JPH06336738A - バージの据付方法 - Google Patents
バージの据付方法Info
- Publication number
- JPH06336738A JPH06336738A JP12399893A JP12399893A JPH06336738A JP H06336738 A JPH06336738 A JP H06336738A JP 12399893 A JP12399893 A JP 12399893A JP 12399893 A JP12399893 A JP 12399893A JP H06336738 A JPH06336738 A JP H06336738A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- barge
- water
- ballast tank
- mud
- pressure water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 水底に堆積された泥土による凹凸を容易に
整地し、バージの据付工期を大巾に短縮でき建設費を低
減する方法を提供する。 【構 成】 バラストタンク６を有するバージ１の底面
に複数の噴射ノズル５を配置し、該噴射ノズル５から高
圧水を噴出させ、該高圧水により水底に堆積した泥土Ｍ
を浮遊混合して水底を整地し、前記バラストタンク５に
注水してバージ１を沈降させるようにしたバージの据付
方法。
整地し、バージの据付工期を大巾に短縮でき建設費を低
減する方法を提供する。 【構 成】 バラストタンク６を有するバージ１の底面
に複数の噴射ノズル５を配置し、該噴射ノズル５から高
圧水を噴出させ、該高圧水により水底に堆積した泥土Ｍ
を浮遊混合して水底を整地し、前記バラストタンク５に
注水してバージ１を沈降させるようにしたバージの据付
方法。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はバージの据付方法、より
詳しくは、水底に土砂等の泥土が堆積している水域にバ
ージを据付けるようにしたバージの据付方法に関するも
のである。
詳しくは、水底に土砂等の泥土が堆積している水域にバ
ージを据付けるようにしたバージの据付方法に関するも
のである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、比較的低開発地域の沿岸に発電
プラントや石炭ヤード等を建設する場合バージが使用さ
れる。即ち、比較的低開発地域の沿岸においては、建設
に必要な資材の輸送や建設に必要な動力や労働力を得る
ことが極めて困難である。そのため、工場においてバー
ジを建造し、このバージ上に発電プラント等の設備を配
置した後、このバージを建設現場へ輸送しこれを水底へ
着地させることが行われている。
プラントや石炭ヤード等を建設する場合バージが使用さ
れる。即ち、比較的低開発地域の沿岸においては、建設
に必要な資材の輸送や建設に必要な動力や労働力を得る
ことが極めて困難である。そのため、工場においてバー
ジを建造し、このバージ上に発電プラント等の設備を配
置した後、このバージを建設現場へ輸送しこれを水底へ
着地させることが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記したよう
なバージの据付方法においては、着底時の水平度保持と
均一荷重を計るため、あらかじめ水底を均一にしなけれ
ばならない。そのため水底面の均一化を計るため特殊な
地ならし用の機械が必要であり、工期の長期化と建設費
の増大を来すという問題がある。
なバージの据付方法においては、着底時の水平度保持と
均一荷重を計るため、あらかじめ水底を均一にしなけれ
ばならない。そのため水底面の均一化を計るため特殊な
地ならし用の機械が必要であり、工期の長期化と建設費
の増大を来すという問題がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来技術の
問題点を解決するためになされたものであって、バラス
トタンクを有するバージの底面に複数の噴射ノズルを配
置し、該噴射ノズルから高圧水を噴出させて該高圧水に
より水底に堆積した泥土を浮遊混合して水底を整地し、
バージのバラストタンクに注水してこのバージを沈降着
底させるようにしたバージの据付方法を提供せんとする
ものである。
問題点を解決するためになされたものであって、バラス
トタンクを有するバージの底面に複数の噴射ノズルを配
置し、該噴射ノズルから高圧水を噴出させて該高圧水に
より水底に堆積した泥土を浮遊混合して水底を整地し、
バージのバラストタンクに注水してこのバージを沈降着
底させるようにしたバージの据付方法を提供せんとする
ものである。
【０００５】
【作 用】かかるバージの据付方法においては、噴射ノ
ズルから噴出する高圧水により水底に堆積している泥土
が浮遊混合され水底が均一になるように整地される。そ
してバージのバラストタンクに注水されて据付けられ
る。このバージは必要に応じてバラストタンク内の水を
排水すると浮上し、そして他の場所へ移送され据付ける
ことができる。
ズルから噴出する高圧水により水底に堆積している泥土
が浮遊混合され水底が均一になるように整地される。そ
してバージのバラストタンクに注水されて据付けられ
る。このバージは必要に応じてバラストタンク内の水を
排水すると浮上し、そして他の場所へ移送され据付ける
ことができる。
【０００６】
【実 施 例】以下図に基づき本発明によるバージの据
付方法の一実施例を説明する。図１はバージ１の概略側
面図、図２はその底面図である。バージ１の上にはボイ
ラ２、発電機３及び煙突４が配置され、発電プラントバ
ージＰとして構成され、このバージ１の底面１ａには複
数の噴射ノズル５が配置されるとともに、バラストタン
ク６が設けられている。
付方法の一実施例を説明する。図１はバージ１の概略側
面図、図２はその底面図である。バージ１の上にはボイ
ラ２、発電機３及び煙突４が配置され、発電プラントバ
ージＰとして構成され、このバージ１の底面１ａには複
数の噴射ノズル５が配置されるとともに、バラストタン
ク６が設けられている。
【０００７】そしてこの噴射ノズル５にはポンプ７を有
する高圧水供給管８が連接されるとともに、このポンプ
７には吸入口１０に連結された吸入管９が接続されてい
る。そして好ましくは、吸入口１０はバージ１から離れ
た箇所に配置するよう考慮される。このような発電プラ
ントバージＰは、生産設備の整った工場で製造され据付
現場まで曳航される。
する高圧水供給管８が連接されるとともに、このポンプ
７には吸入口１０に連結された吸入管９が接続されてい
る。そして好ましくは、吸入口１０はバージ１から離れ
た箇所に配置するよう考慮される。このような発電プラ
ントバージＰは、生産設備の整った工場で製造され据付
現場まで曳航される。
【０００８】そして現地においてポンプ７を作動させて
噴射ノズル５から高圧水を噴出させると、この高圧水は
水底に堆積している泥土Ｂを浮遊混合させる。このとき
水底１１に多く堆積した泥土Ｍが多く浮遊混合されるた
め均一化が計れるのである。この場合、バージ１の底部
１ａと水底１１との間隔Ｌが大きいときは、図３に示す
ように、あらかじめバラストタンク６に注水してバージ
１を沈降させ、間隔Ｌａの如く小さくした後、ポンプ７
を作動させて高圧水を噴射ノズル５から噴出させて堆積
された泥土を浮遊混合して整地する。
噴射ノズル５から高圧水を噴出させると、この高圧水は
水底に堆積している泥土Ｂを浮遊混合させる。このとき
水底１１に多く堆積した泥土Ｍが多く浮遊混合されるた
め均一化が計れるのである。この場合、バージ１の底部
１ａと水底１１との間隔Ｌが大きいときは、図３に示す
ように、あらかじめバラストタンク６に注水してバージ
１を沈降させ、間隔Ｌａの如く小さくした後、ポンプ７
を作動させて高圧水を噴射ノズル５から噴出させて堆積
された泥土を浮遊混合して整地する。
【０００９】然る後、バラストタンク６に注水してバー
ジ１を沈降させ着底させることにより据付けるのであ
る。勿論かかる発電バージＰを他の地域に移動させると
きはバラストタンクの水を排水して浮上させることによ
り、この移動を容易に行うことができる。
ジ１を沈降させ着底させることにより据付けるのであ
る。勿論かかる発電バージＰを他の地域に移動させると
きはバラストタンクの水を排水して浮上させることによ
り、この移動を容易に行うことができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明に係るバージの据付方法は、バラ
ストタンクを有するバージの底面に複数の噴射ノズルを
配置し、該噴射ノズルから高圧水を噴出させ、該高圧水
により水底に堆積した泥土を浮遊混合して水底を整地
し、前記バラストタンクに注水してバージを沈降させる
ように構成している。
ストタンクを有するバージの底面に複数の噴射ノズルを
配置し、該噴射ノズルから高圧水を噴出させ、該高圧水
により水底に堆積した泥土を浮遊混合して水底を整地
し、前記バラストタンクに注水してバージを沈降させる
ように構成している。
【００１１】従って、バージを据付ける水域の水底に堆
積された泥土による凹凸があったとしても容易にこれを
整地することができ、その結果、バージの据付工期を大
巾に短縮でき建設費を低減することができるという効果
がある。
積された泥土による凹凸があったとしても容易にこれを
整地することができ、その結果、バージの据付工期を大
巾に短縮でき建設費を低減することができるという効果
がある。
【図１】本発明によるバージの概略側面図である。
【図２】本発明によるバージの底面図である。
【図３】他の方法によりバージを据付ける場合の説明図
である。
である。
１ バージ ２ ボイラ ３ 発電機 ４ 煙突 ５ 噴射ノズル ６ バラストタンク ７ ポンプ ８ 高圧水供給管 ９ 吸入口 １０ 吸入管 Ｐ 発電プラントバージ Ｍ 泥土
Claims (1)
- 【請求項１】 バラストタンクを有するバージの底面に
複数の噴射ノズルを配置し、該噴射ノズルから高圧水を
噴出させ、該高圧水により水底に堆積した泥土を浮遊混
合して水底を整地し、前記バラストタンクに注水してバ
ージを沈降させるようにしたことを特徴とするバージの
据付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399893A JPH06336738A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | バージの据付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12399893A JPH06336738A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | バージの据付方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06336738A true JPH06336738A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14874512
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12399893A Withdrawn JPH06336738A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | バージの据付方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06336738A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010032259B4 (de) * | 2010-07-26 | 2013-03-07 | Werner Möbius Engineering GmbH | Verfahren zum Einbau eines Schwerkraftfundaments für eine Offshore-Anlage |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP12399893A patent/JPH06336738A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102010032259B4 (de) * | 2010-07-26 | 2013-03-07 | Werner Möbius Engineering GmbH | Verfahren zum Einbau eines Schwerkraftfundaments für eine Offshore-Anlage |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000801 |