温
風機の全てが正常であれば、温度センサ３からの信号に
よって温度測定回路４で測定された温度Ｔは、図２のｂ
のカーブのように上昇し、温度ＴNRM を越えるが温度Ｔ
ALM には到達しない。ここで、温度ＴNRM は、外気温Ｔ
O にヒータ２による加熱分を加えた温度であり、正常時
には最低限到達しなければならない温度である。一方、
温度ＴALM は、それ以上の温度上昇は異常であると判断
できる温度である。
風機は、従来技術の温風機と同様の送風機１とヒータ２
により受風装置（図示せず）に温風を供給する。まず、
この温風機が起動する際は、制御部６が送風機１に電源
供給し、続いてヒータ２へ電源を供給する。この時、温
風機の全てが正常であれば、温度センサ３からの信号に
よって温度測定回路４で測定された温度Ｔは、図２のｂ
のカーブのように上昇し、温度ＴNRM を越えるが温度Ｔ
ALM には到達しない。ここで、温度ＴNRM は、外気温Ｔ
O にヒータ２による加熱分を加えた温度であり、正常時
には最低限到達しなければならない温度である。一方、
温度ＴALM は、それ以上の温度上昇は異常であると判断
できる温度である。
【０００９】次に、送風機１が起動せずにヒータ２に通
電された場合には、温度センサ３が図２のａのカーブの
ような急激な温度上昇を検出するため、温度測定回路４
から出力される温度の時間に対する変化分（温度の時間
経度）ｄT ／ｄt を検出する微分処理部５が、あらかじ
め設定されたｄT ／ｄt の許容値以上の値を検出し、温
度上昇の異常を判断する。これにより制御部６は、ヒー
タ２への通電を停止し、警報を出力する。又、正常な状
態から突然送風機１が停止した場合は、ヒータ２の近傍
温度が図２のｂカーブからｄカーブを通ってａカーブへ
至るが、この場合の動作も上述と同様に行なわれる。
電された場合には、温度センサ３が図２のａのカーブの
ような急激な温度上昇を検出するため、温度測定回路４
から出力される温度の時間に対する変化分（温度の時間
経度）ｄT ／ｄt を検出する微分処理部５が、あらかじ
め設定されたｄT ／ｄt の許容値以上の値を検出し、温
度上昇の異常を判断する。これにより制御部６は、ヒー
タ２への通電を停止し、警報を出力する。又、正常な状
態から突然送風機１が停止した場合は、ヒータ２の近傍
温度が図２のｂカーブからｄカーブを通ってａカーブへ
至るが、この場合の動作も上述と同様に行なわれる。
【００１０】次に、ヒータ２に断線が発生した場合は、
ヒータ２の近傍温度が図２のｃのカーブになる。この時
は、ある一定の時間がたってもヒータ２の近傍温度が温
度ＴNRM に到達しないため、制御部６は警報を出力す
る。
ヒータ２の近傍温度が図２のｃのカーブになる。この時
は、ある一定の時間がたってもヒータ２の近傍温度が温
度ＴNRM に到達しないため、制御部６は警報を出力す
る。
【００１１】最後に、何らかの原因でヒータ２が異常な
発熱をして過熱状態になった時には、ヒータ２の近傍温
度が、図２のｅのカーブのような温度変化を生じ、最終
的に温度ＴALM を越えることにより、制御部６は警報を
出力する。
発熱をして過熱状態になった時には、ヒータ２の近傍温
度が、図２のｅのカーブのような温度変化を生じ、最終
的に温度ＴALM を越えることにより、制御部６は警報を
出力する。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、温度変化
の時間に関する傾き（温度の時間傾度）を測定するの
で、送風機停止による障害をヒータ近傍温度が異常なレ
ベルに到達する前に検出できる。この結果、この温風機
の警報装置は、送風機の動作検出部を不要にするだけで
なく、一つの温度センサで、異常過熱の検出と送風機異
常の検出とを同時に行なうことができるという効果を有
する。
の時間に関する傾き（温度の時間傾度）を測定するの
で、送風機停止による障害をヒータ近傍温度が異常なレ
ベルに到達する前に検出できる。この結果、この温風機
の警報装置は、送風機の動作検出部を不要にするだけで
なく、一つの温度センサで、異常過熱の検出と送風機異
常の検出とを同時に行なうことができるという効果を有
する。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】この実施例に使用するヒータ２近傍における温
度上昇の様子を示す図である。
度上昇の様子を示す図である。
【図３】従来の温風機のブロック図である。
１ 送風機 ２ ヒータ ３ 温度センサ ４ 温度測定装置 ５ 微分処理部 ６，６ａ 制御部 ７ 動作検出部 ８ サーモスタット
Claims (2)
- 【請求項１】 ヒータの発生する熱を送風機によって温
風にして送る温風機の警報装置において、前記温風機の
警報装置が、前記ヒータ近傍の温度を測定する温度セン
サと、前記測定温度の時間変化を検出する温度変化検出
手段とを備えることを特徴とする温風機の警報装置。 - 【請求項２】 ヒータの発生する熱を送風機によって温
風にして送る温風機の警報装置において、前記温風機の
警報装置が、前記ヒータ近傍の温度を検出する温度セン
サと、前記温度センサ出力から前記ヒータ近傍の温度を
測定する温度測定回路と、前記温度センサ出力から前記
ヒータ近傍の温度を測定する温度測定回路と、前記測定
温度の時間傾度を検出する微分処理部と、前記微分処理
部出力とに応答して前記ヒータの制御を行うとともに警
報信号を生ずる制御部とを備えることを特徴とする温風
機の警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18774992A JPH0634126A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 温風機の警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18774992A JPH0634126A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 温風機の警報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0634126A true JPH0634126A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16211533
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18774992A Pending JPH0634126A (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | 温風機の警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0634126A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6648532B2 (en) | 2000-09-29 | 2003-11-18 | Seiko Epson Corporation | Tape printing apparatus |
| KR200464685Y1 (ko) * | 2011-03-17 | 2013-01-15 | 한일전기엠엠씨 주식회사 | Ｐｔｃ 온풍기 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0422213U (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-25 | ||
| JP3091694B2 (ja) * | 1995-07-21 | 2000-09-25 | ラティス・セミコンダクター・コーポレイション | 多重フィールドプログラマブルデバイスの同時プログラミング方法 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP18774992A patent/JPH0634126A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0422213U (ja) * | 1990-06-15 | 1992-02-25 | ||
| JP3091694B2 (ja) * | 1995-07-21 | 2000-09-25 | ラティス・セミコンダクター・コーポレイション | 多重フィールドプログラマブルデバイスの同時プログラミング方法 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6648532B2 (en) | 2000-09-29 | 2003-11-18 | Seiko Epson Corporation | Tape printing apparatus |
| KR200464685Y1 (ko) * | 2011-03-17 | 2013-01-15 | 한일전기엠엠씨 주식회사 | Ｐｔｃ 온풍기 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980811 |