JPH06339281A - 電源装置、放電灯点灯装置および照明装置 - Google Patents

電源装置、放電灯点灯装置および照明装置

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JPH06339281A
JPH06339281A JP5245689A JP24568993A JPH06339281A JP H06339281 A JPH06339281 A JP H06339281A JP 5245689 A JP5245689 A JP 5245689A JP 24568993 A JP24568993 A JP 24568993A JP H06339281 A JPH06339281 A JP H06339281A
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文則 仲矢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インバータのスイッチング装置のスイッチング
動作の異常を誘発することなく、補助直流電源装置の電
源インピーダンスを低下させることのできる電源装置、
放電灯点灯装置および照明装置を提供すること。 【構成】インバータ23のスイッチング装置に接続した
スナバ回路をコンデンサC15、抵抗R11および第1
の整流素子D15の直列回路で構成し、このスナバ回路
を介して得た補助直流電源装置にて昇圧チョッパ、前記
インバータ等の制御装置24、25に電力を供給する。 【効果】補助直流電源装置に電力を供給するスナバ回路
には抵抗が介挿されているため、コンデンサが放電する
ときの急峻な過電流成分を抑制できるため、そのコンデ
ンサの容量を大きくすることができ、よって、補助直流
電源装置の電源インピーダンスを低下させることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直流電圧をスイッチン
グ装置を用いて高周波電圧に変換するインバータ回路を
有する電源装置、放電灯点灯装置および照明装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種電源装置は各種のものが知
られている。また、近時、入力力率を高めながら入力電
流の歪も小さく抑える目的から、昇圧チョッパとインバ
−タとを組合わせてなる電源装置も提案されている。こ
のような電源装置としては、例えば図7に示すような構
成のものが知られている。同図に示す回路は、図示しな
い電源に接続されたインダクタL1、スイッチング装置
SおよびダイオードD1を有するチョッパ回路1に、平
滑用のコンデンサCを介してインバータ4が接続されて
いる。そして、インダクタL1に2次巻線L2を設け、
この2次巻線L2にコンデンサC1、コンデンサC3、
ダイオードD2、ダイオードD4、および抵抗R2を接
続して第1の補助直流電源装置を構成している。そして
この第1の補助直流電源装置にチョッパ制御回路2およ
びインバータ制御回路3が接続され、インバータ制御回
路3は起動用の抵抗R1を介して電源にも接続されてい
る。
【0003】一方、インバータ回路4は、ハーフブリッ
ジ形の2つのスイッチング素子Q1,Q2を有してお
り、これらスイッチング素子Q1,Q2のうちの一方の
スイッチング素子Q2には、コンデンサC4およびダイ
オードD5からなるスナバ回路が設けられている。この
スナバ回路のコンデンサC4とダイオードD5との中間
からは、ダイオードD6およびコンデンサC5を介して
チョッパ制御回路2に電力を供給するようになってい
る。すなわち、前記ダイオードD6およびコンデンサC
5は第2の補助直流電源装置を構成している。
【0004】そして、電源が投入されると、起動用の抵
抗R1を介してインバータ制御回路3が起動し、インバ
ータ回路4の動作により前記スナバ回路、ダイオードD
6およびコンデンサC5(第2の補助直流電源装置)を
介して電力を供給されてチョッパ制御回路2が動作し、
チョッパ回路1が起動する。その後、チョッパ回路1に
おけるインダクタL1の2次巻線L2出力によりチョッ
パ制御回路2およびインバータ制御回路3を動作させ、
チョッパ制御回路2およびインバータ制御回路3を駆動
している。
【0005】ところが、同図に示す従来例の場合には制
御回路の消費電流が増加すると、スナバ回路を構成し、
かつ、電源インピーダンスとなるコンデンサC4の容量
を増加させなければならなくなる。しかしながら、コン
デンサC4の容量を増加させると、インバータ回路4の
スイッチング素子Q2がオフ時にコンデンサC4に蓄積
される電荷が多くなり、スイッチング素子Q2がオンの
ときに、図6にスイッチング素子Q2の電流波形を示す
ように、急峻な過電流成分が発生し、スイッチング動作
に異常を来す虞がある。
【0006】また、図7のものは、起動用の抵抗R1を
介して電源からインバ−タ制御回路に電力を供給するよ
うにしているため、この起動用の抵抗R1による出力損
失が大きいという問題がある。そして、図7の電源装置
の立上がり時間を速くしようとすると、前記起動用の抵
抗R1の抵抗値を小さくする必要があり、この場合、一
層電力損失が増加する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、図7に
示す従来の場合には、制御回路の電源インピーダンスを
増加させると、インバータ回路のスイッチング素子のス
イッチング動作に異常を来す虞があった。また、電力損
失が比較的大きいという問題もある。
【0008】そこで本発明は、上記のような不都合を解
消するものであり、インバータ回路のスイッチング素子
のスイッチング動作の異常を誘発することなく、制御回
路に必要な電力を供給でき、また、電力損失の軽減も可
能な電源装置、放電灯点灯装置および照明装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、直流電源装置の出力端間
に互いに直列的に設けられ交互にオンオフする一対のス
イッチング装置と、コンデンサ、抵抗および第1の整流
素子を直列に含み、前記コンデンサを直流電源装置の正
極側にするとともに、前記第1の整流素子の導通方向を
前記スイッチング装置の導通方向と逆向きにして前記ス
イッチング装置の一方に並列接続されたスナバ回路と、
第2の整流素子およびこの整流素子の出力を平滑するコ
ンデンサを有してなり、前記スナバ回路のコンデンサを
介して電力を供給される補助電源装置とを備えた電源装
置である。
【0010】請求項2に記載の発明は、インダクタ装
置、第1のスイッチング装置およびこの第1のスイッチ
ング装置の発振制御装置を有するチョッパ回路と、第2
のスイッチング装置、この第2のスイッチング装置を始
動させる始動回路および前記第2のスイッチング装置に
並列的に設けられたスナバ回路を有し、自己の出力の一
部を帰還して発振する自励形のインバ−タ回路と、この
インバ−タ回路の出力を制御可能な出力制御装置と、こ
のインバ−タ回路の出力にて付勢される負荷と、前記イ
ンバ−タ回路のスナバ回路から電力を取出し少なくとも
前記発振制御装置に電力供給する相対的に小容量な第1
の補助電源装置と、前記インダクタ装置から電力を取出
し前記発振制御装置および前記出力制御装置に電力供給
する相対的に大容量な第2の補助電源装置と、を具備し
たことを特徴とする電源装置である。
【0011】また、請求項3に記載の発明の放電灯点灯
装置は、請求項1または2記載の電源装置に放電ランプ
を点灯させる放電灯点灯手段を接続したことを特徴とす
る。
【0012】さらに、本発明の照明装置は、器具本体内
に上記放電灯点灯装置を内蔵し、放電ランプを点灯させ
ることを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、スナバ回路を構
成する直列回路には抵抗が介挿されているため、コンデ
ンサが放電するときの急峻な過電流成分を抑制できるた
め、そのコンデンサの容量を大きくすることが可能にな
り、よって、補助直流電源装置の電源インピーダンスを
低下させることができる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、チョッパ回
路の発振制御装置、インバ−タ回路の出力制御装置のい
ずれにも図7のような起動用の抵抗が不要である。電源
を投入することにより、インバ−タ回路の第2のスイッ
チング装置が始動回路により始動し、その後自己の出力
により自励発振する。これにより、スナバ回路に電圧が
発生し、第1の補助電源装置はこの電圧に応じてチョッ
パ回路の発振制御装置に電力を供給する。チョッパ回路
の発振制御装置が作動すると、チョッパ回路は所定の出
力を発生するようになり、インダクタにも所定の電圧が
発生するから、これ以降は主として第2の補助電源装置
から前記発振制御装置および出力制御装置に電力を供給
する。
【0015】請求項3に記載の発明は、上記1または2
記載の発明の電源装置にて放電灯が点灯される。
【0016】請求項4に記載の発明は、上記3記載の発
明の放電灯点灯装置にて放電灯が点灯される照明器具と
なる。
【0017】
【実施例】以下,図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0018】図2において、11は器具本体で、この器
具本体11の下面には反射面が形成され、この反射面の
両端にランプソケット12,12が取り付けられ、これ
らランプソケット12,12間には放電ランプFLが接
続されている。また器具本体11には図1に示す回路が
内蔵されている。
【0019】図1に示すように、商用交流電源Eに全波
整流器21が接続され、この全波整流器21には力率改
善、高調波対策用の昇圧チョッパ回路22が接続されて
いる。この昇圧チョッパ回路22は、インダクタL1
1、スイッチング装置Q11としての電界効果トランジ
スタおよびダイオードD11にて構成されている。
【0020】そして、この昇圧チョッパ回路22の出力
端子には、平滑用のコンデンサC11を介して、高周波
変換用のインバータ回路23が接続されている。
【0021】このインバータ回路23は、ハーフブリッ
ジ形に設けられたスイッチング装置Q12、Q13とし
てのトランジスタを主として構成され、このスイッチン
グ装置Q12のベース、エミッタ間には、たとえば可飽
和形である変流器Tr1の制御巻線Tr1bが接続さ
れ、スイッチング装置Q13のベース、エミッタ間に
は、変流器Tr1の制御巻線Tr1cが接続され、スイ
ッチング装置Q12のエミッタおよびスイッチング装置
Q13のコレクタ間と全波整流器21の負極との間に
は、変流器Tr1の入力巻線Tr1aが接続されてい
る。
【0022】さらに、インバータ回路23には、直流カ
ット用のコンデンサC12およびチョークコイルL12
を介して放電ランプFLのフィラメントが接続され、こ
れらフィラメントの非電源側端子間には、始動用のコン
デンサC13が接続されている。
【0023】また、昇圧チョッパ回路22のインダクタ
L11には出力巻線L13が磁気的に結合され、この出
力巻線L13の一端は全波整流器21の負極に接続さ
れ、他端はダイオードD12およびコンデンサC14を
介して前記負極に接続されている。そしてこれらダイオ
ードD12およびコンデンサC14の接続点には、昇圧
チョッパ回路22のスイッチング装置Q11を制御する
発振制御装置24が接続されている。
【0024】一方、スイッチング装置Q13には、コン
デンサC15、限流抵抗R12および第1の整流素子D
15としてのダイオードからなるスナバ回路が図示の関
係接続されている。このスナバ回路のコンデンサC15
と抵抗R12との中点には、第2の整流素子D13とし
てのダイオードが接続され、さらに、この第2の整流素
子D13の出力を平滑するコンデンサC17が設けられ
ている。この第2の整流素子D13およびコンデンサC
17は補助電源装置を形成している。そして、この補助
直流電源装置の出力はインバータ23の出力を制御する
出力制御回路25に供給されるようになっている。前記
出力制御装置25は、本実施例では前記変流器Tr1を
制御し、もって、変流器Tr1の飽和時間、スイッチン
グ装置Q12、Q13のスイッチング周波数を変化させ
て出力を変化させるものである。
【0025】さらに、この補助直流電源装置の出力は、
抵抗R11およびダイオードD15を介してチョッパの
発振制御装置24に供給されるようになされている。
【0026】なお、図1では省略したが、図7のような
起動用の抵抗、あるいは周知のインバ−タ23始動回路
が適宜設けられる。
【0027】次に、上記図1に示す回路の実施例の動作
について説明する。まず、商用交流電源Eの電圧を全波
整流器21で全波整流し、昇圧チョッパ回路22では、
スイッチング装置Q11が動作していないため昇圧動作
せず、前記起動用の抵抗、あるいは周知のインバ−タ2
3始動回路により、先にインバータ23が作動する。こ
のインバータ23が動作すると、スナバ回路のコンデン
サC15を介して補助直流電源装置が充電され、出力制
御装置25に電力を供給するとともに、発振制御装置2
4にも電力を供給する。これにより、発振制御装置24
は昇圧チョッパ回路22を動作させる。そして、昇圧チ
ョッパ回路22が動作を始めると、この昇圧チョッパ回
路22のインダクタL11に設けられた出力巻線L13
出力により、発振制御装置24に電力が供給される。
【0028】その後、昇圧チョッパ回路22により、力
率を向上させるとともに、高調波を抑制して昇圧し、イ
ンバータ23で高周波に変換して放電ランプFLを高周
波点灯させる。
【0029】ここで、出力制御装置25および発振制御
装置24の電源を構成するスナバ回路および補助直流電
源装置の動作について説明すると、図3に示すようにイ
ンバータ23のスイッチング装置Q12およびQ13が
交互にスイッチングして、同図(a)に示すように、ス
イッチング装置Q12がオン、スイッング装置Q13が
オフのとき、コンデンサC15をおよび第2の整流素子
D13を介してコンデンサC17を充電するとともに、
各制御装置25、24に電力を供給する。また、同図
(b)に示すように、インバータ23のスイッチング装
置Q12がオフ、スイッチング装置Q13がオンした場
合には、コンデンサC15の電荷はスイッチング装置Q
13、第1の整流装置D15および限流抵抗R12を介
した閉ループで放電されるため、その限流抵抗R12に
より、コンデンサC15が放電するときの急峻な過電流
成分の発生を抑制する。
【0030】したがって、インバータのスイッチング素
子の異常動作を来すことなくコンデンサC15の容量を
大きくすることが可能で、補助直流電源装置の電源イン
ピーダンスを低下させることができるようになる。
【0031】また、この図1に示すようにインバータ2
3を必ず先に動作させると、昇圧チョッパ回路22が軽
負荷により必要以上に電圧が上昇することがなくなり、
信頼性が向上するという利点がある。
【0032】なお、本実施例では、補助直流電源装置の
電力を主としてインバ−タの出力制御装置に供給するも
のであったが、この他、主としてチョッパの発振制御装
置に供給するもの、主として両方に供給するもの、ある
いはそれ以外のものに供給するものであってもよいもの
である。また、この発明においては、チョッパとの組合
せを必須とするものでもない。
【0033】次に、他の実施例を図4を用いて説明す
る。
【0034】同図に示す回路は、図1に示した回路にお
いて、インダクタL11の出力巻線をなくし、昇圧チョ
ッパ22の始動後も、発振制御装置24は補助直流電源
装置の出力により動作されるものである。
【0035】したがって、同図に示した回路の場合も、
インバータ23が必ず先に動作するので、昇圧チョッパ
22が軽負荷により必要以上に電圧が上昇することがな
くなり、信頼性が向上するという利点がある。
【0036】図5を参照して他の実施例を説明する。図
1と同じあるいは対応する部分には同じ符号を付して説
明を省略する。本実施例におけるインバ−タ30は主と
して自己の出力の一部を帰還して発振する自励形のもの
であり、図1のものと同様に変流器Tr1を有してい
る。また、始動回路31を有している。この始動回路3
1は、時定数回路CR、トリガ素子T等にて構成される
もので、それ自体は周知のものである。そして、この始
動回路31の電流は図7の起動用抵抗に比し小さくてよ
いから、この始動回路31による電力損失はわずかであ
る。さらに、図1あるいは図6のもののように、第2の
スイッチング装置Q13としてのトランジスタと並列的
にスナバ回路を設け、このスナバ回路から電力を取出す
第1の補助電源装置32を有している。この第1の補助
電源装置32はチョッパ22の発振制御装置24に対
し、電力を供給するようになっている。そして、この第
1の補助電源装置32は、後述する第2の補助電源装置
33との関係において、相対的に小容量の電源装置を構
成する。
【0037】チョッパ22のインダクタL11には、図
1のものと同様に出力巻線L13を設け、この出力巻線
L13の出力を整流、平滑して第2の補助電源装置33
を構成している。そして、この第2の補助電源装置33
は前記第1の補助電源装置32より相対的に大きい容量
に構成されており、前記発振制御装置24、出力制御装
置25に電力を供給する。本実施例において、第1の補
助電源装置32と第2の補助電源装置33とは、平滑用
のコンデンサC18を共用している。
【0038】本実施例の作用を図6を参照して説明す
る。電源Eをt1にて投入する(図6(a))ことによ
り、インバ−タ30のスイッチング装置Q13が始動回
路31により始動し、その後自己の出力により自励発振
する(図6(c))。これにより、スナバ回路に電圧が発
生し、第1の補助電源装置32の電圧(C18の電圧)
がチョッパ22の発振制御装置24の作動電圧Vcに達
すると(図6(d))、発振制御装置24が作動し、チョ
ッパ22は所定の出力を発生するようになり(図6
(b))、インダクタL11にも所定の電圧が発生するか
ら、これ以後は主として第2の補助電源装置33から前
記発振制御装置24および出力制御装置25に電力を供
給する。また、これにより、出力制御装置25も作動可
能電圧を供給されるようになる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、補助直流電源装置に電力を供給するスナバ
回路には抵抗が介挿されているため、コンデンサが放電
するときの急峻な過電流成分を抑制できるため、そのコ
ンデンサの容量を大きくすることが可能で、よって、補
助直流電源装置の電源インピーダンスを低下させること
ができる。
【0040】請求項2に記載の発明によれば、起動用抵
抗を不要にでき、したがって、電力損失を低減できる。
【0041】請求項3に記載の発明は、上記1または2
記載の発明の電源装置にて放電灯を点灯することによ
り、上記した効果を奏する放電灯点灯装置を提供でき
る。
【0042】請求項4に記載の発明は、上記3記載の発
明の放電灯点灯装置にて放電灯が点灯される照明器具を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の放電灯点灯装置の一実施例を示す回路
図である。
【図2】同上照明装置の外観を示す斜視図である。
【図3】実施例における回路動作を示す説明図である。
【図4】本発明の放電灯点灯装置の他の実施例を示す回
路図である。
【図5】本発明の放電灯点灯装置のさらに他の実施例を
示す回路図である。
【図6】図5に示す実施例の作用を説明する図である。
【図7】従来の放電灯点灯装置を示す回路図である。
【図8】図7に示す回路の波形図である。
【符号の説明】
22…昇圧チョッパ、 23…インバータ、 24…発
振制御装置、 25…出力制御装置、 31…始動回
路、 32…第1の補助直流電源装置、 33…第2の
補助直流電源装置、 FL…放電ランプ、 C15…コ
ンデンサ、 D15…ダイオード、 R11…抵抗。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源装置の出力端間に互いに直列的に
    設けられ交互にオンオフする一対のスイッチング装置
    と;コンデンサ、抵抗および第1の整流素子を直列に含
    み、前記コンデンサを直流電源装置の正極側にするとと
    もに、前記第1の整流素子の導通方向を前記スイッチン
    グ装置の導通方向と逆向きにして前記スイッチング装置
    の一方に並列接続されたスナバ回路と;第2の整流素子
    およびこの整流素子の出力を平滑するコンデンサを有し
    てなり、前記スナバ回路のコンデンサを介して電力を供
    給される補助電源装置と;を具備したことを特徴とする
    電源装置。
  2. 【請求項2】インダクタ装置、第1のスイッチング装置
    およびこの第1のスイッチング装置の発振制御装置を有
    するチョッパ回路と;第2のスイッチング装置、この第
    2のスイッチング装置を始動させる始動回路および前記
    第2のスイッチング装置に並列的に設けられたスナバ回
    路を有し、自己の出力の一部を帰還して発振する自励形
    のインバ−タ回路と;このインバ−タ回路の出力を制御
    可能な出力制御装置と;このインバ−タ回路の出力にて
    付勢される負荷と;前記インバ−タ回路のスナバ回路か
    ら電力を取出し少なくとも前記発振制御装置に電力供給
    する相対的に小容量な第1の補助電源装置と;前記イン
    ダクタ装置から電力を取出し前記発振制御装置および前
    記出力制御装置に電力供給する相対的に大容量な第2の
    補助電源装置と;を具備したことを特徴とする電源装
    置。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載の電源装置に放電
    ランプを点灯させる放電灯点灯手段を接続したことを特
    徴とする放電灯点灯装置。
  4. 【請求項4】器具本体内に請求項3記載の放電灯点灯装
    置を内蔵し、放電ランプを点灯させることを特徴とする
    照明装置。
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