JPH06337072A - 液圧ポンプ用メカニカルシール - Google Patents
液圧ポンプ用メカニカルシールInfo
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- JPH06337072A JPH06337072A JP5151543A JP15154393A JPH06337072A JP H06337072 A JPH06337072 A JP H06337072A JP 5151543 A JP5151543 A JP 5151543A JP 15154393 A JP15154393 A JP 15154393A JP H06337072 A JPH06337072 A JP H06337072A
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- JP
- Japan
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- seal
- contact surface
- hydraulic pump
- contact
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B1/00—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders
- F04B1/12—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
- F04B1/20—Multi-cylinder machines or pumps characterised by number or arrangement of cylinders having cylinder axes coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having rotary cylinder block
- F04B1/2014—Details or component parts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
- F16J15/3464—Mounting of the seal
- F16J15/348—Pre-assembled seals, e.g. cartridge seals
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
- Details Of Reciprocating Pumps (AREA)
- Sealing Of Bearings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シール性能を長期に亘り維持するとともに、
固化したイソシアネート材による傷の発生を防止して、
シールの寿命を長くすること。 【構成】 液圧ポンプ1の取付フランジ3にベアリング
2を介して支持されたドライブシャフト4に一体的に形
成された鉄製環状フランジ50により構成される回転シ
ール5と、回転シール5を介挿する凹部6Cを有し、回
転シール5の当接面51に当接する当接面61を構成す
る底部を有する鉄製の環状部材60により構成された固
定シール6と、取付フランジ3に係止され、固定シール
6と取付フランジ3の内壁との間に介挿された環状部材
70により構成された係止部材7と、固定シール6と係
止部材7との間に介挿され、固定シール6の当接面61
を回転シール5の当接面51に対して一定の付勢力で押
圧して当接させてシールするスプリング部材8と、固定
シール6と係止部材7との間に介挿されシールするシー
ル部材9とから成る。
固化したイソシアネート材による傷の発生を防止して、
シールの寿命を長くすること。 【構成】 液圧ポンプ1の取付フランジ3にベアリング
2を介して支持されたドライブシャフト4に一体的に形
成された鉄製環状フランジ50により構成される回転シ
ール5と、回転シール5を介挿する凹部6Cを有し、回
転シール5の当接面51に当接する当接面61を構成す
る底部を有する鉄製の環状部材60により構成された固
定シール6と、取付フランジ3に係止され、固定シール
6と取付フランジ3の内壁との間に介挿された環状部材
70により構成された係止部材7と、固定シール6と係
止部材7との間に介挿され、固定シール6の当接面61
を回転シール5の当接面51に対して一定の付勢力で押
圧して当接させてシールするスプリング部材8と、固定
シール6と係止部材7との間に介挿されシールするシー
ル部材9とから成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液圧ポンプにおいて、
回転シールと固定シールとのメカニカルコンタクトによ
りシールを行う液圧ポンプ用メカニカルシールに関す
る。
回転シールと固定シールとのメカニカルコンタクトによ
りシールを行う液圧ポンプ用メカニカルシールに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高分子材料の生産ラインで用いられる計
量用の液圧ポンプその他で用いられる従来のシールは、
図4に示すようにU字状の横断面を有するゴム系、テフ
ロン、その他の合成樹脂製のパッキンP内にコイルスプ
リングCを介挿して、ドライブシャフトDの外周壁に配
設した超鋼製シールSの周囲にはちまき状に巻装するも
のであった。
量用の液圧ポンプその他で用いられる従来のシールは、
図4に示すようにU字状の横断面を有するゴム系、テフ
ロン、その他の合成樹脂製のパッキンP内にコイルスプ
リングCを介挿して、ドライブシャフトDの外周壁に配
設した超鋼製シールSの周囲にはちまき状に巻装するも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の液圧ポンプ用シ
ールは、ゴムもしくは合成樹脂製のパッキンPを利用す
るものであるため、ドライブシャフトDおよびシールに
は油が付着しているので、空気と油と反応して劣化しシ
ール性能が低下するとともに、寿命が短いという問題が
有った。
ールは、ゴムもしくは合成樹脂製のパッキンPを利用す
るものであるため、ドライブシャフトDおよびシールに
は油が付着しているので、空気と油と反応して劣化しシ
ール性能が低下するとともに、寿命が短いという問題が
有った。
【0004】また、ウレタンを成形するために用いるイ
ソシアネート材を液圧ポンプで供給する場合は、このイ
ソシアネート材が漏れ空気に触れると石の様に硬くな
り、シールおよびシャフトを傷つけるという問題が有っ
た。
ソシアネート材を液圧ポンプで供給する場合は、このイ
ソシアネート材が漏れ空気に触れると石の様に硬くな
り、シールおよびシャフトを傷つけるという問題が有っ
た。
【0005】そこで本発明者らは、油と反応しない金属
シール面に一定の押圧力を付与してメカニカルコンタク
トによりシールするという本発明の技術的思想に着眼し
て、更に研究開発を重ねた結果、油と反応することなく
シール性能を長期に亘り維持するとともに、イソシアネ
ート材をシールするので、固化したイソシアネート材に
よる傷の発生を防止して、シールの寿命を長くするとい
う目的を達成する本発明に到達した。
シール面に一定の押圧力を付与してメカニカルコンタク
トによりシールするという本発明の技術的思想に着眼し
て、更に研究開発を重ねた結果、油と反応することなく
シール性能を長期に亘り維持するとともに、イソシアネ
ート材をシールするので、固化したイソシアネート材に
よる傷の発生を防止して、シールの寿命を長くするとい
う目的を達成する本発明に到達した。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明(請求項1に記載
の第1発明)の液圧ポンプ用メカニカルシールは、液圧
ポンプの一端に配設された取付フランジにベアリングを
介して支持されたドライブシャフトの外周壁に一体的に
形成された金属の環状部材により構成される回転シール
と、取付フランジに係止され、回転シールの軸方向外側
の当接面に当接する当接面を有する金属の環状部材によ
り構成される固定シールと、付勢力により固定シールを
押圧して固定シールの当接面を回転シールの当接面に当
接させシールするスプリング部材とから成るものであ
る。
の第1発明)の液圧ポンプ用メカニカルシールは、液圧
ポンプの一端に配設された取付フランジにベアリングを
介して支持されたドライブシャフトの外周壁に一体的に
形成された金属の環状部材により構成される回転シール
と、取付フランジに係止され、回転シールの軸方向外側
の当接面に当接する当接面を有する金属の環状部材によ
り構成される固定シールと、付勢力により固定シールを
押圧して固定シールの当接面を回転シールの当接面に当
接させシールするスプリング部材とから成るものであ
る。
【0007】本発明(請求項2に記載の第2発明)の液
圧ポンプ用メカニカルシールは、液圧ポンプの一端に配
設された取付フランジにベアリングを介して支持された
ドライブシャフトの外周壁に一体的に形成された環状部
材により構成される回転シールと、回転シールの軸方向
外側の当接面に当接する当接面を有する金属の環状部材
により構成される固定シールと、取付フランジに係止さ
れ、固定シールと取付フランジとの間に介挿された金属
の環状部材により構成される係止部材と、固定シールと
係止部材との間に介挿され、付勢力により固定シールを
押圧して固定シールの当接面を回転シールの当接面に当
接させてシールするスプリング部材と、固定シールと係
止部材との間に介挿され、シールするシール部材とから
成るものである。
圧ポンプ用メカニカルシールは、液圧ポンプの一端に配
設された取付フランジにベアリングを介して支持された
ドライブシャフトの外周壁に一体的に形成された環状部
材により構成される回転シールと、回転シールの軸方向
外側の当接面に当接する当接面を有する金属の環状部材
により構成される固定シールと、取付フランジに係止さ
れ、固定シールと取付フランジとの間に介挿された金属
の環状部材により構成される係止部材と、固定シールと
係止部材との間に介挿され、付勢力により固定シールを
押圧して固定シールの当接面を回転シールの当接面に当
接させてシールするスプリング部材と、固定シールと係
止部材との間に介挿され、シールするシール部材とから
成るものである。
【0008】
【作用】上記構成より成る第1発明の液圧ポンプ用メカ
ニカルシールは、ドライブシャフトの外周壁に一体的に
形成した回転シールの当接面に対してスプリング部材の
付勢力により固定シールの当接面を当接させてシールす
るものである。
ニカルシールは、ドライブシャフトの外周壁に一体的に
形成した回転シールの当接面に対してスプリング部材の
付勢力により固定シールの当接面を当接させてシールす
るものである。
【0009】上記構成より成る第2発明の液圧ポンプ用
メカニカルシールは、ドライブシャフトの外周壁に一体
的に形成した回転シールの当接面に対して係止部材との
間に介挿されたスプリング部材の付勢力により固定シー
ルの当接面を当接させてシールするとともに、固定シー
ルと係止部材との間に介挿されたシール部材により固定
シールと係止部材との間をシールするものである。
メカニカルシールは、ドライブシャフトの外周壁に一体
的に形成した回転シールの当接面に対して係止部材との
間に介挿されたスプリング部材の付勢力により固定シー
ルの当接面を当接させてシールするとともに、固定シー
ルと係止部材との間に介挿されたシール部材により固定
シールと係止部材との間をシールするものである。
【0010】
【発明の効果】上記作用を奏する第1発明の液圧ポンプ
用メカニカルシールは、金属の回転シールと固定シール
との当接面のメカニカルコンタクトによりシールするも
ので、油と反応すること無くシール性能を長期に亘り維
持するとともに、イソシアネート材をシールするので固
化したイソシアネート材による傷の発生を防止して、シ
ールの寿命を長くするという効果を奏するものである。
用メカニカルシールは、金属の回転シールと固定シール
との当接面のメカニカルコンタクトによりシールするも
ので、油と反応すること無くシール性能を長期に亘り維
持するとともに、イソシアネート材をシールするので固
化したイソシアネート材による傷の発生を防止して、シ
ールの寿命を長くするという効果を奏するものである。
【0011】上記作用を奏する第2発明の液圧ポンプ用
メカニカルシールは、金属の回転シールと固定シールと
の当接面のメカニカルコンタクトによりシールするの
で、油と反応すること無くシール性能を長期に亘り維持
するとともに、シール部材により固定シールと係止部材
との間もシールするのでシール性能を一層高め、イソシ
アネート材をシールするので固化したイソシアネート材
による傷の発生を防止して、シールの寿命を長くすると
いう効果を奏するものである。
メカニカルシールは、金属の回転シールと固定シールと
の当接面のメカニカルコンタクトによりシールするの
で、油と反応すること無くシール性能を長期に亘り維持
するとともに、シール部材により固定シールと係止部材
との間もシールするのでシール性能を一層高め、イソシ
アネート材をシールするので固化したイソシアネート材
による傷の発生を防止して、シールの寿命を長くすると
いう効果を奏するものである。
【0012】
【実施例】以下本発明の実施例につき、図面を用いて説
明する。
明する。
【0013】(第1実施例)第1実施例の液圧ポンプ用
メカニカルシールは、図1に示すウレタンの生産ライン
で用いられる計量用の液圧ポンプ1のベアリング2が介
挿される軸受部で用いられているもので、図1および図
2に示すように液圧ポンプ1の左端に配設された取付フ
ランジ3にベアリング2を介して支持されたドライブシ
ャフト4の外周壁に一体的に形成された鉄製環状フラン
ジ50により構成される回転シール5と、回転シール5
を介挿する凹部6Cを有し、回転シール5の軸方向左端
の当接面51に当接する当接面61を構成する底部を有
する鉄製の環状部材60により構成された固定シール6
と、取付フランジ3に係止され、固定シール6と取付フ
ランジ3の内壁との間に介挿された鉄製の環状部材70
により構成された係止部材7と、固定シール6と係止部
材7との間に介挿され、固定シール6の当接面61を回
転シール5の当接面51に対して一定の付勢力で押圧し
て当接させてシールするスプリング部材8と、固定シー
ル6と係止部材7との間に介挿されシールするシール部
材9とから成る。
メカニカルシールは、図1に示すウレタンの生産ライン
で用いられる計量用の液圧ポンプ1のベアリング2が介
挿される軸受部で用いられているもので、図1および図
2に示すように液圧ポンプ1の左端に配設された取付フ
ランジ3にベアリング2を介して支持されたドライブシ
ャフト4の外周壁に一体的に形成された鉄製環状フラン
ジ50により構成される回転シール5と、回転シール5
を介挿する凹部6Cを有し、回転シール5の軸方向左端
の当接面51に当接する当接面61を構成する底部を有
する鉄製の環状部材60により構成された固定シール6
と、取付フランジ3に係止され、固定シール6と取付フ
ランジ3の内壁との間に介挿された鉄製の環状部材70
により構成された係止部材7と、固定シール6と係止部
材7との間に介挿され、固定シール6の当接面61を回
転シール5の当接面51に対して一定の付勢力で押圧し
て当接させてシールするスプリング部材8と、固定シー
ル6と係止部材7との間に介挿されシールするシール部
材9とから成る。
【0014】液圧ポンプ1は、図1に示すように可変容
積型の斜軸式アキシャルピストンポンプで、ドライブシ
ャフト4と一体的に形成された押え板11に一端を嵌合
した複数のピストン・ピストンロッド12がシリンダブ
ロック13内で往復動することにより、ポートプレート
14のポート14Pを介してウレタン生産用のイソシア
ネート材を供給するものである。
積型の斜軸式アキシャルピストンポンプで、ドライブシ
ャフト4と一体的に形成された押え板11に一端を嵌合
した複数のピストン・ピストンロッド12がシリンダブ
ロック13内で往復動することにより、ポートプレート
14のポート14Pを介してウレタン生産用のイソシア
ネート材を供給するものである。
【0015】液圧ポンプ1の押え板11に近接して取付
フランジ3とドライブシャフト4との間にベアリング2
が介挿され、回転自在にドライブシャフト4を支持して
いる。
フランジ3とドライブシャフト4との間にベアリング2
が介挿され、回転自在にドライブシャフト4を支持して
いる。
【0016】回転シール5は、図2に示すように環状部
材の環状フランジ50により構成され、内周壁にはスプ
ライン溝が形成され、ドライブシャフト4のスプライン
溝と係合させることにより固着してドライブシャフト4
と一体化されており、内周壁の右端には環状の溝が形成
されOリング52が介挿され、外周壁には環状の溝が形
成され、Oリング52が介挿されている。
材の環状フランジ50により構成され、内周壁にはスプ
ライン溝が形成され、ドライブシャフト4のスプライン
溝と係合させることにより固着してドライブシャフト4
と一体化されており、内周壁の右端には環状の溝が形成
されOリング52が介挿され、外周壁には環状の溝が形
成され、Oリング52が介挿されている。
【0017】固定シール6は、U字状の縦断面を有する
環状部材60により構成され、凹部6C内に回転シール
5が介挿され、底部により構成される当接面61が回転
シール5の軸方向左端の当接面51に当接するように構
成されており、外周壁に形成した環状溝内にシール部材
9を構成するOリングが介挿され、当接面61の反対側
の面にはスプリング部材8を介挿するための円形凹部6
2が形成されている。
環状部材60により構成され、凹部6C内に回転シール
5が介挿され、底部により構成される当接面61が回転
シール5の軸方向左端の当接面51に当接するように構
成されており、外周壁に形成した環状溝内にシール部材
9を構成するOリングが介挿され、当接面61の反対側
の面にはスプリング部材8を介挿するための円形凹部6
2が形成されている。
【0018】係止部材7は、取付フランジ3に係止され
るフランジ部71を有するU字状の縦断面を有する環状
部材70により構成され、取付フランジ3内に介挿する
ことにより、固定シール6が凹部7C内に介挿され、底
部に複数のスプリング部材8を介挿するための複数の凹
部72が形成され、外周部の右端に環状溝が形成され、
取付フランジ3との間にOリング7Oが介挿されてい
る。
るフランジ部71を有するU字状の縦断面を有する環状
部材70により構成され、取付フランジ3内に介挿する
ことにより、固定シール6が凹部7C内に介挿され、底
部に複数のスプリング部材8を介挿するための複数の凹
部72が形成され、外周部の右端に環状溝が形成され、
取付フランジ3との間にOリング7Oが介挿されてい
る。
【0019】スプリング部材8は、コイルスプリングに
より構成され、係止部材の複数の凹部72と固定シール
6の円形凹部62との間にそれぞれ介挿され、固定シー
ル6を図2中右方に所定の付勢力で付勢し、固定シール
6の当接面61と回転シール5の当接面51とを当接さ
せる。
より構成され、係止部材の複数の凹部72と固定シール
6の円形凹部62との間にそれぞれ介挿され、固定シー
ル6を図2中右方に所定の付勢力で付勢し、固定シール
6の当接面61と回転シール5の当接面51とを当接さ
せる。
【0020】上記構成より成る第1実施例の液圧ポンプ
用メカニカルシールは、スプリング部材8により固定シ
ール6が回転シール5の方向に一定の付勢力で付勢され
るので、回転シール5の当接面51に対して固定シール
6の当接面61が所定の押圧力で押圧されているととも
に、ドライブシャフト4と回転シール5との間にはOリ
ング52が介挿されており、回転シール5と固定シール
6との間にはOリング53が介挿されており、固定シー
ル6と係止部材7との間にはシール部材9を構成するO
リングが介挿されており、係止部材7と取付フランジ3
との間にはOリング7Oが介挿されているので、潤滑用
の油や、液圧ポンプが供給するイソシアネート材および
空気がシールされる。
用メカニカルシールは、スプリング部材8により固定シ
ール6が回転シール5の方向に一定の付勢力で付勢され
るので、回転シール5の当接面51に対して固定シール
6の当接面61が所定の押圧力で押圧されているととも
に、ドライブシャフト4と回転シール5との間にはOリ
ング52が介挿されており、回転シール5と固定シール
6との間にはOリング53が介挿されており、固定シー
ル6と係止部材7との間にはシール部材9を構成するO
リングが介挿されており、係止部材7と取付フランジ3
との間にはOリング7Oが介挿されているので、潤滑用
の油や、液圧ポンプが供給するイソシアネート材および
空気がシールされる。
【0021】上記作用を奏する第1実施例の液圧ポンプ
用メカニカルシールは、金属製の回転シール5および固
定シール6の各当接面51および61をスプリング部材
8の複数のコイルスプリングにより付勢して押圧するも
のであるため、ドライブシャフト4およびベアリング2
に付着している潤滑油によってゴムや樹脂のシールを用
いる従来装置のように反応すること無く、安定したシー
ル性能を長期に亘り維持することができるという効果を
奏する。
用メカニカルシールは、金属製の回転シール5および固
定シール6の各当接面51および61をスプリング部材
8の複数のコイルスプリングにより付勢して押圧するも
のであるため、ドライブシャフト4およびベアリング2
に付着している潤滑油によってゴムや樹脂のシールを用
いる従来装置のように反応すること無く、安定したシー
ル性能を長期に亘り維持することができるという効果を
奏する。
【0022】また第1実施例の液圧ポンプ用メカニカル
シールは、回転シール5とドライブシャフト4との間に
はOリング52が介挿され、回転シール5と固定シール
6との間にはOリング53が介挿され、固定シール6と
係止部材7との間にはシール部材9を構成するOリング
が介挿され、係止部材7と取付フランジ3との間にはO
リング7Oがそれぞれ介挿され、潤滑油、イソシアネー
ト材および空気がシールされるので、シール性能を一層
高めて、潤滑油および空気との反応が防止されるととも
に、イソシアネート材と空気との反応を防止するので、
イソシアネート材が空気と反応して固化して石の様に硬
くなることにより、各部に傷が発生するのを防止すると
いう効果を奏する。
シールは、回転シール5とドライブシャフト4との間に
はOリング52が介挿され、回転シール5と固定シール
6との間にはOリング53が介挿され、固定シール6と
係止部材7との間にはシール部材9を構成するOリング
が介挿され、係止部材7と取付フランジ3との間にはO
リング7Oがそれぞれ介挿され、潤滑油、イソシアネー
ト材および空気がシールされるので、シール性能を一層
高めて、潤滑油および空気との反応が防止されるととも
に、イソシアネート材と空気との反応を防止するので、
イソシアネート材が空気と反応して固化して石の様に硬
くなることにより、各部に傷が発生するのを防止すると
いう効果を奏する。
【0023】(第2実施例)第2実施例の液圧ポンプ用
メカニカルシールは、図3に示すようにスプリング部材
8としてドライブシャフト4と同軸的に配設した1個の
コイルスプリングにより、固定シール6を回転シール5
に対して付勢するようにした点が主たる相違点であり、
それに伴い係止部材7およびその他の構造が一部変更さ
れたもので、第1実施例と同様の作用効果を奏するもの
である。
メカニカルシールは、図3に示すようにスプリング部材
8としてドライブシャフト4と同軸的に配設した1個の
コイルスプリングにより、固定シール6を回転シール5
に対して付勢するようにした点が主たる相違点であり、
それに伴い係止部材7およびその他の構造が一部変更さ
れたもので、第1実施例と同様の作用効果を奏するもの
である。
【0024】上述の実施例は、説明のために例示したも
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
ので、本発明としてはそれらに限定されるものでは無
く、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記
載から当業者が認識することができる本発明の技術的思
想に反しない限り、変更および付加が可能である。
【0025】上述の第1実施例において、回転シール5
と固定シール6との間にOリング53を介挿する例につ
いて述べたが、回転シール5と固定シール6との間には
当接面51および61が形成され、スプリング部材8の
付勢力により押圧されているので、Oリング53は必ず
しも必要ではない。
と固定シール6との間にOリング53を介挿する例につ
いて述べたが、回転シール5と固定シール6との間には
当接面51および61が形成され、スプリング部材8の
付勢力により押圧されているので、Oリング53は必ず
しも必要ではない。
【0026】上述の実施例においては、一例として斜軸
式の液圧ポンプについて述べたが、本発明は、同様のシ
ール構造を適用できるものであれば、斜板式、ラジアル
ピストン式、ベーン式、ギア式その他の液圧ポンプに適
用可能である。
式の液圧ポンプについて述べたが、本発明は、同様のシ
ール構造を適用できるものであれば、斜板式、ラジアル
ピストン式、ベーン式、ギア式その他の液圧ポンプに適
用可能である。
【図1】第1実施例の液圧ポンプを示す縦断面図であ
る。
る。
【図2】第1実施例のメカニカルシールを示す拡大縦断
面図である。
面図である。
【図3】第2実施例を示す縦断面図である。
【図4】従来装置を示す縦断面図である。
1 液圧ポンプ 2 ベアリング 3 取付フランジ 4 ドライブシャフト 5 回転シール 6 固定シール 7 係止部材 8 スプリング部材 9 シール部材 11 押え板 12 ピストン・ピストンロッド 13 シリンダブロック 14 ポンププレート 50 環状フランジ 51 当接面 52、53 Oリング 60、70 環状部材 61 当接面 62 円形凹部 6C、7C、72 凹部 7O Oリング 71 フランジ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 下和田 忠幸 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内 (72)発明者 佐藤 富士夫 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1 番地 豊田合成株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 液圧ポンプの一端に配設された取付フラ
ンジにベアリングを介して支持されたドライブシャフト
の外周壁に一体的に形成された金属の環状部材により構
成される回転シールと、 取付フランジに係止され、回転シールの軸方向外側の当
接面に当接する当接面を有する金属の環状部材により構
成される固定シールと、 付勢力により固定シールを押圧して固定シールの当接面
を回転シールの当接面に当接させシールするスプリング
部材とから成ることを特徴とする液圧ポンプ用メカニカ
ルシール。 - 【請求項2】 液圧ポンプの一端に配設された取付フラ
ンジにベアリングを介して支持されたドライブシャフト
の外周壁に一体的に形成された環状部材により構成され
る回転シールと、 回転シールの軸方向外側の当接面に当接する当接面を有
する金属の環状部材により構成される固定シールと、 取付フランジに係止され、固定シールと取付フランジと
の間に介挿された金属の環状部材により構成される係止
部材と、 固定シールと係止部材との間に介挿され、付勢力により
固定シールを押圧して固定シールの当接面を回転シール
の当接面に当接させてシールするスプリング部材と、 固定シールと係止部材との間に介挿され、シールするシ
ール部材とから成ることを特徴とする液圧ポンプ用メカ
ニカルシール。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151543A JPH06337072A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 液圧ポンプ用メカニカルシール |
US08/250,775 US5509668A (en) | 1993-05-28 | 1994-05-27 | Mechanical seal for pressurized fluid pumps |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5151543A JPH06337072A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 液圧ポンプ用メカニカルシール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06337072A true JPH06337072A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=15520816
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5151543A Pending JPH06337072A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 液圧ポンプ用メカニカルシール |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5509668A (ja) |
JP (1) | JPH06337072A (ja) |
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-
1993
- 1993-05-28 JP JP5151543A patent/JPH06337072A/ja active Pending
-
1994
- 1994-05-27 US US08/250,775 patent/US5509668A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5509668A (en) | 1996-04-23 |
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