JPH0633825A - 内燃機関の吸入空気流量検出装置 - Google Patents

内燃機関の吸入空気流量検出装置

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JPH0633825A
JPH0633825A JP4189717A JP18971792A JPH0633825A JP H0633825 A JPH0633825 A JP H0633825A JP 4189717 A JP4189717 A JP 4189717A JP 18971792 A JP18971792 A JP 18971792A JP H0633825 A JPH0633825 A JP H0633825A
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JP
Japan
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temperature
energization
intake air
time
air flow
Prior art date
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Pending
Application number
JP4189717A
Other languages
English (en)
Inventor
健悟 ▲高▼山
Kengo Takayama
Kenichi Machida
憲一 町田
Satoru Watanabe
渡邊  悟
Naoyuki Tomizawa
尚之 冨澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】感温式流量計の検出誤差を小さくして検出精度
を高める。 【構成】イグニッションスイッチがオンされて感温式流
量計に通電が開始されてからの経過時間T1と、直前の
通電遮断後からの経過時間T2とを計測し、更に、前回
の通電時間T1-1も記憶しておき (S1〜S4, S20〜
S22) 、感温式流量計の出力電圧US に対応する吸入空
気流量のデータQφを検索し、T2からオフセット時間
OFF1、設定値T10 からT1-1を差し引いた値からオ
フセット時間TOFF2を求めて、T1+TOFF1−TOFF2
対して温度補正係数KT を求める (S5〜S8) 。そし
て、前記Qφに係数KT を乗じて吸入空気流量を補正す
る (S9) 。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の吸入空気流量
検出装置に関し、詳しくは、内燃機関の吸気通路中に配
置した感温抵抗に基づいて機関吸入空気流量を検出する
感温式流量計における検出誤差を補償する技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の電子制御燃料噴射装置におい
ては、機関の吸入空気流量Qを検出するための空気流量
計(エアフローメータ)を備え、この空気流量計で検出
された吸入空気流量Qと機関回転速度Nとから基本燃料
噴射量Tp=K×Q/N(Kは定数)を演算する構成さ
れたものが知られており、前記空気流量計として、実開
昭59−78926号公報等に開示されるような感温式
流量計が用いられるものがある。
【0003】前記感温式流量計は、いわゆるホットワイ
ヤ型或いはホットフィルム型などの感温抵抗を吸気通路
に配置し、電流を供給して一定温度(抵抗値)に発熱さ
せ、吸入空気による温度低下を電流の増大により補い、
その電流値から吸入空気流量を求めている。即ち、図2
中の感温式流量計1を例にして説明すれば、感温抵抗R
H (ホットワイヤ又はホットフィルム)の他、温度補償
抵抗RK , 基準抵抗Rs , 固定抵抗R1 , 2 を備え、
これらによりブリッジ回路Bが構成されている。
【0004】そして、このブリッジ回路Bの感温抵抗R
H 及び基準抵抗Rs が直列に接続されている側の分圧点
の電位(基準抵抗Rs の端子電圧)と、温度補償抵抗R
K 及び固定抵抗R1 , 2 が直列に接続されている側の
分圧点の電位(固定抵抗R2の端子電圧)とが差動増幅
器OPに入力されるようになっており、この差動増幅器
OPの出力に応じてトランジスタTrを介してブリッジ
回路Bへの供給電流が補正される。
【0005】つまり、ブリッジ回路Bが平衡している状
態において、機関の吸入空気流量が例えば増大すると、
感温抵抗RH がこの空気流によってより冷却されてその
抵抗値が減少し、基準抵抗Rs の端子電圧が増大して、
ブリッジ回路Bが非平衡状態となり、差動増幅器OPの
出力が増大する。これにより、トランジスタTrによっ
て制御されるブリッジ回路Bへの供給電流が増大し、感
温抵抗RH が加熱されてその抵抗値が増大することによ
り、ブリッジ回路Bの平衡条件が回復される。
【0006】ここで、吸入空気の温度が例えば低下する
と、感温抵抗RH が冷却されてその抵抗値が減少する
が、感温抵抗RH と同一雰囲気にある温度補償抵抗RK
も同時に冷却されてその抵抗値が減少するから、ブリッ
ジ回路Bへ供給される電流値が吸入空気の温度変化によ
り変化することが抑制される。従って、機関の吸入空気
流量とブリッジ回路Bへの供給電流とが吸入空気温度に
無関係に対応することになり、基準抵抗Rs の端子電圧
を検出することにより、吸入空気流量を測定することが
できる。
【0007】ところで、上記のような感温抵抗を用いた
感温式流量計においては、前述のように、感温抵抗の温
度を一定に保つように供給電流の制御がなされる構成で
あり、この感温式流量計に電源電圧を投入してから周囲
温度状態にある感温抵抗が通常制御温度(例えば400 ℃
程度)に達するまでには、熱容量に応じた所定時間を必
要とすることになり、特に、ホットワイヤ型に比べて一
般に熱容量の大きなホットフィルム型の感温式流量計に
おいては、通常制御温度に達するまでに比較的長い時間
を要することになってしまう。
【0008】ここで、感温抵抗の温度が通電開始時から
通常制御温度付近に達するまでの間は、ブリッジ回路が
非平衡状態となって、感温抵抗の温度を上昇させるべく
高い電流が供給されることになり、このときの高い電流
は、吸入空気流量の増大による感温抵抗の温度低下に因
るものではなく、周囲温度状態から通常制御温度付近に
まで感温抵抗の温度を上昇させるために必要とされるも
のであるから、通電開始から通常制御温度付近に達する
までの間は、実際には吸入空気流量を高精度に検出する
ことができなかった。
【0009】このため、感温抵抗が通常制御温度付近に
達するまでの間に始動状態に入ると、真の吸入空気流量
よりも大きな空気流量に基づいて基本燃料噴射量が演算
されることによって、機関吸入混合気の空燃比をリッチ
化させ、始動特性や排ガス特性に悪影響を与える惧れが
あった。そこで、本願出願人は通電開始後の経過時間に
応じた前記感温抵抗の通電加熱による温度変化に基づい
て吸入空気流量の検出値を補正するようにしたものを先
に提案した (特願平3−312452号) 。
【0010】また、通電開始後にクランキングが開始さ
れると、吸入空気流量の変化に対し熱容量の大きい感温
抵抗が冷却されにくいことによる応答遅れ (比較的、時
定数が小さいので高周波成分遅れと称する) と、与えら
れた熱量が感温抵抗素子のリード線を介して逃げていく
ことによる応答遅れ (比較的、時定数が大きいので高周
波成分遅れと称する) を生じる。
【0011】そこで、本願出願人は通電開始後の経過時
間に応じた前記感温抵抗の吸入空気流量に対する応答遅
れに基づいて吸入空気流量の検出値を補正するようにし
たものも先に提案した (特願平3−320297号) 。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
始動時における吸入空気流量の補正は、前回運転を終了
してから相当の時間を経過して感温抵抗が十分冷却され
ていることを前提とした補正であったため、運転停止
後、短時間の後に再始動を行うようないわゆるホットリ
スタート時には、前記補正が過剰に行われて却って検出
誤差を大きくしてしまう虞があった。
【0013】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
ので、前回の運転を終了してから再始動を行うまでの経
過時間に応じた始動前の感温抵抗の温度状態を考慮して
始動後の補正を行うことにより、ホットリスタート時で
も検出誤差を小さくできるようにした内燃機関の吸入空
気流量検出装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】そのため本発明にかかる
内燃機関の吸入空気流量検出装置は、図1に示すように
構成される。図1の実線で示す部分において、感温式流
量計は、内燃機関の吸気通路中に配置した感温抵抗の吸
入空気流量に応じた抵抗値変化に基づいて機関吸入空気
流量の検出値を出力する。
【0015】また、通電遮断後経過時間計測手段は、感
温式流量計への通電遮断後からの経過時間を計測する。
そして、遮断時間補正手段が、機関の始動時に前記感温
式流量計からの検出信号に基づいて得られる吸入空気流
量を前記通電遮断後の経過時間に応じた感温抵抗の冷却
状態量に基づいて補正する。
【0016】また、前記各手段に加えて、図1の点線に
示すように機関始動時に前記感温式流量計への通電開始
からの経過時間を計測する通電開始後経過時間計測手段
と、前記感温式流量計の出力に対する吸入空気流量の関
係を通電開始後からの経過時間に応じた前記感温抵抗の
通電加熱による温度変化に基づいて補正する温度補正係
数を設定する温度補正係数設定手段と、を備え、前記遮
断時間補正手段は、前記温度補正係数を通電遮断後経過
時間に応じて補正するようにしてもよい。
【0017】その場合、前記感温式流量計への通電遮断
直前の通電時間を計測する通電時間計測手段を備え、前
記遮断時間補正手段は、前記温度補正係数を前記通電時
間計測手段で計測された通電時間と前記通電遮断経過時
間とに応じて補正するようにしてもよい。また、前記同
様の通電開始後経過時間計測手段に加えて、図1に鎖線
で示すように、前記感温式流量計の出力に対する吸入空
気流量の関係を通電開始後からの経過時間に応じた吸入
空気流量変化に対する応答遅れに基づいて補正する応答
遅れ補正係数を設定する応答遅れ補正係数設定手段を備
え、前記遮断時間補正手段は、前記応答遅れ補正係数を
通電遮断後経過時間に応じて補正するようにしてもよ
い。
【0018】
【作用】かかる構成によると、感温式流量計への通電が
遮断されてからの経過時間が短い時は、再始動時におい
て感温抵抗の初期温度が高く、通電遮断後経過時間が長
い場合には感温抵抗の初期温度は周囲温度に近づけられ
る。これによって通電開始後の感温抵抗の温度状態が変
化してくるので、通電遮断後経過時間を計測しておい
て、再始動時に感温式流量計で検出される吸入空気流量
の検出値に通電遮断後経過時間に見合った補正を施すこ
とで検出精度を高めることができる。
【0019】また、機関始動時に前記感温式流量計への
通電開始から加熱により感温抵抗が飽和温度に達するま
での間は温度変化による検出誤差があるので、該検出誤
差を解消すべく通電開始後からの経過時間に応じて温度
補正係数を設定して補正を行う場合には、該温度補正係
数を通電遮断後経過時間によって補正を施すことより検
出精度を高めることができる。
【0020】更に、前記通電遮断直前の通電時間が短い
場合には、感温抵抗が十分に温められない中に通電が遮
断されることになるから、その場合は通電遮断後経過時
間が短くとも通電開始時の感温抵抗の初期温度はそれほ
ど上昇していないことになるので、該通電時間に応じた
補正を追加することで、このような場合でも検出精度を
高めることができる。
【0021】また、一方では機関始動時に吸入空気流量
が変化し該変化により検出に応答遅れを伴うので、該応
答遅れを通電開始後経過時間に応じて設定された応答遅
れ補正係数を用いて補正を行うものに通電遮断後経過時
間に応じた補正を行う場合には、応答遅れ補正係数を通
電遮断後経過時間によって補正を施すことより、より検
出精度を高めることができる。
【0022】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。図2は実
施例のハードウェア構成を示し、感温式流量計1には電
源電圧(バッテリ電圧)VB がイグニッションスイッチ
2を介して印加される。そして、この感温式流量計1の
出力電圧Us(検出信号)は、A/D変換器3を介して
マイクロコンピュータ4に入力される。
【0023】この他、機関回転速度Nを検出する回転セ
ンサ5等の機関運転条件を検出するための各種センサが
設けられ、前記感温式流量計1の出力電圧Usと共に、
これら各センサからの検出信号も前記マイクロコンピュ
ータ4に入力されるようになっている。ここで、マイク
ロコンピュータ4は、機関吸入空気流量Qと機関回転速
度Nとの検出値に基づいて基本燃料噴射量Tp=K×Q
/N(Kは定数)を演算すると共に、この基本燃料噴射
量Tpを適宜補正して最終的な燃料噴射量Tiを演算
し、この燃料噴射量Tiに相当するパルス幅の噴射パル
ス信号を、機関回転に同期した所定タイミングで、電磁
式燃料噴射弁6に出力することによって、機関への燃料
供給を電子制御するものである。
【0024】尚、前記感温式流量計1の構成及び作用に
ついては先に説明したので、ここでは感温式流量計1の
詳細な説明は省略する。次に、マイクロコンピュータ4
によって行われる吸入空気流量Q検出の第1実施例を、
図3のフローチャートに従って説明する。尚、本実施例
において、通電遮断後経過時間計測手段、遮断時間補正
手段、通電開始後経過時間計測手段、温度補正係数設定
手段、通電時間計測手段、応答遅れ補正設定手段として
の機能は、前記図3のフローチャートに示すようにマイ
クロコンピュータ4が備えているものとする。
【0025】図3のフローチャートにおいて、まず、ス
テップ1(図中ではS1としてある。以下同様)では、
イグニッションスイッチ2のオン・オフを判別する。イ
グニッションスイッチ2がオンであるときには、ステッ
プ2へ進んで初めてイグニッションスイッチ2がオンさ
れた状態であるか否かを判別し、イグニッションスイッ
チ2がオンされた初回であるとき、換言すれば、感温式
流量計1への通電開始直後であるときには、ステップ3
へ進んでタイマーを起動させ、通電時間T1の計測を開
始する。このステップ3の機能は、通電開始後経過時間
計測手段に相当すると共に、通電時間計測手段にも相当
する。
【0026】次いでステップ4へ進んで、前回の感温式
流量計1への通電時間T1-1及び通電遮断後の経過時間
T2を読み込むと同時に、該通電遮断後経過時間T2計
測用のタイマーをゼロリセットする。次いでステップ5
以降へ進んで通電開始後からの経過時間T1に応じた前
記感温抵抗RH への通電加熱による温度変化に基づいた
補正を実行するが、この補正に際し、本発明にかかる通
電遮断後の経過時間に応じた補正を加味する。
【0027】まず、ステップ5では、感温式流量計1か
らの出力電圧Usを、吸入空気流量Qに変換するための
変換テーブルを用い、現状の出力電圧Usを吸入空気流
量QのデータQφに変換する。次のステップ6では、通
電開始後経過時間T1に対して感温抵抗RH の温度変化
に基づく温度補正係数KT を後述するテーブルから検索
する際に、前記通電遮断後経過時間T2に基づいて実際
の通電開始後経過時間T1に加えられる第1オフセット
時間TOFF1を予めセットされたテーブルから検索する。
【0028】ステップ7では同様に通電遮断直前の通電
時間T1-1を感温抵抗RH が飽和温度に達するまでの時
間T10 から差し引いた時間に基づいて通電開始後経過
時間から差し引かれる第2オフセット時間TOFF2を予め
セットされたテーブルから検索する。ステップ8では、
前記第1オフセット時間TOFF1から前記第2オフセット
時間TOFF2を差し引いたオフセット時間TOFF を、最新
の通電開始後経過時間T1時間に加えて補正した時間
(T1+TOFF1−TOFF2) に対して感温抵抗RH の温度
上昇に基づく温度補正係数KT を予めセットされたテー
ブルから検索して求める。
【0029】ここで、前記温度補正係数KT は、感温抵
抗RH が周囲温度まで冷却された状態を基準として通電
加熱による温度上昇変化に伴って発生する検出誤差を無
くすように設定されている。尚、通電が開始されてから
時間t1 まではブリッジ回路の平衡が極端に崩れ最大出
力電圧を出力するような検出不能期間(最大検出誤差期
間)であって、感温式流量計1の出力電圧Usは、吸入
空気流量Qと全く相関のないレベルに出力されことにな
ってしまうので、強制的に吸入空気流量Qが零であると
検出されるように、前記補正係数KT はゼロに設定さ
れ、また、通電開始に伴う検出誤差の発生が収束する時
間以降においては、補正の必要が無くなるので、補正係
数KT は1.0 に設定されて実質的に補正を行わないよう
にしてある。
【0030】また、通電遮断後経過時間T2が短い場合
には、遮断後の冷却量が少ないため再始動時における感
温抵抗RH の初期温度が高く、したがって正確に温度補
正係数KT を求めるには、通電開始後に感温抵抗RH
冷機状態から前記初期温度に達するまでの時間を実際の
通電開始後経過時間T2に加えた時間で補正係数KT
検索する必要がある。そこで、前記感温抵抗RH を冷機
状態から前記初期温度に達するまでの時間がオフセット
時間TOFF1として設定されている。したがってオフセッ
ト時間TOFF1は通電遮断後経過時間が短いほど大きく、
飽和温度から周囲温度まで冷却されるのに要する時間以
上では0となるように設定されている。
【0031】但し、前記オフセット時間TOFF1は通電遮
断直前に感温抵抗RH がある程度以上の時間通電されて
いて飽和温度に達している状態であることを前提として
設定されている。実際には、短時間の通電後に通電を遮
断し、再度通電するような場合があり、そのような場合
にはオフセット時間TOFF1だけによる補正では検出誤差
を生じてしまう。
【0032】そこで、通電遮断直前の通電時間が感温抵
抗RH を冷機状態から飽和温度に高めるのに要する時間
(暖機時間T10 ) より短い場合には、それだけオフセ
ット時間TOFF1を短くする必要がある。そこで、前記暖
機時間T10 から通電遮断直前の通電時間T1を差し引
いた値に比例的な値がオフセット時間TOFF1から減少補
正するオフセット時間TOFF2として設定されている。
【0033】ステップ9では、ステップ5で検索したデ
ータQφにステップ16で検索された温度補正係数KT
乗じて吸入空気流量Qを補正する。このようにしてオフ
セット時間TOFF1からオフセット時間TOFF2を差し引い
た値を実際の通電開始後経過時間に加えた時間に対して
温度補正係数KT を求め、該温度補正係数KT を前記感
温式流量計1の出力から求められるQφに乗じること
で、通電開始により温度上昇する感温抵抗RH の温度変
化に伴う検出誤差を高精度に補正することができる次
に、通電開始後にクランキングが行われて吸入空気流量
が増量変化することによる感温式流量計1の検出応答遅
れに対する補正が行われる。
【0034】かかる応答遅れについて概要を説明する
と、クランキングにより吸入空気流量が増大すると、感
温式流量計1の出力値は図5に示すように吸入空気流量
の増大に立ち遅れて初期においては急激に増加し、後期
においては徐々に増大し,吸入空気流量の検出遅れが発
生する。この検出遅れが発生する原因としては、感温抵
抗RH の熱容量が大きく吸入空気が感温抵抗RH から熱
を奪いにくいこと (高周波成分の遅れ) と、感温抵抗R
H を加熱すべき熱量の一部が支持部,リード線を介して
逃げること (低周波成分の遅れ) と、が挙げられる (図
6,図7参照) 。
【0035】そこで、まず、高周波成分遅れの補正を図
7に基づいて説明する。高周波成分が収束する高周波成
分遅れ時間をt1 に設定し、吸入空気流量Qのサンプリ
ング周期をΔtに設定したときに、サンプリング周期Δ
t内での収束率はΔt/t1 になる。そして、前回と今
回のサンプリング時に感温式流量計1の出力に基づいて
求められた吸入空気流量の差分をΔQ (=Q−Q-1)と
し、高周波遅れが無い場合の吸入空気流量QSSと前回の
吸入空気流量の検出値Q-1との差分をΔQSSとすると図
より、近似的に以下の式を満足する。
【0036】 ΔQ=ΔQSS×Δt/t1 ・・・ また、QSS=Q-1+ΔQSS ・・・ になるので、(2)式に(1)式を代入すると、 QSS=Q-1+ΔQ×t1 /Δt =Q-1+ (Q−Q-1) ×t1 /Δt ・・・ となる。
【0037】また、前記高周波成分遅れ時間t1 は、図
8に示すようにイグニッションスイッチ2オン時からス
タータスイッチオン時までの経過時間が長くなるに従っ
て小さくなるようになり、さらに経過時間が長くなると
略一定に保持されるようちてる。したがって、前記高周
波成分遅れ補正の施された吸入空気流量QSSは、ステッ
プ9で温度補正係数KT で温度補正した吸入空気流量Q
と、サンプリング周期Δtとから求めることができる。
【0038】次に低周波成分による遅れ補正を図9〜図
11に基づいて説明する。低周波成分が収束する低周波成
分遅れ時間をt2 に設定し、吸入空気流量のサンプリン
グ周期をΔtにに設定したときに、サンプリング周期Δ
t内での収束率はΔt/t2 になる。また、低周波成分
による遅れ補正AFLEには、今回サンプリング時に発
生した遅れ分と、前回サンプリング時から持ち越された
遅れ分とに対する補正が含まれており、それらの和が遅
れ補正量AFLEになる。
【0039】そこで、まず今回サンプリング時の低周波
成分の遅れ分を図9に基づいて説明すると、今回発生し
た低周波成分遅れ分AFLE1と今回発生した高周波成
分の遅れ分との比( ΔQSS/ΔAFLE) は、吸入空気
の増大が開始された時点における低周波成分と高周波成
分との割合 (A/B) と、略等しくなるので、 ΔQSS/AFLE1=A/Bとなり、 AFLE1=ΔQSSB/A ・・・ となる。
【0040】ここで、B/Aは感温式流量計1の特性か
ら固定値に設定でき、低周波成分遅れ時間t2 はイグニ
ッションスイッチオン時からスタータスイッチオン時ま
での経過時間に応じて設定できる。次に、遅れ持ち越し
分AFLE2を図10に基づいて説明すると、遅れ持ち越
し分AFLE2は、前回サンプリング時の持ち越し分A
FLE2-1から、サンプリング周期Δt内にて収束した
持ち越し分AFLE2-1×Δt/t2 を差し引いた値と
なり次式により表せる。
【0041】 AFLE2=AFLE2-1−AFLE2-1・Δt/t2 =AFLE2-1 (1−Δt/t2 ) ・・・ そして、前記式と式とを加えることにより、低周波
成分の遅れ補正量AFLEが次式にて求められる。 AFLE=ΔQSS×B/A+AFLE-1 (1−Δt/t2 ) = (QSS−QSS-1) ×B/A+AFLE-1 (1−Δt/t2 ) ・・・ 更に、ステップ12で、かかる低周波成分AFLEが、通
電遮断後経過時間t2に基づいて補正される。これは、
通電遮断後経過時間t2 が短い程、通電開始時における
感温抵抗RH の初期温度が高いため通電加熱によってリ
ードからの奪われる放熱割合が小さく検出される。この
ため、通電遮断後十分に冷却された状態を基準としてな
される前記低周波成分の遅れ補正を、通電遮断時間後経
過時間T2が所定範囲内である時にはT2が短い程大き
く設定された補正係数kを前記低周波遅れ補正AFLE
に乗じて補正値AFLE’とする。
【0042】ステップ15では、このようにして求められ
た高周波成分遅れ補正QSSと低周波成分遅れ補正AFL
E’とを加算することにより、応答遅れに対して補正さ
れた吸入空気流量QS を求めることができる。 QS =QSS+AFLE’ ・・・ ステップ16では、前記吸入空気流量QS を過去の値と吸
入空気流量QS-1 の加重平均を採った値に基づいて基本
燃料噴射量TP が演算されるステップ17では、演算され
た基本燃料噴射量TP が始動時最大基本燃料噴射量T
P MAX 未満か否かを判定し、YESの場合にはステップ
18へ進んで演算された基本燃料噴射量TP を選択し、N
Oの場合にはステップ19へ進んで始動時最大基本燃料噴
射量TP MAX を選択する。ここで、イグニッションスイ
ッチ2オン直後、即ち感温式流量計1への通電開始には
感温抵抗RH に過大電流が流れるので (図12参照) 、通
電開始から約3秒以内に始動を開始すると空燃比がリッ
チ化する特性 (図13) 参照) を有するため、そのリッチ
化を抑制する目的でTP MAX を設けている。したがっ
て、TP MAX が選択されるときは通電開始時からスター
タスイッチ15がオンされる経過時間が約3秒以内とな
る。
【0043】尚、ステップ1でイグニッションスイッチ
2がオフであると判定された場合はステップ20へ進ん
で、オフとなった初回か否かを判定し、初回である場合
はステップ21へ進んで最新に計測されている通電時間T
1を読み込んで前回の値T1-1としてセットした後、ス
テップ22へ進みT1をゼロリセットした後、タイマーを
起動して通電遮断後経過時間T2の計測を開始する。
【0044】以上示した実施例では、通電開始後経過時
間T1に基づいて設定される温度補正係数KT を通電遮
断後経過時間T2と前回の通電時間T1-1とにより補正
するものについて示したが、通電遮断後経過時間を直接
計測する代わりに、通電遮断後経過時間に応じた感温抵
抗RH の冷却状態をハードウエアで記憶しておき、該記
憶された冷却状態量に基づいて再始動時に感温式流量計
1で得られる吸入空気流量Qを前記温度状態で補正する
構成とすることもできる。
【0045】図14はかかる実施例の回路を示し、イグニ
ッションスイッチ2のオン時に所定電圧 (例えば5V)
が印加され、イグニッションスイッチ2のオフ時に通電
が断たれる回路の出力端子にCR回路を接続し、該CR
回路の出力をA/D変換器3を介してマイクロコンピュ
ータ4に出力する。かかるCR回路の通電遮断経過後に
おける時定数を感温式流量計1の熱降下時定数に合わせ
て設定しておく。
【0046】図15は再始動時における吸入空気流量Q補
正ルーチンの一部を示す。第1の実施例における図3の
ステップ2〜ステップ9の部分をこれに代えて感温式流
量計1で検出された吸入空気流量Qの補正を行う。即
ち、イグニッションスイッチ2がオンであると判定され
た場合は、ステップ31において前記CR回路を備えた感
温式流量計1の出力電圧をA/D変換して読み込み、ス
テップ32で該A/D変換値VADCRに応じた補正係数KV
を予め求められたマップから検索し、ステップ33で同じ
く出力電圧US −吸入空気流量Qφのマップから吸入空
気流量Qφのデータを検索し、ステップ34で前記補正係
数KVにQφを乗じて吸入空気流量Qを求める。これに
より、感温式流量計1への通電加熱による感温抵抗RH
の温度上昇に応じた補正を前記実施例と同様に通電遮断
後の経過時間による冷却状態で補正することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、機
関の始動時に感温式流量計により検出される吸入空気流
量を、通電遮断後経過時間に応じて補正することによ
り、検出精度を高めることができ、延いては始動性及び
始動時の排気性状を改善できる。前記通電遮断後経過時
間による補正は、通電開始後の加熱による温度上昇に対
して設定される温度補正係数を補正して行うことがで
き、その場合、通電遮断直前の通電時間による補正をも
施すことにより、より検出精度を高めることができる。
【0048】また、通電開始後の応答遅れに対してなさ
れる補正を、通電遮断後経過時間に応じて補正した場合
も、検出精度を高めることができ、前記温度補正係数の
補正と応答遅れ補正とを併用することで、可及的に検出
精度を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例のハードウェア構成を示すシス
テム概略図。
【図3】実施例における流量検出の様子を示すフローチ
ャート。
【図4】同上の続きを示すフローチャート。
【図5】感温式流量計の出力値の吸入空気流量変化に対
する応答遅れを示す図。
【図6】図5の応答遅れを詳細に説明するための図。
【図7】同上の高周波成分遅れを説明するための図。
【図8】同上の特性図。
【図9】同上の低周波成分遅れを説明するための図。
【図10】同上の低周波成分遅れを説明するための図。
【図11】同上の特性図。
【図12】従来の欠点を説明するための図。
【図13】従来の欠点を説明するための他の図。
【図14】本発明の別の実施例の構成を示す回路図。
【図15】同上実施例の再始動時の吸入空気流量補正ルー
チンを示すフローチャート。
【符号の説明】
1 感温式流量計 2 イグニッションスイッチ 4 マイクロコンピュータ 5 回転速度センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 冨澤 尚之 群馬県伊勢崎市粕川町1671番地1 日本電 子機器株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の吸気通路中に配置した感温抵抗
    の吸入空気流量に応じた抵抗値変化に基づいて機関吸入
    空気流量に対応する検出信号を出力する感温式流量計
    と、 前記感温式流量計への通電遮断後からの経過時間を計測
    する通電遮断後経過時間計測手段と、 機関の始動時に前記感温式流量計からの検出信号に基づ
    いて得られる吸入空気流量を前記通電遮断後の経過時間
    に基づいて補正する通電遮断時間補正手段と、を含んで
    構成したことを特徴とする内燃機関の吸入空気流量検出
    装置。
  2. 【請求項2】前記感温式流量計への通電開始からの経過
    時間を計測する通電開始後経過時間計測手段と、 前記感温式流量計の出力に対する吸入空気流量の関係を
    通電開始後からの経過時間に応じた前記感温抵抗の通電
    加熱による温度変化に基づいて補正する温度補正係数を
    設定する温度補正係数設定手段と、を含み、 前記遮断時間補正手段は、前記温度補正係数を通電遮断
    後経過時間に応じて補正してなる請求項1に記載の内燃
    機関の吸入空気流量検出装置。
  3. 【請求項3】前記感温式流量計への通電遮断直前の通電
    時間を計測する通電時間計測手段を含み、 前記遮断時間補正手段は、前記温度補正係数を前記通電
    時間計測手段で計測された通電時間と前記通電遮断経過
    時間とに応じて補正してなる請求項2に記載の内燃機関
    の吸入空気流量検出装置。
  4. 【請求項4】機関始動時に前記感温式流量計への通電開
    始からの経過時間を計測する通電開始後経過時間計測手
    段と、 前記感温式流量計の出力に対する吸入空気流量の関係を
    通電開始後からの経過時間に応じた吸入空気流量変化に
    対する応答遅れに基づいて補正する応答遅れ補正係数を
    設定する応答遅れ補正係数設定手段と、を含み、 前記遮断時間補正手段は、前記応答遅れ補正係数を通電
    遮断後経過時間に応じて補正してなる請求項1〜3のい
    ずれか1つに記載の内燃機関の吸入空気流量検出装置。
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